JP5775433B2 - 車両用テーブル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートのシートバックに設けられるテーブルを備えた車両用テーブル装置に関する。
下記特許文献1に記載された自動車用シートの物入れ装置では、シートバックの背面に物入れ本体部が設置されており、物入れ本体部には物入れ用ポケット部が形成されている。また、物入れ本体部には蓋体(テーブル)が回動可能に支持されている。そして、シートバックが起立状態に配置された際に蓋体(テーブル)を回動させることで、折りたたみ傘等を物入れ用ポケット部内に収納できる。
特開2004−268866号公報
しかしながら、この自動車用シートの物入れ装置では、物入れ用ポケット部が蓋体(テーブル)とは別に設けられている。また、例えば、長尺状の傘や杖などの棒状部材を物入れ用ポケット部に収容することができない。
本発明は、上記事実を考慮し、テーブルを利用して棒状部材を保持できる車両用テーブル装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用テーブル装置は、車両用シートのシートバックの背面から車両後方へ突出された展開位置と前記シートバックの背面側へ傾倒される格納位置との間で前記シートバックに回動可能に設けられたテーブルと、前記テーブルが格納位置に配置されたときに前記テーブルの上壁を構成する第1壁に設けられ、格納位置において上方へ開放された第1開口部と、前記テーブルが展開位置に配置されたときに前記テーブルの上壁を構成する第2壁に設けられ、展開位置において上方へ開放された第2開口部と、前記テーブルに設けられ、前記第1開口部と前記第2開口部とを連通させる連通部と、を備えている。
請求項1に記載の車両用テーブル装置では、テーブルが車両用シートのシートバックに設けられている。このテーブルは、シートバックの背面から車両後方へ突出された展開位置とシートバックの背面側へ傾倒される格納位置との間で回動可能に構成されており、テーブルが格納位置に回動されたときに、第1壁がテーブルの上壁を構成する。
ここで、第1壁に第1開口部が設けられており、第1開口部は格納位置において上方へ開放されている。このため、例えば、第1開口部を傘や杖などの棒状部材の柄が挿入できる形状に形成することで、該柄を第1開口部に挿入させて、棒状部材を第1開口部に保持できる。
また、テーブルが展開位置に回動された際に、第2壁がテーブルの上壁を構成する。ここで、第2壁に第2開口部が設けられており、第2開口部は展開位置において上方へ開放されている。このため、テーブルが展開位置に配置された際においても、例えば、第2開口部を傘や杖などの棒状部材の柄が挿入できる形状に形成することで、該柄を第2開口部に挿入させて、棒状部材を第2開口部に保持できる。
さらに、テーブルに連通部が設けられており、連通部によって第1開口部と第2開口部とが連通されている。このため、例えば、連通部を傘や杖などの棒状部材の柄が通過できる形状に形成することで、棒状部材をテーブルから外さずに、テーブルを格納位置と展開位置との間で回動できる。つまり、例えば、格納位置において傘や杖などの柄が第1開口部に保持された状態でテーブルが展開位置へ回動された際には、連通部内において当該柄を通過させて第2開口部へ移動できる。
請求項に記載の車両用テーブル装置は、請求項に記載の車両用テーブル装置において、前記テーブルに設けられると共に、前記第1開口部と前記第2開口部との間で車幅方向に延在されると共に前記連通部側へ突出された突起部を備えている。
請求項に記載の車両用テーブル装置では、テーブルに突起部が設けられており、突起部は、第1開口部と第2開口部との間で延在されると共に連通部側へ突出されている。これにより、例えば、第1開口部(又は第2開口部)に挿入された傘や杖などの棒状部材の柄が第2開口部(又は第1開口部)側へ移動することが抑制されるため、該棒状部材に対する保持性能を向上できる。
請求項に記載の車両用テーブル装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用テーブル装置において、前記第1開口部及び前記第2開口部が前記テーブルの車幅方向両端部にそれぞれ設けられている。
請求項に記載の車両用テーブル装置では、第1開口部及び第2開口部がテーブルの車幅方向両端部にそれぞれ設けられているため、例えば、シートバックの車幅方向両端部の位置において、棒状部材を保持できる。また、車両の左側に配置されるシートと車両の右側に配置されるシートにおいて、車両用テーブル装置を共用できる。
