JP2009171473A - 携帯情報端末 - Google Patents

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    • H04M1/0239Sliding mechanism with two degree of freedom, e.g. translation in two different directions

Abstract

【課題】 通信方式の切換操作を容易にした携帯情報端末を提供すること。
【解決手段】 携帯端末は、第1筐体と、第1筐体と相対的に移動可能に連結された第2筐体と、第2筐体は、第1筐体との重なる面に第1部分と第2部分とを有し、第1部分が表出するデータ通信スタイルと、第2部分が表出する音声通話スタイルとに形状を変化可能であり、データ通信スタイルおよび音声通話スタイルのいずれの形状であるかを検出する形状検出部(S03)と、WiMAX通信部と、CDMA通信部と、形状検出部により検出された形状に基づいて(S05,S21)、WiMAX通信部を用いて通信するデータ通信モードと、CDMA通信部を用いて通信するCDMA通信モードとのいずれかの通信モードに切り換えるモード切換部(S10,S22)と、を備える。
【選択図】 図7

Description

この発明は、携帯情報端末に関し、複数の通信方式で通信可能な携帯情報端末に関する。
携帯情報端末は、複数のアプリケーションプログラムを実行することが可能である。したがって、携帯情報端末に実行させるアプリケーションプログラムを特定するために、複数のアプリケーションプログラムのうちからいずれかを選択しなければならない。
特開2005−277468号公報(特許文献1)には、実行するアプリケーションプログラムの選択を容易にした携帯情報端末が記載されている。この携帯情報端末は、第1ユニットと、第2ユニットと、前記第1ユニットに対して前記第2ユニットをスライド可能に係合する係合手段と、前記係合手段によってスライドされる前記第2ユニットをスライド可能範囲の途中で係止する係止手段と、前記係止手段により前記第2ユニットが係止された位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された係止位置に応じて所定の機能を起動する機能制御手段とを具備したことを特徴とする。
一方、携帯情報端末は、CDMA(Code Division Multiple Access)等の通信方式と、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の無線LAN(Local Area Network)の通信方式との2種類の通信方式で通信可能なものがある。CDMA等の通信方式とWiMAX等の通信方式のいずれにおいても、通話のための音声通信と、データを送受信するためのデータ通信とが可能な場合がある。この場合、2種類の通信方式のいずれかをユーザが選択し、通信方式を切り換えなければならない。
携帯情報端末により実行されるアプリケーションプログラムは、音声通信またはデータ通信を使用するものがあり、実行されるアプリケーションプログラムによって、2種類の通信方式のいずれかで通信する方が通信速度等の効率面およびコスト面で都合がよい場合がある。したがって、ユーザは、携帯情報端末に実行させるアプリケーションプログラムに適合する通信方式が2種類の通信方式のいずれであるかを知らなければ、適切な通信方式を選択することができないといった問題がある。
特開2005−277468号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、通信方式の切換操作を容易にした携帯情報端末を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、携帯情報端末は、第1筐体と、第1筐体と相対的に移動可能に連結された第2筐体と、第2筐体は、第1筐体との重なる面に第1部分と第2部分とを有し、第1部分が表出する第1の形状と、第2部分が表出する第2の形状とに形状を変化可能であり、第1の形状および第2の形状のいずれの形状であるかを検出する形状検出手段と、第1通信手段と、第1通信手段とは通信方式が異なる第2通信手段と、形状検出手段により検出された形状に基づいて、第1通信手段を用いて通信する第1通信モードと、第2通信手段を用いて通信する第2通信モードとのいずれかのモードに切り換えるモード切換手段と、を備える。
この局面に従えば、携帯情報端末の形状に基づいて、第1通信手段を用いて通信する第1通信モードと、第2通信手段を用いて通信する第2通信モードとのいずれかのモードに切り換えられる。このため、携帯情報端末を使用する形状に応じた通信方式に切り換えられるので、ユーザは通信方式を切り換える必要がない。その結果、通信方式の切換操作を容易にした携帯情報端末を提供することができる。
好ましくは、第1部分は、文字を入力するための複数のボタンを有する。
この局面に従えば、携帯情報端末が第1の形状の場合は複数のボタンが表出するので、文字の入力が容易となる。例えば、携帯情報端末が文字の入力が要求されるアプリケーションプログラムを実行する場合に、携帯情報端末を第1形態にすれば文字の入力が容易になるとともに、そのアプリケーションプログラムが実行されることにより通信するのに適した通信方式に切り換えることができる。
好ましくは、携帯情報端末は、ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、イヤホンマイクと接続される接続端子と、をさらに備え、モード切換手段は、第1の形状が検出されている場合、接続端子にイヤホンマイクが接続されているときは操作受付手段により受け付けられたモードに切り換え、イヤホンマイクが接続されていないときは第1通信モードに切り換える。
