JP2003054749A - 住所と氏名を明記しない物品配送システム - Google Patents

住所と氏名を明記しない物品配送システム

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JP2003054749A
JP2003054749A JP2001245213A JP2001245213A JP2003054749A JP 2003054749 A JP2003054749 A JP 2003054749A JP 2001245213 A JP2001245213 A JP 2001245213A JP 2001245213 A JP2001245213 A JP 2001245213A JP 2003054749 A JP2003054749 A JP 2003054749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売業者等に氏名と住所を開示しないで物品
を受取ることができる物品配送システムを得る。個人情
報の漏えいを防止して物理的なコミュニュケーションの
拡大を図る。 【解決手段】 受取人2(物品受取人)はインターネッ
トなどの通信手段で配送人3(物流業者)のデータ処理
装置7に物理的住所と氏名を登録して識別記号を取得す
る。受取人2は不特定多数の物品4の送付人1に識別記
号を通知して、その識別記号で物品4を配送人3に発送
させる。配送人3の集配装置6aは、明記された識別記
号で転送データベース7bに一時格納記録された受取人
の物理的住所と氏名を検索して、その宛先を宛名書きす
る。その宛名で受取人2に物品4を配送する物品配送シ
ステム。識別記号は伝票番号や電子メールアドレスも利
用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、物品の送付人であ
る販売業者や不特定多数の者から氏名と住所を開示しな
いで物品を受取ることができる物品配送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、個人情報の漏えいが社会問題とな
っている。この情報は、氏名、住所、電話番号だけで
は、電話帳で容易に知ることができるため、個人情報と
はならない。問題となる情報は、どこの、だれが、何を
したという情報である。販売では何を購入したかという
情報が、個人情報の売買の対象となっている。中小の企
業では、顧客に対してこの脅威に関する信用確保が困難
となり、販売に大きく影響する。今後、漏えいの責任は
明確に問われることとなり、その管理に費やす時間と費
用は増加する。単に物品の販売が目的であるならば、不
用な情報は取得しないほうが有利である。
【0003】商品代金の決済では、個人情報を開示しな
いプリペイド方式の決済システムがある。例えば、ビッ
トキャッシュ(株)のBitCash(商標)などが利
用できる環境にある。購入者はネット上で個人情報を入
力しないで商品を購入して決済できる。しかし、商品は
デジタルコンテンツの電子的媒体のみで秘匿が可能とな
る。物的媒体の物では、少なくとも送付先の物理的な住
所と氏名が必要となり、個人情報の問題が課題となる。
今後、電子マネー等の秘匿性決済システムが普及しても
同様の課題が問題となる。
【0004】販売とは別に、インターネットにより個人
がホームページを開設して、無料で情報を提供してい
る。この中には、閲覧者がこのホームページから有益な
情報を得ることがある。この利益に対して、開設者に、
お礼、励ましの電子メール(E‐メール)を送ることが
礼儀となっている。このお礼とは別に、ビール券などの
金券やお中元などの物品を贈りたいと思うことがある。
また、企業では新製品のモニターとして、関係する開設
者に製品を送って意見を聞きたいことがある。しかし、
送る媒体は、手紙、小包からなる物的媒体で、物理的な
ものであるため送ることができない。現在では、電子メ
ールで住所と氏名を問い合わせる手段しかない。
【0005】しかし、インターネットの普及拡大によ
り、悪意を持つ者も多く存在するようになった。このた
め、個人情報(どこの、だれが、ホームページを開設し
ている)を悪用される確率が高くなり、不特定多数が閲
覧するホームページ上への住所開示は危険である。問い
合わせにも、強い信頼関係が築かれない限り開示されな
い。現在では、直接又は間接的に閲覧者から聞き出さず
に送付できる配送システムは存在しない。インターネッ
トは、この物理的なコミュニュケーションの構築が困難
である。
【0006】古くから、相手の住所と氏名を知らなくて
も郵便物等の送付を実施できるサービスがある。その1
つとして、郵便局が実施している私書箱(通常のメール
サーバーによる私書箱とは異なる)のサービスがある。
しかし、私書箱は物の流動性に欠けるため、物理的スペ
ースからその設置数は限られる。また、荷物を私書箱ま
で受取りにいかなければならない。
【0007】これとよく似た私設私書箱サービスがあ
る。一般にこの私設私書箱の流れは、次の手段で実施さ
れている。不特定多数の送付人と受取人と転送管理人
(私設私書箱管理人)の関係であって、転送管理人は、
仮定の物理的住所と識別記号と、受取人の物理的住所と
氏名を受付ける(→)受取人は不特定多数の送付人に仮
定の物理的住所と識別記号を知らせる(→)送付人は仮
定の物理的住所と識別記号を明記した物品を、既存の物
流手段で送付ける(→)転送管理人は物品を受取る
(→)届いた該物品に明記された仮定の物理的住所又は
識別記号でデータベースの受取人の物理的住所と氏名を
照合して検索する(→)該物品に明記された仮定の住所
と識別記号を消去して、該物品に検索した受取人の物理
的住所と氏名を宛名書きする(→)転送管理人は、該物
品を既存の物流手段で発送することからなっている。こ
のサービスは、会員制や登録制で実施されている。この
欠点として、登録料と手数料が高い。近年、インターネ
ットの電子メールを利用して事務処理を効率化している
が、私書箱同様に物の流動性に欠け、物理的宛名スペー
スの必要性が経費を上げている。また、私設私書箱は、
持っていると怪しまれる欠点がある。最近では、電子メ
ールアドレスが解れば、物品が送付できるというサービ
スがある。しかし、このシステムの中には、仲介人が受
取人の名前と住所の個人情報を聞き出すプロセスがあ
る。これは仲介サービスで受取人側からは秘匿性は構築
されていない。
【0008】販売における秘匿性を目的としたシステム
では、利用者の個人情報をID番号とパスワードで秘匿
して商品の購入を可能とする通信販売システムとして、
特開2001−195454公報が提案されている。ま
た、販売店に対し代理購買と代理荷受配送、代理決済を
行うことで、個人情報の漏洩防止を図る通信販売システ
ムとして、特開2001−175734公報が提案され
ている。しかし、分割された個人データの結合と代理人
からの漏えいを防止する手段は、人為的かつ義務的要素
が強く、守秘できる保証は少ない。
