JP5732734B2 - 車両用情報案内装置、車両用情報案内方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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尚、「余剰エネルギ量」とは、車載バッテリに蓄電されているエネルギの内、売却施設において売却しても走行に支障のないエネルギ量をいう。
また、請求項2に係る車両用情報案内装置(1)は、車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するエネルギ残量取得手段と、前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを、他車両に対して売却可能な売却施設に関する情報を取得する売却施設情報取得手段と、前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測する消費エネルギ量推測手段と、前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出する余剰エネルギ量算出手段と、前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得する売却価値取得手段と、前記売却施設において前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を取得する売却対象数取得手段と、前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内するとともに、前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を前記売却施設に対応づけて案内する売却価値案内手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項5に係る車両用情報案内方法は、エネルギ残量取得手段が、車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するステップと、売却施設情報取得手段が、前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを、他車両に対して売却可能な売却施設に関する情報を取得するステップと、消費エネルギ量推測手段が、前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測するステップと、余剰エネルギ量算出手段が、前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出するステップと、売却価値取得手段が、前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得するステップと、売却対象数取得手段が、前記売却施設において前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を取得するステップと、売却価値案内手段が、前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内するとともに、前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を前記売却施設に対応づけて案内するステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項7に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するエネルギ残量取得手段と、前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを、他車両に対して売却可能な売却施設に関する情報を取得する売却施設情報取得手段と、前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測する消費エネルギ量推測手段と、前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出する余剰エネルギ量算出手段と、前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得する売却価値取得手段と、前記売却施設において前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を取得する売却対象数取得手段と、前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内するとともに、前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を前記売却施設に対応づけて案内する売却価値案内手段と、して機能させることを特徴とする。
また、請求項2に記載の車両用情報案内装置によれば、車載バッテリの余剰エネルギを車両間で売却する為の場所を提供する施設と売却可能な車両数とを対応づけて案内することによって、例えば、ユーザに余剰エネルギの売却先を適切に選択させることが可能となる。また、売却施設に車両が到着した場合に売却対象となる車両が存在しない状態を防止できる。従って、余剰エネルギを確実に売却できる売却施設を選ぶことができる。
また、請求項5に記載の車両用情報案内方法によれば、車載バッテリの余剰エネルギを車両間で売却する為の場所を提供する施設と売却可能な車両数とを対応づけて案内することによって、例えば、ユーザに余剰エネルギの売却先を適切に選択させることが可能となる。また、売却施設に車両が到着した場合に売却対象となる車両が存在しない状態を防止できる。従って、余剰エネルギを確実に売却できる売却施設を選ぶことができる。
また、請求項7に記載のコンピュータプログラムによれば、車載バッテリの余剰エネルギを車両間で売却する為の場所を提供する施設と売却可能な車両数とを対応づけて案内させることによって、例えば、ユーザに余剰エネルギの売却先を適切に選択させることが可能となる。また、売却施設に車両が到着した場合に売却対象となる車両が存在しない状態を防止できる。従って、余剰エネルギを確実に売却できる売却施設を選ぶことができる。
先ず、本実施形態に係るナビゲーション装置1を車載機として搭載した車両2と、車両2が搭載するバッテリ3の余剰エネルギを売却可能な売却施設4について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るナビゲーション装置1を車載機として搭載した車両2と売却施設4の概略構成図である。
尚、売却施設4としては、一般の駐車場、商業施設の駐車場、バッテリの充電を行うことも可能な充電スタンド等がある。
図2に示す例では、車両2と売却対象車両8とが直接コードで接続されるか、又は売却施設4を介して接続される。そして、車両2と売却対象車両8とが直接コードで接続された場合には、売却対象車両8が車両2のバッテリ3からコードを介して余剰エネルギを回収し、回収したエネルギを売却対象車両8のバッテリ9に対して充電する。一方、売却施設4を介して接続された場合には、売却対象車両8又は売却施設4が車両2のバッテリ3からコードを介して余剰エネルギを回収し、回収したエネルギを売却対象車両8のバッテリ9に対して充電する。また、売却対象車両8は、余剰エネルギを回収した車両2に対しては、その余剰エネルギの量に応じた売却価値に相当する対価を支払う。尚、対価は直接支払うのではなく、売却施設4を介して支払うようにしても良い。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両2の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両2の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記5種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
