JP2004185516A - 不動産情報提供システム、不動産情報提供サーバ、不動産情報提供方法、およびそのプログラム - Google Patents

不動産情報提供システム、不動産情報提供サーバ、不動産情報提供方法、およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者・不動産業者間および不動産業者同士間における不動産情報の交換を促進し、利用者、不動産業者の契約の機会を増大させる不動産情報提供システム、不動産情報提供サーバ、不動産情報提供方法、およびそのプログラムを提供する。
【解決手段】サーバ11は、不動産物件の詳細情報および元付け会員30の情報を元付け会員端末31から受信し、物件DB12に登録する。登録された情報は、会員向けWebサイト14上で公開される。サーバ11は、客付け会員端末21から物件の客付けを希望する旨の情報を受信すると、その客付けを希望した客付け会員20の情報を該当する不動産物件の情報に付加する。付加された不動産物件の情報は、利用者向けWebサイト13上で公開される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不動産情報提供システム、不動産情報提供サーバ、不動産情報提供方法、およびそのプログラムに関し、特に、ネットワークを介して取得した不動産物件の詳細情報および不動産業者の情報を用いて、不動産情報を作成し、Webサイト上で公開する不動産情報提供システム、不動産情報提供サーバ、不動産情報提供方法、およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来の不動産物件情報を提供するシステムの構成を示す図である。図12に示されるような従来のシステムは、サーバ111と、物件データベース(DB)112と、不動産業者端末121と、利用者端末141と、インターネット150とを有する。サーバ111、不動産業者端末121、および利用者端末141は、互いにインターネット150を介して接続されている。また、サーバ111は、所定のネットワークを介して物件DB112と接続されている。
【0003】
サーバ111および物件DB112は、インターネット50への接続サービスを提供する組織であるインターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)110に設けられている。サーバ111は、物件の登録、更新、検索や、Webページの生成など、各種処理を行うプログラム類が動作させるコンピュータである。物件DB112は、登録された物件の情報が格納されるデータベースである。
【0004】
また、サーバ111は、一般向けWebサイト113を構成する情報(Webページ)を格納し、各端末からの閲覧要求に応じて、一般向けWebサイト113のWebページを上記の各端末に送信する。
【0005】
一般向けWebサイト113は、物件DB112上に、不特定多数の不動産会社による物件情報の登録を可能とする。一般向けWebサイト113は、利用者を限定しないWebサイトであって、インターネット50を介してサーバ111と接続された端末から、地域・路線・価格・間取りなどの各種物件条件を与えることにより物件検索が行える。
【0006】
不動産業者端末121は、不動産業者120により操作される情報処理装置である。また、利用者端末141は、不動産業者120から不動産物件を購入する利用者140により操作される情報処理装置である。
【0007】
不動産業者120は、不動産業者端末121を操作して、自身が管理する不動産物件の情報を一般向けWebサイト113上の入力フォームに従って物件DB112に登録する。また、不動産業者120は、不動産業者端末121を用いて、自身が物件DB112に登録した物件情報の更新を行うことができる。なお、インターネットサービスプロバイダ110は、これらのコンテンツ(登録された物件情報)の内容については関知しないものとする。
【0008】
また、他の不動産物件情報を提供するものとしては、特許文献1が開示するところの不動産売買仲介方法、不動産売買仲介システム、および、記録媒体があった。特許文献1では、不動産物件の買い手または売り手から不動産売買の申し出があった場合に、予め登録されている仲介者(不動産業者)のうち、その買い手または売り手の住所に近い住所の仲介者を買い手または売り手に紹介して不動産売買を容易に行うことを可能にしていた。
【0009】
また、特許文献2が開示するところのネットワークを利用した不動産物件の仲介システム、仲介装置、仲介方法、及び記録媒体では、不動産業者からの物件情報をホームページ上で公開し、そのホームページ上の物件情報に対する問い合わせをユーザの端末から受け取ると、その問い合わせ情報を不動産業者に通知する。不動産業者は、その問い合わせに関する回答を仲介装置を経由してユーザ端末に送信する。このように、特許文献2では、不動産業者・ユーザ間の情報交換を容易にしていた。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−7541号公報
【特許文献2】
特開2002−41847号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の図12を用いて説明した従来の不動産物件情報を提供するシステムには、次のような課題がある。
【0012】
第1の課題は、物件の登録は不動産業者が自由に行えるため、例えば他の不動産業者が元付けとなっている不動産流通物件を了解を得ないままWebサイトに掲載していたり、または既に契約済みの物件を客引き用広告としていつまでも掲載している、といったことが数多く発生しており、このような事例が増えると一般の利用者からWebサイト自体が信頼されないものとなってしまう、ということである。
【0013】
第2の課題は、このような形態のWebサイトが多くあるが、利用者から見た場合、条件に合った物件が見つかっても、そこに掲載されている不動産業者が物件から遠かったり、どの物件についても同じ業者が掲載されていたりと、必ずしも利用者にとって都合の良い業者を見つけるための有効な手段とならない場合が多い、ということである。これは、サイト毎に、一部の特定の業者だけが不動産流通物件を大量に登録している、といったことが原因となっている。
【0014】
また、特許文献1では、仲介者(不動産業者)が取り引きを行う不動産物件は、仲介装置側で決定されるため、仲介者自身が取り引きを行う不動産物件を積極的に選択することが困難である。
【0015】
また、特許文献2の発明は、不動産物件の買い手と不動産業者との間の情報交換を促進するものであって、例えば、不動産物件を管理する元付け業者と不動産物件を買い手に斡旋する客付け業者といった不動産業者間の情報交換を促進するものではない。
【0016】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、不動産物件情報をコンテンツとしたWebサイトにおいて、不動産物件情報の登録は元付け業者が行うことで信憑性のある情報が登録され、かつ元付けでない業者も客付けの希望を出すことにより、物件の詳細情報として元付け業者と共に掲示されることで、利用者・不動産業者間および不動産業者同士間における不動産情報の交換を促進し、利用者、不動産業者の契約の機会を増大させる不動産情報提供システム、不動産情報提供サーバ、不動産情報提供方法、およびそのプログラムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、売主/貸主から不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者により操作される元付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者により操作される客付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主により操作される利用者端末装置と、不動産物件に係る情報を提供する不動産情報提供サーバと、がネットワークを介して互いに接続されている不動産情報提供システムであって、不動産情報提供サーバは、元付け業者端末装置から不動産物件に係る物件情報および元付け業者の情報を受信する元付け情報受信手段と、客付け業者端末装置から客付け業者の情報を受信する客付け情報受信手段と、元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報と、客付け情報受信手段により受信された客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成手段と、不動産情報作成手段により作成された不動産情報を利用者端末装置に送信する不動産情報送信手段と、を有することを特徴とする。
【0018】
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の不動産情報提供システムにおいて、不動産情報提供サーバは、元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成手段と、元付け情報作成手段により作成された元付け不動産情報を客付け業者端末装置に送信する元付け情報送信手段とを有し、不動産情報作成手段は、元付け情報送信手段により送信された元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報を客付け業者端末装置から受信すると、送信された元付け不動産情報に斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、不動産情報を作成することを特徴とする。
