JP2009178912A - インクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット記録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009178912A JP2009178912A JP2008019323A JP2008019323A JP2009178912A JP 2009178912 A JP2009178912 A JP 2009178912A JP 2008019323 A JP2008019323 A JP 2008019323A JP 2008019323 A JP2008019323 A JP 2008019323A JP 2009178912 A JP2009178912 A JP 2009178912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- water
- receiving layer
- fine particles
- preferable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 *CC1C(CC(O)=O)C1CCN(CC(N)=O)CC(O)=O Chemical compound *CC1C(CC(O)=O)C1CCN(CC(N)=O)CC(O)=O 0.000 description 1
Abstract
【解決手段】支持体上にインク受容層と前記インク受容層を有する側の支持体から最も遠い最表面層とを有し、多価金属化合物を前記最表面層に含有するインクジェット記録媒体に、アルギン酸類を含有する水性インクを用いて記録することを特徴とするインクジェット記録方法である。
【選択図】なし
Description
また、加熱加圧処理を必要とせずに耐擦過性の悪化を解決する方法として、顔料インクに含まれる高分子樹脂をインク受容層に含有させる方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、高画質の画像を得るインクジェット記録装置として、多糖類高分子を含むインクを吐出するインク吐出装置と、金属塩を含有してインクを固化する固化液を付与する画像定着装置を備えるインクジェット記録装置が知られている(例えば、特許文献4参照。)。
したがって、本発明は、画像記録後のブロンズが抑制され、かつ、耐擦過性に優れた高画質印刷が可能なインクジェット記録方法を提供することを目的とする。
<2> 前記多価金属化合物を最表面層に含有するインクジェット記録媒体上にpH7未満の処理液で処理後、前記アルギン酸類を含有する水性インクを用いて記録することを特徴とする上記<1>に記載のインクジェット記録方法である。
<4> 前記水性インクの色材が顔料である上記<1>〜<3>のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法である。
本発明は、多価金属化合物を最表面層に含有するインクジェット記録媒体と、アルギン酸類を含有する水性インクとを組み合せたことにより、記録後のブロンジングの発生が抑制されるともに、記録画像は耐擦過性に優れるものとなる。特に、前記ブロンジングは画像記録後の加熱等の後処理をすることなく効果的に抑制することができる。
最表面層は、インクジェット記録後のブロンジングの発生を抑制するために、また、耐擦過性の向上のために、多価金属化合物を含有し、更に、必要に応じて、他の成分を含有することができる。
多価金属化合物は、2価以上の金属を有する化合物が挙げられるが、具体的には、炭酸カルシウム、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、硫酸カルシウム等のカルシウム塩、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、塩化マグネシウム六水和物、クエン酸マグネシウム九水和物、等のマグネシウム塩、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム等のアンモニウム塩が挙げられる。
中でも、ブロンジング抑制の観点から、カルシウム塩、マグネシウム塩が好ましく、カルシウム塩としては、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムがより好ましく、マグネシウム塩としては、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムがより好ましい。
多価金属化合物は、1種単独でも、2種以上を組み合せて用いてもよい。
上記範囲とすることにより、ブロンジング発生が抑えられることとなる傾向となり好ましい。
上記成分以外に、最表面層又は該最表面層形成用の塗布液(最表面層塗布液)には、必要に応じて、ラテックス、界面活性剤、水溶性高分子等を含有することができる。
他の成分は、1種単独でも2種以上を併用しても良い。
−ラテックス−
最表面層には、上記成分以外に、耐擦過性の観点から、ラテックスを含有することが好ましい。
前記ラテックスとしては、スチレン−ブタジエンゴムラテックス、アクリル酸メチル−ブタジエンゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョン等が挙げられる。
上記の中でも、耐擦過性の観点から、スチレン−ブタジエンゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョンが好ましい。
ラテックスの含有量としては、最表面層全質量に対して、0〜90質量%が好ましく、10〜80質量%がより好ましく、20〜75質量%が特に好ましい。
上記範囲とすることにより、耐擦過性が良くなる傾向となり好ましい。
最表面層には、塗布面状の観点から、界面活性剤を含有することができる。前記界面活性剤としては、後述のインク受容層の項に記載のものを挙げることができる。
