JP2009207583A - 洗濯代行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客からの集荷、洗濯作業場への入荷、洗濯作業場からの出荷、顧客への配送を適切に管理でき、洗濯物集配サービスを顧客が簡単に受けられるシステムを提供する。また、日常衣類等の水洗いという新しいサービスに適用できるシステムを提供する。
【解決手段】洗濯代行管理システム1は、顧客端末3、洗濯作業場の作業場端末5及び集配者の集配者端末7と通信可能に接続される。注文処理部11は、顧客端末3との通信によりデータ入力を行い洗濯注文データを生成し、洗濯注文データ記憶部29に記憶させる。集配依頼処理部13は、洗濯注文データに基づいて、集配者に集配を依頼するための集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して集配者端末に送信する。作業場連絡処理部15は、洗濯注文データに基づいて、洗濯作業場に洗濯物容器の入荷と出荷の情報を連絡する洗濯作業連絡データを生成して作業場端末に送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、顧客から洗濯物を集荷して洗濯作業場で洗濯し、顧客へ配送する洗濯代行業務を管理する洗濯代行管理システムに関する。
従来、顧客の洗濯物を預かって洗濯し、返却する洗濯代行業としては、ドライクリーニングサービスが一般に知られている。また、その他の洗濯代行業としては、ホテルのシーツなど、業務用の洗濯物を対象としたリネンサービスが知られている。
ドライクリーニングサービスでは、最も一般的には、顧客がクリーニング店舗に洗濯物を持ち込んで洗濯を依頼し、後日、再度来店して洗濯済みの洗濯物を受け取る。その他の業務形態としては、クリーニング店の集配員により洗濯物が集配される。この場合、集配員が顧客の住居を訪ね、洗濯物を受け取る。そして、後日、集配員が洗濯済みの洗濯物を顧客の住居に届ける。
洗濯代行業では、膨大な数の洗濯物を処理する必要性から、従来よりコンピュータを使った管理システムが用いられている。以下、このようなコンピュータシステムを、洗濯代行管理システムと呼ぶ。
従来の洗濯代行管理システムは、上述したような顧客が来店する業務形態を前提として、顧客から預かった洗濯物や、預かった日時等を管理するように構成されている。
これに対して、集配サービスも含んだ洗濯代行業務に適した洗濯代行管理システムとしては、例えば、特許文献1にてクリーニング管理システムが提案されている。この従来システムでは、各洗濯物にバーコードが付けられる。また、クリーニング店舗端末が、専用携帯端末と通信可能に接続される。集配員は、専用携帯端末を携帯して顧客を訪ねる。そして、専用携帯端末でバーコードを読み取ることにより、洗濯物の預かり、返却等の確認作業を行う。
また、特許文献1のシステムでは、顧客は、顧客端末を用いてインターネットを通じてクリーニング店舗端末と通信し、集配員が洗濯物を集めにくる集配希望日時を送る。また、クリーニング完了後、クリーニング店舗端末から顧客端末に完了通知が送られる。そして、完了通知を受け取ると、顧客は、クリーニングが完了した洗濯物の配達希望日時をクリーニング店舗端末に送信する。
上記の特許文献1では、集配員は、クリーニング管理システムと接続される専用携帯端末を携帯する必要がある。このような集配員に代わり、通常の宅配業者が集配を行えるようにする洗濯代行管理システムとしては、例えば、特許文献2で提案されているクリーニングシステムが挙げられる。この従来システムでは、顧客はコンビニエンスストア等の店舗にて会員登録手続をとり、識別コードが取り付けられたランドリー袋を受け取る。そして、顧客は、洗濯物を収容したランドリー袋を店舗に持ち込む。ランドリー袋は、店舗からクリーニング工場へ宅配され、クリーニング工場でクリーニングが行われ、そして、クリーニング工場から店舗へ宅配される。後日、顧客は店舗にて、クリーニングが終わった洗濯物が入ったランドリー袋を受け取る。
上記の特許文献2では、顧客が店舗までランドリー袋を持ち込まなければならない。これに対して、顧客が自宅にて宅配便によって洗濯物の集荷及び配送を受けられる洗濯代行管理システムとしては、特許文献3で提案されているクリーニング業務システムが挙げられる。この従来システムでは、クリーニング業者のネットワーク網が設けられている。そして、顧客がクリーニングを注文すると、顧客の電話番号から、顧客が居住する地域ブロックが特定され、特定された地域ブロックを担当するクリーニング業者が指定される。顧客は、宅配便を利用して、指定されたクリーニング業者に洗濯物を送る。そして、クリーニング完了後、指定されたクリーニング業者が宅配便を利用して顧客に洗濯物を送り返す。
特開2006−167295号公報 特開2005−40399号公報 特開2006−230590号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムにおいては、既に述べたように、集配員は、クリーニング管理システムと接続される専用携帯端末を携帯する人間に限られる。そのため、集配サービスの規模が相当に限られてしまい、宅配業者等の集配者を活用して多くの顧客に集配も含めた洗濯代行サービスを提供するといったことはできない。
元々、従来一般の洗濯代行業務においても、集配業務を行うのは、クリーニング店の従業員に限られている。この理由としては、ドライクリーニングの料金は洗濯物毎に異なっているため、料金体系を把握した従業員でないと料金を確定できないからである。特許文献1では集配業務を簡単にしているが、その代わりに、バーコードを読み取る専用端末を携帯することが必要とされている。
また、特許文献2のシステムは、上記のような集配員の代わりに宅配便を利用可能としている。しかしながら、宅配便は店舗とクリーニング工場の間の集配に限られており、顧客が住居で集配サービスを受けることはできず、不便である。
これに対して、特許文献3のシステムでは、顧客が住居にて宅配業者の集配サービスを受けられる。しかし、同システムが実現している処理は、顧客の電話番号から、顧客が住む地域ブロックのクリーニング業者を指定する処理に留まっている。そして、集荷の手配は、顧客が自分自身で行わなければならない。また、クリーニング業者も、クリーニング後の洗濯物の配送は、自ら手配しなければならない。このような集配の手配は、顧客にとっても、クリーニング業者にとっても、かなりの手間である。
以上のように、従来は、集配者による洗濯物の集配サービスを顧客が住居で簡単に受けられるような洗濯代行管理システムは実現されていなかった。このような洗濯代行管理システムを実現する上で問題になるのは、膨大な数の注文の管理である。注文毎に、顧客からの集荷、洗濯場への入荷、洗濯場からの出荷、顧客への配送が多岐に渡る。このような膨大な注文を適切に管理可能にすることが、集配を含む洗濯代行業務を円滑に遂行する上で重要である。
また、これまで、一般的な洗濯代行業であるドライクリーニングで実現されている従来の洗濯代行管理システムについて説明してきた。既に説明したように、現行の洗濯代行業としては、ドライクリーニングと、ホテル等の業者用の洗濯物を対象としたリネンサービスとがある。しかし、家庭の日常衣類を預かって水洗いするような洗濯代行業は見られなかった。そのため、このような水洗い代行サービスに使えるような洗濯代行管理システムも開発されていなかった。本発明者は、このような水洗い代行サービスにも適用可能な洗濯代行管理システムを検討した。
本発明は上記背景の下でなされたものであり、その目的は、洗濯代行の注文毎に、顧客からの集荷、洗濯場への入荷、洗濯場からの出荷、顧客への配送を適切に管理でき、集配者による洗濯物の集配も含む洗濯代行サービスを顧客が住居で簡単に受けられる洗濯代行管理システムを提供することにある。
また、本発明の一の目的は、日常衣類等の水洗いという新しいサービスに適用できる洗濯代行管理システムを提供することにある。
また、本発明の一の目的は、顧客と洗濯場との間の集配に要する時間も考慮して洗濯代行管理を適切に行える洗濯代行管理システムを提供することにある。
また、本発明の一の目的は、複数の洗濯場の洗濯処理能力も考慮して適切に洗濯代行管理を行える洗濯代行管理システムを提供することにある。
本発明の一態様は、洗濯代行管理システムであり、顧客により使用される顧客端末、洗濯作業場に設けられた作業場端末及び集配者に設けられた集配者端末と通信可能に接続され、顧客から洗濯物を集荷して洗濯作業場で洗濯し、顧客へ配送する洗濯代行業務を管理する。この洗濯代行管理システムは、前記顧客端末との通信によりデータ入力を行い洗濯注文データを生成する注文処理部と、前記注文処理部により生成された前記洗濯注文データを記憶する洗濯注文データ記憶部と、前記洗濯注文データに基づいて集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して前記集配者端末に送信する集配依頼処理部と、前記洗濯注文データに基づいて洗濯作業連絡データを生成して前記作業場端末に送信する作業場連絡処理部とを有し、前記注文処理部は、前記洗濯注文データを生成する処理として、顧客名と顧客住所を含む顧客情報、洗濯物を収容する洗濯物容器の数である容器数、前記顧客住所にて前記洗濯物容器が集荷される予約日時である集荷予約日時、洗濯済みの前記洗濯物容器が前記顧客住所に配送される予約日時である配送予約日時、及び前記洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場である担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして生成し、前記集配依頼処理部は、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時に対応する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成し、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時により定まる配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成し、前記作業場連絡処理部は、前記洗濯作業連絡データを各々の洗濯作業場毎に生成する処理として、前記洗濯注文データ記憶部から、前記集荷予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な入荷タイミングに各洗濯作業場に入荷される前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである入荷注文データを検索し、前記配送予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な出荷タイミングに各洗濯作業場から出荷されるべき前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである出荷注文データを検索し、前記入荷注文データ及び前記出荷注文データ中の前記顧客情報を含んだ前記洗濯作業場連絡データを生成する。
本発明によれば、洗濯代行管理システムは、顧客端末との通信によって洗濯注文データを生成し、洗濯注文データに基づいて上述の集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して集配者端末に送信し、さらに、洗濯注文データに基づいた検索処理によって上述の洗濯作業連絡データを生成して作業場端末に送信する。これにより、洗濯代行の注文毎に、顧客からの集荷、洗濯場への入荷、洗濯場からの出荷、顧客への配送を適切に管理でき、集配者による洗濯物の集配も含む洗濯代行サービスを顧客が住居で簡単に受けられる洗濯代行管理システムを提供することができる。
また、本発明によれば、洗濯代行管理システムは、上述のように洗濯注文データとして、洗濯物容器の容器数のデータを扱う。集配者への依頼データにも容器数が含まれる。顧客は、水洗いを依頼する日常衣類を洗濯物容器に収納して洗濯代行サービスを受けられる。したがって、日常衣類の水洗いサービスという新しいサービスに適用できる洗濯代行管理システムを提供することができる。
