JP2009182911A - 周波数および電圧制御回路、電子機器およびネットワーク装置 - Google Patents

周波数および電圧制御回路、電子機器およびネットワーク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】PLL回路を搭載する電子機器を低消費電力で運用するモードに切替えるとき、または、高速処理可能な運用モードに切替えるとき、一度回路の処理を止めてから、クロック周波数、電源電圧、MOSFETの閾値電圧を切替える必要があった。また切替えにそれぞれ別の制御回路、手法が必要であった。
【解決手段】PLL回路のループフィルタが出力する電圧値に連動させて電源電圧および、MOSFETの閾値電圧を切替えることによって、クロック周波数を変える動作をさせるだけで、被制御回路の電源電圧およびMOSFETの閾値電圧も切替える。また、PLL回路の応答特性を単調増加もしくは単調減少で緩やかな変化にすることで、回路の動作を止めずにモードが切替えを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、周波数、電源電圧、MOSFETの閾値電圧を制御可能な周波数および電圧制御回路に関する。更には、前記周波数および電圧制御回路によりクロック周波数および電圧を供給される電子機器および装置に関する。
近年の電子機器の小型化、高性能化に伴い、電子機器が急速に普及しつづけ、電力使用量が増加している。その一方で環境問題、特に地球温暖化対策として電子機器に対する省電力化のニーズが高まっている。
そのため、例えばネットワーク装置においては、動作状況に応じて動作周波数や電源電圧を変化させることで、省電力化を実現する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1は、ある一定時間内に操作がなされなかった場合等をトリガとして通常モードから省電力モードを切替え、また何らかの操作が行なわれた時等をトリガとして省電力モードから通常モードに切替える。省電力モードではネットワーク通信装置のクロック周波数を低下させるように制御され、処理性能を低下させることで低消費電力化を実現している。モードを切替えるときには、自装置にデータを送信するループバックモードに切替え、装置の電源をOFFせずに対向装置とのリンクを遮断する。その後、対向装置とのリンクアップを行なう場合、装置の電源をOFFしていないため、速やかにかつ、通信異常を発生させることなくモード変換を行なうことができる。
特開2006−293983号公報
しかしながら、上記技術ではモード変換を行なう際にリンクダウンが必ず発生してしまい、その間のパケット処理が停止してしまう問題点がある。
本発明は、上記問題点を解決するものであり、制御対象となる回路が処理を行なっている最中でも、その処理を止めることなく運用モードを切替えることを可能とし、また、制御対象となる回路に供給するクロック周波数および電源電圧、MOSFETの閾値電圧を連動して切替えて省電力化を実現する手法を明示することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明はPLL回路を用いる。PLL回路の構成要素であるループフィルタの出力を分岐させ、一方はVCOに接続して周波数制御電圧とし、他方を電源回路に接続して出力電圧を制御する。この制御された電源回路の出力電圧が制御対象となる回路の電源電圧および、MOSFETの閾値電圧となるように構成する。このように構成することにより、クロック周波数を切替える動作に連動して電源電圧およびMOSFETの閾値電圧も切替えることができ、かつPLL回路の周波数応答特性を調整することで、これらを切替えている過渡時であっても通信が可能であることを特長とする。
上記のような特長を有する周波数および電圧制御回路によって運用モードを制御されるネットワーク装置は、クロック周波数、電源電圧、MOSFETの閾値電圧の切替えを、1つの制御信号で実現可能であり、かつ、パケット処理を行なっている最中でも運用モードの切替えが可能となる。
本発明を実施する形態について、図を用いて以下に説明する。
図1は本発明を実現する制御ブロック(周波数および電圧制御回路)および、その制御ブロックの制御を受ける回路ブロック(半導体集積回路内の回路ブロック)を示した図である。
本発明に係わる制御を行なう制御ブロック1000はPLL(Phase-locked loop)回路100および、電源電圧制御用電源回路200、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)閾値電圧制御用電源回路300で構成される。PLL回路100は外部より供給される基準クロック周波数Frefを1/M分周器10で受ける。1/M分周器10は基準クロック周波数Frefを1/M倍した周波数の信号を位相比較器20に出力する。位相比較器20は1/N分周器30より出力された信号の位相と、1/M分周器10から出力された信号の位相を比較し、その位相差に対応した信号を出力する。ループフィルタ40は位相比較器20から出力された位相差信号を直流電圧に変換する。直流増幅器50はループフィルタ40から出力された電圧をVCO(voltage controlled oscillator)60の発振周波数を制御する電圧に増幅する。VCO60は直流増幅器50から出力された電圧レベルに対応した周波数で発振し、回路ブロック2000にクロック信号を供給すると共に、1/N分周器30にも回路ブロック2000に供給するクロック信号と同じ信号を供給する。