この局面に従えば、第1の形状が検出されている場合、イヤホンマイクが接続されていれば、ユーザにより選択された通信方式に切り換えられ、イヤホンマイクが接続されていなければ、通信モードが第1通信モードに切り換えられる。例えば、第1形状においてイヤホンマイクが接続されている場合において、音声を出力または入力する通話のためのアプリケーションプログラムが携帯情報端末によって実行されるときは、ユーザが通信方式を切り換えることができる。このため、音声を送受信する場合の利便性を向上させることができる。
好ましくは、携帯情報端末は、モード切換手段により前記第2通信モードに切り換えられている場合は、第1通信手段の駆動を禁止する駆動制御手段をさらに備える。
この局面に従えば、第2通信モードに切り換えられている場合、第1通信手段の駆動が禁止される。このため、第1通信手段により電力が消費されないので、消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1〜図3は、本実施の形態における携帯情報端末1のスタイル別の外観を示す斜視図である。図1は、基本スタイルにおける携帯情報端末1の斜視図を示し、図2は、データ通信スタイルにおける携帯情報端末1の斜視図を示し、図3は、音声通話スタイルにおける携帯情報端末1の斜視図を示す。データ通信スタイルは第1の形状の一例であり、音声通話スタイルは、第2の形状の一例である。
図1〜図3を参照して、携帯情報端末1は、第1筐体40Aと第2筐体40Bとを含む。第2筐体40Bと第1筐体40Aとは相対的に移動可能に連結される。携帯情報端末1は、基本スタイルにおいて、第1筐体40Aが第2筐体40Bの上に重なり、略直方体となる。携帯情報端末1が基本スタイルにある状態から第1筐体40Aが第2筐体40Bに対して、第1筐体40Aと第2筐体40Bとが重なる面に平行であって図1中の矢印3で示す短手方向にスライドすると、図2に示すデータ通信スタイルとなり、携帯情報端末1が基本スタイルにある状態から第1筐体40Aが第2筐体40Bに対して、第1筐体40Aおよび第2筐体40Bとが重なる面に平行であって図1中の矢印2で示す長手方向にスライドすると、図3に示す音声通話スタイルになる。
第1筐体40Aは、第2筐体40Bと重なる面の反対側の面の表側に、レシーバとしてのスピーカ11と、液晶表示装置(LCD)15と、を含む。第2筐体40Bは、第1筐体40Aと重なる面にフルキーボードである操作キー14と、十字キー17と、マイク13とを含み、側面にイヤホンマイクが挿入される接続端子16と、電源スイッチ18と、を含む。操作キー14は、英数、かな、カタカナが割り当てられた複数のキーと、ファンクションキーが割り当てられた複数のキーとを含む。したがって、操作キー14を操作することにより、文字、記号などを入力することができる。
十字キー17は、上下左右にそれぞれ配置された4つのスイッチと、それらの中心に配置された決定キーとを有しており、LCD15に表示されるポインタを移動させる操作、またはLCD15に表示されたメニュー項目を選択する操作を受け付ける。
図1を参照して、携帯情報端末1が基本スタイルのとき、第2筐体40Bの第1筐体40Aと重なる面が第1筐体40Aによって覆われ、外部から隠される。
図2を参照して、携帯情報端末1がデータ通信スタイルのとき、第2筐体40Bが第1筐体40Aと重なる面に有する第1部分41が表出する。第1部分41は、操作キー14と、十字キー17と、を含む。このため、データ通信スタイルは、電子メールの編集などの文字入力の多い作業をするのに適している。また、携帯情報端末1がデータ通信スタイルのとき、第2筐体40Bが有するマイク13は第1筐体40Aに覆われる。このため、音声を携帯情報端末1に入力することができない。しかしながら、接続端子16にマイクイヤホン16Aを挿入すれば、携帯情報端末1がマイクイヤホン16Aと接続されるので、マイクイヤホン16Aから音声を入力することができる。
図3を参照して、携帯情報端末1が音声通話スタイルのとき、第2筐体40Bが第1筐体40Aと重なる面に有する第2部分42が表出する。第2部分42は、マイク13と、十字キー17と、を含む。したがって、第1部分41と第2部分42とはともに、十字キー17を含み、一部が重なる。一方、第1筐体40Aが有するスピーカ11が表出しているので、携帯情報端末1が音声通話スタイルのとき、音声をスピーカ11から出力するとともに、マイク13から音声を入力することができる。このため、音声通話スタイルは電話で通話するのに適している。
図4は、本実施の形態における、携帯情報端末1のハードウェア構成の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、携帯情報端末1は、携帯情報端末1の全体を制御するためのCPU21と、アンテナ22Aと接続されたWiMAX通信部22と、アンテナ23Aと接続されたCDMA通信部23と、音声データを処理するためのコーデック部28と、コーデック部28の入出力を切換えるための音声切換部29と、それぞれが音声切換部29に接続された、マイク13、スピーカ11および接続端子16と、ユーザの操作の入力を受付ける操作キー14および十字キー17と、振動部26と、第1スイッチ24と、第2スイッチ24Aと、第3スイッチ24Bと、電源スイッチ18と、LCD15の表示を制御するための表示制御部30と、CPU21で実行するためのプログラム(電子メール、アドレス帳データ)等を記憶するためのフラッシュROM(Read Only Memory)31と、CPU21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)32と、カードインターフェース(I/F)27と、を含む。