【0009】近年、宅配や郵便などの物流業務は、物の
流れと情報の流れを高度に利用して優れたシステムを構
築している業界である。当初から、物品に明記した受取
人の物理的住所と氏名以外に、電話番号、伝票のバーコ
ードなどの記号を利用して、効率良く配送を実施してい
る。新たに識別記号を付与し、荷受人の住所、氏名など
の荷物管理に必要な情報を記号化して作業の効率化を図
る手段が、特願平11−280541公報などに提案さ
れている。また、届け先契約ユーザの識別コードを利用
した配送管理システムが、特開平5−233649公報
に提案されている。これらは配送の効率と精度を高める
手段である。他に、識別記号は受取人の不在処理、追跡
調査、その他の様々な手段に利用されている。最近で
は、非接触で読み取ることができるRF−ID(Rad
ioFrequency−Identificatio
n)タグ、宛名データの記憶部と該データの出力部を有
する電子カードやICチップが、識別技術として配送技
術に応用されて実施又は提案されている。これにインタ
ーネットや移動通信のネットワークが加わり、電子メー
ルアドレスを利用した高度なシステムが実現している。
物流技術は、これらの要素部品を利用してロジック回路
を組むことで、あらゆる事ができる環境にある。しか
し、常識又は固定観念からか知らないが、荷受前に住所
と氏名からなる宛先を明記することが実施されている。
このため、識別記号や伝票番号を情報機器で処理しても
秘匿性は構築されていない。
【0010】情報ネットワークにおいては、個人データ
の住所、電話番号、ファクシミリ番号、テキストデー
タ、音声データなどの各種データをデータベースで関連
付けて管理し、情報処理により変換及び付加して利便を
図ることが古くから実施されている。この情報ネットワ
ークにインターネットが加わることで、電子メールアド
レスやURLなどの新たなデータを統合して、利便性を
図る情報処理装置や情報管理システムが多く提案されて
いる。一例として、特開平09−321894公報、特
開平10−143568公報がある。既存の物流手段に
電子メールを用いた物流管理システムとして、特開20
01−109684公報がある。これらはインターネッ
トの利便性を既存の物流管理に付加したものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】個人情報の漏えいした
場合には、その情報を変更して被害を回避することがで
きる。しかし、個人情報の変更は困難である。法的及び
コスト面からの困難度の大きさは、氏名、住所、公的識
別番号、口座番号、電話番号、電子メールアドレス、非
公的識別番号の順となる。この理由で、住所氏名の個人
情報が悪用されるとその処理に大変苦労している。この
変更は電子メールアドレスまでで留めたい。
【0012】最近の個人情報の漏えい問題は、信用のあ
る企業や団体が漏えい事件を発生させたことから、情報
管理体制や業務分割などの制度や姿勢を明示しても、そ
の説得は通用しなくなっている。また、最近では、シス
テム運営者や代行業者に漏えいの疑いが向けられてい
る。この利用者(物品受取人)のあらゆる疑惑に適応す
るためには、容易に理解でき証明性の足りるシステムが
必要である。従来の販売側及び配送側主導のシステムで
は、証明性の獲得には不利となる。従来のモデルでは、
システムや個人情報の分割データを共有する要素が含ま
れている。この共有構造は、同業の企業体、加盟店、提
携関係(業務提携、資本提携)で実施する可能性が強
く、この癒着関係での非漏えい性を証明することは極め
て困難である。この企業間の関係は、お得意様程度の関
係に留めなければならない。
【0013】このように、目に見えない情報は、取り扱
いの証明が極めて困難である。単に、分割管理された各
データは統合される確率が高く、パソコンの知識のある
利用者側からは説得力の乏しいシステム構造である。し
かし、従来は販売側及び配送側主導又は仲介者側主導で
あったため、会員制や長期の登録制で管理される関係と
なり、主導側の都合で各種の問題が生じていた。この課
題には、受取側に多少の手間が生じても、自由度のある
受取側主導の情報提供で実施できるシステム構造が好ま
しい。そして、技術的又は物的に裏付けられた手段と、
情報の推測を困難にして撹乱できる情報処理構造が必要
である。
【0014】本課題の目的の中には、販売のような営利
業務とは関わりのない個人対個人の関係での転送が含ま
れる。この課題に対し、システムとしては私設私書箱サ
ービスが適しているが、物理的設置スペースと物の流動
性に欠けるため、運営経費が多くかかる。そして、配送
は常に二度手間となり、2回分の運送料が必要である。
例えば、送付人と受取人が北海道で、私設私書箱が沖縄
の場合は、非常に効率の悪い配送となる。これは、別な
意見で地球環境に適さない配送手段である。本課題は、
特別な都合がある者を対象にするものでなく、電子メー
ルサービスのように月額が100〜200円程度の負担
でないと普及しない。また、荷物1個当たり50円増し
程度でないと普及しない。このシステム構造から発生す
る料金の問題を解決しなければ、インターネット上で一
般化させることができない。
【0015】本発明は、販売業者や不特定多数の者に氏
名と住所を開示しないで物品を受取ることができる物品
配送システムの開発である。従来の欠点である、個人情
報の取り扱いから発生する疑惑の問題を解決し、低価格
で実施できるシステムを開発する。これにより、個人情
報の漏えいを防止して、インターネットの欠点である物
理的なコミュニュケーションの拡大を図る。
【0016】
【課題を解決するための手段】インターネットでは、各
種サーバを連携することで、利用者が通信手段でデータ
ベースのデータを登録することが可能となった。このイ
ンフラは、被害を受ける受取人主導で任意に利用でき、
従来の会員制のような登録手段は不用となる。そして、
当事者間の関係を一時的かつ稀薄して、システム運営と
サービス提供ができる。一時的を短く、稀薄を薄くする
ほど、漏えい防止の信頼性が高くなる。無料又は低料金
の運営は、既存の物流資産を有効に利用し、仕様変更で
なく機能追加で対応する。そして、通常の荷物(物品)
と混在しても転送処理が可能な手段で実施する。また、
2回の配送を1回の配送過程で実施することで、双方の
負担を低減する。
【0017】本発明は、不特定多数の送付人(物品送付
人)と受取人(物品受取人)と配送人(指定物流業者)
の関係であり、受取人はデータを送受信できる装置を所
持し、配送人は受取人のデータ送受信装置に対応できる
通信機能とデータを格納検索する機能を備えたデータ処
理装置を備えた態様であって、(1)配送人は、通信手
段で受取人から受取人の少なくとも物理的住所と氏名を
受付ける登録手段と、(2)配送人は、通信手段で受取
人の物理的住所と氏名に対する識別記号を受取人に知ら
せる発行手段と、(3)配送人は、識別記号と、受取人
の物理的住所と氏名と、登録日時を関連付けたデータと
してデータベースに一時格納する記録手段と、(4)受
取人は、送付人に識別記号を知らせる通知手段と、
(5)送付人は、物品に識別記号を明記して配送人に配
送を依頼する発送手段と、(6)配送人は、送付人から
識別記号を明記した物品を受取る荷受手段と、(7)配
送人は、識別記号が有であれば、受取った該物品に明記
された識別記号でデータベースの受取人の物理的住所と
氏名を照合する検索手段と、(8)配送人は、送付人に
解らないように該物品に検索した受取人の物理的住所と
氏名を明記する宛名書き手段と、(9)配送人は、該物
品を明記した物理的住所と氏名で受取人に配送する発送
手段からなる物品配送システムである。本発明で扱う居
住の住所は、電子的住所と区別するため物理的住所と表
現する。
【0018】次は、不特定多数の送付人(物品送付人)
と受取人(物品受取人)と配送人(指定物流業者)の関
係であり、受取人はデータを送受信できる装置を所持
し、配送人は受取人のデータ送受信装置に対応できる通
信機能とデータを格納検索する機能を備えたデータ処理
装置を備えた態様であって、(1)送付人は、受取人に
所持する配送人の配送伝票識別記号を知らせる通知手段
と、(2)配送人は、通信手段で受取人から配送伝票識
別記号と受取人の少なくとも物理的住所と氏名を受付け
る登録手段と、(3)配送人は、配送伝票識別記号と受
取人の物理的住所と氏名を関連付けたデータとしてデー
タベースに格納する記録手段と、(4)送付人は、該配
送伝票識別記号の伝票で配送伝票識別記号による配送記
号を明記して配送人に物品の配送を依頼する発送手段
と、(5)配送人は、送付人から該配送伝票識別記号の
伝票が添付された物品を受取る荷受手段と、(6)配送
人は、配送伝票識別記号による配送記号が有であれば、
受取った該物品に添付された該配送伝票識別記号でデー
タベースの受取人の物理的住所と氏名を照合する検索手
段と、(7)配送人は、送付人に解らないように該物品
に検索した受取人の物理的住所と氏名を明記する宛名書
き手段と、(8)配送人は、該物品を明記した物理的住
所と氏名で受取人に配送する発送手段からなる物品配送
システムである。識別記号による伝票機能が、自動的に
一時的な関係を創出する。
【0019】上記のシステムに加え、登録手段と記録手
段の物理的住所と氏名が、物理的住所と氏名と電子メー
ルアドレスであり、識別記号又は配送伝票識別記号のデ
ータを配送人のデータ処理装置に送信して問い合せる
と、電子メールアドレスの宛先に該識別記号に関連付け
られた少なくとも物理的住所と氏名を送信する確認手段
がある物品配送システムである。メールアドレスはイン
ターネットによる優れた通信機能を利用できるため、事
後処理を低コストかつ効率良く処理できる。
【0020】次は、発送手段と荷受手段の間に、配送人
は、識別記号又は配送伝票識別記号に関連付けられた受
取人の物理的住所と氏名のデータの有無を、配送人のデ
ータ処理装置に通信手段で確認する検証手段がある物品
転送システムである。
【0021】次は、登録手段と記録手段の物理的住所と
氏名が、物理的住所と氏名とキーワードであり、識別記
号又は配送伝票識別記号のデータを配送人のデータ処理
装置に送信して問い合せると、該データ処理装置はキー
ワードを返信する誤記確認手段がある物品配送システム
である。
【0022】次は、不特定多数の送付人(物品送付人)
と受取人(物品受取人)と配送人(指定物流業者)の関
係であり、受取人はデータを送受信できる装置を所持
し、配送人は受取人のデータ送受信装置に対応できる通
信機能とデータを格納検索する機能を備えたデータ処理
装置を備えた態様であって、(1)配送人は、通信手段
で受取人から受取人の電子メールアドレスと少なくとも
物理的住所と氏名を受付ける登録手段と、(2)配送人
は、受取人の電子メールアドレスと物理的住所と氏名
と、登録日時を関連付けたデータとしてデータベースに
一時格納する記録手段と、(3)送付人は、該電子メー
ルアドレスを明記して配送人に物品の配送を依頼する発
送手段と、(4)配送人は、送付人から該電子メールア
ドレスが明記された物品を受取る荷受手段と、(5)配
送人は、電子メールアドレスの記載が有であれば、受取
った該物品に添付された該電子メールアドレスでデータ
ベースの受取人の物理的住所と氏名を照合する検索手段
と、(6)配送人は、送付人に解らないように該物品に
検索した受取人の物理的住所と氏名を明記する宛名書き
手段と、(7)配送人は、該物品を明記した物理的住所
と氏名で受取人に配送する発送手段からなる物品配送シ
ステムである。このシステムには、電子メールアドレス
の記載欄のある物品転送用配送伝票を使用すると効率良
く実施できる。
【0023】このように、受取人主導の情報を基に物品
を送付できるシステムである。近年の優れた通信手段を
用いれば迅速かつ確実に実施できる。これにより、受取
人は不特定多数の者から気楽に物品を受取ることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の物品配送システムの形態図である。本
システムの具体的な形態を利用環境から説明する。利用
目的は、ホームページの閲覧者である送付人1が、ホー
ムページを開設している受取人2に、配送人3に依頼し
て物品4を送付する。送付人1は、受取人2とは初対面
であるため、受取人2の住所と真の名前を知ることがで
きない。但し、ホームページ上の電子メールアドレスが
開示されているため、連絡は可能である。配送人3の運
送会社は、本発明の物品配送システムが構築され、不特
定多数の者の利用が可能である。当事者は、会員などの
特別な関係はなく、インターネットで本発明のサービス
の説明や利用を実施できる環境にある。
【0025】利用環境は、送付人1と受取人2が所持す
るデータ送受信装置の通信機器8は、パーソナルコンピ
ューターでインターネットの通信網に接続されている。
この通信機器8には、Internet Explor
erなどのブラウザソフト(ホームページを閲覧する時
に使用するアプリケーション)が搭載されている。配送
人3の所持管理しているデータ処理装置7は、WWW
(world wideweb)サーバーとデータベー
スサーバーの機能を有し、インターネットの通信網に接
続されている。受取人2のホームページのWWWサーバ
ーとは別のものである。WWWサーバーとデータベース
サーバーの情報の橋渡しはCGI(common ga
teway interface)プログラムで実施す
る。データ処理装置7は、外部記憶装置7aを備えて転
送データベース7bを格納し、データベースサーバーが
データベース管理システム(DBMS)で管理する。例
えば、データ処理装置7は、Windows(登録商
標)2000サーバー用OSなどで環境設定して構築で
きる。このようにクライアント(通信機器8)/サーバ
ー(データ処理装置7)システムを構築する。他に、通
信機器8は、Lモード対応の通信機器、移動通信機器が
利用できる。