そして、ナビゲーションECU13は、後述のように施設データ34に基づいて車両周辺にある売却施設4を案内する。
先ず、S3においてCPU41は、地図情報DB31から取得した地図情報と前記S2で取得した売却施設情報に基づいて、車両の現在位置から売却施設までの往復走行の経路を探索する。
そして、左画面52は、車両周辺の地図画像54と、車両の現在位置を示す自車位置マーク55と、車両周辺にある売却施設の位置を示す施設マーク56〜59とから構成される。
また、右画面53には、売却施設に関する案内情報を表示する情報表示スペース61〜64が設けられている。各情報表示スペース61〜64には、売却施設の施設名、車両の現在位置からの距離、営業時間、前記S7で算出された売却価値をそれぞれ表示する。また、情報表示スペース61〜64は、売却価値の高い売却施設から順に売却施設に関する案内情報を並べて表示する。
そして、検索された4つの施設の内、売却価値が最も高い『スーパー○×』に関する情報を情報表示スペース61に表示する。そして、売却価値が2番目に高い『△△屋』に関する情報を情報表示スペース62に表示し、そして、売却価値が2番目に高い『△△屋』に関する情報を情報表示スペース62に表示し、売却価値が3番目に高い『××駐車場』に関する情報を情報表示スペース63に表示する。一方、『○○センタ』では現在余剰エネルギの買い取りを中止しているので、売却価値が売却不可という最も低い価値となる為、『○○センタ』に関する情報は最も優先順位の低い情報表示スペース64に表示する。尚、余剰エネルギの買い取りを中止しているか否かに関する情報は、情報センタや売却施設との通信により取得する。また、売却価値が同価値である場合には、車両の現在位置から近い売却施設を優先して表示する。
尚、検索された売却施設が多数ある場合には、売却価値が所定額以上の施設のみ案内することとしても良い。また、余剰エネルギの売却に対する対価として割引券や物品を支払う施設については、支払われる割引券や物品の種類や数を案内する。また、売却価値の高い施設の情報を表示する文字サイズや文字色を変更するように構成しても良い。
そして、ユーザは図6に示す売却施設案内画面51を視認することによって、売却施設の位置と売却施設に余剰エネルギを売却した場合に得ることのできる対価を把握することが可能となる。
図7に示す例では、各情報表示スペース61〜64には、売却施設の施設名、車両の現在位置からの距離、余剰エネルギを売却可能な車両の台数、前記S7で算出された売却価値をそれぞれ表示する。また、情報表示スペース61〜64は、売却価値の高い売却施設から順に売却施設に関する案内情報を並べて表示する。但し、『○○センタ』では余剰エネルギを売却可能な車両が存在しないので、売却価値が売却不可という最も低い価値となる為、『○○センタ』に関する情報は最も優先順位の低い情報表示スペース64に表示する。尚、売却施設における余剰エネルギを売却可能な車両の台数に関する情報は、車車間や情報センタや売却施設との通信により取得する。また、売却価値が同価値である場合には、余剰エネルギを売却可能な車両の台数が多い売却施設を優先して表示する。
尚、検索された売却施設が多数ある場合には、売却価値が所定額以上又は余剰エネルギを売却可能な車両の台数が所定数以上の施設のみ案内することとしても良い。
そして、ユーザは図7に示す売却施設案内画面51を視認することによって、売却施設の位置と売却施設において余剰エネルギを売却可能な車両の台数と売却施設において余剰エネルギを売却した場合に得ることのできる対価をそれぞれ把握することが可能となる。
先ず、CPU41は、充電施設の利用料金を地図情報DB31や通信によって取得する。そして、前記S7で算出した売却価値とその施設の利用料金を比較し、検索された売却施設を、利益の出る売却施設(即ち、売却価値の方が高い施設)と利益の出ない施設(即ち、利用料金の方が高い施設)とに区分する。そして、区分結果に基づいて売却施設を案内する。図8は売却施設案内画面51の変形例について示した図である。
また、図7に示す売却施設案内画面51では、バッテリ3の余剰エネルギを車両間で売却する為の場所を提供する施設と売却可能な車両数とを対応づけて案内することによって、ユーザに余剰エネルギの売却先を適切に選択させることが可能となる。その結果、効率の悪い売却施設への走行によってバッテリ3に蓄電されているエネルギが無駄に消費されることなく、バッテリ3に蓄電されているエネルギを他車両で有効活用することが可能となる。それにより、電気自動車やハイブリッド車両においてエネルギの効率的な運用を十分に行うことを可能とする。また、売却施設に車両が到着した場合に売却対象となる車両が存在しない状態を防止できる。従って、余剰エネルギを確実に売却できる売却施設を選ぶことができる。
また、売却施設案内画面51では、売却価値が高い売却施設を売却価値が低い売却施設より優先して案内するので、ユーザが案内を希望する可能性の高い売却施設を優先的に案内することが可能となる。それによって、売却施設の案内に係るユーザの操作負担を軽減することも可能となる。
例えば、本実施形態では、ナビゲーション装置1を、バッテリ3から供給される電気エネルギに基づいて駆動される駆動モータ5のみを駆動源として走行する電気自動車に搭載した例について説明したが、充電施設からバッテリを充電可能な構成を備える車両であれば他の車両であっても良い。例えば、プラグインハイブリッド車両にナビゲーション装置1を搭載しても良い。尚、プラグインハイブリッド車両はエンジンを駆動源としても走行可能であるが、できる限り駆動モータを駆動源として走行したいという要望があるので、本願発明はプラグインハイブリッド車両に対しても有効な発明となる。
先ず、ナビゲーション装置1は、売却施設毎に売却可能な車両の台数の履歴情報をDBに記憶する。また、ナビゲーション装置1は、曜日毎や時刻毎における売却施設毎の予想される売却可能な車両の台数を管理する。そして、車両の売却施設への到着予測時刻における売却可能な車両の台数を案内するように構成する。
2 車両
3 バッテリ
5 駆動モータ
13 ナビゲーションECU
15 液晶ディスプレイ
41 CPU
42 RAM
43 ROM
51 売却施設案内画面
Claims (7)
- 車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するエネルギ残量取得手段と、
前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを売却可能な売却施設に関する情報を取得する売却施設情報取得手段と、
前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測する消費エネルギ量推測手段と、
前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出する余剰エネルギ量算出手段と、
前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得する売却価値取得手段と、
前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内する売却価値案内手段と、を有し、
