JP2007331665A - 船外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】モールディングの底面を跳ねた水がエンジン収容室内に吸い込まれるのを防止できる船外機を提供する。
【解決手段】カウリング(トップカウル)13の船幅方向側部に位置する側壁部13bに、外部の空気を空気導入室A内に導入する空気導入口13cが形成され、エアダクト15bの突出側の開口部(吸い込み口)15iには、フランジ部15jが少なくとも上記空気導入口13c側に拡がるように形成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エンジンが収容されたカウリングと、該カウリング内を空気導入室とエンジン収容室とに画成するモールディングと、空気導入室内に導入された空気をエンジン収容室に案内するエアダクトとを備えた船外機に関する。
船体の船尾に搭載される船外機では、その構造からしてエンジンを収容するカウリング内に空気とともに水が進入し易いという問題がある。このため、船外機ではカウリング内に導入された空気から水を分離させ、この水の分離された空気をエンジンに供給する水分離構造が採用されている。
例えば、特許文献1では、カウリング内をエンジンの上方の空気導入室とエンジン収容室とに画成し、上記カウリングの後壁に空気導入口を形成し、上記空気導入室内に導入された空気をエンジン収容室に導く左,右一対のエアダクトを該空気導入室内に突出するように形成した構造が採用されている。この構造では、上記空気導入口から導入された空気にエアダクトの外周部を旋回する旋回流を生じさせることで、空気から水を分離させるようにしている。
特開平11−34984号公報
ところで、上記従来の船外機では、空気導入口から流入した水が空気導入室に溜まり、該溜まった水がモールディングの底面で跳ねてエアダクトからエンジン収容室内に吸い込まれるおそれがある。
また上記従来の船外機のように、カウリングの後壁に空気導入口を形成した場合には、前進時に水が進入するのを防止できるものの、後進時や急減速時に立ち上がった波が船外機に被り、場合によっては大量の水がカウリング内に流入するという問題がある。
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、モールディングの底面で跳ねた水がエンジン収容室内に吸い込まれるのを防止でき、かつ前進時に水が進入するのを抑制しつつ、後進時や減速時に立ち上がった波がカウリング内に進入するのを抑制できる船外機を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、エンジンと、該エンジンを収容するカウリングと、該カウリング内に配置され、該カウリング内を空気導入室とエンジン収容室とに画成するモールディングと、該モールディングに上記空気導入室側に突出するように設けられ、該空気導入室内に導入された空気を上記エンジン収容室に案内するエアダクトとを備えた船外機において、上記カウリングの船幅方向側部に位置する側壁部に、外部の空気を上記空気導入室内に導入する空気導入口が形成され、上記エアダクトの突出側の開口部には、フランジ部が少なくとも上記空気導入口側に拡がるように形成されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、上記エアダクトは、上記空気導入口から離間する方向に偏位させて配置されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、上記空気導入口は、上記カウリングの両側壁部に形成され、上記エアダクトは、船幅方向中央部に配置されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1又は3において、上記フランジ部は、上記空気導入口の上縁より高所に位置していることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項4において、上記空気導入口の上縁は、外縁から略水平に延びる横面と、該横面の内縁から略鉛直に立ち上がる縦面とを有していることを特徴としている。
請求項1の発明に係る船外機によれば、モールディングに空気導入室側に突出するようエアダクトを設け、該エアダクトの突出側開口部に、フランジ部を空気導入口側に拡がるように形成したので、空気導入口から流入した水が空気導入室に溜まってモールディングの底面で跳ねても、該跳ね水は上記フランジ部に当たって返されることとなり、水がエンジン収容室内に吸い込まれるのを抑制できる。