【0019】
また、請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の不動産情報提供システムにおいて、不動産情報提供サーバは、客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納手段と、元付け情報受信手段により受信された物件情報から、物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出手段と、物件住所検出手段により検出された不動産物件の所在地に近い住所の客付け業者を抽出する客付け住所抽出手段と、客付け住所抽出手段により抽出された客付け業者により操作される客付け業者端末装置に、元付け情報受信手段により物件情報が受信された旨を通知する受信通知手段と、を有することを特徴とする。
【0020】
また、請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の不動産情報提供システムにおいて、元付け情報作成手段は、所定の住所を示す情報を客付け業者端末装置から受信すると、受信した所定の住所に近い所在地の不動産物件の物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする。
【0021】
また、請求項5記載の発明によれば、請求項3または4記載の不動産情報提供システムにおいて、不動産情報作成手段は、不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報を利用者端末装置から受信すると、受信した情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る不動産情報を作成することを特徴とする。
【0022】
また、請求項6記載の発明によれば、請求項3から5のいずれか1項に記載の不動産情報提供システムにおいて、不動産情報作成手段は、不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報を利用者端末装置から受信すると、不動産情報に示される不動産業者を、受信した情報の住所に近い順に並べて不動産情報を作成することを特徴とする。
【0023】
また、請求項7記載の発明は、売主/貸主から不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者により操作される元付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者により操作される客付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主により操作される利用者端末装置と、にネットワークを介して接続されている不動産情報提供サーバであって、元付け業者端末装置から不動産物件に係る物件情報および元付け業者の情報を受信する元付け情報受信手段と、客付け業者端末装置から客付け業者の情報を受信する客付け情報受信手段と、元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報と、客付け情報受信手段により受信された客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成手段と、不動産情報作成手段により作成された不動産情報を利用者端末装置に送信する不動産情報送信手段と、を有することを特徴とする。
【0024】
また、請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の不動産情報提供サーバにおいて、元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成手段と、元付け情報作成手段により作成された元付け不動産情報を客付け業者端末装置に送信する元付け情報送信手段とを有し、不動産情報作成手段は、元付け情報送信手段により送信された元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報を客付け業者端末装置から受信すると、送信された元付け不動産情報に斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、不動産情報を作成することを特徴とする。
【0025】
また、請求項9記載の発明によれば、請求項8記載の不動産情報提供サーバにおいて、客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納手段と、元付け情報受信手段により受信された物件情報から、物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出手段と、物件住所検出手段により検出された不動産物件の所在地に近い住所の客付け業者を抽出する客付け住所抽出手段と、客付け住所抽出手段により抽出された客付け業者により操作される客付け業者端末装置に、元付け情報受信手段により物件情報が受信された旨を通知する受信通知手段と、を有することを特徴とする。
【0026】
また、請求項10記載の発明によれば、請求項9記載の不動産情報提供サーバにおいて、元付け情報作成手段は、所定の住所を示す情報を客付け業者端末装置から受信すると、受信した所定の住所に近い所在地の不動産物件の物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする。
【0027】
また、請求項11記載の発明によれば、請求項9または10記載の不動産情報提供サーバにおいて、不動産情報作成手段は、不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報を利用者端末装置から受信すると、受信した情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る不動産情報を作成することを特徴とする。
【0028】
また、請求項12記載の発明によれば、請求項9から11のいずれか1項に記載の不動産情報提供サーバにおいて、不動産情報作成手段は、不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報を利用者端末装置から受信すると、不動産情報に示される不動産業者を、受信した情報の住所に近い順に並べて不動産情報を作成することを特徴とする。
【0029】
また、請求項13記載の発明は、売主/貸主から不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者により操作される元付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者により操作される客付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主により操作される利用者端末装置と、不動産物件に係る情報を提供する不動産情報提供サーバと、がネットワークを介して互いに接続されている不動産情報提供システムを用いる不動産情報提供方法であって、不動産情報提供サーバが、元付け業者端末装置から不動産物件に係る物件情報および元付け業者の情報を受信する元付け情報受信工程と、不動産情報提供サーバが、客付け業者端末装置から客付け業者の情報を受信する客付け情報受信工程と、不動産情報提供サーバが、元付け情報受信工程により受信した物件情報および元付け業者情報と、客付け情報受信工程により受信した客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成工程と、不動産情報提供サーバが、不動産情報作成工程により作成した不動産情報を利用者端末装置に送信する不動産情報送信工程と、を有することを特徴とする。
【0030】
また、請求項14記載の発明によれば、請求項13記載の不動産情報提供方法において、不動産情報提供サーバが、元付け情報受信工程により受信した物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成工程と、不動産情報提供サーバが、元付け情報作成工程により作成した元付け不動産情報を客付け業者端末装置に送信する元付け情報送信工程とを有し、不動産情報作成工程は、不動産情報提供サーバが、元付け情報送信工程により送信した元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報を客付け業者端末装置から受信すると、送信された元付け不動産情報に斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、不動産情報を作成することを特徴とする。
【0031】
また、請求項15記載の発明によれば、請求項14記載の不動産情報提供方法において、不動産情報提供サーバが、客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納工程と、不動産情報提供サーバが、元付け情報受信工程により受信した物件情報から、物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出工程と、不動産情報提供サーバが、物件住所検出工程により検出した不動産物件の所在地に近い住所の客付け業者を抽出する客付け住所抽出工程と、不動産情報提供サーバが、客付け住所抽出工程により抽出した客付け業者により操作される客付け業者端末装置に、元付け情報受信工程により物件情報を受信した旨を通知する受信通知工程と、を有することを特徴とする。