WiMAX通信部22は、CPU21により制御され、WiMAXの通信方式のネットワークに接続する。WiMAXの通信方式は、Wireless MAN(Metropolitan Area Network)とも呼ばれ、IEEE802.16という都市規模のエリアを対象として高速無線通信を提供する規格である。WiMAX通信部22は、具体的には、WiMAXのネットワークに接続されたアクセスポイントと無線通信する。アクセスポイントが送信する無線信号は、アンテナ22Aにより受信される。WiMAX通信部22は、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した信号をCPU21に出力する。WiMAX通信部22は、CPU21から送信信号が入力されると、その信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。アンテナ22Aから送信される無線信号は、アクセスポイントで受信される。WiMAXの通信方式は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)による通信プロトコルが用いられるので、データを送受信する通信に適している。また、一般的に転送速度がCDMAの通信方式に比較して早く、通信コストが安い。このため、ストリーミング、ブラウジングなどの送受信するデータ量の多い通信をするのに適している。
なお、ここではWiMAX通信部22が、WiMAXのネットワークに接続する例を示すが、無線LANであれば、WiMAXのネットワークに限定されるものではなく、例えば、BLUETOOTH(登録商標)、WiFi(登録商標)等のネットワークであってもよい。
CDMA通信部23は、CPU21により制御され、CDMAの通信方式のネットワークに接続する。具体的には、CDMA通信部23は、CDMAのネットワークに接続された基地局装置と無線通信する。基地局装置が送信する無線信号は、アンテナ23Aにより受信される。CDMA通信部23は、アンテナ23Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した信号をCPU21に出力する。無線信号を復調した信号が音声信号の場合、CPU21は、音声信号をコーデック部28に出力する。
CDMA通信部23は、CPU21から信号が入力されると、その信号を変調した無線信号をアンテナ23Aに出力する。CPU21は、コーデック部28から音声信号が入力されると、音声信号をCDMA通信部23に出力する。アンテナ23Aから送信される無線信号は、CDMAの基地局装置で受信され、CDMAの基地局装置に入力される。CDMAの通信方式は、音声を送受信する通信に適している。
なお、ここではCDMA通信部23が、CDMAのネットワークに接続する例を示すが、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile
)方式、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式のネットワーク、PHS(Personal Handyphone System)のネットワークであってもよい。
コーデック部28は、WiMAX通信部22またはCDMA通信部23から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、増幅し、そして音声切換部29に出力する。また、コーデック部28は、音声切換部29を介してマイク13または接続端子16から入力されたアナログの音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号をWiMAX通信部22またはCDMA通信部23に出力する。
音声切換部29は、CPU21により制御され、コーデック部28への音声信号の入出力を切換える。音声切換部29は、コーデック部28から受け付けた音声信号を、接続端子16、スピーカ11のいずれかに出力する。接続端子16にイヤホンマイク16Aが接続されている場合には、コーデック部28から受け付けた音声信号を接続端子16に出力し、接続端子16にイヤホンマイク16Aが接続されていない場合は、コーデック部28から受け付けた音声信号をスピーカ11に出力する。
音声切換部29は、マイク13または接続端子16のいずれかが出力する音声信号をコーデック部28に出力する。音声切換部29は、接続端子16にイヤホンマイク16Aが接続されている場合は、接続端子16から受け付けた音声信号をコーデック部28に出力し、接続端子16にイヤホンマイク16Aが接続されていない場合は、マイク13から受け付けた音声信号をコーデック部28に出力する。
表示制御部30は、CPU21により制御され、CPU21から入力される指示に従ってLCD15を制御して、LCD15に操作画面または画像を表示させる。LCD15に表示させる画像は、動画像と静止画像とを含む。
振動部26は、CPU21により制御され、重心とは異なる位置がモータの軸に固定された振動板を回転させることにより、振動を発生する。CPU21は、例えば、無線回路22または無線LAN回路23において着信信号を受信したときに、振動部26を駆動させることにより、振動による着信報知動作を実行する。
第1スイッチ24は、CPU21に接続され、携帯情報端末1がデータ通信スタイルの時にONとなり、データ通信スタイルでないときにOFFとなるスイッチであり、第2スイッチ24Aは、CPU21に接続され、携帯情報端末1が音声通話スタイルの時にONとなり、音声通話スタイルでないときにOFFとなるスイッチであり、第3スイッチ24Bは、CPU21に接続され、携帯情報端末1が基本スタイルの時にONとなり、基本スタイルでないときにOFFとなるスイッチである。
