JP2009173515A - セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品 - Google Patents

セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2009173515A
JP2009173515A JP2008102033A JP2008102033A JP2009173515A JP 2009173515 A JP2009173515 A JP 2009173515A JP 2008102033 A JP2008102033 A JP 2008102033A JP 2008102033 A JP2008102033 A JP 2008102033A JP 2009173515 A JP2009173515 A JP 2009173515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reducing agent
shrinkage reducing
component
chemical formula
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008102033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4614468B2 (ja
Inventor
Mitsuo Kinoshita
光男 木之下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takemoto Oil and Fat Co Ltd
Original Assignee
Takemoto Oil and Fat Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takemoto Oil and Fat Co Ltd filed Critical Takemoto Oil and Fat Co Ltd
Priority to JP2008102033A priority Critical patent/JP4614468B2/ja
Publication of JP2009173515A publication Critical patent/JP2009173515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4614468B2 publication Critical patent/JP4614468B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/0028Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
    • C04B40/0039Premixtures of ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/56Opacifiers
    • C04B2103/58Shrinkage reducing agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

【課題】それを袋詰めしたものを積み重ねて保存してもブロッキングせず、またそれを用いて調製したセメントプレミックス製品の練り混ぜ時に空気連行量が過大となるのを防止して得られる硬化体に圧縮強度の低下や乾燥収縮率の増加等が生じるのを防止し、更に例えば消泡剤と組み合わせて長期間保存した場合でも同様にそのようなことが生じるのを防止できるセメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びこれを用いて調製したセメントプレミックス製品を提供する。
【解決手段】セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤として特定のポリエーテル混合物を49.5〜65質量%、多孔質シリカ微粉末を34.5〜50質量%及び酸化防止剤を0.001〜0.5質量%(合計100質量%)含有して成るものを用いた。
【選択図】なし