界面活性剤の含有量としては、塗布面状の観点から、最表面層中0.1〜10質量%が好ましく、0.2〜5質量%がより好ましい。
インク受容層は、水溶性樹脂と微粒子とで構成することができ、好ましくは、水溶性樹脂と微粒子と前記水溶性樹脂を架橋し得る架橋剤と必要に応じて媒染剤その他成分(界面活性剤等)とを用いて構成することができる。
微粒子としては、有機微粒子及び無機微粒子のいずれをも用いることができる。前記有機微粒子の好ましいものとして、例えば、乳化重合、マイクロエマルジョン系重合、ソープフリー重合、シード重合、分散重合、懸濁重合などにより得られるポリマー微粒子が挙げられ、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリアミド、シリコン樹脂、フェノール樹脂、天然高分子等の粉末、ラテックス又はエマルジョン状のポリマー微粒子等が挙げられる。
前記インク受容層は、水溶性樹脂を含有することが好ましく、該水溶性樹脂としては、例えば、親水性構造単位としてヒドロキシ基を有する樹脂であるポリビニルアルコール系樹脂〔ポリビニルアルコール(PVA)、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール、アニオン変性ポリビニルアルコール、シラノール変性ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール等〕、セルロース系樹脂〔メチルセルロース(MC)、エチルセルロース(EC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等〕、キチン類、キトサン類、デンプン、エーテル結合を有する樹脂〔ポリエチレンオキサイド(PEO)、ポリプロピレンオキサイド(PPO)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルエーテル(PVE)等〕、カルバモイル基を有する樹脂〔ポリアクリルアミド(PAAM)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリアクリル酸ヒドラジド等〕等が挙げられる。中でもポリビニルアルコール系樹脂、セルロース系樹脂、エーテル結合を有する樹脂、カルバモイル基を有する樹脂、カルボキシル基を有する樹脂、及びゼラチン類が好ましい。
また、解離性基としてカルボキシル基を有するポリアクリル酸塩、マレイン酸樹脂、アルギン酸塩、ゼラチン類等も挙げることができる。
なお、透明性を保持する観点からは、微粒子特にシリカ微粒子に組合される水溶性樹脂の種類が重要となる。前記気相法シリカを用いる場合には、該水溶性樹脂としては、ポリビニルアルコール系樹脂が好ましく、その中でも、鹸化度70〜100%のポリビニルアルコール系樹脂がより好ましく、鹸化度80〜99.5%のポリビニルアルコール系樹脂が特に好ましい。
インクジェット記録において、上述のようにして得られた多孔質のインク受容層は、毛細管現象によって急速にインクを吸収し、インク滲みの発生しない真円性の良好なドットを形成することができる。
微粒子の質量(x)と水溶性樹脂の質量(y)との質量比〔PB比;=x/y〕は、インク受容層の膜構造及び膜強度にも大きな影響を与える。すなわち、質量比(PB比)が大きくなると、空隙率、細孔容積、表面積(単位質量当り)が大きくなるが、密度や強度は低下する傾向にある。
インク受容層における前記PB比(x/y)としては、該PB比が大き過ぎることに起因する、膜強度の低下や乾燥時のひび割れを防止し、かつ該PB比が小さ過ぎることによって、該空隙が樹脂によって塞がれ易くなり、空隙率が減少することでインク吸収性が低下するのを防止する観点から、1.5〜10が好ましい。
前記インク受容層は、微粒子及び水溶性樹脂を含む塗布層が、更に該水溶性樹脂を架橋し得る架橋剤を含み、該架橋剤と水溶性樹脂との架橋反応によって硬化された多孔質層である態様が好ましい。
例えば、ホルムアルデヒド、グリオキザール、グルタールアルデヒド等のアルデヒド系化合物;ジアセチル、シクロペンタンジオン等のケトン系化合物;ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン、2,4−ジクロロ−6−S−トリアジン・ナトリウム塩等の活性ハロゲン化合物;ジビニルスルホン酸、1,3−ビニルスルホニル−2−プロパノール、N,N’−エチレンビス(ビニルスルホニルアセタミド)、1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン等の活性ビニル化合物;ジメチロ−ル尿素、メチロールジメチルヒダントイン等のN−メチロール化合物;メラミン樹脂(例えば、メチロールメラミン、アルキル化メチロールメラミン);エポキシ樹脂;
前記架橋剤は、一種単独でも、2種以上を組合わせて用いてもよい。
架橋剤の使用量は、水溶性樹脂に対して、1〜50質量%が好ましく、5〜40質量%がより好ましい。
本発明においては、形成画像の耐水性、耐経時ニジミの更なる向上を図るために、インク受容層に媒染剤を含有することが好ましい。媒染剤としては、カチオン性のポリマー(カチオン性媒染剤)等の有機媒染剤、及び水溶性金属化合物等の無機媒染剤のいずれも使用できる。中でも、有機媒染剤が好ましく、特にカチオン性媒染剤が好ましい。
前記ポリマー媒染剤としては、第1級〜第3級アミノ基及びその塩、又は第4級アンモニウム塩基を有する単量体(以下、「媒染剤モノマー」という。)の単独重合体や、該媒染剤モノマーと他のモノマー(以下、「非媒染剤ポリマー」という。)との共重合体又は縮重合体として得られるものが好ましい。また、これらのポリマー媒染剤は、水溶性ポリマー、又は水分散性のラテックス粒子のいずれの形態でも使用できる。
その他、共重合可能なモノマーとして、N−ビニルイミダゾール、N−ビニル−2−メチルイミダゾール等も挙げられる。
