JP4467420B2 - 車両用内装品 - Google Patents
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Description
かかるカップホルダーでは、例えば小型の飲料缶から大型の紙コップや大サイズのペットボトル等に至るまで、大小さまざまの容器を支障なく収納できることが求められる。
そして、飲物容器をホルダー凹部内に挿入保持させる際には、前記保持ジョーがばね手段の付勢力に抗して下方へ揺動し、飲物容器が挿入される。このとき、保持ジョーは、挿入される飲物容器のサイズに応じた位置まで揺動し、当該飲物容器の側面をばね付勢して保持するように構成されている。
(1)保持要素及び保持ジョー等でなる容器保持部材をホルダー凹部の開口部に対応する部位に取り付ける際に、ホルダー凹部の内側からも手を入れて取付作業を行う必要があるので、作業性が悪く、特に、ホルダー凹部のサイズが小さい場合や、容器保持部材の取付位置がホルダー凹部の深い位置である場合には、取付作業が煩わしく非常に手間が掛かる。
(3)また、不使用時にホルダー凹部内に小物を落としてしまった場合、この小物が前記開口部からホルダー凹部の外部へ落ち込んでしまって取れなくなるおそれがある。
更に、前記カバーは開口部を外側から覆うものであり、このカバーには容器を大きさに応じて保持する容器保持部材が設けられているので、ホルダー凹部の外側から開口部を覆って前記カバーを取り付けることにより、ホルダー凹部の内側からも手を入れて取付作業を行う必要があった従来に比して、比較的容易に容器保持部材を前記開口部に位置させて取り付けることができる。
図1は本発明の実施形態に係る自動車の車室前部の斜視図である。
この図に示すように、前記自動車では、車室前部に配設された左右のフロントシート2L,2Rの間に、車幅方向における略中央から後方に延びる車両用内装品の一種としてのセンタコンソール4が配設されている。このセンタコンソール4の後端部分には、蓋体6で覆われた小物入れ部5が設けられている。そして、この小物入れ部5の前側の適所にカップホルダーW1が配設されている。
これらの図に示すように、前記カップホルダーW1は、有底の凹部11を備えたホルダー本体部10と、後述するカバー20及び揺動フラップ30とを主要部として構成されている。尚、これらホルダー本体部10,カバー20及び揺動フラップ30は、それぞれ合成樹脂材料を用いて成形されたものである。
前記凹部11の側壁14の所定部位には、凹部11の外部に開口する所定サイズの開口部15が形成されている。本実施形態では、この開口部15は、前記側壁14の比較的下部に、例えば開口部15の下縁部が凹部11の底壁13と側壁14の間の角部を切り欠く位置に、形成されている。この開口部15を凹部11の側壁14の外側から覆うために、カバー20が配設されている。
該カバー本体部21の上壁23には、該カバー本体部21の上部を前記ホルダー本体部10に取り付けるための一対の固定片23aが設けられている。また、カバー本体部21の底壁25の端末側には、カバー本体部21の下部を前記ホルダー本体部10に取り付けるための取付部としての固定板27が延設されている。
カバー本体部21の前記固定片23aを嵌合させるために、下方に開口した溝部17gが設けられている。
また、ホルダー本体部10の底壁13の裏面側には、カバー本体部21の前記固定板27を固定するために、下方に突出した一対の取付ボス部18が設けられている。
揺動フラップ30の各揺動軸31sを一対の縦壁22間の開口部に挿入し、各揺動軸31sにより一対の縦壁22を離間する方向に撓ませて、各揺動軸31sを対応する縦壁22の軸支穴22hに軸方向から嵌合させることにより、揺動フラップ30がカバー20に対して上下方向へ揺動可能に組み付けられる。
前記カバー本体部21の一方の縦壁22(例えば図3における右側の縦壁)には、前記バネ39の一端39aを挿入して係止する係止穴22kが形成されている。一方、揺動フラップ30の基端部31bには、前記バネ39の他端39bを挿入して係止する係止穴31kが設けられている。
こうしてバネ39が付設された揺動フラップ30をカバー20に組み付けることにより、カバー20の開口部対応部位には、上端部の揺動軸31sが前記軸支穴22hに軸支され、ホルダー凹部11内に収納された飲料等の容器C1,C2を当該容器C1,C2の大きさに応じて保持する上下方向へ揺動可能な容器保持部材(揺動フラップ30のフラップ本体32)が設けられることになる。
このようにして、カバー20がホルダー本体部10に取り付けられ、その開口部15がカバー20により凹部11の側壁14の外側から覆われるようになっている。
また、ホルダー凹部11内に小物(不図示)を落とした場合でも、この小物が開口部を通じてホルダー凹部11の外部に落ち込んで、取れなくなってしまうことが防止される。
従って、例えば車種の違い等によって配設場所(例えばドアトリムなど)や一部の仕様が異なり、自動車内装品の形状が異なる複数種類のカップホルダーについても、開口部15のサイズなどの基本的な条件が同様であれば、前記ユニットを共通して用いることができるのである。これにより、カバー20の各部品の製造や部品管理、更にはホルダー本体部10への組付作業も簡略化することができ、製造コストの削減に寄与することができる。
このように、上下方向へ揺動可能な揺動フラップ30のフラップ本体32により、容器C1,C2の大きさに応じて当該容器C1,C2を確実に保持することができるのである。
この場合には、カバー本体部21の底壁25と固定板27の間に位置する縦壁部分の長さをそれだけ長く設定することで対応すれば良い。
以下、本実施形態の変形例について、図4及び図5を参照しながら説明する。尚、以下の説明において、前記図1から図3で示した実施形態における場合と、同様の構成を備え同様の作用をなすものについては同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。
これら図4及び図5を前記図2及び図3とそれぞれ比較して良く分かるように、この変形例のカップホルダーW2は、前記図1から図3で示したカップホルダーW1と、ホルダー本体部50の凹部51の側壁54に形成した開口部55の上下方向位置が異なることと、これに対応して、カバー本体部61の底壁65と固定板67の間に位置する縦壁部分が長く設定されている点を除いては、基本的に同様である。
カバー本体部61は、前述のカバー本体部21と類似した一対の縦壁62と上壁63と中間壁64と底壁65とを有しているが、上壁63の構造が異なっている。この上壁63の上面には、一対の固定片部63aと、所定間隔を隔てて固定片部63aと平行に延設された固定凸部63bとが設けられ、両者63a,63b間に溝部が形成されている。
この固定板67をホルダー本体部60の底壁63の裏面側の取付ボス部58に固定する構造は、図2及び図3で示した場合と同様である。
従って、揺動フラップ30をカバー60に対して上下方向へ揺動可能に組み付ける組付構造、及びバネ39を揺動フラップ30のフラップ本体32の下部に組み込む組込構造は、何れも図2及び図3で示した場合と同様である。
このカバー60をホルダー本体部50に取り付ける際には、カバー本体部61の上壁63に設けた固定片部63aと固定凸部63bとで形成された溝部に前記取付用突起部57を嵌合させた上で、図2及び図3で示した場合と同様にして、カバー60の固定板67をホルダー本体部50の取付ボス部58に締結固定する。
また、このとき、カバー本体部60からホルダー凹部51の側壁54の外面に沿うようにして下方に向けて延長された延長部66は、ホルダー凹部51の底壁53に結合されているので、ホルダー凹部51の側壁54の前記延長部66で覆われた部分については、2重の側壁を有することとなり、ホルダー本体部50の剛性(つまり、カップホルダーW2の剛性)の向上に寄与することができる。
また、この変形例では、ホルダー凹部51の側壁54の開口部55は、好ましくは、側壁54の上部にあり、開口部55の下辺が上述のように側壁54の上下方向における中間位置にあり、上辺がホルダー凹部51の側壁54の上端近傍に位置する箇所に形成されているので、容器C1,C2を保持する上下方向へ揺動可能な揺動フラップ30のフラップ本体32がホルダー凹部51の上部に位置することとなり、背丈の高い容器C1,C2を保持する場合には特に有利である。
更に、以上の実施形態及び変形例では、揺動フラップ30の揺動軸31sを支持する軸支穴22h又は62hはカバー本体部21又は61の縦壁22又は62の内側において完全な丸穴状に形成され、一対の縦壁22又は62を離間する方向へ撓ませて、前記揺動軸31sを対応する軸支穴22h又は62hに軸方向から嵌合させて支持するようにしたものであったが、この代わりに、所謂スナップ式で支持させるようにしても良い。すなわち、軸支穴22h又は62hを、その周縁の一部が縦壁22又は62の前端面(組付時にホルダ本体部10又は50に近い側の面)に向かって開口するように形成し、また、より好ましくは、この開口端に上下方向へ拡開するテーパ状のガイド部を形成し、開口部の上下幅を揺動軸31sの直径よりも若干量だけ小さく設定しておく。そして、この開口部に対し揺動軸31sを軸線と直角方向に押し込むことによって、開口部を弾性的に押し開き、揺動軸31sを開口部から軸支穴22h又は62h内に嵌め込み支持させるようにしても良い。
10,50 ホルダー本体部
11,51 ホルダー凹部
13,53 (凹部の)底壁
14,54 (凹部の)側壁
15,55 開口部
20,60 カバー
21,61 カバー本体部
27,67 固定板(取付部)
66 延長部
30 揺動フラップ(容器保持部材)
32 フラップ本体部
C1,C2 容器
W1,W2 カップホルダー
Claims (2)
- 飲料等の容器を取り出し可能に収納し得る有底のホルダー凹部を備えた車両用内装品であって、
前記ホルダー凹部の側壁には、ホルダー凹部の外部に開口する開口部が形成され、
該開口部全体を外側から覆って閉塞するカバーが前記ホルダー凹部に取り付けられており、
前記カバーの前記開口部対応部位には、上端部が軸支され、ホルダー凹部内に収納された前記容器を当該容器の大きさに応じて保持する上下方向へ揺動可能な容器保持部材が設けられ、
前記カバーは、前記開口部を覆うカバー本体部と、該カバー本体部からホルダー凹部の底壁裏面側まで延設した取付部とを有し、当該カバーの上端部が前記開口部の上縁部に下方側から嵌合されている一方、前記取付部が前記ホルダー凹部の底壁裏面に下方へ突設した取付ボス部に締結されている、
ことを特徴とする車両用内装品。 - 前記開口部は、該開口部の下辺が前記ホルダー凹部の側壁の上下方向中間位置になるように形成されており、
前記カバーの取付部は、前記カバー本体部から前記側壁の外面に沿うようにして下方に向けて延長された延長部を含んでいる、
ことを特徴とする請求項1記載の車両用内装品。
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