Description

本発明はセメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品に関する。グラウト充填材、モルタル、セルフレベリング床材等に利用されるセメントプレミックス製品には、ひび割れ防止を目的として粉末状収縮低減剤が使用されている。本発明はかかるセメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びこれを用いて調製したセメントプレミックス製品に関する。
従来、セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤として各種が知られている(例えば特許文献1〜4参照)。しかし、従来の粉末状収縮低減剤には、袋詰めしたものを積み重ねて保存すると、粉末状収縮低減剤同士が融着乃至固着してブロッキングするという問題がある。また粉末状収縮低減剤に使用される化合物それ自体の空気連行性が高いため、これを用いて調製したセメントプレミックス製品の練り混ぜ時に空気連行量が過大になり易く、結果として得られる硬化体の圧縮強度が低下し易いという問題がある。更に粉末状収縮低減剤を例えば消泡剤と共に長期間保存すると、酸化劣化して空気連行性が更に高くなり、結果として得られる硬化体の圧縮強度が大きく低下することもあるという問題もある。
特開平2−164754号公報 特表2001−518871号公報 特開2005−126268号公報 特開2006−193416号公報
本発明が解決しようとする課題は、それを袋詰めしたものを積み重ねて保存してもブロッキングせず、またそれを用いて調製したセメントプレミックス製品の練り混ぜ時に空気連行量が過大となるのを防止して得られる硬化体に圧縮強度の低下や乾燥収縮率の増加等が生じるのを防止し、更に例えば消泡剤と組み合わせて長期間保存した場合でも同様にそのようなことが生じるのを防止できるセメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びこれを用いて調製したセメントプレミックス製品を提供する処にある。
本発明者らは、前記の課題を解決すべく研究した結果、セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤としては、特定の3成分がそれぞれ所定割合から成るものを用いるのが正しく好適であることを見出した。
すなわち本発明は、セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤であって、下記のA成分、B成分及びC成分からなり、且つ該A成分を49.5〜65質量%、該B成分を34.5〜50質量%及び該C成分を0.001〜0.5質量%(合計100質量%)含有して成ることを特徴とする粉末状収縮低減剤に係る。
A成分:下記の化1で示される化合物及び化2で示される化合物から成り、且つ化1で示される化合物を95〜99.9質量%及び化2で示される化合物を0.1〜5質量%(合計100質量%)含有して成るポリエーテル混合物。
Figure 2009173515
Figure 2009173515
化1及び化2において、
:炭素数3〜5の脂肪族炭化水素基
:炭素数12〜20の脂肪族炭化水素基
:オキシエチレン単位の繰り返し数1〜5の(ポリ)エチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基又はオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位との双方からなるオキシアルキレン単位の繰り返し数2〜7のポリアルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基
:オキシエチレン単位の繰り返し数4〜10のポリエチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基
:オキシプロピレン単位の繰り返し数20〜50のポリプロピレングリコールから全ての水酸基を除いた残基
B成分:多孔質シリカ微粉末
C成分:酸化防止剤
また本発明は、少なくともセメントと粉末状収縮低減剤とを含有するセメントプレミックス製品であって、セメント100質量部当たり、前記の本発明に係る粉末状収縮低減剤を0.5〜10質量部の割合で含有して成ることを特徴とするセメントプレミックス製品に係る。
先ず、本発明に係るセメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤(以下単に本発明の粉末状収縮低減剤という)について説明する。本発明の粉末状収縮低減剤は、A成分、B成分及びC成分の3成分から成るものである。本発明の粉末状収縮低減剤に供するA成分は、化1で示される化合物及び化2で示される化合物から成るポリエーテル混合物である。化1で示される化合物において、化1中のRは、プロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基、セカンダリーブチル基、ターシャリブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基等の炭素数3〜5の脂肪族炭化水素基である。なかでもRとしては、ノルマルブチル基、イソブチル基、セカンダリーブチル基、ターシャリブチル基等の炭素数4の脂肪族炭化水素基が好ましく、ノルマルブチル基がより好ましい。また化1中のAは、1)エチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基、2)オキシエチレン単位の繰り返し数2〜5のポリエチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基、3)オキシエチレン単位とオキシプロピレン単位との双方からなるオキシアルキレン単位の繰り返し数2〜7のポリアルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基である。なかでもAとしては、オキシエチレン単位とオキシプロピレン単位との双方からなるオキシアルキレン単位の繰り返し数3〜6のポリアルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基が好ましく、オキシエチレン単位とオキシプロピレン単位との結合様式がブロック状のものがより好ましい。
化2で示される化合物において、化2中のRは、1)ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基等の炭素数12〜20の飽和脂肪族炭化水素基、2)8−ヘキサデセニル基、9−オクタデセニル基、10−エイコセニル基等の炭素数12〜20の不飽和脂肪族炭化水素基である。なかでもRとしては不飽和脂肪族炭化水素基が好ましく、9−オクタデセニル基がより好ましい。また化2中のAはオキシエチレン単位の繰り返し数4〜10のポリエチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基であるが、オキシエチレン単位の繰り返し数5〜9のポリエチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基が好ましい。更に化2中のAはオキシプロピレン単位の繰り返し数20〜50のポリプロピレングリコールから全ての水酸基を除いた残基であるが、オキシプロピレン単位の繰り返し数35〜45のポリプロピレングリコールから全ての水酸基を除いた残基が好ましい。
A成分は、以上説明した化1で示される化合物及び化2で示される化合物から成るポリエーテル混合物であって、且つ化1で示される化合物を95〜99.9質量%及び化2で示される化合物を0.1〜5質量%(合計100質量%)含有してなるものであるが、化1で示される化合物を97〜99.7質量%及び化2で示される化合物を0.3〜3質量%(合計100質量%)含有してなるものが好ましい。またかかるポリエーテル混合物は5〜50℃の温度下で液体であるものが好ましい。
