JP2014030320A - 車両充電システム及び車両充電装置 - Google Patents

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Hiroshige Asada
博重 浅田
Hiroyuki Tanaka
浩幸 田中
Hitoshi Shiotani
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Abstract

【課題】車両内の電池を充電する充電システムにおいて、電気の不正使用(電力の盗難)を効果的に防ぐことができる構成を、正規使用者の負担が少ない構成で実現する。
【解決手段】車両充電システム1は、充電ケーブル16と、充電ケーブル16の一端側に取り付けられた充電プラグ13と、充電ケーブル16及び充電プラグ13を介して車両に充電電流を供給する充電器12とを備えている。更に、車両に付された情報コード30を撮像可能な撮像部19aと、撮像部19aによって撮像された情報コードを解読する解読部19bとを備えており、解読部19bによって情報コードが解読されたことを条件として充電器12から充電プラグ13側へ充電電流を供給することを許可するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両充電システム及び車両充電装置に関するものである。
電気自動車や一部のハイブリッド自動車などでは、外部からの充電電流によって車両内の電池を充電する方式が用いられている。この種の車両に搭載された電池を充電する場合、一般的には、車両の使用者などが店舗や公共施設、或いは個人宅などに設置されている充電装置からケーブルや充電プラグを取り出して車両内のコネクタ(接続口)に接続する作業を行い、これに応じて充電装置から車両に対して充電電流が供給されることとなる。
特開2007−228695公報
一般的に充電装置は充電プラグの形状や充電方式が共通化されているため、特定の使用者に使用させるべき充電装置であっても、第三者によって不正に使用されてしまう懸念がある。例えば、ある個人宅に充電装置が設置されている場合、家主が留守にしている間に第三者によってその充電装置が使用されてしまい、電気の不正使用(電力の盗難)が行われるという問題がある。特に集合住宅(マンション)の場合は多数の人間が出入りし、電気が不正使用されても気付きにくいため、電力の盗難が起きやすい。また、個人宅以外(例えば店舗など)でも同様の問題が生じる虞があり、許可された者以外の第三者によって充電が行われてしまう懸念がある。
このような電気の不正使用(電力の盗難)を防ぐためには、例えば充電ケーブルなどの必要部品をその都度屋内にしまっておくことも考えられるが、このような方法では利便性が大きく損なわれる懸念がある。特に、充電対象となる車両は屋外に駐車されることが多く、ある程度頻繁に充電することが想定されるため、充電を行う度に屋内からケーブル等を持ち出す上記方法では使用者の手間や時間的負担が非常に大きくなってしまう。また、第三者が同様のケーブル等を所持している場合、上記対策では不十分であり、不正使用の懸念が依然として残ってしまう。
一方、別方法として特許文献1のような技術も提供されており、この特許文献1で開示される充電装置200では、充電対象となる車両からETCカードのIDを取得し、受信したIDが登録者IDと一致した場合には充電を許可し、一致しない場合には充電を許可しないといった方法を用いている。しかしながら、このようにICカードによって本人認証を行う方法では、車両を充電するだけなのにバッグや財布等からわざわざICカードを出さなければならず、使用者に煩わしい作業を強いることになる。また、家の中にICカードを置き忘れてしまうようなケースも想定され、特に設置場所が集合住宅(マンション)の場合には、わざわざエレベータや階段などを使って部屋まで取りに行かなければならず、非常に煩わしくなってしまう。更には、認証用のICカードを紛失することも十分想定され、この場合、ICカードの再発行等が行われるまで充電装置が使用できず、その結果、車両自体が使用できなくなってしまう虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、車両内の電池を充電する充電システム又は充電装置において、電気の不正使用(電力の盗難)を効果的に防ぐことができる構成を、正規使用者の負担が少ない構成で実現することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、
充電ケーブルと、
前記充電ケーブルの一端側に取り付けられ、車両に設けられたコネクタと接続可能な充電プラグと、
外部電源からの電力供給を受けると共に、前記充電ケーブル及び前記充電プラグを介して前記車両に充電電流を供給する充電器と、
前記車両に付された情報媒体の記録内容を取得可能な読取部と、
前記読取部によって取得された前記情報媒体の記録内容を解読する解読部と、
前記解読部によって前記情報媒体が解読されたことを条件として前記充電器から前記充電プラグ側へ充電電流を供給することを許可する充電制御部と、
を有することを特徴とする。
請求項1、8に係る発明では、車両に付された情報媒体の記録内容を取得可能な読取部と、読取部によって取得された情報媒体の記録内容を解読する解読部とを備えており、更に、解読部によって情報媒体が解読されたことを条件として充電電流の供給を許可するように充電制御部によって制御が行われるようになっている。この構成では、情報媒体が付されていない車両を充電しようとする場合には充電電流の供給が許可されないため、第三者によって意図しない車両(情報媒体を有さない車両)の充電に不正に使用されることを効果的に防ぐことができる。一方、正規の使用者は、自身が使用する車両に予め情報媒体が付されていることを条件として、煩わしい準備作業(ICカードの準備など)を伴うことなく簡単に且つ迅速に充電を行うことができるようになる。また、情報媒体を常時車両に付しておけば紛失等の問題も生じにくく、認証媒体の紛失に起因して充電不能となるような事態が発生しにくくなる。
請求項2の発明では、充電制御部は、解読部によって情報媒体が解読された場合に当該情報コードに記録された情報が所定の正規情報であることを条件として充電器から充電プラグ側へ充電電流を供給することを許可するようになっている。
この構成によれば、正規情報が記録された情報媒体を有する使用者のみが車両を充電できるようになり、不正充電をより確実に防ぐことができる。
請求項3の発明では、読取部は、充電プラグが車両のコネクタに接続された状態において当該車両の所定位置を読取範囲とするように構成されており、情報媒体は当該車両の所定位置(読取範囲)に設けられるようになっている。