M,N制御ユニット70は外部からクロック周波数を変更する指示をする制御信号Cntを受信したときに1/M分周器10と1/N分周器30の分周比を切替えるためのユニットであり、M,N制御ユニット70を通じて1/M分周器10と1/N分周器30の分周比を切替えることで、回路ブロック2000へ供給するクロック周波数を任意に切替えることが可能となる。上記のPLL回路100は一般的に周波数シンセサイザと呼ばれるPLL回路と同等の回路構成である。なお、本実施形態において制御ブロック1000から制御を受ける半導体集積回路は、半導体集積回路内部を機能単位ごとに回路ブロックとしたものに限らず、半導体集積回路全体を1つの回路ブロックとしたものも含む。また、図1に示した制御ブロック1000は、回路ブロック2000で制御するMOSFETがPchもしくはNchのどちらか一方である場合を示しているが、本実施形態はどちらか一方の制御に限定するものではなく、同時に制御することも可能である。その際、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300はPchMOSFET制御用、NchMOSFET制御用に2つ必要となる。
本発明の方式はループフィルタ40の出力を、直流増幅器50を介してVCO60の制御電圧とするだけではなく、電源電圧制御用電源回路200、およびMOSFET閾値電圧制御用電源回路300へ分岐させ、回路ブロック2000に供給する電源電圧VDDとMOSFETの閾値電圧Vthを制御することを特長とする。電源電圧制御用電源回路200を図2に示す。以下、本発明を説明するために電源電圧制御用電源回路200にチョッパ型のスイッチング方式のDC−DCコンバータを用いたものを例として示すが、本発明は電源電圧VDDの生成方式をDC−DCコンバータに限定するものではなく、AC−DCコンバータ用いてもよい。また入力と出力がトランスで絶縁されている絶縁型のスイッチング型電源を用いても良い。ただし、電源回路自身が消費する電力が大きく変換効率が悪い方式の電源を用いることは、省電力を実現するため手段としては不適切である。図2においてMOSFETQ1および、ダイオードD1、インダクタL1、コンデンサC1は降圧チョッパ回路を構成している。MOSFETQ1がONのときはインダクタL1が充電され、MOSFETQ1がOFFのときはインダクタL1が放電する構成となっており、電源電圧VDDには外部電源電圧Vinよりも低い電圧が出力される。電源電圧制御用電源回路200の出力電圧レベルはMOSFETQ1のONとOFFの時間を調整することで制御可能であり、ONの時間が長いほど電源電圧VDDの値は高くなる。MOSFETQ1のON/OFF制御は、以下に示す方式で可能となる。ループフィルタ40の出力を、OPアンプA1の+端子に入力する。OPアンプA1は抵抗器R1およびR2を用いて非反転増幅器を構成しており、抵抗器R1およびR2によって設定される増幅率で制御用電圧レベルを変更することが可能である。OPアンプA2は抵抗器R3およびR4を図のように接続することで誤差増幅器を構成している。OPアンプA2の+端子にOPアンプA1の出力を、−端子には抵抗器R3を介して電源電圧VDDを接続することによって、両者の差分を抵抗器R3およびR4によって定められる増幅度によって増幅されたものが出力される。OPアンプA2の出力はOPアンプA3の−端子に接続され、+端子には三角波発振器210の出力端が接続されている。この構成は、三角波発振器210の出力電圧がOPアンプA2の出力電圧より高いときにOPアンプA3がHighレベルを出力し、それ以外ではLowレベルを出力するPWM回路となっており、OPアンプA2の出力電圧値をパルス波のパルス幅に変換することが可能となる。MOSFET制御回路220はOPアンプA3から出力されたパルスを使用してMOSFETQ1のON/OFF時間比を制御する。ここでは、パルス幅が広い場合にMOSFETQ1がOFFの時間帯を多くし、パルス幅が狭い場合にはMOSFETQ1がONとなる時間帯を多くする制御を行なわせる。上記構成を組むことによってループフィルタ40の出力が上がった場合には、OPアンプA1およびA2の出力電圧が上昇し、OPアンプA3が出力するパルス幅が狭くなるため、MOSFETQ1がONとなる時間帯が多くなり、電源電圧VDDが上昇するとともにOPアンプA2の−端子の電圧も電源電圧VDDの上昇に伴い上昇し、+端子との差分が無くなるように動作する。ループフィルタ40の出力が下がった場合には、OPアンプA1およびA2の出力電圧が低下し、OPアンプA3が出力するパルス幅が広くなるため、MOSFETQ1がOFFとなる時間帯が多くなり電源電圧VDDが低下するとともにOPアンプA2の−端子の電圧も電源電圧VDDの低下に伴い低下し、+端子との差分が無くなるように動作する。以上のような構成にて電源電圧制御用電源回路200は回路ブロック2000に供給する電源電圧VDDを制御する。