【0032】
また、請求項16記載の発明によれば、請求項15記載の不動産情報提供方法において、元付け情報作成工程は、不動産情報提供サーバが、所定の住所を示す情報を客付け業者端末装置から受信すると、受信した所定の住所に近い所在地の不動産物件の物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする。
【0033】
また、請求項17記載の発明によれば、請求項15または16記載の不動産情報提供方法において、不動産情報作成工程は、不動産情報提供サーバが、不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報を利用者端末装置から受信すると、受信した情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る不動産情報を作成することを特徴とする。
【0034】
また、請求項18記載の発明によれば、請求項15から17のいずれか1項に記載の不動産情報提供方法において、不動産情報作成工程は、不動産情報提供サーバが、不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報を利用者端末装置から受信すると、不動産情報に示される不動産業者を、受信した情報の住所に近い順に並べて不動産情報を作成することを特徴とする。
【0035】
また、請求項19記載の発明は、不動産物件に係る物件情報および売主/貸主から不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者の情報を入力する元付け情報入力処理と、不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者の情報を入力する客付け情報入力処理と、元付け情報入力処理により入力された物件情報および元付け業者情報と、客付け情報入力処理により入力された客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成処理と、不動産情報作成処理により作成された不動産情報を出力する不動産情報出力処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0036】
また、請求項20記載の発明によれば、請求項19記載のプログラムにおいて、元付け情報入力処理により入力された物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成処理と、元付け情報作成処理により作成された元付け不動産情報を出力する元付け情報出力処理とを有し、不動産情報作成処理は、元付け情報出力処理により出力された元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報が入力されると、出力された元付け不動産情報に斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、不動産情報を作成することを特徴とする。
【0037】
また、請求項21記載の発明によれば、請求項20記載のプログラムにおいて、客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納処理と、元付け情報入力処理により入力された物件情報から、物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出処理と、物件住所検出処理により検出された不動産物件の所在地に近い住所の客付け業者を抽出する客付け住所抽出処理と、客付け住所抽出処理により抽出された客付け業者宛に、元付け情報入力処理により物件情報が入力された旨の情報を出力する入力通知処理と、を有することを特徴とする。
【0038】
また、請求項22記載の発明によれば、請求項21記載のプログラムにおいて、元付け情報作成処理は、所定の住所を示す情報が入力されると、入力された所定の住所に近い所在地の不動産物件の物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする。
【0039】
また、請求項23記載の発明によれば、請求項21または22記載のプログラムにおいて、不動産情報作成処理は、不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報が入力されると、入力された情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る不動産情報を作成することを特徴とする。
【0040】
また、請求項24記載の発明によれば、請求項21から23のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、不動産情報作成処理は、不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報が入力されると、不動産情報に示される不動産業者を、入力された情報の住所に近い順に並べて不動産情報を作成することを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態の概要)
本実施形態における不動産情報提供システムは、不動産業者を会員とする管理センターが不動産物件情報をコンテンツとしたWebサイトにおいて不動産物件情報を一元管理するものである。元付け会員は、自身の端末を操作して、物件の売主または貸主から取り引きを依頼された不動産物件の物件情報を管理センターに登録する。また、客付け(買主または借主に対する不動産物件の斡旋)を希望する会員はその旨を管理センターに通知する。このようにして、Webサイト上の物件情報に元付け会員と共に客付け会員を示す情報が掲示される。
【0042】
なお、以下、「物件」は、不動産物件を示し、「ページ」は、Webページを示すものとする。
【0043】
(第1の実施形態の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態における不動産情報提供システムの構成を示す図である。以下、図1を用いて、本実施形態における不動産情報提供システムの構成および動作について説明する。
【0044】
図1に示されているように、不動産情報提供システムは、サーバ11と、物件データベース(以下、物件DB)12と、住所ポイントデータベース(以下、住所ポイントDB)15と、施設住所データベース(以下、施設住所DB)16と、客付け会員端末21と、元付け会員端末31と、利用者端末41と、インターネット50とを有する。インターネット50は一般的なインターネットである。サーバ11、客付け会員端末21、元付け会員端末31、および利用者端末41は、インターネット50を介して互いに接続されている。また、物件DB12、住所ポイントDB15、および施設住所DB16を記録する記録装置は、サーバ11と所定のネットワークで接続されている。
【0045】
なお、本実施形態では、インターネット50に接続されている各端末の数およびその端末を操作する会員・利用者の数は、図により限定されないものとする。
【0046】
管理センター10には、サーバ11、物件DB12、住所ポイントDB15、および施設住所DB16が設置されている。
【0047】
また、管理センター10は、サーバ11、物件DB12、利用者向けWebサイト13、会員向けWebサイト14、住所ポイントDB15、および施設住所DB16の管理、および会員と直接、書類、電話、FAXなどでやり取りを行う職員により構成されている組織であって、不動産情報の提供を業務とする。
【0048】
サーバ11は、物件の登録、更新、および検索、ならびにWebページの生成などの各種処理を行う情報処理装置(コンピュータ)であって、上記の処理は、サーバ11に実装されているプログラム類により実行される。
【0049】
また、サーバ11は、利用者向けWebサイト13および会員向けWebサイト14の各Webページを格納する。サーバ11は、インターネット50を介して接続されている各端末から利用者向けWebサイト13および会員向けWebサイト14へのアクセス要求を受信すると、自身に格納されている各サイトのWebページを各端末に送信する。なお、利用者向けWebサイト13および会員向けWebサイト14は、サーバ11以外の他のサーバに格納され、各端末のアクセスに応じて各サイトのWebページを送信するとしてもよい。
【0050】
利用者向けWebサイト13は、一般利用者向けに用意されたWebサイトである。利用者向けWebサイト13は、インターネット50を介して接続された端末から、地域・路線・価格・間取りなどの各種物件条件を示す情報が入力されると、その入力条件に基づいた物件検索を行う。このように、利用者向けWebサイト13は、会員と顧客を結び付けることを目的として作成されている。
【0051】
会員向けWebサイト14は、会員の不動産業者向けに用意されたWebサイトである。会員向けWebサイト14は、利用者向けWebサイト13と同様にインターネット50を介して接続された端末(客付け会員端末21・元付け会員端末31)から、地域・路線・価格・間取りなどの各種物件条件を示す情報が入力されると、その入力条件に基づいた物件検索を行う。さらに会員向けWebサイト14は、上記の物件検索の他、物件の登録、更新、客付け申請などの処理も行う。ただし、会員向けWebサイト14にアクセスするためには、予め会員にのみ付与されているログイン名およびパスワードが必要であり、一般利用者(利用者40)は会員向けWebサイト14にアクセスすることはできない。