この構成では、情報媒体の読み取りをそれほど意識せずとも、充電プラグをコネクタに接続する過程において適切な位置関係で情報媒体を解読することができる。特に、「情報媒体を読取範囲内に収めるために充電プラグ付近を微妙に位置合わせする」といった作業が必要ではないため、作業者の熟練度に依存せずに情報媒体を安定的に解読することが可能となり、より短時間で円滑に認証(充電許可)を受けることができる。
請求項4の発明は、情報媒体が情報コードであり、読取部は、情報コードを撮像する撮像部であり、撮像部による撮像側に向けて照明光を照射する照明光源を更に備え、撮像部及び照明光源が、充電ケーブルの一端側に取り付けられる構成で充電プラグと一体的に設けられている。
この構成によれば、照明光を情報コードに照射して当該情報コードをより鮮明に撮像することができ、情報コードが不鮮明に撮像されることに起因する充電の不許可を減らすことができる。また、撮像部及び照明光源が充電プラグと一体的に設けられているため、情報コードの撮像に用いる照明光は、車両側のコネクタ等を照らす用途にも兼用することができる。つまり、ユーザは、夜間に充電を行う際に懐中電灯などを特別に用意する必要がなく、設置されているユニット(撮像部、照明光源、充電プラグが一体化したユニット)から発せられる光を利用して円滑に充電プラグの接続作業を行うことができる。
請求項5の発明では、充電器又は充電プラグが所定の使用開始状態になったことを検知する検知部が設けられており、照明光源は、検知部によって使用開始状態が検知された場合に照明光の照射を開始するように構成されている。
この構成によれば、充電を行わない時間帯に照明光を照射せずに済み、消費電力を効果的に低減することができる。
請求項6の発明では、情報媒体は、暗号化キーに基づいて暗号化されたデータを記録する非公開領域を備えた情報コードであり、解読部は、非公開領域に記録された暗号化データを復号化する復号化部を有し、充電制御部は、復号化部によって非公開領域が解読されたことを条件として充電器から充電プラグ側へ充電電流を供給することを許可するようになっている。
この構成では、充電電流の供給を許可するか否かを判断するための認証に非公開領域のデータ(暗号データ)を用いているため、認証に用いるデータが漏洩し難く、正規の情報コードの複製も行いにくいため、セキュリティ面で一層有利になる。
請求項7の発明では、情報媒体は、明色モジュール及び暗色モジュールを有する情報コードであり、車両内の情報コード形成領域には、所定の可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成され、情報コードの明色モジュール及び暗色モジュールの内、明色モジュールの領域が反転領域とされ、暗色モジュールの領域が非反転領域とされている。
この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、情報コード形成領域において、明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも同種(暗色)の反射特性を示すことになる。従って、通常環境下で正規使用者の車両に付された情報コードを見てもこの情報コード部分は全体的に暗色領域として視認されることになり、情報コードが存在していること自体が把握されにくくなる。また、車両に付された情報コードをコピーしようとしても通常環境下では明暗モジュールを区別してコピーすることが困難であるため、情報コードの複製も防ぎやすくなる。
更に、情報コードの形成領域に対して第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射部が設けられており、撮像部は、情報コードの形成領域に対して第2波長帯の照明光が照射された状態で当該形成領域を撮像し、解読部は、撮像部によって撮像された情報コード形成領域の画像において反転領域と非反転領域とを区別して検出することで明色モジュール及び暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて情報コードを解読するようになっている。
この構成では、第2波長帯の照明光が照射された状態で情報コードの形成領域を撮像すると、その撮像画像では、反転領域は反転して撮像され、非反転領域は反転せずに撮像されることになる。つまり、正規使用の際に撮像されるコード画像では、明色モジュールが反転した構成となり、暗色モジュールが反転しない構成となるため、明色モジュールの領域と暗色モジュールの領域とを明確に区別することができる。そして、解読部は、このような画像において明色モジュール及び暗色モジュールの領域を抽出し、情報コードをより確実に解読することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両充電システムを概念的に例示する概念図である。 図2は、図1の車両充電システムにおいて充電プラグを車両に取り付けて充電する様子を説明する説明図である。 図3は、図1の車両充電システムの電気的構成を概念的に例示するブロック図である。 図4は、図1の車両充電システムで充電対象となる車両のコネクタ付近を例示する説明図である。 図5は、図1の車両充電システムで用いられる充電プラグを正面側から見た様子を概略的に説明する説明図である。 図6は、図1の車両充電システムでの充電の流れを例示するフローチャートである。 図7は、第1実施形態の変更例での充電の流れを例示するフローチャートである。 図8は、第2実施形態に係る車両充電システムで充電対象となる車両のコネクタ付近を例示する説明図である。 図9は、第2実施形態に係る車両充電システムにおいて充電プラグを車両に取り付けて充電する様子を説明する説明図である。 図10は、第3実施形態に係る車両充電システムで充電対象となる車両のコネクタ付近を例示する説明図である。 図11は、第3実施形態の車両充電システムで用いる情報コード形成媒体を説明する説明図であり、図11(A)は、可視光が照射されているときの情報コード付近の様子を説明する説明図であり、図11(B)は、赤外光が照射されているときの情報コード付近の様子を説明する説明図である。 図12は、第3実施形態の車両充電システムの電気的構成を概念的に例示するブロック図である。 図13は、他の実施形態の車両充電システムの電気的構成を概念的に例示するブロック図である。 図14は、図13の車両充電システムで充電対象となる車両のコネクタ付近を例示する説明図である。 図15は、図14の車両に図13の車両充電システムの充電プラグを取り付けて充電する様子を説明する説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す車両充電システム1(以下、充電システム1又は単にシステム1ともいう)は、電気自動車やハイブリッド自動車の一部(プラグインハイブリッド自動車等)に搭載された車載電池を充電するシステムとして構成されている。図1、図3に示すように、車両充電システム1は、大きく分けて車両充電装置(以下、単に充電装置ともいう)10と情報コード30とによって構成されている。