また、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルホルムアミドなどの重合単位を用い、重合後に加水分解によってビニルアミン単位とすること、及びこれを塩にしたものも利用できる。
前記非媒染剤モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル;(メタ)アクリル酸フェニル等の(メタ)アクリル酸アリールエステル;(メタ)アクリル酸ベンジル等のアラルキルエステル;スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等のビニルエステル類;酢酸アリル等のアリルエステル類;塩化ビニリデン、塩化ビニル等のハロゲン含有単量体;(メタ)アクリロニトリル等のシアン化ビニル;エチレン、プロピレン等のオレフィン類、等が挙げられる。
なお、カチオン性媒染剤は既述の微粒子の分散剤としても有用である。
前記媒染剤のインク受容層中における添加量は、0.01〜5g/m2が好ましく、0.1〜3g/m2がより好ましい。
上記の成分以外に、インク受容層又は該インク受容層形成用の塗布液(インク受容層用塗布液)には、必要に応じて更に、各種の公知の添加剤、例えば紫外線吸収剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、モノマー、重合開始剤、重合禁止剤、滲み防止剤、防腐剤、粘度安定剤、消泡剤、界面活性剤、帯電防止剤、マット剤、カール防止剤、耐水化剤等を含有することができる。
前記カチオン系界面活性剤としては、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリウム塩などが挙げられる。
前記分散剤の微粒子に対する添加量は、0.1〜30質量%が好ましく、1〜10質量%が更に好ましい。
また、カレンダー処理時のロール間の線圧としては、50〜400kg/cmが好ましく、100〜200kg/cmがより好ましい。
この点を考慮すると、インクジェット記録に用いる場合には、インク受容層の層厚としては、10〜50μmが好ましい。
前記空隙率及び細孔メジアン径は、水銀ポロシメーター((株)島津製作所製の商品名「ボアサイザー9320−PC2」)を用いて測定することができる。
前記ヘイズ値は、ヘイズメーター(HGM−2DP:スガ試験機(株))を用いて測定することができる。
本発明におけるインクジェット記録媒体の支持体が基紙で構成される場合、基紙は、所望のパルプを叩解したパルプ紙料、特に叩解、調製されたパルプスラリーを抄紙することで得られる。抄紙を行なう抄紙工程では、基紙の記録層が例えば塗布により塗設される面に相当するウェッブ面側をドラムドライヤーシリンダーにドライヤーカンバスを押し当てて乾燥する工程を有し、この工程ではドライヤーカンバスの引張力を1.5〜3kg/cmの範囲で調整して乾燥させることができる。
また、基紙のpHは、JIS P−8113で規定される熱水抽出法による測定値で5〜9であるのが好ましい。
また、処理回数に特に制限はなく、通常1〜数十回の範囲で適宜選択される。
添加剤の例として、ノニオン性又はカチオン性の界面活性剤(アニオン性界面活性剤は凝集物を形成するために好ましくない。)、消泡剤、ノニオン性の親水性ポリマー(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド、各種の糖類、ゼラチン、プルラン等)、ノニオン性又はカチオン性のラテックス分散液、水混和性有機溶媒(酢酸エチル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、アセトンなど)、無機塩類、pH調整剤などが挙げられ、必要に応じて適宜添加することができる。
無機微粒子は、分散前に予分散を行なった状態で用いることが好ましい。この場合に、分散剤(凝集防止剤)として、水溶性有機カチオン化合物の少なくとも一種を含有して好適に分散を行なうことができる。
前記水溶性有機カチオン化合物を用いずにあるいはこれを用いると共に、水溶性多価金属化合物の少なくとも一種を含有して分散を行なうことができる。
具体的な例として、前述の媒染剤(無機媒染剤)の項に記載のもの等から選択できる。
これらの水溶性多価金属化合物は2種以上を併用してもよい。
本発明において、水溶性多価金属化合物における「水溶性」とは、20℃の水に1質量%以上溶解することを意味する。
[Al2(OH)nCl6−n]m ・・・一般式1
[Al(OH)3]nAlCl3 ・・・一般式2
Aln(OH)mCl(3n−m)[0<m<3n]・・・一般式3
また、無機微粒子のスラリーの温度が20℃以下、更には15℃以下の状態で、分散機に注入することが、更に安定した分散液が得られる点で好ましい。
更には、無機微粒子の分散液を5時間以上経時させ、かつ加熱処理を組合わせる態様が特に好ましい。
また、無機微粒子(特にシリカ微粒子)のインク受容層用塗布液中における濃度は、5〜25質量%程度が適当であり、好ましくは8〜20質量%である。インク受容層中の無機微粒子の量としては、5〜30g/m2の範囲が好ましい。
前記地合指数値は、中でも70以上が好ましい。
中でも、層厚を40〜55μmの範囲とした態様が好ましい。
したがって、弾性ロール及び冷却ロール間のニップ圧を2MPa以上とすることで、クレータの発生が抑制され、平滑で光沢感の良好な平面性を確保することができる。好ましくは、前記ニップ圧は3MPa以上であり、また、上限値としては8MPaが望ましい。
ポリエチレンとしては、例えば、LDPE(低密度ポリエチレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、L−LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)を各々単独、又は混合して用いることができる。ポリエチレンを用いる場合、加工前のメルトフローレートは、JIS 7201にしたがって測定された値で、1.2〜12g/10分のものが好ましい。
