JP2009180495A - 加熱改良構造を有する結晶成長炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】炉本体、支持台、上部ヒータ、および下部ヒータを備える加熱改良構造を有する結晶成長炉を提供する。
【解決手段】加熱改良構造を有する結晶成長炉は、炉本体1、支持台2、上部ヒータ3、および下部ヒータ4を含む。上部ヒータ周囲のシリコン材料が溶解すると、溶融シリコンスラリーはシリコン材料の粒子間の空間に直接流れ込む。これにより、シリコン材料の内部のエネルギー吸収が促進される。その結果、るつぼ7内のシリコン材料全体の溶解を促進する所望のサイクルが確立される。るつぼは、るつぼ内のシリコン材料の溶解効率を高め、結晶成長炉により消費されるエネルギーと時間を節減するように、下部ヒータにより直接底部で加熱される。さらに、上部ヒータと下部ヒータのどちらもが互いに対称であるため、るつぼを均一に加熱することができる。
【選択図】図2
【解決手段】加熱改良構造を有する結晶成長炉は、炉本体1、支持台2、上部ヒータ3、および下部ヒータ4を含む。上部ヒータ周囲のシリコン材料が溶解すると、溶融シリコンスラリーはシリコン材料の粒子間の空間に直接流れ込む。これにより、シリコン材料の内部のエネルギー吸収が促進される。その結果、るつぼ7内のシリコン材料全体の溶解を促進する所望のサイクルが確立される。るつぼは、るつぼ内のシリコン材料の溶解効率を高め、結晶成長炉により消費されるエネルギーと時間を節減するように、下部ヒータにより直接底部で加熱される。さらに、上部ヒータと下部ヒータのどちらもが互いに対称であるため、るつぼを均一に加熱することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、シリコンの多結晶を成長させる炉、特に、加熱改良構造を有する結晶成長炉に関する。
図1を参照すると、従来の結晶成長炉を示す概略図であって、加熱室90が炉9内に設けられ、台板91とるつぼ92が加熱室90内に配置され、るつぼ92はシリコン材料を含有する。3つの支持ポスト93が結晶成長炉9の下側本体94に固定され、台板91とるつぼ92の底部に支持するように配置される。
図1に示されるように、ヒータ95が、放射熱を介してシリコン材料を加熱するようにるつぼ92の周囲に配置される。にもかかわらず、るつぼ92の上部と底部を均一に加熱することができない。さらに、るつぼ92に強固で安定した支持を与えるには、台板91を非常に厚くして、大きな熱容量を持たせてやらねばならない。したがって、次第に所定の温度に達するように、3つの支持ポスト93で支えられるまで台板91によって大量の熱を吸収しなければならない。そして、結晶成長のための冷却プロセス間、台板91を冷却するのは難しい。そのため、結晶成長炉の加熱および冷却プロセスの両方において、大量のエネルギーと時間が浪費される。
さらに、台板91を容易に冷却できないため、るつぼ92内のシリコン材料をるつぼ92の上部と下部で均等に冷却できず、シリコン材料が固化して結晶インゴットに変質した後に内部応力が発生して、望ましくない品質の生成物ができる。
本発明は、炉本体、支持台、上部ヒータ、および下部ヒータを備える加熱改良構造を有する結晶成長炉を提供することである。炉本体は上側本体と下側本体とを含み、下側本体は上側本体の下に装着されて共に密閉炉チャンバを形成する。支持台は密閉炉チャンバ内に配置され、台板と複数の支持ポストとを含み、台板は支持ポストによって結晶成長炉の下側本体に支持され固定される。
本発明によると、上部ヒータは炉チャンバ内に配置され、それに応じて台板の上に位置決めされる。上部ヒータは第1レベルヒータと少なくとも1つの第2レベルヒータとを含み、懸架して上側本体に固定される。第1レベルヒータは第2レベルヒータより高く配置されて、第2レベルヒータの外周は第1レベルヒータの外周よりも大きく、第1レベルヒータと第2レベルヒータの両方でピラミッド状に形成される。下部ヒータは、支持台の台板と一緒に組み立てられる。
るつぼは、るつぼ内のシリコン材料の溶解効率を高めるように、上部および下部ヒータによってそれぞれ上部と下部で同時に加熱される。さらに、本発明によると、上部ヒータの第1レベルヒータと第2レベルヒータは一列に並べられ、積み重ねられてピラミッド形状を形成するシリコン材料と一致して配置されるので、シリコン材料により接近し、シリコン材料が開始段階でエネルギーを吸収するのを助ける。ピラミッド形状の外周周辺でシリコン材料が溶解すると、溶融シリコンスラリーは直接シリコン材料の粒子間の空間に流れ込む。このため、シリコン材料の内部のエネルギー吸収が促進される。その結果、エネルギーと時間の消費を節減するように、るつぼ内のシリコン材料全体の溶解を促進する所望のサイクルが確立される。
さらに、上部ヒータと下部ヒータはどちらも簡単な幾何学形状を有し、互いに対称であるため、るつぼを均一に加熱することができる。このため、エネルギーを節減し、加熱作業を簡便にするだけでなく、製造コストが節約される。
結晶成長炉は炉本体の炉チャンバ内に配置される加熱室を備え、加熱室の内部には、少なくとも支持台の台板、上部ヒータ、および下部ヒータを収容する内部空間が形成される。さらに、加熱室は内側断熱層と外側保温層とを含む2層構造を有するので、エネルギー節減の目的を達成するため、内側断熱層は熱が加熱室から漏れ出すのを防止する役割を果たし、外側保温層は保温効果を高めることができる。
さらに、加熱室は上カバーと下隔壁を含み、上カバーは密閉し、共に内部空間を形成するように下隔壁を覆う。加熱室の下隔壁は下側本体に固定されて、複数の貫通孔が設けられ、複数のスリーブはそれぞれ複数の貫通孔を通過して、複数の支持ポストが複数のスリーブに収容されて下側本体に固定される。加熱室の上カバーは上隔壁と複数の側隔壁とを含み、複数の側隔壁は上隔壁の下の周囲に互いに整列される。
本発明によると、上部ヒータの第1レベルヒータは、周囲抵抗と2つのグラファイト電極を含み、2つのグラファイト電極は加熱目的で第1レベルヒータに電力を提供するように周囲抵抗とそれぞれ接続される。さらに、第2レベルヒータよりも大きな外周を有する第3レベルヒータを設ける、あるいは、共にピラミッド形状を形成するようにさらに大きな外周を有する第4または第5レベルヒータを設けることもできる。これらのヒータは、るつぼの様々な形状に一致するように多角形または環状に直列接続することができる。
上部ヒータの第2レベルヒータは、周囲抵抗と2つのグラファイト電極を含み、2つのグラファイト電極は加熱目的で第2レベルヒータに電力を提供するように周囲抵抗とそれぞれ接続される。下部ヒータは、それぞれが支持台の台板の下に配置される複数の屈曲抵抗ストリップを含む。支持ポストはそれぞれ、抵抗ストリップのうちの1つの下部を支持し、そこに電気的に接続されるグラファイト電極ポストを含む。支持台の台板と複数の屈曲抵抗ストリップとの間には複数の断熱シートが介在する。さらに、各支持ポストは調節ナットを有する。グラファイト電極ポストはそれぞれ最上部に外側ネジ山が設けられるため、調節ナットが外側ネジ山と係合して屈曲抵抗ストリップを支持することができる。これは電気接触領域を拡大するだけでなく、台板を支持する際の安定性も高める。調節ナットはグラファイト製である。
本発明の他の目的、利点、および新規の特徴は、添付の図面と組み合わせて以下の詳細な説明からさらに自明となるであろう。
図2を参照すると、炉本体1、支持台2、上部ヒータ3、および下部ヒータ4を備える結晶成長炉を示す断面図である。
炉本体1は、上側本体11と下側本体12を含み、下側本体12は上側本体11の下部に装着されて共に密閉炉チャンバ10を形成する。支持台2は台板21と8つの支持ポスト22を含み、台板21は支持ポスト22によって結晶成長炉の下側本体12に支持され固定される。
図2に示されるように、加熱室5は炉本体1の炉チャンバ10内に配置されて、上カバー51と下隔壁52を含む。上カバー51は上側本体11の内部に固定され、下隔壁52は下側本体12の内部に固定されるので、上カバー51は密閉し、内部空間50を共に形成するように下隔壁52を覆う。内部空間50は、少なくとも支持台2の台板21、上部ヒータ3、および下部ヒータ4を収容する。
さらに、加熱室5の下隔壁52には8つの貫通孔521が設けられ、8つのスリーブ522がそれぞれ8つの貫通孔521を通過し、8つの支持ポスト22が8つのスリーブ522に収容されて、下側本体12に固定される。加熱室5の上カバー51は上隔壁511と4つの側隔壁512を含み、側隔壁512は互いに上隔壁511の下部周囲に並べられる。上隔壁511には4つの貫通孔513が設けられ、4つのスリーブ322はそれぞれ4つの貫通孔513を通過し、4つのグラファイト電極310、320が4つのスリーブ322に収容されて上側本体11内部に固定される。
加熱室5は、内側断熱層(たとえばグラファイト断熱材製)と外側保温層(たとえばアルミナ繊維製)とを含む2層構造を有するため、エネルギー節減目的を達成するように、内側断熱層は熱が加熱室5から漏れ出すのを防ぐ役割を果たし、外側保温層は保温効果を高めることができる。
図2に示されるように、搭載枠6は支持台2の台板21上に配置され、下板61と4つの側板62を含み、側板62は、るつぼ7を収容するための内部空間を密閉し共に形成する下板61を囲み、その上に起立する。
上部ヒータ3は炉チャンバ10の加熱室5内に配置され、それに応じて台板21の上に位置決めされる。上部ヒータ3は、少なくとも2つのレベルの加熱構造、すなわち、懸架して上側本体11に固定される第1レベルヒータ31および第2レベルヒータ32を含む。第1レベルヒータ31は第2レベルヒータ32より高い位置に配置され、第1レベルヒータ31と第2レベルヒータ32のどちらも中空枠の形状を有し、第2レベルヒータ32の外周は第1レベルヒータ31の外周より大きく、共にピラミッド形状を形成する。下部ヒータ4は支持台2の台板21と一緒に組み立てられる。
図3を参照すると、本発明に係る上部ヒータを示す概略図であって、上部ヒータ3の第1レベルヒータ31は周囲抵抗と2つのグラファイト電極310とを含み、周囲抵抗は、矩形のるつぼ7と一致するように矩形に直列で接続される4つの抵抗板311で形成される。2つのグラファイト電極310はそれぞれ、加熱目的で第1レベルヒータ31に電力を提供するように周囲抵抗と接続される。さらに、上部ヒータ3の第2レベルヒータ32は周囲抵抗と2つのグラファイト電極320とを含み、周囲抵抗は、るつぼ7の形状と一致するように矩形に直列で接続されるさらに長い4つの抵抗板321で形成される。2つのグラファイト電極320はそれぞれ、加熱目的で第2レベルヒータ32に電力を提供するように周囲抵抗と接続される。
さらに、図4を参照すると、本発明に係る下部ヒータを示す概略図であって、図2も参照すると、下部ヒータ4は、支持台2の台板21の下にそれぞれ配置される4つの屈曲抵抗ストリップ41を含む。各支持ポスト22は、抵抗ストリップ41の下部を支持し、そこに電気的に接続されるグラファイト電極ポスト221を含むため、抵抗ストリップ41を加熱するための電力をグラファイト電極ポスト221を介して提供することができる。図2に示されるように、複数の断熱シート23が支持台2の台板21と4つの屈曲抵抗ストリップ41との間に介在する。
図2を参照すると、支持ポスト22は、固定手段223が最初に下側本体11の壁に、次に固定手段223に溶接され、グラファイト電極ポスト221と金属ポスト222とが共にねじ込まれてそこに電気的に接続されるように、下側本体11に固定される。
さらに、図5を参照すると、本発明に係る下部ヒータを示す斜視図であって、各支持ポスト22はグラファイト製の調節ナット220を有する。各グラファイト電極ポスト221には最上部に外側ネジ山が設けられるので、調節ナット220は外側ネジ山と係合して、屈曲抵抗ストリップ41を支持することができる。これにより、電気接触領域が拡大されるだけでなく、台板21を支持する際の安定性が高まる。