MOSFET閾値電圧制御用電源回路300を図3に示す。なお、図3はNchMOSFET制御用電源回路の構成である。前述の理由により、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300にも電源回路自身が消費する電力が大きく変換効率が悪い方式の電源は用いない。またMOSFETの閾値電圧Vthの生成方式をDC−DCコンバータに限定するのもではない。図3においてMOSFETQ2および、ダイオードD2、インダクタL2、コンデンサC2、OPアンプA5およびA6、抵抗器R8およびR9、R10、三角波発生器310、FET制御回路320は図2に示した構成と同様であり、ループフィルタ40の出力電圧の変換を行なうOPアンプA4の構成のみ変更している。OPアンプA4は抵抗器R6およびR7と直流電圧源V1を用いて反転増幅器を構成している。そのため、OPアンプA4の出力は直流電圧V1とループフィルタ40の出力電圧の差分を各抵抗器によって定められた増幅度で増幅する。このとき、直流電圧V1をループフィルタ40が出力する最大電圧に設定することによって、ループフィルタ40の出力電圧が低いときはOPアンプA4の出力電圧を高く、ループフィルタ40の出力電圧が高いときはOPアンプA4の出力電圧を低くする制御が可能となる。上記回路構成を組むことによってループフィルタ40の出力が上がった場合には、OPアンプA4およびA5の出力電圧が低下し、OPアンプA3が出力するパルス幅が広くなるため、MOSFETQ2がOFFとなる時間帯が多くなり、MOSFETの閾値電圧Vthが低下するとともにOPアンプA5の−端子の電圧もMOSFETの閾値電圧Vthの低下に伴い低下し、+端子との差分が無くなるように動作する。ループフィルタ40の出力が下がった場合には、OPアンプA4およびA5の出力電圧が上昇し、OPアンプA6が出力するパルス幅が狭くなるため、MOSFETQ2がONとなる時間帯が多くなりMOSFETの閾値電圧Vthが上昇するとともにOPアンプA5の−端子の電圧もMOSFETの閾値電圧Vthが上昇に伴い上昇し、+端子との差分が無くなるように動作する。以上のような構成によりMOSFET閾値電圧制御用電源回路300は回路ブロック2000に供給するMOSFETの閾値電圧Vthを制御する。なお、本実施形態のMOSFET閾値電圧制御用電源回路300はNchMOSFETの閾値電圧制御に限定するものではなく、PchMOSFETの閾値電圧制御にも適用できる。ただし、PchMOSFETの閾値電圧制御に使用するとき、ループフィルタ40の出力が上昇した場合にはMOSFETの閾値電圧Vthを上昇させ、ループフィルタ40の出力が低下した場合にはMOSFETの閾値電圧Vthを低下させるような構成にする必要がある。
電源電圧制御用電源回路200およびMOSFET閾値電圧制御用電源回路300が上記の機構をもつため、制御ブロックの外部から動作モードを切替える制御信号CntをM,N制御ユニット70が受け、1/M分周器10と1/N分周器30の分周比を切替えることで、回路ブロック2000に供給するクロック周波数を切替える動作に連動して、回路ブロック2000に供給する電源電圧および、MOSFETの閾値電圧を切替えることが可能となる。なお、必ずしも電源電圧およびMOSFETの閾値電圧の双方を切替える必要は無く、どちらか一方の電圧のみを切替えるように構成することも可能である。
次に、以下に示す運用モードA、運用モードBに分けて運用モード切替え時の動作概要を、NchMOSFETを制御する場合を例にして示す。制御ブロック1000によって、クロック周波数および、電源電圧を高く、MOSFETの閾値電圧を低く設定し、回路ブロック2000を高速動作させている状態を運用モードAと定義する。また、制御ブロック1000によって、クロック周波数および、電源電圧を低く、MOSFETの閾値電圧を高く設定し、回路ブロック2000を低速動作(低消費電力動作)させている状態を運用モードBと定義する。運用モードAから運用モードBに切替える場合を図4および図5を用いて、運用モードBから運用モードAに切替える場合を図6および図7を用いて説明する。
図4は運用モードAから運用モードBに切替えるときの処理ルーティンを示す図であり、図5は図4のルーティンを実行するときに各回路の動作を示すタイミングチャートである。運用モードAから運用モードBに切替える場合は、制御信号Cntにより、M,N制御ユニット70に対してVCO60の発振周波数を下げるように命令する(S110)。M,N制御ユニット70は1/M分周器10および1/N分周器30の分周比設定を、VCO60の発振周波数を下げる設定に切替える (S120)。分周比が変わったことにより、位相比較器20に入力される1/M分周器10の出力信号および1/N分周器30の出力信号の間には位相差が生じる。位相比較器20はその2つの入力の立ち上がり差分を検出し、差分に対応したパルスを出力する(S130)。図5の例では、1/M分周器10の出力信号より、1/N分周器30の出力信号が進んでいるため、Lowレベルのパルスを出力する。位相比較器20が出力するパルスを受け、ループフィルタ40から出力される電圧VLPFも変わる。図5の例では、1/M分周器10および、1/N分周器30の設定を変える前に出力していた電圧値よりも低くなる(S140)。変化の推移はループフィルタ40の応答特性によって左右される。本発明におけるVCO60の発振周波数を下げるときの応答特性は単調減少で目標値に対し緩やかな変化をしながら近づく特性とするため、ループフィルタ40の出力電圧も単調減少で目標値に対し緩やかな変化をしながら近づく。このとき、位相比較器20は位相差に対応したパルスを出力しているとき以外はHighインピーダンスの状態となるような回路構成にすることで、その間ループフィルタ40内のコンデンサにより電荷が保持され、ループフィルタ40は同じ電圧を出力しつづける。ループフィルタ40の出力電圧低下をうけ、電源電圧制御用電源回路200は、図2で説明した動作により回路ブロック2000に供給する電源電圧VDDを低下させる方向に動作する。