JP5025511B2 - 電源の制御方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、充電式車両に備わるバッテリを充電するための電源の制御方法及びその装置に関する。
従来、主としてガソリンを燃焼させて動力を得る内燃機関の自動車が一般に普及してきた。現状では、内燃機関と電動機とを組み合わせたハイブリッド自動車が一般に普及しつつある。そして、今後展開されていく技術動向によれば、将来的には、プラグインハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車などが、広く一般に普及していくものと予想される。
プラグインハイブリッド自動車は、ハイブリッド自動車より容量の大きい二次電池(バッテリ)と、バッテリを外部から充電できる充電機能とを備え、ガソリンだけでなく、外部からの充電による電気をもエネルギ源とするものである。電気自動車は、バッテリを電力源とし、外部からの充電や電池交換等により走行用の電力を確保するものである。燃料電池自動車は、水素等の燃料を化学反応させて得られる電気エネルギを走行用の電力とするものである。そして、これらの自動車が一般に普及されることにより、CO排出量の削減や化石燃料の消費低減を効果的に実現することができる。このため、エネルギ問題や環境問題の観点からも、これらの自動車のさらなる普及が望まれている。
ところで、これらの自動車の普及を促進するためには、充電設備を充実させることも欠かせない。例えば、特許文献1には、電気自動車の充電装置を駐車場に備え、充電中に電気自動車のコンピュータと店舗内POS装置との情報送受信を可能とする電気自動車用駐車場システムが開示されている。このシステムでは、顧客側と店舗側との情報送受信により、店舗内の会計、充電料金、駐車料金をまとめて会計することができる。さらに、必要に応じて交通情報や天気予報、顧客情報などの各種情報を送受信することもできる。なお、このシステムは、電気自動車に対してだけでなく、プラグインハイブリッド自動車等に対しても用いることができる。
特開平11−86058号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電気自動車(充電式車両)用駐車場システムでは、充電端末を利用して各種情報の送受信をしているだけである。そして、充電料金については、駐車中に充電した電力量の分だけ課金されるようになっている。こうしたシステムでは、ユーザ側がわざわざ店舗用駐車場で充電することのメリットが少ない。また、充電式車両保有率が低く、ユーザにメリットが少ない状況では、充電式車両用駐車場システムによる集客効果も低いものとなる。これにより、店舗側が充電式車両用駐車場システムを設けることのメリットも少なくなってしまう。その結果、店舗側の充電設備に対する投資が抑えられるおそれがある。
こうした状況の下では、新たに充電式車両に買い換えるメリットも少ないため、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲を効果的に刺激することができない。よって、充電式車両の普及を満足に促進させられるとは言い難い。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くした電源の制御方法及びその装置を提供することを課題とする。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る電源の制御方法は、バッテリを有する充電式車両又はそのユーザから得られる少なくとも一つの情報を情報収集手段により収集し、前記収集された各情報にポイントを付与し、前記付与されたポイントに応じて、前記バッテリを充電することを特徴とする。
この電源の制御方法では、電力供給者側(店舗側)が、情報収集手段により収集した車両情報やユーザ情報等の各種情報それぞれに対してポイントを付与する。そして、付与されたポイントの合計に応じてユーザの充電式車両に備わるバッテリの充電電力量に還元する。これにより、ユーザ側は、充電料金を支払うことなくポイントに応じた電力供給を受けることができる。一方、店舗側は、ユーザ側から得られた情報を店舗の売上や集客効果を高めるために利用することができる。また、ユーザがポイントを利用して充電式車両のバッテリを充電するために再び来店する可能性が高まるため、店舗側にとってはリピータを増やす良い機会を得ることができる。以上のように、本発明に係る電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くすることができる。
こうして、充電式車両の双方に対するメリットを高めることにより、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲を効果的に刺激することができる。このため、充電式車両保有率を増加させることができる。また、充電式車両保有率が増加することにより、店舗側の充電設備に対する投資意欲を効果的に刺激することができる。よって、充電式車両の普及促進に寄与することができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記ポイントの付与を、前記収集された各情報に前記ユーザが利用する店舗の有用度に応じた重みを付けて行うことが好ましい。
この方法によれば、店舗側が、有用度に応じて重み付けしたポイントを付与できるので、その店舗に必要な情報を容易に差別化することができる。このように情報を差別化することにより、店舗側は、収集した情報をより有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、重み付けにより付与されるポイントが多くなるため、より多くのポイントを獲得する機会を得ることができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記バッテリの充電を、前記ユーザが利用する店舗の駐車場で行うことが好ましい。
この方法によれば、充電式車両のユーザが、車両を充電している最中に、店舗で買い物等を行うことができる。このため、ユーザ側は、店舗内での時間を有効に活用することができる。一方、店舗側は、ユーザの店舗に対する利便性を高めるとともに、車両を充電している間ユーザを確実に店舗に引き止めることができる。その結果、集客効果や売上をさらに向上させることができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記情報収集手段により、少なくとも前記ユーザの個人情報、前記ユーザの店舗利用情報又は前記充電式車両の位置情報のうち複数を収集することが好ましい。
この方法によれば、店舗の売上や集客効果を向上させるために特に必要と考えられる情報が、より細分化されて収集される。このため、店舗側は、収集した情報をさらに有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、複数の情報にポイントが付与されることになり、より多くのポイントを獲得することができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
ここで、これらの情報に対する重み付けの項目として、次の(1)、(2)を例示できる。
(1)ユーザの個人情報(ユーザの店舗利用情報を含む)に対する重み付けの項目
(a)ユーザの記念日
例えば、その日来店したユーザが誕生日、結婚記念日等に該当する場合には、個人情報に通常の来店日より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、自己の記念日に店舗を利用することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに対してより厚いサービスを提供することができ、ユーザ側の店舗に対する好感度を上昇させることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(b)ユーザの優良度
例えば、そのユーザが高額商品を購入する割合の高い客である場合には、個人情報に通常の客より多いポイントが付加される。
これによれば、そのユーザは、高額商品を定期的に購入することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、より多くの店舗利用者に高額商品を購入してもらえるようになり、売上を向上させることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(c)ユーザの信頼性
例えば、クレジットカードを使用するユーザが支払日を必ず守っている場合には、個人情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、カードの支払期限を継続して守ることによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、カード利用者に支払期限をよりしっかりと意識させることにより、カード利用者の支払日遅延を抑制することができる。こうして、ユーザ側のさらなる商品購入を期待できるため、店舗の売上をより向上させることができる。よって、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(2)充電式車両の位置情報に対する重み付けの項目
(a)店舗入口からの距離
例えば、ユーザの車両が店舗の入口から離れた位置にある駐車場に駐車されている場合には、位置情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、混雑などにより店舗入口から遠く離れた駐車場を利用しなければならない場合であっても、店舗入口付近の駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、店舗入口からの距離にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(b)屋根の有無
例えば、ユーザの車両が屋根の無い駐車場に駐車されている場合には、位置情報に通常より多いポイントが付与される。このとき、雨や雪等の天候に応じて、付与するポイントを細分化することがより好ましい。
これによれば、ユーザ側は、雨天時等に屋根の無い駐車場を利用しなければならない場合であっても、屋根付きの駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、天候にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。さらに、悪天候による店舗来客数の低下を効果的に抑制することができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(c)駐車難度