カードI/F27には、着脱可能なメモリカード27Aが装着される。メモリカード27Aは、例えば、CompactFlash、SmartMedia(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカード、メモリースティック、MMC(MultiMedia Card)、xDピクチャーカードなどである。
CPU21は、カードI/F27を介して、メモリカード27Aにアクセスが可能である。なお、ここではCPU21で実行するためのプログラムをフラッシュROM31に記憶しておく例を説明するが、プログラムをメモリカード27Aに記憶しておき、メモリカード27Aからプログラムを読み出して、CPU21で実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード27Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc
−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、携帯情報端末1をインターネットにWiMAX通信部22を介して接続し、インターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードして、CPU21で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図5は、本実施の形態における、携帯情報端末1のCPUの概要を示す機能ブロック図である。図5を参照して、CPU21は、携帯情報端末1の通信モードを切り換えるためのモード切換部51と、携帯情報端末1の形状を検出するための形状検出部53と、イヤホンマイク16Aが接続されたことを検出するための接続検出部55と、WiMAX通信部22およびCDMA通信部23の駆動を制御するための駆動制御部57と、ユーザによる操作を受け付けるための操作受付部59と、を含む。
形状検出部53は、第1スイッチ24、第2スイッチ24Aおよび第3スイッチに接続され、それらの状態に基づいて、携帯情報端末1の形状を検出する。第1スイッチ24の状態がONであれば携帯情報端末1がデータ通信スタイルであることを検出し、第2スイッチ24Aの状態がONであれば携帯情報端末1が音声通話スタイルであることを検出し、第3スイッチ24Bの状態がONであれば携帯情報端末1が基本スタイルであることを検出する。形状検出部53は、検出した形状をモード切換部51に出力する。
モード切換部51は、形状検出部53により検出された形状に応じて通信モードを切り換える。通信モードは、WiMAX通信モードとCDMA通信モードとを含む。CPU21は、WiMAX通信モードにおいて、WiMAXの通信方式で通信する。具体的には、WiMAX通信部22を介してデータを送受信する。CPU21は、CDMA通信モードにおいて、CDMAの通信方式で通信する。具体的には、CDMA通信部23を介してデータを送受信する。モード切換部51は、形状検出部53によりデータ通信スタイルが検出される場合は、通信モードをWiMAX通信モードに切り換え、形状検出部53により音声通話スタイルが検出される場合は、通信モードをCDMA通信モードに切り換える。モード切換部51は、切換後の通信モードを示す信号を駆動制御部57に出力する。
接続検出部55は、接続端子16と接続され、接続端子16にイヤホンマイク16Aが接続されたか否かを検出する。接続検出部55は、イヤホンマイク16Aの接続の有無を、モード切換部51に出力する。
操作受付部59は、操作キー14または十字キー17と接続され、ユーザが操作キー14または十字キー17に入力する操作を受け付ける。
モード切換部51は、形状検出部53によりデータ通信スタイルが検出されていれば、
通信モードをWiMAX通信モードに切り換えるが、接続検出部55により接続端子16にイヤホンマイク16Aが接続されていることが検出されており、かつ、ユーザによりCDMA通信モードが選択されたならばCDMA通信モードに切り換える。具体的には、モード切換部51は、LCD15に選択画面を表示する。そして、ユーザが操作キー14または十字キー17を用いて通信モードを選択する指示を操作受付部59が受け付けると、選択された通信モードを示す信号を操作受付部59から受け付ける。
図6は、選択画面の一例を示す図である。図6を参照して、選択画面は、「WiMAX通信モード」の文字が表されたアイコンと、「CDMA通信モード」の文字が表されたアイコンとの2つを含む。ユーザが操作キー14または十字キー17を用いて、「WiMAX通信モード」の文字が表されたアイコンを選択する操作を入力すると、操作受付部59は、WiMAX通信モードを選択する指示を受け付ける。ユーザが操作キー14または十字キー17を用いて、「CDMA通信モード」の文字が表されたアイコンを選択する操作を入力すると、操作受付部59は、CDMA通信モードを選択する指示を受け付ける。
図5に戻って、モード切換部51は、操作受付部59からWiMAX通信モードを示す信号を受け付けるとWiMAX通信モードに切り換え、CDMA通信モードを示す信号を受け付けると、CDMA通信モードに切り換える。
駆動制御部57は、モード切換部51から入力される通信モードを示す信号に従って、WiMAX通信部22の駆動を制御する。モード切換部51からWiMAX通信モードを示す信号が入力されると、WiMAX通信部22を駆動し、それを通信可能な状態にする。通信可能な状態とは、アクセスポイントまたは基地局装置とリンクされた状態である。モード切換部51からWiMAX通信モードを示す信号が入力されなければ(CDMA通信モードを示す信号が入力される場合を含む)、WiMAX通信部22の駆動を停止し、それを通信できない状態にする。したがって、CDMA通信モードに切り換えられている間は、WiMAX通信部22が電力を消費しないので、消費電力を低減することができる。