また、本発明の洗濯代行管理システムは、予め定められた複数の地域と、前記複数の地域をそれぞれ担当する複数の洗濯作業場とを対応付けると共に各地域と該地域を担当する洗濯作業場との間の集荷及び配送に要する所要時間である集配所要時間を含んだ作業場担当地域情報を記憶する作業場担当地域情報記憶部を有してよく、前記注文処理部は、前記顧客情報、前記容器数、前記集荷予約日時及び前記配送予約日時を含む注文入力データを入力する注文入力部と、前記注文入力データに含まれる前記顧客情報中の前記顧客住所と、前記作業場担当地域情報とに基づき、前記顧客住所が該当する地域に対応づけられた洗濯作業場を担当作業場として決定する担当作業場決定部と、前記注文入力データ中の前記顧客情報、前記容器数、前記集荷予約日時及び前記配送予約日時及び前記担当作業場決定部により決定された前記担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして前記洗濯注文データ記憶部に記憶させる注文データ登録部と、を有してよい。
本発明によれば、予め作業場担当地域情報が記憶されており、顧客端末から入力される注文入力データ中の顧客住所の情報から洗濯代行管理システム内で担当作業場が決定される。これにより、適切な担当作業場が設定された洗濯注文データを好適に生成できる。なお、担当作業場の決定に使用される顧客住所の情報としては、例えば、郵便番号が好適に使われる。
また、本発明の洗濯代行管理システムにおいて、前記集配依頼処理部は、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時と一致する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成する集荷依頼データ生成部と、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時から前記集配所要時間だけ前の日時である配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成する配送依頼データ生成部と、前記集荷依頼データ及び前記配送依頼データを前記集配者端末に送信する集配依頼データ送信部と、を有してよい。
本発明によれば、集配所要時間も加味して、集荷の出発及び配送の出発タイミングを適切に指示する集荷依頼データ及び配送依頼データを集配者端末に提供することができる。したがって、顧客と洗濯場との間の集配に要する時間も考慮して洗濯代行管理を適切に行うことができる。
また、本発明の洗濯代行管理システムにおいて、前記作業場連絡処理部は、前記洗濯注文データ記憶部から、各洗濯作業場毎の前記入荷注文データとして、前記洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、前記集荷予約日時に前記集配所要時間を加えた時点が前記入荷タイミングに対応する前記洗濯注文データを検索する入荷データ検索部と、前記洗濯注文データ記憶部から、各作業場作業場毎の前記出荷注文データとして、前記洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、前記配送予約日時から前記集配所要時間を引いた時点が前記出荷タイミングに対応する前記洗濯注文データを検索する出荷データ検索部と、前記入荷データ検索部により検索された前記入荷注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を配列した入荷リストと、前記出荷データ検索部により検索された前記出荷注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を配列した出荷リストとを含む洗濯作業連絡データを生成する作業場連絡データ生成部と、前記洗濯作業場連絡データを前記作業場端末に送信する作業場連絡データ送信部と、を有してよい。
本発明によれば、集配所要時間も加味して、各洗濯作業場に入荷される洗濯物容器と各洗濯作業場から出荷されるべき洗濯物容器を適切に連絡する作業場連絡データを作業場端末に提供できる。したがって、顧客と洗濯場との間の集配に要する時間も考慮して洗濯代行管理を適切に行うことができる。
また、本発明の洗濯代行管理システムは、前記担当作業場決定部により決定された担当作業場に対応する前記集配所要時間を前記作業場担当地域情報記憶部から読み出し、前記集配所要時間と、予め設定された洗濯所要時間とに基づき、前記集荷予約日時から集荷のための前記集配所要時間、前記洗濯所要時間及び配送のための前記集配所要時間が経過した後の日時を前記配送予約日時として受け付け可能にする許容配送予約日時制限部を有してよい。
本発明によれば、集配所要時間も加味して、集荷予約日時から集荷、洗濯作業、配送を経て洗濯物を返却可能な適切な配送予約日時を設定できる。したがって、顧客と洗濯場との間の集配に要する時間も考慮して洗濯代行管理を適切に行うことができる。
また、本発明の洗濯代行管理システムは、各洗濯作業場で1日に洗濯可能な前記洗濯物容器数の上限値である処理能力容器数と、各洗濯作業場で処理しきれない前記洗濯物容器を担当すべき洗濯作業場として予め定められたバックアップ作業場とを記憶する作業場能力情報記憶部を有してよく、前記担当作業場決定部は、前記作業場能力情報記憶部の情報を参照して、前記洗濯作業場が前記処理能力容器数を超える容器数を担当しないように前記担当作業場を決定してよい。
本発明によれば、各洗濯作業場の処理能力容器数とバックアップ作業場を予め記憶しておき、これら情報を参照して各洗濯作業場がオーバーフローしないように担当作業場が決定される。したがって、複数の洗濯場の洗濯処理能力も考慮して適切に洗濯代行管理を行える洗濯代行管理システムを提供することができる。
また、本発明の洗濯代行管理システムにおいて、前記担当作業場決定部は、前記注文入力データに含まれる前記顧客情報中の前記顧客住所が該当する地域の洗濯作業場を候補担当作業場として求め、前記候補担当作業場を前記担当作業場として含み、かつ、前記集荷予約日時から前記集配所要時間経過後の注文済み作業日が前記注文入力データ中の前記集荷予約日時から前記集配所要時間経過後の新注文作業日と同日である前記洗濯注文データを同日作業注文データとして前記洗濯注文データ記憶部から検索し、検索された前記同日作業注文データに含まれる前記容器数の合計に前記注文入力データ中の前記容器数を加算した合計容器数が前記処理能力容器数以下であれば前記候補担当作業場を前記担当作業場として決定し、前記合計容器数が前記処理能力容器数を超えていれば、前記候補担当作業場の前記バックアップ作業場を前記担当作業場として決定してよい。
本発明によれば、作業場能力情報記憶部に記憶された各洗濯作業場の処理能力容器数とバックアップ作業場の情報に基づき、各洗濯作業場の能力を超える洗濯収容容器については、バックアップ作業場が担当作業場に決定される。したがって、複数の洗濯場の洗濯処理能力も考慮して適切に洗濯代行管理を行える洗濯代行管理システムを提供することができる。
また、本発明の洗濯代行管理システムにおいて、作業場担当地域情報記憶部に記憶される前記作業場担当地域情報は、前記地域及び該地域を担当する前記洗濯作業場と対応付けて、前記洗濯物容器1個当たりの洗濯料金である容器単価を含んでよく、前記注文処理部は、前記容器単価に前記注文入力データ中の容器数をかけ算することにより注文料金を算出する料金算出部を含んでよく、前記注文データ登録部は、前記注文料金を含んだ前記洗濯注文データを前記洗濯注文データ記憶部に記憶させてよい。
本発明によれば、洗濯物容器1個当たりの洗濯料金である容器単価が設定され、容器数と容器単価から洗濯料金が計算される。したがって、料金が明瞭であり、顧客の利便性を向上できる。
また、本発明によれば、容器単価を設定することで、日常衣類の水洗いサービスに適した洗濯代行管理システムを提供できる。ドライクリーニングの場合、一般に、比較的少数の大切な衣類が洗濯の対象になる。これに対して、日常衣類の水洗いの場合、下着などの小物も含めた多数の衣類等が対象になる。このような多数の衣類の料金を細かく計算することは従来は困難であり、そのために日常衣類の水洗い代行サービスに適した洗濯代行管理システムは実現されていなかった。このような状況下、本発明は、上記のように、容器単価を利用した定額料金システムを構築することで、日常衣類の水洗いという新しいサービスに適用できる洗濯代行管理システムを提供することができる。
また、本発明の洗濯代行管理システムは、前記顧客情報と会員識別情報を記憶する会員情報記憶部を有してよく、前記注文処理部は、前記注文入力部により前記会員識別情報が入力されたとき、前記会員情報記憶部から前記会員識別情報に対応する前記顧客情報を読み出し、読み出された前記顧客情報を含む前記洗濯注文データを生成してよい。
本発明によれば、会員情報記憶部に登録された会員は、会員識別情報を入力することによりサービスを受けられる。したがって、顧客の利便性を向上できる。なお、会員識別情報は例えば会員の電話番号でもよい。
また、本発明の洗濯代行管理システムにおいて、前記会員情報記憶部は、前記会員識別情報と対応付けて、優先的に担当作業場として指定されるべき洗濯作業場である特別指定作業場を登録可能に構成されてよく、前記担当作業場決定部は、前記注文入力部により前記会員識別情報が入力されたとき、前記会員識別情報に関連付けて前記特別指定作業場が登録されているか否かを判定し、前記特別指定作業場が登録されていれば、該特別指定作業場を前記担当作業場として決定し、前記特別指定作業場が登録されていなければ、前記作業場担当地域を参照して、前記会員情報記憶部中の前記顧客住所が該当する地域に対応づけられた洗濯作業場を担当作業場として決定してよい。
本発明によれば、担当作業場として特定の洗濯作業場を例外的に指定することができる。これにより、顧客や洗濯作業場の要求に適切に応えることができ、システムの利便性を向上できる。
また、本発明の洗濯代行管理システムにおいて、前記洗濯作業場は、洗濯代行を受け付け可能な店舗であってよい。本発明によれば、例えば、洗濯店舗が洗濯作業場として好適に機能できる。
本発明の別の態様は、顧客により使用される顧客端末、洗濯作業場に設けられた作業場端末及び集配者に設けられた集配者端末と通信可能に接続される洗濯代行管理システムを構成するコンピュータにて実行される洗濯代行管理方法であって、前記顧客端末との通信によりデータ入力を行い洗濯注文データを生成する注文処理ステップと、前記注文処理ステップにより生成された前記洗濯注文データを洗濯注文データ記憶部に記憶させる洗濯注文データ登録ステップ、前記洗濯注文データに基づいて集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して前記集配者端末に送信する集配依頼処理ステップと、前記洗濯注文データに基づいて洗濯作業連絡データを生成して前記作業場端末に送信する作業場連絡処理ステップとを有し、前記注文処理ステップは、前記洗濯注文データを生成する処理として、顧客名と顧客住所を含む顧客情報、洗濯物を収容する洗濯物容器の数である容器数、前記顧客住所にて前記洗濯物容器が集荷される予約日時である集荷予約日時、洗濯済みの前記洗濯物容器が前記顧客住所に配送される予約日時である配送予約日時、及び前記洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場である担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして生成し、前記集配依頼処理ステップは、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時に対応する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成し、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時により定まる配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成し、前記作業場連絡処理ステップは、前記洗濯作業連絡データを各々の洗濯作業場毎に生成する処理として、前記洗濯注文データ記憶部から、前記集荷予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な入荷タイミングに各洗濯作業場に入荷される前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである入荷注文データを検索し、前記配送予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な出荷タイミングに各洗濯作業場から出荷されるべき前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである出荷注文データを検索し、前記入荷注文データ及び前記出荷注文データ中の前記顧客情報を含んだ前記洗濯作業場連絡データを生成する。この態様によっても上述した本発明の利点が得られる。また、上述の洗濯代行管理システムの態様に関して説明した各種の構成は、本態様の洗濯代行管理方法にも同様に適用されていよい。
