JP2009172111A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009172111A
JP2009172111A JP2008013176A JP2008013176A JP2009172111A JP 2009172111 A JP2009172111 A JP 2009172111A JP 2008013176 A JP2008013176 A JP 2008013176A JP 2008013176 A JP2008013176 A JP 2008013176A JP 2009172111 A JP2009172111 A JP 2009172111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
rib
downward
upward
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008013176A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4831631B2 (ja
Inventor
Asao Tanaka
浅夫 田中
Yoshifumi Nakano
淑文 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Original Assignee
Sammy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2008013176A priority Critical patent/JP4831631B2/ja
Publication of JP2009172111A publication Critical patent/JP2009172111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4831631B2 publication Critical patent/JP4831631B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】前面枠と皿枠との隙間に対する不正行為を未然防止することにより、不正行為に対する耐性(耐不正行為機能)が高く、安心かつ安全に遊技を行うことのできる遊技機を提供することを例示的課題とする。
【解決手段】このパチンコ機2は、遊技盤6を内部に保持する枠体3の前方に配置され、その左側部近傍において揺動軸Xを中心に前後揺動可能とされた装飾枠12と、枠体3の前方であって装飾枠12の下方に配置されて貯留皿14をその前面側に有し、装飾枠12と協働して枠体3の前方を閉鎖する皿枠16とを有する遊技機であって、装飾枠12の下面12aには下方に突出する1又は複数の下向きリブ12bが設けられると共に皿枠16の上面16aには上方に突出する1又は複数の上向きリブ16bが設けられ、下向きリブ12bの下端12cの高さ位置が上向きリブ16bの上端16cの高さ位置以下とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機に係り、特に、前面枠と皿枠との隙間に不正具が挿入されるのを防止することのできる遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機においては、弾球された球が遊技領域(遊技盤面上又はその近傍に形成された領域であって、球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で球が遊技領域内の障害釘(ゲージともいう。)や羽根車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に球が入賞すれば所定の景品球払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に球が流入すれば景品球払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は球の流下における偶然性を利用しつつ球の入賞及び景品球払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
このようなパチンコ機は、機器全体が複数の枠体により囲まれるように構成されて、球の円滑な流下、遊技者による遊技盤への不正アクセス防止、パチンコホールへの設置性の向上、メンテナンス性の向上等様々な機能を実現している。
例えば、木材、樹脂、金属等で形成された筐体枠が、パチンコ機全体の主に上下面及び左右側面を囲むように構成され、その筐体枠の内側には機枠が筐体枠に対して前方開閉可能に配置され、この機枠が遊技盤を保持している。これらの筐体枠及び機枠によって、主にパチンコ機の上下及び左右側方からの内部への不正アクセスが有効に防止されている。