例えば、ユーザの車両が駐車しにくい最奥端の位置に駐車されている場合には、位置情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、駐車しにくい最奥端の駐車場を利用しなければならない場合であっても、他の位置にある比較的駐車しやすい駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、駐車しやすさにかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
また、この電源の制御方法において、前記情報収集手段により、前記ユーザが利用する店舗の店舗情報をも収集することがより好ましい。
この方法によれば、店舗側は、店舗の売上や集客効果を向上させるだけでなく、店舗側及び店舗利用者側の状況に応じて来客数を調整することができる。このため、情報収集手段により収集した情報をさらに有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、さらに多くのポイントを獲得することができるようになる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
ここで、店舗情報に対する重み付けの項目として、次の(3)を例示できる。
(3)店舗情報に対する重み付けの項目
(a)店舗の特売日
例えば、ユーザが特売日に来店した場合には、店舗情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、特売日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、特売日を例えば給料日やボーナス支給日の直後に設定するなどして、効率的に売上や集客効果を向上させることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
(b)店舗のイベント日
例えば、ユーザが創業祭やクリスマス等のイベント日に来店した場合には、店舗情報に通常より多いポイントが付与される。
これによれば、ユーザ側は、イベント日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに定期的に来店してもらうことができるうえ、イベントの影響によりさらなる売上効果や集客効果の向上を期待することができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記バッテリの充電を、前記ポイントに相当する時間だけ行うことが好ましい。
この方法によれば、店舗側は、ユーザに付与したポイントの総数を管理することによって、ユーザがポイントにより(充電料金の徴収なしで)充電するために必要な充電電力量を容易に管理することができる。さらに、上記したように収集した情報に重み付けしてポイントを付与することによって、ユーザがポイントにより充電するために必要な充電電力量を、より詳細に調節しながら管理することができる。一方、ユーザ側は、獲得したポイントの合計を把握することにより、充電料金の徴収なしで充電可能な充電電力量を容易に把握することができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記バッテリの充電完了予定時間を表示することが好ましい。このとき、バッテリの充電が完了すると予想される時刻を表示してもよく、バッテリの充電を完了するために必要な時間を表示してもよい。
この方法によれば、店舗側は、充電完了予定時間が経過するまでは、ユーザをより確実に店舗に引き止めることができる。一方、ユーザ側は、充電完了予定時間の表示により、前以て店舗での買い物や飲食等の計画を立てることができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記情報の収集を、前記バッテリを充電する充電装置を介して行うことが好ましい。
この方法によれば、店舗側は、別途情報を取得するための装置を設置する必要がないため、本方法を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、充電装置の操作とともに情報の入力を行えるため便利である。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
ここで、充電装置を介して情報を取得する態様として、次の(あ)、(い)を例示できる。
(あ)充電装置の充電用プラグに情報収集手段を設け、充電用プラグを充電式車両の充電用プラグ接続部に接続させる際に、情報の収集を行う態様。
この態様によれば、店舗側は、別途情報を入力するための装置を設置する必要がないため、本方法を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、情報を入力する作業をまったく行わなくとも、情報を収集してもらえるようになる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くした情報の取得方法を実現することができる。
(い)充電装置に備わる操作端末からの入力により、情報の収集を行う態様。
この態様によれば、店舗側は、別途情報を取得するための装置を設置する必要がないため、本方法を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、充電装置の操作とともに情報の入力を行えるため便利である。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くした情報の取得方法を実現することができる。
また、本発明に係る電源の制御方法において、前記情報の収集を、前記バッテリを充電する充電装置とは別に設けられた操作端末を操作することにより行う態様を例示できる。
この態様によれば、操作端末を適宜自由な位置に設けることによって、充電装置や充電式車両のそばからだけでなく、店舗の入口や、店内、店外からも情報の収集を行うことができるようになる。このため、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。また、店舗側にとっても、例えば、集客したいフロアやイベントコーナーに操作端末を設置することにより店舗利用客を効果的に集客することができるようになる。以上のように、この態様に係る電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記バッテリの充電を、充電が完了したとき又は充電停止手段が操作されたときに、停止させることが好ましい。
この方法によれば、ユーザ側は、急用等により充電を停止させる必要がある場合に、充電停止手段を操作することによりバッテリの充電を停止させることができる。一方、店舗側は、ユーザの充電装置に対する利便性をより高めることによって、集客効果をさらに高めることができる。このとき、停止後に残ったポイントを、次回の来店の際に使用できるよう、個人情報として累積可能なものとすることが好ましい。これによれば、ユーザ側は、累積残ポイントを、次回の来店の際に有効に活用することができる。一方、店舗側は、ユーザに再び来店してもらうことができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御方法において、前記バッテリの充電が停止したことを、前記ユーザに報知することが好ましい。
この方法によれば、ユーザ側は、バッテリの充電が停止したことを知ることができる。一方、店舗側は、バッテリの充電完了までユーザを店舗に足止めさせることができる。これにより、さらなる売上の向上を期待することができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
ここで、ユーザにバッテリの充電が停止したことを報知する態様として、次の(一)〜(三)を例示できる。
(一)ユーザの携帯電話に報知する態様。
この態様によれば、各ユーザは、携帯電話により直接的に充電の停止を知ることができる。一方、店舗側は、ユーザに携帯電話による登録をしてもらうことにより、他の情報を各ユーザに併せて報知することもできる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様の実現が可能となる。
(二)店舗内に設けた掲示板(電光掲示板)により報知する態様。
この態様によれば、ユーザ側は、店舗内での買い物の途中で掲示板を確認することにより、随時充電の停止を確認できる。一方、店舗側は、掲示板に他の情報を併せて報知することにより、他の情報の報知効果を効果的に高めることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様の実現が可能となる。
(三)店内放送により報知する態様。
この態様によれば、ユーザ側は、登録や自己確認等をすることなく容易に充電の停止を知ることができる。一方、店舗側は、ユーザに充電の停止を簡便な方法で報知することができる。さらに、他の情報を併せて放送することにより、報知効果を効果的に高めることができる。こうして、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様の実現が可能となる。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る電源の制御装置は、バッテリを有する充電式車両又はそのユーザから得られる少なくとも一つの情報を収集する情報収集手段と、前記収集された各情報にポイントを付与するポイント付与手段と、前記付与されたポイントに応じて、前記バッテリを充電する充電装置と、を備えたことを特徴とする。
この電源の制御装置は、電力供給者側(店舗側)のためにユーザ情報や車両情報等の各種情報を収集する情報収集手段を備えている。また、収集した情報それぞれに対してポイントを付与するポイント付与手段を備えている。そして、付与されたポイントの合計に応じてユーザの充電式車両に備わるバッテリを充電するための充電装置を備えている。これらにより、ユーザ側は、充電料金を支払うことなくポイントに応じた電力供給を受けることができる。一方、店舗側は、ユーザ側から得られた情報を店舗の売上や集客効果を高めるために利用することができる。また、ユーザがポイントを利用して充電式車両のバッテリを充電するために再び来店する可能性が高まるため、店舗側にとってはリピータを増やす良い機会を得ることができる。以上のように、本発明に係る電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くすることができる。