【0052】
物件DB12は、登録された物件や、会員の情報などが格納されるデータベースである。物件DB12には、物件ごとに、物件の詳細情報(物件の賃料、礼金、敷金、日射などの条件、沿線、最寄り駅、所在地、専有面積、築年、間取りタイプなど)が格納されている。また、物件DB12には、客付け会員20および元付け会員30の情報が格納されており、少なくとも客付け会員20の住所を示す情報が格納されているものとする。
【0053】
住所ポイントDB15は、住所情報と緯度経度情報とが対応付けられて格納されているデータベースである。
【0054】
施設住所DB16は、駅、病院、学校などの施設または店舗などの名前と住所情報とが対応付けられて格納されているデータベースである。
【0055】
客付け会員20および元付け会員30は、いずれも管理センター10に会員登録をされている不動産業者である。
【0056】
元付け会員30とは、不動産物件の売主または貸主に直接依頼されて提携し、物件情報を他の不動産業者(客付け会員20)に紹介する不動産業者である。元付け会員30は、物件についてオーナー売主または貸主との直接交渉権を有する。
【0057】
客付け会員20とは、不動産業者(元付け会員30)から依頼されて不動産物件の買主または借主に対する斡旋を行う不動産業者である。客付け会員20は、物件の売主または貸主との交渉権を有しておらず、買主/借主と元付け会員30との間に入り諸条件の交渉を行う。
【0058】
本実施形態では、不動産業者をある物件から見て元付け会員30、客付け会員20と区別しているが、物件によって同じ会員が元付け会員30となることも、客付け会員20となることもある。また、ある物件について、元付け会員30は1つだが、客付け会員20は複数の場合もある。
【0059】
利用者40は、不動産物件の情報の取得を希望する人または団体であって、例えば、不動産物件の購入または入居を希望する人または団体、すなわち不動産物件の買主または借主であるとしてもよい。
【0060】
客付け会員端末21、元付け会員端末31、利用者端末41は、それぞれ客付け会員20、元付け会員30、利用者40により操作される情報処理装置であって、インターネット50に接続されている。客付け会員端末21、元付け会員端末31、および利用者端末41は、例えば、パーソナルコンピュータであってもよいし、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、またはPDA(Personal Digital Assistant)であってもよい。
【0061】
また、客付け会員端末21、元付け会員端末31、および利用者端末41は、それぞれ情報を送受信する手段と、情報を格納する手段と、情報を表示する手段と、情報を入力する手段とを有する。なお、情報の送受信および表示などは、各端末に実装されるWebブラウザおよび電子メール管理ソフトウェアにより実現されるとしてよい。また、情報を表示する手段は、例えばLCD(LiquidCrystal Display)または有機EL(Electroluminescence)などのディスプレイであってもよい。また、情報を入力する手段は、キーボード、マウス、またはスイッチなどの各入力装置であってもよい。
【0062】
(第1の実施形態の動作)
以下、図1を用いて、本実施形態における不動産情報提供システムによる動作を簡単に説明する。
【0063】
まず、元付け会員30は、元付け会員端末31を用いて会員向けWebサイト14を閲覧する。次に、元付け会員端末31は、自身が直接管理する不動産物件の詳細情報を、会員向けWebサイト14上の情報入力フォーマットに従って入力し、その入力した物件情報をサーバ11に送信する。
【0064】
サーバ11は、元付け会員端末31から受信した物件情報を処理し、物件DB12に格納する。サーバ11は、このようにして登録された物件情報が示されるWebページを作成し、その作成したWebページを会員向けWebサイト14および利用者向けWebサイト13上で公開し、インターネット50を介して閲覧可能とする。
【0065】
また、客付け会員20は、会員向けWebサイト14の物件情報を閲覧し、会員向けWebサイト14上に示されている、ある物件の客付け、つまり利用者40に対する物件の斡旋を希望する場合、客付け会員端末21を用いて、インターネット50を経由してその物件の客付けを希望する旨の情報を、会員向けWebサイト14上の情報入力フォーマットに従って入力し、その入力した情報をサーバ11に送信する。
【0066】
サーバ11は、物件の客付けを希望する旨の情報を受信すると、その受信した情報を処理し、物件DB12内の該当物件のデータに、客付けを希望する客付け会員20の情報(業者名、住所、連絡先、地図など)を付加する。このようにして更新された物件DB12内の物件情報は、管理センター10の会員向けWebサイト14、および一般利用者向けWebサイト13に公開され、インターネット50より閲覧可能となる。
【0067】
不動産物件を探している利用者40は、利用者端末41を用い、インターネット50を経由して物件情報を管理センター10の一般利用者向けWebサイト13より閲覧する。
【0068】
物件の詳細情報には、登録を行った元付け会員30の情報(業者名、住所、連絡先など)と共に、客付けを希望した客付け会員20があれば、客付け会員20の情報も同様に表示される。
【0069】
このようにして、本願発明では、物件の詳細情報として、登録を行った元付け会員30の情報(業者名、住所、連絡先など)と共に、客付けを希望した客付け会員20があればその客付け会員20の情報も同様に表示されるので、利用者は複数の会員(不動産業者)の中から自分にとって都合の良い不動産業者(家や会社に近い、物件に近いなど)を選択することができる。また、不動産業者にとっては、顧客を得る機会が増大する。
【0070】
さらに、物件の登録は、物件の売主/貸主に直接取り引きを依頼される元付け会員30自身が管理センター10経由で行うので、物件情報の信憑性が高く、客付け掲示の手続きも管理センター10経由なので元付け会員30に承諾を得る手間もいらない。
【0071】
図2、図3、および図4は、本発明の第1の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図2、図3、および図4に沿って、本実施形態における不動産情報提供システムによる動作について詳細に説明する。
【0072】
まず、元付け会員端末31は、インターネット50を経由して管理センター10の会員向けWebサイト14にアクセスする(ステップA1)。
【0073】
これに応答して、サーバ11は、元付け会員端末31からの会員向けWebサイト14に対するアクセスを確認すると、物件データ登録用のページを元付け会員端末31に返却する(ステップA2)。
【0074】
物件データ登録用のページとは、会員向けWebサイト14上に存在するWebページであり、元付け会員端末31が保持する不動産物件情報を管理センター10側(物件DB12)に登録するための入力フォームを含む。例えば、物件データ登録用のページには、物件の詳細情報(物件の賃料、礼金、敷金、日射などの条件、沿線、最寄り駅、所在地、専有面積、築年、間取りタイプなど)および間取り図といった物件に関する情報を入力するための入力欄が含まれる。
【0075】
元付け会員端末31は、返却された物件データ登録用ページ上の入力フォームに従って、登録したい物件の詳細情報を入力して、会員向けWebサイト14(サーバ11)に送信する(ステップA3)。
【0076】
サーバ11は、送信された物件の詳細情報を受信すると、受信した物件の詳細情報を処理し、処理した物件の詳細情報を物件DB12に格納する(ステップA4)。
【0077】
サーバ11は、受信した物件の詳細情報を含むWebページを作成し、利用者向けWebサイト13および会員向けWebサイト14上に置く。この時点で、登録された物件の詳細情報は、利用者向けWebサイト13および会員向けWebサイト14上で検索および閲覧などが可能になる。
【0078】
次に、サーバ11は、物件DB12に登録する物件情報に含まれる物件の所在地(住所)を示す物件住所情報を検出し、住所ポイントDB15を参照して検出した物件住所情報を該当する緯度経度情報に変換する(ステップA5)。なお、このときサーバ11は、その変換した緯度軽度情報を物件DB12内の物件情報に対応付けて格納する。
【0079】
サーバ11は、物件DB12内の各客付け会員の住所を示す緯度経度を参照し、物件の所在地を示す緯度経度に近い緯度経度を住所とする客付け会員20を1つ以上抽出する(ステップA6)。
【0080】
サーバ11は、物件DB12に物件情報が登録された旨の情報を、抽出した客付け会員20(登録した物件の所在地に近い住所の客付け会員20)の客付け会員端末21に電子メールなどで送信し、客付け会員端末21に通知する(ステップA7)。
【0081】
客付け会員端末21は、インターネット50を経由して管理センター10の会員向けWebサイト14にアクセスする(ステップA8)。このとき、客付け会員端末21は、会員向けWebサイト14上の入力フォームに従って「○○市××5丁目3番地」または「△△駅」といったように所定の住所または施設を示す住所情報を検索条件として入力し、サーバ11に送信する。
【0082】