さらに、駆動制御部57は、携帯情報端末1電源がONの場合、CDMA通信部23を駆動し、それを通信可能な状態にする。したがって、CDMA通信部23は、携帯情報端末1電源がONの間、着呼を受信することができる状態である。
図7は、通信モード切換処理の流れの一例を示すフローチャートである。通信モード切換処理は、CPU21がモード切換プログラムを実行することにより、CPU21により実行される処理である。図7を参照して、CPU21は、ステップS01において、電源がONになったか否かを判断する。電源がONになるまで待機状態となり(ステップS01でNO)、電源がONになると処理をステップS02に進める。すなわち、モード切換処理は、電源がONになることを条件に実行される処理である。
ステップS02においては、CDMA通信部23を駆動する。これにより、CDMA通信部23が通信可能な状態になる。したがって、CDMA通信部23は、着呼を受信可能な待ち受け状態となる。
次のステップS03においては、携帯情報端末1の形状を検出する。そして、ステップS04においては、ステップS03において検出された形状が基本スタイルか否かを判断する。検出された形状が基本スタイルであれば処理をステップS31に進め、そうでなければ処理をステップS05に進める。ステップS05においては、ステップS03において検出された形状がデータ通信スタイルか否かを判断する。検出された形状がデータ通信スタイルであれば処理をステップS06に進め、そうでなければ処理をステップS21に進める。すなわち、携帯情報端末1が基本スタイルならばステップS31以降の処理が実行され、携帯情報端末1がデータ通信スタイルならばステップS06以降の処理が実行され、携帯情報端末1が音声通話スタイルならばステップS22以降の処理が実行される。
処理がステップS06に進む場合、携帯情報端末1は、データ通信スタイルである。ステップS06においては、イヤホンマイク16Aが接続端子16に接続されているか否かを判断する。イヤホンマイク16Aが接続端子16に接続されていれば処理をステップS07に進め、そうでなければ処理をステップS09に進める。
ステップS07においては、図6に示した選択画面をLCD15に表示し、通信モードを選択する指示を受け付けるまで待機する。そして、ステップS08において、ユーザによりWiMAX通信モードが選択されたか否かを判断する。ユーザによりWiMAX通信モードが選択された場合は、処理をステップS09に進め、そうでなければ処理をステップS22に進める。このため、携帯情報端末1がデータ通信スタイルであって、イヤホンマイク16Aが接続端子16に接続される場合、ユーザは、WiMAX通信部22とCDMA通信部23とのいずれを利用するかを選択することができる。
ステップS09においては、WiMAX通信部22を駆動し、通信可能な状態にする。そして、ステップS10において、通信モードをWiMAX通信モードに設定する。CPU21は、WiMAX通信モードに設定されている間は、WiMAXの通信方式で通信する。
次のステップS11においては、イヤホンマイク16Aが、第2筐体40Bの有する接続端子16に接続されているか否かを判断する。イヤホンマイク16Aが接続端子16に接続されていれば処理をステップS12に進め、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS12においては、LCD15に第1メニュー画面を表示し、第1メニュー画面に含まれるメニュー項目のいずれかが選択されるまで待機する。ステップS13においては、LCD15に第2メニューを表示し、第2メニュー画面に含まれるメニュー項目のいずれかが選択されるまで待機する。
図8(A)は、第1メニュー画面の一例を示す図である。図8(A)を参照して、第1メニュー画面は、「1.ブラウザ」、「2.電子メール」、「3.ストリーミング」および「4.VoIP電話」のメニュー項目を含む。CPU21は、「1.ブラウザ」のメニュー項目が選択されるとブラウザプログラムを実行し、「2.電子メール」のメニュー項目が選択されると電子メールを編集または送受信するためのメーラープログラムを実行し、「3.ストリーミング」のメニュー項目が選択されると動画データまたは音楽データを受信し、再生するストリーミングプログラムが実行され、「4.VoIP電話」のメニュー項目が選択されるとVoIPの通信プロトコルで通話するための通話プログラムを実行する。
図8(B)は、第2メニュー画面の一例を示す図である。図8(B)を参照して、第2メニュー画面は、「1.ブラウザ」、「2.電子メール」および「3.ストリーミング」のメニュー項目を含む。第2メニュー画面は、「VoIP電話」のメニュー項目を含まない点で、そのメニュー項目を含む第1メニュー画面と異なる。第2メニュー画面がLCD15に表示されるのは、携帯情報端末1がデータ通信スタイルで、イヤホンマイク13が接続端子16に接続されていない場合である。この場合には携帯情報端末1は、音声を入力できないので、「VoIP電話」のメニュー項目を表示しないようにし、VoIPの通信プロトコルで通話するための通話プログラムを実行しないようにしている。
図7に戻って、ステップS14においては、ステップS12またはステップS13において、第1メニュー画面または第2メニュー画面に従ってユーザが選択したメニュー項目に対応するプログラムを選択する(ステップS14)。そして、選択されたプログラムを実行する(ステップS15)。各プログラムが実行されてデータ通信する場合は、WiMAX通信部22を介してWiMAXの通信方式でデータが送受信される。
ステップS16においては、携帯情報端末1の形状を検出する。そして、検出された形状が基本スタイルか否かを判断する(ステップS17)。基本スタイルであれば処理をステップS18に進め、そうでなければ処理をステップS15に戻す。CPU21は、ステップS18では、実行されているプログラムを終了する。すなわち、データ通信スタイルの間、ステップS14において選択されたアプリケーションプログラムが実行されるが、基本スタイルに形状が変化すると、実行されているアプリケーションプログラムが終了する。このため、携帯情報端末1をデータ通信スタイルから基本スタイルに形状を変化させる操作で、アプリケーションプログラムが終了するので、ボタンを押下する操作等の特別な操作が不要になり、操作が簡略化される。
ステップS19においては、WiMAX通信部22の駆動を停止し、処理をステップS31に進める。このため、WiMAX通信部22で電力が無駄に消費されるのを回避することができる。
一方、ステップS22においては、通信モードをCDMA通信モードに設定する。そして、ステップS23においては、WiMAX通信部22が駆動するのを禁止する。WiMAX通信部22が駆動していれば、停止させる。このため、WiMAX通信部22により電力が無駄に消費されるのを回避することができる。
次のステップS24においては、LCD15にフラッシュROM31に予め記憶されたアドレス帳を表示する。アドレス帳は、通話相手の電話番号を含む。ステップS25では、通話相手が選択されるまで待機状態となり(ステップS25でNO)、通話相手が選択されると(ステップS25でYES)、処理をステップS26に進める。なお、アドレス帳から通話相手を選択する例を示したが、通信履歴をLCD15に表示し、通信履歴から通話相手を選択するようにしてもよい。
ステップS26においては、ステップS25において選択された通話相手の電話番号に発信する。そして、相手先の携帯電話機と回線を接続する(ステップS27)。ここでは、CDMA通信モードに設定されているので、CDMA通信部23を介して、CDMAの通信方式で回線が接続され、通話が可能となる。
次のステップS28においては、携帯情報端末1の形状を検出する。そして、検出された形状が基本スタイルか否かを判断する(ステップS29)。基本スタイルであれば処理をステップS30に進め、そうでなければ処理をステップS26に戻す。ステップS30においては、ステップS27において接続された回線を切断し、処理をステップS31に進める。すなわち、音声通話スタイルの間、通話が継続されるが、基本スタイルに形状が変化すると、通話が終了する。このため、携帯情報端末1を音声通話スタイルから基本スタイルに形状を変化させる操作で、通話が終了するので、例えば、通話を終了させるためのボタンを押下する操作等の特別な操作が不要になり、操作が簡略化される。
ステップS31においては、携帯情報端末1の電源スイッチ18の状態がOFFになったか否かを判断する。電源スイッチ18の状態がOFFになったならば処理をステップS32に進め、そうでなければ処理をステップS03に戻す。ステップS32においては、CDMA通信部23の駆動を停止させ、処理を終了する。
次に携帯情報端末1が着信を受ける場合の動作について説明する。上述したように、CDMA通信部23は、携帯情報端末1の電源がONの間駆動するが、WiMAX通信部22は、携帯情報端末1の通信モードがWiMAX通信モードの間だけ駆動する。携帯情報端末1は、データ通信スタイルのときだけWiMAX通信モードに切換わる。このため、携帯情報端末1が音声通話スタイルのときと、データ通信スタイルの時とで着信を受ける場合の動作が異なる。
図9は、音声通話スタイル時の着信処理の流れの一例を示すフローチャートである。着信処理は、CPU21が着信プログラムを実行することにより、CPU21により実行される処理である。図9を参照して、CPU21は、ステップS41において、着信を受け付けたか否かを判断する。着信を受け付けるまで待機状態となり、着信を受け付けたならば処理をステップS42に進める。携帯電話機1が音声通話スタイルの時、WiMAX通信部23は駆動していないので、CDMA通信部23が着信を受信したか否かを判断する。
ステップS42において、着信があった旨をLCD15に表示をする。なお、着信があった旨をLCD15に表示するのに代えて、またはそれに加えて、例えば、振動部26を振動させたり、ランプを発光させたりしてもよい。次のステップS43においては、応答を受け付けたか否かを判断する。例えば、十字キー17の押下が検出されると応答を受け付ける。応答を受け付けたならば処理をステップS44に進め、そうでなければ処理をステップS49に進める。ステップS49においては、着信の呼び出しが終了したか否かを判断する。着信の呼び出しが終了すれば処理を終了し、そうでなければ処理をステップS43に戻す。
ステップS44においては、発呼してきた相手先の携帯電話機と回線を接続する。ここでは、CDMA通信モードに設定されているので、CDMA通信部23を介して、CDMAの通信方式で回線が接続される。
次のステップS45においては、通話が終了したか否かを判断する。通話の終了は、回線を接続していた相手方の携帯電話機により回線が切断されたことを検出した場合、またはユーザが十字キー17に予め定められた終了キーを押下する操作が入力されたことを検出する場合である。通話が終了したと判断するならば処理をステップS48に進め、そうでなければ処理をステップS46に進める。
次のステップS46においては、携帯情報端末1の形状を検出する。そして、ステップS47において、検出された形状が基本スタイルか否かを判断する。基本スタイルであれば処理をステップS48に進めるが、そうでなければ処理をステップS45に戻す。ステップS48においては、ステップS44において接続された回線を切断し、処理を終了する。すなわち、通話が終了するまでの間、または音声通話スタイルの間通話が継続されるが、基本スタイルに形状が変化すると、通話が終了する。このため、携帯情報端末1を音声通話スタイルから基本スタイルに形状を変化させる操作で、通話が終了するので、通話を終了させるためのボタンを押下する操作等の特別な操作が不要になり、操作が簡略化される。
図10は、データ通信スタイル時の着信処理の流れの一例を示すフローチャートである。上述したように携帯情報端末1がデータ通信スタイルのとき、WiMAX通信部22とCDMA通信部23とが駆動し、通信可能な状態となっている。したがって、携帯情報端末1がデータ通信スタイルのときは、WiMAX通信部22とCDMA通信部23とがそれぞれ着呼を受信する場合がある。
図10を参照して、CPU21は、VoIP着信を受け付けたか否かを判断する(ステップS51)。VoIP着信を受け付けたならば、処理をステップS52に進め、そうでなければ処理をステップS71に進める。WiMAX通信部22が着呼を受信したならばWoIP着信を受け付けたと判断する。ステップS71においては、CDMA着信を受け付けたか否かを判断する。CDMA着信を受け付けたならば、処理をステップS72に進め、そうでなければ処理をステップS51に戻す。CDMA通信部23が着呼を受信をしたならばCDMA着信を受け付けたと判断する。すなわち、データ通信スタイル時の着信処理は、WiMAX通信部22またはCDMA通信部23のいずれかが着呼を受信することを条件に実行される処理である。
ステップS52においては、VoIP着信があった旨をLCD15に表示をする。そして、イヤホンマイク16Aが接続端子16に接続されているか否かを判断する。イヤホンマイク16Aが接続されていれば処理をステップS54に進め、そうでなければ処理をステップS55に進める。イヤホンマイク16Aが接続されていれば、データ通信スタイルであっても音声の入力が可能なので、イヤホンマイク16Aを用いて通話することができる。
ステップS54では、応答を受け付けたか否かを判断する。例えば、十字キー17の押下が検出されると応答を受け付ける。応答を受け付けたならば処理をステップS56に進めるが、そうでなければ処理をステップS55に進める。ステップS55においては、着信の呼出が終了したか否かを判断する。呼出が終了した場合は、処理をステップS51に戻し、そうでなければ処理をステップS53に戻す。なお、イヤホンマイク16Aが接続されたことを検出することに応じて、回線を接続するようにしてもよい。この場合には、ステップS54は不要である。
ステップS56においては回線を接続し、VoIP通話を開始する。具体的には、WiMAX通信モードに設定されているので、WiMAX通信部22を介して、WiMAXの通信方式で回線が接続され、通話が可能となる。そして、通話が終了したか否かを判断する(ステップS57)。通話の終了は、回線を接続していた相手方の携帯電話機により回線が切断されたことを検出した場合、またはユーザが十字キー17に予め定められた終了キーを押下する操作が入力されたことを検出する場合である。通話が終了したと判断するならば処理をステップS58に進め、そうでなければ処理をステップS59に進める。ステップS58においては、回線を切断し、処理をステップS51に戻す。
ステップS59においては、携帯情報端末1の形状を検出する。そして、ステップS60において、検出された形状が基本スタイルか否かを判断する。基本スタイルであれば処理をステップS61に進めるが、そうでなければ処理をステップS57に戻す。ステップS61においては、ステップS56において接続された回線を切断し、処理をステップS62に進める。すなわち、通話が終了するまでの間またはデータ通話スタイルの間、通話が継続されるが、基本スタイルに形状が変化すると、通話が終了する。このため、携帯情報端末1を音声通話スタイルから基本スタイルに形状を変化させる操作で、通話が終了するので、終了キーを押下する操作等の特別な操作が不要になり、操作が簡略化される。
ステップS62においては、WiMAX通信部22を停止し、処理を終了する。このため、WiMAX通信部22で電力が無駄に消費されるのを回避することができる。
一方、処理がステップS72進む場合、CDMA通信部23において着呼が受信された場合である。ステップS72においては、CDMA着信があった旨をLCD15に表示をする。次のステップS73においては、携帯情報端末1の形状を検出する。そして、検出された形状が音声通話スタイルか否かを判断する(ステップS74)。音声通話スタイルであれば処理をステップS75に進め、そうでなければ処理をステップS82に進める。ステップS75においては、呼出が終了したか否かを判断する。呼出が終了した場合は、処理を終了し、そうでなければ処理をステップS73に戻す。データ通信モードのまま、処理を終了するので、それまでデータ通信モードで実行されていたアプリケーションプログラムを継続して実行させることができる。
ステップS75においては、通信モードをCDMA通信モードに設定する。次のステップS76においては、WiMAX通信部22を停止する。このため、WiMAX通信部22で電力が無駄に消費されるのを回避することができる。
ステップS77〜ステップS81の処理は、図9に示したステップS44〜ステップS48の処理とそれぞれ同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
携帯情報端末1がデータ通信スタイルの時に、CDMA通信部23が着信を受信すると、携帯情報端末1がデータ通信スタイルから音声通話スタイルに形状が変化すれば、CDMA通信モードに通信モードが切り換えられる。そして、CDMA通信部23により回線が接続される。このため、携帯情報端末1の形状を音声通話スタイルにする簡単な操作で、呼び出しに応じることができる。
以上説明したように本実施の形態における携帯情報端末1は、第1筐体40Aと、第1筐体40Aとスライド可能に連結された第2筐体40Bとからなり、第2筐体40Bは、第1筐体40Aと重なる面に第1部分41と第2部分42とを有し、第1部分が表出するデータ通信スタイル(第1形状)と、第2部分42が表出する音声通話スタイル(第2の形状)と、データ通信スタイルおよび音声通話スタイルのいずれでもない形状とに形状が変化する。そして、データ通信スタイルおよび音声通話スタイルのいずれの形状であるかが検出され、検出された形状に基づいて、WiMAX通信部22を用いて通信するWiMAX通信モードと、CDMA通信部23を用いて通信するCDMA通信モードとのいずれかの通信モードに切り換える。このため、携帯情報端末1の形状が変化することにより、形状に応じた通信方式に切り換えられる。ユーザは通信方式を切り換える必要がないので、通信方式の切換操作を容易にすることができる。
また、データ通信スタイルにおいて表出する第1部分は、文字を入力するための操作キー14を有するので、文字の入力が容易となる。例えば、携帯情報端末1が文字の入力が要求されるアプリケーションプログラムを実行する場合に、そのアプリケーションプログラムが実行されることにより通信するのに適した通信方式に切り換えることができる。
また、データ通信スタイルの場合、接続端子16にイヤホンマイク16Aが接続されていれば、MiMAX通信モードとCDMA通信モードのうちからユーザが選択した通信モードに切り換えられ、イヤホンマイク16Aが接続されていなければWiMAX通信モードに切り換えられる。例えば、データ通信スタイルにおいてイヤホンマイク16Aが接続されている場合において、VoIP電話として携帯情報端末1を機能させることができる。
さらに、CDMA通信モードに切り換えられている場合は、WiMAX通信部22の駆動を停止するので、WiMAX通信部22により電力が無駄に消費されるのを回避し、消費電力を低減することができる。
さらに、データ通信スタイルの場合、WiMAX通信部22およびCDMA通信部23の双方が駆動する。VoIP着信が受け付けられた場合は、イヤホンマイク16Aを接続することによってVoIP通信による通話が可能となり、CDMA着信が受け付けられた場合は、音声通話スタイルに形状を変化させることによって、CDMA通信による通話が可能となる。このため、利便性を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
携帯情報端末の基本スタイルにおける斜視図である。 携帯情報端末のデータ通信スタイルにおける斜視図である。 携帯情報端末の音声通話スタイルにおける斜視図である。 携帯情報端末のハードウェア構成の概要を示す機能ブロック図である。 本実施の形態における携帯情報端末のCPUの概要を示す機能ブロック図である。 選択画面の一例を示す図である。 通信モード切換処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1メニュー画面および第2メニュー画面の一例を示す図である。 音声通話スタイル時の着信処理流れの一例を示すフローチャートである。 データ通話スタイル時の着信処理流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯情報端末、11 スピーカ、13 マイク、14 操作キー、15 LCD、16 接続端子、16A イヤホンマイク、17 十字キー、18 電源スイッチ、21 CPU、22 WiMAX通信部、23 CDMA通信部、24 第1スイッチ、25 第2スイッチ、26 振動部、27 カードI/F、27A メモリカード、28 コーデック部、29 音声切換部、30 表示制御部、31 フラッシュROM、32 RAM、40A 第1筐体、40B 第2筐体、41 第1部分、42 第2部分。

Claims (4)

  1. 第1筐体と、
    前記第1筐体と相対的に移動可能に連結された第2筐体と、
    前記第2筐体は、前記第1筐体との重なる面に第1部分と第2部分とを有し、前記第1部分が表出する第1の形状と、前記第2部分が表出する第2の形状とに形状を変化可能であり、
    前記第1の形状および前記第2の形状のいずれの形状であるかを検出する形状検出手段と、
    第1通信手段と、
    前記第1通信手段とは通信方式が異なる第2通信手段と、
    前記形状検出手段により検出された形状に基づいて、前記第1通信手段を用いて通信する第1通信モードと、前記第2通信手段を用いて通信する第2通信モードとのいずれかのモードに切り換えるモード切換手段と、を備えた携帯情報端末。
  2. 前記第1部分は、文字を入力するための複数のボタンを有する、請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、
    イヤホンマイクと接続される接続端子と、をさらに備え、
    前記モード切換手段は、前記第1の形状が検出されている場合、前記接続端子にイヤホンマイクが接続されているときは前記操作受付手段により受け付けられたモードに切り換え、イヤホンマイクが接続されていいときは前記第1通信モードに切り換える、請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 前記モード切換手段により前記第2通信モードに切り換えられている場合は、前記第1通信手段の駆動を禁止する駆動制御手段をさらに備えた、請求項1に記載の携帯情報端末。
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