JP2009179480A - 物品送付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品の送り主による送付先住所の指定を不要とすること。
【解決手段】物品の送り主のコンピュータが物品の受取人のコンピュータに物品及び送り主を識別する識別情報とともに物品の送付許可を依頼し、依頼された送付許可に対して受取人のコンピュータが送り主のコンピュータに物品の送付を許可し、送付が許可された物品を識別情報を指定して送り主のコンピュータが物品送付サービスを提供するプロバイダのコンピュータに発注し、受取人からの識別情報を指定した依頼に対して物品を発送した運送業者のコンピュータがプロバイダのコンピュータに物品の発送費用を識別情報を指定して請求し、請求された発送費用をプロバイダのコンピュータが送り主のコンピュータに請求する。
【選択図】 図8

Description

この発明は、物品の送り主による送付先住所の指定を不要とし、もって物品の送付を容易にすることができる物品送付方法に関するものである。
近年、インターネットの普及にともない、電子メールによって連絡を取り合う知人が増えている。これらの知人については、メールアドレスは知っていても住所は知らないという場合も多く、これらの知人に、たとえば、プレゼントを送ろうとしても送ることができなかった。
そこで、メールアドレスは知っているが住所は知らない知人等に荷物を送りたい場合に、送り主を支援する技術が開発されている。たとえば、特許文献1には、受取人のメールアドレスを電子メールで送信すると受取人の名前および住所を通知してくれる宅配支援サービスに関する技術が開示されている。
特開2002−240948号公報 特開2002−251436号公報 特開2002−297721号公報
しかしながら、受取人の住所を通知するサービスには、受取人が住所を知られたくない場合にも、送り主に住所が知られてしまうという問題がある。また、海外に居る知人に物品を送る場合には、送付先の国の言語、住所体系、配送要領などに慣れていないために、住所がわかっても物品を送ることが困難であるという問題もある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、物品の送り主による送付先住所の指定を不要とし、もって物品の送付を容易にすることができる物品送付方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、物品の送り主のコンピュータが物品の受取人のコンピュータに物品及び送り主を識別する識別情報とともに物品の送付許可を依頼する送付許可依頼ステップと、前記送付許可依頼ステップにより依頼された送付許可に対して前記受取人のコンピュータが前記送り主のコンピュータに物品の送付を許可する送付許可ステップと、前記送付許可ステップにより送付が許可された物品を前記識別情報を指定して前記送り主のコンピュータが物品送付サービスを提供するプロバイダのコンピュータに発注する発注ステップと、前記受取人からの前記識別情報を指定した依頼に対して物品を発送した運送業者のコンピュータが前記プロバイダのコンピュータに物品の発送費用を前記識別情報を指定して請求する第1の費用請求ステップと、前記第1の費用請求ステップにより請求された発送費用を前記プロバイダのコンピュータが前記送り主のコンピュータに請求する第2の費用請求ステップと、を含んだことを特徴とする。
本発明によれば、物品の送り主による送付先住所の指定を不要とし、もって物品の送付を容易にすることができるという効果を奏する。
第1図は、本実施の形態1に係る配送サービスの概念を説明するための説明図である。 第2図は、本実施の形態1に係る配送制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 第3図は、配送状況記憶部の一例を示す図である。 第4図は、本実施の形態1に係る配送制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 第5図は、本実施の形態2に係る配送制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 第6図は、住所記憶部の一例を示す図である。 第7図は、ドメイン名に対応させて物品の送付先の住所および名前を記憶する住所記憶部の一例を示す図である。 第8図は、本実施の形態3に係る配送サービスの概念を説明するための説明図である。 第9図は、本実施の形態3に係る配送制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 第10図は、本実施の形態3に係る配送制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 第11図は、本実施の形態1、2および3に係る配送制御プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。 第12図は、第11図に示した本体部の構成を示す機能ブロック図である。