こうして、充電式車両の双方に対するメリットを高めることにより、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲を効果的に刺激することができる。このため、充電式車両保有率をより増加させることができる。また、充電式車両保有率が増加することにより、店舗側の充電設備に対する投資意欲を効果的に刺激することができる。よって、充電式車両の普及促進に寄与することができる。
本発明に係る電源の制御装置において、前記ポイント付与手段は、前記収集された各情報に、前記ユーザが利用する店舗の有用度に応じて重み付けを行ったポイントを付与することが好ましい。
この装置では、店舗側が、有用度に応じて重み付けしたポイントを付与できるので、その店舗に必要な情報を容易に差別化することができる。このように情報を差別化することにより、店舗側は、収集した情報をより有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、重み付けにより付与されるポイントが多くなるため、より多くのポイントを獲得する機会を得ることができる。以上のように、この電源の制御方法によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御装置において、前記充電装置は、前記ユーザが利用する店舗の駐車場に設けられることが好ましい。
この電源の制御装置では、充電装置がユーザの利用する店舗の駐車場に設けられている。これにより、ユーザは、車両を充電している最中に、店舗で買い物等を行うことができる。このため、ユーザ側は、店舗内での時間を有効に活用することができる。一方、店舗側は、ユーザの店舗に対する利便性を高めるとともに、車両を充電している間ユーザを確実に店舗に引き止めることができる。その結果、集客効果や売上をさらに向上させることができる。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御装置において、前記情報収集手段は、少なくとも前記ユーザの個人情報、前記ユーザの店舗利用情報又は前記充電式車両の位置情報のうち複数を収集することが好ましい。
この装置によれば、情報収集手段により、店舗の売上や集客効果を向上させるために特に必要と考えられる情報が、より細分化されて収集される。このため、店舗側は、収集した情報をさらに有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、複数の情報にポイントが付与されることになり、より多くのポイントを獲得することができる。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
なお、この装置においても、各情報に対する重み付けの項目として、上記(1)、(2)を例示できる。このとき、(1)、(2)における各項目(a)〜(c)で例示した具体例及びそれにより得られる効果についても、この装置において同様に例示できる。
また、この電源の制御装置において、前記情報収集手段は、前記ユーザが利用する店舗の店舗情報をも収集することがより好ましい。
この装置によれば、店舗側は、店舗の売上や集客効果を向上させるだけでなく、店舗側及び店舗利用者側の状況に応じて来客数を調整することができる。このため、情報収集手段により収集した情報をさらに有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、さらに多くのポイントを獲得することができるようになる。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
なお、この装置においても、店舗情報に対する重み付けの項目として、上記(3)を例示できる。このとき、上記(3)における各項目(a)、(b)で例示した具体例及びそれにより得られる効果についても、この装置において同様に例示できる。
本発明に係る電源の制御装置において、前記充電装置は、前記ポイントに相当する時間だけ前記バッテリを充電することが好ましい。
この装置によれば、店舗側は、ユーザに付与したポイントの総数を管理することによって、ユーザがポイントにより(充電料金の徴収なしで)充電するために必要な充電電力量を容易に管理することができる。さらに、上記したように収集した情報に重み付けしてポイントを付与することによって、ユーザがポイントにより充電するために必要な充電電力量を、より詳細に調節しながら管理することができる。一方、ユーザ側は、獲得したポイントの合計を把握しておくことにより、充電料金の徴収なしで充電可能な充電電力量を容易に把握することができる。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御装置において、前記充電装置は、前記バッテリの充電完了予定時間を表示することが好ましい。このとき、上記同様にバッテリの充電が完了すると予想される時刻を表示してもよく、バッテリの充電を完了するために必要な時間を表示してもよい。
この装置によれば、店舗側は、充電装置に表示させた充電完了予定時間が経過するまでは、ユーザをより確実に店舗に引き止めることができる。一方、ユーザ側は、充電装置による充電完了予定時間の表示により、前以て店舗での買い物や飲食等の計画を立てることができる。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御装置において、前記情報収集手段は、前記充電装置を介して前記情報の収集を行うことが好ましい。
この装置によれば、店舗側は、別途情報を取得するための装置を設置する必要がないため、本装置を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、充電装置の操作とともに情報の入力を行えるため便利である。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
なお、この装置においても、充電装置を介して情報を取得する態様として、上記(あ)、(い)を例示できる。このとき、各態様により得られる効果についても、この装置において同様に例示できる。
また、本発明に係る電源の制御装置において、前記情報収集手段は、前記充電装置とは別に設けられた操作端末を操作されることにより前記情報の収集を行う態様を例示できる。
この態様によれば、操作端末を設ける位置によって、充電装置や充電式車両のそばからだけでなく、店舗の入口や、店内、店外からも情報の収集を行うことができるようになる。このため、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。また、店舗側にとっても、例えば、集客したいフロアやイベントコーナーに操作端末を設置することにより利用客を効果的に集客することができるようになる。以上のように、この態様に係る電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
本発明に係る電源の制御装置において、前記バッテリの充電途中に充電を停止させる充電停止手段を備え、前記充電装置は、前記バッテリの充電が完了したとき又は前記充電停止手段が操作されたときに、前記バッテリの充電を停止することが好ましい。
この装置によれば、ユーザ側は、急用等により充電を停止させる必要がある場合に、充電停止手段を操作することによりバッテリの充電を停止させることができる。このとき、停止後に残ったポイントを、次回の来店の際に使用できるよう、個人情報として累積可能なものとすることが好ましい。これによれば、店舗側は、ユーザに継続的に来店してもらうことができる。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
この装置において、前記充電装置が前記バッテリの充電を停止したことを、前記ユーザに報知する充電停止報知手段を備えることが好ましい。
この装置によれば、ユーザ側は、バッテリの充電が停止したことを知ることができる。一方、店舗側は、バッテリの充電完了までユーザを店舗に足止めさせることができる。これにより、さらなる売上の向上を期待することができる。以上のように、この電源の制御装置によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。こうして、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式車両の普及をさらに促進させることができる。
なお、この装置においても、ユーザにバッテリの充電が停止したことを報知する態様として、上記(一)〜(三)を例示できる。このとき、各態様で例示した具体例及びそれにより得られる効果についても、この装置において同様に例示できる。
本発明に係る電源の制御方法及びその装置は、上記したようにユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くすることができる。その結果、一般大衆の充電式車両に対する購買意欲と店舗側の充電設備に対する投資意欲とを効果的に刺激することができるので、充電式車両の普及促進に寄与することができる。
以下、本発明に係る電源の制御方法及びその装置を具体化した一実施形態である充電式車両用駐車場システムについて、図1を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る充電車両用駐車場システムを示す全体構成図である。本実施形態に係る充電式車両用駐車場システム1は、複数の駐車場を有する大型店舗に用いられるシステムであって、プラグインハイブリッド自動車や電気自動車などの充電式自動車に備わるバッテリを充電するための充電設備を備えたものである。
本実施形態に係る店舗2は、図1に示されるように、略直方体形状をなしており、正面に設けられた二つの正面入口3、4と、側面に設けられた一つの側面入口5と、を備えている。また、この店舗2内には、本システム1を総括的に管理する中央処理装置6が設置されている。
充電式車両用駐車場システム1は、店舗2の正面入口3、4手前に設けられた第一駐車場10と、店舗2の側面入口5手前に設けられた屋根21付の第二駐車場20と、店舗2とは四車線道路により隔てられた第三駐車場30と、を備えている。
第一駐車場10は、店舗2の幅方向(図1において左右方向)に沿って長く設けられており、各正面入口3、4付近で仕切られた三つのブロック11、12、13から構成されている。図1では、各ブロックは、右からAブロック11、Bブロック12、Cブロック13の順に並んでいる。Aブロック11の右端側方は、奥壁7と接している。また、各ブロック間には、車両通行用の通路14、15が形成されている。各ブロック11、12、13から最寄りの正面入口3、4までの距離は、おおよそ等しくなっている。なお、第一駐車場10では、すべての駐車位置において、屋根は取り付けられていない。