【0026】この利用環境にあって、まず送付人1は、
電子メールで物品を送りたいと受取人2に送付要求(1
01)する。受取人2は電子メールで要求を受信(10
2)して、送付内容を確認了解する。受取人2は、配送
人3が実施している荷物の転送サービスを選択して、物
品を受取る手段とする。
【0027】次は、配送人3側が制作した登録用のCG
Iプログラムとhtml形式ファイルを搭載したWWW
サーバーのサイトで、受取人2が識別記号を取得するま
での流れである。サイトはAA宅急便(登録商標)
(株)の荷物転送サイトである。ネットワーク通信はイ
ンターネットを利用し、この通信網で接続されたデータ
処理装置7と通信機器8で配送人3側と受取人2が交信
する。
【0028】受取人2は通信機器8のブラウザでAA宅
急便(株)のサイトを開く。受取人2は荷物転送ページ
の図2の住所等を登録する表示画面を開く。この図はブ
ラウザを介して見た時の表示画面である。物品の宛先と
なる物理的住所と氏名と電話番号(本発明では電話番号
はオプションとなる。)を入力して、送信キーをクリッ
クして物理的住所と氏名と電話番号を送信して登録(1
03)する。データ処理装置7は、データを受信して物
理的住所と氏名と電話番号を受付(104)ける。受信
したレコードを図4のメモリテーブルに格納し、乱数生
成処理部で値を発生させ、データベースサーバーで転送
データベース7bの識別記号列を検索させて同じ値がな
ければ、当該の識別記号「5077387」として決定
する。識別記号をCGIプログラムでメモリテーブルに
格納後、WWWサーバーは、図3の識別記号を発行する
表示画面で、入力結果と識別記号「5077387」を
表示させて、受取人2に送信発行(105)する。受取
人2は、図3の表示画面で入力結果の誤記と識別記号を
確認し、了解すれば確認キーをクリックして識別記号の
取得(106)を完了する。受取人2から確認キーに該
当する値が送信された場合は、メモリテーブルに格納さ
れたレコードは、データベースサーバーで処理されて外
部記憶媒体7aの転送データベース7bに、受付日時を
内部時計で登録日時として付加して格納される。当該デ
ータは、図5のように転送データベース7bに記録して
一時格納される。WWWサーバーは、受取人2に登録し
たことの旨を送信して登録処理を終了する。取消キーに
該当する値が送信された場合は、メモリテーブルに格納
されたレコードを消去して、図2の住所等を登録する表
示画面を表示させる。
【0029】次は、受取人2が識別記号を通知して、送
付人1が物品4(荷物)を発送するまでの流れである。
受取人2は「AA宅急便(株)で送って下さい。識別記
号は5077387です。」と返信電子メールを送って
識別記号を通知(107)する。送付人1は受取人2か
ら電子メールを受取り、識別記号「5077387」を
取得(108)する。送付人1はAA宅急便(株)の配
送伝票の書式に従い、伝票に識別記号を明記(109)
する。送付人1は該配送伝票を物品4に添付して配送人
3であるAA宅急便(株)の係員に手渡し、物品4を発
送(110)する。物品4は取次店に持っていてもよ
い。
【0030】配送伝票は、少なくとも識別記号記入欄を
有する様式の伝票を使用する。図6は識別記号を明記し
た配送伝票の図である。この配送伝票5の様式例は、通
常に使われている様式に識別記号5a記入欄と転送配送
チェク欄5cを設けた。このチェク欄は無くても転送で
きる。送付人1は、送付人の住所氏名と識別記号5aを
記入し、チェク欄5cに印を付ける。受取人の住所氏名
欄は空白とする。また、荷受の際に、係員がバーコード
などの特定の検知ラベルを貼り付ける手段がある。この
手段は後工程を効率化できる。例えば、特定値のバーコ
ードを定めて検知ラベルとして採用する。
【0031】次は、識別記号が有であれば、受取った該
物品に明記された識別記号でデータベースの受取人の物
理的住所と氏名を照合する検索手段である。物品4は係
員により集配所6(一般には物流センターといわれる施
設である。)に集められる。集配所6内では通常のよう
に荷受し、集配ラインに物品4を流す。集配所6に設置
されている集配装置6aは、流れてくる物品の配送伝票
5のチェク欄5cに印の有無を検証し、荷種判定を実施
する。チェク欄5cを用いない場合は、識別記号5a記
入欄の記入の有無を検証してもできる。また、係員が事
前に区分けして別のラインに物品4を流した場合は、荷
種判定は不用となる。チェク欄5cに印が無い場合は、
通常の荷物と判定して仕分け工程に送る。チェク欄5c
に印が有りの場合は、識別記号が有として転送の荷物と
判定して識別記号認識の工程に送る。
【0032】識別記号認識の工程は、集配装置6aが識
別記号記入欄の識別記号5aを、この装置に備えられた
画像認識装置又は光学文字読取装置(OCR)で識別記
号5aの記号を読取り、デジタルで認識する。集配装置
6aがデータ処理装置7に識別記号5a「507738
7」を送信する。識別記号5aを受信したデータ処理装
置7は、データベースサーバーで検索処理する。データ
ベースサーバーは、「5077387」で転送データベ
ース7bの識別記号列を照合し、その組の物理的住所と
氏名と電話番号を検索して返す。データ処理装置7は集
配装置6aに物理的住所と氏名と電話番号を送信する。
【0033】集配装置6aは送信データを基に宛名書き
工程を実施する。集配装置6aは、図7のように配送伝
票5の受取人の住所氏名欄に物理的住所2aと氏名2b
を印字する。電話番号は指定された位置に印字する。印
字装置は、印字が転写できるインパクトプリンターであ
る。転写が不用であれば、インクジェットプリンターで
実施できる。バーコードなどの管理用の印字を付加して
もよい。新たに配送伝票を貼り付けても実施できる。こ
の集配所6で宛名書きをすることで、送付人に解らない
ように実施できる。現在、端末機器にも印字機能が備え
られている。この機能で集配所6以外でも宛名書きが可
能である。この場合、送付人1に見られたり痕跡が残る
ことを避ければ、送付人に解らないように実施したこと
となる。
【0034】データ処理装置7と集配装置6aの通信ネ
ットワークは、インターネット以外でもイントラネッ
ト、企業内ネットワークで実施できる。また、データ処
理装置7と集配装置6aを接続して一体にした専用の装
置とすることもできる。そして、集配装置6aは、上記
例の各工程を処理できる機能を備えた装置に構成する。
機能として、記号検知機能、文字読取機能、印字機能、
通信機能、一時データ格納機能、位置決め機能と他にバ
ーコード読取機能などである。
【0035】次に、宛名書き工程が終了すると、通常の
荷物と同じ仕分け工程に送る。仕分けは、物理的住所と
氏名で仕分けされて出荷される。配送人3は、図7の配
送伝票の物理的住所2aと氏名2bに基づいて、受取人
2に配送(111)する。受取人2は、通常のように配
送人3から図7の配送伝票が貼られた物品4を受取(1
12)る。物品4のことは、既に電子メールで送付人1
