JP2009173233A - 容器保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の性状や抜き出し方にかかわらず、容器の容器保持部からの抜き出しを円滑に行えるようにする。
【解決手段】第一軸5及びこの第一軸5よりもフラップ体2の基部側に位置される第二軸6と、第一軸5の納められる溝上端3aと溝下端3bとを備えた第一溝3及び第二軸6の納められる溝上端4aと溝下端4bとを備えた第二溝4とを有している。第一軸5を第一溝3の溝上端3aに位置させ、かつ、第二軸6を第二溝4の溝上端4a側に位置させた基準位置にフラップ体2を位置づける付勢手段7を有しており、前記溝3、4が、この付勢手段7の付勢に抗して、第二軸6を回動中心としたフラップ体2の下向きの回動と、第一軸5を回動中心としたフラップ体2の上向きの回動とを許容させるように形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、飲料の入った容器を、かかる飲料をこぼさないように起立状態に保持させる保持装置の改良に関する。
自動車の室内などで利用される飲料容器を起立状態に保持させておく保持装置にあっては、この容器が入れ込まれる保持部に下方に向けた回動可能に弾発されて突き出されるフラップ(サポート)がしばしば備えられる。(特許文献1参照)
かかるフラップは、入れ込まれる容器の太さに応じて回動量を変えながら容器の側部に弾発により押し当たるので、かかるフラップによって太さの異なる容器をそれぞれ安定的に保持可能となる。容器を抜き出すとフラップは所期の突き出し位置に弾発により復帰するが、容器が保持部に入れ込み可能な最大限の太さのものであったり、容器が傾いて抜き出されたり、容器の側部にくびれがあるとフラップが容器に引っかかり、抜き出せなくなったり、抜き出しがたくなることがある。
実開平6−50969号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の容器保持装置において、容器の性状や抜き出し方にかかわらず、容器の容器保持部からの抜き出しを円滑に行えるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、容器保持装置を、以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)容器保持部内に納められる容器の側部に当接されるフラップ体を備えた容器保持装置であって、
(2)第一軸及びこの第一軸よりもフラップ体の基部側に位置される第二軸と、(3)第一軸の納められる溝上端と溝下端とを備えた第一溝及び第二軸の納められる溝上端と溝下端とを備えた第二溝とを有し、
(4)前記軸及び溝のいずれか一方をフラップ体に、他方を容器保持部側に備えさせると共に、
(5)第一軸を第一溝の溝上端に位置させ、かつ、第二軸を第二溝の溝上端側に位置させた基準位置にフラップ体を位置づける付勢手段を有しており、
(6)前記溝が、この付勢手段の付勢に抗して、第二軸を回動中心としたフラップ体の下向きの回動と、第一軸を回動中心としたフラップ体の上向きの回動とを許容させるように形成されている。
かかる構成によれば、基準位置において、フラップ体が容器保持部内に突き出した状態を安定的に維持させることができる。容器保持部内に容器を入れ込むと、容器の太さに応じて付勢手段の付勢に抗しながらフラップ体は第二軸を中心に第一溝の範囲で下向きに回動し容器の入れ込みを許容すると共に、容器の側部に付勢手段の付勢により押し当たって容器をガタ少なく保持する。保持された容器を抜き出すと付勢手段の付勢によりフラップ体は基準位置に復帰される。容器が容器保持部に入れ込み可能な最大限の太さのものであったり、その抜き出しの向きが傾いていたり、容器の側部にくびれなどがあって、フラップ体に容器の側部が引っかかる場合には、フラップ体は基準位置から第一軸を中心に第二溝の範囲で上向きに回動してかかる引っかかりを解き、この後、付勢手段の付勢によりフラップ体は基準位置に復帰される。
前記第一溝が第二溝の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成され、かつ、第二溝が第一溝の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成させておけば、フラップ体の前記下向きの回動及び上向きの回動をいずれもスムースになさしめることができる。
前記付勢手段を、バネ一端を容器保持部側に固定させ、かつ、バネ他端をフラップ体側に接しさせたねじりコイルバネとすると共に、
このねじりコイルバネのバネ他端が、フラップ体が基準位置にあるときに、少なくとも第一軸を通る仮想の垂直線を挟んだ内外二箇所においてこのフラップ体に接するようにしておくこともある。
この場合さらに、ねじりコイルバネのバネ他端が、フラップ体の突き出し方向に沿った主体部と、この主体部に続いてフラップ体の幅方向に沿って延びる分岐部とを備えるように構成させておくこともある。
これのようにした場合、フラップ体が基準位置にあるときに、第一軸を通る仮想の垂直線を挟んだ内外二箇所において上向きの付勢力をフラップ体に作用させてこの基準位置にある状態を安定的に維持させることができる。また、前記分岐部を設けた場合、フラップ体のその突き出し方向に直交する方向、つまり幅方向において二箇所以上でフラップ体にバネ他端を接しさせることができ、フラップ体が基準位置にある状態を一層安定的に維持することができる。
この発明にかかる容器保持装置によれば、フラップ体は二つの軸と二箇所の溝とによって容器保持部に下向きの回動と上向きの回動とを可能として付勢手段によって基準位置に位置づけられていることから、容器の性状や抜き出し方にかかわらず、容器の容器保持部からの抜き出しにあたりフラップ体は容器の側部にひっかかることがなく、この抜き出しを円滑に行うことができ、フラップ体の組み付け箇所などを破損させることもない。また、このような機能を備えながら、簡素かつ最小限の部品点数をもって容器保持装置を構成させることができる。
以下、図1〜図7に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1は、この発明にかかる容器保持装置を適用して構成されたカップホルダー8を、図2はその容器保持部1の一つの要部を、それぞれ表しており、図3〜図6はこの一つの容器保持部1の要部を断面にして表している。図7はかかる容器保持装置を構成するフラップ体2とねじりコイルバネ7’とを分離させた状態として示している。
この実施の形態にかかる容器保持装置は、ペットボトルやビン、紙コップやプラスチックコップなどの飲料の入った容器Yを、かかる飲料をこぼさないように起立状態に保持させるものである。
かかる容器保持装置は、容器保持部1と、フラップ体2とを備えている。かかる容器保持装置は、典型的には、自動車、鉄道車両、航空機、船舶などの室内や、アウトドア用の携行家具などに備えられて、かかる室内や野外などにおいて前記容器Yを保持させるために用いられる。
図示の例では、かかる容器保持装置を、外面を自動車の図示しない内装パネルと同面上に位置させるようにして設置されると共に、開口81bとこの開口81bを伏倒位置において塞ぐリッド80とを備え、このリッド80を起立させることで、起立されたリッド80の内側に容器保持部1を形成させるカップホルダー8として構成させている。図示の例では、かかるカップホルダー8は、リッド80の起立時に、左右にそれぞれ容器保持部1を形成させ、二個の容器Yを同時に保持できるように構成されている。(図1)
容器保持部1は、上方から容器Yを受け入れ、この容器Yの底部Yaと側部Ybとを支えてこの容器Yを前記起立状態に支持するように構成されている。図示の例では、起立されたリッド80の側壁801によって容器Yの直径方向の一方側を支持し、容器Yのその余の側部はホルダー本体81の開口81b下の内壁によって支持するようになっている。
フラップ体2は、後述する基準位置において、容器保持部1の内壁、図示の例では、リッド80の側壁801から、容器保持部1内に突き出すように、容器保持部1、図示の例では、リッド80に回動可能に備えられている。
図示の例では、リッド80は、容器保持部1を形成させる仮想の円弧に沿った側壁801を有すると共に、左右側壁801、801間に、容器保持部1の外方に向けて窪んだフラップ体2の収納凹部802を有している。フラップ体2の収納凹部802を構成する左右壁802a、802aの上端側にそれぞれ、後述する第一溝3と第二溝4とが形成されており、フラップ体2はこの収納凹部802の上側においてフラップ体2の容器保持部1内に突き出される内端側と反対の外端2a側、つまり基部側を回動可能に組み合わせて容器保持部1に備えられ、太い容器Yが容器保持部1に入れ込まれたときには、この容器Yによって下向きに回動されて収納凹部802内にその全部または一部を入れ込ませるようになっている。図示の例では、前記収納凹部802は、前記第一溝3と第二溝4の形成位置の直上においては庇状部802bによって覆われており、フラップ体2の回動組み付け箇所はカップホルダー8の使用状態において見えないようになっている。
また、図示の例では、収納凹部802の左右壁802a、802a間に亘る奥壁802cの上端側には窓穴802dが形成されている。この奥壁802cの外側には、窓穴802dの左右穴縁からそれぞれ外側に突き出すブラケット部803が形成されている。両ブラケット部803、803の他方のブラケット部803に向き合う側には支持突起803aがそれぞれ形成されていると共に、ブラケット部803の一方には支持突起803aの下方において他方のブラケット部803側に突き出す突片803bが形成されている。図示の例では、後述する付勢手段7を構成するねじりコイルバネ7’のバネ巻回部7fにそれぞれ支持突起803aを入れ込ませるようにしてこのねじりコイルバネ7’を左右ブラケット部803、803間に支持させると共に、そのバネ一端7aを突片803bに容器保持部1の内方側から接しさせて固定させることで、容器保持部1側、図示の例ではリッド80側にねじりコイルバネ7’を備えさせている。
前記フラップ体2は容器保持部1に対し、フラップ体2が後述する基準位置にあるときに容器保持部1の内方側に位置される第一軸5及びこの第一軸5よりも外方側に位置される第二軸6と、この第一軸5の納められる溝上端3aと溝下端3bとを備えた第一溝3及び第二軸6の納められる溝上端4aと溝下端4bとを備えた第二溝4とによって、回動可能に組み合わされている。
図示の例では、前記軸5、6をフラップ体2に、前記溝3、4を容器保持部1側、図示の例では前記のようにリッド80に備えさせている。
図示の例では、フラップ体2は、前後方向の長さと、左右方向の幅とを持った板状をなすように構成されている。フラップ体2の前辺2bはフラップ体2の後辺2c側を湾曲外側とするように弧状に湾曲されている。また、フラップ体2の前辺2bと、左右両辺2d、2dには、フラップ体2の裏面2e側に突き出す立ち上がり壁2fによって縁取られている。
図示の例では、フラップ体2の後辺2c側において、フラップ体2の左右両辺2d、2dの立ち上がり壁2fの外面側にそれぞれ、前記第一軸5となる短寸円柱状の突起2gと、前記第二軸6となる短寸円柱状の突起2gとが、両者の間に間隔を開けて形成されている。
一方、前記収納凹部802の左右壁802a、802aにはそれぞれ、第二溝4の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成された第一溝3と、第一溝3の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成された第二溝4が形成されている。第一溝3は第二溝4よりも容器保持部1の内方側に位置されている。図示の例では、第一溝3の溝幅は第一軸5となる突起2gをガタ少なく納める幅であり、また、第二溝4の溝幅は第二軸6となる突起2gをガタ少なく納める幅となっている。また、第一溝3の溝上端3aと第二溝4の溝上端4aとは、リッド80を起立させたときに略同じレベルに位置されるようになっている。
また、第一溝3は、第二溝4の溝上端4aを円心とした仮想の円の円弧に略沿うように形成され、また、第二溝4は、第一溝3の溝上端3aを円心とした仮想の円の円弧に略沿うように形成されている。第一溝3は第二溝4の溝下端4bの下方にその溝下端3bを位置させており、第二溝4は第一溝3よりも短くなっている。
図示の例では、フラップ体2の右辺2d側の前記突起2gをそれぞれ収納凹部802の右壁802aの対応する溝3、4に入れ込ませ、かつ、フラップ体2の左辺2d側の前記突起2gをそれぞれ収納凹部802の左壁802aの対応する溝3、4に入れ込ませて、容器保持部1、図示の例ではリッド80にフラップ体2を回動可能に組み付けさせている。図示の例では、リッド80を合成樹脂の成形品として構成させており、主として収納凹部802側の弾性変形を通じて前記突起2gの溝3、4への入れ込みをなせるようにしてある。
また、容器保持装置は、前記第一軸5を第一溝3の溝上端3aに位置させ、かつ、第二軸6を第二溝4の溝上端4a側に位置させた基準位置にフラップ体2を位置づける付勢手段7を有しており、
前記溝3、4が、この付勢手段7の付勢に抗して、第二軸6を回動中心としたフラップ体2の下向きの回動と、第一軸5を回動中心としたフラップ体2の上向きの回動とを許容させるように形成されている。
図示の例では、前記ねじりコイルバネ7’のバネ他端7bを前記窓穴802dを通じて収納凹部802の内方に導入させると共に、このように導入されたバネ他端7bをフラップ体2の裏面2eに接しさせるようにしている。このねじりコイルバネ7’はバネ他端7bが下方に移動されてバネ一端7aに近づけば近づくほどバネ巻回部7fを弾性変形させるように構成されており、かかるねじりコイルバネ7’が前記付勢手段7として機能するようになっている。
かかる構成によれば、基準位置において、フラップ体2が容器保持部1内に突き出した状態を安定的に維持させることができる。図示の例では、基準位置において、フラップ体2は略水平に位置づけられ、また、その前辺2b側を容器保持部1を構成するリッド80の側壁801よりも内方に突き出させている。これにより、フラップ体2は基準位置においてその表面を前記庇状部802bやホルダー本体81の外面と略平行をなすように位置づけ、違和感のない外観を表すものとなっている。容器保持部1内に容器Yを入れ込むと、容器Yの太さに応じて付勢手段7の付勢に抗しながらフラップ体2は第二軸6を中心に第一溝3の範囲で下向きに回動し容器Yの入れ込みを許容すると共に、容器Yの側部Ybに付勢手段7の付勢により押し当たって容器Yをガタ少なく保持する。保持された容器Yを抜き出すと付勢手段7の付勢によりフラップ体2は基準位置に復帰される。容器Yが容器保持部1に入れ込み可能な最大限の太さのものであったり、その抜き出しの向きが傾いていたり、容器Yの側部Ybにくびれなどがあって、フラップ体2に容器Yの側部Ybが引っかかる場合には、フラップ体2は基準位置から第一軸5を中心に第二溝4の範囲で上向きに回動してかかる引っかかりを解き、この後、付勢手段7の付勢によりフラップ体2は基準位置に復帰される。
この実施の形態にあっては、前記第一溝3が第二溝4の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成され、かつ、第二溝4が第一溝3の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成されていることから、フラップ体2の前記下向きの回動及び上向きの回動はいずれもスムースになされる。
また、この実施の形態にあっては、前記ねじりコイルバネ7’のバネ他端7bが、フラップ体2が基準位置にあるときに、少なくとも第一軸5を通る仮想の垂直線xを挟んだ内外二箇所においてこのフラップ体2に接するようになっている。(図3)
図示の例では、フラップ体2は、その裏面に、その幅方向に間隔を開けて一対の保持壁2h、2hを備えていると共に、この保持壁2h、2h間にその長さ方向に間隔を開けて二箇所の幅方向に続くリブ2iを備えている。一方、ねじりコイルバネ7’のバネ他端7bは、フラップ体2の突き出し方向に沿った主体部7cと、この主体部7cに続いてフラップ体2の幅方向に沿って延びる分岐部7dとを備えている。図示の例では、かかるねじりコイルバネ7’は、かかる分岐部7dに続いてバネ巻回部7f側に延びる末端部7eをさらに備えている。そして、かかるねじりコイルバネ7’の主体部7cと末端部7eは前記一対の保持壁2h、2h間に納められると共に、フラップ体2が基準位置にあるときに、少なくとも第一軸5を通る仮想の垂直線xを挟んだ内外二箇所において、前記リブ2iにそれぞれ接するようになっている。(図3)
これにより、この実施の形態にあっては、フラップ体2が基準位置にあるときに、第一軸5を通る仮想の垂直線xを挟んだ内外二箇所において上向きの付勢力をフラップ体2に作用させてこの基準位置にある状態を安定的に維持させることができるようになっている。また、ねじりコイルバネ7’は前記分岐部7dを備えていることから、フラップ体2の幅方向において二箇所以上で、図示の例では前記主体部7cと末端部7eとをもって、フラップ体2に接することができ、フラップ体2が基準位置にある状態を一層安定的に維持する。
図示の例では、ねじりコイルバネ7’のバネ他端7bがフラップ体2に前記のように接しているので、フラップ体2が基準位置にあるときは、第二軸6は第二溝4の溝上端4aに接している必要はない。
容器Yを容器保持部1に入れ込ませるときには、ねじりコイルバネ7’のバネ他端7bによる上方に向けた付勢力は第二軸6に近い側ほど大きくなることから、第一軸5は第一溝3の溝上端3aから離れだし第二軸6は第二溝4の溝上端4aに押しつけられて、フラップ体2はこの第二軸6を中心に下方に向けて回動されることとなる。(図5)
また、容器Yを容器保持部1から抜き出させるときには、ねじりコイルバネ7’のバネ他端7bは第二軸6に近い側でのみフラップ体2に接し、第一軸5を第一溝3の溝上端3aに押しつけることから、フラップ体2はこの第一軸5を中心に上方に向けて回動されることとなる。(図6)
容器保持装置の適用例の斜視図 同要部斜視図 図2におけるA−A線断面図 図2におけるB−B線断面図 図3の状態から容器Yを保持させたときの断面図 図5の状態から容器Yを抜き出させたときの断面図(容器Yの記載省略) フラップ体2とねじりコイルバネ7’の斜視図
符号の説明
Y 容器
1 容器保持部
2 フラップ体
3 第一溝
3a 溝上端
3b 溝下端
4 第二溝
4a 溝上端
4b 溝下端
5 第一軸
6 第二軸

Claims (4)

  1. 容器保持部内に納められる容器の側部に当接されるフラップ体を備えた容器保持装置であって、
    第一軸及びこの第一軸よりもフラップ体の基部側に位置される第二軸と、
    第一軸の納められる溝上端と溝下端とを備えた第一溝及び第二軸の納められる溝上端と溝下端とを備えた第二溝とを有し、
    前記軸及び溝のいずれか一方をフラップ体に、他方を容器保持部側に備えさせると共に、
    第一軸を第一溝の溝上端に位置させ、かつ、第二軸を第二溝の溝上端側に位置させた基準位置にフラップ体を位置づける付勢手段を有しており、
    前記溝が、この付勢手段の付勢に抗して、第二軸を回動中心としたフラップ体の下向きの回動と、第一軸を回動中心としたフラップ体の上向きの回動とを許容させるように形成されていることを特徴とする容器保持装置。
  2. 第一溝が第二溝の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成され、かつ、第二溝が第一溝の側を湾曲内側とした弧状をなすように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器保持装置。
  3. 付勢手段が、バネ一端を容器保持部側に固定させ、かつ、バネ他端をフラップ体側に接しさせたねじりコイルバネであると共に、
    このねじりコイルバネのバネ他端が、フラップ体が基準位置にあるときに、少なくとも第一軸を通る仮想の垂直線を挟んだ内外二箇所においてこのフラップ体に接していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器保持装置。
  4. ねじりコイルバネのバネ他端が、フラップ体の突き出し方向に沿った主体部と、この主体部に続いてフラップ体の幅方向に沿って延びる分岐部とを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器保持装置。
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