また、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300は図3で説明した動作により、回路ブロック2000に供給するMOSFETの閾値電圧Vthを上昇させる方向に動作する。(S150)。また、ループフィルタ40の出力電圧低下により、VCO60は回路ブロック2000および、1/N分周器30に対して出力する周波数を低下させる(S160)。このとき、ループフィルタ40の出力は単調変化するため、発振周波数も単調に低下する。VCO60の出力周波数が低下したことによって、1/N分周器30の出力信号は周波数を低下させ、信号1/M分周器10から出力される信号との位相差を無くす方向に動作する。ただし、位相差は瞬時に一致するのではなく、PLL回路100の周波数応答特性に基づき、位相差がなくなるまで、S130〜S160までの動作を何度も繰り返す(S170)。位相比較器20で位相差が検出されなくなるとPLL回路100がロックされ、VCO60の発振周波数および、電源電圧VDD、MOSFETの閾値電圧Vthも目標値で固定される。ここで運用モードAから運用モードBへの切替えが終了する(S180)。
図6は運用モードBから運用モードAに切替えるときの処理ルーティンを示す図であり、図7は図6のルーティンを実行するときに各回路の動作を示すタイミングチャートである。運用モードBから運用モードAに切替える場合は、制御信号Cntにより、M,N制御ユニット70に対してVCO60の発振周波数を上げるように命令する(S210)。M,N制御ユニット70は1/M分周器10および1/N分周器30の分周比設定を、VCO60の発振周波数を上げる設定に切替える(S220)。分周比が変わったことにより、位相比較器20に入力される1/M分周器10の出力信号および1/N分周器30の出力信号の間には位相差が生じる。位相比較器20はその2つの入力の立ち上がり差分を検出し、差分に対応したパルスを出力する(S230)。図7の例では、1/M分周器10の出力信号より、1/N分周器30の出力信号が遅れているため、Highレベルのパルスを出力する。位相比較器20が出力するパルスを受け、ループフィルタ40から出力される電圧VLPFも変わる。図7の例では、1/M分周器10および、1/N分周器30の設定を変える前に出力していた電圧値よりも高くなる(S240)。変化の推移はループフィルタ40の応答特性によって左右される。本発明におけるVCO60の発振周波数を上げるときの応答特性は単調増加で目標値に対し緩やかな変化をしながら近づく特性とするため、ループフィルタ40の出力電圧は単調増加で目標値に対し緩やかな変化をしながら近づく。このとき、位相比較器20は位相差に対応したパルスを出力しているとき以外はHighインピーダンスの状態となるような回路構成にすることで、その間ループフィルタ40内のコンデンサにより電荷が保持され、ループフィルタ40は同じ電圧を出力しつづける。ループフィルタ40の出力電圧上昇をうけ、電源電圧制御用電源回路200は、図2で説明した動作により回路ブロック2000に供給する電源電圧VDDを上昇させる方向に動作する。また、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300は図3で説明した動作により、回路ブロック2000に供給するMOSFETの閾値電圧Vthを低下させる方向に動作する。(S250)。また、ループフィルタ40の出力電圧上昇により、VCO60は回路ブロック2000および、1/N分周器30に対して出力する周波数も上昇する(S260)。このとき、ループフィルタ40の出力は単調変化するため、発振周波数も単調に上昇する。VCO60の出力周波数が上昇したことによって、1/N分周器30の出力信号は周波数を上昇させ、信号1/M分周器10から出力される信号との位相差を無くす方向に動作する。ただし、位相差は瞬時に一致するのではなく、PLL回路100の周波数応答特性に基づき、位相差がなくなるまで、S230〜S260までの動作を何度も繰り返す(S270)。位相比較器20で位相差が検出されなくなるとPLL回路100がロックされ、VCO60の発振周波数および、電源電圧VDD、MOSFETの閾値電圧Vthも目標値で固定される。ここで運用モードBから運用モードAへの切替えが終了する(S280)。
上記方式にて運用モードを変換している最中でも、回路ブロックが正常動作可能な状態でありつづけるために、PLL回路100および、電源電圧制御用電源回路200、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300に対して求められる条件を、図8から図11を用いて説明する。図8は運用モードAから、運用モードBへの切替えが発生したときに、PLL回路100が必要とする応答特性を示す(S130〜S160を繰り返している最中の変化の仕方を示す)図である。図9は運用モードBから、運用モードAへの切替えが発生したときに、PLL回路100が必要とする応答特性を示す(S230〜S260を繰り返している最中の変化の仕方を示す)図である。図10はVLPFを入力として電源電圧制御用電源回路200が必要とする特性を示す図である。図11はVLPFを入力としてMOSFETの閾値電圧Vthを出力するMOSFET閾値電圧制御用電源回路300が必要とする特性を示す図である。