本発明における水性インク(以下、単に「インク」とも言う。)は、記録後のブロンズ防止、耐擦過性向上、色材定着性向上のために、アルギン酸類を含有する。
水性インクは、アルギン酸類の溶解安定性の観点から、アルカリ性であることが好ましい。
本発明は、アルギン酸類を含む水性インクを用いて、多価金属化合物を含有する前記インクジェット記録媒体にインクジェット記録すると、強固な膜を形成することができ、記録後のブロンズ防止、耐擦過性向上、色材定着性向上の効果を奏することができる。このメカニズムは、前記多価金属化合物がアルギン酸類と反応してゲルして強固な膜を形成し、その際に色材を包含するものと推測している。
アルギン酸類としては、アルギン酸、アルギン酸塩(Na、K、NH4塩等の水溶性塩)、アルギン酸誘導体が挙げられる。
アルギン酸類は、粘度の観点から、アルギン酸類の分子量は小さい方が好ましく、分子量5万以下が好ましく、更に5000以下のものが好ましい。アルギン酸類の分子量が小さい場合は、水性インクの調製時、粘度が高くならないので混合しやすい点で好ましい。
アルギン酸塩の具体例(製品名(粘度mPa.s:1%水溶液20℃))として、アルギン酸Naは、(株)紀文フードケミファ製のダックアルギンNSPH2(1,000±100)、ダックアルギンNSPH(500±50)、ダックアルギンNSPM(350±50)、ダックアルギンNSPL(150±30)、ダックアルギンNSPLL(45±5)、ダックアルギンSL−20(20±5)、ダックアルギンFF−SL−10(15±5)が挙げられる。
アルギン酸Kの具体例(製品名(粘度mPa.s:1%水溶液20℃))として、(株)紀文フードケミファ製のカリアルギンK−300(300±50)、カリアルギンK−15(15±5)、カリアルギンK−3(3以下)が挙げられる。
アルギン酸類は1種単独で用いても2種併用してもよい。
前記範囲とすることによりブロンズを効果的に防止し、また、耐擦過性の顕著に向上する点で好ましい。
本発明における色材としては、染料または顔料を用いることができるが、中でも、インクの保存安定性の観点から顔料が好ましい。
アルキレングリコールモノアルキルエーテルが繰り返し単位10以下のアルキレングリコールであって、且つ炭素数4〜10のアルキルエーテルであることが好ましく、ジ(トリ)エチレングリコールモノブチルエ−テルおよび/または(ジ)プロピレングリコールモノブチルエーテルであることがより好ましい。
また、1,2−アルキレングリコールが1,2−ヘキサンジオールおよび/または1,2−ペンタンジオールであることが好ましい。
これらの添加により印字の乾燥性が向上し、連続して印刷しても前の印字部分が次の媒体の裏面に転写されることがなくなるため、高速印字が可能となる。
0.1重量%未満では普通紙でのにじみ低減の効果が低く、5重量%を超えると専用紙でのドット大きさがばらつきやすくなり、インクの吐出安定性も悪くなる。より好ましくは0.2重量%以上1.5重量%以下である。
前述のアセチレングリコール系界面活性剤および/またはアセチレンアルコール系界面活性剤の添加量が0.01%〜0.5%であり、ジ(トリ)エチレングリコールモノブチルエーテル、(ジ)プロピレングリコールモノブチルエーテルおよび1,2−アルキレングリコールから選ばれた1種以上の添加量が1%以上であることが、普通紙でのにじみ低減や光沢紙での速乾性向上の観点から好ましい。
本発明における水性インクには、色材を分散するために水以外に溶剤を用いることが好ましい。
溶剤は、水性インクに一般用いられる公知の溶剤(例えば、水溶性有機溶媒)を用いることができる。
水溶性有機溶媒としては、例えば、アルコール類、エーテル類、グリコール類、ケトン類、エステル類、またはアミド類等を挙げることができる。
前記溶剤の含有量としては、インク総質量に対して5〜70質量%が好ましく、10〜50質量%がより好ましく、15〜40質量%が特に好ましい。
本発明のインクジェット記録方法は、支持体上にインク受容層と前記インク受容層を有する側の支持体から最も遠い最表面層とを有し、前記最表面層に多価金属化合物を含有するインクジェット記録媒体に、色材及びアルギン酸類を含有する水性インクを用いて記録することを特徴とする。
ここで、前記インクジェット記録媒体及び水性インクは、前述の通りである。
前記インクジェットノズルとしては、特に制限はなく公知のノズルを目的に応じて適宜選択することができる。
本発明においては、例えば、静電誘引力を利用してインクを吐出させる電荷制御方式、ピエゾ素子の振動圧力を利用するドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式)、電気信号を音響ビームに変えインクに照射して放射圧を利用してインクを吐出させる音響インクジェット方式、インクを加熱して気泡を形成し、生じた圧力を利用するサーマルインクジェット(バブルジェット(登録商標))方式、等の公知の方式が好適に使用される。
また、水性インクの表面張力は、20〜50mN/mが好ましく、25〜40mN/mがより好ましい。
前記処理液を付与したインクジェット記録媒体表面の多価金属化合物が溶解状態となり、このインクジェット記録媒体を用いることにより記録画像は更にブロンズが抑制され、かつ、耐擦過性に優れた効果を奏することができる。
前記処理液は、ブロンジング抑制向上のために、pH7未満の酸性処理液とすることが好ましいが、更にpH5未満が好ましく、pH4未満が特に好ましい。
処理液は、pH調製剤として酸(無機酸、有機酸)を含有することが好ましい。
前記酸としては、多価金属化合物溶解性の観点から、塩酸、クエン酸、リンゴ酸等が挙げられ、塩酸、クエン酸が好ましい。
水溶性有機溶媒としては、例えば、アルコール類、エーテル類、グリコール類、ケトン類、エステル類、またはアミド類等を挙げることができる。