から知らされている。このように、送付人1に物理的住
所と氏名をを知らせなくても物品が届く。販売において
も、プリペイド方式や着払い方式の決済で商品を購入す
れば、秘匿性を確保する可能性がある。
【0036】この後、配送人3の所持管理しているデー
タ処理装置7は、登録日時データを基準に一定期間過ぎ
ると、識別記号「5077387」の組データを転送デ
ータベース7bから削除し、保管用データベースに移動
する。この一定期間が図3に表示されている有効期限で
ある。この期間は、受取人が決定してもよい。一時格納
する記録手段は、この意味を示している。一時は、最短
で4時間、最長で5日間が好ましい。一時が、1ヶ月以
上となると会員制の登録となり好ましくない。有効期限
内であれば、別の物品配送に使用できる。逆に、事前に
識別記号を取得しておいてもよい。同じ識別記号は、一
定期間後に巡回して使用される。この一時的にすること
は、システムの対脅威性と信頼性を向上させる。
【0037】次は、対面販売で移動通信機器を利用した
実施の形態である。図8は移動通信機器を利用したシス
テムの形態図である。例えば、有名人(受取人2)など
顔と名前が知られている者が対面販売で商品を購入した
場合、販売員(送付人1)には失礼にあたるが、送付先
として住所と電話番号を知らせることができない。店の
通信機器での利用は、メモリ機能という危険性が考えら
れる。このため、受取人2の移動通信機器8aで物品の
転送処理を実施する。
【0038】インターネット端末としては、現在は携帯
電話、PHS、通信機能を備えた携帯端末、衛星携帯電
話が利用できる。携帯電話では、NTTDoCoMo社
の「iモード」、DDIグループによる「EZWe
b」、J−Phone社の「J−スカイウェブ」などの
仕様で、各社がインターネット接続サービスを実施して
いる。この機能をデータ処理装置7に備えるには、WW
Wサーバーにこれらに対応するコンパクトHTML、H
DML、WMLなどの記述言語でホームページを制作す
る。まだ発展途上にあるため、各社によって制限や仕様
の違いがあるが、図2と図3と同様の表示画面を、携帯
電話に表示させることが可能である。データ処理装置7
と移動通信機器8a(携帯電話)は、インターネット経
由で受取人の物理的住所と氏名と識別記号のデータを送
受信する。受取人2とWWWサーバーでは、CGIプロ
グラムで携帯電話の機種選定、対応のページ記述言語フ
ァイルで情報の受渡しを実行する。住所等の情報は、W
WWサーバー経由でデータベースサーバーにCGIプロ
グラムで橋渡しされ、登録データとして外部記憶媒体7
aの転送データベース7bに格納して記録される。
【0039】送付人1は、対面で購入した物品4(商
品)を送りたいと受取人2に送付要求(101)する。
受取人2は住所と氏名の開示を拒否して、配送人3が実
施している転送サービスを選択する。受取人2は、所持
している移動通信機器8a(携帯電話)を用いてインタ
ーネット経由でデータ処理装置7に接続する。WWWサ
ーバーは、機種を選定してそれに対応する形式のファイ
ルを送信して、移動通信機器8aに住所等を登録する表
示画面を表示させる。受取人2は、表示内容に従い、物
品4の宛先となる物理的住所と氏名と電話番号を入力し
てデータを送信して登録(102)する。データ処理装
置7は、データを受信して物理的住所と氏名と電話番号
を受付(103)ける。各データはデータ処理装置7で
図1の実施の形態と同様に処理され、データ処理装置7
は識別記号を発行する表示画面で識別記号(104)を
発行する。受取人2は、各データを確認了解して識別記
号を取得(105)する。これで物理的住所と氏名と電
話番号の登録と識別記号の取得が完了する。
【0040】受取人2は、送付人1に識別記号を通知
(106)する。送付人1は、AA宅急便(株)の配送
伝票に識別記号を明記(107)して物品4に添付す
る。送付人1は配送人3であるAA宅急便(株)の係員
に該配送伝票と物品4を手渡し、物品4を発送(10
8)する。物品4は配送人3により集配所6に集められ
る。集配所6内では、物品4は図1と同様に処理され
て、配送(109)される。受取人2は、後日物理的住
所の場所で配送人3から物品4を受取(110)る。こ
のように移動通信機器を所持していれば、どのような場
面でも転送サービスを選択利用でき、容易に荷物を転送
処理できる。
【0041】次の実施の形態は、固有の配送伝票で転送
サービスを実施する。未使用の配送伝票には、既に識別
記号として伝票番号が印刷されている。この配送伝票を
基準に物品配送システムを構築する。配送伝票は、送付
人が所持しているものを使用する。送付人と受取人が対
面関係であれば、どちらかが所持している配送伝票を使
用する。そして、配送伝票に印刷されている伝票番号
を、配送伝票識別記号として利用する。
【0042】図9は配送伝票識別記号を利用した物品配
送システムの形態図である。送付人1は、電子メールで
物品を送りたいと受取人2に要求し、受取人2から了解
の旨を得たとする。その後、送付人1は、所持している
AA宅急便(株)の配送伝票5に印刷されている伝票番
号「1234567890」を、電子メールで受取人2
に通知(201)する。受取人2は、送付人1の所持し
ている配送伝票5の伝票番号を取得(202)する。
【0043】受取人2は通信機器8のブラウザでAA宅
急便(株)のサイトを開く。受取人2は荷物転送ページ
の図10の配送伝票識別記号を利用した住所等を登録す
る表示画面を開く。伝票番号(配送伝票識別記号)と物
品の宛先となる物理的住所と氏名と電話番号を入力し
て、送信キーをクリックしてデータを送信して登録(2
03)する。データ処理装置7は、データを受信して伝
票番号と物理的住所などを受付(204)ける。受信し
たデータをレコードとしてメモリテーブルに格納し、W
WWサーバーは、図11の入力結果を確認処理する表示
画面で、入力結果を表示させて受取人2に送信して登録
を通知(205)する。受取人2は、図11の表示画面
で入力結果の誤記を確認し、了解すれば確認キーをクリ
ックして登録を確認(206)して完了する。受取人2
から確認キーに該当する値が送信された場合は、CGI
プログラムでメモリテーブルに格納されたレコードは、
データベースサーバーで処理されて外部記憶媒体7aの
転送データベース7bに、受付日時を内部時計で登録日
時として付加して格納される。当該データは、図12の
ように転送データベース7bに記録して格納される。W
WWサーバーは、受取人2に登録したことの旨を送信し
て登録処理を終了する。取消キーに該当する値が送信さ
れた場合は、メモリテーブルに格納されたレコードを消
去して、図10の住所等を登録する表示画面を表示させ
る。ここで、伝票番号による識別では、伝票を使用すれ
ば自動的に識別記号の効力が消滅する。このため、一時
格納は必須条件とはならない。登録日時データは、転送
データベース7bのファイル量を小さくするための制限
に使用する。期限が過ぎた場合は、再度登録する。