上述したように、るつぼ7は、るつぼ7内のシリコン材料の溶解効率を高めるように、上部および下部ヒータ3、4によってそれぞれ上部と下部が同時に加熱される。さらに、本発明によると、第1レベルヒータ31と第2レベルヒータ32とは、積み重ねられてピラミッド形状を形成するシリコン材料と一致して配列および配置されるので、シリコン材料により接近し、開始段階でシリコン材料がエネルギーを吸収するのを助ける。ピラミッド形状の外周のシリコン材料が溶解すると、溶融シリコンスラリーはシリコン材料の粒子間の空間に直接流れ込む。これにより、シリコン材料内部のエネルギー吸収が促進される。その結果、エネルギーと時間の消費を節減するように、るつぼ7内のシリコン材料全体の溶解を促進する所望のサイクルが確立される。
図3および4に示されるように、上部および下部ヒータ3、4のどちらも簡単な幾何学形状を有し、互いに対称であるため、るつぼ7を均一に加熱することができる。これはエネルギーを節減し、加熱作業を簡便にするだけでなく、製造コストを節約する。
本発明を好適な実施形態に関連して説明したが、これに限定されず、本発明の範囲内で他の多くの変更および変形が可能であると理解すべきである。
Claims (12)
- 上側本体と下側本体とを含み、前記下側本体が前記上側本体の下部に装着されて共に密閉炉チャンバを形成する炉本体と、
前記密閉炉チャンバ内に配置され、台板と複数の支持ポストとを含み、前記台板が前記支持ポストによって結晶成長炉の前記下側本体に支持され固定される支持台と、
を備える、加熱改良構造を有する結晶成長炉であって、
上部ヒータが前記炉チャンバ内に配置され、それに応じて前記台板の上に位置決めされ、前記上側本体に懸架して固定される第1レベルヒータおよび少なくとも1つの第2レベルヒータを含み、前記第1レベルヒータが前記第2レベルヒータより高い位置に配置され、前記第2レベルヒータの外周が前記第1レベルヒータの外周より大きく、
下部ヒータが前記支持台の前記台板と共に組み立てられる結晶成長炉。 - 前記炉本体の前記炉チャンバ内に配置され、少なくとも前記支持台の前記台板、前記上部ヒータ、および前記下部ヒータを収容する内部空間が内部に形成される加熱室をさらに備える、請求項1に記載の結晶成長炉。
- 前記加熱室が、内側断熱層と外側保温層とを含む2層構造を有する、請求項2に記載の結晶成長炉。
- 前記加熱室が上カバーと下隔壁とを含み、前記上カバーが前記内部空間を密閉し共に形成するように前記下隔壁を覆う、請求項2に記載の結晶成長炉。
- 複数のスリーブをさらに備え、前記加熱室の前記下隔壁に複数の貫通孔が設けられ、前記複数のスリーブが前記複数の貫通孔をそれぞれ通過し、前記複数の支持ポストが前記複数のスリーブに収容されて前記下側本体に固定される、請求項4に記載の結晶成長炉。
- 前記加熱室の前記上カバーが上隔壁と複数の側隔壁とを含み、前記複数の側隔壁が前記上隔壁の下部の周囲に互いに並べられる、請求項4に記載の結晶成長炉。
- 前記上部ヒータの前記第1レベルヒータが周囲抵抗と2つのグラファイト電極とを含み、前記2つのグラファイト電極がそれぞれ前記周囲抵抗と電気的に接続される、請求項1に記載の結晶成長炉。
- 前記上部ヒータの少なくとも1つの前記第2レベルヒータが周囲抵抗と2つのグラファイト電極とを含み、前記2つのグラファイト電極がそれぞれ前記周囲抵抗と電気的に接続される、請求項1に記載の結晶成長炉。
- 前記下部ヒータが、前記支持台の前記台板の下部にそれぞれ配置される複数の屈曲抵抗ストリップを含み、各前記支持ポストが、前記抵抗ストリップのうちの1つの下部を支持し、そこに電気的に接続されるグラファイト電極ポストを含む、請求項1に記載の結晶成長炉。
- 前記支持台の前記台板と前記複数の屈曲抵抗ストリップ間に介在する複数の断熱シートをさらに備える、請求項9に記載の結晶成長炉。
- 各前記支持ポストが調節ナットを有し、各前記グラファイト電極ポストの最上部に外側ネジ山が設けられるため、前記調節ナットが前記外側ネジ山と係合して前記屈曲抵抗ストリップを支持することができる、請求項9に記載の結晶成長炉。
- 調節ナットがグラファイト製である、請求項11に記載の結晶成長炉。
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