サーバ11は、客付け会員端末21から検索条件として住所情報を受け取ると、住所ポイントDB15を参照して、受信した住所情報を緯度経度情報に変換する(ステップA9)。このとき、サーバ11は、受け取った住所情報が「○○市××5丁目3番地」といった住所を示す情報であった場合、住所ポイントDB15を参照して、住所をそのまま緯度経度に変換する。一方、サーバ11は、受け取った住所情報が「△△駅」といったように住所以外の所定の施設などを示す情報であった場合、施設住所DB16を参照して、施設名などを一旦住所に変換した後に、住所ポイントDB15を参照して住所をさらに緯度経度に変換する。
【0083】
次に、サーバ11は、変換した緯度経度から近い位置を示す緯度経度が対応付けられている物件の簡易情報を所定件数分、物件DB12から抽出して、抽出した物件の簡易情報(例えば、物件を取り扱っている元付け会員30の情報、物件の賃料、所在地、占有面積など)が並べて示されている物件データ一覧ページを作成する(ステップA10)。
【0084】
サーバ11は、作成した物件データ一覧ページを客付け会員端末21に返却する(ステップA11)。
【0085】
なお、客付け会員端末21は、住所情報以外の他の情報(物件の賃料、礼金、敷金、日射などの条件、沿線、最寄り駅、専有面積、築年、間取りタイプなど)を検索条件としてサーバ11に送信してもよい。このとき、サーバ11は、その検索条件に基づいて、物件の簡易情報を物件DB12から所定件数分抽出して物件データ一覧ページを作成する。
【0086】
また、サーバ11は、検索条件を満たす内容の物件から順(例えば検索条件として入力された住所から近い順)に並べて表示されている物件データ一覧ページを作成するとしてもよい。
【0087】
客付け会員20は、客付け会員端末21を操作して、サーバ11から返却された物件データ一覧ページ上から、客付け候補の物件を選択する(ステップA12)。これに応答して、サーバ11は、会員向けWebサイト14における物件の詳細・客付け登録ページを客付け会員端末21に返却する(ステップA13)。なお、客付け会員端末21は、ステップA7において電子メールなどで通知された不動産物件を客付け候補として選択してもよい。
【0088】
客付け会員端末21は、サーバ11から物件の詳細・客付け登録ページを受信すると、ディスプレイ上にその詳細・客付け登録ページを表示する。客付け会員20は、受信した物件の詳細・客付け登録ページ上に示されている物件の詳細情報を確認する。詳細・客付け登録ページ上には、物件の詳細情報(物件の賃料、礼金、敷金、日射などの条件、沿線、最寄り駅、所在地、専有面積、築年、間取りタイプなど)と共に、その物件の客付けを管理センター10に登録するための入力フォームが示されている。
【0089】
客付け会員20は、客付けを正式に希望する場合、客付け会員端末21を用いて、詳細・客付け登録ページ上の入力フォームに従って、客付け会員20の情報を入力してサーバ11に送信することにより、客付けの登録依頼を会員向けWebサイト14上で行う(ステップA14)。
【0090】
サーバ11は、客付け会員端末21から客付け会員20の情報を受信すると、受信した客付け会員20の情報を処理し、物件DB12内の該当物件のデータに、客付けを希望する客付け会員20の情報(業者名、住所、連絡先など)を付加する(ステップA15)。
【0091】
不動産物件を探している利用者40は、利用者端末41を用い、インターネット50を経由して物件情報を管理センター10の一般利用者向けWebサイト13にアクセスする(ステップA16)。このとき、利用者端末41は、利用者向けWebサイト13上の入力フォームに従って検索条件として物件住所指定情報および業者住所指定情報を入力し、サーバ11に送信する。
【0092】
物件住所指定情報とは、利用者40が購入・賃貸を希望する不動産物件の所在地を示す情報である。利用者端末41は、利用者40の操作により、物件住所指定情報として例えば「○○市××5丁目3番地」または「△△駅」といったように所定の住所または施設などを示す情報を入力する。
【0093】
また、業者住所指定情報とは、利用者40が不動産物件の問い合わせおよび購入・賃貸の手続きを希望する不動産業者の住所を示す情報である。以下、利用者端末41による業者住所指定情報の入力動作について説明する。まず、利用者40は、利用者端末41を用いて、業者住所指定情報として、「▲1▼不動産物件の近くの不動産業者」、「▲2▼不動産物件の最寄り駅の近くの不動産業者」、「▲3▼任意の住所の近くの不動産業者」のうちから1つを選択して指定する。利用者端末41が「▲3▼任意の住所の近くの不動産業者」を選択した場合、さらに具体的な住所情報(例えば「○○市××5丁目3番地」または「△△駅」といったように所定の住所または施設など)を入力する。
【0094】
なお、具体的には、利用者端末41は、利用者向けWebサイト13上の画面上の入力フォームに従って、物件住所指定情報および業者住所指定情報の入力・選択を行うものとする。
【0095】
サーバ11は、客付け会員端末21から検索条件として物件住所指定情報および業者住所指定情報を受け取ると、住所ポイントDB15を参照して受信した物件住所指定情報を緯度経度情報に変換する(ステップA17)。
【0096】
次に、サーバ11は、変換された物件住所指定情報(不動産物件の所在地の緯度経度)から近い位置を示す緯度経度情報が対応付けられている物件の簡易情報を所定件数分、物件DB12から抽出する(ステップA18)。
【0097】
次に、サーバ11は、業者住所指定情報として、上記の▲1▼、▲2▼、▲3▼のうちどの不動産業者が指定されたかを判定し、該当する不動産業者を所定数抽出する(ステップA19)。以下、▲1▼、▲2▼、▲3▼がそれぞれ選択された場合の不動産業者の抽出動作について説明する。
【0098】
「▲1▼不動産物件の近くの不動産業者」が指定されたと判定された場合、サーバ11は、変換された物件住所指定情報(不動産物件の所在地の緯度経度情報)を用いて、物件DB12を参照し、不動産物件の所在地の緯度経度に近い不動産業者(客付け会員20・元付け会員30)を所定数抽出する。
【0099】
「▲2▼不動産物件の最寄り駅の近くの不動産業者」が指定されたと判定された場合、まず、サーバ11は、物件DB12を参照して、抽出した不動産物件の物件情報に含まれる「最寄り駅」を検出する。次に、サーバ11は、施設住所DB16を参照し、検出した「最寄り駅」を緯度経度情報に変換する。サーバ11は、物件DB12を参照して、変換した最寄り駅の緯度経度に近い不動産業者(客付け会員20・元付け会員30)を所定数抽出する。
【0100】
「▲3▼任意の住所の近くの不動産業者」が指定されたと判定された場合、まず、サーバ11は、住所ポイントDB15を参照して、指定された住所を緯度経度情報に変換する。「△△駅」などの施設名が指定された場合、サーバ11は、施設住所DB16を参照して住所に変換した後、同様に緯度経度情報に変換する。次に、サーバ11は、物件DB12を参照して、変換した緯度経度に近い不動産業者(客付け会員20・元付け会員30)を所定数抽出する。
【0101】
サーバ11は、抽出した物件情報および客付け会員20および元付け会員30の情報を用いて、抽出した物件の簡易情報が並べて示されている物件データ一覧ページを作成する(ステップA19)。
【0102】
なお、物件データ一覧ページにおいて、各不動産物件を取り扱う不動産業者(客付け会員20および元付け会員30)を表示する場合、サーバ11は、指定された住所の緯度経度情報(不動産物件の所在地、最寄り駅、または任意の住所の緯度経度情報)から近い位置を示す順に、その不動産物件を取り扱う不動産業者(客付け会員20および元付け会員30)の名前を並べて物件データ一覧ページ上に示す。
【0103】
また、利用者端末41は、物件住所指定情報および業者住所指定情報以外の他の情報(物件の賃料、礼金、敷金、日射などの条件、沿線、専有面積、築年、間取りタイプなど)を検索条件としてサーバ11に送信してもよい。このとき、サーバ11は、その検索条件に基づいて、物件の簡易情報を物件DB12から所定件数分抽出して物件データ一覧ページを作成する。また、この場合、サーバ11は、検索条件を満たす内容の物件から順に並べて表示されている物件データ一覧ページを作成するとしてもよい。
【0104】
サーバ11は、利用者端末41による利用者向けWebサイト13へのアクセスを確認すると、物件データ一覧ページを作成して利用者端末41に返却する(ステップA20)。
【0105】
利用者40は、利用者端末41を操作して、利用者向けWebサイト13上の物件データ一覧ページより、詳細情報を参照したい物件を選択する。利用者端末41は、その物件が選択された旨の情報をサーバ11に送信する(ステップA21)。
【0106】
サーバ11は、その物件が選択された旨の情報を受信すると、該当する物件に係る詳細な情報を物件DB12から抽出し、抽出した情報を示す利用者用物件情報ページを作成する。サーバ11は、物件の詳細情報、元付け会員30、客付け会員20の情報(業者名、住所、連絡先、地図など)が表示された利用者向けWebサイト13における利用者用物件情報ページを利用者端末41に返却する(ステップA22)。図5は、このとき利用者端末41上で表示される利用者用物件情報ページの一例である。
【0107】
図5に示されているように、利用者用物件情報ページには、物件の詳細情報(物件の賃料、礼金、敷金、日射などの条件、沿線、最寄り駅、所在地、専有面積、築年、間取りタイプなど)および間取り図の他に元付け会員30(ABC不動産)、客付け会員20(AAA不動産、BBB不動産、CCC不動産)の情報が示されている。また、利用者用物件情報ページは、そのページ上で「案内ページへ」と表示されているアイコンにより、そのアイコンに対応した不動産業者のホームページとリンクされている。