第二駐車場20は、店舗2の奥行方向(図1において上下方向)に沿って長く設けられており、すべての駐車位置を覆うように屋根21が取り付けられている。また、第二駐車場20の上端側方は、奥壁8と接している。
第三駐車場30は、店舗2とは別の区画に設けられている。そして、店舗利用客が四車線道路に架橋された横断歩道橋31を渡ることにより、第三駐車場30側から店舗側の区画へ移動できるようになっている。なお、第三駐車場30では、すべての駐車位置において屋根は取り付けられていない。
そして、これらの駐車場10、20、30の各車両駐車位置には、充電式自動車60に備わるバッテリを充電するための充電装置40が設置されている。
充電装置40について、図2〜図5を参照しながら説明する。図2は、本システムに備わる充電装置及び同システムを利用可能な充電式自動車を示す概略図である。図3は、同システムの充電装置に備わる操作パネルを示す正面図である。図4は、同システムの充電装置に備わる充電用プラグを示す正面図である。図5は、同システムの充電装置に備わる充電用プラグと接続される充電用プラグ接続部を示す正面図である。
充電装置40は、図2に示されるように、充電式自動車60のユーザが充電装置40を操作するための操作パネル41と、充電式自動車60に接続するための充電用プラグ50と、を備えている。また、図2には、本実施形態に係る充電用プラグ50と接続可能な充電用プラグ接続部61を備えた充電式自動車60が示されている。
操作パネル41は、図3に示されるように、各種情報を表示するためのディスプレイ42と、ユーザによる入力を可能とするためのテンキー部43と、充電を開始させるための充電開始ボタン44と、充電を途中で停止させるための充電停止ボタン45と、を備えている。また、本操作パネル41には、充電開始準備中であることを報知するための充電開始準備ランプ46と、充電中であることを報知するための充電中ランプ47と、充電が完了したことを報知するための充電完了ランプ48と、充電を途中で停止したことを報知するための充電停止ランプ49と、が設置されている。
充電用プラグ50は、図2に示されるように、ケーブル51を介して充電装置40に接続されている。この充電用プラグ50は、図4に示されるように、バーコードの情報を読み取るためのバーコードリーダ52と、電気接続用の差込端子63を差し込むための端子差込口53と、を備えている。また、充電式自動車60に備わる充電用プラグ接続部61は、図5に示されるように、個人認証用のバーコード62と、電気的に接続するための差込端子63と、を備えている。そして、充電装置40の充電用プラグ50を充電式自動車60のプラグ用接続部61に接続することにより、バーコードリーダ52がバーコード62の情報を読み取ると同時に、充電装置40と充電式自動車60のバッテリとが電気的に接続されるようになっている。
中央処理装置6について、図6を参照しながら説明する。図6は、本システムの中央処理装置が行う情報処理システムを示すブロック図である。
中央処理装置6は、図6に示されるように、各種情報の管理及び送受信、充電装置40の制御、ユーザへの報知等を行うものである。中央処理装置6は、駐車場10、20、30に設置された充電装置40、店内のレジ等に設置されたPOS端末70及び店内の従業員ルーム等に設置された情報入力装置71と接続されている。そして、中央処理装置6は、充電装置40からユーザの個人情報及び車両の駐車位置情報を受信し、POS端末70からユーザの当日の商品購入情報(個人情報)等を受信し、情報入力装置71から店舗情報及び天候情報を取得する。これらの情報に基づき、中央処理装置6は、ユーザの充電ポイントを算出し、充電装置40へ制御信号を送信する。さらに、中央処理装置6は、登録ユーザの携帯電話72へ充電情報を送信するようになっている。
充電ポイントは、各ユーザの充電式自動車60に備わるバッテリの充電時間を決定するためのポイントである。すなわち、中央処理装置6は、取得情報からユーザに付与する充電ポイントを算出し、充電ポイントに応じた時間だけ充電装置40にバッテリを充電させる。これによれば、店舗側は、ユーザに付与したポイントの総数を管理することによって、ユーザがポイントにより(充電料金の徴収なしで)充電するために必要な充電電力量を容易に管理することができる。
この充電ポイントは、後述する当日ポイントと累積残ポイントとを合計したものである。なお、累積残ポイントは、ユーザが前回来店した際に残した充電ポイントである。
当日ポイントについて、図7を参照しながら説明する。図7は、本システムの中央処理装置が当日ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。当日ポイントは、ユーザが当日取得するポイントである。図7に示されるように、中央処理装置6は、ステップS71〜ステップS73において、後述する個人情報ポイントと、位置情報ポイントと、店舗情報ポイントと、を取得する。なお、これらの三つのステップS71〜ステップS73は、図7に示される順に限られず、それぞれ並列に処理され得るものである。そして、中央処理装置6は、ステップS74において各ポイントを加算する。これにより、中央処理装置6は、ステップS75において、当日ポイントを確定する。以下では、個人情報ポイント、位置情報ポイント、店舗情報ポイントの算出について、それぞれ具体例とともに説明する。
個人情報ポイントの算出について、図8を参照しながら説明する。図8は、本システムの中央処理装置が個人情報ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。個人情報ポイントは、ユーザの個人情報に対して付与されるポイントである。このポイントは、次の手順に従って算出される。
ステップS81において、中央処理装置6は、ユーザの個人認証をする。すなわち、このステップで、中央処理装置6は、当日に充電式自動車60のバーコード62から得られるユーザの個人情報を、予め店舗側から情報入力装置71により入力された登録ユーザの情報と照合して、ユーザの個人認証を行う。また、中央処理装置6は、個人認証とともに、例えば来店したユーザすべてに付与するポイント(重み付け項目を除いたポイント)を算出する。
ステップS82において、中央処理装置6は、認証したユーザの個人情報に重み付け加算すべき項目があるか否かを判断する。この判断結果がYESである場合(個人情報に重み付け加算すべき項目がある場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS83に移行する。一方、この判断結果がNOである場合(個人情報に重み付け加算すべき項目がない場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS84に移行する。なお、個人情報に対する重み付け態様については、以下で詳細に説明する。
ステップS83において、中央処理装置6は、個人情報ポイントに重み付け加算すべき付加数の加算を行う。そして、中央処理装置6は、処理をステップS84へ移行する。ステップS84において、中央処理装置6は、個人情報ポイントを確定する。こうして確定した個人情報ポイントは、上記したように当日ポイントの算出に用いられる。
ここで、個人情報に対する重み付けについて、図9を参照しながら説明する。図9は、個人情報の各項目に対するポイント付与の一例を示す図である。
個人情報には、図9に示されるように、(a)ユーザの記念日、(b)ユーザの優良度、(c)ユーザの信頼性、の三つの項目が含まれている。これらの項目は、売上や集客効果に大きく影響するものであるため、店舗2にとって特に有用度の高いものである。そして、中央処理装置6は、以下のように各項目に対してポイントの付与を行う。
(a)ユーザの記念日
中央処理装置6は、来店日がユーザの誕生日や結婚記念日等に該当する場合に、個人情報に通常の日より多いポイントを付与する。具体的に、図9に示される例では、「記念日」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、来店日がユーザの誕生日や結婚記念日等に該当しない場合に、個人情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図9に示される例では、「記念日」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、自己の記念日に店舗2を利用することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに対してより厚いサービスを提供することができ、ユーザ側の店舗2に対する好感度を上昇させることができる。
(b)ユーザの優良度
中央処理装置6は、ユーザが高額商品を購入する割合の高い客である場合に、個人情報に通常の客より多いポイントを付加する。具体的に、図9に示される例では、「優良客」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザが高額商品を購入する割合の高い客でない場合に、個人情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図9に示される例では、「優良度」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、そのユーザは、高額商品を定期的に購入することによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、より多くの店舗利用者に高額商品を購入してもらえるようになり、売上を向上させることができる。
(c)ユーザの信頼性
中央処理装置6は、クレジットカードを使用するユーザが支払日を必ず守っている場合に、個人情報に通常の客より多いポイントを付加する。具体的に、図9に示される例では、「信頼性」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、クレジットカードを使用するユーザが支払日を守っていない場合に、個人情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図9に示される例では、「信頼性」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、カードの支払期限を継続して守ることによって、より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、カード利用者に支払期限をよりしっかりと意識させることにより、カード利用者の支払日遅延を抑制することができる。