以上説明した化1で示される化合物及び化2で示される化合物はいずれも公知の方法で合成できる。例えば、化1で示される化合物の場合は、脂肪族アルコールに、アルカリ触媒を用いた加温及び加圧下で、エチレンオキサイド又はエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドとを付加重合反応させる方法で合成することができる。また化2で示される化合物の場合は、脂肪族アルコールに、アルカリ触媒を用いた加温及び加圧下で、エチレンオキサイドを付加重合反応させた後、プロピレンオキサイドを付加重合反応させる方法で合成することができる。
本発明の粉末状収縮低減剤に供するB成分は多孔質シリカ微粉末である。かかる多孔質シリカ微粉末は、一般に水ガラスを塩酸等の酸で中和し、析出した沈殿物を水洗し、乾燥して粉末状としたもので、SiO・nHOの組成で示される非晶質の珪酸であり、それ自体としては公知のものを使用できるが、なかでも比表面積が50〜450m/gであって、且つ平均粒径が0.1〜500μmの範囲のものが好ましく、更に吸油量(JIS−K5101−13による吸油量)が100ml/100gを超えるものがより好ましい。
本発明の粉末状収縮低減剤に供するC成分は酸化防止剤である。かかる酸化防止剤としては、公知のものを利用でき、これには例えば、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、フェノチアジン、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、亞リン酸トリブチル、亞リン酸トリフェニル等が挙げられるが、なかでもハイドロキノン、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソールが好ましい。かかる酸化防止剤により、前記したA成分を長期間保存した場合でもそれが酸化劣化して空気連行性が上昇するのを防止できる。
本発明の粉末状収縮低減剤は、以上説明したようなA成分、B成分及びC成分から成り、且つA成分を49.5〜65質量%、B成分を34.5〜50質量%及びC成分を0.001〜0.5質量%(合計100質量%)含有して成るものであるが、A成分を54.8〜63質量%、B成分を36.8〜45質量%及びC成分を0.003〜0.2質量%(合計100質量%)含有して成るものが好ましい。
本発明の粉末状収縮低減剤は、公知の方法(例えば特開2004−0491288号公報に記載されているような方法)で調製できるが、C成分として用いる酸化防止剤を予めA成分に所定比率となるよう混合溶解しておいた後、B成分である多孔質シリカ微粉末と混合する方法が好ましい。例えば、攪拌羽根を備えたミキサーを用いて、予めA成分とC成分とを混合したものをB成分と室温で混合して、乾燥や粉砕をすることなく、ブロッキングのない、均一な粉末状収縮低減剤を得ることができる。かかる粉末状収縮低減剤は、これをセメントプレミックス製品に使用する場合の便宜上、その粒径を揃えたものとするのが好ましく、粒径が1〜2000μmの範囲となるよう篩を用いて分級したものとするのが好ましい。
次に、本発明に係るセメントプレミックス製品(以下単に本発明のセメントプレミックス製品という)について説明する。本発明のセメントプレミックス製品は、少なくともセメントと以上説明した本発明の粉末状収縮低減剤とを含有して成るものである。セメントとしては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント等の各種ポルトランドセメントの他に、高炉セメント、フライアッシュセメント、シリカフュームセメント等の各種混合セメント等やアルミナセメントが使用できるが、なかでも施工時間の短縮を必要とする場合には、早強ポルトランドセメントが好ましい。
本発明のセメントプレミックス製品において、セメントに対する本発明の粉末状収縮低減剤の配合割合は、セメント100質量部当たり、本発明の粉末状収縮低減剤を0.5〜10質量部となるようにするが、1〜8質量部の割合となるようにするのが好ましい。
本発明のセメントプレミックス製品としては、1)セメント、本発明の粉末状収縮低減剤、その他の粉末状添加剤(例えば粉末状セメント分散剤)を配合したグラウト用セメントプレミックス製品、2)セメント、細骨材、本発明の粉末状収縮低減剤、粉末状セメント分散剤を配合したモルタル用又はセルフレベリング床材用セメントプレミックス製品等が挙げられる。
以上説明した本発明の粉末状収縮低減剤には、それを袋詰めしたものを積み重ねて保存してもブロッキングせず、またそれを用いて調製したセメントプレミックス製品の練り混ぜ時に空気連行量が過大となるのを防止して得られる硬化体に圧縮強度の低下や乾燥収縮率の増加等が生じるのを防止し、更に例えば消泡剤と組み合わせて長期間保存した場合でも同様にそのようなことが生じるのを防止できるという効果がある。
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明が該実施例に限定されるというものではない。なお、以下の実施例等において、別に記載しない限り、%は質量%を、また部は質量部を意味する。
試験区分1(A成分のポリエーテル混合物の調製)
・化1で示される化合物(M−1)の合成
ノルマルブチルアルコール74g(1モル)をオートクレーブに仕込み、触媒として水酸化カリウム0.2gを加えた後、オートクレーブ内を窒素置換した。撹拌しながら、反応温度を115〜125℃に保ち、エチレンオキサイド88g(2モル)を圧入して付加反応を行なった。圧入終了後、同温度で1時間熟成した。更に撹拌しながら、反応温度を125〜135℃に保ち、プロピレンオキサイド116g(2モル)を圧入して付加反応を行なった。圧入終了後、同温度で2時間熟成して反応を終了し、生成物を得た。この生成物を吸着材で処理して濾別精製した。これを分析したところ、化1中のRがノルマルブチル基、Aが分子中に合計4個のオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位とで構成され且つこれらの単位がブロック状に結合したポリオキシアルキレン基を有するポリアルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基である場合の化1で示される化合物(M−1)であった。
・化1で示される化合物(M−2)〜(M−5)及び(m−1)〜(m−3)の合成
化1で示される化合物(M−1)の合成と同様にして、化1で示される化合物(M−2)〜(M−5)及び(m−1)〜(m−3)を合成した。以上で合成した化1で示される化合物(M−1)〜(M−5)及び(m−1)〜(m−3)の内容を表1にまとめて示した。
Figure 2009173515
表1において、
EO:オキシエチレン単位
PO:オキシプロピレン単位
・化2で示される化合物(N−1)の合成
オレイルアルコール269g(1モル)をオートクレーブに仕込み、触媒として水酸化カリウム0.7gを加えた後、オートクレーブ内を窒素置換した。撹拌しながら、反応温度を115〜125℃に保ち、エチレンオキサイド264g(6モル)を圧入して付加反応を行なった。圧入終了後、同温度で1時間熟成した。更に撹拌しながら反応温度を125〜135℃に保ち、プロピレンオキサイド2320g(40モル)を圧入して付加反応を行なった。圧入終了後、同温度で2時間熟成して反応を終了し、生成物を得た。この生成物を吸着材で処理して濾別精製した。これを分析したところ、化1中のRが9−オクタデセニル基、Aがオキシエチレン単位の繰り返し数6のポリエチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基、Aがオキシプロピレン単位の繰り返し数40のポリプロピレングリコールから全ての水酸基を除いた残基である場合の化2で示される化合物(N−1)であった。
・化2で示される化合物(N−2)〜(N−4)及び(n−1)〜(n−4)の合成
化2で示される化合物(N−1)の合成と同様にして、化2で示される化合物(N−2)〜(N−4)及び(n−1)〜(n−4)を合成した。以上で合成した化2で示される化合物(N−1)〜(N−4)及び(n−1)〜(n−4)の内容を表2にまとめて示した。


Figure 2009173515
・A成分のポリエーテル混合物(A−1)〜(A−10)及び(a−1)〜(a−13)の調製
前記で合成した化1で示される化合物(M−1)を99部と前記で合成した化2で示される化合物(N−1)を1部の割合で、室温で撹拌混合してポリエーテル混合物(A−1)を得た。同様にして、ポリエーテル混合物(A−2)〜(A−10)及び(a−1)〜(a−13)を調製した。これらの調製物の内容を表3にまとめて示した。
Figure 2009173515
表3において、
*1:A成分の温度が5〜50℃における状態
m−4:ノルマルブタノール
試験区分2(粉末状収縮低減剤の調製)
・実施例1{粉末状収縮低減剤(P−1)の調製}
B成分としての多孔質シリカ微粉末(株式会社トクヤマ社製の商品名トクシールNR、比表面積180m/g、平均粒径85μm)8kgをリボンミキサーに仕込んだ。別に、前記したA成分のポリエーテル混合物(A−1)を11.988kg及びC成分の酸化防止剤としてのハイドロキノン0.012kgを混合しておき、その液状混合物12kgを前記のリボンミキサーに撹拌しながら少しずつ分割添加し、充分に混合した。混合物を篩を用いて分級し、実施例1の粒径1〜500μmの粉末状収縮低減剤(P−1)20kgを得た。
・実施例2〜15及び比較例1〜20{粉末状収縮低減剤(P−2)〜(P−15)及び(r−1)〜(r−20)の調製}
実施例1の粉末状収縮低減剤(P−1)の調製と同様にして、実施例2〜15及び比較例1〜20の粉末状収縮低減剤(P−2)〜(P−15)及び(r−1)〜(r−20)の調製をした。以上で調製した各例の粉末状収縮低減剤の組成及び性状(耐ブロッキング性等)を表4にまとめて示した。
































Figure 2009173515
表4において、
A−1〜A−10,a−1〜a−13:試験区分1で調製したポリエーテル混合物
B−1:比表面積180m/g、平均粒径85μmの多孔質シリカ微粉末
B−2:比表面積140m/g、平均粒径75μmの多孔質シリカ微粉末
B−3:比表面積220m/g、平均粒径60μmの多孔質シリカ微粉末
B−4:比表面積110m/g、平均粒径70μmの多孔質シリカ微粉末
C−1:ハイドロキノン
C−2:ジブチルヒドロキシトルエン
C−3:ブチルヒドロキシアニソール
*2:比表面積20m/g、平均粒径0.3μmのシリカフューム微粉末
*3:比表面積0.8m/g、平均粒径2.5μmの炭酸カルシウム微粉末
*4:粉末状にならなかったので、粒径を求めなかった。
*5:振動篩いの篩目開きから求めた値
*6:粉末状収縮低減剤の耐ブロッキング性を以下のように評価した。すなわち、調製した粉末状収縮低減剤100gをビニール小袋に入れて密封し、上から3kgの荷重を負荷して、40℃で7日間放置した後、負荷を取り除いて、外観を観察し、外観が変化しなかったものを○、一部融着乃至固着したものを△、全体に融着乃至固着したものを×とした。
試験区分3(経日処理した粉末状収縮低減剤の調製)
試験区分2で調製した粉末状収縮低減剤(P−1)〜(P−15)及び(r−1)〜(r−15)をシャーレに20g採取し、40℃の熱風乾燥器内に30日間放置して、経日処理した粉末状収縮低減剤(P−1)〜(P−15)及び(r−1)〜(r−15)を調製した。
試験区分4(収縮低減性セメントプレミックス製品の調製)
5Lのホバートミキサーに早強ポルトランドセメント(密度=3.13g/cm、ブレーン値4350)と、試験区分2で調製した粉末状収縮低減剤又は試験区分3で経日処理した粉末状収縮低減剤とを表5に記載の割合で乾式混合し、セメントプレミックス製品を調製した。内容を表5にまとめて示した。
Figure 2009173515
表5において、
S−1:早強ポルトランドセメント(密度=3.13g/cm、ブレーン値4350)
S−2:普通ポルトランドセメント(密度=3.16g/cm、ブレーン値3250)
(P−1)〜(P−15)及び(r−1)〜(r−15):試験区分2で調製した表4に記載の粉末状収縮低減剤又は試験区分3で経日処理した粉末状収縮低減剤。尚、(r−16)〜(r−20)については、粉末が得られなかったのでセメントプレミックス製品を調製しなかった。
試験区分5(セメントペーストの調製と評価)
試験区分4で調製したセメントプレミックス製品2000部、粉末状セメント分散剤(竹本油脂社製のポリカルボン酸系粉末セメント分散剤、商品名チューポールSD−100)7部及び水550部を、20℃の温度下で3分間練り混ぜ、フロー値が250±30mmの範囲のセメントペーストを調製した。調製したセメントペーストの空気量、圧縮強度及び乾燥収縮率を下記のように測定した。結果を表6にまとめて示した。
・空気量:JIS−R5201に準拠して測定した。
・圧縮強度:材齢28日において、JIS−R5201に準拠して測定した。
・乾燥収縮率:JIS−A1129に準拠して、20℃×60%RHの条件下で保存した材齢13週の供試体についてコンパレータ法により乾燥収縮ひずみを測定し、乾燥収縮率を求めた。この数値は小さいほど、収縮が小さいことを示す。






























Figure 2009173515
試験区分6(セメントプレミックス製品の調製)
5Lのホバートミキサーに早強ポルトランドセメントと、細骨材(JIS−R5201の標準砂、密度2.64g/cm)と、試験区分2で調製した粉末状収縮低減剤又は試験区分3で経日処理した粉末状収縮低減剤とを表7に記載の割合で乾式混合し、セメントプレミックス製品を調製した。内容を表7にまとめて示した。









Figure 2009173515
表7において、
S−1:早強ポルトランドセメント(密度=3.13g/cm、ブレーン値4350)
S−2:普通ポルトランドセメント(密度=3.16g/cm、ブレーン値3250)
G−1:JIS−R5201の標準砂(密度2.64g/cm
(P−1)〜(P−15)及び(r−1)〜(r−15):試験区分2で調製した粉末状収縮低減剤又は試験区分3で経日処理した粉末状収縮低減剤。
試験区分7(モルタルの調製と評価)
試験区分6で調製したセメントプレミックス製品5050部、粉末状セメント分散剤(竹本油脂社製のポリカルボン酸系粉末セメント分散剤、商品名チューポールSD−100)6部及び水500部を加え、20℃の温度下で3分間練り混ぜ、フロー値が220±20mmの範囲のモルタルを調製した。調製したモルタルの空気量、圧縮強度及び乾燥収縮率を試験区分5と同様に測定した。結果を表8にまとめて示した。




Figure 2009173515

Claims (9)

  1. セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤であって、下記のA成分、B成分及びC成分から成り、且つ該A成分を49.5〜65質量%、該B成分を34.5〜50質量%及び該C成分を0.001〜0.5質量%(合計100質量%)含有して成ることを特徴とする粉末状収縮低減剤。
    A成分:下記の化1で示される化合物及び化2で示される化合物から成り、且つ化1で示される化合物を95〜99.9質量%及び化2で示される化合物を0.1〜5質量%(合計100質量%)含有して成るポリエーテル混合物。
    Figure 2009173515
    Figure 2009173515
    (化1及び化2において、
    :炭素数3〜5の脂肪族炭化水素基
    :炭素数12〜20の脂肪族炭化水素基
    :オキシエチレン単位の繰り返し数1〜5の(ポリ)エチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基又はオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位との双方からなるオキシアルキレン単位の繰り返し数2〜7のポリアルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基)
    :オキシエチレン単位の繰り返し数4〜10のポリエチレングリコールから全ての水酸基を除いた残基
    :オキシプロピレン単位の繰り返し数20〜50のポリプロピレングリコールから全ての水酸基を除いた残基)
    B成分:多孔質シリカ微粉末
    C成分:酸化防止剤
  2. A成分が、5〜50℃の温度下で液体であるポリエーテル混合物である請求項1記載の粉末状収縮低減剤。
  3. 化1で示される化合物が、化1中のRが炭素数4の脂肪族炭化水素基である場合のものである請求項1又は2記載の粉末状収縮低減剤。
  4. 化1で示される化合物が、化1中のAがオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位との双方からなるオキシアルキレン単位の繰り返し数3〜6のポリアルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基である場合のものである請求項1〜3のいずれか一つの項記載の粉末状収縮低減剤。
  5. 化2で示される化合物が、化2中のRが9−オクタデセニル基である場合のものである請求項1〜4のいずれか一つの項記載の粉末状収縮低減剤。
  6. B成分が、比表面積50〜450m/g、平均粒径0.1〜500μmの多孔質シリカ微粉末である請求項1〜5のいずれか一つの項記載の粉末状収縮低減剤。
  7. C成分が、ハイドロキノン、ジブチルヒドロキシトルエン及びブチルヒドロキシアニソールから選ばれる一つ又は二つ以上の酸化防止剤である請求項1〜6のいずれか一つの項記載の粉末状収縮低減剤。
  8. 粒径1〜2000μmのものである請求項1〜7のいずれか一つの項記載の粉末状収縮低減剤。
  9. 少なくともセメントと粉末状収縮低減剤とを含有するセメントプレミックス製品であって、セメント100質量部当たり、請求項1〜8のいずれか一つの項記載の粉末状収縮低減剤を0.5〜10質量部の割合で含有して成ることを特徴とするセメントプレミックス製品。
JP2008102033A 2007-12-26 2008-04-10 セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品 Active JP4614468B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008102033A JP4614468B2 (ja) 2007-12-26 2008-04-10 セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007333403 2007-12-26
JP2008102033A JP4614468B2 (ja) 2007-12-26 2008-04-10 セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009173515A true JP2009173515A (ja) 2009-08-06
JP4614468B2 JP4614468B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=41029043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008102033A Active JP4614468B2 (ja) 2007-12-26 2008-04-10 セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4614468B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184236A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Adeka Corp セメント用粉末収縮低減剤及び該収縮低減剤を含有するセメント組成物
JP2013139367A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Taisei Corp セメント系混合材
JP2017024919A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 松本油脂製薬株式会社 セメント用粉末収縮低減剤及びその利用
CN109626861A (zh) * 2019-01-11 2019-04-16 深鹏环保工程有限公司 一种建筑垃圾墙板抗压强度增强剂及制备方法
CN112513197A (zh) * 2018-08-13 2021-03-16 巴斯夫欧洲公司 通过使用载体材料的高效润湿剂

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637259A (en) * 1979-08-30 1981-04-10 Sanyo Chemical Ind Ltd Cement contraction reducing agent
JP2004091288A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Takemoto Oil & Fat Co Ltd セメントプレミックス製品
JP2004091259A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Kajima Corp セメント配合物及びその使用方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637259A (en) * 1979-08-30 1981-04-10 Sanyo Chemical Ind Ltd Cement contraction reducing agent
JP2004091259A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Kajima Corp セメント配合物及びその使用方法
JP2004091288A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Takemoto Oil & Fat Co Ltd セメントプレミックス製品

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184236A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Adeka Corp セメント用粉末収縮低減剤及び該収縮低減剤を含有するセメント組成物
JP2013139367A (ja) * 2012-01-06 2013-07-18 Taisei Corp セメント系混合材
JP2017024919A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 松本油脂製薬株式会社 セメント用粉末収縮低減剤及びその利用
CN112513197A (zh) * 2018-08-13 2021-03-16 巴斯夫欧洲公司 通过使用载体材料的高效润湿剂
JP2021533979A (ja) * 2018-08-13 2021-12-09 ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se 担体材料を用いた効率的な湿潤剤
JP7405829B2 (ja) 2018-08-13 2023-12-26 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 担体材料を用いた効率的な湿潤剤
CN109626861A (zh) * 2019-01-11 2019-04-16 深鹏环保工程有限公司 一种建筑垃圾墙板抗压强度增强剂及制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4614468B2 (ja) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4614468B2 (ja) セメントプレミックス製品用の粉末状収縮低減剤及びセメントプレミックス製品
EP0725043A2 (en) Cement dispersing agent
JP5930719B2 (ja) コンクリート組成物
JP2013503926A (ja) 配合物及びその使用
JP5562008B2 (ja) 水硬性材料用収縮低減剤
JP2002518283A (ja) オキシアルキレンsraを用いた処理を受けさせるコンクリートのためのポリオキシアルキレン共重合体による空気連行
JP2008273766A (ja) 収縮低減性aeコンクリート組成物
JP3727294B2 (ja) セメントプレミックス製品
CN107949549B (zh) 用于无机粘结剂的新型减缩剂
JP2009286655A (ja) 粉状の地盤改良用プレミックスセメント組成物
JP5607899B2 (ja) コンクリート用収縮低減剤組成物
JP2016216337A (ja) 水硬性物質の微粉砕用添加剤、及び該添加剤含有水硬性材料組成物
JP2005139053A (ja) セメント配合物用収縮低減剤、及びこれを含有するセメント配合物
JP5877581B2 (ja) ポゾラン反応性混和剤
JP4395404B2 (ja) 流体状硬化材
JP5892699B2 (ja) コンクリート組成物用収縮低減剤
JP4533316B2 (ja) セメント系押出成形用組成物
JP4724697B2 (ja) 乾燥収縮低減型セメント分散剤
JP7060893B2 (ja) 水硬性組成物用消泡剤、水硬性組成物用添加剤、及び水硬性組成物
JP2003212625A (ja) 粉末状セメント分散剤組成物
JP2019014642A (ja) 高性能セメント組成物
CN110117165B (zh) 水泥添加剂组合物及其制备方法以及水泥组合物
JP4033474B2 (ja) コンクリート打設物表面でのひび割れ及び白華物発生を抑制するコンクリート打設物の表面改質剤及び表面改質方法
JP6030283B2 (ja) 水硬性材料に用いる収縮低減剤
JP2006182625A (ja) セメント系グラウト組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4614468

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250