図1、図3に示す充電装置10は、個人宅、店舗、公共施設などにおいて屋外或いは屋内に設けられるものであり、主として、制御部11、充電器12、充電プラグ13、充電ケーブル16、検知部17、照明光源18a、撮像部19a、解読部19bなどによって構成されている。例えば図1の例では、地面などに固定されるポール状のスタンドSt1から可撓性の充電ケーブル16が延びており、その充電ケーブル16の一端部に充電プラグ13が設けられている。
充電プラグ13は、充電ケーブル16の一端側に取り付けられており、車両100に設けられたコネクタ105と接続し得るように構成されている。具体的には、充電プラグ13の端部に形成された凹凸状の嵌合部21とコネクタ105に設けられた凹凸状の被嵌合部22とが互いに嵌合し、図2のように互いに嵌合した状態で車両100に保持されるようになっており、この嵌合状態のときには、充電プラグ13に形成された複数の端子が、コネクタ105に形成された複数の端子とそれぞれ接触し、充電プラグ13に設けられた各導電路とコネクタ105に設けられた各導電路とがそれぞれ導通するようになっている。なお、充電プラグ13とコネクタ105との間で接続される導電路としては、充電器12から車載電池109に対して充電電流を供給するための通電路以外に、信号ライン(充電装置10と車両100との間で信号の送受信を行うための信号線)なども設けられている。
充電器12は、外部電源(例えば公知の商用電源)からの電力供給を受けると共に、充電ケーブル16を出力ラインとして公知の充電方式で充電電流を出力するように構成されている。この充電器12は、外部電源からの電力供給を受けて直流電流を生成し、これをコネクタ105側に供給する構成であってもよく、外部電源からの交流電流を直接又は一旦変換してコネクタ105側に供給する構成であってもよい。或いは、直流電流及び交流電流のいずれも供給可能な構成であってもよい。このように構成される充電器12により、充電ケーブル16及び充電プラグ13を介して車両100内の車載電池109に充電電流を供給し得るようになっている。
更に、上記充電プラグ13と一体化した構成で読取装置19が設けられている。この読取装置19は、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部19aと、CPU等からなる解読部19bとを備えており、撮像部19aによってQRコード(登録商標)等の情報コード30(車両に付された情報コード:後述)が撮像されたときに、その撮像画像を解読部19bによって解析し、撮像部19aによって撮像された情報コード30を公知の方法でデコードするように機能している。なお、本実施形態では、情報コード30が「情報媒体」の一例に相当する。また、撮像部19aは「読取部」の一例に相当し、車両に付された情報媒体を撮像したときに、当該情報媒体の記録内容を画像データとして取得するように機能する。図5の例では、充電プラグ13を構成する筐体13aの一端側(前端側)に外部からの光を取り込むための読取口23が設けられており、情報コード30からの反射光は読取口23を介して取り込まれると共に撮像部19aによって受光され、その受光結果により情報コード30のコード画像のデータが生成されるようになっている。なお、図3に示す充電装置10には、図示しないメモリ(ROM、RAM、不揮発性メモリなど)も設けられている。
読取装置19の近傍には、撮像部19aによる撮像側に向けて照明光を照射する照明光源18aが設けられている。この照明光源18aは、可視光の波長帯の照明光を照射する公知のLED等によって構成されており、充電ケーブル16の一端側に取り付けられる構成で上記充電プラグ13と一体化している。図1、図5等に示すように、本構成では、充電プラグ13がガンタイプとして構成されており、充電ケーブル16に接続される基端側の長手状部分(把持部13b)から先端側が折れ曲がるように構成されている。そして、その折れ曲がり部分13cにおける嵌合部21が面する側(即ち先端側)が撮像部19aによる撮像側とされており、この撮像側に向けて照明光を発するように照明光源18aが設けられている。
また、充電装置10には、当該充電装置10の使用開始を検知する検知部17が設けられている。この検知部17は、充電器12又は充電プラグ13が所定の使用開始状態になったことを検知するものであり、例えばユーザによって操作可能なスイッチ(ボタン等)によって構成され、このスイッチが操作された状態を検知するような構成であってもよい。この場合、スイッチが操作された状態が「所定の使用開始状態」に相当する。
検知部17、照明光源18a、読取装置19、充電器12等が接続される制御部11は、システム1の全体的な制御を司る部分であり、例えばCPU等の制御回路やメモリなどによって構成されている。この制御部11は、「充電制御部」として機能しており、解読部19bによって情報コード30が解読されたことを条件として充電器12から充電プラグ13側へ充電電流を供給することを許可するように制御を行うようになっている。なお、制御部11による具体的な制御の流れは後述する。
次に、充電対象となる車両100側の構成について概説する。車両100側は、情報コード30が付されている以外は公知の電気自動車或いはハイブリッド自動車などとして構成されており、内部に搭載された車載電池109(図3)が車両外部からの充電電流によって充電されるようになっている。図1、図4等に示すように、車両100のボディの一部には開口部103が形成されており、この開口部103の奥側(車両内部側)が凹状に窪んだ構成となっている。そして、その窪みの内部が上述の充電プラグ13を接続するコネクタ105が収容された収容部102として構成されている。更に、図1、図2、図4等に示すように、収容部102の開口(開口部103)を開閉し得る蓋101が設けられており、この蓋101は、使用者によって閉塞位置に移動されたときに閉塞状態(開口部103を閉塞する状態)で維持されるように図示しない公知のロック機構によってロックされるようになっている。一方、車両内の所定位置(例えば運転席付近)に設けられた操作部が操作されたときにはそのロックが解除され、開口部103を開放するように蓋101が開放位置(図4のような位置)に移動し得るようになっている。
そして、上述した蓋101の裏側(開口部103を閉塞しているときに隠れる側)には、情報コード30が付されている。この情報コード30は、QRコード(登録商標)、データマトリックスコード、マキシコード等の公知の二次元コード、或いは後述する一部非公開コードなどによって構成されており、公知の方法でデコード可能な構成となっている。この情報コード30のデータ領域には、例えば車両100の所有者に固有に割り当てられたIDなどが記録されており、上述の読取装置19によって記録されたデータを読み取ることができるようになっている。なお、情報コード30は、例えばシールなどの媒体に形成されていてもよく、この場合、その媒体が蓋101の裏側に貼り付けられていればよい。また、情報コード30が蓋101に直接描画されていてもよく、公知のダイレクトマーキングなどによって蓋101に直接形成されていてもよい。
次に、図1の車両充電システム1で行われる充電処理の流れについて説明する。
本実施形態では、図6のような流れで充電処理が行われるようになっており、この充電処理は、例えば上述の検知部17が「所定の使用開始状態」を検知したときに実行される。例えば検知部17がボタン等のスイッチによって構成されている場合、このスイッチが操作されたことをトリガとして図6の処理が開始され、それに伴い照明光源18aがオン状態となって照明光が照射されるようになっている。このように照明光源18aが駆動されると、所定の終了状態となるまでは照明光源18aから照明光が照射され続ける。なお、照明光源18aの駆動を停止する「所定の終了状態」は、例えば、「情報コードの解読が成功した状態」であってもよく、この場合、後述するS1においてYesと判断されることを条件として照明光源18aの動作が停止する。或いは、S6の処理においてYesと判断された状態や、充電処理が終了した状態を「所定の終了状態」としてもよい。
図6の充電処理が開始した後には、まず情報コード30が解読されたか否かを判断する(S1)。この図6の例では、照明光源18aの点灯開始後、情報コード30が解読されるまではS1にてNoに進み続けることになる。一方、ユーザによって充電プラグ13が操作され、車両100に付された情報コード30が読取装置19によって解読された場合にはS1にてYesに進み、認証(充電許可の条件となる認証)成功と判定する(S2)。
S2で認証成功と判定した後には、充電開始可能状態(充電許可状態)に設定する(S3)。充電開始可能状態(充電許可状態)とは、充電器12から充電電流を出力するために最低限必要な設定状態であり、本実施形態では充電プラグ13がコネクタ105に正常に挿し込まれていても充電開始可能状態(充電許可状態)に設定されていない限り充電器12から充電電流が出力されないようになっている。
S3で充電開始可能状態(充電許可状態)に設定した後には、充電プラグ13とコネクタ105とが接続されたか否かを判断し、接続された場合にはS4にてYesに進み、車両との確認を行う(S5)。なお、充電プラグ13とコネクタ105とが接続されていない間はS4にてNoに進み続けることになる。
S5の処理では、公知の方法で車両と通信を行い、充電開始可能か否かを確認する。例えば充電装置10から車両100に対し通信線を用いて小電流を流し、例えばCAN通信などによって車両100に充電装置10の所定動作情報を送信する。そして、この所定動作情報に応じて車両100から充電許可信号が送信されたときにはこの充電許可信号を受信する。S5の後には、車両100から充電許可信号を受信したか否かを判断し、受信できない場合(確認失敗の場合)には、S6にてNoに進み、エラー情報の報知を行う。このエラー情報の報知は、ブザーやランプ点灯などによって行えばよい。
一方、車両100から充電許可信号を受信した場合(確認成功の場合)には、S6にてYesに進み、充電器12から車両100に対し充電電流の供給を開始する。この充電電流の供給は公知の方法で行うことができ、例えば、車両側のECUが車載電池109の状態に応じて最適な充電電流を算出し、充電装置10側に充電指令値を与えるような構成の場合、充電装置10は、車両ECUから時々刻々送られる指令に従った値の直流電流を供給するように充電電流の制御を行うようにすればよい。
(第1実施形態の主な効果)
上述した車両充電システム1は、車両100に付された情報コード30を撮像可能な撮像部19aと、撮像部19aによって撮像された情報コード30を解読する解読部19bとを備えており、更に、解読部19bによって情報コードが解読されたことを条件として充電電流の供給を許可するように充電制御部によって制御されるようになっている。この構成では、情報コード30が付されていない車両を充電する場合には充電電流の供給が許可されないため、充電装置10が第三者によって意図しない車両(情報コードを有さない車両)の充電に不正に使用されることを効果的に防ぐことができる。一方、正規の使用者は、自身が使用する車両100に予め情報コード30が付されていることを条件として、煩わしい準備作業(ICカードの準備など)を伴うことなく簡単に且つ迅速に充電を行うことができる。また、情報コード30を常時車両100に付しておけば紛失等の問題も生じにくく、認証媒体の紛失に起因して充電不能となるような事態が発生しにくくなる。
また、撮像部19a及び照明光源18aは、充電ケーブル16の一端側に取り付けられる構成で充電プラグ13と一体的に設けられている。この構成によれば、照明光を情報コード30に照射して当該情報コード30をより鮮明に撮像することができ、情報コード30が不鮮明に撮像されることに起因する充電の不許可を減らすことができる。また、撮像部19a及び照明光源18aが充電プラグ13と一体的に設けられているため、情報コード30の撮像に用いる照明光は、車両側のコネクタ等を照らす用途にも兼用することができる。つまり、ユーザは、夜間に充電を行う際に懐中電灯などを特別に用意する必要がなく、設置されているユニット(撮像部19a、照明光源18a、充電プラグ13が一体化したユニット)から発せられる光を利用して円滑に充電プラグ13の接続作業を行うことができる。
更に、充電器12又は充電プラグ13が「所定の使用開始状態」になったことを検知する検知部17が設けられており、照明光源18aは、検知部17によって使用開始状態が検知された場合に照明光の照射を開始するように構成されている。この構成によれば、充電を行わない時間帯に照明光を照射せずに済み、消費電力を効果的に低減することができる。
[第1実施形態の変更例]
次に、本発明の第1実施形態の変更例について説明する。本変更例は、充電処理の一部のみが上述した第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同一である。よって、充電処理以外は第1実施形態と同一であるとして詳細な説明は省略する。また、説明において適宜図1〜図5の構成を参照することとする。