そして、上記した各項目(a)〜(c)において算出された付加数の合計が、個人情報ポイントに加算される。具体的に、図9に示される例では、「付加数」の欄に各項目で付加されるポイントの合計が記載され、この付加数が個人情報ポイントに加算される。
位置情報ポイントの算出について、図10を参照しながら説明する。図10は、本システムの中央処理装置が位置情報ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。位置情報ポイントは、ユーザの充電式自動車60の駐車位置情報に対して付与されるポイントである。このポイントは、次の手順に従って算出される。
図10に示されるように、ステップS101において、中央処理装置6は、天気情報を取得する。この天気情報は、店舗側によって開店前や天候変化時に情報入力装置71から中央処理装置6に入力されるものである。
ステップS102において、中央処理装置6は、駐車位置情報を取得する。すなわち、このステップで、中央処理装置6は、どの充電装置40の充電用プラグ50が接続されたかを検出することにより、ユーザの車両の駐車位置情報を取得する。また、中央処理装置6は、駐車位置情報の取得とともに、例えば駐車場利用客すべてに付与するポイント(重み付け項目を除いたポイント)を算出する。そして、中央処理装置6は、処理をステップS103へ移行する。
ステップS103において、中央処理装置6は、駐車位置情報に重み付け加算すべき項目があるか否かを判断する。この判断結果がYESである場合(駐車位置情報に重み付け加算すべき項目がある場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS104に移行する。一方、この判断結果がNOである場合(駐車位置情報に重み付け加算すべき項目がない場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS105に移行する。なお、駐車位置情報に対する重み付け態様については、以下で詳細に説明する。
ステップS104において、中央処理装置6は、位置情報ポイントに重み付け加算すべき付加数の加算を行う。そして、中央処理装置6は、処理をステップS105へ移行する。ステップS105において、中央処理装置6は、位置情報ポイントを確定する。こうして確定した位置情報ポイントは、上記したように当日ポイントの算出に用いられる。
ここで、駐車位置情報に対する重み付けについて、図11を参照しながら説明する。図11は、駐車位置情報の各項目に対するポイント付与の一例を示す図である。
駐車位置情報には、図11に示されるように、(a)店舗入口からの距離、(b)屋根の有無、(c)駐車難度、の三つの項目が含まれている。これらの項目は、売上や集客効果に大きく影響するものであるため、店舗2にとって有用度の高いものである。そして、中央処理装置6は、以下のように各項目に対してポイントの付与を行う。
(a)店舗入口からの距離
中央処理装置6は、ユーザの車両が店舗2の入口3、4、5から離れた位置にある駐車場に駐車されている場合(例えば図1において30aに駐車されている場合)に、位置情報に店舗2の入口3、4、5から近い位置にある駐車場に駐車されている場合に比べ、多いポイントを付与する。具体的に、図11に示される例では、「店舗入口から遠い」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザの車両が店舗2の入口3、4、5から近い位置にある駐車場に駐車されている場合(例えば図1において13aに駐車されている場合)に、駐車位置情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図11に示される例では、「店舗入口から遠い」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、混雑などにより店舗2の入口3、4、5から遠く離れた駐車場を利用しなければならない場合であっても、店舗2の入口3、4、5付近の駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、店舗2の入口3、4、5からの距離にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。
(b)屋根の有無
中央処理装置6は、ユーザの車両が屋根21の無い駐車場に駐車されている場合(例えば図1において13aに駐車されている場合)に、位置情報に屋根21のある駐車場に駐車されている場合より多いポイントを付加する。このとき、さらに中央処理装置6は、天候が悪い場合に、天候が良い場合より多くのポイントを付加する。具体的に、図11に示される例では、天候が良い場合には「屋根無し」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。天候が悪い場合には「屋根無し」の欄に◎が付けられ、「付加数」の欄に2ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザの車両が屋根21のある駐車場に駐車されている場合(例えば図1において20aに駐車されている場合)に、駐車位置情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図11に示される例では、いずれの天候であっても「屋根無し」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、雨天時等に屋根21の無い駐車場を利用しなければならない場合であっても、屋根21付きの駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、天候にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。さらに、悪天候による店舗来客数の低下を効果的に抑制することができる。
(c)駐車難度
中央処理装置6は、ユーザの車両が駐車しにくい最奥端の位置に駐車されている場合(例えば図1において11aに駐車されている場合)に、駐車位置情報に他の位置に駐車されている場合より多いポイントを付加する。具体的に、図11に示される例では、「駐車しにくい」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザの車両が駐車しにくい最奥端の位置以外に駐車されている場合(例えば図1において12a、13aに駐車されている場合)に、位置情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図11に示される例では、「駐車しにくい」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、駐車しにくい最奥端の駐車場を利用しなければならない場合であっても、他の位置にある比較的駐車しやすい駐車場を利用する場合に比べ、より多くのポイントを獲得することができるため、気持ち良く買い物をすることができる。一方、店舗側は、駐車難度にかかわらず、店舗利用者に駐車場全体を満遍なく利用してもらうことができる。
そして、上記した各項目(a)〜(c)において算出された付加数の合計が、位置情報ポイントに加算される。例えば、天候が雨であって、13aに駐車されている場合には、図9において「店舗入口から遠い」の欄に×が付けられ、「屋根無し」の欄に◎が付けられ、「駐車しにくい」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄に2が記載される。この場合には、位置情報ポイントに2ポイントが加算されることになる。
店舗情報ポイントの算出について、図12を参照しながら説明する。図12は、本システムの中央処理装置が店舗情報ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。店舗情報ポイントは、店舗側が設定する店舗情報に対して付与されるポイントである。このポイントは、次の手順に従って算出される。
図12に示されるように、ステップS121において、中央処理装置6は、日付の確認をする。すなわち、このステップで、中央処理装置6は、ユーザの来店日が、予め店舗側により情報入力装置71から中央処理装置6に入力された特別日に該当するか否かの確認を行う。また、中央処理装置6は、日付の確認とともに、例えば来店客すべてに付与するポイント(重み付け項目を除いたポイント)を算出する。そして、中央処理装置6は、処理をステップS122に移行する。
ステップS122において、中央処理装置6は、店舗情報に重み付け加算すべき項目があるか否かを判断する。この判断結果がYESである場合(店舗情報に重み付け加算すべき項目がある場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS123に移行する。一方、この判断結果がNOである場合(店舗情報に重み付け加算すべき項目がない場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS124に移行する。なお、店舗情報に対する重み付け態様については、以下で詳細に説明する。
ステップS123において、中央処理装置6は、店舗情報ポイントに重み付け加算すべき付加数の加算を行う。そして、中央処理装置6は、処理をステップS124へ移行する。ステップS124において、中央処理装置6は、店舗情報ポイントを確定する。こうして確定した店舗情報ポイントは、上記したように当日ポイントの算出に用いられる。
ここで、店舗情報に対する重み付けについて、図13を参照しながら説明する。図13は、店舗情報の各項目に対するポイント付与の一例を示す図である。
店舗情報には、図13に示されるように、(a)店舗の特売日、(b)店舗のイベント日、の二つの項目が含まれている。これらの項目は、売上や集客効果に大きく影響するものであるため、店舗2にとって有用度の高いものである。そして、中央処理装置6は、以下のように各項目に対してポイントの付与を行う。
(a)店舗の特売日