【0108】
また、利用者用物件情報ページに示される客付け会員20では、利用者端末41で閲覧可能な物件データ一覧ページと同様に、検索条件を満たす内容の物件から順(不動産物件の所在地、最寄り駅、または任意の住所の緯度経度情報から近い位置を示す順)に、その不動産物件を取り扱う客付け会員20の名前が並んで表示される。
【0109】
利用者40は、利用者端末41を用いて図5に示されているような利用者物件情報ページを閲覧し、気に入った物件があれば、元付け会員30または客付け会員20のいずれかに連絡または訪問し、物件の案内をしてもらうことができる(ステップA23)。
【0110】
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバ11は、利用者端末41の要求に応じて、物件の詳細情報として、元付けの不動産業者の情報(業者名、住所、連絡先、地図など)と共に、客付けを希望している不動産業者の情報も同様に掲載された利用者用物件情報ページを作成して、利用者端末41に送信する。従って、利用者40は、物件を購買/賃貸する不動産業者の選択の幅を広げることが可能となる。例えば、利用者40は、自分の家や会社から近い不動産業者、目的の物件に近い不動産業者、などの観点で不動産業者を選択することが可能となる。
【0111】
また、本実施形態によれば、元付け会員30が、元付け会員端末31を操作して不動産物件の登録を行う。従って、物件情報の信憑性が高く、信頼できるWebサイトとして利用者向けWebサイト13が利用者40から認識されることが可能となる。例えば、客付け会員20が元付け会員30に無断でWebサイト上に物件を掲載したり、既に契約済みの物件を客引き用広告としていつまでも掲載している、といった問題を抑制することが可能となる。
【0112】
また、本実施形態によれば、管理センター10側は、元付け会員30側(元付け会員端末31)から送られた物件情報をWebサイト上に掲載する。また、その物件の客付けを希望する客付け会員20に関する情報は、その物件情報の追加情報として掲載される。客付け不動産業者は客付け会員20に限られる。このため、会員間の了解事項として、客付け不動産業者側(客付け会員20)が不動産物件の広告を出す際に、元付け不動産業者側(元付け会員30)から承諾を得る手間を省くことが可能となり、会員間の物件流通が円滑に行えるようになる。
【0113】
また、本実施形態によれば、これらの総合的な効果として、会員向けWebサイト14の情報が確かで有用であることが利用者40に広く認識されることにより、会員の業者にコンタクトする利用者が増え、客付け会員20および元付け会員30にとっては成約の機会が増加し、管理センター10はそれにより会員の増加が見込まれる。
【0114】
また、本実施形態によれば、サーバ11は、各端末から送信された住所情報などの検索条件に従って、不動産物件の検索を行う。従って、客付け会員20および利用者40は、自身の要望に合った不動産物件の情報を容易に取得することが可能となる。
【0115】
また、本実施形態によれば、サーバ11は、物件DB12に登録された物件の所在地付近の住所の客付け会員20に、その物件が登録された旨を通知する。従って、客付け会員20は、自分の住所に近い物件の客付けを迅速に行うことが可能となる。
【0116】
また、本実施形態によれば、利用者40は、物件情報を検索する際に問い合わせる不動産業者として「▲1▼不動産物件の近くの不動産業者」を指定することにより、例えば自動車などで不動産物件の所在地を直接訪れる場合、最小限の移動距離でその不動産物件を取り扱う不動産業者を訪問することが可能となる。
【0117】
また、本実施形態によれば、利用者40は、物件情報を検索する際に問い合わせる不動産業者として「▲2▼不動産物件の最寄り駅の近くの不動産業者」を指定することにより、例えば不動産物件の最寄り駅を経由して不動産物件を訪れる場合、最小限の移動距離でその不動産物件を取り扱う不動産業者および不動産物件の所在地を訪れることが可能となる。
【0118】
また、本実施形態によれば、利用者40は、物件情報を検索する際に問い合わせる不動産業者として「▲3▼任意の住所の近くの不動産業者」を指定することにより、例えば自宅または勤務先などから不動産物件を取り扱う不動産業者を訪ねる場合、最小限の移動距離で訪問することが可能となる。
【0119】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態における構成および動作は、以下特記しない限り第1の実施形態と同様であるとして説明を進める。
【0120】
不動産業者の中には、零細企業のため、まだインターネットを利用できない環境の業者も多い。また、インターネットを利用できても、物件の検索・参照のみに利用し、物件の登録・更新などの操作は行わない不動産業者も多い。本実施形態では、そのような業者に対して、管理センター10の職員(営業マン)が、旧来からの書類、電話、FAXなどのメディアにより様々な情報交換を行い、物件情報を登録するものとする。
【0121】
図6、図7、および図8は、本発明の第2の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図6、図7、および図8に沿って、本実施形態における不動産情報提供システムによる動作について説明する。
【0122】
まず、元付け会員30は、管理センター10の職員(営業マン)に、インターネットを使わずに、書類、電話、FAXなどにより物件データの登録を依頼する(ステップB1)。これを管理センター10の職員がサーバ11に接続された社内端末などからサーバ11に対して直接、依頼された物件データを、物件DB12に登録する(ステップB2)。これ以降の流れ(ステップB3からステップB21)は、第1の実施形態と同様である。
【0123】
以上説明したように、本実施形態によれば、元付け会員30は、書類、電話、FAXなどを用いて、物件データの登録を管理センター10に依頼し、管理センター10側は、その依頼に応じて物件データを物件DB12に登録する。従って、元付け会員30は、インターネットを利用できない場合においても、自身が管理する不動産物件の成約の機会を増加させることが可能となる。
【0124】
(第3の実施形態)
第2の実施形態では、元付け会員30がインターネットを利用せずに物件データを登録する場合について説明した。本発明の第3の実施形態では、元付け会員30に加えて、さらに第2の実施形態と同様の理由で客付け会員20もインターネットを全く用いないものとする。なお、本発明の第3の実施形態における構成および動作は、以下特記しない限り第2の実施形態と同様であるとして説明を進める。
【0125】
図9、図10、および図11は、本発明の第3の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図9、図10、および図11に沿って、本実施形態における不動産情報提供システムによる動作について説明する。
【0126】
ステップC1からステップC4までの動作の流れは、第2の実施形態のステップB1からステップB4までと同じである。
【0127】
サーバ11は、物件情報が物件DB12に登録されると、その旨を物件の所在地に近い客付け会員20に、書類、電話、FAXなどで通知する(ステップC5)。
【0128】
次に、客付け会員20は、インターネットを使わずに、管理センター10の職員(営業マン)に対して、書類、電話、FAXなどの方法で、管理センターに登録されている最新の物件一覧の提供を依頼する(ステップC6)。これを受けて、管理センター10の職員は、サーバ11に接続されている社内端末などを操作して、最新の物件一覧を作成し、客付け会員20に書類、電話、FAXなどで提供する(ステップC7、C8)。客付け会員20は、この一覧から、客付けをしたい物件があれば、管理センター10の職員に客付けの登録依頼をする(ステップC9)。これを管理センター10の職員がサーバ11に接続されている社内端末などからサーバ11に対して直接、対象物件の客付けを登録し、物件DB12を更新する(ステップC10)。この後の動作の流れ(ステップC11からステップC18)は、第1の実施形態と同じである。
【0129】
以上説明したように、本実施形態によれば、不動産業者(客付け会員20および元付け会員30)がインターネットを用いない場合でも、管理センター10が客付け会員20・元付け会員30に代行して作業を行う。従って、利用者40側から見た場合には、第1の実施形態のようなインターネットを介して物件情報および会員の情報を登録した場合と同様の効果を期待できる。
【0130】
また、上記の第1乃至第3の実施形態における処理は、サーバ11、客付け会員端末21、元付け会員端末31、利用者端末41が有するコンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体などの記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
【0131】
なお、上記の第1乃至第3の実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