現状よりも低消費電力で運用できると装置が判断し、運用モードAで動作している最中に、より低消費電力で運用可能な運用モードBへの切替えを行なうときにPLL回路100に求められる応答特性は、図8に示す要求される応答特性のような、目標値に対して徐々に近づいていく(目標値を超えないような制御が可能な)特性である必要がある。PLL回路100が図8に示すような望ましくない応答特性(目標値を超える時間帯がある制御)を持っていると、電源電圧VDDの過度な低下、電源電流の急激な減少に伴う電源ノイズの発生により誤動作を起こしてしまう可能性があるためである。同様に現状よりも処理性能を上げる必要があると判断し、運用モードBで動作している最中に、運用モードAへの切替えを行なうときにPLL回路100に求められる応答特性は、図9に示す要求される応答特性のような、目標値に対して徐々に近づいていく(目標値をこえないような制御が可能な)特性が必要である。これは、ある省電力モードから最も処理性能が高いモードに切替えるときに、PLL回路100が図9に示すような望ましくない応答特性(目標値を超える時間帯がある制御)を持っていると、電源電圧VDDの過度な上昇、電源電流の急激な上昇に伴う電源ノイズの発生により誤動作を起こしてしまう可能性があるためである。また、電源電圧制御用電源回路200は、図10に示すような特性を、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300は図11に示すような特性をもっている必要がある。ループフィルタ40から出力される直流電圧VLPFは1/M分周器10と1/N分周器30から出力される信号の位相差に対し、単調変化させるため、その出力を制御電圧とする電源電圧制御用電源回路200およびMOSFET閾値電圧制御用電源回路300も単調に出力電圧を制御する必要がある。以上のような理由よりPLL回路100および電源電圧制御用電源回路200、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300は図8から図11に示す特性をもつ必要がある。
図12に上記機能を実現する回路を示す。位相比較器20は以下のように動作する。1/M分周器10から出力された信号をD−FF21aのCLK端に接続し、1/N分周器30から出力された信号をD−FF21bのCLK端に接続する。1/M分周器10が出力する信号の位相が1/N分周器30が出力する信号の位相より進んでいる場合、1/M分周器10の信号が立ち上がってから1/N分周器30の信号が立ち上がるまでMOSFETQ3がONとなり、位相比較器20はHighレベルを出力する。逆に1/M分周器10が出力する信号の位相が1/N分周器が出力する信号の位相より遅れている場合、1/N分周器30の信号が立ち上がってから1/M分周器10の信号が立ち上がるまでMOSFETQ4がONとなり、位相比較器20はLowレベルを出力する。上記以外の状態ではMOSFETQ3およびQ4はOFFされ、位相比較器20はHighインピーダンスの状態になる。上記の動作をすることによって位相差を検出し、それに対応したパルスを出力する。位相比較器20より出力されたパルスはループフィルタ40を通過する。ループフィルタ40はR11およびC3で構成されており、位相比較器20がHighインピーダンス状態のときには、それまで出力していた電圧を保持しつづけるような構成となっている。このときループフィルタ40は図8および図9に示したように、PLL回路100のダンピングファクタを比較的大きく設計し、周波数振動が起こらないようにする。このような特徴を持たせることによって、ループフィルタの応答特性を目標値まで単調増加もしくは単調減少で緩やかな変化をするような特性となり、ループフィルタ40の出力によって制御されるVCO60および電源電圧制御用電源回路200、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300に入力される制御電圧の変化も単調増加もしくは単調減少で緩やかな変化となり、回路ブロック2000に供給するクロック周波数、電源電圧、MOSFETの閾値電圧も単調増加もしくは単調減少で緩やかに変化する。ループフィルタ40の出力を用いて図2および図3に示す電源電圧制御用電源回路200およびMOSFET閾値電圧制御用電源回路300を駆動させる。このとき電源電圧制御用電源回路200は図10の特性を、MOSFET閾値電圧制御用電源回路300は図11の特性を満たすように設計する。また、ループフィルタ40の出力は直流増幅器50に入力され、直流増幅器50は入力電圧をVCO60の発振周波数制御電圧に変換して出力する。直流増幅器50は以下のように構成する。ループフィルタ40の出力がOPアンプA7の+端子に接続される。OPアンプA7は抵抗器R12およびR13によって自身の出力を−端子に接続により非反転増幅器を構成しており、抵抗器R12およびR13の値によって増幅度が決定され、出力電圧レベルが決まる。このとき抵抗器R12およびR13はOPアンプA7がループフィルタ40の出力電圧の変動幅をVCO60の制御電圧変動幅に変換できるように設定する。以上のような構成にすることによって直流増幅器50はループフィルタ40の出力電圧をVCO60の制御電圧に変換する。VCO60は直流増幅器50から出力される制御電圧を受け、その制御電圧に対応した周波数を出力する。発振回路の種類は回路ブロック2000が必要とするクロック信号の周波数を供給できる発振器であれば回路種は幅広く選択可能である。また、本発明にて示した位相比較器20およびループフィルタ40、直流増幅器50の構成は上記に示した回路構成や方式に限定するものではなく、同等の機能を有する回路構成であれば良い。
以上のような特性をもつ制御ブロック1000を用いることによって回路ブロック2000の運用モード切替え(クロック周波数および電源電圧、MOSFETの閾値電圧の切替え)を1つの制御信号Cntを用いて1つの制御ブロック1000だけで行なうことが可能となる。
図1の本実施形態を用いた具体例を、ネットワーク装置に使用されるネットワーク処理用LSIを例に説明する。なお、ネットワーク処理用LSIで使用されるMOSFETはNchものを使用して説明するが、本LSIはNchMOSFETに限定するものではなく、PchMOSFETを使用することも、両者を混在させることも可能である。
図13にネットワーク処理用LSI内部のブロック図を示す。ネットワーク処理用LSI3000は、外部機器とやり取りをする入出力回路510および、入出力回路510からLSI内部へ向かう信号を集約する回線集約回路520、統計情報の管理や、QoS、フィルタなどの付加的処理を行なう特定機能処理回路530、パケットを一時的にメモリに格納させる場合や、転送先を格納しているメモリとのやり取りを行なうメモリI/F制御回路540、他のLSIとデータのやり取りを行なう他LSI間伝送回路550、特定機能処理回路530および、メモリI/F制御回路540、他LSI間伝送回路550の間のデータ転送およびパケットの処理方法を決定するデータ処理回路560で構成されているものとする。このLSIの動作について説明する。まず入出力回路510に外部よりパケットが到達する。パケットを受けた入出力回路510は回線集約回路520にパケットを送り、回線集約回路520はデータ処理回路560へ転送する。データ処理回路560は一度パケットをメモリI/F制御回路540を通じてバッファに格納し、特定機能処理回路530およびメモリI/F制御回路540を介して転送先の決定、および必要に応じて付加機能の設定を行なう。自身では解決できない処理があれば他LSI間伝送回路550を通じて他のLSIにて処理を行なう。全ての処理が終了したパケットはデータ処理回路560より回線集約回路520を通じて入出力回路510から外部へ送信される。パケットが到達するごとにこの動作を繰り返す。
図14に図13を本発明にて制御するブロック図を示す。各回路ブロックに制御ブロック1000を割り当てることで、各回路ブロックごとに制御できるため、高い処理性能が必要な状態にある回路ブロックに対しては高クロック周波数、高電源電圧、低MOSFET閾値電圧を供給し、低消費電力で運用可能な状態にある回路ブロックに対しては低クロック周波数、低電源電圧、高MOSFET閾値電圧を供給するというような制御が可能である。また、制御ブロック1000に入力される外部電源電圧Vinおよび基準クロック周波数Frefが一意的に決まっていれば、制御ブロック1000の設計によってクロック周波数、電源電圧、MOSFETの閾値電圧は切替え可能であるため、各回路ブロックに供給される外部電源電圧Vinおよび基準クロック周波数Frefは共通化することも出来る。さらに、各制御ブロック1000を連動させて制御させることも可能である。以下に制御ブロックを連動させて制御する例を示す。図13に示したネットワーク処理用LSIにおいて、入出力回路510が送受信するパケット量が増大し、クロック周波数、電源電圧を上昇させ、MOSFETの閾値電圧を低下させる処理を行なうことになった場合、回線集約回路520およびメモリ制御回路540、データ処理回路560の処理が増大することが考えられる。また、入出力回路510が送受信するパケット量が減少し、クロック周波数、電源電圧を低下させ、MOSFETの閾値電圧を上昇させる処理を行なうことになった場合、回線集約回路520およびメモリ制御回路540、データ処理回路560の処理が減少する事も考えられる。この場合は入出力回路510に対して制御信号Cntを送り、設定を変える動作に連動させ、その入出力回路を集約する回線集約回路520およびメモリ制御回路540、データ処理回路560に対しても制御信号Cntを送り設定を変えることも可能である。また、制御ブロック自体を共通化し、1つの制御ブロックで複数の回路ブロックを制御することもできる。このように制御することによって、単独で制御する場合よりも短時間かつ簡単な制御で各回路ブロックのモード変換作業を終了することができる。
なお、本発明の周波数および電圧制御回路は、ネットワーク装置に限らず、半導体集積回路を備える各種電子機器や情報処理装置にも適用可能である。また、制御ブロック1000はネットワーク処理用LSI3000に外付けして各回路ブロックを制御する方式に限らず、ネットワーク処理用LSI3000に内蔵して各回路ブロックを制御する方式も、制御ブロック1000の一部をネットワーク処理用LSI3000に内蔵し、残りを外付けして各回路ブロックを制御する方式も可能である。
本実施形態における制御ブロック1000および回路ブロック2000を示す図である。 電源電圧制御用電源回路200の回路図である。 MOSFET閾値電圧制御用電源回路300の回路図である。 低消費電力で運用するモードへ切替えるときのフローチャートである。 低消費電力で運用するモードへ切替えるときのタイミングチャートである。 高負荷で運用するモードへ切替えるときのフローチャートである。 高負荷で運用するモードへ切替えるときのタイミングチャートである。 低消費電力で運用するモードへ切替えるときに必要なPLL回路の応答特性である。 高負荷で運用するモードへ切替えるのに必要なPLL回路の応答特性である。 電源電圧制御用電源回路200に求められるVref―Vout特性である。 MOSFET閾値電圧制御用電源回路300に求められるVref―Vout特性である。 図1を実現する回路図である。 ネットワーク処理用LSIの機能回路ブロック図である。 図13を本実施形態にて制御する方法を示す図である。
符号の説明
10 1/M分周器
20 位相比較器
21a、21b D−FF
30 1/N分周器
40 ループフィルタ
50 直流増幅器
60 VCO
70 M、N制御ユニット
100 PLL回路
200 電源電圧制御用電源回路
300 MOSFET閾値電圧制御用電源回路
210、310 三角波発生器
220、320 MOSFET制御回路
510 入出力回路
520 回線集約回路
530 特定機能追加回路
540 メモリI/F制御回路
550 他LSI間転送回路
560 データ処理回路
1000、1000a〜1000f 制御ブロック
2000 回路ブロック
3000 ネットワーク処理用LSI
A1〜A7 OPアンプ
C1〜C3 コンデンサ
D1、D2 ダイオード
L1、L2 インダクタ
Q1〜Q4 MOSFET
R1〜R13 抵抗器
V1、Vh 直流電圧源

Claims (17)

  1. 半導体集積回路にクロック周波数および電圧を供給する周波数および電圧制御回路であって、
    前記半導体集積回路に電圧を供給する電源回路と、
    前記半導体集積回路にクロック周波数を供給するPLL(Phase-locked loop)回路とを有し、
    前記PLL回路は、前記半導体集積回路に供給するクロック周波数を制御するとともに、前記電源回路が供給する電圧を制御することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  2. 請求項1記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記PLL回路は、前記クロック周波数を変化させる場合に、前記クロック周波数および前記電圧を単調増加または単調減少させることを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  3. 請求項1または請求項2記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を増加させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を増加させるように動作し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を減少させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を減少させるように動作することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  4. 請求項1または請求項2記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を増加させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を減少させるように動作し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を減少させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を増加させるように動作することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  5. 請求項1または請求項2記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記半導体集積回路に第2の電圧を供給する第2の電源回路を更に有し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を増加させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を増加させるように動作し、前記第2の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第2の電圧を減少させるように動作し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を減少させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を減少させるように動作し、前記第2の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第2の電圧を増加させるように動作することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  6. 請求項1または請求項2記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記半導体集積回路に第2の電圧を供給する第2の電源回路を更に有し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を増加させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を増加させるように動作し、前記第2の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第2の電圧を増加させるように動作し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を減少させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を減少させるように動作し、前記第2の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第2の電圧を減少させるように動作することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  7. 請求項1または請求項2記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記半導体集積回路に第2の電圧を供給する第2の電源回路および、前記半導体集積回路に第3の電圧を供給する第3の電源回路を更に有し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を増加させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を増加させるように動作し、前記第2の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第2の電圧を増加させるように動作し、前記第3の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第3の電圧を減少させるように動作し、
    前記PLL回路が前記クロック周波数を減少させる場合に、前記電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する電圧を減少させるように動作し、前記第2の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第2の電圧を減少させるように動作し、前記第3の電源回路は前記PLL回路の制御により前記供給する第3の電圧を増加させるように動作することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  8. 請求項1乃至請求項3記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記電圧は、前記半導体集積回路に供給する電源電圧であることを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  9. 請求項1乃至請求項4記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記電圧は、前記半導体集積回路に供給するMOSFETの閾値電圧であることを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  10. 請求項5または請求項6記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記電圧は、前記半導体集積回路に供給する電源電圧であり、
    前記第2の電圧は、前記半導体集積回路に供給するMOSFETの閾値電圧であることを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  11. 請求項7記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記電圧は、前記半導体集積回路に供給する電源電圧であり、
    前記第2の電圧および、前記第3の電圧は、前記半導体集積回路に供給するMOSFETの閾値電圧であることを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  12. 請求項1乃至請求項11記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記半導体集積回路の機能ブロック毎に前記クロック周波数および前記電圧を制御することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  13. 請求項1乃至請求項11記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記半導体集積回路の外付け回路として構成され、前記クロック周波数および前記電圧を制御することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  14. 請求項1乃至請求項11記載の周波数および電圧制御回路であって、
    前記半導体集積回路の内蔵回路として構成され、前記クロック周波数および前記電圧を制御することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  15. 請求項1乃至請求項11記載の周波数および電圧制御回路であって、
    一部回路を前記半導体集積回路の内蔵回路として構成され、残りの回路を前記半導体集積回路の外付け回路として構成され、前記クロック周波数および前記電圧を制御することを特徴とする周波数および電圧制御回路。
  16. 半導体集積回路を備える電子機器であって、
    請求項1乃至請求項12記載の周波数および電圧制御回路によって前記半導体集積回路にクロック周波数および電圧を供給することを特徴とする電子機器。
  17. 半導体集積回路を備えるネットワーク装置であって、
    請求項1乃至請求項12記載の周波数および電圧制御回路によって前記半導体集積回路にクロック周波数および電圧を供給することを特徴とするネットワーク装置。
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