請求項1に記載の車両用テーブル装置によれば、テーブルを利用して棒状部材を保持できる。
また、テーブルが展開位置に配置された際にもテーブルを利用して棒状部材を保持できる。
さらに、棒状部材をテーブルから外さずに、テーブルを格納位置と展開位置との間で回動できる。
請求項に記載の車両用テーブル装置によれば、棒状部材に対する保持性能を向上できる。
請求項に記載の車両用テーブル装置によれば、シートバックの車幅方向両端部の位置において、棒状部材を保持でき、車両の左右にそれぞれに配置されるシートにおいて車両用テーブル装置を共用できる。
本発明の実施の形態に係る車両用テーブル装置が格納位置に配置された際を示す車両左斜め後方から見た斜視図である。 図1に示される車両用テーブル装置を車両左方から見た側面図である。 図2に示される車両用テーブル装置が展開位置に配置された状態を示す車両左方から見た側面図である。 図1に示される車両用テーブル装置のヒンジ機構を示す斜視図である。 図4に示されるヒンジ機構に用いられるリンクワイヤが格納位置に配置された状態を示す車両左斜め後方から見た斜視図である。 図4に示されるリンクワイヤが展開位置に配置された状態を示す車両左斜め後方から見た斜視図である。 図1に示される車両用テーブル装置が格納位置から展開位置へ回動される状態を示す車両左斜め後方から見た斜視図である。 図1に示される車両用テーブル装置が展開位置へ回動された状態を示す車両左斜め後方から見た斜視図である。
図1には、本発明の実施の形態に係る車両用テーブル装置10の全体が車両左斜め後方から見た斜視図にて示されている。なお、図面に適宜示される矢印FRは車両前方を示し、矢印RHは車両右方(車幅方向一側)を示し、矢印UPは上方を示す。
この図に示すように、車両用テーブル装置10は、テーブル12と、テーブル12に回動可能に支持された一対のカップホルダ50と、テーブル12を回動可能に支持するヒンジ機構30と、を含んで構成されている。
テーブル12は、樹脂により製作されて、略矩形板状の本体部14を有している。本体部14の外周部には、裏面(図1における車両前側面)においてフランジ部16が設けられており、フランジ部16は本体部14から車両前方へ突出されている。また、本体部14の縁部は、フランジ部16とは反対側へ隆起されている。図2にも示すように、テーブル12の基端部(短手方向一端部)は、後述するヒンジ機構30を介して、車両用シート60のシートバック62の背面(車両後方面)に組み付けられており、テーブル12は、このヒンジ機構30によって、図2に示す格納位置と図3に示す展開位置との間で回動可能に構成されている。なお、テーブル12は、格納位置においてフランジ部16をシートバック62側に配置して下方へ向かうに従い車両前方へ傾斜して配置されると共に、展開位置において水平(上下方向に直交する方向)に配置されるように設定されている。
これにより、テーブル12が格納位置に配置された際には、フランジ部16の側壁16Aがテーブル12の上壁を構成するように設定されており、この側壁16Aが本発明の「第1壁」とされている。また、テーブル12が展開位置に配置された際には、本体部14がテーブル12の上壁を構成するように設定されており、本体部14が本発明の「第2壁」とされている。
ここで、ヒンジ機構30について簡単に説明する。図4に示すように、ヒンジ機構30は、シートバック62に固定される固定ブラケット32と、テーブル12を回動可能に支持する一対のコンビニフック34と、固定ブラケット32に締結される回転軸ガイド36と、回転軸ガイド36に回動可能に支持されるリンクワイヤ42と、を含んで構成されている。
固定ブラケット32は、板金により製作されて、車幅方向に沿って延設されると共に、シートバック62の車両後方面に固定されている。一対のコンビニフック34は、固定ブラケット32の車幅方向両端部に固定されると共に、テーブル12の基端部を回動可能に支持している。これにより、テーブル12が、格納位置と展開位置との間で回動可能に構成されている。
図5及び図6にも示すように、回転軸ガイド36は、固定ブラケット32に対応して車幅方向に延設されて、図示しないボルト等の締結部材によって固定ブラケット32の車幅方向中間部に締結されている。回転軸ガイド36には、一対のワイヤ支持部38が設けられており、ワイヤ支持部38は、車幅方向に並んで配置されて、回転軸ガイド36から車両後方へ突出されている。ワイヤ支持部38には、それぞれリンクワイヤ42を回動可能に支持する軸支部(図示省略)が設けられており、軸支部は車幅方向に同軸上に配置されている。また、ワイヤ支持部38には、カム部40が設けられている。このカム部40は、リンクワイヤ42を格納位置にロックするための第1ロック部40Aと、リンクワイヤ42を展開位置にロックするための第2ロック部40Bを有している。