【0132】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、不動産情報提供サーバは、利用者端末装置の要求に応じて、物件の詳細情報として、元付けの不動産業者の情報と共に、客付けを希望している不動産業者の情報も同様に利用者端末装置に送信する。従って、買主/借主は、物件を購買/賃貸する不動産業者の選択の幅を広げることが可能となる。
【0133】
また、本発明によれば、元付け業者が、元付け業者端末装置を操作して不動産物件の登録を行う。従って、不動産情報提供システムにより提供される不動産物件情報の信憑性が高く、信頼できるものとして買主/借主から認識されることが可能となる。
【0134】
また、本発明によれば、不動産情報提供サーバは、元付け業者側(元付け業者端末装置)から送られた物件情報を客付け業者および不動産物件の買主/借主に提供する。また、その物件の客付けを希望する客付け業者に関する情報は、その物件情報に追加される。客付け不動産業者は客付け業者に限られる。このため、会員間の了解事項として、客付け業者が不動産物件の広告を出す際に、元付け業者から承諾を得る手間を省くことが可能となり、不動産業者間の物件流通が円滑に行えるようになる。
【0135】
また、本発明によれば、不動産情報提供システムにより提供される不動産物件情報が確かで有用であることが買主/借主に広く認識されることにより、不動産業者にコンタクトする買主/借主が増え、客付け業者および元付け業者にとっては成約の機会を増加させることが可能となる。
【0136】
また、本発明によれば、不動産情報提供サーバは、各端末装置から送信された情報に従って、不動産物件の検索を行う。従って、客付け業者および買主/借主は、自身の要望に合った不動産物件の情報を容易に取得することが可能となる。
【0137】
また、本発明によれば、不動産情報提供サーバは、登録された物件の所在地付近の住所の客付け業者に、その物件が登録された旨を通知する。従って、客付け業者は、自分の住所に近い物件の客付けを迅速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における不動産情報提供システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態における利用者用物件情報ページを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態における不動産情報提供システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
【図12】従来の不動産物件情報を提供するシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 管理センター
11、111 サーバ
12、112 物件DB
13 利用者向けWebサイト
14 会員向けWebサイト
15 住所ポイントDB
16 施設住所DB
20 客付け会員
21 客付け会員端末
30 元付け会員
31 元付け会員端末
40、140 利用者
41、141 利用者端末
50、150 インターネット
110 ISP
113 一般向けWebサイト
120 不動産業者
121 不動産業者端末

Claims (24)

  1. 売主/貸主から不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者により操作される元付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者により操作される客付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主により操作される利用者端末装置と、不動産物件に係る情報を提供する不動産情報提供サーバと、がネットワークを介して互いに接続されている不動産情報提供システムであって、
    前記不動産情報提供サーバは、
    前記元付け業者端末装置から不動産物件に係る物件情報および前記元付け業者の情報を受信する元付け情報受信手段と、
    前記客付け業者端末装置から前記客付け業者の情報を受信する客付け情報受信手段と、
    前記元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報と、前記客付け情報受信手段により受信された客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成手段と、
    前記不動産情報作成手段により作成された不動産情報を前記利用者端末装置に送信する不動産情報送信手段と、
    を有することを特徴とする不動産情報提供システム。
  2. 前記不動産情報提供サーバは、
    前記元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成手段と、
    前記元付け情報作成手段により作成された元付け不動産情報を前記客付け業者端末装置に送信する元付け情報送信手段とを有し、
    前記不動産情報作成手段は、
    前記元付け情報送信手段により送信された元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報を前記客付け業者端末装置から受信すると、前記送信された元付け不動産情報に前記斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項1記載の不動産情報提供システム。
  3. 前記不動産情報提供サーバは、
    前記客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納手段と、
    前記元付け情報受信手段により受信された物件情報から、該物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出手段と、
    前記物件住所検出手段により検出された不動産物件の所在地に近い住所の前記客付け業者を抽出する客付け住所抽出手段と、
    前記客付け住所抽出手段により抽出された客付け業者により操作される客付け業者端末装置に、前記元付け情報受信手段により物件情報が受信された旨を通知する受信通知手段と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の不動産情報提供システム。
  4. 前記元付け情報作成手段は、
    所定の住所を示す情報を前記客付け業者端末装置から受信すると、該受信した所定の住所に近い所在地の不動産物件の前記物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする請求項3記載の不動産情報提供システム。
  5. 前記不動産情報作成手段は、
    不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報を前記利用者端末装置から受信すると、該受信した情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項3または4記載の不動産情報提供システム。
  6. 前記不動産情報作成手段は、
    不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報を前記利用者端末装置から受信すると、前記不動産情報に示される不動産業者を、前記受信した情報の住所に近い順に並べて前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の不動産情報提供システム。
  7. 売主/貸主から不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者により操作される元付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者により操作される客付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主により操作される利用者端末装置と、にネットワークを介して接続されている不動産情報提供サーバであって、
    前記元付け業者端末装置から不動産物件に係る物件情報および前記元付け業者の情報を受信する元付け情報受信手段と、
    前記客付け業者端末装置から前記客付け業者の情報を受信する客付け情報受信手段と、
    前記元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報と、前記客付け情報受信手段により受信された客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成手段と、
    前記不動産情報作成手段により作成された不動産情報を前記利用者端末装置に送信する不動産情報送信手段と、
    を有することを特徴とする不動産情報提供サーバ。
  8. 前記元付け情報受信手段により受信された物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成手段と、
    前記元付け情報作成手段により作成された元付け不動産情報を前記客付け業者端末装置に送信する元付け情報送信手段とを有し、
    前記不動産情報作成手段は、
    前記元付け情報送信手段により送信された元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報を前記客付け業者端末装置から受信すると、前記送信された元付け不動産情報に前記斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項7記載の不動産情報提供サーバ。
  9. 前記客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納手段と、
    前記元付け情報受信手段により受信された物件情報から、該物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出手段と、
    前記物件住所検出手段により検出された不動産物件の所在地に近い住所の前記客付け業者を抽出する客付け住所抽出手段と、
    前記客付け住所抽出手段により抽出された客付け業者により操作される客付け業者端末装置に、前記元付け情報受信手段により物件情報が受信された旨を通知する受信通知手段と、
    を有することを特徴とする請求項8記載の不動産情報提供サーバ。
  10. 前記元付け情報作成手段は、
    所定の住所を示す情報を前記客付け業者端末装置から受信すると、該受信した所定の住所に近い所在地の不動産物件の前記物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする請求項9記載の不動産情報提供サーバ。
  11. 前記不動産情報作成手段は、
    不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報を前記利用者端末装置から受信すると、該受信した情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項9または10記載の不動産情報提供サーバ。
  12. 前記不動産情報作成手段は、
    不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報を前記利用者端末装置から受信すると、前記不動産情報に示される不動産業者を、前記受信した情報の住所に近い順に並べて前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の不動産情報提供サーバ。
  13. 売主/貸主から不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者により操作される元付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者により操作される客付け業者端末装置と、不動産物件の買主/借主により操作される利用者端末装置と、不動産物件に係る情報を提供する不動産情報提供サーバと、がネットワークを介して互いに接続されている不動産情報提供システムを用いる不動産情報提供方法であって、
    前記不動産情報提供サーバが、前記元付け業者端末装置から不動産物件に係る物件情報および前記元付け業者の情報を受信する元付け情報受信工程と、
    前記不動産情報提供サーバが、前記客付け業者端末装置から前記客付け業者の情報を受信する客付け情報受信工程と、
    前記不動産情報提供サーバが、前記元付け情報受信工程により受信した物件情報および元付け業者情報と、前記客付け情報受信工程により受信した客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成工程と、
    前記不動産情報提供サーバが、前記不動産情報作成工程により作成した不動産情報を前記利用者端末装置に送信する不動産情報送信工程と、
    を有することを特徴とする不動産情報提供方法。
  14. 前記不動産情報提供サーバが、前記元付け情報受信工程により受信した物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成工程と、
    前記不動産情報提供サーバが、前記元付け情報作成工程により作成した元付け不動産情報を前記客付け業者端末装置に送信する元付け情報送信工程とを有し、
    前記不動産情報作成工程は、
    前記不動産情報提供サーバが、前記元付け情報送信工程により送信した元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報を前記客付け業者端末装置から受信すると、前記送信された元付け不動産情報に前記斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項13記載の不動産情報提供方法。
  15. 前記不動産情報提供サーバが、前記客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納工程と、
    前記不動産情報提供サーバが、前記元付け情報受信工程により受信した物件情報から、該物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出工程と、
    前記不動産情報提供サーバが、前記物件住所検出工程により検出した不動産物件の所在地に近い住所の前記客付け業者を抽出する客付け住所抽出工程と、
    前記不動産情報提供サーバが、前記客付け住所抽出工程により抽出した客付け業者により操作される客付け業者端末装置に、前記元付け情報受信工程により物件情報を受信した旨を通知する受信通知工程と、
    を有することを特徴とする請求項14記載の不動産情報提供方法。
  16. 前記元付け情報作成工程は、
    前記不動産情報提供サーバが、所定の住所を示す情報を前記客付け業者端末装置から受信すると、該受信した所定の住所に近い所在地の不動産物件の前記物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする請求項15記載の不動産情報提供方法。
  17. 前記不動産情報作成工程は、
    前記不動産情報提供サーバが、不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報を前記利用者端末装置から受信すると、該受信した情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項15または16記載の不動産情報提供方法。
  18. 前記不動産情報作成工程は、
    前記不動産情報提供サーバが、不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報を前記利用者端末装置から受信すると、前記不動産情報に示される不動産業者を、前記受信した情報の住所に近い順に並べて前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の不動産情報提供方法。
  19. 不動産物件に係る物件情報および売主/貸主から前記不動産物件の取り引きを依頼されている不動産業者である元付け業者の情報を入力する元付け情報入力処理と、
    不動産物件の買主/借主に対する斡旋を行う不動産業者である客付け業者の情報を入力する客付け情報入力処理と、
    前記元付け情報入力処理により入力された物件情報および元付け業者情報と、前記客付け情報入力処理により入力された客付け業者情報とを用いて不動産情報を作成する不動産情報作成処理と、
    前記不動産情報作成処理により作成された不動産情報を出力する不動産情報出力処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 前記元付け情報入力処理により入力された物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成する元付け情報作成処理と、前記元付け情報作成処理により作成された元付け不動産情報を出力する元付け情報出力処理とを有し、
    前記不動産情報作成処理は、
    前記元付け情報出力処理により出力された元付け不動産情報に係る不動産物件の斡旋を希望する旨の情報が入力されると、前記出力された元付け不動産情報に前記斡旋を希望する客付け業者の情報を付加して、前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  21. 前記客付け業者の住所を示す情報を格納する客付け住所情報格納処理と、
    前記元付け情報入力処理により入力された物件情報から、該物件情報に係る不動産物件の所在地を示す情報を検出する物件住所検出処理と、
    前記物件住所検出処理により検出された不動産物件の所在地に近い住所の前記客付け業者を抽出する客付け住所抽出処理と、
    前記客付け住所抽出処理により抽出された客付け業者宛に、前記元付け情報入力処理により物件情報が入力された旨の情報を出力する入力通知処理と、
    を有することを特徴とする請求項20記載のプログラム。
  22. 前記元付け情報作成処理は、
    所定の住所を示す情報が入力されると、該入力された所定の住所に近い所在地の不動産物件の前記物件情報および元付け業者情報が示された元付け不動産情報を作成することを特徴とする請求項21記載のプログラム。
  23. 前記不動産情報作成処理は、
    不動産物件の所在地を指定するための所定の住所情報が入力されると、該入力された情報の住所に近い所在地の不動産物件に係る前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項21または22記載のプログラム。
  24. 前記不動産情報作成処理は、
    不動産業者の住所を指定するための所定の住所情報が入力されると、前記不動産情報に示される不動産業者を、前記入力された情報の住所に近い順に並べて前記不動産情報を作成することを特徴とする請求項21から23のいずれか1項に記載のプログラム。
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