前記売却施設情報取得手段は、前記売却施設の利用料金について取得し、
前記売却価値案内手段は、前記売却施設の利用料金を考慮して案内することを特徴とする車両用情報案内装置。 - 車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するエネルギ残量取得手段と、
前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを、他車両に対して売却可能な売却施設に関する情報を取得する売却施設情報取得手段と、
前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測する消費エネルギ量推測手段と、
前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出する余剰エネルギ量算出手段と、
前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得する売却価値取得手段と、
前記売却施設において前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を取得する売却対象数取得手段と、
前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内するとともに、前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を前記売却施設に対応づけて案内する売却価値案内手段と、を有することを特徴とする車両用情報案内装置。 - 前記売却価値案内手段は、案内対象となる売却施設が複数ある場合に、前記余剰エネルギ量を売価した場合の前記売却価値が高い前記売却施設を前記売却価値が低い前記売却施設より優先して案内することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用情報案内装置。
- エネルギ残量取得手段が、車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するステップと、
売却施設情報取得手段が、前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを売却可能な売却施設に関する情報を取得するステップと、
消費エネルギ量推測手段が、前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測するステップと、
余剰エネルギ量算出手段が、前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出するステップと、
売却価値取得手段が、前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得するステップと、
売却価値案内手段が、前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内するステップと、を有し、
前記売却施設情報取得手段は、前記売却施設の利用料金について取得し、
前記売却価値案内手段は、前記売却施設の利用料金を考慮して案内することを特徴とする車両用情報案内方法。 - エネルギ残量取得手段が、車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するステップと、
売却施設情報取得手段が、前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを、他車両に対して売却可能な売却施設に関する情報を取得するステップと、
消費エネルギ量推測手段が、前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測するステップと、
余剰エネルギ量算出手段が、前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出するステップと、
売却価値取得手段が、前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得するステップと、
売却対象数取得手段が、前記売却施設において前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を取得するステップと、
売却価値案内手段が、前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内するとともに、前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を前記売却施設に対応づけて案内するステップと、を有することを特徴とする車両用情報案内方法。 - コンピュータを、
車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するエネルギ残量取得手段と、
前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを売却可能な売却施設に関する情報を取得する売却施設情報取得手段と、
前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測する消費エネルギ量推測手段と、
前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出する余剰エネルギ量算出手段と、
前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得する売却価値取得手段と、
前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内する売却価値案内手段と、
して機能させるとともに、
前記売却施設情報取得手段は、前記売却施設の利用料金について取得し、
前記売却価値案内手段は、前記売却施設の利用料金を考慮して案内することを特徴とするコンピュータプログラム。 - コンピュータを、
車両の駆動源に電力を供給する車載バッテリのエネルギ残量を取得するエネルギ残量取得手段と、
前記車載バッテリに蓄電されているエネルギを、他車両に対して売却可能な売却施設に関する情報を取得する売却施設情報取得手段と、
前記売却施設情報取得手段により取得された前記売却施設に関する情報に基づいて、前記車両が現在位置又は特定位置から前記売却施設までの往路、並びに前記売却施設から前記現在位置又は前記特定位置までの復路を前記駆動源により走行した場合に消費される消費エネルギ量を推測する消費エネルギ量推測手段と、
前記エネルギ残量取得手段により取得された前記車載バッテリのエネルギ残量と前記消費エネルギ量推測手段により推測された前記消費エネルギ量とに基づいて、前記車載バッテリに蓄電されたエネルギの内、前記売却施設において売却可能な余剰エネルギの量を余剰エネルギ量として算出する余剰エネルギ量算出手段と、
前記余剰エネルギ量算出手段により算出された前記余剰エネルギ量を、前記売却施設において売却した場合の売却価値を取得する売却価値取得手段と、
前記売却施設において前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を取得する売却対象数取得手段と、
前記売却価値を前記売却施設に対応づけて案内するとともに、前記余剰エネルギを売却する対象となる他車両の数を前記売却施設に対応づけて案内する売却価値案内手段と、して機能させる為のコンピュータプログラム。
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