リンクワイヤ42は、丸棒状のばね材により製作されて、略U字形状に屈曲されている。リンクワイヤ42の両端部は、車幅方向外側へ屈曲されて、回転軸ガイド36の軸支部に回動可能に支持されている。また、リンクワイヤ42の長手方向中間部は、テーブル12の収容凹部14内に設けられたワイヤスライドガイド44にテーブル12の短手方向にスライド可能に係合されている。そして、テーブル12が格納位置に配置された際には、リンクワイヤ42が第1ロック部40A内に配置されて、テーブル12が格納位置にロックされるように構成されている(図2及び図5参照)。また、テーブル12を格納位置から展開位置へ向けて回動すると、リンクワイヤ42が、弾性変形して、回転軸ガイド36のカム部40上を摺動しつつ第2ロック部40B内に配置される(図3及び図6参照)。これにより、テーブル12が展開位置にロックされるように構成されている。
一方、図1に示すように、テーブル12の本体部14には、基端部とは反対側の角部において、円形状の一対の容器用開口部14Aが貫通形成されている。容器用開口部14Aは、飲料用容器の挿入を可能にする大きさに形成されている。
また、本体部14の中央部には、車両後方へ開放されたミラー収容凹部14Bが形成されている。ミラー収容凹部14Bは略矩形状に形成されており、ミラー収容凹部14Bの2箇所の角部が容器用開口部14Aに対応して湾曲して形成されている。
このミラー収容凹部14B内には、ミラー18が設けられている。このミラー18の外形はミラー収容凹部14Bに対応して形成されており、ミラー18の2箇所の角部が湾曲して形成されている。また、ミラー18は、テーブル12の基端部に回動可能に支持されると共に、鏡面をミラー収容凹部14B側にして配置されている。
カップホルダ50は、一対の容器用開口部14Aの下方にそれぞれ設けられている。このカップホルダ50は、軸方向を車幅方向としてテーブル12の本体部14に回動可能に支持されており、容器用開口部14A内に挿入された飲料用容器を保持可能に構成されている。
次に、本発明の要部である棒状部材保持部20について説明する。
図1に示すように、棒状部材保持部20は、「第1開口部」としての第1開口孔22と、「第2開口部」としての第2開口孔24と、第1開口孔22と第2開口孔24とを連通する「連通部」としての連通孔26と、連通孔26の車幅方向外側に設けられた突起部28と、を含んで構成されている。また、棒状部材保持部20は、テーブル12の車幅方向両端部において、ヒンジ機構30のコンビニフック34の車幅方向外側にそれぞれ設けられており、これらの棒状部材保持部20は車幅方向において左右対称に構成されている。このため、テーブル12の車両左側部に設けられた棒状部材保持部20について説明し、テーブル12の車両右側部に設けられた棒状部材保持部20の説明は省略する。
第1開口孔22は、テーブル12の側壁16Aの車両左側端部に貫通形成されている。また、第1開口孔22は、長手方向を車幅方向とした長孔状に形成されており、第1開口孔22の短手方向の寸法は、傘70(広義には、「棒状部材」として把握される要素である)の柄72を挿入できるように設定されている。なお、図1に示すように、本実施の形態で用いられる傘70は、傘70の長手方向一端部に略逆U字形状に湾曲された柄72を備えている。この第1開口孔22の長手方向中間部より車両左側部分における内周部は第1保持部22Aとされており、第1保持部22Aは車両右方へ開放された略U字形状に形成されている。
第2開口孔24は、テーブル12の本体部14の基端側の部分かつ車両左側の端部に貫通形成されると共に、第1開口孔22の長手方向中間部より車両右側部分とテーブル12の短手方向において重なるように配置されている。この第2開口孔24は、長径を車幅方向とした略楕円形状に形成されると共に、傘70の柄72を挿入できる大きさに形成されている。また、この第2開口孔24における車両左側部分の内周部は、第2保持部24Aとされている。
連通孔26は、第1開口孔22の長手方向中間部よりも車両右側部分から本体部14の縁部(本体部14とフランジ部16との境界部)へ向けて延設されると共に、当該縁部から第2開口孔24へ向けて延設されている。これにより、第1開口孔22と第2開口孔24とが、連通孔26によって連通されている。また、連通孔26の車幅方向における寸法は、傘70の柄72が通過できる大きさに設定されている。
突起部28は、本体部14の縁部(本体部14と側壁16Aとの境界部)において、連通孔26の車両左方に設けられている。そして、本体部14に対して直交する方向から第2保持部24Aを見た際に第2保持部24Aが車両右方へ開放された円弧状に湾曲されるように、突起部28は連通孔26側(車両右方)へ僅かに延在(突出)している。これにより、展開位置では、第2開口孔24内に配置された傘70の柄72が第2保持部24Aに当接されて、突起部28によって傘70の第1開口孔22側への移動が抑制されるように構成されている。また、格納位置では、第1開口孔22内に配置された傘70の柄72が第1保持部22Aに当接されて、突起部28によって傘70の第2開口孔24側への移動が抑制されるように構成されている。
また、第1開口孔22、第2開口孔24、及び連通孔26の縁部は、断面円弧状に形成されており、これにより、傘70の柄72が第1開口孔22内及び第2開口孔24内に挿入しやすく構成されている。
次に、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記の構成を備えた車両用テーブル装置10では、図1に示すように、テーブル12がシートバック62側へ傾倒された格納位置に配置された状態において、テーブル12の側壁16Aがテーブル12の上壁を構成している。車両用テーブル装置10に傘70を保持させる(掛ける)際には、傘70をテーブル12の車幅方向外側(図1では、車両左側)に配置しつつ傘70の柄72の先端を第1開口孔22内へ挿入させる。この際には、傘70の重心がテーブル12に対して車幅方向外側(図1の車両左側)に位置しているため、傘70の柄72の湾曲された部分がテーブル12の車幅方向外側端部を跨ぐようにして配置されると共に、傘70の柄72が、第1開口孔22の第1保持部22A側へ移動して、第1保持部22Aに引っ掛かり保持される。
この状態からテーブル12を使用するためにテーブル12を展開位置側(車両後方かつ上方)へ回動させると、傘70の柄72が、第1開口孔22の内周部上を摺接しつつ、第1開口孔22の車幅方向内側(図1では、車両右側)へ移動される。そして、テーブル12が傘70に対して相対回動されて、傘70の柄72が、連通孔26内を第2開口孔24へ向けて移動して(図7参照)、第2開口孔24内に配置される(図8参照)。さらに、傘70の重心がテーブル12の車幅方向外側に位置しているため、傘70の柄72が、第2開口孔24の第2保持部24A側へ移動して、第2保持部24Aに引っ掛かり保持される。
一方、テーブル12を展開位置から格納位置側へ回動させると、傘70の柄72が、第2開口孔24の内周部上を摺接しつつ、第2開口孔24の車幅方向内側(図8の車両右側)へ移動される。そして、テーブル12が傘70に対して相対回動されて、傘70の柄72が、連通孔26内を第1開口孔22へ向けて移動すると共に、第1開口孔22における長手方向中間部よりも車幅方向内側部分に配置される。さらに、傘70の重心位置がテーブル12の車幅方向外側に位置しているため、傘70の柄72が、第1開口孔22の第1保持部22A側へ移動して、第1保持部22Aに引っ掛かり保持される。
ここで、上述したように、格納位置におけるテーブル12の上壁を構成する側壁16Aに第1開口孔22が設けられており、第1開口孔22は傘70の柄72を挿入可能かつ保持可能に構成されている。このため、この第1開口孔22に傘70の柄72を挿入させることで、傘70が第1開口孔22の第1保持部22Aに引っ掛かり保持される。このため、テーブル12を利用して傘70を保持できる。
しかも、第1開口孔22は側壁16Aに設けられているため、テーブル12の厚さ方向(フランジ部16の高さ方向)を有効に利用して第1開口孔22を設けることができる。
また、展開位置におけるテーブル12の上壁を構成する本体部14に第2開口孔24が設けられており、第2開口孔24は傘70の柄72を挿入可能かつ保持可能に構成されている。このため、第2開口孔24に傘70の柄72を挿入させることで、傘70が第2開口孔24の第2保持部24Aに引っ掛かり保持される。このため、テーブル12が展開位置に配置された際においても、テーブル12を利用して傘70を保持できる。
さらに、第1開口孔22は、ヒンジ機構30のコンビニフック34の車幅方向外側部分に設けられている。換言すると、第1開口孔22及び第2開口孔24がコンビニフック34の近傍に配置されている。このため、傘70をコンビニフック34の近傍で保持できるため、傘70の自重がテーブル12に作用する力点(第1開口孔22又は第2開口孔24)とテーブル12の支点(コンビニフック34に支持される部分)との間の距離を短くできる。これにより、傘70を保持する際のテーブル12の撓み量を抑制できる。
また、第1開口孔22はテーブル12の側壁16Aに貫通形成されており、第2開口孔24はテーブル12の本体部14に貫通形成されている。このため、棒状部材保持部20をテーブル12の外形から突出させずに形成できる。これにより、テーブル12の外形を大きくすることなく、傘70をテーブル12に保持させることができる。
さらに、連通孔26によって第1開口孔22と第2開口孔24とが連通されており、連通孔26は、傘70の柄72の通過を許容可能に構成されている。このため、格納位置(又は展開位置)において傘70の柄72が第1開口孔22(又は第2開口孔24)に保持された状態でテーブル12が展開位置(又は格納位置)へ回動された際には、連通孔26内において傘70の柄72を通過させて第2開口孔24へ移動できる。これにより、傘70をテーブル12から外さずに、格納位置と展開位置との間でテーブル12を回動できる。
また、棒状部材保持部20はテーブル12の車幅方向両端部にそれぞれ設けられている。このため、シートバック62の車幅方向両端部の位置において、傘70を保持できる。また、車両の左側に配置される車両用シート60と車両の右側に配置される車両用シート60において、車両用テーブル装置10を共用できる。
さらに、突起部28が、第1開口孔22と第2開口孔24との間で車幅方向に延在(突出)されて、展開位置では、第2開口孔24内に配置された傘70の柄72が第2保持部24Aに当接されて、突起部28によって傘70の第1開口孔22側への移動が抑制される。また、格納位置では、第1開口孔22内に配置された傘70の柄72が第1保持部22Aに当接されて、突起部28によって傘70の第2開口孔24側への移動が抑制される。このため、第1開口孔22又は第2開口孔24に挿入された傘70に対する保持性能を向上できる。
なお、本実施の形態では、第1開口孔22及び第2開口孔24内に、傘70の柄72が挿入できるように構成されているが、第1開口孔22及び第2開口孔24内に挿入できる部材はこれに限らない。例えば、第1開口孔22及び第2開口孔24内に、長手方向一端に略逆U字形状に湾曲された柄を有する杖を挿入してもよいし、略逆U字形状に湾曲された柄を有する折りたたみ傘を挿入してもよい。
また、本実施の形態では、棒状部材保持部20が第1開口孔22及び第2開口孔24を有している。これに替えて、棒状部材保持部20が第1開口孔22及び第2開口孔24の何れか一方を有する構成にしてもよい。この場合には、棒状部材保持部20における連通孔26が省略される。また、この場合には、第1開口孔22及び第2開口孔24を有底筒状に形成してもよい。
さらに、本実施の形態では、棒状部材保持部20がテーブル12の車幅方向両端部にそれぞれ設けられている。これに替えて、棒状部材保持部20をテーブル12の車幅方向両端部の何れか一方に設けてもよい。
また、本実施の形態では、第2開口孔24が略楕円形状に形成されている。これに替えて、第2開口孔24を、第1開口孔22と同様に、長手方向を車幅方向とする長孔状に形成してもよい。この場合には、第1保持部22Aと同様に、第2保持部24Aが車幅方向内側へ開放された略U字形状に形成される。
10 車両用テーブル装置
12 テーブル
14 本体部(第2壁)
16A 側壁(第1壁)
22 第1開口孔(第1開口部)
24 第2開口孔(第2開口部)
26 連通孔(第2連通部)
28 突起部
60 車両用シート
62 シートバック

Claims (3)

  1. 車両用シートのシートバックの背面から車両後方へ突出された展開位置と前記シートバックの背面側へ傾倒される格納位置との間で前記シートバックに回動可能に設けられたテーブルと、
    前記テーブルが格納位置に配置されたときに前記テーブルの上壁を構成する第1壁に設けられ、格納位置において上方へ開放された第1開口部と、
    前記テーブルが展開位置に配置されたときに前記テーブルの上壁を構成する第2壁に設けられ、展開位置において上方へ開放された第2開口部と、
    前記テーブルに設けられ、前記第1開口部と前記第2開口部とを連通させる連通部と、
    を備えた車両用テーブル装置。
  2. 前記テーブルに設けられると共に、前記第1開口部と前記第2開口部との間で車幅方向に延在されると共に前記連通部側へ突出された突起部を備えた請求項1に記載の車両用テーブル装置。
  3. 前記第1開口部及び前記第2開口部が前記テーブルの車幅方向両端部にそれぞれ設けられた請求項1又は請求項2に記載の車両用テーブル装置。
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