その機枠の前方には前面枠や皿枠が機枠に対して前方開閉可能に配置され、この前面枠(装飾枠ともいう。)が遊技盤を視認可能とする前面ガラスやその周囲に配置される各種装飾部材を保持し、皿枠が球を貯留するための貯留皿をその前面側に有している。この前面枠及び皿枠によって、主にパチンコ機の前方から内部への不正アクセスが有効に防止されている。
これらの筐体枠、機枠、前面枠及び皿枠は相互に施錠装置によって施錠されて遊技者による内部への不正アクセスの防止が図られる。加えて、メンテナンス時にパチンコホール員や作業員によるパチンコ機内部へのアクセスを容易にするために、これらの枠部材は施錠装置の解錠によって容易に開放可能とされている。
例えば、パチンコ機を正面視した場合において、その左側部近傍にヒンジ構造を配し、右側部近傍に施錠装置を配することにより、施錠状態においてはヒンジ構造と施錠装置との協働によって前面枠を閉鎖維持し、解錠状態においては左側部近傍のヒンジ構造を中心として前面枠の右側部近傍を手前に大きく開放することができるように構成されている。また、皿枠においても、同様に左側部近傍や下部近傍にヒンジ構造を有したものがあり、施錠装置の解錠によって容易に手前に開放することができるようになっている。例えば、特許文献1には、このようなパチンコ機における前面枠と皿枠とが開示されている(例えば、図2を参照。)。
特開平09−108421号公報
しかしながら、前面枠及び皿枠は共に機枠に対して開閉可能な構造を有することから、前面枠の下辺と皿枠の上辺とを隙間なくぴったり密着させることは困難であり、両者の間には不可避的に隙間が存在する。そして、不正行為者がこの隙間に不正具を隠し置きしたり、隙間から不正具を挿入したりすることにより、遊技機を破損・誤動作させたり、不正に利益を得ようとする場合がある。例えば、この隙間から不正な電磁波等を発生する不正回路基板を挿入し、パチンコ機内部の電子回路に悪影響を与える不正が行われる場合がある。このような不正行為が遊技機に対して行われると、パチンコホールや他の遊技者が不測の不利益を被ったり、パチンコ機の破損を生じてしまい、遊技者が安心して遊技を行うことができなくなる。
更に、近年では遊技に対する遊技者の興趣を一層向上させるべく、遊技者側に大きく迫り出して迫力を増大させた前面枠や皿枠が用いられる場合がある。そのような前面枠や皿枠においては、前後方向の厚み(奥行き寸法)が大きくなり、伴って隙間の領域が大きくなるので、一層両枠の隙間に対して行われる不正行為を効果的に防止する必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、前面枠と皿枠との隙間に対する不正行為を未然防止することにより、不正行為に対する耐性(耐不正行為機能)が高く、安心かつ安全に遊技を行うことのできる遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての遊技機は、遊技媒体を利用した遊技を実現する遊技演出体を内部に保持する枠体の前方に配置され、その一側部近傍において上下に延びる揺動軸を中心に前後揺動可能とされた前面枠と、枠体の前方であって前面枠の下方に配置されて遊技媒体を貯留する貯留皿をその前面側に有し、前面枠と協働して枠体の前方を閉鎖する皿枠と、を有する遊技機であって、皿枠に対向する前面枠の下面には下方に突出する1又は複数の下向きリブが設けられると共に前面枠に対向する皿枠の上面には上方に突出する1又は複数の上向きリブが設けられ、下向きリブの下端の高さ位置が上向きリブの上端の高さ位置以下とされていることを特徴とする。
皿枠の上面に上向きリブを設けて皿枠の上面を凸凹状態とすることができるので、皿枠上面と前面枠下面との間に隙間があってもそこに不正回路基板等の不正具を置き難くすることができる。更に、前面枠の下面にも下向きリブを設けてその下端高さ位置を上向きリブの上端高さ位置以下としているので、隙間の断面をジグザグ形状とすることができ、不正回路基板等の隠し置きを一層困難なものとすることができる。その結果、例えば奥行き寸法が大きく迫力を増大させた前面枠や皿枠を有する遊技機であっても、耐不正行為機能を充分に発揮させることができ、安心かつ安全に遊技を楽しむことのできる遊技機とすることができる。
なお、ここにおいて遊技機は、典型的にはパチンコ機を意味するが、もちろん、パチスロ機やその他のゲーム機器等を含む概念である。また、遊技媒体及び遊技演出体は、パチンコ機においてはパチンコ球及び遊技盤を意味し、パチスロ機においてはコイン及び回胴体を意味する。「前方」は、この遊技機での遊技状態において遊技機から遊技者に向かう方向であり、後方は逆に遊技者から遊技機に向かう方向である。また、設置状態においてこの遊技機を正面視したときの上下左右方向を本願における上下左右方向とする。