図7に示す変更例では、S22の処理が付加された点以外は図6と同一である。具体的には、S21は、図6のS1と同一の処理であり、S23〜S29は、それぞれ図6のS2〜S8と同一の処理であるため、これらの処理の詳細な説明は省略する。図7の変更例では、S21において情報コードの解読が成功したと判断された後、その解読で成功したデータが所定の情報であるか否かを判断している(S22)。例えば、情報コード30には、当該情報コード30が付された車両100の正規使用者(所有者等)に固有に割り当てられたIDが記録されており、このIDは、当該正規使用者が所有する充電装置10の図示しないメモリにも記憶されている。そして、S22の処理では、S21で解読成功と判断された解読データ(情報コード30に記録されたデータ)を充電装置10に記憶されたID(所定の情報)と照合し、一致する場合にはS22にてYesに進み、認証成功と判定する(S23)。なお、S23以降の処理は第1実施形態(図6)と同様である。一方、S21で解読成功と判断された解読データ(情報コード30に記録されたデータ)が充電装置10に記憶されたID(所定の情報)と一致しない場合には、S22にてNoに進み、エラー情報を報知する(S29)。この場合、充電器12から充電電流は出力されないことになる。
このように、本変更例では、解読部19bによって情報コードが解読された場合に、当該情報コードに記録された情報が充電装置10に登録されたID(所定の正規情報)であることを条件として充電器12から充電プラグ13側へ充電電流を供給することを許可するようになっている。この構成によれば、正規情報が記録された情報コードを有する使用者のみが車両を充電できるようになり、不正充電をより確実に防ぐことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係る車両充電システムは、充電プラグ13をコネクタ105に接続したときの撮像部19aと情報コード30との位置関係が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同一である。よって、この位置関係以外は第1実施形態と同一であるとして詳細な説明は省略し、適宜図1〜図6を参照することとする。なお、第2実施形態の車両充電システムで行う充電処理は、図6のような方式であってもよく、図7のような方式であってもよい。
本実施形態に係るシステムで充電対象となる車両100は、情報コード30の位置以外は第1実施形態と同一であり、公知の電気自動車或いはハイブリッド自動車などとして構成され、内部に搭載された車載電池109(図3)が車両外部からの充電電流によって充電されるようになっている。この例でも、図8のように車両100のボディの一部に開口部103が形成されており、この開口部103の奥側(車両内部側)が凹状に窪んだ構成となっている。そして、その窪みの内部が上述の充電プラグ13を接続するコネクタ105が収容された収容部102として構成されている。そして、収容部102の開口(開口部103)を開閉し得るように第1実施形態と同様の蓋101が設けられてている。
そして、上述したコネクタ105の上方近傍には、第1実施形態と同様の情報コード30が付されている。この情報コード30もQRコード(登録商標)、データマトリックスコード、マキシコード等の公知の二次元コード、或いは後述する一部非公開コードなどによって構成されており、公知の方法でデコード可能な構成となっている。この情報コード30も、例えばシールなどの媒体に形成されてその媒体がコネクタ105の上方に貼り付けられていてもよく、情報コード30がコネクタ105の上方近傍に直接描画されていてもよい。或いは、公知のダイレクトマーキングなどによってコネクタ105の上方近傍に直接形成されていてもよい。
そして、本実施形態では、図9のように充電プラグ13が車両100のコネクタ105に接続された状態において情報コード30が付された所定位置を読取範囲(撮像範囲)とするように撮像部19aが配されている。具体的には、図9のように充電プラグ13の嵌合部21がコネクタ105の被嵌合部22と嵌合して保持されているときに、情報コード30の全体が撮像部19aの撮像エリア内に収まる位置関係となり、更に、この嵌合時に、照明光源18aからの照明光が情報コード30に照射される位置関係となっている。この構成では、情報コード30の読み取りをそれほど意識せずとも、充電プラグ13をコネクタ105に接続する過程において適切な位置関係で情報コード30を撮像することができる。特に、「情報コード全体を撮像範囲内に収めるために充電プラグ13付近を微妙に位置合わせする」といった作業が必要ではないため、作業者の熟練度に依存せずに情報コード30を安定的に読み取ることが可能となり、より短時間で円滑に認証(充電許可)を受けることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態に係る車両充電システムは、情報コード30が形成された領域の構成、及び第2照明光源18bが設けられた点のみが第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同様である。よって第1実施形態と同様の点については、第1実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態では、第1実施形態と同様の蓋101の裏側に図10のように情報コード形成媒体330が付されており、このように情報コード形成媒体330が付された領域(情報コード形成領域)を読取対象としている。蓋101に付された情報コード形成媒体330は、紙、樹脂部材等の媒体に情報コード30が形成されてなるものであり、図11(A)に示すように、情報コード30が配置される領域C1と文字、図形、記号、模様などからなる背景領域A2とが重なって形成されており、可視光が支配的である通常状態(通常環境下)では、肉眼で見たときに情報コード30の領域C1の内部全体が暗色に見え且つ背景領域も暗色に見え、領域C1と背景領域A2とが一体化して見えるようになっており、情報コード30のみを把握することが困難となっている。なお、図11(A)では、情報コード形成領域C1の位置を一点鎖線にて概念的に示している。
情報コード形成媒体330において情報コード30が配置される領域C1は、反転領域と非反転領域とに分かれている。反転領域は、所定の可視光の波長帯(第1波長帯)の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示すように構成されている。また、非反転領域は、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示すように構成されている。具体的には情報コード30において、暗色モジュール(図11等に示す例では暗色セル)の領域A3が非反転領域とされており、明色モジュール(明色セル:図11)の領域A4が反転領域となっている。また、情報コード形成媒体330において、情報コード30の領域C1の周囲には、当該領域C1と連続する構成で反転領域からなる背景領域A2が形成されている。なお、上記反転領域は、例えば明色(白、黄色等の明色)の下地に対して第1のインクを付して形成した領域とされており、非反転領域は明色(白、黄色等の明色)の下地に対して第2のインクを付して形成した領域、又は第1のインクと第2のインクとを重ねて付して形成した領域となっている。第1のインクは、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示すように機能している。つまり、第2波長帯の光が照射されたときに暗色から明色に反転するようになっている。具体的には公知の赤外線反応インクとして構成されており、波長750nm以上の赤外光が照射されたときに、ほぼ不可視状態(第1のインクを介して下地が見える状態)又は明色状態となるように構成されている。また、第2のインクは、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示すように機能している。具体的には、通常のインク(赤外線によって反転しないインク)として構成されており、波長380nm〜750nmの可視光が照射されたときでも、波長750nm以上の赤外光が照射されたときでも、暗色(例えば黒色、青色、藍色等)を示すようになっている。
このように構成されているため、一般的な撮像装置では、情報コード形成媒体330を撮像したときに図11(A)のように明色モジュールの領域A4、暗色モジュールの領域A3、背景領域A2が全て暗色で撮像されることになり、情報コード30のコピーが困難となる。一方、後述の充電装置10のように、第2波長帯の照明光を照射しつつ撮像する場合には、図11(B)のように明色モジュールの領域A4及び背景領域A2を明色に反転し、暗色モジュールの領域A3は暗色のままで撮像することができるため、情報コード30を抽出することが可能となる。
本実施形態で用いる充電装置10は、具体的には図12のような構成となっている。この充電装置10は、ハードウェア的には第2照明光源18bを付加した点のみが第1実施形態の構成(図3)と異なり、それ以外は第1実施形態と同様である。この充電装置10では、照明光源18aは、例えば波長380nm〜750nmの可視光を照射するLEDによって構成されている。また、第2照明光源18bは、波長750nm以上の赤外光を照射するLEDによって構成されている。そして、図6のような充電処理が開始されたときには第2照明光源18bから第2波長帯の照明光(例えば赤外光)が照射されるため、情報コード形成媒体330に対して第2波長帯の照明光を照射した状態で当該領域を撮像することが可能となる。その結果、図11(B)のような画像が得られ、この画像に基づいて情報コード30を解読することができる。この場合でも、情報コード30が解読できた場合には、図7のS1にてYesに進むことになり、情報コード30が解読されない間はS1にてNoに進み続けることになる。
以上のように、本実施形態では、情報コード30が、明色モジュール及び暗色モジュールを有してなり、車両内の情報コード形成領域(情報コード形成媒体330が付された領域)には、所定の可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成され、情報コードの明色モジュール及び暗色モジュールの内、明色モジュールの領域A4が反転領域とされ、暗色モジュールの領域A3が非反転領域とされている。この構成では、第1波長帯の光(即ち、可視光)が照射されている通常時には、図11(A)のように、情報コード形成領域において明色モジュール及び暗色モジュールがいずれも同種(暗色)の反射特性を示すことになる。従って、通常環境下で正規使用者の車両に付された情報コードを見てもこの情報コード部分は全体的に暗色領域として視認されることになり、情報コードが存在していること自体が把握されにくくなる。また、車両に付された情報コード30をコピーしようとしても通常環境下では明暗モジュールを区別してコピーすることが困難であるため、情報コードの複製も防ぎやすくなる。
更に、情報コードの形成領域(情報コード形成媒体330が付された領域)に対して第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光源18b(第2照明光源18bは第2照明光照射部の一例に相当)が設けられており、撮像部19aは、情報コードの形成領域に対して第2波長帯の照明光が照射された状態で当該形成領域を撮像し、解読部19bは、撮像部19aによって撮像された情報コード形成領域の画像において反転領域と非反転領域とを区別して検出することで明色モジュール及び暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて情報コード30を解読するようになっている。
この構成では、第2波長帯の照明光が照射された状態で情報コードの形成領域を撮像すると、その撮像画像では、反転領域は反転して撮像され、非反転領域は反転せずに撮像されることになる。つまり、正規使用の際に撮像されるコード画像では、明色モジュールが反転した構成となり、暗色モジュールが反転しない構成となるため、明色モジュールの領域と暗色モジュールの領域とを明確に区別することができる。そして、解読部19bは、このような画像において明色モジュール及び暗色モジュールの領域を抽出し、情報コードをより確実に解読することが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、読取装置19全体が充電プラグ13と一体的に設けられた例を示したが、撮像部19aが充電プラグ13と一体的に設けられ、解読部19bが充電ケーブル16の他端側(スタンドSt1側)に設けられていてもよい。即ち、撮像部19aによって生成された画像データを充電ケーブル16を介してスタンドSt1側に設けられた解読部19bに送るような構成であってもよい。或いは、スタンドSt側から延びる充電ケーブル16とは別に第2のケーブルを設け、この第2のケーブルの先端側に読取装置の一部(少なくとも撮像部19a)又は全部を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、検知部17の例として、ユーザによって操作可能なスイッチ(ボタン等)を例示したが、検知部17はこのような構成に限られない。例えば、スタンドSt1の内部に充電プラグ13を保持する保持部或いは載置部を設け、この保持部或いは載置部に充電プラグ13が保持されているか否かをセンサ(重量センサ、圧力センサ、近接センサ等)によって検出してもよい。この場合、充電プラグ13が保持部に保持されている状態から保持されていない状態に移ったタイミングが「所定の使用開始状態」の一例に相当し、このときに上記センサから制御部11に対して所定信号が出力されるように構成すればよい。そして、制御部11は、この所定信号を受けたときに照明光源18aを動作させ、照明光を照射させるようにすればよい。
第3実施形態では、第1実施形態の情報コード形成領域を図11のように変更した例を示したが、第2実施形態の情報コード形成領域を図11のように変更し、図12のような充電装置を用いて同様に適用してもよい。或いは、第1や第2実施形態の変更例に対して第3実施形態と同様の思想を適用してもよい。
上記いずれの情報コード30も、暗号化キーによって暗号化したデータを一部の領域に記録したコード(一部非公開コード)として構成してもよい。この一部非公開コードは、所定の暗号化キーに基づいて暗号化された暗号データが記録された非公開領域と、暗号化キーによって暗号化されていない公開データが記録された公開領域とを備えた構成となっており、充電装置10内に上記暗号化キーに対応する解読キーが存在する場合にのみ非公開領域を解読することができる。なお、公開領域は、解読キーを有さない読取装置によっても読み取りが可能な領域として構成されており、例えば第三者に開示して差し支えのない様々な開示データを含ませることができる。
この場合、正規使用者の車両100に付された情報コード30の暗号化に用いた暗号化キー、及びその暗号化に用いた暗号化アルゴリズムに対応する解読アルゴリズムを当該正規使用者が所有する充電装置10の図示しないメモリ内に記憶しておけば、その充電装置10のみが前記情報コード30を解読できるようになる。この構成では、図6の充電処理のS1において、非公開領域が解読された場合にYesに進むようにすればよく、この場合、復号化部によって非公開領域が解読されたことを条件として充電器12から充電プラグ13側へ充電電流を供給することが許可されることとなる。なお、この場合、解読部19bが「復号化部」の一例に相当し、非公開領域に記録された暗号化データを復号化するように機能する。
なお、一部領域を非公開領域(暗号化キーに対応する解読キーの取得を条件として読み取り可能な領域)とし、他の領域を公開領域(暗号化キーに対応する解読キーを用いずに読み取り可能な領域)とする一部非公開コードの生成方法や生成される一部非公開コードの具体的構成としては、例えば、特開2009−9547公報、特開2008−299422公報などに開示された技術を用いてもよい。この場合、公開領域に記録する「開示コード」は、各開示データをJISの基本仕様(JISX0510:2004)に従って符号化して構成することができる。また、「秘匿コード」は、各暗号データ(個人情報等の重要データを暗号化した各暗号データ)をJISの基本仕様(JISX0510:2004)に従って符号化したものである。
なお、特開2009−9547公報、特開2008−299422公報に示す方法では、非公開領域に記録される秘匿コード内に復号キーや復号キーを特定しうる復号キー検査データを含ませた例も示しているが、非公開領域内に復号キーや復号キー検査データを含ませないようにしてもよい。また、一部非公開コードの生成方法や生成される一部非公開コードの具体的構成はこの例に限られるものではなく、一部領域に暗号化データを記録し、他の領域に非暗号化データを記録した二次元コードを生成可能な方法であれば、これら公報に記載された方法以外の方法で生成されていてもよい。
上記実施形態では、情報媒体として情報コード30を用い、読取部として撮像部19aを用いるような車両充電システムを例示したが、上述のいずれの実施形態の構成も、或いは上述のいずれの変形例の構成も、図13のように、情報媒体として無線タグ430を用いるように変更し、読取部として無線タグを読み取る通信部419aを用いるように変更してもよい。図13の例は、情報コード30に代えて無線タグ430を用い、読取装置19に代えて読取装置419を用いている点以外は第1実施形態と同様である。従って、それら同様の構成については第1実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、無線タグ430の記録データとしては、第1実施形態で用いた情報コード30の記録データと同様のデータ(当該無線タグ430が付された車両100の所有者に固有に割り当てられる固有ID等)を用いればよい。また、この例では、通信部419a(読取部)は、車両に付された無線タグ430の記録内容を通信データとして取得するように機能する。
図13の例では、情報媒体に相当する無線タグ430が公知のRFIDタグとして構成されており、この無線タグ430は、図1、図4に示すような情報コード30の位置、或いは他の位置に付されている。また、読取装置419は公知のRFIDタグリーダとして構成されており、通信回路として構成される通信部419aと制御回路として構成される解読部419bとを有しており、無線タグ430との間で電磁波による通信を行ない、無線タグ430に記憶されるデータの読み取りを行うように機能する。この通信部419a、例えば公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、発振器、変調器、復調器、アンテナなどを備え、制御回路(解読部419b)で生成されたデータ信号(例えばコマンド等)を公知の方法で高周波信号(交流信号)に変換し、アンテナを介して出力するように機能する。また、通信部419aからのアクセスに応じて無線タグ430から応答(例えば無線タグ430に記録されたデータの出力等)があったときには、この応答電波をアンテナを介して受信すると共に、復調器によって復調し、解読部419bに入力するように機能している。解読部419bは、上述の通信部419aによって取得された無線タグ430の記録内容(即ち、通信部419aから入力された信号)を文字や数字などのデータに変換するように解読し、図示しないメモリに記憶するようになっている。
そして、この構成でも、図6又は図7と同様の流れで充電制御が行われる。例えば、図6のような流れで充電処理を行う場合、S1の処理では、「情報コード30の解読が成功したか否かを判断する処理」に代えて「無線タグ430の解読が成功したか否かを判断する処理」を行えばよい。そして、無線タグ430の解読が成功したと判断される場合にはS1にてYesに進み、S2以降の処理を行えば良い。この場合、S2以降は第1実施形態と同様である。また、図7のような流れで充電処理が行う場合、S21の処理では、「情報コード30の解読が成功したか否かを判断する処理」に代えて「無線タグ430の解読が成功したか否かを判断する処理」を行い、S22の処理では、S21で解読成功と判断された解読データ(無線タグ430に記録されたデータ)を充電装置10に記憶されたID(所定の情報)と照合し、一致する場合にはS22にてYesに進み、認証成功と判定すればよい(S23)。この場合、S23以降は第1実施形態の変更例と同様である。このように、いずれの場合でも、解読部419bによって無線タグ430(情報媒体)が解読されたことを条件として充電器12から充電プラグ13側へ充電電流を供給することが許可される。