中央処理装置6は、ユーザが店舗の特売日に来店した場合に、店舗情報に通常の日に来店した場合より多いポイントを付与する。具体的に、図13に示される例では、「特売日」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザが特売日以外の日に来店した場合に、店舗情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図13に示される例では、「特売日」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、特売日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、特売日を例えば給料日やボーナス支給日の直後に設定するなどして、効率的に売上や集客効果を向上させることができる。
(b)店舗のイベント日
中央処理装置6は、ユーザが創業祭やクリスマス等の店舗2のイベント日に来店した場合に、イベント日以外に来店した場合より多いポイントを付加する。具体的に、図13に示される例では、「イベント日」の欄に○が付けられ、「付加数」の欄に1ポイントが追加される。一方、中央処理装置6は、ユーザが創業祭やクリスマス等の店舗2のイベント日以外に来店した場合に、店舗情報にこの項目のポイントを付加しない。具体的に、図13に示される例では、「イベント日」の欄に×が付けられ、「付加数」の欄にポイントは追加されない。これによれば、ユーザ側は、イベント日に来店することによって、通常の日より多くのポイントを獲得することができる。一方、店舗側は、ユーザに定期的に来店してもらうことができるうえ、イベントの影響によりさらなる売上効果や集客効果の向上を期待することができる。
そして、上記した各項目(a)、(b)において算出された付加数の合計が、店舗情報ポイントに加算される。具体的に、図13に示される例では、「付加数」の欄に各項目で付加されるポイントの合計が記載され、この「付加数」が店舗情報ポイントに加算される。
以上のように、本実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、充電式自動車60からユーザ情報を収集し、収集された各情報にポイントを付与し、付与されたポイントに応じて、充電式自動車60のバッテリを充電する。このように充電用の電源を制御することにより、ユーザ側は、充電料金を支払うことなくポイントに応じた電力供給を受けることができる。一方、店舗側は、ユーザ側から得られた情報を店舗2の売上や集客効果を高めるために利用することができる。また、ユーザがポイントを利用して充電式自動車60のバッテリを充電するために再び来店する可能性が高まるため、店舗側にとってはリピータを増やす良い機会を得ることができる。
また、本実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、ポイントの付与を、各ユーザ情報に店舗2の有用度に応じた重みを付けて行う。これによれば、店舗側が、有用度に応じて重み付けしたポイントを付与できるので、その店舗2に必要な情報を容易に差別化することができる。このように情報を差別化することにより、店舗側は、収集した情報をより有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、重み付けにより付与されるポイントが多くなるため、より多くのポイントを獲得する機会を得ることができる。
次に、次回累積残ポイントの算出について、図14を参照しながら説明する。図14は、本システムの中央処理装置が次回累積残ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。
図14に示されるように、ステップS141において、中央処理装置6は、上記したように当日ポイントを取得する。そして、ステップS142において、中央処理装置は、当日ポイントに累積残ポイント(前回充電ポイントの残りポイント)を加算する。そして、中央処理装置6は、処理をステップS143に移行する。
ステップS143において、中央処理装置6は、充電ポイントを確定する。これにより、ユーザは、この充電ポイントを使用して、充電料金を支払うことなく充電式自動車60のバッテリを充電することができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS144に移行する。
ステップS144において、中央処理装置6は、充電式自動車60のバッテリの充電に使用された分のポイント(使用充電ポイント)を充電ポイントから差し引く。そして、中央処理装置6は、処理をステップS145に移行する。
ステップS145において、中央処理装置6は、次回累積残ポイントを確定する。すなわち、このスッテップで、中央処理装置6は、差し引かれた充電ポイントの残りを次回累積残ポイントとして記憶する。これにより、ユーザは次回の来店で今回残した充電ポイントを使用することができる。
上記のように構成された充電式車両用駐車場システム1の動作を実現するために中央処理装置6が行う一連の制御内容について、図15を参照しながら詳細に説明する。図15は、本システムにおいて中央処理装置が行う一連の制御内容を示すフローチャートである。
ステップS151において、中央処理装置6は、店舗情報を取得する。すなわち、このステップで、中央処理装置6は、店舗側から開店前に予め当日の天候や曜日情報等を取得し記憶する。そして、中央処理装置6は、処理をステップS152に移行する。ステップS152において、中央処理装置6は、充電装置40のディスプレイ42に、例えば「充電用プラグを接続してください」と表示させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS153に移行する。
ステップS153において、中央処理装置6は、充電用プラグ50が充電式自動車60の充電用プラグ接続部61に接続されたか否かを判断する。この判断結果がYESである場合(充電用プラグ50が接続された場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS154に移行する。一方、この判断結果がNOである場合(充電用プラグ50が接続されていない場合)に、中央処理装置6は、充電用プラグ50が接続されるまでその後の処理を停止する。
(ステップS153において充電用プラグ50が接続された場合)
ステップS154において、中央処理装置6は、充電装置40に備わる充電用プラグ50のバーコードリーダ52に、ユーザのバーコード62を読み込ませる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS155に移行する。ステップS155において、中央処理装置6は、充電装置40からユーザの個人情報と車両の駐車位置情報とを受信する。これによれば、店舗側は、別途情報を入力するための装置を設置する必要がないため、本システム1を比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、情報の入力作業を省略することができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS156に移行する。
ステップS156において、中央処理装置6は、充電開始ボタン44が押されたか否かを判断する。この判断結果がYESである場合(充電開始ボタン44が押された場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS156−1に移行する。一方、この判断結果がNOである場合(充電開始ボタン44が押されていない場合)に、中央処理装置6は、充電開始ボタン44が押されるまでその後の処理を停止する。
ステップS156−1において、中央処理装置6は、充電装置40のディスプレイ42に、バッテリの充電完了予定時間(予想時間)を表示させる。これにより、店舗側は、充電完了予定時間が経過するまでは、ユーザをより確実に店舗2に引き止めることができる。一方、ユーザ側は、充電完了予定時間の表示により、前以て店舗2での買い物や飲食等の計画を立てることができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS157に移行する。
ステップS157において、中央処理装置6は、ユーザに累積残ポイントがあるか否かを判断する。この判断結果がNOである場合(累積残ポイントがない場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS158に移行する。一方、この判断結果がYESである場合(累積残ポイントがある場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS161に移行する。
(ステップS157において累積残ポイントがない場合)
ステップS158において、中央処理装置6は、充電装置40に充電開始準備ランプ46を点灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS159に移行する。ステップS159において、中央処理装置6は、ユーザが当日ポイントを獲得したか否かを判断する。この判断結果がYESである場合(当日ポイントを獲得した場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS160に移行する。一方、この判断結果がNOである場合(当日ポイントを獲得してない場合)に、中央処理装置6は、当日ポイントを獲得するまでその後の処理を停止する。ステップS160において、中央処理装置6は、充電装置40に充電開始準備ランプ46を消灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS161に移行する。
ステップS161において、中央処理装置6は、充電装置40に充電中ランプ47を点灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS162に移行する。ステップS162において、中央処理装置6は、充電装置40に充電を開始させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS163に移行する。
ステップS163において、中央処理装置6は、充電停止ボタン45が押されたか否かを判断する。この判断結果がNOである場合(充電停止ボタン45が押されていない場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS164に移行する。一方、この判断結果がYESである場合(充電停止ボタン45が押された場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS168に移行する。
(ステップS163において充電停止ボタン45が押されていない場合)