本発明では、カウリングの船幅方向側壁部に空気導入口を形成するとともにフランジ部を形成したので、前進時に水が進入するのを空気導入口が側壁部に形成されている点及びフランジ部が形成されていることから抑制できるとともに、後進時や急減速時に波が被っても、空気導入口が側壁部に形成されていることからカウリング内に直接流入するのを抑制できる。
請求項2の発明では、エアダクトをカウリングの空気導入口から離れる方向に偏位させたので、空気導入口から流入した水が直接エアダクトに達するのを抑制できる。
請求項3の発明では、カウリングの両側壁部に空気導入室を形成し、エアダクトを船幅方向中央部に配置したので、該エアダクトを両空気導入口から離れる方向に偏位した位置に配置でき、空気導入口からの空気導入量を確保しつつ、該空気導入口から流入した水が直接エアダクトに達するのを抑制できる。
請求項4の発明では、エアダクトの開口部に形成したフランジ部を、空気導入口の上縁より高所に位置させたので、モールディングの底面で跳ねた水がエアダクト内に吸い込まれるのをより確実に抑制できる。
請求項5の発明では、空気導入口の上縁を、外縁から略水平に延びる横面と、該横面の内縁から略鉛直に立ち上がる縦面とから構成したので、カウリングの外面から空気導入口の横面を伝って進入した水滴は、縦面部分で落下して外部に排出され易い。これにより水滴が、カウリングの内面を伝って進入することにより、エアダクトに吸い込まれるのを抑制できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図8は、本発明の一実施形態による船外機を説明するための図であり、図1は船外機の側面図、図2は船外機の正面図、図3はエンジンが収容されたカウリングの断面側面図、図4はカウリングの斜視図、図5はカウリングの断面図(図4のV-V 線断面図)、図6はカウリングの断面図(図4のVI-VI 線断面図) 、図7はモールディングの平面図、図8はモールディングの断面図(図6のVIII-VIII 線断面図) である。なお、本実施形態でいう前後,左右とは、船体の船首側から見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1は船体2の船尾2aに搭載された船外機を示している。この船外機1は、上記船尾2aに固定されたクランプブラケット3によりスイベルアーム4を介して上下に揺動可能に支持され、かつピボット軸5を介して左右に操舵可能に支持されている。
上記船外機1は、プロペラ6aを有する推進装置6を収容するロワケース7の上面にアッパケース8を結合し、該アッパケース8の上面にエンジン10を搭載するとともに、該エンジン10の外周部を囲むようにカウリング11を装着した概略構造を有している。
上記エンジン10は、航走時にクランク軸10aが略垂直をなすよう縦置きに配置されており、該クランク軸10aにより上記推進装置6のプロペラ6aを回転駆動することにより推進力を発生する。
上記エンジン10の前側上端部には、スロットルボディ10bが配置され、吸気ポート(不図示)に連通接続されている。該スロットルボディ10bの空気吸入口10dにはサイレンサ10cが装着されている。
上記カウリング11は、上記エンジン10の底部を覆うボトムカウル12と、該ボトムカウル12に着脱可能に取り付けられ、上記エンジン10の上部を覆うトップカウル13とを備えている。このトップカウル13を取り外すことによりエンジン10が外方に露出するようになっており、これによりエンジン10のメンテナンスが行なえる。
上記カウリング11内には、該カウリング11内を空気導入室Aとエンジン収容室Bとに画成するモールディング15が配置されている。
上記モールディング15は、トップカウル13内のエンジン10の上壁部13aの内側に配置され、該モールディング15の上面とトップカウル13の上壁部13aとで囲まれた空間が空気導入室Aとなっており、該モールディング15の下側がエンジン収容室Bとなっている。
上記トップカウル13の船幅方向側部に位置する左,右側壁部13b,13bには、空気導入口13c,13cが側方から見たとき翼断面形状をなすように形成されている。
この左,右の空気導入口13cは、トップカウル13の上端部に位置し、上記空気導入室Aに連通している。詳細には、側方から見ると、上記左,右の空気導入口13cの、下縁13dはエンジン10の上縁より上側に位置し、かつ前縁13d′はクランク軸10aより前側に位置し、さらに後縁13d′′は後述するエアダクト15bの吸い込み口15iの後縁と略同じ位置に位置している。
ここで上記空気導入口13cは、平面から見ると、図7に示すように、外方に凸状をなすよう湾曲しており、該左,右の空気導入口13cの上記凸状の頂点t同士の間隔をa、後縁13d′′同士の間隔をb、前縁13d′同士の間隔をc、上記頂点tから後縁13d′′までの寸法をd、頂点tから前縁13d′までの寸法をeとすると、間隔a>間隔b,間隔b>間隔cとなっており、また寸法e>寸法dとなっている。
上記間隔,及び寸法が上記関係に設定されているので、まず、空気導入口13cの上記頂点tより前側部分については、後側部分に比べて船幅方向寸法W1及び前側方向寸法eが大きく、その結果走行時に前方から空気を取り入れ易い。一方、上記空気導入口13cの頂点tより後側部分については、船幅方向寸法W2及び前後方向寸法dが小さいので、停止時に後方から追い波がかかっても水がカウリング内に進入しにくく、また進入しても前側部分から排出され易い。
上記左,右の空気導入口13cの下縁13dは内側に折り曲げ形成されている。また左,右の空気導入口13cの上縁13eは、船幅方向及び上下方向に厚肉に形成されており、該上縁13eと下縁13dとで内側に突出する筒体が形成されている。
上記左,右の空気導入口13cの上縁13eは、該導入口13cの外縁から内側に略水平に延びる横面13fと、該横面13fの内縁から略鉛直上方に延びる縦面13gとを有している。
上記モールディング15は、上記トップカウル13の上壁部13aの内側に取り付けられ、上記左,右の空気導入口13c側にいくほど低くなるよう傾斜する隔壁部15aと、該隔壁部15aに形成され、上記空気導入室A内に導入された空気をエンジン収容室Bに案内するエアダクト15bとを備えている。上記隔壁部15aは上記空気導入口13cの下縁13dと連続面をなしている。
上記隔壁部15aの周縁部には、図5に示すように、上記空気導入口13cの下縁13dとの隙間cの下方に位置するようシール溝15c,15cが折り曲げ形成されている。この左,右のシール溝15cには、シール剤が充填され、さらに上記下縁13dに形成されたシール辺13iが挿入されている。これにより空気導入室A内に進入した水がモールディング15の隔壁部15aを伝って空気導入口13cからトップカウル13の外方に排出される際に、上記隙間cからエンジン収容室B内に入り込むのを防止している。
上記エアダクト15bは、隔壁部15aから空気導入室A内に突出する上側ダクト部15eと、該上側ダクト部15eの後部に続いて隔壁部15aからエンジン収容室B内に延びる下側ダクト部15fとを有している。
上記下側ダクト部15fは、エンジン10の後側にてトップカウルの13の後壁部13hに沿って下方に延びており、該下側ダクト部15fの下端に開口する吐き出し口15gは、上記エンジン10の上下方向中途部に位置している。このようにして上記吐き出し口15gは、上記スロットルボディ10bの空気吸入口10dより低所に位置している。
上記下側ダクト部15fは、図8に横断面視を示すように、大略三角形状をなしており、該三角形の頂角部を左,右の排気管20,20の間に位置させることにより、該排気管20との干渉が回避されている。
上記カウリング11内の、上記下側ダクト部15fの吐き出し口15gの下方には桶状の水溜め部18が配置されている。この水溜め部18は、上記ボトムカウル12の底部を通って外部に解放可能となっている。これによりエアダクト15b内に進入した水は、吐き出し口15gから下方に落下して水溜め部18に回収され、排水通路18aを通ってボトムカウル12から外部に排出される。
上記上側ダクト部15eは、左,右の空気導入口13cから離間する方向に偏位させて配置されている。即ち、上側ダクト部15eは、トップカウル13の船幅方向中央部に配置され、該上側ダクト部15eの中心線は船外機1の中心線Cと一致している。
上記上側ダクト部15eの吸い込み口15i(突出側開口部)は、トップカウル13の上壁部13aに所定隙間をあけて対向している。
上記吸い込み口15iには、フランジ部15jが少なくとも左,右の空気導入口13c側に拡がるように屈曲形成されている。詳細には、上記フランジ部15jは、吸い込み口15iの全周に渡って形成されており、該吸い込み口15iの空気吸い込み方向(中心線C方向)に対して直角方向外側に突出している。
上記フランジ部15jは、側方からみて、左,右の空気導入口13cの上縁13eの横面13fよりtだけ高所に位置している。
上記トップカウル13の左,右の空気導入口13cから空気導入室A内に導入された空気は、該空気導入室A内にて上側ダクト部15e及びフランジ部15jの外周部を回る旋回流となり、これにより空気から水が分離され、分離された水はモールディング15の隔壁15aを伝って空気導入口13cからトップカウル13の外壁面に排出される。
一方、水が分離された空気は、上側ダクト部15e内に吸い込まれ、下側ダクト15fを通ってエンジン収容室B内に流入し、該エンジン収容室B内を上昇してエンジン10に吸引される。
本実施形態によれば、トップカウル13内を空気導入室Aとエンジン収容室Bとに画成するモールディング15に空気導入室A側に突出するよう上側ダクト部15eを形成し、該上側ダクト部15eの吸い込み口15iに、フランジ部15jを空気導入口13c側に拡がるように形成したので、空気導入口13cから流入した水aがモールディング15の隔壁部15aで跳ねても、ほとんどの跳ね水は上記フランジ部15jに当たって返されることとなり、水がエアダクト15bからエンジン収容室B内に吸い込まれるのを抑制できる。
本実施形態では、トップカウル13の船幅方向外側に位置する左,右側壁部13bに前後方向に延びる空気導入口13cを形成したので、前進時に水が空気導入室A内に進入するのを抑制できるとともに、後進時や急減速時に波が被っても空気導入室A内に直接流入するのを抑制できる。
本実施形態では、上記トップカウル13の左,右側壁部13bに空気導入口13cを形成し、エアダクト15bを船幅方向中央部に配置したので、エアダクト15bを左,右の空気導入口13cから離れる方向に偏位した位置に配置でき、左,右の空気導入口13cからの空気量を確保しつつ、左,右の空気導入口13cから流入した水が直接エアダクト15bに達するのを抑制できる。
本実施形態では、エアダクト15bのフランジ部15jを、左,右の空気導入口13cの上縁13eよりtだけ高所に位置させたので、モールディング15の隔壁部15aを跳ねた水がエアダクト15b内に吸い込まれるのをより確実に抑制できる。
本実施形態では、左,右の空気導入口13cの上縁13eを、外縁から内側に略水平に延びる横面13fと、該横面13fの内縁から略鉛直上方に延びる縦面13gとから構成したので、トップカウル13の上壁部13aの外面から空気導入口13cの横面13fを伝って進入した水滴のほとんどは、縦面13gのコーナ部で落下してトップカウル13の外部に排出されることとなる。これにより水滴が、トップカウル13の内面を伝って進入することにより、エアダクト15bに吸い込まれるのを抑制できる。
本発明の一実施形態による船体の船尾に搭載された船外機の側面図である。 上記船外機の正面図である。 上記船外機のエンジンが収容されたカウリングの断面側面図である。 上記カウリングの斜視図である。 上記カウリングの断面図(図4のV-V 線断面図)である。 上記カウリングの断面図(図4のVI-VI 線断面図) である。 上記カウリングに配置されたモールディングの平面図である。 上記モールディングの下側ダクト部の断面図(図6のVIII-VIII 線断面図) である。
符号の説明
1 船外機
10 エンジン
11 カウリング
13 トップカウル
13b 側壁部
13c 空気導入口
13e 上縁
13f 横面
13g 縦面
15 モールディング
15b エアダクト
15e 上側ダクト部
15i 吸い込み口(突出側開口部)
15j フランジ部
A 空気導入室
B エンジン収容室

Claims (5)

  1. エンジンと、該エンジンを収容するカウリングと、該カウリング内に配置され、該カウリング内を空気導入室とエンジン収容室とに画成するモールディングと、該モールディングに上記空気導入室側に突出するように設けられ、該空気導入室内に導入された空気を上記エンジン収容室に案内するエアダクトとを備えた船外機において、
    上記カウリングの船幅方向側部に位置する側壁部に、外部の空気を上記空気導入室内に導入する空気導入口が形成され、上記エアダクトの突出側の開口部には、フランジ部が少なくとも上記空気導入口側に拡がるように形成されていることを特徴とする船外機。
  2. 請求項1において、上記エアダクトは、上記空気導入口から離間する方向に偏位させて配置されていることを特徴とする船外機。
  3. 請求項1又は2において、上記空気導入口は、上記カウリングの両側壁部に形成され、上記エアダクトは、船幅方向中央部に配置されていることを特徴とする船外機。
  4. 請求項1又は3において、上記フランジ部は、上記空気導入口の上縁より高所に位置していることを特徴とする船外機。
  5. 請求項4において、上記空気導入口の上縁は、外縁から略水平に延びる横面と、該横面の内縁から略鉛直に立ち上がる縦面とを有していることを特徴とする船外機。
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