本発明の別の態様は、顧客により使用される顧客端末、洗濯作業場に設けられた作業場端末及び集配者に設けられた集配者端末と通信可能に接続される洗濯代行管理システムを構成するコンピュータにて実行される洗濯代行管理プログラムであって、前記顧客端末との通信によりデータ入力を行い洗濯注文データを生成する注文処理ステップと、前記注文処理ステップにより生成された前記洗濯注文データを洗濯注文データ記憶部に記憶させる洗濯注文データ登録ステップ、前記洗濯注文データに基づいて集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して前記集配者端末に送信する集配依頼処理ステップと、前記洗濯注文データに基づいて洗濯作業連絡データを生成して前記作業場端末に送信する作業場連絡処理ステップとを前記コンピュータに実行させ、前記注文処理ステップは、前記洗濯注文データを生成する処理として、顧客名と顧客住所を含む顧客情報、洗濯物を収容する洗濯物容器の数である容器数、前記顧客住所にて前記洗濯物容器が集荷される予約日時である集荷予約日時、洗濯済みの前記洗濯物容器が前記顧客住所に配送される予約日時である配送予約日時、及び前記洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場である担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして生成し、前記集配依頼処理ステップは、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時に対応する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成し、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時により定まる配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成し、前記作業場連絡処理ステップは、前記洗濯作業連絡データを各々の洗濯作業場毎に生成する処理として、前記洗濯注文データ記憶部から、前記集荷予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な入荷タイミングに各洗濯作業場に入荷される前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである入荷注文データを検索し、前記配送予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な出荷タイミングに各洗濯作業場から出荷されるべき前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである出荷注文データを検索し、前記入荷注文データ及び前記出荷注文データ中の前記顧客情報を含んだ前記洗濯作業場連絡データを生成する。この態様によっても上述した本発明の利点が得られる。また、上述の洗濯代行管理システムの態様に関して説明した各種の構成は、本態様の洗濯代行管理プログラムにも同様に適用されていよい。
上記のように、本発明によれば、洗濯代行の注文毎に、顧客からの集荷、洗濯場への入荷、洗濯場からの出荷、顧客への配送を適切に管理でき、集配者による洗濯物の集配も含む洗濯代行サービスを顧客が住居で簡単に受けられる洗濯代行管理システムを提供できる。
また、本発明によれば、日常衣類等の水洗いという新しいサービスに適用できる洗濯代行管理システムを提供できる。
また、本発明によれば、顧客と洗濯場との間の集配に要する時間も考慮して洗濯代行管理を適切に行える洗濯代行管理システムを提供できる。
また、本発明によれば、複数の洗濯場の洗濯処理能力も考慮して適切に洗濯代行管理を行える洗濯代行管理システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態に係る洗濯代行管理システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る洗濯代行管理システムを含む全体構成を示している。図1に示すように、洗濯代行管理システム1は、顧客端末3、作業場端末5及び集配者端末7と通信可能に接続されている。
顧客端末3は、顧客により使用される端末である。顧客端末3は、顧客の携帯電話等の携帯端末でもよい。また、顧客端末3は、顧客住居等に設置されるパーソナルコンピュータ等でもよい。顧客端末3は、インターネット等の通信網を介して洗濯代行管理システム1と通信する機能を有する。
作業場端末5は、洗濯作業場に設けられており、典型的にはパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。作業場端末5は、インターネット等の通信網を介して洗濯代行管理システム1と通信する機能を有する。作業場端末5は、ディスプレイ、プリンタ等の出力手段と共に設けられ、出力手段から後述の洗濯作業場連絡データが出力される。洗濯作業場は例えば洗濯代行サービスの店舗である。また、洗濯作業場は、洗濯作業のみを行う工場でもよい。
集配者端末7は、集配業者の施設に設けられており、典型的にはパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。集配者端末7は、集配業者の集配業務を管理する管理コンピュータであってよい。また、実際のシステムでは管理コンピュータがさらに集配業者の各拠点の端末に接続されていてよい。集配者端末7は、インターネット等の通信網を介して洗濯代行管理システム1と通信する機能を有する。集配者端末7は、ディスプレイ、プリンタ等の出力手段と共に設けられ、出力手段から後述の集荷依頼データ及び配送依頼データが出力される。集配者端末7は、集配(集荷及び配送)を行う集配車と通信し、集配の時間、場所等の指示を出す。
集配業者は、本発明の集配者に相当する。集配業者は典型的には宅配業者である。本発明の範囲内で、洗濯代行管理システム1の運営者が、集配者でもあってよい。例えば、洗濯代行業者が集配も行ってもよい。また例えば、宅配業者が洗濯代行サービスを行ってもよい。
図1では、1つの顧客端末3と1つの作業場端末5が示されている。しかし、実際には、広範囲の多数の顧客端末3及び広範囲の多数の作業場端末5が洗濯代行管理システム1と接続される。集配者端末7も複数であってよい。
本実施の形態では、洗濯代行サービスとしては、顧客から洗濯作業場へと集配業者によって洗濯物が集荷され、洗濯作業場で洗濯物が洗濯され、洗濯済みの洗濯物が集配業者により洗濯作業場から顧客へ配送される。
ここで、上記のように、本実施の形態では、顧客から洗濯作業場へと集配業者によって洗濯物が運搬されることを「集荷」といい、洗濯済みの洗濯物が集配業者により洗濯作業場から顧客へ運搬されることを「配送」という。また、本実施の形態では、洗濯物が洗濯作業場へ到着することを「入荷」といい、洗濯物が作業場作業場から顧客へ向けて出発することを、「出荷」という。
また、本実施の形態では、洗濯代行として、日常衣類等の水洗いが行われる。特に、本実施の形態では、洗濯物が、所定の洗濯物容器に収納されて、顧客と洗濯作業場の間で集配される。したがって、上記の集荷、配送、入荷及び出荷は、洗濯物容器が対象になる。
洗濯物容器は典型的には、本サービスを受ける顧客に配布される専用ランドリーバッグである。顧客は、専用ランドリーバッグに好きなだけ日常衣類等を詰め込むことができる(詰め放題)。そして、洗濯料金としては、洗濯物容器1個当たり単価が決められている。なお、この単価は後述のように地域によって異なる。
図2は、洗濯代行管理システム1の構成を示している。洗濯代行管理システム1は、コンピュータ装置であり、CPU、ROM、RAM、キーボード及びポインティングデバイス等の入力装置、ディスプレイ及びプリンタ等の出力装置、ハードディスク等の外部記憶装置、記録媒体装着部、通信機能等を備え、これらによって図2に示される各部構成の機能を実現する。
洗濯代行管理システム1のコンピュータには、図2に示される各処理機能を実現するプログラムが記憶されており、このプログラムがインストールされ、実行されて、これにより本発明の洗濯代行管理方法が実行されて、本発明の洗濯代行管理システム1が実現される。
また、洗濯代行管理システム1は、WEBサーバ及びメールサーバの機能を備え、これら機能によって顧客端末3、作業場端末5及び集配者端末7との通信を行う。
図2に示すように、洗濯代行管理システム1は、顧客端末3との通信によって洗濯注文データを生成する注文処理部11と、洗濯注文データに基づいて集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して集配者端末7に送信する集配依頼処理部13と、洗濯注文データに基づいて洗濯作業連絡データを生成して作業場端末5に送信する作業場連絡処理部15とを有している。また、洗濯代行管理システム1は、上記処理部により処理される情報を記憶する構成として、注文ページ記憶部21、会員情報記憶部23、作業場担当地域情報記憶部25、作業場能力情報記憶部27、洗濯注文データ記憶部29、集配依頼データ記憶部31及び作業場連絡データ記憶部33を有している。
注文ページ記憶部21は、顧客端末3から洗濯注文を受け付けるために顧客端末3へ送信されるべき注文入力ページを記憶している。図3は、注文入力ページの入力項目を示しており、入力項目としては、顧客情報、会員情報、容器数、集荷予約日時、配送予約日時が設定されている。なお、日時は、日付と時間帯によって表されてよい(本明細書において同じ)。
顧客情報は、顧客名、顧客住所及び顧客連絡先(電話番号)を含む。顧客住所は、郵便番号と住所を含む。本実施の形態では、顧客住所に基づく検索等を行う際には、郵便番号が顧客住所として処理される。会員情報は会員識別情報及び会員パスワードである。会員識別情報及び会員パスワードは、既に登録されている会員のための入力項目である。容器数は、洗濯を注文する洗濯物容器の数である。集荷予約日時は、顧客住所にて洗濯物容器が集荷される予約日時であり、配送予約日時は、洗濯済みの洗濯物容器が顧客住所に配送される予約日時である。
図4は、会員情報記憶部23に記憶される会員データベースを示している。会員データベースは、会員番号、会員識別情報、会員パスワード及び会員の顧客情報を対応づけるテーブルである。会員識別情報は例えば会員の電話番号でよく、会員パスワードもデフォルト設定としては会員の電話番号でよい。顧客情報は、前述のように、顧客名、顧客住所及び顧客連絡先(電話番号)を含む。顧客が会員登録されている場合、会員識別情報及び会員パスワードが上述の注文入力ページに入力されて、入力作業が省略される。
また、会員データベースは、会員識別情報と対応付けて、特別指定作業場を登録可能に構成されている。特別指定作業場は、該当顧客の洗濯を担当する作業場として優先的に指定されるべき洗濯作業場である。この特別指定作業場は例外的に一部の会員のために登録される。
図5は、作業場担当地域情報記憶部25に記憶される作業場担当地域情報のデータベースを示している。作業場担当地域情報のデータベースは、予め定められた複数の地域と、複数の地域をそれぞれ担当する複数の洗濯作業場とを対応付けるテーブルである。具体的には、図示のように、作業場担当地域情報のテーブルは、地域(郵便番号及び住所)、洗濯作業場、集配所要時間(日数)及び容器単価を対応づける。
地域は、図示のように、郵便番号と住所(例えばXX市XX町)である。本実施の形態では、これらのうちで、郵便番号が地域を特定する情報として、また、地域識別情報として処理に使用される。洗濯作業場は、該当地域を担当するように予め設定された作業場であり、洗濯作業場の情報は、作業場名、作業場住所及び作業場連絡先(電話番号)を含む。