前記処理液のインクジェット記録媒体への付与方法としては、前記インク受容層を形成する付与方法を用いることができる。
(インクジェット記録媒体A1(受像層A1)の作製)
−支持体の作製−
かえで材(メープル)クラフトパルプ(LBKP)50部とアカシア材クラフトパルプ(LBKP)50部とをそれぞれ、ダブルディスクリファイナーにより叩解し、カナディアンフリーネス(カナダ標準濾水度)330mlのパルプスラリーを得た。
具体的には、ウェッブのフェルト面をドライヤーカンバスを介して押し当てて乾燥する工程において、ドライヤーカンバスの引張り力を1.6kg/cmに設定して乾燥を行なった後、サイズプレスにて原紙の両面にポリビニルアルコール(KL−118、(株)クラレ製)を1.0g/m2となるよう塗布して乾燥し、マシンカレンダー処理を行なった。
下記組成中の、(a)気相法シリカ微粒子と(b)イオン交換水と(c)シャロールDC−902Pと(d)ZA−30とを混合し、ホモミキサーを用いて予分散を行なった後、さらに液液衝突型分散機(アルティマイザー、スギノマシン社製)を用いて170MPa、1パスで分散を行なった。この分散液を45℃に加熱して20時間保持した。この分散液に更に、下記組成中の(e)ホウ酸水溶液と(f)ポリビニルアルコール溶解液と(g)界面活性剤と(h)ポリオキシエチレンラウリルエーテルと(i)エタノールとを30℃で加え、インク受容層用塗布液を調製した。このときのシリカ微粒子と水溶性樹脂との質量比〔PB比=(a)/(f)〕は4.5であり、調製後のインク受容層用塗布液のpHは3.9で酸性を示した。
(a)AEROSIL 300S F75 ・・・10.0部
〔日本アエロジル(株)製;気相法シリカ微粒子、平均一次粒子径7nm〕
(b)イオン交換水 ・・・64.8部
(c)シャロールDC−902P(51.5%水溶液) ・・・ 0.87部
〔第一工業製薬(株)製〕
(d)ZA−30(第一稀元素化学工業(株)製) ・・・ 0.49部
(e)ホウ酸5%水溶液 ・・・ 0.40部
(f)ポリビニルアルコール(水溶性樹脂)溶解液 ・・・32.0部
[溶解液の組成]
・PVA−235 … 2.0部
〔(株)クラレ製、鹸化度88%、重合度3500〕
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル … 0.03部
〔エマルゲン109P、花王(株)製〕
・下記化合物1 … 0.12部
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル … 0.55部
〔ブチセノール20P、協和発酵ケミカル(株)製〕
・イオン交換水 …26.6部
(g)スーパーフレックス650 ・・・ 1.2部
(第一工業製薬(株)製)
(h)ポリオキシエチレンラウリルエーテル ・・・ 0.49部
〔エマルゲン109P(10%水溶液)、HLB値13.6、花王(株)製〕
(i)エタノール ・・・ 2.5部
上記より得た支持体のオモテ面にコロナ放電処理を行なった後、このオモテ面に、180ml/m2になるよう流した上記のインク受容層用塗布液に5倍希釈ポリ塩化アルミ水溶液(ポリ塩化アルミはアルファイン83(大明化学工業(株)製)を用いた。)を10.8ml/m2の速度でインライン塗布した。その後、熱風乾燥機にて80℃(風速3〜8m/秒)で塗布層の固形分濃度が20%になるまで乾燥させた。このとき、塗布層は恒率乾燥を示した。
その直後、これを下記組成の溶液A(pH=7.8)に30秒間浸漬して塗布層表面に15g/m2を付着させ、更に80℃下で10分間乾燥させた。以上により、乾燥層厚33μmのインク受容層が設けられた。
更に、下記組成の最表面層塗布液を乾燥固形分量が0.8g/m2になるようにグラビア塗布装置で塗布し、50℃で乾燥した。尚、電子顕微鏡を用いたシリカ微粒子の平均二次粒子径は80μmであった。以上により、受像層(最表面層)A1を有するインクジェット記録媒体を作製した。
(a)ホウ酸 ・・・ 0.65部
(b)ジルコゾールAC−7 ・・・ 3.0部
〔第一稀元素化学工業(株)製;炭酸ジルコニルアンモニウム〕
(c)炭酸アンモニウム(1級:関東化学(株)製) ・・・ 3.5部
(d)イオン交換水 ・・・63.3部
(e)ポリオキシエチレンラウリルエーテル ・・・30.0部
〔エマルゲン109P(2%水溶液)、HLB値13.6、花王(株)製〕
(a)40%炭酸カルシウム(ブリリアント15、白石工業(株)製)分散液
20部
(b)48%SBRラテックス(SN307,日本エイアンドエル(株)製)
20部
(c)エマルゲン109(花王(株)製) 1部
(d)イオン交換水 59部
(a)の分散液は、イオン交換水に分散して調製されたものである。
前記インクジェット記録媒体A1の作製において、最表面層塗布液A1の炭酸カルシウム(ソフトン3200)を用いる代わりに、表1のものに変更した以外は、同様にしてインクジェット記録媒体を作製した。
前記インクジェット記録媒体A1の作製において、最表面層塗布液A1を用いなかった以外は、同様にして比較例用インクジェット記録媒体を作製した。
処理液は、以下の材料を混合して作製した。
・1N塩酸 10部
・グリセリン 20部
・ジエチレングリコール 10部
・オルフィンE1010(日信化学工業製) 1部
・イオン交換水 59部
東亜DKK(株)製pHメーターWM−50EGにて、上記で調製された処理液のpHを測定したところ、pH値は1.0であった。
(インクA1の調製)
攪拌機、温度計、還流管および滴下ロートをそなえた反応容器を窒素置換した後、パラクミルフェノキシエチレングリコールアクリレート65部、ベンジルアクリレート10部、アクリル酸2部、t―ドデシルメルカプタン0.3部を入れて70℃に加熱し、別に用意したパラクミルフェノキシエチレングリコールアクリレート150部、アクリル酸15部、ブチルアクリレート5部、t−ドデシルメルカプタン1部、メチルエチルケトン20部および過硫酸ナトリウム1部を滴下ロートに入れて4時間かけて反応容器に滴下しながら分散ポリマーを重合反応させた。次に、反応容器にメチルエチルケトンを添加して40%濃度の分散ポリマー溶液を作成した。このポリマーの一部を取り乾燥させた後、示差操作型熱量計(セイコー電子製EXSTAR6000DSC)によりガラス転移温度を測定したところ40℃であった。
上記インクA1の調製において、アルギン酸Naを1%用いる代わりに、アルギン酸K(カリアルギンK−3:紀文フードケミファ)を3%用いた以外は、同様にして調製した。
上記インクA1、A2の調製において、それぞれpH7.5に変更して調製した以外は、同様にして調製した。
上記インクA1の調製において、アルギン酸類を用いない以外は、同様にして調製した。
上記で調製した処理液をインクジェットプリンタ(セイコーエプソン(株)製、PX−900G)のカートリッジに詰め替え、最大インク吐出量で、上記で作製したインクジェット記録媒体A1〜A4上に全面付与して酸処理を行った。
さらに、上記で調製したインクA1〜A4をインクジェットプリンタ(セイコーエプソン(株)製、PX−900G)のカートリッジにそれぞれ詰め替え、最大インク吐出量で、上記で作製したインクジェット記録媒体A1〜A4上にベタ印画してインクジェット記録を行った。
実施例1において、インクA1〜A4を用いる代わりに、比較用のインク5を用いた以外は、同様に行った。
実施例1において、受像層A1〜A5を用いる代わりに、比較用の受像層A6を有するインクジェット記録媒体を用いた以外は、同様に行った。
実施例1において、酸処理を行わずに、インクジェット記録媒体A1〜5A上にベタ印画してインクジェット記録を行った。
実施例2において、インクA1〜A4を用いる代わりに、比較用のインク5を用いた以外は、同様に行った。
実施例2において、受像層A1〜A5を用いる代わりに、比較用の受像層A6を有するインクジェット記録媒体を用いた以外は、同様に行った。
・ダックアルギンSL−20:アルギン酸Na(粘度20mPa・s(1%水溶液20℃)、(株)紀文フードケミファ)
・カリアルギンK−3:アルギン酸K(粘度3mPa・s(1%水溶液20℃)、(株)紀文フードケミファ)
・ブリリアント15:合成炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)製)
・Unibur70:炭酸カルシウム微粒子(白石工業(株)製)
・Tunex E:炭酸カルシウム(白石工業(株)製)
・ソフトン3200:重質炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)製)
次に、上記で得られた画像を、以下のようにして評価し、結果を表1、2に示す。
上記で得られたインクジェット記録媒体上に、最大濃度のシアンベタ画像を印画した。目視で観察し、下記評価基準に従って評価した。結果を表1に示した。
5:確認できないレベル。
4:わずかに確認できるレベル。
3:確認できるが、実用上問題ない許容レベル。
2:確認できて、実用上問題になるレベル。
1:はっきりと確認できるレベル。
インクジェット記録媒体にブラック及びイエロー、マゼンタ、シアンの最高濃度で印画を行い、A4サイズのシートに裁断した。該A4サイズに裁断したインクジェット記録媒体を1枚を試験台に載せた。消しゴム擦り又は指擦りにより画像を擦って落ちる度合いを下記評価基準に従って評価した。結果を表1に示した。
5:消しゴムで擦っても画像が取れないレベル。
4:指擦りでは画像が取れないが、消しゴムで僅かに取れるレベル。
3:指擦りで画像が取れないが、消しゴムで少し取れるが、実用上問題ないレベル。
2:指擦りで画像が僅かに取れ、消しゴムで画像が取れ、実用上問題になるレベル。
1:指擦りで画像が取れるレベル。
一方、アルギン酸類を含まない比較用インク、及び多価金属化合物を含まない受像層を有する比較用インクジェット記録媒体、のいずれかを少なくとも用いた比較例はブロンズがはっきり確認でき、また、耐擦過性においても2以下の評価であり劣っていることが判った。
Claims (4)
- 支持体上にインク受容層と前記インク受容層を有する側の支持体から最も遠い最表面層とを有し、多価金属化合物を前記最表面層に含有するインクジェット記録媒体に、色材及びアルギン酸類を含有する水性インクを用いて記録することを特徴とするインクジェット記録方法。
- 前記多価金属化合物を最表面層に含有するインクジェット記録媒体上にpH7未満の処理液で処理後、前記アルギン酸類を含有する水性インクを用いて記録することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記多価金属化合物が炭酸カルシウムであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記水性インクの色材が顔料である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008019323A JP5213467B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | インクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008019323A JP5213467B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | インクジェット記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009178912A true JP2009178912A (ja) | 2009-08-13 |
JP5213467B2 JP5213467B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=41033260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008019323A Expired - Fee Related JP5213467B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | インクジェット記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5213467B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012090477A1 (ja) | 2010-12-27 | 2012-07-05 | 大日本印刷株式会社 | インクジェット記録方法 |
WO2012132403A1 (ja) | 2011-03-29 | 2012-10-04 | 大日本印刷株式会社 | インクジェット記録方法、およびインクジェット記録用インクセット |
WO2014058029A2 (ja) | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 株式会社Dnpファインケミカル | 水性インクジェット受理溶液、この受理溶液を含むインクセット及びこのインクセットを用いたインクジェット記録方法 |
JP2017170691A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 北越紀州製紙株式会社 | インクジェット記録用紙の製造方法 |
KR20170125894A (ko) * | 2015-03-13 | 2017-11-15 | 옴야 인터내셔널 아게 | 히든 패턴의 형성 방법 |
JP2018514369A (ja) * | 2015-03-13 | 2018-06-07 | オムヤ インターナショナル アーゲー | インクジェット印刷方法 |
JPWO2021100468A1 (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05194890A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-08-03 | Hewlett Packard Co <Hp> | インクジェットインクセットおよびインクジェット染料セット |
JPH08290656A (ja) * | 1995-04-24 | 1996-11-05 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インクおよびインクジェットカラー記録方法 |
JPH09176995A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Seiko Epson Corp | インク組成物による記録が行われる記録媒体 |
JP2000064194A (ja) * | 1998-08-17 | 2000-02-29 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 印刷用塗工紙 |
JP2000108494A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2005219372A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録方法 |
JP2007203544A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 記録方法および印刷物 |
-
2008
- 2008-01-30 JP JP2008019323A patent/JP5213467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05194890A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-08-03 | Hewlett Packard Co <Hp> | インクジェットインクセットおよびインクジェット染料セット |
JPH08290656A (ja) * | 1995-04-24 | 1996-11-05 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インクおよびインクジェットカラー記録方法 |
JPH09176995A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Seiko Epson Corp | インク組成物による記録が行われる記録媒体 |
JP2000064194A (ja) * | 1998-08-17 | 2000-02-29 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 印刷用塗工紙 |
JP2000108494A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2005219372A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録方法 |
JP2007203544A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 記録方法および印刷物 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012090477A1 (ja) | 2010-12-27 | 2012-07-05 | 大日本印刷株式会社 | インクジェット記録方法 |
WO2012132403A1 (ja) | 2011-03-29 | 2012-10-04 | 大日本印刷株式会社 | インクジェット記録方法、およびインクジェット記録用インクセット |
US8814335B2 (en) | 2011-03-29 | 2014-08-26 | Dnp Fine Chemicals Co., Ltd. | Inkjet recording method and ink set for inkjet recording |
WO2014058029A2 (ja) | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 株式会社Dnpファインケミカル | 水性インクジェット受理溶液、この受理溶液を含むインクセット及びこのインクセットを用いたインクジェット記録方法 |
KR20170125894A (ko) * | 2015-03-13 | 2017-11-15 | 옴야 인터내셔널 아게 | 히든 패턴의 형성 방법 |
JP2018514369A (ja) * | 2015-03-13 | 2018-06-07 | オムヤ インターナショナル アーゲー | インクジェット印刷方法 |
KR101999911B1 (ko) | 2015-03-13 | 2019-07-12 | 옴야 인터내셔널 아게 | 히든 패턴의 형성 방법 |
JP2020037105A (ja) * | 2015-03-13 | 2020-03-12 | オムヤ インターナショナル アーゲー | インクジェット印刷方法 |
JP2017170691A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 北越紀州製紙株式会社 | インクジェット記録用紙の製造方法 |
JPWO2021100468A1 (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | ||
CN114667325A (zh) * | 2019-11-21 | 2022-06-24 | Dic株式会社 | 颜料组合物的制造方法 |
JP7306475B2 (ja) | 2019-11-21 | 2023-07-11 | Dic株式会社 | 顔料組成物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5213467B2 (ja) | 2013-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4932228B2 (ja) | 画像記録材料用支持体及び画像記録材料 | |
JP5185594B2 (ja) | インクジェット記録媒体及び該インクジェット記録媒体を用いたインクジェット記録方法 | |
US7906186B2 (en) | Ink jet recording medium | |
JP5213467B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2007276299A (ja) | インク受容層用塗布液及びその製造方法並びにインクジェット記録媒体及びその製造方法 | |
JP4041784B2 (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP4606986B2 (ja) | インクジェット記録用媒体及びその製造方法 | |
JP2009154326A (ja) | 消臭性インクジェット記録シート | |
JP2009107254A (ja) | インクジェット記録媒体及び該インクジェット記録媒体を用いたインクジェット記録方法 | |
JP5079491B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
US20070087936A1 (en) | Recording medium and method of manufacturing inkjet recording medium | |
JP2009137160A (ja) | 消臭性インクジェット記録シート | |
JP2007090645A (ja) | インクジェット記録媒体及びその製造方法 | |
JP2009178913A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP3967960B2 (ja) | インクジェット記録用シート及びその製造方法 | |
JP5414580B2 (ja) | シリカ分散液の製造方法、及びインクジェット記録媒体の製造方法 | |
JP2009208384A (ja) | インクジェット記録材料 | |
JP2004058575A (ja) | インクジェット記録用シート | |
JP2009172973A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP4357403B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP2009143206A (ja) | 消臭性インクジェット記録シート | |
JP2006326875A (ja) | インクジェット記録用媒体の製造方法及びインクジェット記録媒体 | |
JP2004050617A (ja) | インクジェット記録用シート | |
JP2006103040A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2006103265A (ja) | 記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100707 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5213467 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |