JP2009180981A - アクティブマトリックス基板及びその製造方法 - Google Patents

アクティブマトリックス基板及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた特性を有するアクティブマトリックス基板及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかるアクティブマトリックス基板は、TFT108を有するTFTアレイ基板100である。TFT108のゲートと電気的に接続されたゲート信号線109と、ゲート信号線109上に形成された第1絶縁膜3と、第1絶縁膜3上に形成され、共通電位が供給される補助容量電極4と、補助容量電極4上に形成された第2絶縁膜5と、第2絶縁膜5上に形成され、TFT108のソースと電気的に接続されたソース信号線110と、ソース信号線110上に形成された第3絶縁膜11と、第3絶縁膜11上に、補助容量電極4の一部と重なるように形成された画素電極13とを有するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、アクティブマトリックス基板及びその製造方法に関する。
液晶や有機EL等の電気光学表示素子として、アクティブマトリックス型の表示素子が知られている。アクティブマトリックス型では、絶縁性基板の一主面上にTFT等のスイッチング素子が設けられ、各画素に独立した電圧や電界を印加する。
電気光学表示素子においては、明るく高い表示品質を得るために、各画素の表示面積ができるだけ大きい、すなわち開口率の高いアクティブマトリックス基板を実現することが重要である。
特開平10−268353号公報
ここで、アクティブマトリックス基板であるTFTアレイ基板の製造方法について図11を参照して説明する。図11は、TFTアレイ基板100の構成を示す断面模式図である。まず、絶縁性基板1上に、導電性膜を成膜する。そして、フォトリソグラフィープロセスにより、導電性膜をパターニングする。これにより、ゲート電極2、ゲート信号線、及び補助容量電極4が絶縁性基板1上に形成される。次に、第1絶縁膜3、第2絶縁膜5を順次成膜する。続いて、半導体能動膜6、オーミックコンタクト膜7を順次成膜する。そして、フォトリソグラフィープロセスにより、半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7をパターニングする。
次に、金属薄膜を成膜する。そして、フォトリソグラフィープロセスにより、金属薄膜をパターニングする。これにより、ソース電極9、ソース信号線110、及びドレイン電極10がオーミックコンタクト膜7上に形成される。そして、ソース電極9、ソース信号線110、及びドレイン電極10のパターンをマスクとして、オーミックコンタクト膜7をエッチングする。これにより、チャネル部8が形成される。次に、これらを覆うように、第3絶縁膜11を成膜する。そして、フォトリソグラフィープロセスにより、第3絶縁膜11をパターニングする。これにより、ドレイン電極10上に、コンタクトホール12を形成する。その後、導電性膜を成膜する。そして、フォトリソグラフィープロセスにより、導電性膜をパターニングする。これにより、コンタクトホール12によってドレイン電極10と接続された画素電極13が形成される。以上の工程により、TFTアレイ基板100が製造される。
このように、アクティブマトリックス基板を5回のフォトリソグラフィープロセスで形成する場合、ゲート電極2、ゲート信号線、及び補助容量電極4が同一のプロセスにより同時に形成される。これらを同時に形成する方法は、例えば特許文献1に開示されている。このような場合、ゲート電極2、ゲート信号線、及び補助容量電極4が同一材料の導電性膜によって形成される。ゲート電極2及びゲート信号線としては、ゲート信号を遅延させないように、低抵抗の材料を用いることが望ましい。このため、ゲート電極2及びゲート信号線としては、金属薄膜を用いなければならない。従って、ゲート電極2、ゲート信号線、及び補助容量電極4は金属薄膜によって形成される。金属薄膜は光を遮断するため、開口率を上げるには限界があった。また、上記の方法では、ゲート電極2、ゲート信号線、及び補助容量電極4が同一層に形成されるため、ショート不良が発生する恐れがあった。
本発明は、上記のような課題に対してなされたものであり、優れた特性を有するアクティブマトリックス基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明にかかるアクティブマトリックス基板は、TFTを有するアクティブマトリックス基板であって、前記TFTのゲートと電気的に接続されたゲート信号線と、前記ゲート信号線上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に形成され、共通電位が供給される共通電極と、前記共通電極上に形成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜上に形成され、前記TFTのソースと電気的に接続されたソース信号線と、前記ソース信号線上に形成された第3絶縁膜と、前記第3絶縁膜上に、前記共通電極の一部と重なるように形成された画素電極とを有するものである。
本発明にかかるアクティブマトリックス基板の製造方法は、TFTを有するアクティブマトリックス基板の製造方法であって、前記TFTのゲートと電気的に接続されるゲート信号線を形成する工程と、前記ゲート信号線上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜上に、共通電位が供給される共通電極を形成する工程と、前記共通電極上に第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜上に、前記TFTのソースと電気的に接続されるソース信号線を形成する工程と、前記ソース信号線上に第3絶縁膜を形成する工程と、前記第3絶縁膜上に、前記共通電極の一部と重なるように画素電極を形成する工程とを有する方法である。
本発明によれば、優れた特性を有するアクティブマトリックス基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
実施の形態1.
本実施の形態にかかるアクティブマトリックス基板について図1を参照して説明する。本実施の形態にかかるアクティブマトリックス基板は、スイッチング素子としてTFTを用いたTFTアレイ基板である。図1は、TFTアレイ基板100の構成を示す平面模式図である。TFTアレイ基板100は、液晶表示装置やEL表示装置(電界発光型表示装置)等の電気光学表示素子に用いられる。また、EL表示装置には、例えば有機EL表示装置、無機EL表示装置がある。以下、液晶表示装置に用いられるTFTアレイ基板100について説明する。
TFTアレイ基板100には、表示領域101と表示領域101を囲むように設けられた額縁領域102とが設けられている。この表示領域101には、複数のゲート信号線(走査信号配線)109、複数のソース信号線(表示信号配線)110、及び複数の補助容量電極4が形成されている。複数のゲート信号線109と補助容量電極4は平行に設けられている。同様に、複数のソース信号線110は平行に設けられている。なお、共通電極としての補助容量電極4は、隣接するゲート信号線109間にそれぞれ設けられている。すなわち、ゲート信号線109と補助容量電極4とは、交互に配置されている。
そして、ゲート信号線109及び補助容量電極4と、ソース信号線110とは、互いに交差するように形成されている。ゲート信号線109及び補助容量電極4と、ソース信号線110とは直交している。また、ここでは、図示を省略するが、補助容量電極4の一部は、ソース信号線110とは平行に延在するのが好ましい。この場合、ゲート信号線109と補助容量電極4とは、互いに交差するように形成される。そして、ゲート信号線109と補助容量電極4とは直交している。隣接するゲート信号線109及び補助容量電極4と、隣接するソース信号線110とで囲まれた領域が画素105となる。従って、TFTアレイ基板100では、画素105がマトリクス状に配列される。
さらに、TFTアレイ基板100の額縁領域102には、走査信号駆動回路103と表示信号駆動回路104とが設けられている。ゲート信号線109は、表示領域101から額縁領域102まで延設されている。そして、ゲート信号線109は、TFTアレイ基板100の端部で、走査信号駆動回路103に接続される。ソース信号線110も同様に表示領域101から額縁領域102まで延設されている。そして、ソース信号線110は、TFTアレイ基板100の端部で、表示信号駆動回路104と接続される。走査信号駆動回路103の近傍には、外部配線106が接続されている。また、表示信号駆動回路104の近傍には、外部配線107が接続されている。外部配線106、107は、例えば、FPC(Flexible Printed Circuit)などの配線基板である。
外部配線106、107を介して走査信号駆動回路103、及び表示信号駆動回路104に外部からの各種信号が供給される。走査信号駆動回路103は外部からの制御信号に基づいて、ゲート信号(走査信号)をゲート信号線109に供給する。このゲート信号によって、ゲート信号線109が順次選択されていく。表示信号駆動回路104は外部からの制御信号や、表示データに基づいて表示信号(表示電圧)をソース信号線110に供給する。これにより、表示データに応じた表示電圧を各画素105に供給することができる。なお、走査信号駆動回路103と表示信号駆動回路104は、TFTアレイ基板100上に配置される構成に限られるものではない。例えば、TCP(Tape Carrier Package)により駆動回路を接続してもよい。
また、TFTアレイ基板100の額縁領域102には、共通配線としての補助容量配線111が設けられる。補助容量配線111は、ソース信号線110と平行に設けられる。補助容量電極4は、表示領域101から額縁領域102まで延設されている。そして、補助容量電極4は、補助容量配線111に接続される。そして、補助容量配線111を介して、補助容量電極4に共通電位が供給される。
画素内には、少なくとも1つのTFT108と補助容量(不図示)とが形成されている。そして、画素105内において、TFT108と保持容量は直列に接続されている。TFT108はソース信号線110とゲート信号線109の交差点近傍に配置される。補助容量は、対向配置される電極間に誘電体絶縁膜を形成して構成される。ここでは、共通電位が供給される補助容量電極4と、画素電極との間に絶縁膜を形成している。そして、補助容量によって画素電極に印加される電圧を一定時間保持することができる。例えば、このTFT108が画素電極に表示電圧を供給する。スイッチング素子であるTFT108のゲート電極はゲート信号線109に接続され、ゲート端子から入力される信号によってTFT108のONとOFFを制御している。TFT108のソース電極はソース信号線110に接続されている。ゲート電極に電圧を印加するとソース信号線110から電流が流れるようになる。これにより、ソース信号線110から、TFT108のドレイン電極に接続された画素電極に表示電圧が印加される。そして、画素電極と、対向電極との間に、表示電圧に応じた電界が生じる。
TFTアレイ基板100には、対向基板が対向して配置されている。対向基板は、例えばカラーフィルタ基板であり、視認側に配置される。対向基板には、カラーフィルタ、ブラックマトリクス(BM)、対向電極、及び配向膜等が形成されている。なお、例えば、IPS方式の液晶表示装置の場合、対向電極は、TFTアレイ基板100側に配置される。そして、TFTアレイ基板100と対向基板との間に液晶層が挟持される。すなわち、TFTアレイ基板100と対向基板との間には液晶が注入されている。さらに、TFTアレイ基板100と対向基板との外側の面には、偏光板、及び位相差板等などが設けられる。また、液晶表示パネルの反視認側には、バックライトユニット等が配設される。
画素電極と対向電極との間の電界によって、液晶が駆動される。すなわち、基板間の液晶の配向方向が変化する。これにより、液晶層を通過する光の偏光状態が変化する。すなわち、偏光板を通過して直線偏光となった光は液晶層によって、偏光状態が変化する。具体的には、バックライトユニットからの光及び外部から入射した外光は、偏光板によって直線偏光になる。そして、この直線偏光が液晶層を通過することによって、偏光状態が変化する。
従って、偏光状態によって、対向基板側の偏光板を通過する光量が変化する。すなわち、バックライトユニットから液晶表示パネルを透過する透過光のうち、視認側の偏光板を通過する光の光量が変化する。液晶の配向方向は、印加される表示電圧によって変化する。従って、表示電圧を制御することによって、視認側の偏光板を通過する光量を変化させることができる。すなわち、画素毎に表示電圧を変えることによって、所望の画像を表示することができる。
次に、図2、3を参照してTFTアレイ基板100の画素105の構成について説明する。図2は、TFTアレイ基板100の画素105の構成を示す上面模式図である。図3は、図2のIII−III断面模式図である。TFTアレイ基板100上には、各画素105を画定するためのゲート信号線109、ソース信号線110、及び補助容量電極4が形成されている。図2においては、ゲート信号線109が横方向に形成され、ソース信号線110が縦方向に形成されている。さらに、補助容量電極4は、ゲート信号線109と平行に形成されている。すなわち、ゲート信号線109と、補助容量電極4と、2本のソース信号線110とで囲まれた矩形状の領域に画素電極13が形成される。この領域が画素105となる。
ガラス等からなる透明な絶縁性基板1上には、ゲート信号線109及びゲート電極2が形成される。ゲート信号線109は、ゲート電極2を有する。ゲート信号線109は、複数の画素105に亘って延在し、それぞれの画素105のゲート電極2にゲート信号を供給する。ゲート信号線109及びゲート電極2は、抵抗の低い金属薄膜によって形成される。そして、ゲート信号線109、ゲート電極2、及び補助容量配線111を覆うように、第1ゲート絶縁膜として第1絶縁膜3が形成される。
第1絶縁膜3上には、補助容量電極4が形成される。透過型の液晶表示装置に用いられる場合、補助容量電極4は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電性膜によって形成される。補助容量電極4は、ゲート信号線109に沿って延在する。すなわち、補助容量電極4は、複数の画素105に亘って形成される。また、補助容量電極4は、表示領域の外側で補助容量配線111と電気的に接続される。そして、それぞれの画素105に形成された補助容量電極4には、補助容量配線111から共通電位が供給される。補助容量配線111は、ゲート電極2及びゲート信号線109と同一材料により、同一レイヤーに形成される。
また、補助容量電極4の一部は、ゲート信号線109と直交するように設けられたソース信号線110に沿って延設されている。ソース信号線110のTFT108とは反対側では、補助容量電極4は、複数の画素105に亘って延設される。すなわち、図2において、ソース信号線110の左側では、補助容量電極4が、ゲート信号線109を乗り越えるように形成される。換言すると、補助容量電極4は、格子状に形成される。このため、補助容量電極4は、ゲート信号線109と交差する。ソース信号線110のTFT108側では、補助容量電極4は、画素105の略中央部まで延設されている。すなわち、図2において、ソース信号線110の右側では、補助容量電極4は、画素105の略中央部まで延設されている。このように、補助容量電極4のゲート信号線109と平行に形成されている部分から、補助容量電極4の一部が下方向に延設している。
補助容量電極4は、上記のように、一般的に金属薄膜より高抵抗の透明導電性膜によって形成される。また、補助容量電極4をゲート信号線109と交差させて格子状に形成することにより、補助容量電極4への電圧供給が4箇所から行うことができる。具体的には、矩形状の画素105の4辺から、各画素105の補助容量電極4への電圧供給が可能となる。このため、補助容量電極4の抵抗を低くすることができる。
また、例えばゲート信号線109に沿って延在する補助容量電極4の幅と比べて、ソース信号線110に沿って延在する補助容量電極4の幅を狭くしてもよい。具体的には、補助容量電極4の抵抗を低くするために、補助容量電極4の一部を補助的に形成する。そして、この補助的に形成された補助容量電極4の部分を狭くしてもよい。なお、ゲート信号線109に沿って延在する補助容量電極4の幅は、ゲート信号線109の幅より若干狭くしてもよい。これにより、補助容量電極4とゲート信号線109との交差部を小さくすることができる。そして、この交差部によって生じる寄生容量を減らすことができる。そして、ゲート信号の遅延が低減する。もちろん、補助容量電極4とソース信号線110との交差部も小さいので、ソース信号の遅延も低減する。
また、補助容量電極4の更なる低抵抗化を望む場合、補助容量電極4の一部を、ゲート信号線109に沿って延在させてもよい。例えば、画素105の中央部において、補助容量電極4の一部を、ゲート信号線109に沿って延在させてもよい。これにより、補助容量電極4がソース信号線110と交差し、補助容量電極4の抵抗をさらに低くすることができる。
補助容量電極4を覆うように、第2ゲート絶縁膜として第2絶縁膜5が形成される。そして、第2絶縁膜5上には、半導体能動膜6が形成される。半導体能動膜6は、第1絶縁膜3及び第2絶縁膜5を介して、ゲート電極2と対向配置される。また、半導体能動膜6は、ソース信号線110の下にも形成される。半導体能動膜6は、ソース信号線110よりも大きくパターニングされる。また、半導体能動膜6上には、オーミックコンタクト膜7が形成される。オーミックコンタクト膜7は、不純物元素を含む半導体能動膜であり、導電性を有する。このように、ソース信号線110の下には、半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7が形成される。これにより、ゲート信号線109パターンの段差が半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7のパターンで緩和される。そして、ソース信号線110が段差部分で断線されることを抑制できる。オーミックコンタクト膜7は、半導体能動膜6よりも小さく形成される。ゲート電極2上では、オーミックコンタクト膜7は、半導体能動膜6の両端に形成される。すなわち、ゲート電極2上において、半導体能動膜6の中央部には、オーミックコンタクト膜7が形成されていない。このオーミックコンタクト膜7が形成されていない部分がチャネル部8である。
オーミックコンタクト膜7上には、ソース信号線110、ソース電極9、ドレイン電極10が形成される。上記のように、ゲート電極2上では、オーミックコンタクト膜7は、半導体能動膜6の両端に形成される。補助容量電極4側のオーミックコンタクト膜7上には、ドレイン電極10が形成される。ゲート信号線109側のオーミックコンタクト膜7上には、ソース電極9が形成される。すなわち、チャネル部8を挟んで、ソース電極9、ドレイン電極10が形成される。ソース信号線110は、ソース電極9を有する。ソース信号線110は、複数の画素105に亘って延在し、それぞれの画素105のソース電極9にソース信号を供給する。ソース電極9及びソース信号線110と、その下に形成されたオーミックコンタクト膜7とは、略同じ大きさを有する。ドレイン電極10は、その下に形成されたオーミックコンタクト膜7からはみ出すように形成される。また、ドレイン電極20の一部は、ゲート信号線109に沿って延在する。
これらを覆うように、パッシベーション膜として第3絶縁膜11が形成される。ドレイン電極10上の第3絶縁膜11には、画素コンタクトホール12が形成される。すなわち、ドレイン電極10上の一部では、第3絶縁膜11が形成されない。そして、画素電極13は、画素部の略全体に形成される。すなわち、画素電極13は、隣接するゲート信号線109及び補助容量電極4と、隣接するソース信号線110に取り囲まれる領域に形成される。そして、画素電極13は、ドレイン電極10及び補助容量電極4の少なくとも一部と重なる。つまり、画素電極13は、第2絶縁膜5、第3絶縁膜11を介して下層の補助容量電極4とオーバーラップしている。これにより、補助容量電極4と画素電極13との間に電荷が蓄えられる。そして、補助容量電極4は、画素電極13に印加される電圧を一定時間保持するための補助容量を構成する。画素電極13は、コンタクトホール12に埋設される。そして、コンタクトホール12を介して、画素電極13とドレイン電極10が接続される。
次に、補助容量電極4と補助容量配線111との接続部について図4を参照して説明する。図4は、補助容量電極4と補助容量配線111との接続部の構成を示す断面模式図である。この接続部は、図1に示される額縁領域102に形成される。
上記のように、補助容量配線111は、ゲート電極2及びゲート信号線109と同一レイヤーに形成される。また、補助容量電極4は、第1絶縁膜3上に形成される。すなわち、補助容量配線111と補助容量電極4は、異なるレイヤーに形成される。これらは、上層に形成されるブリッジ電極20によって電気的に接続される。ブリッジ電極20は、第3絶縁膜11上に形成される。すなわち、ブリッジ電極20は、画素電極13と同一材料で、同一レイヤーに形成される。
具体的には、補助容量配線111上の第1絶縁膜3、第2絶縁膜5、第3絶縁膜11にCs端子部コンタクトホール21が形成される。そして、補助容量電極4上の第2絶縁膜5、第3絶縁膜11にCs電極部コンタクトホール22が形成される。ブリッジ電極20は、これらのコンタクトホール21、22に埋設される。そして、Cs端子部コンタクトホール21において、ブリッジ電極20は補助容量配線111と接続される。また、Cs電極部コンタクトホール22において、ブリッジ電極20は補助容量電極4と接続される。これにより、ブリッジ電極20を介して、補助容量配線111と補助容量電極4とが電気的に接続される。
接続部の構成は、上記の構成に限らない。例えば、補助容量電極4及び補助容量配線111を一部が重なるように形成する。そして、第1絶縁膜3にコンタクトホールを形成する。このコンタクトホールに補助容量電極4を埋設させることにより補助容量電極4及び補助容量配線111を接続してもよい。また、補助容量電極4と補助容量配線111とを同一材料で、同一レイヤーに形成してもよい。すなわち、補助容量電極4と補助容量配線111とを一体的に形成してもよい。しかし、補助容量電極4として高抵抗の透明導電性膜を用いる場合、上記の構成とすることが好ましい。すなわち、補助容量電極4と補助容量配線111とを異なる材料で、異なるレイヤーに形成することが好ましい。そして、補助容量配線111を金属配線や金属電極が形成されるレイヤー、例えばゲート信号線109と同一レイヤーに形成する。このように、補助容量配線111を透明導電性膜と比較して低抵抗の金属によって形成することが好ましい。
本実施の形態にかかるTFTアレイ基板100は、以上のように構成される。上記のTFTアレイ基板100では、補助容量電極4は、ゲート信号線109及びソース信号線110と異なるレイヤーに形成する。このため、補助容量電極4と、ゲート信号線109及びソース信号線110とが接続されることによるショート不良が抑制できる。また、構成を複雑にすることなく、補助容量電極4を所望の形状にすることができる。例えば、補助容量電極4とソース信号線110とを同一レイヤーに形成したとする。この場合、ソース信号線110と補助容量電極4とが交差する部分では、ソース信号線110と補助容量電極4とが接触しショートしてしまう。このため、この部分では、例えば補助容量電極4を分断して、上層でブリッジ接続する必要がある。ここで、本実施の形態のような構成とすることにより、上記のように複雑な構成にする必要がない。
また、透過型の液晶表示装置に用いる場合、透明導電性膜によって補助容量電極4が形成される。これにより、補助容量電極4が形成された領域でも、例えば液晶表示装置のバックライトユニットからの光が透過する。すなわち、光が透過する領域が多くなり、開口率を上げることができる。このように、本実施の形態によれば、特性の良好なTFTアレイ基板100を得ることができる。
次に、図5−8を参照してTFTアレイ基板100の製造方法を説明する。図5、6は、TFTアレイ基板100の製造工程における画素105の構成を示す上面模式図である。図7は、TFTアレイ基板100の製造工程における画素105の構成を示す断面模式図である。図8は、TFTアレイ基板100の製造工程における補助容量配線111と補助容量電極4との接続部の構成を示す断面模式図である。
絶縁性基板1を洗浄して表面を清浄化する。ここでは、絶縁性基板1として、厚さ0.7mmのガラス基板を用いる。透過型の液晶表示装置に用いる場合、ガラス基板などの透明な絶縁性基板を用いる。また、反射型の液晶表示装置に用いる場合、ガラス基板程度の絶縁性を有する絶縁性基板を用いることができる。すなわち、この場合、透明性を有しない絶縁性基板でも用いることができる。また、絶縁性基板1の厚さは、任意の厚さでよい。
そして、絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ゲート信号線109、補助容量配線111を形成する。まず、絶縁性基板1上にスパッタリング法などの方法で第1の金属薄膜を成膜する。第1の金属薄膜としては、例えばクロム、モリブデン、タンタル、チタン、アルミニウム、及び銅のうち少なくとも1つ、またはこれらの金属単体のうち少なくとも1つに他の物質が微量に添加されてなる合金などを用いることができる。また、第1の金属薄膜としては、例えば100nmから500nm程度の膜厚の薄膜を用いることができる。第1の金属薄膜上には、後述する工程でドライエッチングによりコンタクトホールが形成される。このため、第1の金属薄膜として、表面酸化が生じにくい金属薄膜や、酸化されてもなおかつ導電性を有する金属薄膜を用いることが好ましい。少なくとも、表面がクロム、チタン、タンタル、モリブデンで覆われていることが好ましい。また、第1の金属薄膜として、異種の金属薄膜を積層した金属薄膜や膜厚方向に組成の異なる金属薄膜を用いることもできる。
その後、第1の金属薄膜上に感光性樹脂であるフォトレジストをスピンコートによって塗布し、塗布したフォトレジストを露光、現像する第1回目の写真製版(フォトリソグラフィー)工程を行う。これにより、所望の形状にフォトレジストがパターニングされる。その後、第1の金属薄膜をエッチングし、パターニングして、フォトレジストパターンを除去する。これにより、ゲート電極2、ゲート信号線109、補助容量配線111が形成される。以上の工程により、図5(a)、図7(a)、図8(a)に示される構成となる。
その次に、プラズマCVD法により、第1絶縁膜3を成膜する。第1絶縁膜3としては、SiN膜、SiO膜、SiO膜(なお、x、y、z、wはそれぞれ正数である)や、またはこれらの積層膜が用いられる。第1絶縁膜3の膜厚は、100nmから300nm程度とする。膜厚が薄い場合には、ゲート信号線109とソース信号線110の交差部で短絡を生じやすい。膜厚が厚い場合には、TFT108のON電流が小さくなり、表示特性が悪化する。このため、上記の膜厚とすることが好ましい。
そして、スパッタリング法などの方法で、第1絶縁膜3上に補助容量電極4となる導電性薄膜を成膜する。透過型の液晶表示装置に用いる場合、導電性薄膜としては、透明導電性膜であるITO(Indium Tin Oxide)、IZOなどを用いることができる。透過型の液晶表示装置に用いる場合、この透明導電性膜の膜厚は、40nmから200nm程度とする。透過型の液晶表示装置での透明導電性薄膜の厚さは、対向基板を含めて光が透過する際の干渉による色付きが起きないように50nmから200nm程度の範囲から選択する。膜厚が薄い場合には、所望する抵抗が得られず、表示特性が満足できないものになる。また、膜厚が厚い場合には、補助容量電極4上にソース信号線110がオーバーラップする際に、補助容量電極4による段差形状が歪になる。これにより、補助容量電極4とソース信号線110とが短絡する恐れがある。このため、透明導電性薄膜の厚さは、上記の範囲とすることが好ましい。
次に、第2のフォトリソグラフィー工程により、透明導電性膜をパターニングする。これにより、補助容量電極4が形成される。このとき、透明導電性膜は金属薄膜より一般的に高抵抗であるため、補助容量電極4をゲート信号線109と交差するように形成する。これにより、補助容量電極4の抵抗を低くすることができる。また、更なる低抵抗を望む場合、補助容量電極4をソース信号線110と交差するように形成すればよい。以上の工程により、図5(b)、図7(b)、図8(b)に示される構成となる。
次に、絶縁性基板1上に、プラズマCVD法により第2絶縁膜5、半導体能動膜6、及びオーミックコンタクト膜7を順次連続して成膜する。第2絶縁膜5としては、SiN膜、SiO膜、SiO膜(なお、x、y、z、wはそれぞれ正数である)や、またはこれらの積層膜が用いられる。第2絶縁膜5の膜厚は、第1絶縁膜3と同様の理由により、100nmから300nm程度とする。半導体能動膜6としては、アモルファスシリコン(a−Si)膜や、ポリシリコン(p−Si)膜が用いられる。半導体能動膜6の膜厚は、100nmから300nm程度とする。膜厚が薄い場合、後述するオーミックコンタクト膜7のドライエッチング時に、オーミックコンタクト膜7下層の半導体能動膜6の消失が発生する。また、膜厚が厚い場合、TFT108のON電流が小さくなる。このため、オーミックコンタクト膜7のドライエッチング時のエッチングの深さの制御性を必要とするTFTのON電流により、半導体能動膜6の膜厚を選択する。半導体能動膜6としてa−Si膜を用いる場合、第2絶縁膜5のa−Si膜との界面は、SiN膜又はSiO膜とすることが好ましい。これにより、TFT108の閾値電圧(Vth)の制御性がよくなり、さらには信頼性を向上させることができる。
オーミックコンタクト膜7としては、a−Si膜やp−Si膜にリンを微量にドーピングしたna−Si膜、np−Si膜が用いられる。オーミックコンタクト膜7の膜厚は、20nmから70nmとすることができる。これらのSiN膜、SiO膜、SiO膜、a−Si膜、p−Si膜、na−Si膜、np−Si膜は、公知のガス(例えばSiH、NH、H、NO、PH、及びNならびにこれらの混合ガス)を用いて成膜することが可能である。
次に、第3のフォトリソグラフィー工程により、半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7をパターン形成する。これにより、半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7が、表示画素のTFT108が形成される部分(以下、TFT部という)及びソース信号線110が形成される部分(以下、ソース信号線部分という)に形成される。なお、補助容量配線111と補助容量電極4との接続部では、半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7が全て除去される。また、半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7は、TFT部及びソース信号線部分よりも大きなパターンで、かつ連続した形状に形成される。ここでは、半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7は、同一形状に形成される。半導体能動膜6及びオーミックコンタクト膜7のエッチングは、公知のガス(例えばSFとOとの混合ガス、又はCFとOとの混合ガス)を用いたドライエッチングにより行う。以上の工程により、図5(c)、図7(c)、図8(c)に示される構成となる。
次に、スパッタリング法などの方法で、第2の金属薄膜を絶縁性基板1の全面に亘って成膜する。第2の金属薄膜としては、例えばクロム、モリブデン、タンタル、チタン、アルミニウム、及び銅のうち少なくとも1つ、又はこれらの金属単体のうちの少なくとも1つに他の物質が微量に添加されてなる合金などを用いることができる。第2の金属薄膜としては、100nmから500nm程度の膜厚の薄膜を用いることができる。第1の金属薄膜と同様、第2の金属薄膜上には、後述の工程でドライエッチングによりコンタクトホールが形成され、さらに導電性薄膜が形成される。このため、第2の金属薄膜としては、表面酸化が生じにくい金属薄膜や、酸化されてもなおかつ導電性を有する金属薄膜を用いることが好ましい。
そして、第4のフォトリソグラフィー工程により、第2の金属薄膜をパターニングする。これにより、TFT108のソース信号線110、ソース電極9、及びドレイン電極10が形成される。そして、ソース信号線110、ソース電極9、及びドレイン電極10のパターンをマスクとして、オーミックコンタクト膜7をエッチングする。これにより、オーミックコンタクト膜7のうち、ソース信号線110、ソース電極9、及びドレイン電極10からはみ出した部分がエッチング除去される。そして、オーミックコンタクト膜7の中央部が除去され、半導体能動膜6が露出する。すなわち、ソース電極9とドレイン電極10の間のオーミックコンタクト膜7が除去され、画素部のチャネル部8が形成される。なお、補助容量配線111と補助容量電極4との接続部では、第2の金属薄膜が全て除去される。
第2の金属薄膜のエッチングは、公知のエッチャントを用いてウェットエッチングを行う。例えば、第2の金属薄膜がクロムからなる場合には、第2硝酸セリウムアンモニウム及び硝酸が混合されてなる水溶液を用いてウェットエッチングを行う。また、第2の金属薄膜のエッチングでは、パターンエッジがテーパ形状となるようにエッチングするのが好ましい。これにより、上層に形成される導電性薄膜からなる電極パターンの断線を抑制することができる。オーミックコンタクト膜7のエッチングは、公知のガス(例えば、SFとOの混合ガス、又はCFとOとの混合ガス)を用いたドライエッチングにより行う。オーミックコンタクト膜7のエッチングでは、少なくともオーミックコンタクト膜7が除去され、下層の半導体能動膜6が消失しない深さでエッチングが制御される。下層の半導体能動膜6は、なるべく厚く残すことが好ましい。これにより、移動度の大きいTFT108が得られる。以上の工程により、図6(d)、図7(d)に示される構成となる。
次に、プラズマCVD法などにより、パッシベーション膜となる第3絶縁膜11を成膜する。第3絶縁膜11としては、SiN膜、SiO膜、SiO膜が用いられる。第3絶縁膜11の膜厚は、200nm程度以上あればよい。また、第3絶縁膜11の膜厚が厚すぎる場合、後述するコンタクトホール形成時のドライエッチングの際に、フォトレジストがなくなってしまうという不具合が発生する。このため、コンタクトホールをドライエッチングする際のフォトレジストと第2絶縁膜5との選択性により、第3絶縁膜11の膜厚を選択する。また、第3絶縁膜11の膜厚が厚すぎる場合、コンタクトホール上に形成される導電性薄膜による電極に段差切れが生じる。このため、導電性薄膜のステップカバレッジ性より、第3絶縁膜11の膜厚の上限が決められる。なお、ステップガバレッジ性とは、表面における微細な段差部での膜の被着状態の良否をいう。このように、生産性、導電性薄膜のステップカバレッジ性、フォトレジストと第2絶縁膜5にコンタクトホールを形成するためのドライエッチングとの組み合わせの選択性などの点から膜厚は200nmから600nm程度とすることが好ましい。
そして、第5のフォトリソグラフィー工程により、第1絶縁膜3、第2絶縁膜5、第3絶縁膜11をパターニングしてコンタクトホールを形成する。ここで、形成されるコンタクトホールは、第1のコンタクトホール、第2のコンタクトホール、及び第3のコンタクトホールである。第1のコンタクトホールでは、第1の金属薄膜上の第1絶縁膜3、第2絶縁膜5、第3絶縁膜11が除去される。これにより、第1の金属薄膜が露出する。第1のコンタクトホールとは、例えば補助容量配線111表面まで貫通するCs端子部コンタクトホール21のことである。また、その他にも、例えばトランスファ端子を形成する部分(以下、トランスファ端子部という)のコンタクトホールも形成される。このトランスファ端子部は、対向基板が対向電極を有する場合に、対向基板とTFTアレイ基板100との間を電気的に接続するために形成されるものである。なお、その接続には、導電性粒子を含む樹脂を介在させて用いることが多い。
第2のコンタクトホールでは、第2の金属薄膜上の第3絶縁膜11が除去される。これにより、第2の金属薄膜が露出する。第2のコンタクトホールとは、例えばドレイン電極10表面まで貫通する画素コンタクトホール12である。第3のコンタクトホールでは、補助容量電極4上の第2絶縁膜5、第3絶縁膜11が除去される。これにより、補助容量電極4が露出する。第3のコンタクトホールとは、補助容量電極4表面まで貫通するCs電極部コンタクトホール22である。このように、TFTアレイ基板100を製造する上で必要な各種コンタクトホールが形成される。第1絶縁膜3、第2絶縁膜5、及び第3絶縁膜11のエッチングは、公知のガス(例えば、SFとOとの混合ガス、又はCFとOとの混合ガス)を用いたドライエッチングにより行う。以上の工程により、図6(e)、図7(e)、図8(d)に示される構成となる。
次に、スパッタリング法などの方法で、第3絶縁膜11上に、画素電極13及びブリッジ電極20となる導電性薄膜を成膜する。また、導電性薄膜は、画素コンタクトホール12、Cs端子部コンタクトホール21、及びCs電極部コンタクトホール22に埋設される。透過型の液晶表示装置に用いる場合、導電性薄膜としては、透明導電性膜であるITO(Indium Tin Oxide)、SnOなどを用いることができる。この中でも、化学的安定性の点からITOが特に好ましい。また、反射型の液晶表示装置に用いる場合、導電性薄膜としてはシート抵抗が約500Ω/□以下で、かつ、液晶材料と反応して液晶材料の劣化を引き起こさないものであれば、どのようなものを用いることも可能である。すなわち、この場合、透明性を有しない導電性薄膜でも用いることができる。透過型の液晶表示装置に用いる場合、導電性薄膜の膜厚は、50nmから200nm程度とすることができる。反射型の液晶表示装置に用いる場合、導電性薄膜の膜厚は、50nmから500nm程度とすることができる。透過型の液晶表示装置に用いる場合、透明導電性膜の厚さは、対向基板を含めて光が透過する際の干渉による色付きが起きないように、50nmから200nm程度の範囲から選択する。
次に、第6のフォトリソグラフィー工程により、導電性薄膜をパターニングする。これにより、画素電極13及びブリッジ電極20が形成される。そして、画素コンタクトホール12によって、ドレイン電極10及び画素電極13が電気的に接続される。また、Cs端子部コンタクトホール21及びCs電極部コンタクトホール22にブリッジ電極20が埋設されることにより、補助容量配線111及び補助容量電極4が電気的に接続される。導電性薄膜のエッチングは、使用する材料によって公知のウェットエッチングなどを用いて行う。例えば、導電性薄膜がITOの場合、塩酸及び硝酸が混合されてなる水溶液を用いてウェットエッチングを行う。また、導電性薄膜がITOの場合、公知のガス(例えばCH)を用いたドライエッチングによりエッチングすることも可能である。また、この工程では、画素電極13及びブリッジ電極20が形成されることを説明したが、その他の電極も形成される。例えば、トランスファ端子部に、導電性薄膜からなる電極が形成される。以上の工程により、図6(f)、図7(f)、図8(e)に示される構成となる。
このように、本実施の形態にかかるTFTアレイ基板100は、6回のフォトリソグラフィー工程によって製造される。また、補助容量電極4と補助容量配線111とを異なるレイヤーに形成する。このため、補助容量電極4とゲート信号線109とが接続されることによるショート不良が抑制できる。また、透過型の液晶表示装置の場合、透明導電性膜によって補助容量電極4が形成される。これにより、補助容量電極4が形成された領域でも、例えば液晶表示装置のバックライトユニットからの光が透過する。すなわち、光が透過する領域が多くなり、開口率を上げることができる。
また、上記のように、透明導電性膜から形成される補助容量電極4と、金属薄膜から形成される補助容量配線111とを異なるレイヤーに形成する。このため、ITO等の透明導電性膜の腐食を抑制することができる。例えば、補助容量電極4としてITO、補助容量配線111としてAl系の材料を用いるとする。そして、補助容量電極4と補助容量配線111を同一レイヤーに形成する場合、まず補助容量電極4を形成する。その後、補助容量電極4に接触した状態で、補助容量配線111を写真製版法により形成する。この写真製版法に用いられる現像液により、補助容量電極4を形成するITOと、補助容量配線111を形成するAlとが電池反応を起こす。これにより、ITOが還元腐食されてしまう。一方、本実施の形態のように、これらを異なるレイヤーに形成することにより、上記の問題を抑制することができる。そして、補助容量配線111、ゲート信号線109、ゲート電極2等にAl合金を用いることなく、Al単体での形成を行うことができる。
また、上記のように、透明導電性膜から形成される補助容量電極4と、ソース・ドレイン電極とを異なるレイヤーに形成する。すなわち、ソース・ドレイン電極のレイヤーには、透明導電性膜が形成されない。このため、第3絶縁膜11の成膜時に、水素プラズマ処理を行うことができる。この水素プラズマ処理は、TFT108のオフ特性を安定にするために用いられる方法である。しかし、例えば、ITOのような透明導電性膜に水素プラズマ処理を行った場合、ITOが還元されてしまい、透明性が劣化してしまうという問題が生じる。従って、もし、透明導電性膜から形成される補助容量電極4が、ソース・ドレイン電極と同層にある場合にも、同様の問題が生じることになる。本実施の形態においては、前述のように、補助容量電極4がソース・ドレイン電極とは異なる層に形成されているため、上記の問題を生じることなく、TFT108の特性を向上できるという効果を奏する。また、ソース・ドレイン電極間のチャネル部8に、透明導電性膜のエッチング残が付着しない。このため、TFT108の信頼性が向上する。以上のように、本実施の形態によれば、特性の良好なTFTアレイ基板100を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態は、フリンジフィールド(FFS)駆動の液晶表示装置に用いられるアクティブマトリックス基板(TFTアレイ基板100)について説明する。具体的には、補助容量電極4及び画素電極13の形状が実施の形態1と異なる。なお、それ以外の構成、製造方法等は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
まず、図9を参照して、本実施の形態にかかるTFTアレイ基板100について説明する。図9は、TFTアレイ基板100の画素105の構成を示す上面模式図である。
本実施の形態にかかるTFTアレイ基板100は、補助容量電極4が画素部の略全体に形成される。ここでは、補助容量電極4が対向電極として機能する。すなわち、対向基板には、対向電極が形成されない。実施の形態1と同様、補助容量電極4は、画素105の端辺において、ゲート信号線109に沿って延在する。そして、補助容量電極4の一部は、ソース信号線110に沿って延在する。さらに、本実施の形態では、補助容量電極4の一部は、画素105の略中央部でゲート信号線109に沿って延在する。すなわち、補助容量電極4とソース信号線110とが交差する。図9においては、4箇所の交差部を有する。すなわち、1画素内において、補助容量電極4は片側2箇所でソース信号線110を乗り越えている。従って、ゲート信号線109の延在方向で隣接する画素105の補助容量電極4は、2箇所で接続されている。このように多くの交差部を有するので、補助容量電極4の抵抗をさらに低くすることができる。また、実施の形態1と同様、補助容量電極の抵抗を低くするために補助的に形成された補助容量電極4の部分を小さくしてもよい。例えば、図9においては、画素105の略中央部でソース信号線110と交差する。これにより、これらの交差部によって生じる寄生容量を減らすことができる。
画素電極13は、櫛歯形状に形成される。具体的には、画素電極13は、ソース信号線110に沿って形成された4本の櫛歯電極を有する。また、4本の櫛歯電極は、互いに平行に形成される。また、画素電極13と補助容量電極4とは、絶縁膜を介して重なっている。ここでは、補助容量電極4の上方に画素電極13が形成されている。そして、上面視において、補助容量電極4は、画素電極13よりも大きく形成されている。すなわち、補助容量電極4は、画素電極13からはみ出すように形成されている。従って、各櫛歯電極の間の領域にも、補助容量電極4が存在する。そして、画素電極13のそれぞれの櫛歯電極の端部と補助容量電極4との間に、表示電圧に応じた電界が生じる。画素電極13と、各櫛歯電極の両側で、画素電極13から下方の補助容量電極4に向かって電界が発生する。具体的には、基板面に対して斜め方向のフリンジ電界が生じる。このフリンジ電界を利用して液晶分子を駆動して、表示を行なっている。
次に、図10を参照して、本実施の形態にかかるTFTアレイ基板100について説明する。図10は、TFTアレイ基板100の画素105の他の構成を示す上面模式図である。
図10では、補助容量電極4とソース信号線110との交差部が6箇所形成される。すなわち、1画素内において、補助容量電極4は片側3箇所でソース信号線110を乗り越えている。これにより、図9に示されるTFTアレイ基板100と比較して、補助容量電極4の抵抗をさらに低くすることができる。なお、それ以外の構成は、図9のTFTアレイ基板100と同一である。このように、補助容量電極4とソース信号線110との交差部の数は、必要に応じて、適宜変更可能である。
図9、10に示されるように、本発明は、FFS駆動の液晶表示装置にも、応用することが可能である。そして、本実施の形態でも、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、実施の形態1と比較して、補助容量電極4の抵抗をさらに低くすることができる。
実施の形態1にかかるTFTアレイ基板の構成を示す平面模式図である。 実施の形態1にかかるTFTアレイ基板の画素の構成を示す上面模式図である。 図2のIII−III断面模式図である。 実施の形態1にかかる補助容量電極と補助容量配線との接続部の構成を示す断面模式図である。 実施の形態1にかかるTFTアレイ基板の製造工程における画素の構成を示す上面模式図である。 実施の形態1にかかるTFTアレイ基板の製造工程における画素の構成を示す上面模式図である。 実施の形態1にかかるTFTアレイ基板の製造工程における画素の構成を示す断面模式図である。 実施の形態1にかかるTFTアレイ基板の製造工程における補助容量配線と補助容量電極との接続部の構成を示す断面模式図である。 実施の形態2にかかるTFTアレイ基板の画素の構成を示す上面模式図である。 実施の形態2にかかるTFTアレイ基板の画素の他の構成を示す上面模式図である。 従来のTFTアレイ基板の構成を示す断面模式図である。
符号の説明
1 絶縁性基板、2 ゲート電極、3 第1絶縁膜、4 補助容量電極、
5 第2絶縁膜、6 半導体能動膜、7 オーミックコンタクト膜、8 チャネル部、
9 ソース電極、10 ドレイン電極、11 第3絶縁膜、
12 画素コンタクトホール、13 画素電極、20 ブリッジ電極、
21 Cs端子部コンタクトホール、22 Cs電極部コンタクトホール、
100 TFTアレイ基板、101 表示領域、102 額縁領域、
103 走査信号駆動回路、104 表示信号駆動回路、105 画素、
106 外部配線、107 外部配線、108 TFT、109 ゲート信号線、
110 ソース信号線、111 補助容量配線

Claims (10)

  1. TFTを有するアクティブマトリックス基板であって、
    前記TFTのゲートと電気的に接続されたゲート信号線と、
    前記ゲート信号線上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に形成され、共通電位が供給される共通電極と、
    前記共通電極上に形成された第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜上に形成され、前記TFTのソースと電気的に接続されたソース信号線と、
    前記ソース信号線上に形成された第3絶縁膜と、
    前記第3絶縁膜上に、前記共通電極の一部と重なるように形成された画素電極とを有するアクティブマトリックス基板。
  2. 前記共通電極は、導電性透明材料によって形成される請求項1に記載のアクティブマトリックス基板。
  3. 前記共通電極は、前記ゲート信号線と交差する請求項1又は2に記載のアクティブマトリックス基板。
  4. 前記共通電極は、前記ソース信号線と交差する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクティブマトリックス基板。
  5. 前記共通電極と電気的に接続され、前記ゲート信号線と同一レイヤーに形成された共通配線をさらに有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクティブマトリックス基板。
  6. TFTを有するアクティブマトリックス基板の製造方法であって、
    前記TFTのゲートと電気的に接続されるゲート信号線を形成する工程と、
    前記ゲート信号線上に第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜上に、共通電位が供給される共通電極を形成する工程と、
    前記共通電極上に第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜上に、前記TFTのソースと電気的に接続されるソース信号線を形成する工程と、
    前記ソース信号線上に第3絶縁膜を形成する工程と、
    前記第3絶縁膜上に、前記共通電極の一部と重なるように画素電極を形成する工程とを有するアクティブマトリックス基板の製造方法。
  7. 前記共通電極は、導電性透明材料によって形成される請求項6に記載のアクティブマトリックス基板の製造方法。
  8. 前記共通電極を形成する工程では、前記共通電極を前記ゲート信号線と交差するように形成する請求項6又は7に記載のアクティブマトリックス基板の製造方法。
  9. 前記共通電極を形成する工程では、前記共通電極を前記ソース信号線と交差するように形成する請求項6乃至8のいずれか1項に記載のアクティブマトリックス基板の製造方法。
  10. 前記ゲート信号線を形成する工程では、前記共通電極と電気的に接続される共通配線を形成する請求項6乃至9のいずれか1項に記載のアクティブマトリックス基板の製造方法。
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