集配所要時間は、各地域と該地域を担当する洗濯作業場との間の集荷及び配送に要する所要時間であり、本実施の形態では日数によって定義されている。集配所要時間は、地域によって異なる。一般には各地域内の洗濯作業場が該当地域の洗濯作業場に設定されており、この場合は一般に集配所要時間は1日である。これに対して、例えば、遠隔地であって、地域と洗濯作業場が離れている場合には、集配所要時間が1日より長くなる。
また、容器単価は、洗濯物容器1個当たりの洗濯料金である。洗濯料金も、地域によって異なる。洗濯料金の値に影響するのは、主として配送費用である。地域とそれに対応する洗濯作業場の位置によって配送費用が決まり、この配送費用に応じて容器単価が決まる。なお、集配所要時間が1日である通常の地域であれば、配送費用がほぼ同じであり、容器単価もほぼ同じといってよい。
図6は、作業場能力情報記憶部27に記憶される作業場能力情報のデータベースを示している。作業場能力情報のデータベースは、洗濯作業場、処理能力容器数及びバックアップ作業場(補助作業場)を対応付けるテーブルである。処理能力容器数は、各洗濯作業場で1日に洗濯可能な洗濯物容器数の上限値である。バックアップ作業場は、各洗濯作業場で処理しきれない洗濯物容器を担当するように予め定められた洗濯作業場である。
バックアップ作業場としては、複数の洗濯作業場が設定されてよく、それら複数の洗濯作業場には優先順位が付けられてよい。より詳細には、洗濯作業場が洗濯店舗であるとして、優先順位が高いバックアップ作業場には、該当洗濯店舗と関連する洗濯店舗が好適に定められる。例えば、提携関係にある店舗や、系列店舗である。また、本実施の形態では、各洗濯作業場について、優先順位が最も低いバックアップ作業場としては、本システムの直営店舗が設定されている。したがって、優先順位が高いバックアップ作業場でバックアップが出来ない場合でも、直営店舗がバックアップすることができる。
図7は、洗濯注文データ記憶部29に記憶される洗濯注文データベースを示している。洗濯注文データベースは、多数の洗濯注文データのテーブルであり、各洗濯注文データは、注文番号(注文ID)、顧客情報、会員識別情報、容器数、集荷予約日時、配送予約日時及び担当作業場を含む。顧客情報は顧客名、顧客住所及び顧客連絡先(電話番号)である。顧客情報、会員識別、容器数、集荷予約日時及び配送予約日時は、前述の注文入力ページを利用して顧客端末3から入力されるデータである。会員識別情報が入力された場合は、顧客情報は会員情報記憶部23から抽出される。担当作業場は、洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場であり、後述のように、洗濯代行管理システム1内で注文処理部11により決定されるデータである。その他、洗濯注文データ記憶部29は、図示のように、注文処理部11の処理で生成される注文料金と支払方法の情報も記憶する。
また、集配依頼データ記憶部31は、集配依頼処理部13によって生成される集荷依頼データ及び配送依頼データを記憶する。作業場連絡データ記憶部33は、作業場連絡処理部15によって生成される作業場連絡データを記憶する。これらのデータについては、各データの生成処理と共に後述にて詳細に述べる。
以上に、洗濯代行管理システム1に設けられた各記憶部について説明した。次に、これら記憶部の情報を処理する構成である注文処理部11、集配依頼処理部13及び作業場連絡処理部15について説明する。
図8は、注文処理部11の構成を示している。注文処理部11は、顧客端末3と通信し、注文ページ記憶部21、会員情報記憶部23、作業場担当地域情報記憶部25及び作業場能力情報記憶部27の情報を処理して洗濯注文データを生成し、生成した洗濯注文データを洗濯注文データ記憶部29に書き込む。
注文処理部11は、注文入力部41、認証部43、会員情報抽出部45、担当作業場決定部47、許容配送予約日時制限部49、料金算出部51、注文可否判定部53、支払処理部55、注文データ登録部57及び注文完了確認通知部59を有する。
注文入力部41は、新規注文を受け付けるために注文入力データを入力する処理を行う。注文入力部41は、洗濯代行管理システム1のWWWサーバ機能により実現される。注文入力部41は、注文入力ページを注文ページ記憶部21から読み出し、そして、注文入力ページをWEBページの形式で顧客端末3に送信する。注文入力ページには、図3を参照して説明したように、入力項目として、顧客情報(顧客名及び顧客住所)、会員識別情報、会員パスワード、容器数、集荷予約日時、配送予約日時が設定されている。
顧客端末3では、顧客情報、容器数、集荷予約日時及び配送予約日時が記入され、記入された注文入力ページが洗濯代行管理システム1に送信され、注文入力部41により入力される。こうして、注文入力部41が、顧客情報、容器数、集荷予約日時及び配送予約日時を含む注文入力データを入力する。
上記の処理は、顧客が登録済みの会員でない場合の処理である。これに対して、顧客が登録済みの会員である場合、注文入力ページには、顧客情報の代わりに会員識別情報及び会員パスワードが記入される。そして、これら会員識別情報及び会員パスワードが、容器数、集荷予約日時及び配送予約日時とともに洗濯代行管理システム1に送られ、注文入力データとして注文入力部41により入力される。
認証部43は、会員識別情報及び会員パスワードが入力された場合、会員情報記憶部23の情報を参照して認証処理を行う。認証部43は、入力された会員識別情報及び会員パスワード一致するデータを会員情報記憶部23が記憶しているか否かを判定する。一致するデータが記憶されていれば、すなわち、入力データと同じ会員識別情報及び会員パスワードが記憶されていれば、認証が成功する。一致するデータが記憶されていなければ認証は失敗に終わる。
会員情報抽出部45は、認証部43での認証が成功した場合に、会員識別情報と対応する顧客情報を会員情報記憶部23から抽出する。抽出された顧客情報が、注文入力データの顧客情報として以降の処理に用いられる。
担当作業場決定部47は、注文された洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場である担当作業場を決定する処理を行う。担当作業場決定部47は、注文入力データに含まれる顧客情報中の顧客住所と、図5に示す作業場担当地域情報記憶部25に記憶された作業場担当地域情報とに基づき、担当作業場を決定する。このとき、担当作業場決定部47は、顧客住所が該当する地域に対応づけられた洗濯作業場を担当作業場として決定する。
本実施の形態では、担当作業場決定部47の処理において、郵便番号が顧客住所として好適に利用される。注文入力データの顧客住所は郵便番号を含んでいる。一方、図5に示したように、会員情報記憶部23では、地域が郵便番号で表されており、郵便番号毎に洗濯作業場が定められている。そこで、担当作業場決定部47は、顧客住所中の郵便番号と対応づけられた洗濯作業場を作業場担当地域情報記憶部25から検索し、検索された洗濯作業場を担当作業場に決定する。
より詳細には、担当作業場決定部47は、作業場能力情報記憶部27(図6)の情報を参照し、洗濯作業場の能力を考慮して担当作業場を決定する。既に説明したように、作業場能力情報記憶部27は、各洗濯作業場毎に、処理能力容器数とバックアップ作業場を記憶している。処理能力容器数は、各洗濯作業場で1日に洗濯可能な容器数の上限値である。バックアップ作業場は、各洗濯作業場で処理しきれない洗濯物容器を担当するように予め定められた洗濯作業場である。
担当作業場決定部47は、まず、注文入力データに含まれる顧客情報中の顧客住所が該当する地域の洗濯作業場を候補担当作業場として求める。具体的には、作業場担当地域情報記憶部25にて顧客住所の郵便番号と対応付けられた洗濯作業場が選ばれる。
次に、担当作業場決定部47は、洗濯注文データ記憶部29に既に登録された多数の洗濯注文データの中から、同日作業注文データを検索する。同日作業注文データとは、候補担当作業場を担当作業場として含み、かつ、注文済み作業日(集荷予約日時から集配所要時間経過後の日)が、新注文作業日(注文入力データ中の集荷予約日時から集配所要時間経過後の日)と同日の洗濯注文データである。集配所要時間が同じであれば、今回の注文入力データと同日の集約予約日時を含む洗濯注文データが同日作業注文データに該当する。
図9は、同日作業注文データの検索処理の例を示す図である。この例では、上段が新規注文の注文入力データであり、下段が検索されるべき同日作業注文データである。また、集配所要時間は1日である。新規注文の集荷予約日時が“A”日のある時間であった場合、新注文作業日は“A+1”日である。そして、同日作業注文データは、“A+1”日より集配所要時間(1日)前である“A”日のいずれかの時間に集荷予約日時を有する洗濯注文データである。
次に、担当作業場決定部47は、検索された同日作業注文データに含まれる容器数の合計に、注文入力データ中の容器数を加算した合計容器数を、候補担当作業場の処理能力容器数と比較する。候補担当作業場の処理能力容器数は作業場能力情報記憶部27から読み出される。合計容器数が処理能力容器数以下であれば、担当作業場決定部47は、候補担当作業場を担当作業場として決定する。逆に、合計容器数が処理能力容器数を超えていれば、担当作業場決定部47は、候補担当作業場と対応付けられたバックアップ作業場を作業場能力情報記憶部27から検索し、検索されたバックアップ作業場を担当作業場として決定する。
図6に示したように、作業場能力情報記憶部27には、各洗濯作業場に対応して、バックアップ作業場として複数の洗濯作業場が登録可能である。担当作業場決定部47は、優先順位が最も高いバックアップ作業場を選択し、このバックアップ作業場を候補作業場として上記と同様の処理を行う。そして、優先順位が最高のバックアップ作業場では合計容器数が処理能力容器数を超える場合、次に優先順位が高いバックアップ作業場を候補作業場として上記の処理を行う。この処理を繰り返すことにより、能力範囲内で新しい注文を担当可能なバックアップ洗濯作業場が担当作業場に決定される。
以上のようにして、担当作業場決定部47は、処理能力容器数を超える容器数を担当しないように担当作業場を決定する。
また、担当作業場決定部47は、下記のような場合には、例外的に予め定められた洗濯作業場を担当作業場に決定する。担当作業場決定部47は、担当作業場を決定する際に、会員情報記憶部23を参照する。図4に示したように、会員情報記憶部23は、一部の会員については、その会員のための特別指定作業場を記憶している。特別指定作業場は、該当会員からの注文が発生した場合に優先的に担当作業場として指定されるべき洗濯作業場である。
担当作業場決定部47は、会員から注文入力情報が入力された場合、すなわち認証部43の認証が成功した場合、同会員の会員識別情報と対応する特別指定作業場が会員情報記憶部23に記憶されているか否かを判定する。特別指定作業場が記憶されていなければ、上述した処理により、顧客住所に対応する洗濯作業場を作業場担当地域情報記憶部25から検索し、通常通りに担当作業場を決定する。
一方、特別指定作業場が記憶されていれば、担当作業場決定部47は、特別指定作業場を強制的に担当作業場に決定する。ただし、この際、前述したような処理能力容器数に基づく処理を行ってもよい。
以上に担当作業場決定部47の処理について説明した。次に、許容配送予約日時制限部49の処理について説明する。
許容配送予約日時制限部49は、適切な配送予約日時の入力が行われるように、入力が許容される配送予約日時を制限するための処理を行う。本実施の形態に係る洗濯代行サービスでは、集荷、洗濯、配送にある程度の時間を要する。したがって、集荷予約日時から配送予約日時までの間にも、ある程度の時間が必要でる。この点を考慮し、許容配送予約日時制限部49は、以下のようにして、適切な配送予約日時を受け付ける処理を行い、達成不可能な配送予約日時が設定されるのを防ぐ。
許容配送予約日時制限部49は、作業場担当地域情報記憶部25を参照し、担当作業場決定部47により決定された担当作業場と対応づけられた集配所要時間を読み出す。そして、許容配送予約日時制限部49は、集配所要時間と、予め設定された洗濯所要時間(例えば1日)とに基づき、許容最速配送予約日時を求める。許容最速配送予約日時は、注文入力データ中の集荷予約日時から集荷のための集配所要時間、洗濯所要時間及び配送のための集配所要時間が経過した後の日時である。そして、許容配送予約日時制限部49は、許容最速配送予約日時以降の配送予約日時を注文入力データとして受け付け可能にするための処理を行う。ここでは、許容配送予約日時制限部49は、注文入力部41に、許容最速配送予約日時よりも前の配送予約日時の受付を禁止させる。これにより、達成不可能な配送予約日時の設定を防ぐことができる。
図10は、許容配送予約日時制限部49による処理の例を示している。図の例では、集荷予約日時が“B”日のある時間に設定されている。そして、集配所要時間が1日であり、洗濯所要時間が1日(日中)であったとする。この場合、“B”日から集配のための集配所要時間(1日)が経過すると“B+1”日になり、“B+1”日の間に洗濯所要時間(日中)が経過し、さらに“B+1”日の夕方から配送のための集配所要時間(1日)が経過すると、“B+2”日になる。したがって、“B+2”日の中の任意の時間が許容最速配送予約日時であり、そして、“B+2”日かそれ以降の配送予約日時が受け付け可能とされる。逆に、“B+1”日の配送予約日時の受付は禁止され、こうして配送予約日時が制限される。
料金算出部51は、注文入力データから注文料金を算出する処理を行う。料金算出部51は、作業場担当地域情報記憶部25に記憶される作業場担当地域情報を参照し、担当作業場決定部47により決定された担当作業場と対応づけられた容器単価を検索する。容器単価は、前述したように、洗濯物容器1個当たりの洗濯料金である。本実施の形態では、料金体系としては詰め放題システムが採用されており、洗濯物容器に収容される洗濯物の数によらず容器単価が固定されている。料金算出部51は、検索された容器単価に注文入力データ中の容器数をかけ算することにより注文料金を算出する。算出された注文料金は、注文ページ記憶部21によって注文入力ページ内に書き込まれて、顧客端末3のディスプレイ上にて顧客に提示される。
注文可否判定部53は、注文入力ページを用いて入力された注文入力データにて注文可能か否かを判定する。ここでは、予め定められた判定基準に基づき、入力された各項目の妥当性が判定される。例えば、郵便番号が存在し得ない値であるか否かが判定される。各項目が妥当でない場合、注文入力部41により再入力を促すメッセージが顧客端末3へ送信される。
支払処理部55は、注文料金の支払いに関する処理を行う。支払処理部55は、顧客端末3から支払方法の選択を受け付ける。支払方法選択の入力項目が注文入力ページに設定され、あるいは別のWEBページで提供されてよい。この入力項目に記入された支払方法が支払処理部55に受け付けられる。支払方法としては例えば代引きが選択可能である。この場合、後の代引き手続に必要な情報が洗濯注文データに含められる。また、支払方法としてはクレジット決済を選択可能である。この場合、クレジット番号が受け付けられて、決済処理が行われる。この決済処理のために、洗濯代行管理システム1は、外部の決済機関のコンピュータシステムと通信可能に接続されてよい。
注文データ登録部57は、洗濯注文データを洗濯注文データ記憶部29に記憶させる処理を行う。洗濯注文データは、注文入力データ中の顧客情報、容器数、集荷予約日時、配送予約日時、及び、担当作業場決定部47により決定された担当作業場を含む。また、洗濯注文データは、料金算出部51により算出された注文料金と、支払処理部55により生成された支払方法の情報を含む。
注文完了確認通知部59は、注文データ登録部57による洗濯注文データの登録が完了した場合に、注文完了確認を顧客端末3に送信する。顧客端末3では注文完了確認がディスプレイ上に表示される。
以上に、注文処理部11の各部構成とその処理について説明した。次に、集配依頼処理部13について説明する。
図11は、集配依頼処理部13の構成を示している。集配依頼処理部13は、洗濯注文データ記憶部29及び作業場担当地域情報記憶部25の情報を処理し、各々の洗濯注文データ毎に集荷依頼データ及び配送依頼データを生成し、それら依頼データを集配依頼データ記憶部31に格納すると共に集配者端末7へ送信する。集配依頼処理部13は、集荷依頼データ生成部71、配送依頼データ生成部73及び集配依頼データ送信部75を有する。
集荷依頼データ生成部71は、洗濯注文データ記憶部29から各洗濯注文データを読み出し、さらに、作業場担当地域情報記憶部25を参照して、洗濯注文データ中の担当作業場と対応づけられた集配所要時間を読み出す。そして、集荷依頼データ生成部71は、洗濯注文データと集配所要時間から集荷依頼データを生成する。集荷依頼データは、集配業者に対して顧客住所から担当作業場までの洗濯物容器の集荷を依頼するデータである。
図12(a)は、集荷依頼データの例を示している。集荷依頼データは、集荷元情報、容器数、集荷出発日時及び集荷到着日時を含む。集荷元情報は、洗濯注文データ中の顧客情報に含まれる顧客名、顧客住所及び顧客連絡先(電話番号)である。容器数は、洗濯注文データ中の容器数のデータである。集荷出発日時は、集荷の際に顧客住所を出発する日時であり、洗濯注文データ中の集荷予約日時と一致するように定められる。集荷到着日時は、集荷の際に担当作業場に到着する日時であり、集荷予約日時と集配所要時間から定められる。具体的には、集荷予約日時から集配所要時間が経過した日時が、集荷到着日時である。
集荷依頼データは、さらに集荷先情報を含んでよい。集荷先情報は、集荷先である担当作業場の情報である。集荷依頼データ生成部71は、洗濯注文データ中の担当作業場の作業場名、作業場住所及び作業場連絡先(電話番号)を作業場担当地域情報記憶部25から読み取り、集荷依頼データに付加する。
次に、配送依頼データ生成部73について説明する。配送依頼データ生成部73は、洗濯注文データ記憶部29から各洗濯注文データを読み出し、さらに、作業場担当地域情報記憶部25を参照して、洗濯注文データ中の担当作業場と対応づけられた集配所要時間を読み出す(これらの処理は、集荷依頼データ生成部71の処理と兼用されてよい)。そして、配送依頼データ生成部73は、洗濯注文データと集配所要時間から出荷依頼データを生成する。出荷依頼データは、集配業者に対して担当作業場から顧客住所までの洗濯物容器の配送を依頼するデータである。
図12(b)は、配送依頼データの例を示している。配送依頼データは、配送元情報、容器数、配送出発日時及び配送到着日時を含む。配送元情報は、洗濯注文データ中の担当作業場(配送元)の作業場名、作業場住所及び作業場連絡先(電話番号)である。配送依頼データ生成部73は、洗濯注文データ中の担当作業場の作業場名、作業場住所及び作業場連絡先を作業場担当地域情報記憶部25から読み取り、配送依頼データに付加する。容器数は、洗濯注文データ中の容器数のデータである。配送出発日時は、配送の際に担当作業場を出発する日時であり、洗濯注文データ中の配送予約日時から集配所要時間だけ前の日時に定められる。配送到着日時は、配送の際に顧客住所に到着する日時であり、配送予約日時から定められる。具体的には、配当到着日時は、配送予約日時と一致するように定められる。
配送依頼データは、さらに配送先情報を含んでよい。配送先情報は、配送先である顧客の情報である。配送依頼データ生成部73は、洗濯注文データ中の顧客情報の顧客名、顧客住所及び顧客連絡先(電話番号)を配送先情報として配送依頼データに付加する。
上記の集荷依頼データ及び配送依頼データを生成する処理は、各々の洗濯注文データが登録される度に行われてもよい。あるいは、一定間隔の所定のタイミングで、それまでに登録された洗濯注文データが処理されて、集荷依頼データ及び配送依頼データが生成されてもよい。
集配依頼データ送信部75は、上述のようにして生成された集荷依頼データ及び配送依頼データを集配者端末7に送信する。また、集荷依頼データ及び配送依頼データは、集配依頼データ記憶部31に格納される。
図13は、上述の処理における集荷出発日時、集荷到着日時、配送出発日時及び配送到着日時の例を示している。集荷出発日時は、集荷予約日時と同じに設定される。集荷到着日時は、集荷予約日時から集配所要時間が経過した日時である。この例では、集配所要時間が1日である。また、洗濯作業場へ集配業者が入荷のために到着する入荷時間が、1日のうちで1回、予め定められている。したがって、集荷到着日時は、集荷予約日時の翌日であって、上記の入荷時間に設定される。
一方、配送到着日時は、配送予約日時と同じに設定される。また、配送出発日時は、配送予約日時から集配所要時間だけ前の日時に定められる。この例では、集配所要時間が1日である。また、洗濯作業場へ集配業者が出荷のために到着する出荷時間が、1日のうちで1回、予め定められている。したがって、配送出発日時は、集荷予約日時の前日であって、上記の出荷時間に設定される。
以上に、集配依頼処理部13の各部構成とその処理について説明した。次に、作業場連絡処理部15について説明する。
図14は、作業場連絡処理部15の構成を示している。作業場連絡処理部15は、洗濯注文データ記憶部29及び作業場担当地域情報記憶部25の情報を処理し、各々の洗濯作業場毎に洗濯作業場連絡データを生成し、生成した洗濯作業場連絡データを作業場連絡データ記憶部33に格納すると共に作業場端末5へ送信する。洗濯作業場連絡データは、洗濯作業場に入荷される洗濯物容器及び洗濯作業場から出荷すべき洗濯物容器を連絡するためのデータである。作業場連絡処理部15は、入荷データ検索部81、出荷データ検索部83、入荷容器数算出部85、出荷容器数算出部87、作業場連絡データ生成部89及び作業場連絡データ送信部91を有する。
入荷データ検索部81は、洗濯作業場毎に、洗濯注文データ記憶部29から入荷注文データを検索する。入荷注文データは、予め定められた定期的な入荷タイミングに各洗濯作業場に入荷される洗濯物容器の洗濯注文データである。入荷タイミングは、例えば1日1回(午前中)に設定されている。この入荷タイミングは、集配業者が洗濯作業場に到着するタイミングである。
入荷注文データは、洗濯注文データ中の集荷予約日時と担当作業場を検索対象(キー)として検索される。まず、作業場担当地域情報記憶部25から、検索対象の洗濯作業場に対応する集配所要時間が求められる。そして、検索対象の洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、集荷予約日時から集配所要時間が経過した時点が入荷タイミングに対応する洗濯注文データが、入荷注文データとして検索される。
一方、出荷データ検索部83は、洗濯作業場毎に、洗濯注文データ記憶部29から出荷注文データを検索する。出荷注文データは、予め定められた定期的な出荷タイミングに各洗濯作業場に出荷されるべき洗濯物容器の洗濯注文データである。入荷タイミングと同様に、出荷タイミングも例えば1日1回(夕方)に設定されており、この出荷タイミングは、集配業者が洗濯作業場に到着するタイミングである。
出荷注文データは、洗濯注文データ中の配送予約日時と担当作業場を検索対象(キー)として検索される。まず、作業場担当地域情報記憶部25から、検索対象の洗濯作業場に対応する集配所要時間が求められる(この処理は、上記の入荷注文データを検索する際の処理と兼用されてよい)。そして、検索対象の洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、配送予約日時から集配所要時間だけ手前の時点が出荷タイミングに対応する洗濯注文データが、出荷注文データとして検索される。
図15は、入荷注文データ検索処理及び出荷注文データ検索処理の例を示している。図の例では、ある洗濯作業場について、“C”日の入荷注文データ及び出荷注文データが検索される。入荷タイミングは、1日1回、予め定められており、洗濯作業場へ集配業者が入荷のために到着する入荷時間である。また、この例では、集配所要時間が1日であるとする。この場合、入荷注文データは、集荷予約日時に1日を加えた日が“C”日である洗濯注文データである。言い換えれば、集荷予約日時が“C”日の1日前(前日)である洗濯注文データが入荷注文データである。入荷データ検索部81は、このような洗濯注文データであって、検索対象の洗濯作業場が担当作業場として登録されているデータを検索する。
一方、出荷タイミングも1日1回、予め定められており、洗濯作業場へ集配業者が出荷のために到着する出荷時間である。また、この例でも、集配所要時間が1日であるとする。この場合、出荷注文データは、配送予約日時から1日を引いた日が“C”日である洗濯注文データである。言い換えれば、配送予約日時が“C”日の1日後(翌日)である洗濯注文データが出荷注文データである。出荷データ検索部83は、このような洗濯注文データであって、検索対象の洗濯作業場が担当作業場として登録されているデータを検索する。
入荷容器数算出部85は、入荷データ検索部81により検索された全部の入荷注文データ中の容器数を合計することにより、入荷容器数を算出する。同様に、出荷容器数算出部87は、出荷データ検索部83により検索された全部の出荷注文データ中の容器数を合計することにより、出荷容器数を算出する。
作業場連絡データ生成部89は、上記の入荷注文データ、出荷注文データ、入荷容器数及び出荷容器数の情報を含む洗濯作業場連絡データを生成する。作業場連絡データ生成部89は、入荷リスト生成部93及び出荷リスト生成部95を含む。入荷リスト生成部93は、入荷データ検索部81により検索された入荷注文データ中の顧客情報を配列した入荷リストを生成する。同様に、出荷リスト生成部95は、出荷データ検索部83により検索された出荷注文データ中の顧客情報を配列した出荷リストを生成する。そして、作業場連絡データ生成部89は、入荷リスト、出荷リスト、入荷容器数及び出荷容器数を含んだ洗濯作業場連絡データを生成する。
図16は、洗濯作業場連絡データの例を示している。図16の上部には、「本日の入荷バッグ数」と「本日の出荷バッグ数」が示されている。この例では、洗濯物容器がランドリーバッグであり、入荷タイミング及び出荷タイミングが1日1回である。
また、入荷リストとしては、検索された入荷注文データ中の顧客名、顧客住所及び顧客連絡先(電話番号)が配列され、さらにバッグ数(容器数)も記載されている。同様に、出荷リストとしては、検索された出荷注文データ中の顧客名、顧客住所及び顧客連絡先(電話番号)が配列され、さらにバッグ数(容器数)も記載されている。
作業場連絡データ送信部91は、上記のようにして生成された洗濯作業場毎の洗濯作業場連絡データを、該当する洗濯作業場の作業場端末5へと送信する。また、洗濯作業場連絡データは、作業場連絡データ記憶部33に記憶される。
作業場連絡処理部15はさらに伝票データ生成部を有してよい。伝票データ生成部は、出荷用の伝票データを生成する。出荷用の伝票データは、洗濯作業場から出荷される洗濯物容器に添付される伝票のデータである。伝票データは、集配業者の伝票に印字されるべき事項のデータである。出荷データ検索部83にて検索された各々の出荷注文データから、伝票に記載されるべき情報が抽出され、これにより出荷注文データ毎に伝票データが生成される。具体的には、伝票データにおいては、送り主が洗濯作業場(作業場名、作業場住所及び作業場連絡先)であり、お届け先が顧客(顧客名、顧客住所及び顧客連絡先)であり、お届日時として配送予約日時が含まれ、さらに荷物数として容器数が含まれる。洗濯作業場の住所等の情報は、作業場担当地域情報記憶部25から読み出される。また、容器毎に伝票データを生成する場合は、荷物数(容器数)は1であり、容器数の数だけ伝票データが生成される。
伝票データは、作業場連絡データと共に作業場連絡データ送信部91により作業場端末5に送信され、作業場端末5の出力装置であるプリンタから集配業者の伝票用紙上に出力される。この伝票用紙が該当する洗濯物容器に添付されて、洗濯物容器が出荷される。
伝票データ生成部は、更に、次回注文用(次回集荷用)の伝票データを生成してよい。この次回注文用の伝票データは、洗濯済みの洗濯物容器を受け取った顧客が次回の注文の際に集荷のために使用する伝票のデータである。この次回注文用の伝票データも、集配業者の伝票に印字されるべき事項のデータである。そして、出荷データ検索部83にて検索された各々の出荷注文データから、次回注文用の伝票に記載されるべき情報が抽出され、これにより出荷注文データ毎に伝票データが生成される。具体的には、出荷用の伝票データとは逆に、送り主が顧客(顧客名、顧客住所及び顧客連絡先)であり、お届け先が洗濯作業場(作業場名、作業場住所及び作業場連絡先)である。日時、容器数は含まれなくてよい。
次回注文用の伝票データも、作業場連絡データと共に作業場連絡データ送信部91により作業場端末5に送信され、作業場端末5の出力装置であるプリンタから集配業者の伝票用紙上に出力される。この伝票用紙は、配送のためには使用されることなく、洗濯物容器に添付されて顧客に届けられる。
以上に、本実施の形態に係る洗濯代行管理システム1の構成と洗濯代行管理のための各種コンピュータ処理について詳細に説明した。次に、図17〜図19を参照し、洗濯代行管理システム1の好適な動作について説明する。
図17は、注文が発生するときの処理を示している。洗濯代行サービスを利用したい顧客が、顧客端末3を操作して、洗濯代行管理システム1にアクセスしたとする。このとき、注文入力部41が注文入力ページを顧客端末3に送信して、顧客端末3から返信される注文入力データを入力する(S1)。注文入力データとしては、図3に示したように、顧客情報(顧客名、顧客住所及び顧客連絡先)、会員情報(会員識別情報及び会員パスワード)、集荷予約日時、配送予約日時及び容器数が入力される。顧客情報と会員情報については、どちらか一方が入力される。
認証部43は、会員情報である会員識別情報及び会員パスワードのデータが入力されたか否かを判定し(S3)、入力された場合、会員情報記憶部23の情報を参照して認証処理を行う(S5)。入力された会員識別情報及び会員パスワード一致するデータが会員情報記憶部23に記憶されていなければ、認証が失敗し(S7、No)、ステップS1に戻り、再入力が促される。入力された会員識別情報及び会員パスワードと一致するデータが記憶されていれば、認証が成功し(S7、Yes)、会員情報抽出部45が会員識別情報と対応する顧客情報(顧客名、顧客住所及び顧客連絡先)を会員情報記憶部23から抽出する(S9)。抽出された顧客情報が、注文入力データの顧客情報として以降の処理に用いられる。
上記ステップS9の処理を経た後、またはステップS3にて会員情報でなく顧客情報が入力されたと判定された場合、ステップ11にて注文可否判定部53が注文入力データの可否を判断する(S11)。ここでは、予め定められた判定基準に基づき、入力された各項目の妥当性が判定され、例えば、郵便番号が存在し得ない値であるか否かが判定される。いずれかの項目の入力値が妥当でない場合(S11、No)、ステップS1に戻り、注文入力部41により再入力を促すメッセージが顧客端末3へ送信される。
注文可否判定部53により全入力項目が妥当であると判定された場合(S11、Yes)、担当作業場決定部47が、注文入力データの注文を処理すべき担当作業場を決定する(S13)。なお、許容配送予約日時制限部49は、担当作業場と対応づけられた集配所要時間に基づき、前述したように、注文入力データとして受け付けられる予約受付日時を達成可能な日時に制限する処理を行う。
図18は、図17のステップS13における担当作業場決定処理を示している。まず、担当作業場決定部47は、作業場担当地域情報記憶部25を参照して、注文入力データに含まれる顧客住所が該当する地域の洗濯作業場を候補担当作業場として求める(S31)。ここでは、前述のように顧客住所として郵便番号が用いられ、郵便番号と対応付けられた洗濯作業場が選ばれる。
次に、担当作業場決定部47は、洗濯注文データ記憶部29から同日作業注文データを検索する(S33)。同日作業注文データとは、前述にて詳細に説明したとおり、候補担当作業場を担当作業場として含み、かつ、注文済み作業日(集荷予約日時から集配所要時間経過後の日)が、新注文作業日(注文入力データ中の集荷予約日時から集配所要時間経過後の日)と同日の洗濯注文データであり、要するに作業日が今回の注文と同じになる登録済み洗濯注文データである。担当作業場決定部47は、検索された同日作業注文データに含まれる容器数の合計に、注文入力データ中の容器数を加算した合計容器数を算出する(S35)。
そして、担当作業場決定部47は、ステップS35で算出した合計容器数を処理能力容器数と比較する(S37)。処理能力容器数は作業場能力情報記憶部27から読み出される。合計容器数が処理能力容器数以下であれば、担当作業場決定部47は、候補担当作業場を担当作業場として決定する(S39)。合計容器数が処理能力容器数を超えていれば、担当作業場決定部47は、作業場能力情報記憶部27を検索して、候補担当作業場と対応付けられたバックアップ作業場を、新たな候補担当作業場に設定する(S41)。この際、作業場能力情報記憶部27に複数のバックアップ作業場が登録されていれば、まだ担当候補作業場に設定されておらず、優先順位が最も高いバックアップ作業場が選択される。そして、担当作業場決定部47は、ステップS33に戻り、新しい候補担当作業場を対象として上述した処理を行う。このとき、バックアップ作業場の処理能力容器数も作業場能力情報記憶部27から読み出される。
上記の処理により、最初の候補担当作業場の能力範囲で新しい注文に対応できないときは、第1位のバックアップ作業場が候補担当作業場に設定されて注文に対応可能か否かが判定され、第1位のバックアップ作業場が担当不能で有れば、第2位のバックアップ作業場が新しい候補担当作業場に設定される。このような処理が繰り返されて、能力範囲で注文に対応可能なバックアップ作業場が探索される。なお、図6に示したように、本実施の形態では、最も優先順位が低いバックアップ作業場としては直営店舗が設定されており、この直営店舗には十分に大きな能力が確保され、処理能力容器数が十分に大きく設定されている。したがって、他のバックアップ作業場の能力が不足する場合でも、最終的には担当作業場を決定することができる。
以上により、各洗濯作業場の処理能力を考慮して、能力の範囲内で担当作業場を決定することができる。なお、注文入力データが会員により入力され、かつ、会員情報記憶部23にて該当会員と対応付けて特別指定作業場が登録されている場合、この特別指定作業場が図18のステップS31にて最初の候補担当作業場に決定される。以降の処理は同様にして行われてよい。
図17に戻り、ステップS13にて担当作業場が決定されると、次に、料金算出部51が、注文入力データから注文料金を算出する処理を行う(S15)。ここでは、注文入力データ中の容器数が容器単価にかけ算されて、料金が簡単に算出される。次に、支払処理部55が、注文料金の支払いに関する処理として、支払方法選択処理を行う(S17)。
次に、注文データ登録部57が、洗濯注文データを洗濯注文データ記憶部29に登録する(S19)。洗濯注文データとしては、注文入力データの顧客情報、容器数、集荷予約日時及び配送予約日時、担当作業場決定部47により決定された担当作業場、料金算出部51により算出された注文料金、及び、支払処理部55により生成された支払方法の情報が登録される。洗濯注文データの登録が完了した場合に、注文完了確認通知部59が、注文完了確認を顧客端末3に送信する(S21)。
上記により、注文のための一連の処理が終了すると、続いて、集配依頼処理部13が、集荷依頼データ及び集配依頼データを生成する処理を行う。ここでは、集配依頼処理部13の集荷依頼データ生成部71が集荷依頼データを生成し(S23)、配送依頼データ生成部73が配送依頼データを生成する(S25)。集荷依頼データは、図12(a)の例に示されるように、集荷元情報、容器数、集荷出発日時及び集荷到着日時を含む。配送依頼データは、図12(b)の例に示されるように、配送元情報、容器数、配送出発日時及び配送到着日時を含む。これらの依頼データ生成処理の詳細は前述した通りである。
そして、集荷依頼データ及び配送依頼データは集配依頼データ記憶部31に格納されると共に、集配依頼処理部13の集配依頼データ送信部75が、集荷依頼データ及び配送依頼データを集配者端末7に出力し(S27)、これにより注文発生時の一連の処理が終了する。
次に、図19は、洗濯作業場連絡データに関する処理を示している。この処理は、作業場連絡処理部15により、予め決められた処理タイミングで行われる。処理タイミングは、1日の適当な時間に設定されている。処理タイミングは、例えば、洗濯作業場の業務終了後であって、次の日の業務開始前の時間である。
図19に示すように、処理タイミングが到来すると、入荷データ検索部81が、洗濯注文データ記憶部29を検索して、各洗濯作業場毎の入荷注文データを検索する(S51)。入荷注文データは、次の入荷タイミングに入荷される洗濯物容器の洗濯注文データである。検索対象の洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、集荷予約日時に集配所要時間を加えた時点が入荷タイミングに対応する洗濯注文データが、入荷注文データとして検索される。
また、出荷データ検索部83は、処理タイミングが到来すると、洗濯注文データ記憶部29を検索して、各洗濯作業場毎の出荷注文データを検索する(S53)。出荷注文データは、次の出荷タイミングに出荷されるべき洗濯物容器の洗濯注文データである。検索対象の洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、配送予約日時から集配所要時間を引いた時点が出荷タイミングに対応する洗濯注文データが、出荷注文データとして検索される。
さらに、入荷容器数算出部85が、入荷データ検索部81により検索された全部の入荷注文データ中の容器数を合計することにより、入荷容器数を算出し(S55)、出荷容器数算出部87が、出荷データ検索部83により検索された全部の出荷注文データ中の容器数を合計することにより、出荷容器数を算出する(S57)。さらに、入荷リスト生成部93が、入荷データ検索部81により検索された入荷注文データ中の顧客情報を配列した入荷リストを生成し(S59)、出荷リスト生成部95が、出荷データ検索部83により検索された出荷注文データ中の顧客情報を配列した出荷リストを生成する(S61)。
そして、作業場連絡データ生成部89は、入荷リスト、出荷リスト、入荷容器数及び出荷容器数の情報を含んだ洗濯作業場連絡データを生成する(S63)。この洗濯作業場連絡データは、作業場連絡データ記憶部33に格納されると共に、作業場端末5に送信される(S65)。また、前述したように、出荷注文データを基に出荷用の伝票データと次回注文用の伝票データが生成され、作業場連絡データと共に作業場端末5に送信されてよい。
以上に、本実施の形態に係る洗濯代行管理システム1について説明した。本実施の形態によれば、注文が発生すると、洗濯注文データが登録されると共に、集配依頼データ及び配送依頼データが生成されて集配者端末7に送られる。集配者端末7の指示により、集配業者の集配担当(集配車)が、集荷依頼データに従って集荷予約日時に顧客から担当作業場へと洗濯物容器の集荷を行い、また、配送依頼データに従って担当作業場から顧客へと洗濯済みの洗濯物容器の配送を配送予約日時に行うことになる。その結果として、洗濯作業場では、毎日の入荷時間に、多数の注文による多数の洗濯物容器が集配業者により持ち込まれ、また、毎日の出荷時間に、多数の注文による多数の洗濯物容器が集配業者により持ち出される。
一方、洗濯作業場には、洗濯作業場連絡データとして、毎日入荷される多数の洗濯物容器の情報と、毎日出荷されるべき多数の洗濯物容器の情報が提供される。そこでは、多数の注文のそれぞれについての入荷及び出荷の連絡が、各注文の入荷タイミング及び出荷タイミングの洗濯作業場連絡データ中に示される。このような連絡データが提供されているので、上記の集配業者により持ち込まれた洗濯物容器を迅速かつ円滑な作業で確実に処理して洗濯を行い、また、洗濯済みの洗濯物容器も迅速かつ円滑な作業で確実に処理して集配業者に受け渡すことができる。
こうして、本実施の形態によれば、洗濯注文データ毎の集荷依頼データ及び配送依頼データを集配者端末7に送ると共に、作業場作業場連絡データを洗濯作業場毎に生成して作業場端末5に送ることで、顧客からの集荷、洗濯場への入荷、洗濯場からの出荷、顧客への配送を適切に管理でき、集配業者による洗濯物の集配も含む洗濯代行サービスを顧客が住居で簡単に受けられる洗濯代行管理システムを提供することができる。
また、本実施の形態によれば、上述のように洗濯注文データとして、洗濯物容器の容器数のデータを扱う。集配業者への依頼データにも容器数が含まれる。顧客は、水洗いを依頼する日常衣類を洗濯物容器に収納して洗濯代行サービスを受けられる。したがって、日常衣類の水洗いサービスという新しいサービスに適用できる洗濯代行管理システムを提供することができる。
特に、本発明によれば、洗濯物容器1個当たりの洗濯料金である容器単価が設定され、容器数と容器単価から洗濯料金が計算される。したがって、料金が明瞭であり、顧客の利便性を向上できる。
そして、この容器単価を使ったシステムは、上述した新しいサービスである日常衣類の水洗いサービスに好適に適した洗濯代行管理システムの提供を可能にする。この点について説明すると、ドライクリーニングの場合、一般に、比較的少数の大切な衣類が洗濯代行の対象になる。これに対して、日常衣類の水洗いの場合、下着など小物も含めた多数の衣類等がの対象になる。このような多数の衣類の料金を細かく計算することは従来は困難であり、そのために日常衣類の水洗い代行サービスに適した洗濯代行管理システムは実現されていなかったと考えられる。このような状況下、本発明は、上記のように、容器単価を利用した定額料金システムを構築することで、日常衣類の水洗いという新しいサービスに適用できる洗濯代行管理システムを提供することができる。
ただし、本発明の範囲内で、本発明は上記水洗いサービスに限定されず、ドライクリーニング等の他の洗濯代行サービスにも適用されてよい。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる洗濯代行管理システム1は、洗濯代行業における集配などのデータを管理する情報処理技術として有用である。
本発明の実施の形態に係る洗濯代行管理システムを含む全体構成を示す図である。 洗濯代行管理システムの構成を示す機能ブロック図である。 注文入力ページの入力項目を示す図である。 会員情報記憶部に記憶される会員データベースを示す図である。 作業場担当地域情報記憶部に記憶される作業場担当地域情報のデータベースを示す図である。 作業場能力情報記憶部に記憶される作業場能力情報のデータベースを示す図である。 洗濯注文データ記憶部に記憶される洗濯注文データベースを示す図である。 注文処理部の構成を示す機能ブロック図である。 同日作業注文データの検索処理の例を示す図である。 許容配送予約日時制限部による処理の例を示す図である。 集配依頼処理部の構成を示す機能ブロック図である。 (a)集荷依頼データの例を示す図である。 (b)配送依頼データの例を示す図である。 集荷依頼データ及び配送依頼データの生成処理における集荷出発日時、集荷到着日時、配送出発日時及び配送到着日時の例を示す図である。 作業場連絡処理部の構成を示す機能ブロック図である。 入荷注文データ検索処理及び出荷注文データ検索処理の例を示す図である。 洗濯作業場連絡データの例を示す図である。 注文が発生するときの注文処理部及び集配依頼処理部による処理を示すフローチャートである。 担当作業場決定部が担当作業場を決定する処理を示すフローチャートである。 作業場連絡処理部による処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 洗濯代行管理システム
3 顧客端末
5 作業場端末
7 集配者端末
11 注文処理部
13 集配依頼処理部
15 作業場連絡処理部
21 注文ページ記憶部
23 会員情報記憶部
25 作業場担当地域情報記憶部
27 作業場能力情報記憶部
29 洗濯注文データ記憶部
31 集配依頼データ記憶部
33 作業場連絡データ記憶部
41 注文入力部
43 認証部
45 会員情報抽出部
47 担当作業場決定部
49 許容配送予約日時制限部
51 料金算出部
53 注文可否判定部
55 支払処理部
57 注文データ登録部
59 注文完了確認通知部
71 集荷依頼データ生成部
73 配送依頼データ生成部
75 集配依頼データ送信部
81 入荷データ検索部
83 出荷データ検索部
85 入荷容器数算出部
87 出荷容器数算出部
89 作業場連絡データ生成部
91 作業場連絡データ送信部
93 入荷リスト生成部
95 出荷リスト生成部

Claims (13)

  1. 顧客により使用される顧客端末、洗濯作業場に設けられた作業場端末及び集配者に設けられた集配者端末と通信可能に接続される洗濯代行管理システムであって、
    前記顧客端末との通信によりデータ入力を行い洗濯注文データを生成する注文処理部と、
    前記注文処理部により生成された前記洗濯注文データを記憶する洗濯注文データ記憶部と、
    前記洗濯注文データに基づいて集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して前記集配者端末に送信する集配依頼処理部と、
    前記洗濯注文データに基づいて洗濯作業連絡データを生成して前記作業場端末に送信する作業場連絡処理部とを有し、
    前記注文処理部は、前記洗濯注文データを生成する処理として、顧客名と顧客住所を含む顧客情報、洗濯物を収容する洗濯物容器の数である容器数、前記顧客住所にて前記洗濯物容器が集荷される予約日時である集荷予約日時、洗濯済みの前記洗濯物容器が前記顧客住所に配送される予約日時である配送予約日時、及び前記洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場である担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして生成し、
    前記集配依頼処理部は、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時に対応する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成し、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時により定まる配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成し、
    前記作業場連絡処理部は、前記洗濯作業連絡データを各々の洗濯作業場毎に生成する処理として、前記洗濯注文データ記憶部から、前記集荷予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な入荷タイミングに各洗濯作業場に入荷される前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである入荷注文データを検索し、前記配送予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な出荷タイミングに各洗濯作業場から出荷されるべき前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである出荷注文データを検索し、前記入荷注文データ及び前記出荷注文データ中の前記顧客情報を含んだ前記洗濯作業場連絡データを生成することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  2. 請求項1に記載の洗濯代行管理システムであって、
    予め定められた複数の地域と、前記複数の地域をそれぞれ担当する複数の洗濯作業場とを対応付けると共に各地域と該地域を担当する洗濯作業場との間の集荷及び配送に要する所要時間である集配所要時間を含んだ作業場担当地域情報を記憶する作業場担当地域情報記憶部を有し、
    前記注文処理部は、
    前記顧客情報、前記容器数、前記集荷予約日時及び前記配送予約日時を含む注文入力データを入力する注文入力部と、
    前記注文入力データに含まれる前記顧客情報中の前記顧客住所と、前記作業場担当地域情報とに基づき、前記顧客住所が該当する地域に対応づけられた洗濯作業場を担当作業場として決定する担当作業場決定部と、
    前記注文入力データ中の前記顧客情報、前記容器数、前記集荷予約日時及び前記配送予約日時及び前記担当作業場決定部により決定された前記担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして前記洗濯注文データ記憶部に記憶させる注文データ登録部と、
    を有することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  3. 請求項2に記載の洗濯代行管理システムであって、
    前記集配依頼処理部は、
    前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時と一致する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成する集荷依頼データ生成部と、
    前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時から前記集配所要時間だけ前の日時である配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成する配送依頼データ生成部と、
    前記集荷依頼データ及び前記配送依頼データを前記集配者端末に送信する集配依頼データ送信部と、
    を有することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  4. 請求項2又は3に記載の洗濯代行管理システムであって、
    前記作業場連絡処理部は、
    前記洗濯注文データ記憶部から、各洗濯作業場毎の前記入荷注文データとして、前記洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、前記集荷予約日時に前記集配所要時間を加えた時点が前記入荷タイミングに対応する前記洗濯注文データを検索する入荷データ検索部と、
    前記洗濯注文データ記憶部から、各作業場作業場毎の前記出荷注文データとして、前記洗濯作業場が担当作業場として登録されており、かつ、前記配送予約日時から前記集配所要時間を引いた時点が前記出荷タイミングに対応する前記洗濯注文データを検索する出荷データ検索部と、
    前記入荷データ検索部により検索された前記入荷注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を配列した入荷リストと、前記出荷データ検索部により検索された前記出荷注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を配列した出荷リストとを含む洗濯作業連絡データを生成する作業場連絡データ生成部と、
    前記洗濯作業場連絡データを前記作業場端末に送信する作業場連絡データ送信部と、
    を有することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の洗濯代行管理システムであって、
    前記担当作業場決定部により決定された担当作業場に対応する前記集配所要時間を前記作業場担当地域情報記憶部から読み出し、前記集配所要時間と、予め設定された洗濯所要時間とに基づき、前記集荷予約日時から集荷のための前記集配所要時間、前記洗濯所要時間及び配送のための前記集配所要時間が経過した後の日時を前記配送予約日時として受け付け可能にする許容配送予約日時制限部を有することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  6. 請求項2〜5のいずれかに記載の洗濯代行管理システムであって、
    各洗濯作業場で1日に洗濯可能な前記洗濯物容器数の上限値である処理能力容器数と、各洗濯作業場で処理しきれない前記洗濯物容器を担当すべき洗濯作業場として予め定められたバックアップ作業場とを記憶する作業場能力情報記憶部を有し、
    前記担当作業場決定部は、前記作業場能力情報記憶部の情報を参照して、前記洗濯作業場が前記処理能力容器数を超える容器数を担当しないように前記担当作業場を決定することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  7. 請求項6に記載の洗濯代行管理システムであって、
    前記担当作業場決定部は、
    前記注文入力データに含まれる前記顧客情報中の前記顧客住所が該当する地域の洗濯作業場を候補担当作業場として求め、
    前記候補担当作業場を前記担当作業場として含み、かつ、前記集荷予約日時から前記集配所要時間経過後の注文済み作業日が前記注文入力データ中の前記集荷予約日時から前記集配所要時間経過後の新注文作業日と同日である前記洗濯注文データを同日作業注文データとして前記洗濯注文データ記憶部から検索し、
    検索された前記同日作業注文データに含まれる前記容器数の合計に前記注文入力データ中の前記容器数を加算した合計容器数が前記処理能力容器数以下であれば前記候補担当作業場を前記担当作業場として決定し、
    前記合計容器数が前記処理能力容器数を超えていれば、前記候補担当作業場の前記バックアップ作業場を前記担当作業場として決定することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  8. 請求項2〜7のいずれかに記載の洗濯代行管理システムであって、
    作業場担当地域情報記憶部に記憶される前記作業場担当地域情報は、前記地域及び該地域を担当する前記洗濯作業場と対応付けて、前記洗濯物容器1個当たりの洗濯料金である容器単価を含んでおり、
    前記注文処理部は、
    前記容器単価に前記注文入力データ中の容器数をかけ算することにより注文料金を算出する料金算出部を含み、
    前記注文データ登録部は、前記注文料金を含んだ前記洗濯注文データを前記洗濯注文データ記憶部に記憶させることを特徴とする洗濯代行管理システム。
  9. 請求項2〜8のいずれかに記載の洗濯代行管理システムであって、
    前記顧客情報と会員識別情報を記憶する会員情報記憶部を有し、
    前記注文処理部は、前記注文入力部により前記会員識別情報が入力されたとき、前記会員情報記憶部から前記会員識別情報に対応する前記顧客情報を読み出し、読み出された前記顧客情報を含む前記洗濯注文データを生成することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  10. 請求項9に記載の洗濯代行管理システムであって、
    前記会員情報記憶部は、前記会員識別情報と対応付けて、優先的に担当作業場として指定されるべき洗濯作業場である特別指定作業場を登録可能に構成されており、
    前記担当作業場決定部は、
    前記注文入力部により前記会員識別情報が入力されたとき、前記会員識別情報に関連付けて前記特別指定作業場が登録されているか否かを判定し、
    前記特別指定作業場が登録されていれば、該特別指定作業場を前記担当作業場として決定し、
    前記特別指定作業場が登録されていなければ、前記作業場担当地域を参照して、前記会員情報記憶部中の前記顧客住所が該当する地域に対応づけられた洗濯作業場を担当作業場として決定することを特徴とする洗濯代行管理システム。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の洗濯代行管理システムであって、前記洗濯作業場は、洗濯代行を受け付け可能な店舗であることを特徴とする洗濯代行管理システム。
  12. 顧客により使用される顧客端末、洗濯作業場に設けられた作業場端末及び集配者に設けられた集配者端末と通信可能に接続される洗濯代行管理システムを構成するコンピュータにて実行される洗濯代行管理方法であって、
    前記顧客端末との通信によりデータ入力を行い洗濯注文データを生成する注文処理ステップと、
    前記注文処理ステップにより生成された前記洗濯注文データを洗濯注文データ記憶部に記憶させる洗濯注文データ登録ステップ、
    前記洗濯注文データに基づいて集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して前記集配者端末に送信する集配依頼処理ステップと、
    前記洗濯注文データに基づいて洗濯作業連絡データを生成して前記作業場端末に送信する作業場連絡処理ステップとを有し、
    前記注文処理ステップは、前記洗濯注文データを生成する処理として、顧客名と顧客住所を含む顧客情報、洗濯物を収容する洗濯物容器の数である容器数、前記顧客住所にて前記洗濯物容器が集荷される予約日時である集荷予約日時、洗濯済みの前記洗濯物容器が前記顧客住所に配送される予約日時である配送予約日時、及び前記洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場である担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして生成し、
    前記集配依頼処理ステップは、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時に対応する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成し、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時により定まる配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成し、
    前記作業場連絡処理ステップは、前記洗濯作業連絡データを各々の洗濯作業場毎に生成する処理として、前記洗濯注文データ記憶部から、前記集荷予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な入荷タイミングに各洗濯作業場に入荷される前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである入荷注文データを検索し、前記配送予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な出荷タイミングに各洗濯作業場から出荷されるべき前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである出荷注文データを検索し、前記入荷注文データ及び前記出荷注文データ中の前記顧客情報を含んだ前記洗濯作業場連絡データを生成することを特徴とする洗濯代行管理方法。
  13. 顧客により使用される顧客端末、洗濯作業場に設けられた作業場端末及び集配者に設けられた集配者端末と通信可能に接続される洗濯代行管理システムを構成するコンピュータにて実行される洗濯代行管理プログラムであって、
    前記顧客端末との通信によりデータ入力を行い洗濯注文データを生成する注文処理ステップと、
    前記注文処理ステップにより生成された前記洗濯注文データを洗濯注文データ記憶部に記憶させる洗濯注文データ登録ステップ、
    前記洗濯注文データに基づいて集荷依頼データ及び配送依頼データを生成して前記集配者端末に送信する集配依頼処理ステップと、
    前記洗濯注文データに基づいて洗濯作業連絡データを生成して前記作業場端末に送信する作業場連絡処理ステップとを前記コンピュータに実行させ、
    前記注文処理ステップは、前記洗濯注文データを生成する処理として、顧客名と顧客住所を含む顧客情報、洗濯物を収容する洗濯物容器の数である容器数、前記顧客住所にて前記洗濯物容器が集荷される予約日時である集荷予約日時、洗濯済みの前記洗濯物容器が前記顧客住所に配送される予約日時である配送予約日時、及び前記洗濯物容器の洗濯を担当すべき洗濯作業場である担当作業場を含むデータを前記洗濯注文データとして生成し、
    前記集配依頼処理ステップは、前記注文データ記憶部に記憶された各洗濯注文データ毎に、前記集荷依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記顧客名及び前記顧客住所を含む集荷元情報、前記集荷予約日時に対応する集荷出発日時及び前記容器数を含む集荷依頼データを生成し、前記配送依頼データを生成する処理として、前記洗濯注文データ中の前記担当作業場の作業場名及び作業場住所を含む配送元情報、前記配送予約日時により定まる配送出発日時及び前記容器数を含む配送依頼データを生成し、
    前記作業場連絡処理ステップは、前記洗濯作業連絡データを各々の洗濯作業場毎に生成する処理として、前記洗濯注文データ記憶部から、前記集荷予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な入荷タイミングに各洗濯作業場に入荷される前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである入荷注文データを検索し、前記配送予約日時及び前記担当作業場に基づき、予め定められた定期的な出荷タイミングに各洗濯作業場から出荷されるべき前記洗濯物容器の前記洗濯注文データである出荷注文データを検索し、前記入荷注文データ及び前記出荷注文データ中の前記顧客情報を含んだ前記洗濯作業場連絡データを生成することを特徴とする洗濯代行管理プログラム。
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