以下、添付図面を参照して、この発明に係る物品送付方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態1に係る配送サービスの概念について説明する。第1図は、本実施の形態1に係る配送サービスの概念を説明するための説明図である。
同図に示すように、この配送サービスでは、物品を送る送り主は、物品を受け取る受取人と電子メールのやりとりはおこなっているが、受取人の住所は知らない。そこで、送り主は、配送システムに対して、受取人のメールアドレスを指定して物品の送付依頼をおこなう(1)。
すると、配送システムは、受取人に電子メールを送って物品の受領を承諾するか否かを確認し(2)、受取人が承諾した場合には、物品の送付先の住所および名前を返送してもらう(3)。
そして、送り主に対して物品の受領が受取人により承諾されたことを通知し(4)、指定場所へ物品を送付するように依頼する(5)。そして、指定場所へ送付された物品を受取人に送付し(6)、物品が受取人に受領されたことを確認して送り主に報告する(7)。
このように、本実施の形態1に係る配送サービスでは、物品の送り主は、メールアドレスだけを指定して物品を送付することができ、物品の受取人は、送り主に住所を知らせることなく、物品を受け取ることができる。
また、物品の送り主は、物品の送付先の住所を指定する必要がないため、海外に物品を送る場合などで外国語や海外の住所体系などに慣れていない場合にも、容易に物品を送付することができる。
次に、本実施の形態1に係る配送制御装置の構成について説明する。第2図は、本実施の形態1に係る配送制御装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この配送制御装置200は、送付依頼受付部210と、配送状況記憶部220と、住所取得部230と、送付指示部240と、送付確認部250と、配送履歴記憶部260とを有する。
送付依頼受付部210は、送り主から物品の送付依頼を受け付ける処理部である。送り主は、World Wide Webまたは電子メールを用いて、受取人のメールアドレスを指定して物品の送付依頼をおこなうことができる。
配送状況記憶部220は、送り主から送付依頼を受けた物品の配送状況を記憶する記憶部である。送付依頼受付部210は、送付依頼を受け付けた際に、送付する物品についてのエントリを作成し、配送状況記憶部220に登録する。
第3図は、配送状況記憶部220の一例を示す図である。同図に示すように、この配送状況記憶部200は、送り主から送付依頼を受けた物品ごとに受付番号と、送り主の名前およびメールアドレスと、受取人のメールアドレスならびに受取人が指定する物品の送付先の名前および住所と、配送状況と、送付費と、送付依頼を受け付けた受付日時、受取承諾の確認メールを受取人に送付した確認日時などの日時とを記憶している。
ここで、配送状況としては、送付依頼を送り主から受け付けた状況を示す「受付」、物品の受領承諾を確認する電子メールを受取人に送った状況を示す「確認中」、物品を受取人に送った状況を示す「送付中」、物品の配送についての処理を完了したことを示す「完了」などがある。
たとえば、受付番号が「000012」である物品は、送り主の名前およびメールアドレスが「送り主A」および「sender-a@domain-p.com」であり、受取人のメールアドレスは「user-a@domain-x.com」であり、現在の配送状況は「受付」であって受け付けた日時は「2003年5月26日の13時30分」であることを示している。なお、この受付番号が「000012」である物品は、まだ受取人からの受領承諾を確認していない状況にあるため、この時点では、物品の送付先の名前および住所、送付費は不明であり、受付日時以外の日時も不明である。