また、図13のようにシステムを構成し、情報媒体して無線タグ430を用いる場合、図14、図15のように無線タグ430を付すこともできる。図14、図15の例では、無線タグ430が車両100における所定位置(コネクタ105の上方近傍)に設けられており、読取部に相当する通信部419aは、図15のように充電プラグ13が車両100のコネクタ105に接続された状態において上記所定位置(即ち、無線タグ430が付された位置)を読取範囲(通信エリア)とするように構成されている。つまり、図15のように充電プラグ13が車両100のコネクタ105に接続されているときでも、読取装置419によって無線タグ430を読み取ることができるようになっている。
1…車両充電システム
10…車両充電装置
11…制御部(充電制御部)
12…充電器
13…充電プラグ
16…充電ケーブル
17…検知部
18a…照明光源
18b…第2照明光源(第2照明光照射部)
19a…撮像部(読取部)
19b…解読部(復号化部)
30…情報コード(情報媒体)
100…車両
105…コネクタ
419a…通信部(読取部)
419b…解読部
430…無線タグ(情報媒体)

Claims (8)

  1. 充電ケーブルと、
    前記充電ケーブルの一端側に取り付けられ、車両に設けられたコネクタと接続可能な充電プラグと、
    外部電源からの電力供給を受けると共に、前記充電ケーブル及び前記充電プラグを介して前記車両に充電電流を供給する充電器と、
    前記車両に付された情報媒体の記録内容を取得可能な読取部と、
    前記読取部によって取得された前記情報媒体の記録内容を解読する解読部と、
    前記解読部によって前記情報媒体が解読されたことを条件として前記充電器から前記充電プラグ側へ充電電流を供給することを許可する充電制御部と、
    を有することを特徴とする車両充電システム。
  2. 前記充電制御部は、前記解読部によって前記情報媒体が解読された場合に当該情報媒体に記録された情報が所定の正規情報であることを条件として前記充電器から前記充電プラグ側へ充電電流を供給することを許可することを特徴とする請求項1に記載の車両充電システム。
  3. 前記読取部は、前記充電プラグが前記車両の前記コネクタに接続された状態において当該車両の所定位置を読取範囲とするように構成されており、
    前記情報媒体は当該車両の前記所定位置に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記情報媒体は、情報コードであり、
    前記読取部は、前記情報コードを撮像する撮像部からなり、
    前記撮像部による撮像側に向けて照明光を照射する照明光源を更に備え、
    前記撮像部及び前記照明光源が、前記充電ケーブルの前記一端側に取り付けられる構成で前記充電プラグと一体的に設けられていることを請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両充電システム。
  5. 前記充電器又は前記充電プラグが所定の使用開始状態になったことを検知する検知部が設けられており、
    前記照明光源は、前記検知部によって前記使用開始状態が検知された場合に前記照明光の照射を開始することを特徴とする請求項4に記載の充電システム。
  6. 前記情報媒体は、暗号化キーに基づいて暗号化されたデータを記録する非公開領域を備えた情報コードであり、
    前記解読部は、前記非公開領域に記録された暗号化データを復号化する復号化部を有し、
    前記充電制御部は、前記復号化部によって前記非公開領域が解読されたことを条件として前記充電器から前記充電プラグ側へ充電電流を供給することを許可することを特徴とする請求項1から請求項5の少なくともいずれか一項に記載の車両充電システム。
  7. 前記情報媒体は、明色モジュール及び暗色モジュールを有する情報コードであり、
    前記車両における前記情報コードの形成領域には、所定の可視光領域の第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第1波長帯とは波長の異なる第2波長帯の光が照射されたときに明色の反射特性を示す反転領域と、前記第1波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示し、前記第2波長帯の光が照射されたときに暗色の反射特性を示す非反転領域とが形成されてなり、
    前記情報コードの前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの内、前記明色モジュールの領域が前記反転領域とされ、前記暗色モジュールの領域が前記非反転領域とされており、
    更に、前記情報コードの形成領域に対して前記第2波長帯の照明光を照射可能な第2照明光照射部が設けられており、
    前記撮像部は、前記情報コードの形成領域に対して前記第2波長帯の照明光が照射された状態で当該形成領域を撮像し、
    前記解読部は、前記撮像部によって撮像された前記形成領域の画像において前記反転領域と前記非反転領域とを区別して検出することで前記明色モジュール及び前記暗色モジュールの領域を抽出し、その抽出結果に基づいて前記情報コードを解読することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車両充電システム。
  8. 充電ケーブルと、
    前記充電ケーブルの一端側に取り付けられ、車両に設けられたコネクタと接続可能な充電プラグと、
    外部電源からの電力供給を受けると共に、前記充電ケーブル及び前記充電プラグを介して前記車両に充電電流を供給する充電器と、
    前記車両に付された情報媒体の記録内容を取得可能な読取部と、
    前記読取部によって取得された前記情報媒体の記録内容を解読する解読部と、
    前記解読部によって前記情報媒体が解読されたことを条件として前記充電器から前記充電プラグ側へ充電電流を供給することを許可する充電制御部と、
    を有することを特徴とする車両充電装置。
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