ステップS164において、中央処理装置6は、充電が完了したか否かを判断する。この判断結果がNOである場合(充電が完了していない場合)に、中央処理装置6は、処理を再びステップS163に移行する。一方、この判断結果がYESである場合(充電が完了した場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS165に移行する。ステップS165において、中央処理装置6は、充電装置40に充電中ランプ47を消灯させる。そして、中央処理装置6は処理をステップS166に移行する。ステップS166において、中央処理装置6は、充電装置40に充電完了ランプ48を点灯させる。そして、中央処理装置6は処理をステップS167に移行する。ステップS167において、中央処理装置6は、ユーザに充電が完了したことを報知する。すなわち、中央処理装置6は、ユーザの携帯電話72に充電完了情報を送信する。これによれば、各ユーザは、携帯電話72により直接的に充電の停止を知ることができる。一方、店舗側は、ユーザに携帯電話72による登録をしてもらうことにより、他の情報を各ユーザに併せて報知することもできる。また、バッテリの充電完了までユーザを店舗2に足止めさせることができる。これらにより、さらなる売上の向上を期待することができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS173に移行する。
(ステップS163において充電停止ボタン45が押された場合)
ステップS168において、中央処理装置6は、充電装置40のディスプレイ42に、例えば「認証番号を入力してください」と表示させる。これにより、中央処理装置6は、ユーザの認証番号を取得することができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS169に移行する。ステップS169において、中央処理装置6は、入力された認証番号が正しいか否かを判断する。この判断結果がNOである場合(認証番号が正しくない場合)に、中央処理装置6は、処理を再びステップS163に移行する。一方、この判断結果がYESである場合(認証番号が正しい場合)に、中央処理装置6は、処理をステップS170に移行する。こうしてユーザの認証番号の確認を行うことにより、イタズラなどによる充電の停止を防止することができる。
(ステップS169において認証番号が正しい場合)
ステップS170において、中央処理装置6は、充電装置40に充電中ランプ47を消灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS171に移行する。ステップS171において、中央処理装置6は、充電装置40に充電停止ランプ49を点灯させる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS172に移行する。ステップS172では、中央処理装置6が、充電装置40にバッテリの充電を停止させる。これによれば、ユーザ側は、急用等により充電を停止させる必要がある場合に、充電停止ボタン45を押して認証番号を入力することによりバッテリの充電を停止させることができる。一方、店舗側は、ユーザの充電装置40に対する利便性をより高めることができる。そして、中央処理装置6は、処理をステップS173に移行する。
ステップS173において、中央処理装置6は、充電装置40のディスプレイ42に、例えば「充電用プラグをはずしてください」と表示させる。そして、中央処理装置6は、その後の処理を終了する。こうして、充電式車両用駐車場システム1における一連の動作が実現される。
以上のように、本実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くすることができる。その結果、一般大衆の充電式自動車60に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とを効果的に刺激し、充電式自動車60の普及をさらに促進させることができる。
次に、本実施形態の変更例について説明する。
[変更例1]
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、バッテリを充電する充電装置40を介してユーザ情報の収集を行うが、バッテリを充電する充電装置40とは別に設けられた操作端末を介してユーザ情報の収集を行うようにしてもよい。
この変更例1によれば、操作端末を適宜自由な位置に設けることによって、充電装置40や充電式自動車60のそばからだけでなく、店舗2の入口3、4、5や、店内、店外からも情報の収集を行うことができるようになる。このため、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。また、店舗側にとっても、例えば、集客したいフロアやイベントコーナーに操作端末を設置することにより店舗利用客を効果的に集客することができるようになる。以上のように、この変更例1に係る充電式自動車用駐車場システムによれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。その結果、一般大衆の充電式自動車60に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式自動車60の普及をさらに促進させることができる。
[変更例2]
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が店舗2の駐車場に設置された充電装置40により充電式自動車60のバッテリを充電するが、店舗2の駐車場とは別に設置された充電装置40によりポイントを利用して充電式自動車60のバッテリを充電するようにしてもよい。
ここで、変更例2の態様として、次の(1)、(2)を例示できる。
(1)店舗2と契約したガソリンスタンドや喫茶店に充電装置40を設け、店舗2で獲得したポイントにより充電を行う態様。
(2)家庭のコンセントから、店舗2で獲得したポイントを使用して充電を行う態様。
この変更例2によれば、ユーザ側は、店舗2で獲得したポイントを、店舗以外の場所でも使用できるようになる。これにより、ユーザにとっては、ポイントの利便性が高まることになる。一方、店舗側は、ユーザが獲得した充電ポイントの利便性を高めることにより、店舗2の集客効果の向上を期待できる。以上のように、この変更例2によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。その結果、一般大衆の充電式自動車60に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式自動車60の普及をさらに促進させることができる。
[変更例3]
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、天候情報を「屋根無し」に対する付加数の算出にのみ反映させているが、他の項目(例えば位置情報の「店舗入口から遠い」や店舗情報の「特売日」など)に対する付加数の算出に反映させてもよい。また、天候情報を、来店したユーザに共通して付与するポイントに反映させてもよい。
この変更例3によれば、店舗側は、より細かな情報の重み付けが可能となるため、ユーザ情報を売上や集客効果の向上のためにさらに有効に活用することができる。一方、ユーザ側は、より多くのポイントを獲得する機会を得ることができる。以上のように、この変更例3に係る充電式自動車用駐車場システムによれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットをさらに多くすることができる。その結果、一般大衆の充電式自動車60に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式自動車60の普及をさらに促進させることができる。
[変更例4]
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、バッテリの充電完了をユーザの携帯電話72に報知するが、店舗2内に設けた掲示板(電光掲示板)によりユーザに報知してもよい。
この変更例4によれば、ユーザ側は、店舗2内での買い物の途中で掲示板を確認することにより、随時充電の停止を確認できる。一方、店舗側は、掲示板に他の情報を併せて報知することにより、他の情報の報知効果を効果的に高めることができる。以上のように、この変更例4に係る充電式自動車用駐車場システムによれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様を実現することができる。その結果、一般大衆の充電式自動車60に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式自動車60の普及をさらに促進させることができる。
[変更例5]
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、バッテリの充電完了をユーザの携帯電話72に報知するが、店内放送により報知してもよい。
この変更例5によれば、ユーザ側は、登録や自己確認等をすることなく容易に充電の停止を知ることができる。一方、店舗側は、ユーザに充電の停止を簡便な方法で報知することができる。さらに、他の情報を併せて放送することにより、報知効果を効果的に高めることができる。以上のように、この変更例5に係る充電式自動車用駐車場システムによれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットの多い報知態様を実現することができる。その結果、一般大衆の充電式自動車60に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式自動車60の普及をさらに促進させることができる。
[変更例6]
上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、充電装置40の充電用プラグ50に設けられたバーコードリーダ52により、充電用プラグ50を充電式自動車60の充電用プラグ接続部61に接続させる際に情報の収集を行うが、充電装置40に備わる操作パネル41からの入力により、情報の収集を行うようにしてもよい。
この変更例6によれば、店舗側は、別途情報を取得するための装置を設置する必要がないため、充電式自動車用駐車場システムを比較的容易に実現することができる。一方、ユーザ側は、充電装置40の操作とともに情報の入力を行えるため便利である。以上のように、この変更例6によれば、ユーザ側及び店舗側の双方に対するメリットを多くした情報の取得方法を実現することができる。その結果、一般大衆の充電式自動車60に対する購買意欲と、店舗側の充電設備に対する投資意欲とをより効果的に刺激し、充電式自動車60の普及をさらに促進させることができる。