【0044】登録終了後、受取人2は登録したことを送
付人1に電子メールで通知(207)する。送付人1
は、配送人3側に登録済みであることを確認(208)
する。送付人1は、図13の配送伝票識別記号を利用す
る伝票番号「1234567890」の配送伝票5のチ
ェック欄5cに印を明記(209)する。これにより、
配送伝票識別記号による配送記号を明記する。送付人1
は該配送伝票を物品4に添付して配送人3であるAA宅
急便(株)の係員に手渡し、物品4を発送(210)す
る。
【0045】物品4は係員により集配所6に集められ
る。集配所6では通常のように荷受し、集配ラインに物
品4を流す。集配所6に設置されている集配装置6a
は、流れてくる物品の配送伝票5のチェック欄5cに印
の有無を検証し、荷種判定を実施する。チェック欄5c
に印が無い場合は、通常の荷物と判定して仕分け工程に
送る。チェック欄5cに印が有りの場合は、配送伝票識
別記号による配送記号有とし、転送の荷物と判定して識
別記号認識の工程に送る。集配装置6aは、配送伝票5
に印刷されている伝票番号のバーコードを読取り、その
値「1234567890」をデータ処理装置7に送信
する。伝票番号を受信したデータ処理装置7は、データ
ベースサーバーで「1234567890」で転送デー
タベース7bの伝票番号(配送伝票識別記号列)を照合
し、その組の物理的住所と氏名と電話番号を検索して返
す。データ処理装置7は集配装置6aに物理的住所と氏
名と電話番号を送信する。集配装置6aは送信データを
基に宛名書き工程を実施する。配送伝票5の受取人の住
所氏名欄に物理的住所と氏名を印字する。
【0046】次に、宛名書き工程が終了すると、通常の
荷物と同じ仕分け工程に送る。物理的住所と氏名で仕分
けされ出荷される。配送人3は、配送伝票の物理的住所
2aと氏名2bに基づいて受取人2に配送(211)す
る。受取人2は、通常のように配送人3から配送伝票が
貼られた物品4を受取(212)る。このように、通常
の配送伝票にチェク欄を設けるだけで、伝票番号などの
配送伝票識別記号で秘匿性を確保できる。対面であれ
ば、送付人1又は受取人2が所持している転送サービス
を実施している宅急業者の配送伝票と、移動通信機器で
登録処理できる。
【0047】以上が本発明の基本的な実施の形態であ
る。しかし、必須項目による実施形態であるため、予想
できる利用者の人為的ミスを防止又は確認する手段がな
い。また、期限切れの可能性もある。このため、次の項
目を各手順やデータに加えることで、確実に配送できる
システム構造にする。
【0048】この手段は、登録された転送データベース
のデータ内容を、外部から通信手段で確認する。請求項
1又は請求項2における登録手段と記録手段の物理的住
所と氏名は、物理的住所と氏名と電子メールアドレスに
する。電子メールアドレスを前記実施形態の転送データ
ベースに追加したデータベーステーブルである。電子メ
ールアドレスは受取人のアドレスである。登録された識
別記号又は伝票番号(配送伝票識別記号)を配送人のデ
ータ処理装置に送信して問い合せる。図14は内容確認
する表示画面図である。この時、確認キーをクリックし
ても内容は表示されずに、自動的に登録された電子メー
ルアドレスの宛先に該識別記号に関連付けられた少なく
とも物理的住所と氏名を送信する。その後、受取人は電
子メールを開いて内容を確認する。この手段で登録内容
を再度確認できる物品配送システムである。
【0049】例えば、送付人が問い合せても受取人に電
子メールが届く。送付人は受取人に届いた内容が正しい
か確認することしかできない。このため、パスワードを
必要としない。悪意を持った執拗なリクエストのシステ
ム妨害の対策としては、常時使用するものではないた
め、時間的な制限を設ける手段がある。例えば、1回の
リクエスト後10分間は拒否する。また、完全ではない
が、クッキー(Cookie)やOPS(Open P
rofiling Standard)などのユーザー
識別の仕組みで、執拗なリクエストを制限することが可
能である。
【0050】次の手段は、送付人から受取る物品が、真
の転送扱いの荷物であるかを、配送人が受取り時に外部
から通信手段で確認する。請求項1又は請求項2におけ
る発送手段と荷受手段の間に、配送人は、識別記号又は
配送伝票識別記号に関連付けられた受取人の物理的住所
と氏名のデータが、配送人のデータ処理装置の転送デー
タベースに有るか無いかを、通信手段で確認する検証手
段である。図15は有無を確認する表示画面図である。
宅配などでは係員が携帯端末を所持して作業の効率化を
図っている。この端末装置に機能を持たせて実施する。
この手段で、有であれば荷物を受取り、無であれば送付
人に確認してもらう。この手段は、受取人や送付人のミ
スや勘違いで、転送できない荷物の受取りを防止する物
品転送システムである。
【0051】次の手段は、送付人1が識別記号等を記入
ミスした時の、送付人1及び配送人3が外部から通信手
段で確認する。請求項1又は請求項2における登録手段
と記録手段の物理的住所と氏名は、物理的住所と氏名と
キーワードにする。キーワードを前記実施形態の転送デ
ータベース7bに追加したデータベーステーブルであ
る。登録された識別記号又は配送伝票識別記号を配送人
のデータ処理装置に送信して問い合せる。図16はキー
ワードを確認する表示画面図である。この時、確認キー
をクリックとキーワードのみを返信して表示する誤記確
認手段である。記憶しているキーワードと表示キーワー
ドが一致することで、記入精度を確認する物品配送シス
テムである。キーワードは、「ウサギ」「富士山」など
の記憶しやすく印象の強い言葉を選択する。キーワード
の決定は、受取人が決めてもデータ処理装置が自動的に
設定してもよい。
【0052】実施例では物品を荷物の形態を示したが、
郵便物でも同様の形態で実施できる。配送人は運送会社
が郵便局となる。データ処理装置は郵便局の情報センタ
ーが所持管理する。図17は郵便物の実施形態の図であ
る。郵便物9は、左が転送前の発送時の形態で、右が転
送後の受取時の形態である。識別記号は転送用の専用粘
着ラベルに明記し、受取人の住所氏名は空白として、通
常のポストに投函して郵便物を発送する。識別記号5a
は「5077387」である。郵便物は集配所に集めら
れ、データ処理装置とオンラインで接続されている集配
装置で処理される。転送料金は増額分の切手で徴収され
る。集配装置はラベルのバーコードを読取り荷種判定す
る。集配装置は、光学文字読取装置(OCR)で識別記
号5aの記号を読取り、データ処理装置から物理的住所
と氏名を取得して物理的住所2aと氏名2bをラベルに
印字する。宛名が印字された宛名粘着ラベルを郵便物9
に貼り付ける。この後は、通常の郵便物として配達され
る。
【0053】本発明では識別記号の文字の読取工程があ
る。このため、識別記号はこの精度を上げることができ
る数字を使用した。しかし、本発明は読取性能が高い装
置を採用することで、数字に限らず、英数字、ひらがな
文字、カタカナ文字で、識別記号を構成して使用でき
る。英数字で構成されている電子メールアドレスを識別
記号に採用することで、従来の技術で提案されている物
流管理システム利用して、高度な管理システムを構築で
きる。
【0054】次の実施の形態は、この電子メールアドレ
スを明記して実施する。送付人は、電子メールで物品を
送りたいと受取人に要求し、受取人から了解の旨を得た
とする。送付人は、既に受取人の電子メールアドレスを
知っている。受取人は、パーソナルコンピューターや携
帯電話の通信機器で配送人のAA宅急便(株)のサイト
を開く。受取人の通信機器と配送人のデータ処理装置の
通信手段で、受取人から受取人の電子メールアドレスと
少なくとも物理的住所と氏名を受付けて登録する。デー
タ処理装置は、受取人の電子メールアドレスと物理的住
所と氏名と、登録日時を関連付けたデータとしてデータ
ベースに記録して一時格納する。このように、受取人の
物理的住所と氏名に加えて、受取人の電子メールアドレ
スを転送データベースに追加する。登録画面は、図10
と図11の表示画面で、伝票番号を電子メールアドレス
に替えた画面である。送付人は、受取人の電子メールア
ドレス2cを図18のAA宅急便(株)の電子メール用
の配送伝票に明記して、配送人に物品の配送を依頼して
発送する。電子メール用の配送伝票は電子メールアドレ
スの記載欄5dがあり、ここに電子メールアドレス「a
bcde@xxxx.yyy.ne.jp」を明記し、
宛名欄は空白にする。この例では、送付人も電子メール
アドレスのみを明記して発送する。
【0055】配送人は、送付人から受取人の電子メール
アドレス2cが明記された物品を受取り、これを集配所
に集める。物品はデータ処理装置とオンラインで接続さ
れている集配装置で処理される。集配装置は、配送伝票
の受取人の宛名欄と電子メールアドレスの記載欄5dを
画像処理で判断して、宛名欄が空白で電子メールアドレ
ス記載欄に何か記載されていれば、転送荷物と荷種判定
する。次に、集配装置は、光学文字読取装置(OCR)
で電子メールアドレス5aの記号を読取り、その記号
「abcde@xxxx.yyy.ne.jp」をデー
タ処理装置に送って受取人の物理的住所と氏名を検索す
る。集配装置は、データ処理装置から取得した受取人の
物理的住所と氏名を受取人の宛名欄に印字明記して宛名
書きする。この後は、通常の荷物として、該物品を明記
した物理的住所と氏名で受取人に配送する。この後、配
送人の所持管理しているデータ処理装置は、登録日時デ
ータを基準に一定期間過ぎると、電子メールアドレス
「abcde@xxxx.yyy.ne.jp」の組デ
ータを転送データベースから削除し、保管用データベー
スに移動する。
【0056】この物品配送システムは、電子メールアド
レスと物理的住所と氏名が1枚に記載される場面があ
る。配送伝票は、文字の転写構造や消去手段を考慮し
て、できる限り他人の目に触れないように工夫する。こ
のように、本発明は、従来の電子メールアドレスを知っ
ていれば送れるとは異なり、電子メールアドレスを宛名
にして物を配送する手段である。
【0057】データ処理装置7を所持管理して本システ
ムのサービスを実施する者は、物理的な物品の集荷や配
達を実施している業者が適している。具体的には、宅配
業者、運送業者、郵便局である。他に、インターネット
に関わる通信業者、データ管理設備が充実している業者
が実施できる。具体的には、プロバイダー、銀行、コン
ビニエンスストアー、この業務を専業とする者が該当す
る。物品受取人が加入しているプロバイダーは、登録時
に電子メールアドレスと物理的住所と氏名を知らせてあ
るため、個人情報の拡散を最も少なくできる。但し、当
事者同士が、各種業務提携を結んで運営することは、受
取人から見ると疑惑の対象となり不利になる。本システ
ムは、送付人(販売店)側のデータと配送人側のデータ
が結合しない限り、個人のプライバシーを特定する個人
情報とならない。結合させなければ、性別、年齢階層、
職種、学歴などの個人を特定できない情報を取得して、
市場調査資料として有益に活用できる。
【0058】税制に関わる経理関係での処理は、「13
年1月10日配送の5077387様の品」という名目
で対処する。受取人側は、明細書、納品書、請求書に届
け先控伝票を添付することで書類として成立できる。送
付人から送られた納品書には商品名と数量、金額が明記
される。送付人側は、「13年1月10日(○○運輸)
配送の5077387様、商品名、数量、金額」として
売上データとなる。これらの経理データに○○運輸の配
送データが加われば物とお金の流れは立証できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では次のよ
うな効果がある。 (イ)宛先の個人情報を開示しないでも荷物の配送が成
立するため、受取人は秘匿性により気楽に安心して物を
受取れる。これにより、販売では不特定多数の顧客の獲
得が得られ、インターネットでは物理的なコミュニュケ
ーションの拡大が図れる。 (ロ)二重配送を無くし、送付人から受取人に直接転送
配送できる。この間の工程は自動化が可能で仲介や代理
業務を不用にする。このため、人件費等のコストを低減
でき、低料金でサービスを提供できる。 (ハ)受取人主導で実施できるため、送付人と配送人の
癒着構造から発生する漏えいを防止できる。固有の個人
情報を得ないシステムは、情報の管理経費を低減し、事
業の運営管理を容易にする。正当性を実証して販売情報
を自由に活用でき、情報の譲渡も可能とする。当事者は
漏えいによるリスクを回避できる。 (ニ)転送配送に用いる識別記号は、会員制の情報とは
異なり、一定期間後に消滅変化するため、情報の撹乱と
自動的な情報の枯渇化が図れ、対脅威性に優れる。送付
人が識別記号を漏えいしても、ダイレクトメールのよう
な迷惑な物を受取ることがなくなる。 (ホ)従来の流動性の優れた物流システムに適用でき
る。その適用は、物流システムを大きく変化させずに実
施できる。通常の荷物と混在させても、システムに大き
な負担をかけない。 (ヘ)いつでも、どこでも、迅速に処理して配送を実施
できる、利便性に優れたシステムである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品配送システムの形態図。
【図2】住所等を登録する表示画面図。
【図3】識別記号を発行する表示画面図。
【図4】レコードのメモリテーブルの図。
【図5】転送データベースのテーブルの図。
【図6】識別記号を明記した配送伝票の図。
【図7】住所等が明記された配送伝票の図。
【図8】移動通信機器を利用したシステムの形態図。
【図9】配送伝票識別記号を利用した物品配送システム
の形態図。
【図10】配送伝票識別記号を利用した住所等を登録す
る表示画面図。
【図11】図10の入力結果を確認処理する表示画面
図。
【図12】配送伝票識別記号を利用した転送データベー
スのテーブルの図。
【図13】配送伝票識別記号を利用する配送伝票の図。
【図14】内容確認する表示画面図。
【図15】有無を確認する表示画面図。
【図16】キーワードを確認する表示画面図。
【図17】郵便物の実施形態の図。
【図18】電子メール用の配送伝票の図。
【符号の説明】
1 送付人 2 受取人 2a 受取人の物理的住所 2b 受取人の氏名 2c 受取人の電子メールアドレス 3 配送人 4 物品 5 配送伝票 5a 識別記号 5b 伝票識別記号 5c チェック欄 5d 電子メールアドレスの記載欄 6 集配所 6a 集配装置 7 データ処理装置 7a 外部記憶装置 7b 転送データベース 8 通信機器(パソコン) 8a 移動通信機器 9 郵便物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC G06K 19/06 G06K 19/00 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不特定多数の送付人(物品送付人)と受
    取人(物品受取人)と配送人(指定物流業者)の関係で
    あり、受取人はデータを送受信できる装置を所持し、配
    送人は受取人のデータ送受信装置に対応できる通信機能
    とデータを格納検索する機能を備えたデータ処理装置を
    備えた態様であって、(1)配送人は、通信手段で受取
    人から受取人の少なくとも物理的住所と氏名を受付ける
    登録手段と、(2)配送人は、通信手段で受取人の物理
    的住所と氏名に対する識別記号を受取人に知らせる発行
    手段と、(3)配送人は、識別記号と、受取人の物理的
    住所と氏名と、登録日時を関連付けたデータとしてデー
    タベースに一時格納する記録手段と、(4)受取人は、
    送付人に識別記号を知らせる通知手段と、(5)送付人
    は、物品に識別記号を明記して配送人に配送を依頼する
    発送手段と、(6)配送人は、送付人から識別記号を明
    記した物品を受取る荷受手段と、(7)配送人は、識別
    記号が有であれば、受取った該物品に明記された識別記
    号でデータベースの受取人の物理的住所と氏名を照合す
    る検索手段と、(8)配送人は、送付人に解らないよう
    に該物品に検索した受取人の物理的住所と氏名を明記す
    る宛名書き手段と、(9)配送人は、該物品を明記した
    物理的住所と氏名で受取人に配送する発送手段からなる
    ことを特徴とする物品配送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の関係と態様であって、(1)
    送付人は、受取人に所持する配送人の配送伝票識別記号
    を知らせる通知手段と、(2)配送人は、通信手段で受
    取人から配送伝票識別記号と受取人の少なくとも物理的
    住所と氏名を受付ける登録手段と、(3)配送人は、配
    送伝票識別記号と受取人の物理的住所と氏名を関連付け
    たデータとしてデータベースに格納する記録手段と、
    (4)送付人は、該配送伝票識別記号の伝票で配送伝票
    識別記号による配送記号を明記して配送人に物品の配送
    を依頼する発送手段と、(5)配送人は、送付人から該
    配送伝票識別記号の伝票が添付された物品を受取る荷受
    手段と、(6)配送人は、配送伝票識別記号による配送
    記号が有であれば、受取った該物品に添付された該配送
    伝票識別記号でデータベースの受取人の物理的住所と氏
    名を照合する検索手段と、(7)配送人は、送付人に解
    らないように該物品に検索した受取人の物理的住所と氏
    名を明記する宛名書き手段と、(8)配送人は、該物品
    を明記した物理的住所と氏名で受取人に配送する発送手
    段からなることを特徴とする物品配送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2における登録手段
    と記録手段の物理的住所と氏名が、物理的住所と氏名と
    電子メールアドレスであり、請求項1であれば識別記号
    又は請求項2であれば配送伝票識別記号のデータを配送
    人のデータ処理装置に送信して問い合せると、電子メー
    ルアドレスの宛先に該識別記号に関連付けられた少なく
    とも物理的住所と氏名を送信する確認手段があることを
    特徴とする請求項1又は請求項2の物品配送システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2における発送手段
    と荷受手段の間に、配送人は、請求項1であれば識別記
    号又は請求項2であれば配送伝票識別記号に関連付けら
    れた受取人の物理的住所と氏名のデータの有無を、配送
    人のデータ処理装置に通信手段で確認する検証手段があ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2の物品転送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2における登録手段
    と記録手段の物理的住所と氏名が、物理的住所と氏名と
    キーワードであり、請求項1であれば識別記号又は請求
    項2であれば配送伝票識別記号のデータを配送人のデー
    タ処理装置に送信して問い合せると、該データ処理装置
    はキーワードを返信する誤記確認手段があることを特徴
    とする請求項1又は請求項2の物品配送システム。
  6. 【請求項6】 請求項1の関係と態様であって、(1)
    配送人は、通信手段で受取人から受取人の電子メールア
    ドレスと少なくとも物理的住所と氏名を受付ける登録手
    段と、(2)配送人は、受取人の電子メールアドレスと
    物理的住所と氏名と、登録日時を関連付けたデータとし
    てデータベースに一時格納する記録手段と、(3)送付
    人は、該電子メールアドレスを明記して配送人に物品の
    配送を依頼する発送手段と、(4)配送人は、送付人か
    ら該電子メールアドレスが明記された物品を受取る荷受
    手段と、(5)配送人は、電子メールアドレスの記載が
    有であれば、受取った該物品に添付された該電子メール
    アドレスでデータベースの受取人の物理的住所と氏名を
    照合する検索手段と、(6)配送人は、送付人に解らな
    いように該物品に検索した受取人の物理的住所と氏名を
    明記する宛名書き手段と、(7)配送人は、該物品を明
    記した物理的住所と氏名で受取人に配送する発送手段か
    らなることを特徴とする物品配送システム。
  7. 【請求項7】 電子メールアドレスの記載欄のあること
    を特徴とする物品転送用配送伝票。
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