また、受付番号が「000005」である物品は、送り主の名前およびメールアドレスが「送り主C」および「sender-c@domain-r.com」であり、受取人のメールアドレスは「user-c@domain-z.com」であり、現在の配送状況は「送付中」であって受け付けた日時は「2003年5月20日の17時45分」であることを示している。なお、この受付番号が「000005」である物品は、受取人からの受領承諾を確認済の状況にあるため、物品の送付先の名前および住所が受取人から連絡を受けた「受取人Z]および「稲城市大丸1405」、送付費「300」円が記憶され、確認日時も「2003年5月20日の17時45分」が記憶されている。
住所取得部230は、受取人に物品を受領するか否かを電子メールを用いて確認し、物品の受領を承諾した受取人から物品の送付先の住所および名前を受け取って配送状況記憶部220に格納する処理部である。
なお、ここでは、名前を受取人から受け取ることとしているが、送り主が受取人の名前を指定する場合もあり、その場合には、住所取得部230は受取人から住所のみを受け取る。また、この住所取得部230は、送り主に、受取人に物品の受領を確認した結果を電子メールを用いて通知し、受取人が受領を承諾した場合には、指定場所への物品の送付を依頼する。
この住所取得部230が電子メールを用いて物品の受取人から物品の送付先の住所および名前を取得することによって、配送制御装置200は、送付先の住所が指定されない物品の送付依頼を受け付け、配送者に配送を指示することができる。
送付指示部240は、送り主によって指定場所に送付された物品の受け取りを確認すると、住所取得部230が受取人から取得した住所および名前を用いて配送者に物品の配送指示を出す処理部である。
送付確認部250は、受取人による物品の受領を確認すると、送り主に対して物品が受取人によって受領されたことを報告するとともに送付費を請求する処理部である。また、この送付確認部250は、送付費の入金を確認した物品についての情報を配送状況記憶部220から削除し、配送履歴記憶部260に追加する。
配送履歴記憶部260は、配送制御装置200が送付依頼を受け付け、配送処理を完了した物品に関する情報を蓄積する記憶部である。この配送履歴記憶部260に蓄積される情報は、送付確認部250によって更新される。
次に、本実施の形態1に係る配送制御装置200の処理手順について説明する。第4図は、本実施の形態1に係る配送制御装置200の処理手順を示すフローチャ−トである。
同図に示すように、この配送制御装置200は、送付依頼受付部210が物品の送り主から送付依頼を受け付け(ステップS401)、住所取得部230が受取人に電子メールを送って物品の送付を許可するか否かの確認をおこなう(ステップS402)。
そして、受取人から送付を許可するか否かの回答を受け取り、受取人が送付を許可した場合には、さらに送付先の住所と名前を受け取る(ステップS403)。また、物品送付について確認した結果を送り主に通知する(ステップS404)。そして、受取人が物品の送付を許可した場合には(ステップS405、肯定)、送り主に対して指定場所への物品の送付を依頼する。
その後、送付指示部240が、物品の受け取りを確認し(ステップS406)、配送者に対して物品の配送を指示する(ステップS407)。そして、送付確認部250が、物品の配送完了を確認し(ステップS408)、送り主に対して受取人による物品の受領を報告するとともに送付費を請求する(ステップS409)。
その後、送付確認部250は、送付費の受け取りを確認すると、その物品に関する情報を配送状況記憶部220から削除するとともに、配送状況を「完了」として配送履歴記録部260に追加する(ステップS410)。
一方、受取人が物品の送付を許可しなかった場合には(ステップS405、否定)、住所取得部230が、その物品に関する情報を配送状況記憶部220から削除するとともに、配送状況を「拒否」として配送履歴記録部260に追加する(ステップS410)。
上述したように、本実施の形態1では、送付依頼受付部210が物品の受取人のメールアドレスが指定された送付依頼を受け付け、住所取得部230が送付依頼に指定されたメールアドレスに物品を受領するか否かを確認する電子メールを送信して受取人から物品受領の承諾とともに物品の送付先の住所と名前を取得し、送付指示部240が住所取得部230により取得された住所と名前を指定して物品の送付を指示することとしたので、物品の送り主は送付先の住所および名前を一切指定することなく物品を送付することができる。
実施の形態2.
ところで、上記実施の形態1では、配送制御装置200が電子メールを用いて受取人から物品の送付先の住所および名前を取得する場合について説明したが、メールアドレスに物品の送付先の住所および名前を対応させた対応表を記憶し、メールアドレスから対応表を検索して送付先の住所および名前を取得することもできる。そこで、本実施の形態2では、メールアドレスから対応表を検索して送付先の住所および名前を取得する配送制御装置について説明する。
第5図は、本実施の形態2に係る配送制御装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、第2図に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
同図に示すように、この配送制御装置500は、送付依頼受付部210と、配送状況記憶部220と、住所取得部530と、送付指示部240と、送付確認部250と、配送履歴記憶部260と、住所記憶部570とを有する。
住所取得部530は、第2図に示した住所取得部230と同様にメールアドレスから物品の送付先の住所および名前を取得する処理部であるが、受取人に電子メールを送信して送付先の住所および名前を取得する代わりに、メールアドレスから住所記憶部570を検索して送付先の住所および名前を取得する。
この住所取得部530が住所記憶部570を検索してメールアドレスから送付先の住所および名前を取得することによって、物品の送り主は送付先の住所や名前を一切指定することなしに送付依頼をおこなうことができる。
住所記憶部570は、メールアドレスと送付先の住所および名前との対応表を記憶した記憶部である。第6図は、住所記憶部570の一例を示す図である。同図に示すように、この住所記憶部570は、メールアドレスに対応させて物品の送付先の住所および名前を記憶している。
たとえば、送り主から物品の送付先としてメールアドレス「user-a@domain-x.com」が指定された場合には、「川崎市中原区小田中4−1−1」および「受取人X」が送付先の住所および名前となる。
上述したように、本実施の形態2では、住所記憶部570がメールアドレスと送付先の住所および名前とを対応させて記憶し、住所取得部530がメールアドレスから住所記憶部570を検索して送付先の住所および名前を取得することとしたので、配送制御装置500は、物品の送り主から送付先のメールアドレスだけを受け付けて物品の送付を指示することができる。
なお、この住所取得部530は、受取人のメールアドレスが住所記憶部570に登録されていない場合には、受取人から物品受領の承諾を取得するとともに送付先の住所および名前を取得して住所記憶部570に登録する。
また、本実施の形態2では、住所記憶部570がメールアドレスに送付先の住所および名前を対応させて記憶する場合について説明したが、会社などでは各個人のメールアドレスよりもドメイン名が物品の送付先の住所および名前に対応する場合もある。そこでドメイン名に対応させて送付先の住所および名前を住所記憶部に記憶することもできる。
第7図は、ドメイン名に対応させて物品の送付先の住所および名前を記憶する住所記憶部の一例を示す図である。同図に示すように、この住所記憶部は、ドメイン名、あるいはドメイン名とサブドメイン名との組み合わせに対応させて物品の送付先の住所および名前を記憶している。
たとえば、送り主から受取人のメールアドレス「user-a@domain-i.com」が指定された場合には、ドメイン名「domain-i.com」に対応する「川崎市中原区小田中4−1−1」および「XYZ工場」が物品の送付先の住所および名前となる。この場合、送り主から送付される物品は、まず「XYZ工場」に届けられ、その後、工場内の配送システムを利用してメールアドレスの受取人に物品が送付される。
このように、物品の送付先の住所および名前とドメイン名とを対応させることによって、ドメイン名およびサブドメイン名の階層構成の中の適当なレベルで送付先の住所と名前に変換することができる。
また、本実施の形態1および2では、メールアドレスから物品の送付先の住所および名前を検索する場合について説明したが、メールアドレスの代わりに、電話番号、ホームページのURL(Uniform Resource Locator)など受取人を特定できる情報を物品の送り主に指定させ、これらの情報から送付先の住所および名前を得ることもできる。
また、本実施の形態1および2では、送り主が指定場所に物品を送付する場合について説明したが、送り主がコンビニエンスストアなどの収集場所に物品を持ち込むこともできる。あるいは、物品の収集者が送り主まで物品を取りにいくこともできる。
また、本実施の形態1および2では、送り主が指定場所に物品を送付する場合について説明したが、配送サービスの中に物品の販売が含まれ、送り主は配送サービスが提供する物品を指定して送付を依頼することもできる。
また、本実施の形態1および2では、物品の配送と物品の配送制御とを同一事業者がおこなう場合について説明したが、物品の配送は運送業者がおこない、配送制御はプロバイダなど異なる事業者がおこなうこともできる。
実施の形態3.
上記実施の形態1および2では、メールアドレスなど受取人を特定できる情報を用いて物品を送付する場合について説明したが、受取人を特定する情報を指定する代わりに、別の情報としてコードを指定して物品を送付することもできる。そこで、本実施の形態3では、コードを指定して物品を送付する場合について説明する。
まず、本実施の形態3に係る配送サービスの概念について説明する。第8図は、本実施の形態3に係る配送サービスの概念を説明するための説明図である。同図に示すように、この配送サービスでは、物品の送り主は、受取人に対して「1127−99」というコードを指定して花束送付の許可を依頼する(1)。
ここで、「1127」および「99」は、送り主とプロバイダと運送業者との間で決められたコードである。具体的には、「1127」は特定の花束を識別するコードであり、「99」は特定の送り主を識別するコードである。
そして、受取人が花束送付を許可すると(2)、送り主は「1127−99」のコードを指定してプロバイダに花束を発注する(3)。一方、受取人は、送り主から取得した「1127−99」のコードを指定して、運送業者に花束の発送を依頼する(4)。
すると、運送業者は、プロバイダに対して「1127−99」を指定して花束の発送費を請求し(5)、請求を受けたプロバイダは、事前に送り主から「1127−99」のコードで花束の発注を受けているため、運送業者に対して花束の発送費の負担を承諾する(6)。そして、運送業者は受取人に花束を発送し(7)、プロバイダは「1127−99」に対する負担費用を送り主に対して要求する(8)。
このように、本実施の形態3に係る配送サービスでは、物品の送り主は、受取人に関する情報を一切指定することなく、物品を送付することができる。また、受取人は、運送業者に対してだけ住所を知らせる必要があり、プロバイダには知らせる必要はない。そして、プロバイダと運送業者の間は、「1127−99」のようなコードのみによって結び付けられており、受取人および送り主に関する情報は全く交換されない。
次に、本実施の形態3に係る配送制御装置の構成について説明する。第9図は、本実施の形態3に係る配送制御装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この配送制御装置900は、発注依頼受付部910と、配送状況記憶部920と、発送費請求受付部930と、負担費用請求部940と、配送履歴記憶部950とを有する。
発注依頼受付部910は、送り主から物品の発注を受け付ける処理部である。送り主は、World Wide Webや電子メールを用いて物品と送り主とを識別する識別コードを指定して物品を発注する。なお、送り主は、受取人に識別コードを連絡して物品の送付に対する許可を得た後で発注をおこなう。
この発注依頼受付部910が識別コードを用いて物品の発注を受け付けることによって、送り主は受取人に関する情報を一切指定することなく物品を送付することができる。
配送状況記憶部920は、発注依頼受付部910が発注を受け付けた物品の配送状況を記憶する記憶部である。具体的には、この配送状況記憶部920は、識別コード、物品の発送費用の請求状況などを記憶している。
発送費請求受付部930は、受取人から物品の発送を依頼された発送業者からの発送費の請求を処理する処理部であり、具体的には、発送業者から識別コードを受け取り、配送状況記憶部920を検索して識別コードに対応する発注がおこなわれているかを確認した後、発送業者に対して発送費の負担の承諾を通知する。
負担費用請求部940は、発送業者に負担を承諾した発送費を物品の送り主に請求する処理部であり、識別コードから送り主と物品を特定し、特定した送り主に対して物品の発送費を請求する。また、この負担費用請求部940は、送り主から発送費の入金を確認すると、配送状況記憶部920から入金が完了した識別コードについての情報を削除するとともにその情報を配送履歴記憶部950に追加する。
配送履歴記憶部950は、配送制御装置900が発注依頼を受け付け、処理を完了した物品に関する情報を蓄積する記憶部である。この配送履歴記憶部950に蓄積される情報は、負担費用請求部940によって更新される。
次に、本実施の形態3に係る配送制御装置900の処理手順について説明する。第10図は、本実施の形態3に係る配送制御装置900の処理手順を示すフローチャ−トである。
同図に示すように、この配送制御装置900は、発注依頼受付部210が物品の送り主から発注依頼を受け付け(ステップS1001)、配送状況記憶部920に新たなエントリを作成して登録する。
その後、発送費請求受付部930が運送業者から物品の発送費の請求を受け付け(ステップS1002)、配送状況記憶部920を用いて発注を確認すると、運送業者に対して費用負担の承諾を通知する(ステップS1003)。そして、負担費用請求部940が送り主に対して負担費用の請求を通知し(ステップS1004)、送り主からの負担費用の入金を確認すると(ステップS1005)、配送状況記憶部920から入金を確認した識別コードに関する情報を削除するとともに配送履歴記憶部950に追加する(ステップS1006)。
上述したように、本実施の形態3では、発注依頼受付部910が送り主から識別コードによる物品の発注を受け付け、発送費請求受付部930が運送業者から発送費の請求を受け付けて費用負担の承諾を返送し、負担費用請求部940が送り主に負担費用の請求を通知して入金を確認することとしたので、送り主は受取人に関する情報を一切指定することなしに、物品を送付することができる。
なお、本実施の形態1、2および3では、配送制御装置について説明したが、この配送制御装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する配送制御プログラムを得ることができる。そこで、この配送制御プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
第11図は、本実施の形態1、2および3に係る配送制御プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。
同図に示すように、このコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示により表示画面102aに情報を表示するディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するマウス104と、ローカルエリアネットワーク(LAN)106または広域エリアネットワーク(WAN)に接続するLANインタフェースと、インターネットなどの公衆回線107に接続するモデム105とを有する。ここで、LAN106は、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112、プリンタ113などとコンピュータシステム100とを接続している。
また、第12図は、第11図に示した本体部101の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この本体部101は、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROMドライブ125と、FDドライブ126と、I/Oインタフェース127と、LANインタフェース128とを有する。
そして、このコンピュータシステム100において実行される配送制御プログラムは、フロッピィディスク(FD)108、CD−ROM109、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶され、これらの記憶媒体から読み出されてコンピュータシステム100にインストールされる。
あるいは、この配送制御プログラムは、LANインタフェース128を介して接続されたサーバ112のデータベース、他のコンピュータシステム(PC)111のデータベース、公衆回線107を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータシステム100にインストールされる。
そして、インストールされた配送制御プログラムは、HDD124に記憶され、RAM122、ROM123などを利用してCPU121により実行される。
以上のように、本発明に係る物品送付方法は、物品の配送サービスをおこなう配送システムに適している。

Claims (1)

  1. 物品の送り主のコンピュータが物品の受取人のコンピュータに物品及び送り主を識別する識別情報とともに物品の送付許可を依頼する送付許可依頼ステップと、
    前記送付許可依頼ステップにより依頼された送付許可に対して前記受取人のコンピュータが前記送り主のコンピュータに物品の送付を許可する送付許可ステップと、
    前記送付許可ステップにより送付が許可された物品を前記識別情報を指定して前記送り主のコンピュータが物品送付サービスを提供するプロバイダのコンピュータに発注する発注ステップと、
    前記受取人からの前記識別情報を指定した依頼に対して物品を発送した運送業者のコンピュータが前記プロバイダのコンピュータに物品の発送費用を前記識別情報を指定して請求する第1の費用請求ステップと、
    前記第1の費用請求ステップにより請求された発送費用を前記プロバイダのコンピュータが前記送り主のコンピュータに請求する第2の費用請求ステップと、
    を含んだことを特徴とする物品送付方法。
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