遊技機において、下向きリブ及び上向きリブがいずれも前後に沿って延びる方向に設けられていてもよい。
上下のリブが前後に沿って延びる方向に設けられているので、前面枠を皿枠に対して前後に移動させる場合にリブ同士の干渉を避けることができる。例えば、揺動軸が遊技機の正面視左側部近傍に配置される場合において、前面枠を前方に揺動開放する際に前面枠は皿枠に対して略前方に(より具体的には、円弧を描きながら前方へと。)移動することとなる。その場合であっても、上下のリブが前後方向に沿って設けられていれば、リブ同士の干渉を防止して、スムーズな枠開放を実現することができる。
また、前面枠や皿枠を樹脂成型で形成する場合において、型抜き方向を前後方向とすることにより、前後方向に沿ったリブを容易に成型することができる。その場合、各枠の前面側に複雑形状の造形を成型することも容易となるので、不正防止効果と造形による興趣向上との両立を容易にすることができる。
下向きリブの下端の高さ位置又は上向きリブの上端の高さ位置のうち少なくともいずれか一方が、前後方向に亘って変化するように傾斜していてもよい。
リブ高さを奥行き方向に沿って傾けることにより、前面枠と皿枠との隙間における不正具の隠し持ちをより一層困難とすることができる。また、例えば下向きリブのリブ高さを、その下端の高さ位置が後方に向けて高い位置となるように(換言すれば、奥に行くほど上に上がるように。)設ければ、開放状態の前面枠を閉鎖する場合に、下向きリブの下端が皿枠の上面を掬うような状況となり、相互の衝突を避け、スムーズな前面枠の開閉に寄与することができる。特に、前面枠がその重量によって皿枠側に下がってしまった場合にも、両者の衝突を防止することができるので、遊技機の破損防止や耐久性向上に寄与することができる。
ここで、下向きリブの奥行き方向における高さの傾斜と上向きリブの奥行き方向における高さの傾斜を、水平方向に対して同傾斜としても逆傾斜としてもよい。同傾斜とした場合には、前面枠や皿枠の開閉動作を一層スムーズに実現することができるという効果を生じ、逆傾斜とした場合には、両枠の隙間への不正具の挿入を一層困難にすることができるという効果を生じる。
揺動軸から下向きリブまでの距離をR、前面枠が枠体に対して閉鎖状態にある場合における一の下向きリブの後端部からその揺動軸側に隣り合う上向きリブの前端部までの長さをLとしたときに、下向きリブと上向きリブとの距離Wが条件式「W≧(R+L1/2−R」を満足してもよい。
下向きリブに隣り合う上向きリブまでの距離、特に揺動軸に近い側の上向きリブまでの距離を上記の条件式に基づいて算出された距離Wとすれば、前面枠の開閉動作によって下向きリブが円弧状の移動軌跡を呈したとしても下向きリブと上向きリブとが干渉せず、前面枠をスムーズに開閉することができる。したがって、遊技機の破損防止や耐久性向上に寄与することができ、結果的に遊技機のコスト低減を図ることができる。
前面枠が枠体に対して閉鎖状態にある場合に、下向きリブの下端が皿枠の上面と離間し、かつ上向きリブの上端が前面枠の下面と離間していてもよい。
前面枠と枠体との閉鎖状態においても、下向きリブと皿枠とが当接せず、かつ上向きリブと前面枠とが当接しないので、前面枠の開閉動作を繰り返した場合においても前面枠及び皿枠の損傷や磨耗を防止することができる。したがって、前面枠のスムーズな開閉を確保しつつ前面枠と皿枠との隙間への不正具の挿入を防止することができ、しかも、両枠の耐久性向上をも図ることができる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、前面枠と皿枠との隙間の断面をジグザグ形状とすることができ、その隙間への不正回路基板等の不正具の挿入や隠し置きを効果的に防止することができる。その結果、その隙間領域における耐不正行為機能を向上させることができ、安心かつ安全に遊技を楽しむことができる遊技機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の正面図である。このパチンコ機2は、枠体3、遊技盤(遊技演出体)6、前面ガラス(前面透明板)10、装飾枠(前面枠)12、皿枠16を有している。
なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパチスロ機、スロットマシン、パロット機、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができる。すなわち、遊技演出体を内部に保持する枠体の前方に、開閉可能な前面枠及びその下方に配置された皿枠を有するあらゆる遊技機を概念として含む。パチンコ機においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等の種々のパチンコ機を概念することができるが、本実施の形態においては、デジパチ遊技を実現するいわゆる1種タイプのパチンコ機(セブン機ともいう。)について例示説明する。
パチンコ機2の枠体3は、後述する遊技盤6を保持するためのもので、装飾枠12と協働してこのパチンコ機2の周囲及び前方又はそれらに加えて後方を囲むように構成される。枠体3の内部には、遊技盤6の他にも各種電子基板や遊技媒体用の経路等各種機構部品が配置され、枠体3及び装飾枠12によって周囲側方及び前方又はそれらに加えて後方からのパチンコ機2内部への不正アクセスが防止されるようになっている。
例えば、最外郭に配置されてパチンコ機2の側方周囲を囲む筐体枠4、その内側に配置されて遊技盤6を保持する機枠9とを有して枠体3が構成される。そして、その機枠9の前方には、前面ガラス10とその周囲を装飾する装飾部材61とを保持する装飾枠12が配置される。なお、前面ガラス10は、枠体3内部に保持された遊技盤6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材であるが、詳細は後述する。
遊技盤6は、その遊技盤面6a側で球(遊技媒体)51の流下による遊技を実現する盤状部材であり、遊技盤面6aを前方から遊技者にとって視認可能となるように枠体3(本実施の形態においては、枠体3の一部としての機枠9。)に保持されている。その遊技盤面6aには略円形状に周囲を囲むようにレール飾り(不図示)が取り付けられており、レール飾りの内周面(内側面)が遊技盤面6aに対して立設するように配置されている。そして、その内側面によって画定され、内側面に面した略円形状の領域が遊技領域6bとなっている。
遊技領域6bには、その遊技領域6b内を流下する球51と衝突してその流下方向を変更させるための多数のゲージ(障害釘、不図示)が配置されている。また、遊技領域6b内には、大入賞口50、普通入賞口53、始動口55等の各種入賞口、通過ゲート57、風車(不図示)等も配置されており、流下する球51が各入賞口に流入して景品球払出しの契機となったり、通過ゲート57を通過したり、風車を回転させたりすることによって、球51による流下遊技を楽しむことができるようになっている。
遊技領域6b内の略中央部近傍には、例えばセンター役物7が配置され、そのセンター役物7は、図柄表示装置7aとセンター飾り8とを有している。センター飾り8は、装飾的な造形が施され、また、センター役物7内に流入した球51の流下態様に変化を与えて遊技演出を実現するステージが形成された造形部材であり、図柄表示装置7aの表示画面7b周囲に配置されている。
図柄表示装置7aは、遊技者が遊技盤面6a側から視認可能となるように配置され、その表示画面(映像表示面)7b上に映像表示を行う表示装置であって、例えば、液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等が適用される。図柄表示装置7aの表示画面7bには、3桁の数字又は文字等により構成される図柄7cが回転又は停止するように映像として表示される。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像も表示されるようになっている。通常遊技時や特別遊技(いわゆる大当たり。)時において、各種図柄7cや演出映像を表示することにより、遊技の興趣向上を図ることができるようになっている。
後述する発射ユニットにより球51が発射されると、球51はレール飾りの内側面に沿いつつ進行して遊技領域6b内の上部に至る。その後、球51はゲージに衝突しつつ遊技領域6b内を下方に流下し、あるものは普通入賞口53に入賞して一定数の景品球払出しの契機となり、あるものはいずれの入賞口にも入賞せずに遊技領域6b内最下部に位置するアウト口59に流入してパチンコ機2の外部へと排出される。
球51が始動口55に流入すると、その流入に起因して図柄表示装置7aの図柄7cが回転表示(特別遊技の抽選。)を開始し、その図柄7cが所定の態様(例えば、「7・7・7」。)で停止表示すれば、図柄変動遊技における大当たり(特別遊技)が発生する。そして、大入賞口50の開閉扉が開放して多量の入賞球を受け入れ、多量の景品球が貯留皿14へと払い出されるようになっている。
前面ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。前面ガラス10は透明平板ガラスで形成されて装飾枠12の裏面側に保持され、遊技盤6との間に球51が流下する流下空間を形成する機能、遊技者が前面ガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないように不正アクセスを防止する機能、を発揮する。
このパチンコ機2は、球51を遊技領域6bに向けて発射する発射ユニット(不図示)も有している。発射ユニットは、貯留皿14の一部としての上皿14aから球供給装置(不図示)によって発射位置に送り出された球51を、遊技領域6bの上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、例えば発射位置の球51を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、機枠9に取り付けられている。球発射のために、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射ハンドル15は、発射ユニットの一部としてパチンコ機2の前面下方に設けられている。
装飾枠12は、機枠9の前方に配置されて、例えば樹脂を材料とする枠部材であり、その中央に大きな開口部が形成されている。装飾枠12の裏面側(後面側)には、開口部を塞いで前面ガラス10が配置されており、その開口部の周囲には、興趣向上に寄与する装飾部材61が配置されている。この前面ガラス10とその周囲の装飾部材61とが協働して、パチンコ機2の主に前方からの内部への不正アクセスを防止する機能を発揮している。
装飾枠12は、正面視左側部近傍において上下に延びる揺動軸X周りに機枠9に対して前後揺動可能とされている。そのため、閉鎖されて施錠装置(不図示)によって枠体3と施錠状態にある場合は、パチンコ機2の外部から内部(例えば、遊技盤6。)への不正アクセスが防止され、解錠された場合には、この揺動軸Xを中心として容易に前方へ開放可能となり、内部のメンテナンス等を簡単に行うことができるようになっている。
皿枠16は、機枠9の前方であって装飾枠12の下方に配置された、例えば樹脂を材料とする枠部材である。皿枠16は、その前面側に貯留皿14を有しており、装飾枠12の下方に隣接するように配置されてパチンコ機2の前面下方部分を覆っている。すなわち、装飾枠12と皿枠16とが協働することによって、パチンコ機2の前方が閉鎖されて内部への不正アクセスが防止されている。なお、皿枠16の更に下方にはパチンコ機2の前方最下方部を覆う幕板63が配置されているが、その説明については省略する。
貯留皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態においては上皿14aと下皿14bとを有している。上皿14aは、皿枠16の上部近傍に位置しており、発射すべき球51を発射ユニットに向けて送出すべく球を貯留している。その上皿14a内の球51は、球排出ボタン14cによって皿枠16の下部近傍に位置する下皿14bへと排出することができるようになっている。下皿14bは、上皿14aから排出された球51やファール球を受け取るためのものであって、遊技終了時には、下皿14b内の球51を球抜きレバー(不図示)によって、球箱へと落下させることができるようになっている。
図2は、この装飾枠12と皿枠16との対向部分(図1中の領域A部分。)を部分的に拡大して示す部分拡大正面図である。装飾枠12の下面12aと皿枠16の上面16aとの間には、装飾枠12のスムーズな揺動開閉のために、隙間Gが確保されている。そして、装飾枠12の下面12aには、下方に突出する複数の下向きリブ12bが設けられ、皿枠16の上面16aには、上方に突出する複数の上向きリブ16bが設けられている。
図3(a)は、皿枠16の上面16aを上方から見て上向きリブ16b部分を拡大した部分拡大上面図である。また、図3(b)は、装飾枠12の下面12aを下方から見て下向きリブ12b部分を拡大した部分拡大底面図である。図3(a)においては、装飾枠12の図示を省略し、図3(b)においては、皿枠16の図示を省略している。なお、図4(a)は、上向きリブ16bを斜め上方から見た外観斜視図であり、図4(b)は、下向きリブ12bを斜め下方から見た外観斜視図である。
下向きリブ12b及び上向きリブ16bは、共にパチンコ機2の前後方向(図3中の矢印Y方向。)に沿って延びるように設けられている。そして、図2に示すように、その正面視において下向きリブ12bと上向きリブ16bとは左右方向に沿って並んで配置されている。リブ12b,16bが前後方向に延びて左右方向に並ぶように配置されているので、上下のリブの高さ位置がオーバーラップするように(すなわち、側面視において、下向きリブ12bと上向きリブ16bとが互いに重なり合うように。)形成しても、装飾枠12の開閉時にリブ同士の衝突を回避することができる。また、装飾枠12や皿枠16を樹脂成型で形成する際に、型抜き方向を前後方向とすることができる。したがって、装飾部材61や貯留皿14の造形形状を複雑にすることができ、リブによる不正防止と造形による興趣向上との両立を図ることができる。
本実施の形態においては、2つの下向きリブ12bに対して1つの上向きリブ16bが1組のリブセットを為し、数組のリブセットが並ぶように配置されているが、もちろん、1つの下向きリブ12bと1つの上向きリブ16bとが1組のリブセットを為し、互い違いとなるように並んで配置されてもよい。リブセットにおける下向きリブ12bと上向きリブ16bとの組合せは設計上の都合に応じて変更することができる。
下向きリブ12bの下端12cにおける高さ位置Hdは、上向きリブ16bの上端16cにおける高さ位置Hu以下の高さ以下とされている。したがって、隙間Gの断面形状はジグザグ形状となっており、この隙間に不正回路基板等の厚みのある平板部材を挿入することができないようになっている。
なお、リブ12b,16bの前後方向(矢印Y方向)のすべての箇所において下向きリブ12bの下端12cにおける高さ位置Hdが上向きリブ16bの上端16cにおける高さ位置Hu以下とされている必要はない。いずれかの箇所において、高さ位置Hdが高さ位置Hu以下とされていれば、その箇所よりも後方(奥)への不正回路基板等の挿入を防止することができる。例えば、下面12a及び上面16aにおける最前面で高さ位置Hdが高さ位置Hu以下とされていれば、不正回路基板等を隙間Gに挿入する不正行為をパチンコ機2の前面において阻止することができる。
ただし、下向きリブ12bの下端12cは、装飾枠12の閉鎖時においても皿枠16の上面16aと離間するように設定されている。また、上向きリブ16bの上端16cも、装飾枠12の閉鎖時において装飾枠12の下面12aと離間するように設定されている。装飾枠12の開閉を繰り返し行っても下向きリブ12bと皿枠16とが接触したり衝突したりせず、上向きリブ16bと装飾枠12とが接触したり衝突したりしない。したがって、装飾枠12や皿枠16の損傷や磨耗を防止して耐久性を向上させることができる。
図5は、下向きリブ12bと上向きリブ16bとの左右方向における位置関係を説明するために、両者を上方から見た上面模式図である。揺動軸Xから下向きリブ12bまでの距離をR、下向きリブ12bの後端部から揺動軸X側に隣り合う上向きリブ16bの前端部までの長さをLとしたときに、下向きリブ12bと上向きリブ16bとの距離Wを、
W ≧ (R+L1/2 − R
で近似的に設定している。したがって、装飾枠12を揺動軸X周りに揺動回転させて開閉動作を行っても、下向きリブ12bの移動軌跡Tが上向きリブ16bと重複しないようになっている。装飾枠12の開放時に下向きリブ12bと上向きリブ16bとが干渉しないので、開閉をスムーズに行うことができてリブの破損を防止することができ、ひいてはパチンコ機2の耐久性の向上に寄与することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
[変形例1]
図6は、本発明の変形例1に係るパチンコ機2の装飾枠12と皿枠16との隙間G部分を側方から見て模式的に示す側方模式図である。このパチンコ機2においては、下向きリブ12bの下端12cと上向きリブ16bの上端16cとが共に、パチンコ機2の前方から後方に向けて(すなわち、図6中の左側から右側に向けて。)上向き傾斜している。その傾斜角θは、例えば1°〜10°程度が好ましい。
装飾枠12は、その開放時にはパチンコ機2の前方に向けて開放され、閉鎖時にはパチンコ機2の後方に向けて閉鎖されて皿枠16の略上方に位置して両リブ12b,16bが隙間Gを構成する。下端12cと上端16cとが共に後方に向けて上向き傾斜しているので、装飾枠12の閉鎖時に下端12cが皿枠16の上面16aを掬い、上端16cが装飾枠12の下面12aを掬う状況となる。したがって、装飾枠12の開閉をスムーズに行うことができ、例えば、装飾枠12がその自重で傾き下面12aが下がってしまった場合であっても、装飾枠12と皿枠16との衝突を回避して破損を防止することができる。
また、リブ高さが前後方向に沿って傾斜しているので、型抜き方向を前後方向として装飾枠12や皿枠16を樹脂成型する際に、その傾斜が抜き勾配となって成型が容易となり、成型部品の歩留り向上等の効果を発揮する。
[変形例2]
図7は、本発明の変形例2に係るパチンコ機2の装飾枠12と皿枠16との隙間G部分を側方から見て模式的に示す側方模式図である。このパチンコ機2においては、下向きリブ12bの下端12cがパチンコ機2の前方から後方に向けて(すなわち、図7中の左側から右側に向けて。)上向き傾斜し、上向きリブ16bの上端16cがパチンコ機2の前方から後方に向けて下向き傾斜している。そして、パチンコ機2の前面近傍において、下向きリブ12bの下端12cの高さ位置が上向きリブ16bの上端16cの高さ位置以下とされている。
装飾枠12の閉鎖時において、パチンコ機2前面近傍以外の部分における隙間Gを大きくとることができる。したがって、装飾枠12の開閉時における皿枠16との干渉の虞を一層低減することができる。その前面近傍においては、隙間Gが下向きリブ12bと上向きリブ16bとによって狭くかつジグザグに形成されているので、前面近傍において不正回路基板等の挿入を阻止することができる。なお、リブ12b,16bは、前面近傍において設けられていればよく、装飾枠12や皿枠16の後面側にまで設けられている必要はない。
本発明の実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 図1に示すパチンコ機における装飾枠と皿枠との対向部分を部分的に拡大して示す部分拡大正面図である。 (a)は、図2に示す装飾枠の下面を下方から見て下向きリブ部分を拡大した部分拡大底面図であり、(b)は、図2に示す皿枠の上面を上方から見て上向きリブ部分を拡大した部分拡大上面図である。 (a)は図3(a)に示す上向きリブを斜め上方から見た外観斜視図であり、(b)は図3(b)に示す下向きリブを斜め下方から見た外観斜視図である。 図3に示す下向きリブと上向きリブとの左右方向における位置関係を説明するために、両者を上方から見た上面模式図である。 本発明の変形例1に係るパチンコ機の装飾枠と皿枠との隙間部分を側方から見て模式的に示す側方模式図である。 本発明の変形例2に係るパチンコ機の装飾枠と皿枠との隙間部分を側方から見て模式的に示す側方模式図である。
符号の説明
A:領域
θ:傾斜角
G:隙間
Hd,Hu:高さ位置
T:移動軌跡
X:揺動軸
Y:矢印
2:パチンコ機(遊技機)
3:枠体
4:筐体枠(枠体の一部)
6:遊技盤(遊技演出体)
6a:遊技盤面
6b:遊技領域
7:センター役物
7a:図柄表示装置
7b:表示画面(映像表示面)
7c:図柄
8:センター飾り
9:機枠(枠体の一部)
10:前面ガラス(前面透明板)
12:装飾枠(前面枠)
12a:下面
12b:下向きリブ
12c:下端
14:貯留皿
14a:上皿
14b:下皿
14c:球排出ボタン
15:発射ハンドル
16:皿枠
16a:上面
16b:上向きリブ
16c:上端
50:大入賞口
51:球(遊技媒体)
53:普通入賞口
55:始動口
57:通過ゲート
59:アウト口
61:装飾部材
63:幕板

Claims (5)

  1. 遊技媒体を利用した遊技を実現する遊技演出体を内部に保持する枠体の前方に配置され、その一側部近傍において上下に延びる揺動軸を中心に前後揺動可能とされた前面枠と、
    前記枠体の前方であって前記前面枠の下方に配置されて遊技媒体を貯留する貯留皿をその前面側に有し、前記前面枠と協働して前記枠体の前方を閉鎖する皿枠と、を有する遊技機であって、
    皿枠に対向する前面枠の下面には下方に突出する1又は複数の下向きリブが設けられると共に前面枠に対向する皿枠の上面には上方に突出する1又は複数の上向きリブが設けられ、下向きリブの下端の高さ位置が上向きリブの上端の高さ位置以下とされている遊技機。
  2. 下向きリブ及び上向きリブが、いずれも前後に沿って延びる方向に設けられている請求項1に記載の遊技機。
  3. 下向きリブの下端の高さ位置又は上向きリブの上端の高さ位置のうち少なくともいずれか一方が、前後方向に亘って変化するように傾斜している請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記揺動軸から一の前記下向きリブまでの距離をR、前記前面枠が前記枠体に対して閉鎖状態にある場合における該一の下向きリブの後端部から該一の下向きリブの前記揺動軸側に隣り合う前記上向きリブの前端部までの長さをLとしたときに、下向きリブと上向きリブとの距離Wが以下の条件式を満足する請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
    W ≧ (R+L1/2 − R
  5. 前記前面枠が前記枠体に対して閉鎖状態にある場合に、
    前記下向きリブの下端が前記皿枠の上面と離間し、かつ前記上向きリブの上端が前記前面枠の下面と離間している請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の遊技機。
JP2008013176A 2008-01-23 2008-01-23 遊技機 Expired - Fee Related JP4831631B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013176A JP4831631B2 (ja) 2008-01-23 2008-01-23 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013176A JP4831631B2 (ja) 2008-01-23 2008-01-23 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009172111A true JP2009172111A (ja) 2009-08-06
JP4831631B2 JP4831631B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=41027919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013176A Expired - Fee Related JP4831631B2 (ja) 2008-01-23 2008-01-23 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4831631B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011078676A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011110333A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011110334A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003047744A (ja) * 2001-08-06 2003-02-18 Heiwa Corp 遊技機
JP2003340075A (ja) * 2002-05-27 2003-12-02 Cosmorohm Kenkyusho:Kk 遊戯装置用部品およびパチンコ機
JP2007037811A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003047744A (ja) * 2001-08-06 2003-02-18 Heiwa Corp 遊技機
JP2003340075A (ja) * 2002-05-27 2003-12-02 Cosmorohm Kenkyusho:Kk 遊戯装置用部品およびパチンコ機
JP2007037811A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011078676A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011110333A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011110334A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4831631B2 (ja) 2011-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4702809B2 (ja) 遊技機用の入球具及び遊技機
JP2009189577A (ja) 遊技機
JP2009160028A (ja) 入賞口ユニット及び遊技機
JP2009195638A (ja) 遊技機用の入球具及び遊技機
JP2009089990A (ja) 遊技盤ユニット、速度調整部材及び遊技機
JP4963294B2 (ja) 遊技機用の入球具及び遊技機
JP2009195637A (ja) 遊技機用の入球具及び遊技機
JP4831631B2 (ja) 遊技機
JP5218037B2 (ja) パチンコ遊技機
JP6760775B2 (ja) 遊技機
JP5235077B2 (ja) 遊技機用の外郭枠体及び遊技機
JP2009142305A (ja) 遊技機
JP2008229057A (ja) 流下方向変更部材及び遊技機
JP5105532B2 (ja) 遊技機用の入球具及び遊技機
JP2008173304A (ja) 枠体ユニット及び遊技機
JP4632208B2 (ja) 遊技機
JP4919425B2 (ja) 遊技機
JP5927510B2 (ja) 役物装置および遊技機
JP2018186924A (ja) 遊技機
JP2008125844A (ja) 前面透明板の取付け構造及び遊技機
JP6083099B2 (ja) 役物手段および遊技機
JP5622333B2 (ja) 遊技機用の外郭枠体
JP4608956B2 (ja) 遊技機
JP6304278B2 (ja) 遊技機
JP5972334B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4831631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees