JP2009183135A - 電源の制御方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、駐車場10、20、30に設置された充電装置40、店内のレジ等に設置されたPOS端末70及び店内の従業員ルーム等に設置された情報入力装置71と接続されている。この中央処理装置6は、充電装置40からユーザの個人情報及び車両の駐車位置情報を受信し、POS端末70からユーザの当日の商品購入情報(個人情報)等を受信し、情報入力装置71から店舗情報及び天候情報を取得する。そして、中央処理装置6は、収集された各情報に対して重み付けを行うことにより算出した充電ポイントをユーザに付与する。ユーザは、この充電ポイントに応じて充電式自動車60を充電できる。
【選択図】図6
Description
(1)ユーザの個人情報(ユーザの店舗利用情報を含む)に対する重み付けの項目
(a)ユーザの記念日
例えば、その日来店したユーザが誕生日、結婚記念日等に該当する場合には、個人情報に通常の来店日より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、自己の記念日に店舗を利用することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに対してより厚いサービスを提供することができ、ユーザ側の店舗に対する好感度を上昇させることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
例えば、そのユーザが高額商品を購入する割合の高い客である場合には、個人情報に通常の客より多いポイントが付加される。
これによれば、そのユーザは、高額商品を定期的に購入することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、より多くの店舗利用者に高額商品を購入してもらえるようになり、売上を向上させることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
例えば、クレジットカードを使用するユーザが支払日を必ず守っている場合には、個人情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、カードの支払期限を継続して守ることによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、カード利用者に支払期限をよりしっかりと意識させることにより、カード利用者の支払日遅延を抑制することができる。こうして、ユーザ側のさらなる商品購入を期待できるため、店舗の売上をより向上させることができる。よって、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(a)店舗入口からの距離
例えば、ユーザの車両が店舗の入口から離れた位置にある駐車場に駐車されている場合には、位置情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、混雑などにより店舗入口から遠く離れた駐車場を利用しなければならない場合であっても、店舗入口付近の駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、店舗入口からの距離にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
例えば、ユーザの車両が屋根の無い駐車場に駐車されている場合には、位置情報に通常より多いポイントが付与される。このとき、雨や雪等の天候に応じて、付与するポイントを細分化することがより好ましい。
これによれば、ユーザ側は、雨天時等に屋根の無い駐車場を利用しなければならない場合であっても、屋根付きの駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、天候にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。さらに、悪天候による店舗来客数の低下を効果的に抑制することができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
例えば、ユーザの車両が駐車しにくい最奥端の位置に駐車されている場合には、位置情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、駐車しにくい最奥端の駐車場を利用しなければならない場合であっても、他の位置にある比較的駐車しやすい駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、駐車しやすさにかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(3)店舗情報に対する重み付けの項目
(a)店舗の特売日
例えば、ユーザが特売日に来店した場合には、店舗情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、特売日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、特売日を例えば給料日やボーナス支給日の直後に設定するなどして、効率的に売上や集客効果を向上させることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
例えば、ユーザが創業祭やクリスマス等のイベント日に来店した場合には、店舗情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、イベント日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに定期的に来店してもらうことができるうえ、イベントの影響によりさらなる売上効果や集客効果の向上を期待することができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(あ)充電装置の充電用プラグに情報収集手段を設け、充電用プラグを充電式車両の充電用プラグ接続部に接続させる際に、情報の収集を行う態様。
この態様によれば、店舗側は、別途情報を入力するための装置を設置する必要がないため、本方法を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、情報を入力する作業をまったく行わなくとも、情報を収集してもらえるようになる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くした情報の取得方法を実現することができる。
この態様によれば、店舗側は、別途情報を取得するための装置を設置する必要がないため、本方法を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、充電装置の操作とともに情報の入力を行えるため便利である。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くした情報の取得方法を実現することができる。
(一)ユーザの携帯電話に報知する態様。
この態様によれば、各ユーザは、携帯電話により直接的に充電の停止を知ることができる。一方、店舗側は、ユーザに携帯電話による登録をしてもらうことにより、他の情報を各ユーザに併せて報知することもできる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様の実現が可能となる。
この態様によれば、ユーザ側は、店舗内での買い物の途中で掲示板を確認することにより、随時充電の停止を確認できる。一方、店舗側は、掲示板に他の情報を併せて報知することにより、他の情報の報知効果を効果的に高めることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様の実現が可能となる。
この態様によれば、ユーザ側は、登録や自己確認等をすることなく容易に充電の停止を知ることができる。一方、店舗側は、ユーザに充電の停止を簡便な方法で報知することができる。さらに、他の情報を併せて放送することにより、報知効果を効果的に高めることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様の実現が可能となる。
中央処理装置6は、図6に示されるように、各種情報の管理及び送受信、充電装置40の制御、ユーザへの報知等を行うものである。中央処理装置6は、駐車場10、20、30に設置された充電装置40、店内のレジ等に設置されたPOS端末70及び店内の従業員ルーム等に設置された情報入力装置71と接続されている。そして、中央処理装置6は、充電装置40からユーザの個人情報及び車両の駐車位置情報を受信し、POS端末70からユーザの当日の商品購入情報(個人情報)等を受信し、情報入力装置71から店舗情報及び天候情報を取得する。これらの情報に基づき、中央処理装置6は、ユーザの充電ポイントを算出し、充電装置40へ制御信号を送信する。さらに、中央処理装置6は、登録ユーザの携帯電話72へ充電情報を送信するようになっている。
この充電ポイントは、後述する当日ポイントと累積残ポイントとを合計したものである。なお、累積残ポイントは、ユーザが前回来店した際に残した充電ポイントである。
個人情報には、図9に示されるように、(a)ユーザの記念日、(b)ユーザの優良度、(c)ユーザの信頼性、の三つの項目が含まれている。これらの項目は、売上や集客効果に大きく影響するものであるため、店舗2にとって特に有用度の高いものである。そして、中央処理装置6は、以下のように各項目に対してポイントの付与を行う。
中央処理装置6は、来店日がユーザの誕生日や結婚記念日等に該当する場合に、個人情報に通常の日より多いポイントを付与する。具体的に、図9に示される例では、「記念日」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、来店日がユーザの誕生日や結婚記念日等に該当しない場合に、個人情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図9に示される例では、「記念日」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、自己の記念日に店舗2を利用することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに対してより厚いサービスを提供することができ、ユーザ側の店舗2に対する好感度を上昇させることができる。
中央処理装置6は、ユーザが高額商品を購入する割合の高い客である場合に、個人情報に通常の客より多いポイントを付加する。具体的に、図9に示される例では、「優良客」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザが高額商品を購入する割合の高い客でない場合に、個人情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図9に示される例では、「優良度」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、そのユーザは、高額商品を定期的に購入することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、より多くの店舗利用者に高額商品を購入してもらえるようになり、売上を向上させることができる。
中央処理装置6は、クレジットカードを使用するユーザが支払日を必ず守っている場合に、個人情報に通常の客より多いポイントを付加する。具体的に、図9に示される例では、「信頼性」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、クレジットカードを使用するユーザが支払日を守っていない場合に、個人情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図9に示される例では、「信頼性」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、カードの支払期限を継続して守ることによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、カード利用者に支払期限をよりしっかりと意識させることにより、カード利用者の支払日遅延を抑制することができる。
図10に示されるように、ステップS101において、中央処理装置6は、天気情報を取得する。この天気情報は、店舗側によって開店前や天候変化時に情報入力装置71から中央処理装置6に入力されるものである。
駐車位置情報には、図11に示されるように、(a)店舗入口からの距離、(b)屋根の有無、(c)駐車難度、の三つの項目が含まれている。これらの項目は、売上や集客効果に大きく影響するものであるため、店舗2にとって有用度の高いものである。そして、中央処理装置6は、以下のように各項目に対してポイントの付与を行う。
中央処理装置6は、ユーザの車両が店舗2の入口3、4、5から離れた位置にある駐車場に駐車されている場合(例えば図1において30aに駐車されている場合)に、位置情報に店舗2の入口3、4、5から近い位置にある駐車場に駐車されている場合に比べ、多いポイントを付与する。具体的に、図11に示される例では、「店舗入口から遠い」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザの車両が店舗2の入口3、4、5から近い位置にある駐車場に駐車されている場合(例えば図1において13aに駐車されている場合)に、駐車位置情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図11に示される例では、「店舗入口から遠い」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、混雑などにより店舗2の入口3、4、5から遠く離れた駐車場を利用しなければならない場合であっても、店舗2の入口3、4、5付近の駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、店舗2の入口3、4、5からの距離にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。
中央処理装置6は、ユーザの車両が屋根21の無い駐車場に駐車されている場合(例えば図1において13aに駐車されている場合)に、位置情報に屋根21のある駐車場に駐車されている場合より多いポイントを付加する。このとき、さらに中央処理装置6は、天候が悪い場合に、天候が良い場合より多くのポイントを付加する。具体的に、図11に示される例では、天候が良い場合には「屋根無し」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。天候が悪い場合には「屋根無し」の欄に◎が付けられ、「付加数」の欄に2ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザの車両が屋根21のある駐車場に駐車されている場合(例えば図1において20aに駐車されている場合)に、駐車位置情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図11に示される例では、いずれの天候であっても「屋根無し」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、雨天時等に屋根21の無い駐車場を利用しなければならない場合であっても、屋根21付きの駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、天候にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。さらに、悪天候による店舗来客数の低下を効果的に抑制することができる。
中央処理装置6は、ユーザの車両が駐車しにくい最奥端の位置に駐車されている場合(例えば図1において11aに駐車されている場合)に、駐車位置情報に他の位置に駐車されている場合より多いポイントを付加する。具体的に、図11に示される例では、「駐車しにくい」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザの車両が駐車しにくい最奥端の位置以外に駐車されている場合(例えば図1において12a、13aに駐車されている場合)に、位置情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図11に示される例では、「駐車しにくい」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、駐車しにくい最奥端の駐車場を利用しなければならない場合であっても、他の位置にある比較的駐車しやすい駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、駐車難度にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。
店舗情報には、図13に示されるように、(a)店舗の特売日、(b)店舗のイベント日、の二つの項目が含まれている。これらの項目は、売上や集客効果に大きく影響するものであるため、店舗2にとって有用度の高いものである。そして、中央処理装置6は、以下のように各項目に対してポイントの付与を行う。
中央処理装置6は、ユーザが店舗の特売日に来店した場合に、店舗情報に通常の日に来店した場合より多いポイントを付与する。具体的に、図13に示される例では、「特売日」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザが特売日以外の日に来店した場合に、店舗情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図13に示される例では、「特売日」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、特売日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、特売日を例えば給料日やボーナス支給日の直後に設定するなどして、効率的に売上や集客効果を向上させることができる。
中央処理装置6は、ユーザが創業祭やクリスマス等の店舗2のイベント日に来店した場合に、イベント日以外に来店した場合より多いポイントを付加する。具体的に、図13に示される例では、「イベント日」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザが創業祭やクリスマス等の店舗2のイベント日以外に来店した場合に、店舗情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図13に示される例では、「イベント日」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、イベント日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに定期的に来店してもらうことができるうえ、イベントの影響によりさらなる売上効果や集客効果の向上を期待することができる。
図14に示されるように、ステップS141において、中央処理装置6は、上記したように当日ポイントを取得する。そして、ステップS142において、中央処理装置は、当日ポイントに累積残ポイント(前回充電ポイントの残りポイント)を加算する。そして、中央処理装置6は、処理をステップS143に移行する。
ステップS154において、中央処理装置6は、充電装置40に備わる充電用プラグ50のバーコードリーダ52に、ユーザのバーコード62を読み込ませる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS155に移行する。ステップS155において、中央処理装置6は、充電装置40からユーザの個人情報と車両の駐車位置情報とを受信する。これによれば、店舗側は、別途情報を入力するための装置を設置する必要がないため、本システム1を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、情報の入力作業を省略することができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS156に移行する。
ステップS158において、中央処理装置6は、充電装置40に充電開始準備ランプ46を点灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS159に移行する。ステップS159において、中央処理装置6は、ユーザが当日ポイントを獲得したか否かを判断する。この判断結果がYESである場合(当日ポイントを獲得した場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS160に移行する。一方、この判断結果がNOである場合(当日ポイントを獲得してない場合)に、中央処理装置6は、当日ポイントを獲得するまでその後の処理を停止する。ステップS160において、中央処理装置6は、充電装置40に充電開始準備ランプ46を消灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS161に移行する。
ステップS164において、中央処理装置6は、充電が完了したか否かを判断する。この判断結果がNOである場合(充電が完了していない場合)に、中央処理装置6は、処理を再びステップS163に移行する。一方、この判断結果がYESである場合(充電が完了した場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS165に移行する。ステップS165において、中央処理装置6は、充電装置40に充電中ランプ47を消灯させる。そして、中央処理装置6は処理をステップS166に移行する。ステップS166において、中央処理装置6は、充電装置40に充電完了ランプ48を点灯させる。そして、中央処理装置6は処理をステップS167に移行する。ステップS167において、中央処理装置6は、ユーザに充電が完了したことを報知する。すなわち、中央処理装置6は、ユーザの携帯電話72に充電完了情報を送信する。これによれば、各ユーザは、携帯電話72により直接的に充電の停止を知ることができる。一方、店舗側は、ユーザに携帯電話72による登録をしてもらうことにより、他の情報を各ユーザに併せて報知することもできる。また、バッテリの充電完了までユーザを店舗2に足止めさせることができる。これらにより、さらなる売上の向上を期待することができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS173に移行する。
ステップS168において、中央処理装置6は、充電装置40のディスプレイ42に、例えば「認証番号を入力してください」と表示させる。これにより、中央処理装置6は、ユーザの認証番号を取得することができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS169に移行する。ステップS169において、中央処理装置6は、入力された認証番号が正しいか否かを判断する。この判断結果がNOである場合(認証番号が正しくない場合)に、中央処理装置6は、処理を再びステップS163に移行する。一方、この判断結果がYESである場合(認証番号が正しい場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS170に移行する。こうしてユーザの認証番号の確認を行うことにより、イタズラなどによる充電の停止を防止することができる。
ステップS170において、中央処理装置6は、充電装置40に充電中ランプ47を消灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS171に移行する。ステップS171において、中央処理装置6は、充電装置40に充電停止ランプ49を点灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS172に移行する。ステップS172では、中央処理装置6が、充電装置40にバッテリの充電を停止させる。これによれば、ユーザ側は、急用等により充電を停止させる必要がある場合に、充電停止ボタン45を押して認証番号を入力することによりバッテリの充電を停止させることができる。一方、店舗側は、ユーザの充電装置40に対する利便性をより高めることができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS173に移行する。
[変更例1]
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、バッテリを充電する充電装置40を介してユーザ情報の収集を行うが、バッテリを充電する充電装置40とは別に設けられた操作端末を介してユーザ情報の収集を行うようにしてもよい。
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が店舗2の駐車場に設置された充電装置40により充電式自動車60のバッテリを充電するが、店舗2の駐車場とは別に設置された充電装置40によりポイントを利用して充電式自動車60のバッテリを充電するようにしてもよい。
ここで、変更例2の態様として、次の(1)、(2)を例示できる。
(1)店舗2と契約したガソリンスタンドや喫茶店に充電装置40を設け、店舗2で獲得したポイントにより充電を行う態様。
(2)家庭のコンセントから、店舗2で獲得したポイントを使用して充電を行う態様。
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、天候情報を「屋根無し」に対する付加数の算出にのみ反映させているが、他の項目(例えば位置情報の「店舗入口から遠い」や店舗情報の「特売日」など)に対する付加数の算出に反映させてもよい。また、天候情報を、来店したユーザに共通して付与するポイントに反映させてもよい。
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、バッテリの充電完了をユーザの携帯電話72に報知するが、店舗2内に設けた掲示板(電光掲示板)によりユーザに報知してもよい。
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、バッテリの充電完了をユーザの携帯電話72に報知するが、店内放送により報知してもよい。
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、充電装置40の充電用プラグ50に設けられたバーコードリーダ52により、充電用プラグ50を充電式自動車60の充電用プラグ接続部61に接続させる際に情報の収集を行うが、充電装置40に備わる操作パネル41からの入力により、情報の収集を行うようにしてもよい。
(2)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、充電装置40にハーネス51を介して充電用プラグ50が設けられるとともに充電式自動車60に充電用プラグ接続部61が設けられているが、充電式自動車60にハーネス51を介して充電用プラグ50を設けるとともに充電装置40に充電用プラグ接続部61を設けてもよい。
(3)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、充電装置40を介して情報の収集が行われるが、店舗2の入口3、4、5に無線通信可能なゲートを設け、ゲートの通過により情報を収集するようにしてもよい。
(4)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、バーコード62を用いて個人認証を行うが、QRコードを用いて個人認証を行うようにしてもよい。
(5)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、バーコード62を用いて個人認証を行うが、ユーザの携帯電話72との送受信により個人認証を行うようにしてもよい。
(6)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、重み付けの方法として各情報に付加数を加算するが、各情報に乗数を乗算(掛け算)するようにしてもよい。
(7)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、ユーザの充電式自動車60に対して電力の供給が行われるが、例えば燃料電池自動車等に対して水素等の燃料を供給するようにしてもよい。
(8)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1において、ユーザと店舗側との情報送受信により、店舗2内の会計、充電料金、駐車料金をまとめて会計できるようにしてもよい。さらに、必要に応じて交通情報や天気予報、顧客情報などの各種情報を送受信できるようにしてもよい。
2 店舗
6 中央処理装置
10 第一駐車場
20 第二駐車場
30 第三駐車場
40 充電装置
41 操作パネル
44 充電開始ボタン
45 充電停止ボタン
46 充電開始準備ランプ
47 充電中ランプ
48 充電完了ランプ
49 充電停止ランプ
50 充電用プラグ
52 バーコードリーダ
60 充電式自動車
61 充電用プラグ接続部
62 バーコード
Claims (22)
- バッテリを有する充電式車両又はそのユーザから得られる少なくとも一つの情報を情報収集手段により収集し、
前記収集された各情報にポイントを付与し、
前記付与されたポイントに応じて、前記バッテリを充電することを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1に記載する電源の制御方法において、
前記ポイントの付与を、前記収集された各情報に前記ユーザが利用する店舗の有用度に応じた重みを付けて行うことを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1又は2に記載する電源の制御方法において、
前記バッテリの充電を、前記ユーザが利用する店舗の駐車場で行うことを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
前記情報収集手段により、少なくとも前記ユーザの個人情報、前記ユーザの店舗利用情報又は前記充電式車両の位置情報のうち複数を収集することを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項4に記載する電源の制御方法において、
前記情報収集手段により、前記ユーザが利用する店舗の店舗情報をも収集することを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
前記バッテリの充電を、前記ポイントに相当する時間だけ行うことを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
前記バッテリの充電完了予定時間を表示することを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
前記情報の収集を、前記バッテリを充電する充電装置を介して行うことを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
前記情報の収集を、前記バッテリを充電する充電装置とは別に設けられた操作端末を操作することにより行うことを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
前記バッテリの充電を、充電が完了したとき又は充電停止手段が操作されたときに、停止させることを特徴とする電源の制御方法。 - 請求項10に記載する電源の制御方法において、
前記バッテリの充電が停止したことを、前記ユーザに報知することを特徴とする電源の制御方法。 - バッテリを有する充電式車両又はそのユーザから得られる少なくとも一つの情報を収集する情報収集手段と、
前記収集された各情報にポイントを付与するポイント付与手段と、
前記付与されたポイントに応じて、前記バッテリを充電する充電装置と、を備えたことを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12に記載する電源の制御装置において、
前記ポイント付与手段は、前記収集された各情報に、前記ユーザが利用する店舗の有用度に応じて重み付けを行ったポイントを付与することを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12又は13に記載する電源の制御装置において、
前記充電装置は、前記ユーザが利用する店舗の駐車場に設けられたことを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12〜14のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
前記情報収集手段は、少なくとも前記ユーザの個人情報、前記ユーザの店舗利用情報又は前記充電式車両の位置情報のうち複数を収集することを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項15に記載する電源の制御装置において、
前記情報収集手段は、前記ユーザが利用する店舗の店舗情報をも収集することを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12〜16のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
前記充電装置は、前記ポイントに相当する時間だけ前記バッテリを充電することを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12〜17のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
前記充電装置は、前記バッテリの充電完了予定時間を表示することを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12〜18のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
前記情報収集手段は、前記充電装置を介して前記情報の収集を行うことを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12〜18のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
前記情報収集手段は、前記充電装置とは別に設けられた操作端末を操作されることにより前記情報の収集を行うことを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項12〜20のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
前記バッテリの充電途中に充電を停止させる充電停止手段を備え、
前記充電装置は、前記バッテリの充電が完了したとき又は前記充電停止手段が操作されたときに、前記バッテリの充電を停止することを特徴とする電源の制御装置。 - 請求項21に記載する電源の制御装置において、
前記充電装置が前記バッテリの充電を停止したことを、前記ユーザに報知する充電停止報知手段を備えたことを特徴とする電源の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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