なお、本発明は上記実施形態及びその変更例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。以下の(1)〜(8)にその一例を示す。
(1)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、充電用プラグ50に端子差込口53が設けられるとともにプラグ用接続部に差込端子63が設けられているが、充電用プラグ50に差込端子63を設けるとともにプラグ用接続部に端子差込口53を設けてもよい。
(2)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、充電装置40にハーネス51を介して充電用プラグ50が設けられるとともに充電式自動車60に充電用プラグ接続部61が設けられているが、充電式自動車60にハーネス51を介して充電用プラグ50を設けるとともに充電装置40に充電用プラグ接続部61を設けてもよい。
(3)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、充電装置40を介して情報の収集が行われるが、店舗2の入口3、4、5に無線通信可能なゲートを設け、ゲートの通過により情報を収集するようにしてもよい。
(4)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、バーコード62を用いて個人認証を行うが、QRコードを用いて個人認証を行うようにしてもよい。
(5)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、バーコード62を用いて個人認証を行うが、ユーザの携帯電話72との送受信により個人認証を行うようにしてもよい。
(6)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、中央処理装置6が、重み付けの方法として各情報に付加数を加算するが、各情報に乗数を乗算(掛け算)するようにしてもよい。
(7)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1では、ユーザの充電式自動車60に対して電力の供給が行われるが、例えば燃料電池自動車等に対して水素等の燃料を供給するようにしてもよい。
(8)上記実施形態に係る充電式自動車用駐車場システム1において、ユーザと店舗側との情報送受信により、店舗2内の会計、充電料金、駐車料金をまとめて会計できるようにしてもよい。さらに、必要に応じて交通情報や天気予報、顧客情報などの各種情報を送受信できるようにしてもよい。
本発明の第一実施形態に係る充電車両用駐車場システムを示す全体構成図である。 同システムに備わる充電装置及び同システムを利用可能な充電式自動車を示す概略図である。 同システムの充電装置に備わる操作パネルを示す正面図である。 同システムの充電装置に備わる充電用プラグを示す正面図である。 同システムを利用可能な充電式自動車に設けられた充電用プラグ接続部を示す正面図である。 同システムの中央処理装置が行う情報処理システムを示すブロック図である。 同システムの中央処理装置が当日ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。 同システムの中央処理装置が個人情報ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。 個人情報の各項目に対するポイント付与の一例を示す図である。 同システムの中央処理装置が位置情報ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。 駐車位置情報の各項目に対するポイント付与の一例を示す図である。 同システムの中央処理装置が店舗情報ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。 店舗情報の各項目に対するポイント付与の一例を示す図である。 同システムの中央処理装置が次回累積残ポイントを算出する過程を示すフローチャートである。 同システムにおいて中央処理装置が行う一連の制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 充電式自動車用駐車場システム
2 店舗
6 中央処理装置
10 第一駐車場
20 第二駐車場
30 第三駐車場
40 充電装置
41 操作パネル
44 充電開始ボタン
45 充電停止ボタン
46 充電開始準備ランプ
47 充電中ランプ
48 充電完了ランプ
49 充電停止ランプ
50 充電用プラグ
52 バーコードリーダ
60 充電式自動車
61 充電用プラグ接続部
62 バーコード

Claims (22)

  1. バッテリを有する充電式車両又はそのユーザから得られる少なくとも一つの情報を情報収集手段により収集し、
    前記収集された各情報にポイントを付与し、
    前記付与されたポイントに応じて、前記バッテリを充電することを特徴とする電源の制御方法。
  2. 請求項1に記載する電源の制御方法において、
    前記ポイントの付与を、前記収集された各情報に前記ユーザが利用する店舗の有用度に応じた重みを付けて行うことを特徴とする電源の制御方法。
  3. 請求項1又は2に記載する電源の制御方法において、
    前記バッテリの充電を、前記ユーザが利用する店舗の駐車場で行うことを特徴とする電源の制御方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
    前記情報収集手段により、少なくとも前記ユーザの個人情報、前記ユーザの店舗利用情報又は前記充電式車両の位置情報のうち複数を収集することを特徴とする電源の制御方法。
  5. 請求項4に記載する電源の制御方法において、
    前記情報収集手段により、前記ユーザが利用する店舗の店舗情報をも収集することを特徴とする電源の制御方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
    前記バッテリの充電を、前記ポイントに相当する時間だけ行うことを特徴とする電源の制御方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
    前記バッテリの充電完了予定時間を表示することを特徴とする電源の制御方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
    前記情報の収集を、前記バッテリを充電する充電装置を介して行うことを特徴とする電源の制御方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
    前記情報の収集を、前記バッテリを充電する充電装置とは別に設けられた操作端末を操作することにより行うことを特徴とする電源の制御方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載する電源の制御方法において、
    前記バッテリの充電を、充電が完了したとき又は充電停止手段が操作されたときに、停止させることを特徴とする電源の制御方法。
  11. 請求項10に記載する電源の制御方法において、
    前記バッテリの充電が停止したことを、前記ユーザに報知することを特徴とする電源の制御方法。
  12. バッテリを有する充電式車両又はそのユーザから得られる少なくとも一つの情報を収集する情報収集手段と、
    前記収集された各情報にポイントを付与するポイント付与手段と、
    前記付与されたポイントに応じて、前記バッテリを充電する充電装置と、を備えたことを特徴とする電源の制御装置。
  13. 請求項12に記載する電源の制御装置において、
    前記ポイント付与手段は、前記収集された各情報に、前記ユーザが利用する店舗の有用度に応じて重み付けを行ったポイントを付与することを特徴とする電源の制御装置。
  14. 請求項12又は13に記載する電源の制御装置において、
    前記充電装置は、前記ユーザが利用する店舗の駐車場に設けられたことを特徴とする電源の制御装置。
  15. 請求項12〜14のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
    前記情報収集手段は、少なくとも前記ユーザの個人情報、前記ユーザの店舗利用情報又は前記充電式車両の位置情報のうち複数を収集することを特徴とする電源の制御装置。
  16. 請求項15に記載する電源の制御装置において、
    前記情報収集手段は、前記ユーザが利用する店舗の店舗情報をも収集することを特徴とする電源の制御装置。
  17. 請求項12〜16のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
    前記充電装置は、前記ポイントに相当する時間だけ前記バッテリを充電することを特徴とする電源の制御装置。
  18. 請求項12〜17のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
    前記充電装置は、前記バッテリの充電完了予定時間を表示することを特徴とする電源の制御装置。
  19. 請求項12〜18のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
    前記情報収集手段は、前記充電装置を介して前記情報の収集を行うことを特徴とする電源の制御装置。
  20. 請求項12〜18のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
    前記情報収集手段は、前記充電装置とは別に設けられた操作端末を操作されることにより前記情報の収集を行うことを特徴とする電源の制御装置。
  21. 請求項12〜20のいずれか一項に記載する電源の制御装置において、
    前記バッテリの充電途中に充電を停止させる充電停止手段を備え、
    前記充電装置は、前記バッテリの充電が完了したとき又は前記充電停止手段が操作されたときに、前記バッテリの充電を停止することを特徴とする電源の制御装置。
  22. 請求項21に記載する電源の制御装置において、
    前記充電装置が前記バッテリの充電を停止したことを、前記ユーザに報知する充電停止報知手段を備えたことを特徴とする電源の制御装置。
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