JP2006115299A - 情報通信装置及び情報通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 一方の装置の画面を覗き込むことなく、他の人がその画像を閲覧できるようにし、またURLの転送や入力等を必要とせずに、他方の装置の画面上にウェブページやコンテンツを容易に表示させることを可能とし、さらにはその逆の場合も可能とする。
【解決手段】
携帯電話端末A,Bは、ブルートゥースのネットワークを構築(T12)している。端末Aは、ユーザの操作入力(T14)に応じてスクロール等ができ閲覧可能なウェブページ等の表示データを、端末Bへ送信(T15)する。端末Bは、送信されてきたデータを表示すると共に、ユーザの操作入力(T16)により、端末Aへ切替要求を送信(T17)する。また、端末Bは、パケット通信(T18)によりウェブページのデータを取得し、そのデータを端末Aへ送信(T19)する。
【選択図】 図1
【解決手段】
携帯電話端末A,Bは、ブルートゥースのネットワークを構築(T12)している。端末Aは、ユーザの操作入力(T14)に応じてスクロール等ができ閲覧可能なウェブページ等の表示データを、端末Bへ送信(T15)する。端末Bは、送信されてきたデータを表示すると共に、ユーザの操作入力(T16)により、端末Aへ切替要求を送信(T17)する。また、端末Bは、パケット通信(T18)によりウェブページのデータを取得し、そのデータを端末Aへ送信(T19)する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、少なくともディスプレイ上に画像を表示可能な携帯電話端末等に好適な情報通信装置及び情報通信システムに関する。
近年は、携帯電話端末や通信機能付きPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型情報通信装置が広く普及している。それら携帯型の情報通信装置は、一般に、液晶ディスプレイ等の表示デバイスを備えており、その表示デバイスの画面上に、例えばテキストや静止画像,動画像等の様々な情報を表示可能となっている。
また、殆どの場合、それら携帯型情報通信装置は、インターネットへの接続及び閲覧機能や電子メールの作成及び送受信機能等をも備えており、したがって、それら機能の実行中には、上記インターネット上のウェブページや電子メールのテキストを上記表示デバイスの画面上に表示することが可能になっている。
更に、これらの機能の他に、携帯型情報信装置は、例えば内部メモリ或いは外付けの外部メモリに記憶された映像等を再生して表示デバイス上に表示させる機能を備えていることも多い。
なお、特開2003−345689の公開特許公報(特許文献1)には、一方の端末から他方の端末へ情報を送信する場合において、一方の端末は、接続されたハードディスクドライブに記憶されているデータベースから、他方の端末のグローバルIPアドレスを読み出し、次に、当該一方の端末は、その読み出したグローバルIPアドレスに対して情報を送信し、他方の端末は、当該送信されてきた情報を受信し、その受信した情報に基づいて情報の更新等の処理を実行することにより、例えば、インターネットに接続された端末間で情報通信を行う際に、それら端末間の情報の授受を円滑にすることを可能にした情報処理装置及び方法、並びにプログラムが開示されている。
ところで、上述した携帯型の情報通信装置は、一般的に、各ユーザがそれぞれ個人で利用することを前提として作られているものであるため、例えば、インターネット上の同じウェブページを複数人が同時に閲覧するような場合には、それら複数人が、一つの携帯型情報通信装置の表示デバイス上の小さな画面を同時に覗き込むようにして閲覧しなければならなくなる。
勿論、例えば内部メモリ或いは外部メモリに記憶された映像等を再生して画面上に表示している場合も同様であり、その映像を複数人が同時に閲覧するためには、当該携帯型情報通信装置の画面を複数人が同時に覗き込まなければならなくなる。
また、一方の携帯型情報通信装置の画面上に例えばインターネット上のウェブページが表示されているような場合において、それと同じウェブページを他方の携帯型情報通信装置の画面上に表示させるためには、例えば、上記一方の携帯型情報通信装置から他方の携帯型情報通信装置へ、そのウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)を転送するか、若しくは、当該他方の携帯型情報通信装置のユーザがそのウェブサイトのURLを直接入力した上で、上記他方の携帯型情報通信装置からそのウェブサイトへのアクセスを行い、そのサイトのウェブページを当該他方の携帯型情報通信装置の画面上に表示させるような操作が必要となる。
また例えば、一方の携帯型情報通信装置から他方の携帯型情報通信装置へ、或るウェブサイトのURLを転送若しくは直接入力により通知した後、上記一方の携帯型情報通信装置において、上記或るウェブサイトから幾つかのリンクを経ることなどにより、別のウェブサイトやコンテンツに辿り着いているような場合、それと同じウェブサイトやコンテンツを上記他方の携帯型情報通信装置の画面上に表示させるためには、当該他方の携帯型情報通信装置でも上記一方の携帯型情報通信装置で行われたのと同じように、幾つかのリンクを辿る操作が必要となる。
さらに例えば、その後上記他方の携帯型情報通信装置の画面上に別のサイトのウェブページが表示されるようになった場合において、今度は逆に、上記他方の携帯型情報通信装置の画面上に表示されているのと同じウェブページを、上記一方の携帯型情報通信装置の画面上に表示させるためには、当該一方の携帯型情報通信装置にて上述したのとは逆の操作等を行わなければならなくなる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、例えば、一つの情報通信装置の画面を覗き込むことなく、他の人がその情報通信装置の画面上に表示されている画像を閲覧できるようにし、また例えば、一方の情報通信装置の画面上にインターネット上のウェブページやコンテンツが表示されているような場合において、そのURLの転送や入力等を必要とせずに、他方の情報通信装置の画面上にそのウェブページやコンテンツを容易に表示させることを可能とし、更には、その逆に、他方の情報通信装置の画面上に表示されたウェブページやコンテンツを一方の情報通信装置の画面上に容易に表示させることを可能とする、情報通信装置及び情報通信システムを提供することを目的とする。
本発明の情報通信装置は、他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、利用者からの操作入力を受け付け当該操作入力に応じた操作信号を生成する操作信号生成手段と、所定の情報提供媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、情報提供手段が提供する所定の情報を操作信号に応じて別の所定の情報に変更する制御、若しくは、情報提供手段が提供している所定の情報に対して操作信号に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、少なくとも情報取得手段にて取得されて情報提供手段が提供している所定の情報を他の通信端末へ送信させる通信制御手段と、他の通信端末から切替要求を受けた後、情報提供手段へ供給する情報を、情報取得手段が取得した所定の情報から他の通信端末より送信されてきた情報へ切り替える情報切替制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信装置は、他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、利用者からの操作入力を受け付けて当該操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、所定の情報提供媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、情報提供手段が提供する所定の情報をコマンド情報に応じて別の所定の情報に変更する制御、若しくは、情報提供手段が提供している所定の情報に対してコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、少なくとも情報取得手段が取得した所定の情報とコマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を他の通信端末へ送信させる通信制御手段と、他の通信端末から切替要求を受けた後、提供情報変更制御手段へ供給するコマンド情報を、コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報から、他の通信端末から送信されてきたコマンド情報へ切り替えるコマンド切替制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信装置は、他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、利用者からの操作入力を受け付けて当該操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、所定の情報提供媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、情報提供手段が提供する所定の情報をコマンド情報に応じて別の所定の情報に変更する制御、若しくは、情報提供手段が提供している所定の情報に対してコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、少なくとも情報取得手段が取得した所定の情報とコマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を近距離無線通信手段を介して他の通信端末へ送信させる通信制御手段と、他の通信端末から切替要求を受けた後、情報提供手段へ供給する情報を、情報取得手段が取得した所定の情報から、他の通信端末より送信されてきた情報へ切り替えると共に、提供情報変更制御手段へ供給するコマンド情報を、コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報から、他の通信端末より送信されてきたコマンド情報へ切り替える切替制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信装置は、他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、近距離無線通信手段を通じて他の通信端末から送信されてきた所定の情報を少なくとも受信する通信制御手段と、所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、利用者からの操作入力を受け付けて当該操作入力に応じた操作信号を生成する操作信号生成手段と、所定の情報提供媒体から情報を取得する情報取得手段と、他の通信端末へ切替要求を送信した後、情報提供手段へ供給する情報を、他の通信端末より送信されてきた所定の情報から情報取得手段が取得した情報へ切り替える情報切替制御手段と、他の通信端末への切替要求が送信された後は、情報提供手段が提供する情報を操作信号に応じて別の情報に変更する制御、若しくは、情報提供手段が提供している情報に対して操作信号に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段とを有し、他の通信端末への切替要求が送信された後、通信制御手段は、提供情報変更制御手段が操作信号に応じて変更した情報、若しくは、提供情報変更制御手段が操作信号に応じた変更を加えた情報を、近距離無線通信手段を通じて他の通信端末へ送信させる制御を行うことにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信装置は、他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、近距離無線通信手段を通じて他の通信端末から送信されてきた所定の情報とコマンド情報を少なくとも受信する通信制御手段と、所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、情報提供手段が提供する情報に対して、通信制御手段が受信したコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、利用者からの操作入力を受け付けて当該操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、他の通信端末へ切替要求を送信した後、提供情報変更制御手段が情報に変更を加えるためのコマンド情報を、通信制御手段が受信したコマンド情報から、コマンド情報生成手段が生成するコマンド情報に切り替えるコマンド情報切替手段とを有し、他の通信端末への切替要求が送信された後の通信制御手段は、コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を他の通信端末へ送信させる制御を行うことにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信装置は、他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、近距離無線通信手段を通じて他の通信端末から送信されてきた所定の情報とコマンド情報を少なくとも受信する通信制御手段と、所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、情報提供手段が提供する情報に対して、通信制御手段が受信したコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、利用者からの操作入力を受け付けて当該操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、所定の情報提供媒体から情報を取得する情報取得手段と、他の通信端末へ切替要求を送信した後、情報提供手段へ供給する情報を、他の通信端末から送信されてきた所定の情報から、情報取得手段が取得した情報へ切り替えると共に、情報提供手段の提供する情報に対して提供情報変更制御手段が変更を加えるためのコマンド情報を、通信制御手段が受信したコマンド情報から、コマンド情報生成手段が生成するコマンド情報に切り替える情報切替手段とを有し、他の通信端末への切替要求が送信された後の通信制御手段は、情報取得手段が取得した情報とコマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を、近距離無線通信手段を通じて他の通信端末へ送信させる制御を行うことにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信システムは、少なくとも第1,第2の二つの情報通信装置により近距離無線通信のネットワークが構築された情報通信システムであり、先ず、第1の情報通信装置は、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供されている情報を第2の情報通信装置へ転送する。次に、第2の情報通信装置は、第1の情報通信装置から転送されてきた所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する。次に、第2の情報通信装置は、第1の情報通信装置に対して切替要求を送信した後、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供された情報を第1の情報通信装置へ転送する。そして、第2の情報通信装置からの切替要求を受信した後の第1の情報通信装置は、第2の情報通信装置から転送されてきた情報を、当該装置の利用者に対して認識可能に提供することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信システムは、少なくとも第1,第2の二つの情報通信装置により近距離無線通信のネットワークが構築された情報通信システムであり、先ず、第1の情報通信装置は、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供されている情報と、利用者からの操作入力に応じたコマンド情報とを、第2の情報通信装置へ転送する。次に、第2の情報通信装置は、第1の情報通信装置から転送されてきた所定の情報を、必要に応じて上記コマンド情報により変更制御して、当該装置の利用者に対して認識可能に提供する。次に、第2の情報通信装置は、第1の情報通信装置に対して切替要求を送信した後、当該装置の利用者からの操作入力に応じたコマンド情報を第1の情報通信装置へ転送する。そして、第2の情報通信装置からの切替要求を受信した後の第1の情報通信装置は、第2の情報通信装置から転送されてきたコマンド情報に応じて、当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報の変更制御を行うことにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報通信システムは、少なくとも第1,第2の二つの情報通信装置により近距離無線通信のネットワークが構築された情報通信システムであり、先ず、第1の情報通信装置は、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供されている情報と、利用者からの操作入力に応じたコマンド情報とを、第2の情報通信装置へ転送する。次に、第2の情報通信装置は、第1の情報通信装置から転送されてきた上記所定の情報を、必要に応じてコマンド情報により変更制御して、当該装置の利用者に対して認識可能に提供する。次に、第2の情報通信装置は、第1の情報通信装置に対して切替要求を送信した後、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供された情報と、当該装置の利用者からの操作入力に応じたコマンド情報とを、第1の情報通信装置へ転送する。そして、第2の情報通信装置からの切替要求を受信した後の第1の情報通信装置は、第2の情報通信装置から転送されてきた情報に対して、第2の情報通信装置から転送されてきたコマンド情報に応じて変更制御を行い、当該装置の利用者に対して認識可能に提供することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、近距離無線通信のネットワークを形成している少なくとも二つの情報通信装置間において、一方の情報通信装置から他方の情報通信装置へ所定の情報を送信しているときには、その送信側の情報通信装置がマスターとなり、受信側(スレーブ側)の情報通信装置における情報提供を制御可能となっている。このため、マスター側の情報通信装置における情報提供に同期して、スレーブ側の情報通信装置でも情報提供が可能となる。
また、本発明によれば、マスターとスレーブは切り替え可能となされ、スレーブ側の情報通信装置からの切替要求により、そのスレーブ側であった情報通信装置はマスターとなり、逆に、マスター側であって情報通信装置はスレーブとなる。そして、そのマスター/スレーブ切り替え後にマスター側となった情報通信装置は、同じくマスター/スレーブ切り替え後にスレーブ側となった情報通信装置における情報提供を制御可能となっている。
本発明においては、少なくとも二つの情報通信装置により近距離無線通信のネットワークが構築され、一方の情報通信装置にて提供されている情報を他方の情報通信装置にも提供可能となされているため、例えば、一つの情報通信装置の画面を覗き込むことなく、他の人がその情報通信装置の画面上に表示されている画像等を閲覧できることになり、また例えば、一方の情報通信装置の画面上にインターネット上のウェブページやコンテンツが表示されているような場合において、そのURLの転送や入力等を必要とせずに、他方の情報通信装置の画面上にそのウェブページやコンテンツを容易に表示させることが可能である。
また、本発明においては、二つの情報通信装置間で、情報の送信側と受信側を切替可能となされているため、上述とは逆に、他方の情報通信装置の画面上に表示されたウェブページやコンテンツを、一方の情報通信装置の画面上に容易に表示させることが可能とである。
以下、図面を参照しながら、本発明の情報通信装置及び情報通信システムの一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の情報通信装置及び情報通信システムの一例として、少なくともインターネット上のウェブサイトへの接続機能とそのサイトのウェブページの閲覧機能とを備えた携帯電話端末と、少なくとも二つの携帯電話端末により構成されたシステムとを挙げている。
勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の概略的な内部構成〕
図1には、本実施形態の携帯電話端末10の概略的な内部構成を示す。
図1には、本実施形態の携帯電話端末10の概略的な内部構成を示す。
通信アンテナ13は、例えば内蔵アンテナであり、携帯電話回線網を通じて通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路12は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
なお、パケット通信により送受信されるデータは、ウェブサイトのHTML(HyperText Markup Language)データや画像データ、テキストデータ、電子メールデータ、プログラムデータ、その他の各種データである。
受信された通話音声のデータは、データラインを介して制御部11へ送られる。制御部11は、CPU(中央処理装置)からなり、通話音声データを復号化し、その復号化後の音声データをデータラインを介してスピーカ21へ送る。
スピーカ21は、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声のデータをディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声が得られることになる。
また、本実施形態の場合、スピーカ21は、着信,音楽用のディジタル/アナログ変換器と増幅器及びスピーカをも含み、着信音や音楽のデータをディジタル/アナログ変換及び増幅した後に出力する。
マイクロホン22は、送話用のマイクロホンであり、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン22を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して制御部11へ送られて符号化された後、通信回路12へ送られ、さらに変調、周波数変換等の各種処理を受けた後、通信アンテナ13から送信される。
表示部14は、例えば液晶ディスプレイ等とそのディスプレイへの表示駆動回路とを含み、上記ディスプレイ上に画像等を表示するための表示デバイスである。
操作部15は、本実施形態の携帯電話端末10の図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、クリアキー、終話/電源キー、マナーキー、メモキーなどの各キー、ジョグダイアル部等と、それら各キー等の操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生部とを有している。
メモリ16は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を含む。
ROMは、OS(Operating System)、制御部11が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、ウェブブラウザ用のプログラムコード、電子メールの作成や編集等を行うためのプログラムコード、電子ゲームを実行するためのゲームプログラム、画像に対して様々な処理を行うためのプログラムコード、その他、携帯電話端末10に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末10の識別情報(ID)などを記憶している。また、このROMは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、閲覧したウェブページのデータ、電子メールデータ、電子ゲームの各種設定データ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、写真画像データ、ダウンロードされた写真データや着信音データ、音楽データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。
RAMは、制御部11が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
近距離通信制御部23と近距離通信アンテナ24は、いわゆるブルートゥース(BlueTooth)方式の近距離無線通信を行うためのデバイスである。
ここで、ブルートゥース方式は、2.4GHz帯のディジタル無線通信を行うために規格化された近傍通信方式であり、当該ブルートゥース方式では、相互に通信が行われるデバイス間において、約10m程度の通信範囲でアドホックなネットワークが形成される。また、ブルートゥース方式のネットワークでは、相互に通信を行うデバイスがマスターかスレーブの何れかに設定される。事前にマスターに設定されたデバイスは、接続要求(Inquiry)に対する応答を通じてスレーブデバイスを検索し、そのストレージデバイスを通信対象として登録する。
なお、本実施形態における近距離無線通信は、上記ブルートゥースに限定されず、例えば赤外線通信(IrDA)やUWB(Ultra Wide Band)などであっても良い。
制御部11は、上述した通話音声データの符号化や復号化の他、発着信の制御や、着信時の報知制御、ウェブサイトへの接続及びウェブページのブラウジング、電子メールの作成,編集や送受信、電子ゲームの実行、近距離通信制御部23の制御、例えば圧縮符号化されている映像データや音楽データの伸長復号化等の再生処理、その他、制御ラインを介して当該携帯電話端末10の各構成要素の制御、各種の演算処理を行う。
また例えば、近距離通信制御部23と近距離通信アンテナ24を介して、他の端末との間でブルートゥース方式の近距離無線通信ネットワークが構築され、例えば自端末がマスターデバイス側になっている場合には、制御部11は、当該ブルートゥース方式のネットワークを介してコマンドを送信することにより、スレーブデバイス側となっている相手方の携帯電話端末の動作を制御することも可能となされている。
その他、図1には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末10は、光学レンズや撮像素子等からなり制御部11による制御の元で静止画や動画の撮影を行うカメラ部、着信等を振動にて報知するためのバイブレータ部、年月日時等の時間情報を発生する時計部、テレビジョン放送電波を受信及び復調等するためのテレビジョン放送受信部、ラジオ放送電波を受信して復調等するためのラジオ放送受信部、外部ケーブル用コネクタ、携帯電話端末10の現在位置を検出するための測位デバイスであるGPS(Global Positioning System)通信部とそのアンテナ、例えば着脱可能な二次電池であるバッテリ、そのバッテリからの電力を各部へ供給するパワーマネージメントICなどを備えている。
〔携帯電話端末間におけるウェブページの同期表示処理〕
ここで、本実施形態において、例えば二つの携帯電話端末間で上記ブルートゥース方式によるネットワークが形成されている場合、マスターデバイス側の携帯電話端末は、表示部14の画面上に表示されている映像の表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを介して、スレーブデバイス側の携帯電話端末へ転送可能となされており、また、スレーブデバイス側の携帯電話端末は、その表示データを表示部14の画面上に表示可能となされている。
ここで、本実施形態において、例えば二つの携帯電話端末間で上記ブルートゥース方式によるネットワークが形成されている場合、マスターデバイス側の携帯電話端末は、表示部14の画面上に表示されている映像の表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを介して、スレーブデバイス側の携帯電話端末へ転送可能となされており、また、スレーブデバイス側の携帯電話端末は、その表示データを表示部14の画面上に表示可能となされている。
すなわち、例えばマスターデバイス側の携帯電話端末において、或るウェブサイトのページが画面上に表示されているような場合には、当該マスターデバイス側の携帯電話端末は、そのウェブページの表示データを、上記ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを介してスレーブデバイス側の携帯電話端末へ転送する。一方、スレーブデバイス側の携帯電話端末は、上記マスターデバイス側の携帯電話端末から転送されてきた表示データを、表示部14の画面上に表示する。
これにより、本実施形態によれば、スレーブデバイス側の携帯電話端末のユーザは、マスターデバイス側の携帯電話端末の画面を覗き込むことなく、当該マスターデバイス側の携帯電話端末の画面上に表示されている画像を閲覧すること、つまり、スレーブデバイス側の携帯電話端末の画面を観ることにより、マスターデバイス側の携帯電話端末の画面上に表示されているのと同じ画像を閲覧することが可能となる。
図2には、上述のように、自端末で表示しているウェブページの表示データを、スレーブデバイス側の携帯電話端末へ転送する際のマスターデバイス側の携帯電話端末の処理フローチャートを示す。
また、図3には、マスターデバイス側の携帯電話端末から転送されてきた表示データを受け取り、自画面上に表示する際のスレーブデバイス側の携帯電話端末の処理フローチャートを示す。
なお、以下のフローチャートの処理は、主に制御部11が行う処理である。また、以下の説明において、マスターデバイス側となる携帯電話端末を例えば携帯電話端末Aとし、スレーブデバイス側となる携帯電話端末を例えば携帯電話端末Bとする。
〔マスターデバイス側の携帯電話端末の処理〕
先ず、図2のフローチャートから説明する。
先ず、図2のフローチャートから説明する。
図2において、マスターデバイス側となる携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS11の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
そして、当該携帯電話端末Aの制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上に当該ウェブページの画像を表示させる。
これにより、この携帯電話端末Aのユーザは、そのウェブページを閲覧できることになる。
ここで、マスターデバイス側となる携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS12の処理として、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を介した近距離無線通信により、スレーブデバイス側となる携帯電話端末Bを、接続要求に対する応答を通じて検索し、その検索により得られた携帯電話端末Bをスレーブデバイス側となる通信対象として登録することにより、ブルートゥース通信のネットワークを確立する。
上記ブルートゥース通信のネットワークが確立すると、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS13の処理として、先のステップS11にて生成している表示データを所定のタイミングで、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を介した近距離無線通信により、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信する。
なお、上記所定のタイミングとしては、例えば1/30秒や1/15秒,1/10秒等のフレーム周期のタイミングであっても良いし、後述するように、操作部14からのユーザ指示により表示データに変化があったタイミングでも良い。フレーム周期のタイミングを用いた場合には、近距離無線通信のデータ伝送速度や携帯電話端末内での処理速度を考慮して決定されたフレーム周期が用いられる。
またこの時、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS14の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
そして、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けた場合、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、後述するステップS15で「No(否)」と判断された場合に限りステップS13へ処理を戻し、上記操作部15からのユーザ指示による動作(スクロール,ページやサイトのジャンプなど)に応じた表示データを、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信する処理を行う。
すなわち、例えばマスターデバイス側の携帯電話端末Aにて画像のスクロールが行われた場合には、そのスクロールされた画像の表示データが上記所定のタイミングでスレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信されることになる。
これにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上には、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
また、ステップS15の処理に進んだ場合、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bからブルートゥース通信の切断要求が送られてきたか判定しており、切断要求が送られてきていない時にはステップS13へ処理を戻す。
一方、切断要求が送られてきた場合、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、当該図2に示したフローチャートの処理、すなわち、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ表示データを転送するための処理を終了する。
〔スレーブデバイス側の携帯電話端末の処理〕
次に、図3のフローチャートの説明を行う。
次に、図3のフローチャートの説明を行う。
図3において、スレーブデバイス側となる携帯電話端末Bの制御部11は、先ず、ステップS21の処理として、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を用いた近距離無線通信により、上述したマスターデバイス側となる携帯電話端末Aとの間で、接続要求に対する応答を通じてブルートゥース通信のネットワークを確立する。
上記ステップS21にてブルートゥース通信のネットワークが確立すると、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS22の処理として、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を通じてマスターデバイス側の携帯電話端末Aから所定のタイミングで送られてくる表示データを受信し、その表示データから表示画像を生成して表示部14の画面上に表示させる。
これにより、このスレーブデバイス側の携帯電話端末Bのユーザは、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上に表示されているウェブページを、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上で閲覧することができることになる。
そして、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aにて例えば画像のスクロールが行われたような場合には、そのスクロールされた画像の表示データを当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bにて受信することになるため、このスレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上には、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
またこの時、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS23の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、この携帯電話端末Bのユーザによりなされたか否かを判断している。
ここで、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けていない場合、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS22へ処理を戻し、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を通じてマスターデバイス側の携帯電話端末Aから送られてくる表示データの受信と、その表示データから生成した画像の画面上への表示処理を続行する。
一方、ステップS23において、操作部15からのキー入力信号により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされたと判断した場合、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS24へ処理を進め、マスターデバイス側の携帯電話端末Aに対してブルートゥース通信の切断を要求するための信号を生成し、その切断要求信号を、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を通じてマスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信する。
なお、本実施形態では、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bにおいて、操作部15からスクロールやジャンプなどの指示信号が入力された時に、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信する切断要求信号を生成する例を挙げているが、勿論、操作部15を介してユーザから切断要求を行う旨を明示的に指示する信号が入力された時に、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信する切断要求信号を生成するようにしても良い。
次に、当該携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS25の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
すなわちこの時の携帯電話端末Bの制御部11は、先に携帯電話端末Aから受信した表示データに含まれるリンク情報等と、ステップS23にて操作部15から入力されたユーザ指示とに基づいて、自らが例えばウェブサイトへアクセスして新たなウェブページのHTMLデータ等を取得する。
そして、制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上にそのウェブページの画像を表示させる。これにより、当該携帯電話端末Bのユーザは、所望のウェブページを閲覧できることになる。
その後、例えば操作部15を介してユーザから通信終了の指示等が入力されたとき、当該携帯電話端末Bの制御部11は、上記パケット通信を終了させ、当該図3に示したフローチャートの処理、すなわち当該携帯電話端末Bにおける閲覧表示のための処理を終了する。
〔マスターデバイス・スレーブデバイス間の通信シーケンス〕
次に、図4には、例えば二つの携帯電話端末(上記携帯電話端末A,B)間で上記ブルートゥース方式によるネットワークを形成し、前述の図2及び図3のフローチャートで説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上の映像表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを通じて所定のタイミングでスレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ転送するようにした場合のシーケンスを示す。
次に、図4には、例えば二つの携帯電話端末(上記携帯電話端末A,B)間で上記ブルートゥース方式によるネットワークを形成し、前述の図2及び図3のフローチャートで説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上の映像表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを通じて所定のタイミングでスレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ転送するようにした場合のシーケンスを示す。
図4において、マスターデバイス側の携帯電話端末Aは、図2のステップS11にて、ユーザが所望したウェブサイトからウェブページのHTMLデータをパケット通信(T1)により取得すると共に、そのウェブページの画像を画面上に表示させる処理を行っている。
次に、図2のステップS12及び図3のステップS21の処理により、ブルートゥース通信のネットワークが確立(T2)される。この例では、携帯電話端末Aがマスターデバイス側となり、一方、携帯電話端末Bがスレーブデバイス側となされる。
このようにブルートゥース通信のネットワークが確立(T2)されると、図2のステップS13で説明したように、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aにて画面上に現在表示している画像等の表示データが、所定のタイミングでスレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信(T3)される。
また、マスターデバイス側の携帯電話端末Aでは、図2のステップS14で説明したユーザからのキー入力によるスクロールやジャンプ指示の取得(T4)がなされた場合、そのキー入力に応じた表示データが所定のタイミングでスレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信(T5)される。
これらキー入力の取得(T4)と表示データの送信(T5)は、図2のステップS15や図3のステップS24で説明したような切断要求がスレーブデバイス側の携帯電話端末Bから送られてくるまで繰り返される。
そして、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bにおいて、操作部15からのキー入力(T6)により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされ、図3のステップS24にてマスターデバイス側の携帯電話端末Aへブルートゥース通信の切断要求信号が送信される(T7)と、当該携帯電話端末Bでは、図3のステップS25のように、パケット通信(T8)によって、ユーザ所望のウェブサイトのウェブページのデータを取得し、その画像を画面上に表示する。
なお、上述の説明では、二つの携帯電話端末間でネットワークが形成され、マスターデバイス側の携帯電話端末とスレーブデバイス側の携帯電話端末が「一対一」に対応している例を挙げたが、一つのマスターデバイス側携帯電話端末から複数のスレーブデバイス側携帯電話端末へ表示データを同時に転送するような「一対多」のネットワーク構成の場合も、本発明は適用可能である。
以上のように、図2〜図4の例によれば、インターネット上の同じウェブページを例えば複数人が同時に閲覧するような場合であっても、それら各人の携帯電話端末の画面上に同じ映像が同期して表示されることになるため、複数人が一つの携帯電話端末の画面上を同時に覗き込むようなことが必要なくなり、各人はそれぞれ同じ映像を閲覧することができるようになる。
また、図2〜図4の例によれば、一方の携帯電話端末から他方の携帯電話端末に表示データが転送されるため、例えば一方の携帯電話端末から他方の携帯電話端末へウェブサイトのURLを転送したり、他方の携帯電話端末のユーザがURLを直接入力するような操作が不要となる。
さらに、図2〜図4の例によれば、例えば、一方の携帯電話端末Aにおいて、或るウェブサイトから幾つかのリンクを経ることなどにより、別のウェブサイトやコンテンツに辿り着いているような場合でも、それと同じウェブサイトやコンテンツを他方の携帯電話端末Bの画面上に表示させることができるため、当該他方の携帯電話端末Bにて一方の携帯電話端末Aで行われたような幾つかのリンクを辿るような操作は不要である。
また、図2〜図4の例によれば、マスターデバイス側の携帯電話端末からスレーブデバイス側の携帯電話端末へは、所定のタイミングで表示データが送信されるため、マスターデバイス側の携帯電話端末の画面上で動的に変化する画像を、スレーブデバイス側の携帯電話端末の画面上に同期させて表示することができる。
〔マスター/スレーブ切り替え処理〕
本発明実施形態では、例えば二つの携帯電話端末A,B間で上記ブルートゥース方式によるネットワークを構築し、そのネットワークを介して表示データの送受信を行う場合において、以下に説明するように、表示データの送信側と受信側の切り替えを行うことも可能となされている。
本発明実施形態では、例えば二つの携帯電話端末A,B間で上記ブルートゥース方式によるネットワークを構築し、そのネットワークを介して表示データの送受信を行う場合において、以下に説明するように、表示データの送信側と受信側の切り替えを行うことも可能となされている。
すなわち例えば、一方の携帯電話端末Aがマスターデバイス側となり、他方の携帯電話端末Bがスレーブデバイス側となっており、或るウェブサイトのウェブページの表示データを一方の携帯電話端末Aから他方の携帯電話端末Bへ送信していた場合に、それらマスターとスレーブの関係を切り替えることにより、他方の携帯電話端末Bから一方の携帯電話端末Aへ表示データを送信するような切り替え動作が可能となされている。
図5には、上述のように、マスターデバイス側である一方の携帯電話端末Aで閲覧中のウェブページの表示データを、スレーブデバイス側である他方の携帯電話端末Bへ転送していた状態の後、マスターとスレーブの切り替えが行われ、上記他方の携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、上記一方の携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となることにより、上記他方の携帯電話端末Bから上記一方の携帯電話端末Aへ表示データを転送するような切り替えがなされた場合における、上記一方の携帯電話端末Aの処理のフローチャートを示す。
また、図6には、マスターデバイス側である一方の携帯電話端末Aで閲覧中のウェブページの表示データを、スレーブデバイス側である他方の携帯電話端末Bへ転送していた状態の後、マスターとスレーブの切り替えが行われ、上記他方の携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、上記一方の携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となることにより、上記他方の携帯電話端末Bから上記一方の携帯電話端末Aへ表示データを転送するような切り替えがなされた場合における、上記他方の携帯電話端末Bの処理のフローチャートを示す。
なお、以下のフローチャートの処理は、主に制御部11が行う処理である。
また、以下の説明において、最初にマスターデバイス側となる一方の携帯電話端末(後のマスター/スレーブ切り替えによりスレーブデバイス側となる携帯電話端末)を例えば携帯電話端末Aとし、最初にスレーブデバイス側となる他方の携帯電話端末(後のマスター/スレーブ切り替えによりマスターデバイス側となる携帯電話端末)を例えば携帯電話端末Bとしている。
〔マスターからスレーブへの切替処理〕
先ず、図5のフローチャートから説明する。
先ず、図5のフローチャートから説明する。
図5において、最初にマスターデバイス側となる携帯電話端末A(後のマスター/スレーブ切り替えによりスレーブデバイス側となる携帯電話端末A)の制御部11は、ステップS31の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
そして、当該携帯電話端末Aの制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上にそのウェブページの画像を表示させる。
これにより、当該携帯電話端末Aのユーザは、そのウェブページを閲覧できることになる。
次に、当該最初にマスターデバイス側となる携帯電話端末Aの制御部11は、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を介した近距離無線通信により、ステップS32の処理として、スレーブデバイス側となる携帯電話端末B(後のマスター/スレーブ切り替えによりマスターデバイス側となる携帯電話端末B)を、接続要求に対する応答を通じて検索し、当該検索により得られた携帯電話端末Bをスレーブデバイス側となる通信対象として登録することにより、ブルートゥース通信のネットワークを確立する。
上記ブルートゥース通信のネットワークが確立すると、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS33の処理として、ステップS31にて生成している表示データを所定のタイミングにて、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信する。
なお、この例においても、上記所定のタイミングとしては、フレーム周期や表示データに変化があったタイミングを挙げることができ、フレーム周期を採用した場合には、近距離無線通信のデータ伝送速度や携帯電話端末内での処理速度を考慮して決定されたフレーム周期が用いられる。
またこの時、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS34の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
そして、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けた場合、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、後述するステップS35で「No(否)」と判断された場合に限りステップS33へ処理を戻し、上記操作部15からのユーザ指示による動作(スクロール,ページやサイトのジャンプ)に応じた表示データを、所定のタイミングで上記スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信する処理を行う。
また、ステップS35の処理に進んだ場合、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bから、ブルートゥース通信のマスター/スレーブ切替要求がなされていないか判定しており、マスター/スレーブ切替要求がなされていない時には、ステップS33へ処理を戻し、一方、マスター/スレーブ切替要求がなされた場合には、ステップS36へ処理を進める。
なお、この図5のステップS35では、前述の図2のフローチャートのステップS15のようなブルートゥース通信の切断要求の判定を行っても良いが、ここではその説明は省略する。
ステップS36の処理に進むと、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aとスレーブデバイス側の携帯電話端末Bとの間では、ブルートゥース通信のネットワークのマスター/スレーブ切り替え処理が行われる。この例の場合は、先にマスターデバイス側となっていた携帯電話端末Aがスレーブデバイス側に切り替わり、一方、先にスレーブデバイス側となっていた携帯電話端末Bがマスターデバイス側に切り替わったネットワークが再構築される。
このように、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となるネットワークが確立されると、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS37の処理として、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を通じてマスターデバイス側の携帯電話端末Bから所定のタイミングで送られてくる表示データを受信し、その表示データから表示画像を生成して表示部14の画面上に表示させる。
これにより、このスレーブデバイス側となった携帯電話端末Aのユーザは、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの画面上に表示されているウェブページを、当該携帯電話端末Aの画面上で閲覧することができることになる。
そして、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Bにて例えば画像のスクロールが行われたような場合には、そのスクロールされた画像の表示データが当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Aにて受信されることになるため、このスレーブデバイス側の携帯電話端末Aの画面上には、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Bにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
またこの時、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS38の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
ここで、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けていない場合、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS37へ処理を戻し、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を通じてマスターデバイス側となった携帯電話端末Bから送られてくる表示データの受信と、その表示データから生成した画像の表示処理を行う。
一方、ステップS38において、操作部15からのキー入力信号により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされたと判断した場合、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS39へ処理を進め、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bに対してブルートゥース通信の切断を要求するための信号を生成し、その切断要求信号を、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を介してマスターデバイス側の携帯電話端末Bへ送信する。
その後、当該携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS40の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
そして、制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上にそのウェブページの画像を表示させる。これにより、当該携帯電話端末Aのユーザは、所望のウェブページを閲覧できることになる。
その後、例えば操作部15を介してユーザから通信終了の指示等が入力されたとき、当該携帯電話端末Aの制御部11は、上記パケット通信を終了させ、当該図5に示したフローチャートの処理、すなわち当該携帯電話端末Aにおける閲覧表示のための処理を終了する。
なお、詳細については後に詳述するが、上記ステップS39の際には、後述の図6のステップS54以降にて説明するように、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aが再びマスターデバイス側となるためのマスター/スレーブ切替要求を、この時点でマスターデバイス側となっている携帯電話端末Bに対して行うことも可能である。
〔スレーブからマスターへの切替処理〕
次に、図6のフローチャートの説明を行う。
次に、図6のフローチャートの説明を行う。
図6において、最初にスレーブデバイス側となる携帯電話端末B(後のマスター/スレーブ切り替えによりマスターデバイス側となる携帯電話端末B)の制御部11は、先ず、ステップS51の処理として、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を通じた近距離無線通信により、上述した最初にマスターデバイス側となる携帯電話端末Aと通信し、ブルートゥース通信のネットワークを確立する。
上記ステップS51にてブルートゥース通信のネットワークが確立すると、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS52の処理として、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を通じてマスターデバイス側の携帯電話端末Aから所定のタイミングで送られてくる表示データを受信し、その表示データから表示画像を生成して表示部14の画面上に表示させる。
これにより、このスレーブデバイス側の携帯電話端末Bのユーザは、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上に表示されているウェブページ等を、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上で閲覧することができることになる。
そして、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aにて例えば画像のスクロールが行われたような場合には、そのスクロールされた画像の表示データが当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bにて受信されることになるため、このスレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上には、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
またこの時、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS53の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
ここで、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けていない場合、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS52へ処理を戻し、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を介してマスターデバイス側の携帯電話端末Aから送られてくる表示データの受信と、その表示データから生成した画像の表示処理を行う。
一方、ステップS53において、操作部15からのキー入力信号により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされたと判断した場合、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS54へ処理を進め、先ず、マスターデバイス側の携帯電話端末Aに対してブルートゥース通信のマスター/スレーブ切り替えを要求するための信号を生成し、そのマスター/スレーブ切替要求信号を、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を介してマスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信する。
なお、本実施形態では、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bにおいて、操作部15からスクロールやジャンプなどの指示信号が入力された時に、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信するマスター/スレーブ切替要求信号を生成する例を挙げているが、勿論、操作部15を介してユーザからマスター/スレーブ切替要求を行う旨を明示的に指示する信号が入力された時に、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信するマスター/スレーブ切替要求信号を生成するようにしても良い。
また、この図6のステップS54では、前述の図3のフローチャートのステップS24のようなブルートゥース通信の切断要求の判定を行っても良いが、ここではその説明は省略する。
次に、ステップS55の処理に進むと、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bとマスターデバイス側の携帯電話端末Aとの間では、ブルートゥース通信のネットワークのマスター/スレーブ切り替え処理が行われる。この例の場合には、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となるネットワークが再構築される。
このように、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となったネットワークが確立されると、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS56の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
すなわちこの場合の携帯電話端末Bの制御部11は、先に携帯電話端末Aから受信した表示データに含まれるリンク情報等と、ステップS53にて操作部15から入力されたユーザ指示とに基づいて、自らが例えばウェブサイトへアクセスして新たなウェブページのHTMLデータ等を取得する。
そして、制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上にそのウェブページの画像を表示させる。これにより、当該携帯電話端末のユーザは、所望のウェブページを閲覧できることになる。
次に、当該マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を通じた近距離無線通信により、ステップS57の処理として、ステップS56にて生成している表示データを、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aへ送信する。
これにより、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aのユーザは、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの画面上に表示されているウェブページ等を、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Aの画面上で閲覧することができることになる。
そして、上記マスターデバイス側となった携帯電話端末Bにて例えば画像のスクロールが行われたような場合には、そのスクロールされた画像の表示データが当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aにて受信されることになるため、このスレーブデバイス側の携帯電話端末Aの画面上には、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Bにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
またこの時、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS58の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
そして、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けた場合、当該マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、後述するステップS59で「No(否)」と判断された場合に限りステップS57へ処理を戻し、上記操作部15からのユーザ指示に応じた動作(スクロール,ページやサイトのジャンプ)による表示データを、所定のタイミングにてスレーブデバイス側となった携帯電話端末Aへ送信する処理を行う。
また、ステップS59の処理に進んだ場合、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aから、ブルートゥース通信の切断要求がなされていないか判定しており、切断要求がなされていない時には、ステップS57へ処理を戻し、一方、切断要求がなされた場合には、当該図6に示したフローチャートの処理、すなわち、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aへ表示データを転送するための処理を終了する。
なお、このステップS59において、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、図5のステップS35の処理と同様に、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aから、ブルートゥース通信のマスター/スレーブ切替要求がなされていないか判定することを行っても良いが、ここではその説明は省略する。
〔マスター/スレーブ切替処理時におけるデバイス間の通信シーケンス〕
次に、図7には、二つの携帯電話端末(例えば携帯電話端末A,B)間で上記ブルートゥース方式によるネットワークが構築され、前述の図5及び図6のフローチャートで説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上の映像表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを通じてスレーブバイス側の携帯電話端末Bへ転送するようにし、その後、マスター/スレーブの切り替えがなされ、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの画面上の映像表示データをスレーブバイス側となった携帯電話端末Aへ転送するようにした場合のシーケンスを示す。
次に、図7には、二つの携帯電話端末(例えば携帯電話端末A,B)間で上記ブルートゥース方式によるネットワークが構築され、前述の図5及び図6のフローチャートで説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上の映像表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを通じてスレーブバイス側の携帯電話端末Bへ転送するようにし、その後、マスター/スレーブの切り替えがなされ、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの画面上の映像表示データをスレーブバイス側となった携帯電話端末Aへ転送するようにした場合のシーケンスを示す。
図7において、最初にマスターデバイス側となった携帯電話端末Aは、図5のステップS31にて、ユーザ所望のウェブサイトからウェブページのHTMLデータをパケット通信(T11)により取得すると共に、そのウェブページの画像を画面上に表示させる処理を行う。
次に、図5のステップS32及び図6のステップS51の処理により、ブルートゥース通信のネットワークが確立(T12)され、携帯電話端末Aが最初にマスターデバイス側となり、一方、携帯電話端末Bがスレーブデバイス側となされると、図5のステップS33及び図6のステップS52で説明したように、上記マスターデバイス側となった携帯電話端末Aの画面上に現在表示している画像等の表示データが、所定のタイミングでスレーブデバイス側となった携帯電話端末Bへ送信(T13)される。
また、マスターデバイス側の携帯電話端末Aでは、図5のステップS34で説明したユーザからのキー入力によるスクロールやジャンプ指示の取得(T14)と、そのキー入力に応じた表示データのスレーブデバイス側携帯電話端末Bへの送信(T15)とが、図5のステップS35や図6のステップS54で説明したように、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bからマスター/スレーブ切替要求が送られてくるまで繰り返される。
そして、スレーブデバイス側となっている携帯電話端末Bにおいて、操作部15からのキー入力(T16)により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされ、図5のステップS35及び図6のステップS54のように、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bからマスターデバイス側の携帯電話端末Aへマスター/スレーブ切替要求信号が送信されると、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aとスレーブデバイス側の携帯電話端末Bとの間では、ブルートゥース通信のネットワークのマスター/スレーブ切り替え処理(T17)が行われる。この例の場合は、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側に切り替わり、携帯電話端末Bがマスターデバイス側に切り替わったネットワークが再構築される。
このように、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となるネットワークが確立されると、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bでは、図6のステップS56のように、パケット通信(T18)が開始される。
そして、図6のステップS57及び図5のステップS37で説明したように、上記マスターデバイス側となった携帯電話端末Bが画面上に現在表示している画像等の表示データが、所定のタイミングでスレーブデバイス側となった携帯電話端末Aへ送信(T19)される。
次に、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bでは、図6のステップS58で説明したように、ユーザからのキー入力によるスクロールやジャンプ指示の取得(T20)と、そのキー入力に応じた表示データのスレーブデバイス側携帯電話端末Aへの送信(T19)とが、図5のステップS39や図6のステップS59で説明したように、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aから切断要求が送られてくるまで繰り返される。
そして、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aにおいて、操作部15からのキー入力(T21)により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされ、図5のステップS39にてマスターデバイス側となった携帯電話端末Bへブルートゥース通信の切断要求信号が送信される(T22)と、当該携帯電話端末Aでは、図5のステップS40のように、パケット通信(T23)によって、ユーザ所望のウェブサイトのウェブページのデータを取得し、その画像を画面上に表示する。
なお、上述の図5〜図7の説明では、二つの携帯電話端末間でネットワークが形成され、マスターデバイス側の携帯電話端末とスレーブデバイス側の携帯電話端末が「一対一」に対応している例を挙げたが、一つのマスターデバイス側携帯電話端末から複数のスレーブデバイス側携帯電話端末へ表示データを同時に転送するような「一対多」のネットワーク構成において、複数のスレーブデバイス側携帯電話端末のうちの一つがマスターデバイス側携帯電話端末に切り替わる場合にも、本発明は適用可能である。
以上のように、図5〜図7の例によれば、インターネット上の同じウェブページを複数人が同時に閲覧するような場合であっても、それら各人の携帯電話端末の画面上に同期して同じ映像が表示されることになるため、複数人が一つの携帯電話端末の画面上を同時に覗き込むようなことを行わなくても、各人はそれぞれ同じ映像を閲覧することができるようになる。
また、図5〜図7の例によれば、一方の携帯電話端末から他方の携帯電話端末に表示データが転送されるため、例えば一方の携帯電話端末から他方の携帯電話端末へウェブサイトのURLを転送したり、他方の携帯電話端末のユーザがURLを直接入力するような操作が不要となる。
また、図5〜図7の例によれば、例えば、一方の携帯電話端末において、或るウェブサイトから幾つかのリンクを経ることなどにより、別のウェブサイトやコンテンツに辿り着いているような場合でも、それと同じウェブサイトやコンテンツを他方の携帯電話端末Bの画面上に表示させることができるため、当該他方の携帯電話端末にて一方の携帯電話端末で行われたような幾つかのリンクを辿る操作は不要である。
さらに、図5〜図7の例によれば、マスター/スレーブの切り替えが可能であるため、例えば他方の携帯電話端末Bの画面上に別のサイトのウェブページが表示されるようになった場合において、今度は逆に、上記他方の携帯電話端末Bの画面上に表示されているのと同じウェブページを、上記一方の携帯電話端末Aの画面上に表示させるようなことが容易に行えるようになる。
また、図5〜図7の例によれば、マスターデバイス側の携帯電話端末からスレーブデバイス側の携帯電話端末へは、所定のタイミングで表示データが送信されるため、マスターデバイス側の携帯電話端末の画面上で動的に変化する画像を、スレーブデバイス側の携帯電話端末の画面上に同期させて表示することができることになる。
〔マスターデバイスからのコマンドによるスレーブデバイス制御処理〕
本発明実施形態では、上述したように、例えば二つの携帯電話端末A,B間で上記ブルートゥース方式によるネットワークを構築し、そのネットワークを介して表示データの送受信を行う場合において、表示データの送信側と受信側の切り替えと共に、以下に説明するように、マスターデバイス側の携帯電話端末の制御部11からコマンドを発行することにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末の例えば画像表示を制御することも可能となされている。
本発明実施形態では、上述したように、例えば二つの携帯電話端末A,B間で上記ブルートゥース方式によるネットワークを構築し、そのネットワークを介して表示データの送受信を行う場合において、表示データの送信側と受信側の切り替えと共に、以下に説明するように、マスターデバイス側の携帯電話端末の制御部11からコマンドを発行することにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末の例えば画像表示を制御することも可能となされている。
すなわち、本実施形態においては、上記マスターデバイス側の携帯電話端末からスレーブデバイス側の携帯電話端末へ送信される表示データは、前述の図2〜図7の例で説明したような所定のタイミングで送信されるのではなく、後述するように、新たな表示データとなった時に必要に応じて送信されるようになされており、更に、マスターデバイス側の携帯電話端末からスレーブデバイス側の携帯電話端末へコマンドが送信されることにより、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末の画面上の画像をマスターデバイス側の携帯電話端末が制御できるようになされている。また、本実施形態では、前述の図5〜図7の例と同様に、マスターとスレーブの関係を切り替え可能となされている。
図8には、マスターデバイス側である一方の携帯電話端末Aで閲覧中のウェブページの表示データを、スレーブデバイス側である他方の携帯電話端末Bへ転送した後、マスターとスレーブの切り替えが行われて上記他方の携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、上記一方の携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となることにより、上記他方の携帯電話端末Bから上記一方の携帯電話端末Aへ表示データを転送するような切り替えがなされると共に、マスターデバイス側の携帯電話端末からのコマンドにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末が制御される場合における、上記一方の携帯電話端末Aの処理のフローチャートを示す。
また、図9には、マスターデバイス側である一方の携帯電話端末Aで閲覧中のウェブページの表示データを、スレーブデバイス側である他方の携帯電話端末Bへ転送していた状態の後、マスターとスレーブの切り替えが行われ、上記他方の携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、上記一方の携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となることにより、上記他方の携帯電話端末Bから上記一方の携帯電話端末Aへ表示データを転送するような切り替えがなされると共に、マスターデバイス側の携帯電話端末からのコマンドによりスレーブデバイス側の携帯電話端末が制御される場合における、上記他方の携帯電話端末Bの処理のフローチャートを示す。
なお、以下のフローチャートの処理は、主に制御部11が行う処理である。また、以下の説明において、最初にマスターデバイス側となる一方の携帯電話端末(後のマスター/スレーブ切り替えによりスレーブデバイス側となる携帯電話端末)を例えば携帯電話端末Aとし、最初にスレーブデバイス側となる他方の携帯電話端末(後のマスター/スレーブ切り替えによりマスターデバイス側となる携帯電話端末)を例えば携帯電話端末Bとしている。
〔マスターからスレーブへの切替とコマンド制御の処理〕
先ず、図8のフローチャートから説明する。
先ず、図8のフローチャートから説明する。
図8において、最初にマスターデバイス側となる携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS61の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
そして、当該携帯電話端末Aの制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上にそのウェブページの画像を表示させる。
これにより、当該携帯電話端末Aのユーザは、そのウェブページを閲覧できることになる。
次に、当該最初にマスターデバイス側となる携帯電話端末Aの制御部11は、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を通じた近距離無線通信により、ステップS62の処理として、スレーブデバイス側となる携帯電話端末Bを、接続要求に対する応答を通じて検索し、当該検索により得られた携帯電話端末Bをスレーブデバイス側となる通信対象として登録ことにより、ブルートゥース通信のネットワークを確立する。
上記ブルートゥース通信のネットワークが確立すると、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS63の処理として、ステップS61にて生成した表示データを、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信する。
次に、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS64の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
そして、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けた場合、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS65へ処理を進める。
また、ステップS65の処理に進んだ場合、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bから、ブルートゥース通信のマスター/スレーブ切替要求がなされていないか判定しており、マスター/スレーブ切替要求がなされていない時には、ステップS66へ処理を進め、一方、マスター/スレーブ切替要求がなされた場合には、ステップS68へ処理を進める。
なお、この図8のステップS65では、前述の図2のフローチャートのステップS15のようなブルートゥース通信の切断要求の判定を行っても良いが、ここではその説明は省略する。
ステップS66の処理に進んだ場合、当該マスターデバイス側となっている携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS64によるユーザからの指示に応じた動作(スクロール,ページやサイトのジャンプ)を行うことによって、表示部14の画面上に新たな映像を表示することになるか否か、つまり、既に取得済みの表示データとは異なる画像を表示するための新たな表示データが必要になるか否かを判断する。
ここで、新たな表示データが必要になると判断した場合、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS63へ処理を戻し、当該新たな表示データをパケット通信にて取得して画面上に表示させると共に、その新たな表示データをスレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信させる。
これにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上には、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上に表示された新たな画像と同じ新たな画像が表示されることになる。
一方、ステップS66において新たな表示データが必要ないと判断した場合、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS67の処理として、先のステップS64にて取得したユーザからの指示による動作(スクロール,ページやサイトのジャンプ)に応じた画面表示制御を行うと共に、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bに対しても同じ画面表示制御を行うためのコマンドを生成し、そのコマンドをスレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ送信した後、ステップS64の処理に戻る。
すなわち、例えばマスターデバイス側の携帯電話端末Aにて画像のスクロールが行われた場合には、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへは、当該画像スクロールを実行させるためのコマンドが送信されることになる。
これにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上では、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
また、ステップS65からステップS68の処理に進んだ場合は、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aとスレーブデバイス側の携帯電話端末Bとの間で、ブルートゥース通信のネットワークのマスター/スレーブ切り替え処理が行われる。この例の場合は、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となり、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となるネットワークが再構築される。
このように、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となるネットワークが確立されると、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS69の処理として、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を介してマスター側の携帯電話端末Bから送られてきた表示データを受信し、その表示データから表示画像を生成して表示部14の画面上に表示させる。
これにより、このスレーブデバイス側となった携帯電話端末Aのユーザは、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの画面上に表示されたウェブページを、当該携帯電話端末Aの画面上で閲覧することができることになる。
さらにこの時、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bからコマンドが送られてきた場合、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS70の処理として、そのコマンドを受信すると共に、当該コマンドに基づいて、表示部14の画面上の映像のスクロールやジャンプ等の処理を行う。
すなわち、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bにて例えば画像のスクロールが行われた場合には、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aへは、当該画像スクロールを実行させるためのコマンドが送信されることになる。
これにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aの画面上では、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Bにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
また、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS71の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
ここで、ユーザから操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けていない場合、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS69へ処理を戻し、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を通じてマスターデバイス側となった携帯電話端末Bから送られてくる表示データやコマンドの受信と、その表示データから生成した表示画像の表示やコマンドに応じた表示制御の処理を行う。
一方、ステップS71において、操作部15からのキー入力信号により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされたと判断した場合、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS72へ処理を進め、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bに対してブルートゥース通信の切断を要求するための信号を生成し、その切断要求信号を、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を通じてマスターデバイス側の携帯電話端末Bへ送信する。
その後、当該携帯電話端末Aの制御部11は、ステップS73の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
そして、制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上にそのウェブページの画像を表示させる。
これにより、当該携帯電話端末Aのユーザは、所望のウェブページを閲覧できることになる。
その後、例えば操作部15を介してユーザから通信終了の指示等が入力されたとき、当該携帯電話端末Aの制御部11は、上記パケット通信を終了させ、当該図8に示したフローチャートの処理、すなわち当該携帯電話端末Aにおける閲覧表示のための処理を終了する。
なお、詳細については後に詳述するが、上記ステップS72の際には、後述の図9のステップS85以降にて説明するように、当該スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aが再びマスターデバイス側となるためのマスター/スレーブ切替要求を、この時点でマスターデバイス側となっている携帯電話端末Bに対して行うことも可能である。
〔スレーブからマスターへの切替とコマンド制御処理〕
次に、図9のフローチャートの説明を行う。
次に、図9のフローチャートの説明を行う。
図9において、最初にスレーブデバイス側となる携帯電話端末Bの制御部11は、先ず、ステップS81の処理として、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を通じた近距離無線通信により、上述した最初にマスターデバイス側となる携帯電話端末Aと通信し、ブルートゥース通信のネットワークを確立する。
上記ステップS81にてブルートゥース通信のネットワークが確立すると、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS82の処理として、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を介してマスターデバイス側の携帯電話端末Aから送られてきた表示データ、さらにステップS83にて必要に応じて送られてくるコマンドを受信し、上記表示データから表示画像を生成して表示部14の画面上に表示させると共に、上記コマンドを受信した時には当該コマンドに応じたスクロール等の表示制御を行う。
これにより、このスレーブデバイス側の携帯電話端末Bのユーザは、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上に表示されているウェブページを、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上で閲覧することができることになると共に、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの画面上に、マスターデバイス側の携帯電話端末Aのユーザによるスクロール等の操作が反映された画像を表示させることができるようになる。
また、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS84の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
ここで、ユーザから操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けていない場合、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS82へ処理を戻し、近距離通信アンテナ24及び近距離通信制御部23を通じてマスターデバイス側の携帯電話端末Aから送られてくる表示データやコマンドの受信と、その表示データから生成した表示画像の表示の処理、及び、コマンドに基づく表示制御を行う。
一方、ステップS84において、操作部15からのキー入力信号により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされたと判断した場合、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS85へ処理を進め、マスターデバイス側の携帯電話端末Aに対してブルートゥース通信のマスター/スレーブ切り替えを要求するための信号を生成し、そのマスター/スレーブ切替要求信号を、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を介してマスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信する。
なお、本実施形態では、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bにおいて、操作部15からスクロールやジャンプなどの指示信号が入力された時に、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信するマスター/スレーブ切替要求信号を生成する例を挙げているが、勿論、操作部15を介してユーザからマスター/スレーブ切替要求を行う旨を明示的に指示する信号が入力された時に、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Aへ送信するマスター/スレーブ切替要求信号を生成するようにしても良い。
また、この図9のステップS54では、前述の図3のフローチャートのステップS24のようなブルートゥース通信の切断要求の判定を行っても良いが、ここではその説明は省略する。
次に、ステップS86の処理に進むと、当該スレーブデバイス側の携帯電話端末Bとマスターデバイス側の携帯電話端末Aとの間では、ブルートゥース通信のネットワークのマスター/スレーブ切り替え処理が行われる。この例の場合には、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となるネットワークが再構築される。
携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となるネットワークが確立されると、上記マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS87の処理として、通信回路12及び通信アンテナ13を介し、携帯電話網を通じてインターネット網へ接続することにより、ユーザ所望のウェブサイトへアクセスし、パケット通信により当該サイトのウェブページのHTMLデータを取得する。
そして、制御部11は、そのウェブページのHTMLデータから表示画像を生成し、表示部14の画面上にそのウェブページの画像を表示させる。これにより、当該携帯電話端末のユーザは、所望のウェブページを閲覧できることになる。
次に、当該マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、近距離通信制御部23及び近距離通信アンテナ24を通じた近距離無線通信により、ステップS88の処理として、ステップS87にて生成した表示データを、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aへ送信する。
またこの時、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS89の処理として、操作部15からのキー入力信号により、例えば、表示画像のスクロール、リンクを辿ることによる別のウェブページやウェブサイトへのジャンプなどの指示が、ユーザによりなされたか否かを判断している。
そして、ユーザによる操作部15を介したスクロール指示やジャンプ指示を受けた場合、当該マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS90へ処理を進める。
また、ステップS90の処理に進んだ場合、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aから、ブルートゥース通信の切断要求がなされていないか判定しており、切断要求がなされていない時には、ステップS91へ処理を進め、一方、切断要求がなされた場合には、当該図9に示したフローチャートの処理、すなわち、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aへ表示データを転送するための処理を終了する。
なお、このステップS90において、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、図8のステップS65の処理と同様に、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aから、ブルートゥース通信のマスター/スレーブ切替要求がなされていないか判定することを行っても良いが、ここではその説明は省略する。
ステップS91の処理に進んだ場合、当該マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS89によるユーザからの指示に応じた動作(スクロール,ページやサイトのジャンプ)を行うことによって、表示部14の画面上に新たな映像を表示することになるか否か、つまり、既に取得済みの表示データとは異なる画像を表示するための新たな表示データが必要になるか否かを判断する。
ここで、新たな表示データが必要になると判断した場合、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS88へ処理を戻し、当該新たな表示データをパケット通信にて取得して画面上に表示させると共に、その新たな表示データをスレーブデバイス側の携帯電話端末Aへ送信させる。
これにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aの画面上には、マスターデバイス側の携帯電話端末Bの画面上に表示された新たな画像と同じ新たな画像が表示されることになる。
一方、ステップS91において新たな表示データが必要ないと判断した場合、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Bの制御部11は、ステップS92の処理として、先のステップS89にて取得したユーザからの指示による動作(スクロール,ページやサイトのジャンプ)に応じた画面表示制御を行うと共に、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aに対しても同じ画面表示制御を行うためのコマンドを生成し、そのコマンドをスレーブデバイス側の携帯電話端末Aへ送信した後、ステップS89の処理に戻る。
すなわち、例えばマスターデバイス側の携帯電話端末Bにて画像のスクロールが行われた場合には、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aへは、当該画像スクロールを実行させるためのコマンドが送信されることになる。
これにより、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aの画面上では、上記マスターデバイス側の携帯電話端末Bにて行われたのと同じようにスクロールされた画像が表示されることになる。
〔マスター/スレーブ切替処理とコマンド処理時におけるデバイス間の通信シーケンス〕
次に、図10には、二つの携帯電話端末(携帯電話端末A,B)間で上記ブルートゥース方式によるネットワークが形成され、前述の図8及び図9のフローチャートで説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上の映像の表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを介してスレーブバイス側の携帯電話端末Bへ転送するようにし、その後、マスター/スレーブの切り替えがなされ、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの画面上の映像の表示データをスレーブバイス側となった携帯電話端末Aへ転送すると共に、コマンドによる表示制御を行うようにした場合のシーケンスを示す。
次に、図10には、二つの携帯電話端末(携帯電話端末A,B)間で上記ブルートゥース方式によるネットワークが形成され、前述の図8及び図9のフローチャートで説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Aの画面上の映像の表示データを、ブルートゥース方式による近距離通信ネットワークを介してスレーブバイス側の携帯電話端末Bへ転送するようにし、その後、マスター/スレーブの切り替えがなされ、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bの画面上の映像の表示データをスレーブバイス側となった携帯電話端末Aへ転送すると共に、コマンドによる表示制御を行うようにした場合のシーケンスを示す。
図10において、最初にマスターデバイス側となった携帯電話端末Aは、図8のステップS61にて、ユーザ所望のウェブサイトからウェブページのHTMLデータをパケット通信(T31)により取得すると共に、そのウェブページの画像を画面上に表示させる処理を行う。
次に、図8のステップS62及び図9のステップS81の処理により、ブルートゥース通信のネットワークが確立(T32)され、携帯電話端末Aが最初にマスターデバイス側となり、一方、携帯電話端末Bがスレーブデバイス側となされると、図8のステップS63及び図9のステップS82で説明したように、上記マスターデバイス側となった携帯電話端末Aの画面上に現在表示している画像等の表示データが、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Bへ送信(T3)される。
また、図8のステップS67及び図9のステップS83で説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Aからコマンドを送信する必要がある場合には、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bへ当該コマンドが送信(T34)される。
次に、マスターデバイス側の携帯電話端末Aでは、図8のステップS64で説明したユーザからのキー入力によるスクロールやジャンプ指示の取得(T35)と、そのキー入力に応じた新たな表示データの送信(T36)やコマンドの送信(T37)とが、図8のステップS65や図9のステップS85で説明したように、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bからマスター/スレーブ切替要求が送られてくるまで繰り返される。
そして、スレーブデバイス側となっている携帯電話端末Bにおいて、操作部15からのキー入力(T38)により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされ、図8のステップS68及び図9のステップS86のように、スレーブデバイス側の携帯電話端末Bからマスターデバイス側の携帯電話端末Aへマスター/スレーブ切替要求信号が送信されると、当該マスターデバイス側の携帯電話端末Aとスレーブデバイス側の携帯電話端末Bとの間では、ブルートゥース通信のネットワークのマスター/スレーブ切り替え処理(T39)が行われる。この例の場合は、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側に切り替わり、携帯電話端末Bがマスターデバイス側に切り替わったネットワークが再構築される。
このように、携帯電話端末Bがマスターデバイス側となり、携帯電話端末Aがスレーブデバイス側となるネットワークが確立されると、マスターデバイス側となった携帯電話端末Bでは、図9のステップS87のように、パケット通信(T40)が開始される。
そして、図9のステップS88及び図8のステップS69で説明したように、上記マスターデバイス側となった携帯電話端末Bから、表示データがスレーブデバイス側となった携帯電話端末Aへ送信(T41)される。
また、図8のステップS70及び図9のステップS92で説明したように、マスターデバイス側の携帯電話端末Bからコマンドを送信する必要がある場合には、スレーブデバイス側の携帯電話端末Aへ当該コマンドが送信(T42)される。
次に、マスターデバイス側の携帯電話端末Bでは、図9のステップS89で説明したように、ユーザからのキー入力によるスクロールやジャンプ指示の取得(T43)と、そのキー入力に応じた新たな表示データの送信(T41)やコマンドの送信(T42)とが、図9のステップS90及び図8のステップS72で説明したように、スレーブデバイス側携帯電話端末Aから切断要求(T45)が送られてくるまで繰り返される。
そして、スレーブデバイス側となった携帯電話端末Aにおいて、操作部15からのキー入力(T44)により、表示画像のスクロールやジャンプなどの指示がユーザによりなされ、図8のステップS72にてマスターデバイス側となった携帯電話端末Bへブルートゥース通信の切断要求信号が送信される(T45)と、当該携帯電話端末Aでは、図8のステップS73のように、パケット通信(T46)によって、ユーザ所望のウェブサイトのウェブページのデータを取得し、その画像を画面上に表示する。
なお、上述の図8〜図10の説明では、二つの携帯電話端末間でネットワークが形成され、マスターデバイス側の携帯電話端末とスレーブデバイス側の携帯電話端末が「一対一」に対応している例を挙げたが、一つのマスターデバイス側携帯電話端末から複数のスレーブデバイス側携帯電話端末へ表示データを同時に転送するような「一対多」のネットワーク構成において、複数のスレーブデバイス側携帯電話端末のうちの一つがマスターデバイス側携帯電話端末に切り替わると共にコマンドの送受信がなされる場合にも、本発明は適用可能である。
以上のように、図8〜図10の例によれば、インターネット上の同じウェブページを複数人が同時に閲覧するような場合であっても、それら各人の携帯電話端末の画面上に同期して同じ映像が表示されることになるため、複数人が一つの携帯電話端末の画面上を同時に覗き込むようなことを行わなくても、各人はそれぞれ同じ映像を閲覧することができるようになる。
また、図8〜図10の例によれば、一方の携帯電話端末から他方の携帯電話端末に表示データが転送されるため、例えば一方の携帯電話端末から他方の携帯電話端末へウェブサイトのURLを転送したり、他方の携帯電話端末のユーザがURLを直接入力するような操作が不要となる。
また、図8〜図10の例によれば、例えば、一方の携帯電話端末において、或るウェブサイトから幾つかのリンクを経ることなどにより、別のウェブサイトやコンテンツに辿り着いているような場合でも、それと同じウェブサイトやコンテンツを他方の携帯電話端末Bの画面上に表示させることができるため、当該他方の携帯電話端末にて一方の携帯電話端末で行われたような幾つかのリンクを辿る操作は不要である。
さらに、図8〜図10の例によれば、マスター/スレーブの切り替えが可能であるため、例えば他方の携帯電話端末Bの画面上に別のサイトのウェブページが表示されるようになった場合において、今度は逆に、上記他方の携帯電話端末Bの画面上に表示されているのと同じウェブページを、上記一方の携帯電話端末Aの画面上に表示させるようなことが容易に行えるようになる。
また、図8〜図10の例によれば、スレーブデバイス側の携帯電話端末の画面表示制御は、マスターデバイス側の携帯電話端末からのコマンドにより実行されるため、マスターデバイス側の携帯電話端末の画面上で動的に変化する画像を、スレーブデバイス側の携帯電話端末の画面上に同期させて表示することができることになる。
さらに、図8〜図10の例によれば、マスターデバイス側の携帯電話端末から送信される表示データは、スレーブデバイス側の携帯電話端末の画面表示に必要な表示データのみとなされているため、伝送データ量を減らすことが可能となっている。
〔実施形態のまとめ〕
以上説明したように、本実施形態によれば、例えば、一つの携帯電話端末の画面を覗き込むことなく、他の人がその携帯電話端末の画面上に表示されている画像を閲覧できるようになる。また、本実施形態によれば、例えば、一方の携帯電話端末の画面上にインターネット上のウェブページやコンテンツが表示されているような場合において、そのURLの転送や入力等を必要とせずに、他方の携帯電話端末の画面上にそのウェブページやコンテンツを容易に表示させることが可能となる。更に、本実施形態によれば、他方の携帯電話端末の画面上に表示されたウェブページやコンテンツを一方の携帯電話端末の画面上に容易に表示させることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、例えば、一つの携帯電話端末の画面を覗き込むことなく、他の人がその携帯電話端末の画面上に表示されている画像を閲覧できるようになる。また、本実施形態によれば、例えば、一方の携帯電話端末の画面上にインターネット上のウェブページやコンテンツが表示されているような場合において、そのURLの転送や入力等を必要とせずに、他方の携帯電話端末の画面上にそのウェブページやコンテンツを容易に表示させることが可能となる。更に、本実施形態によれば、他方の携帯電話端末の画面上に表示されたウェブページやコンテンツを一方の携帯電話端末の画面上に容易に表示させることが可能となる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本発明は携帯電話端末に限定されず、所定の回線への通信機能と近距離無線通信機能とを備えた例えばPDA装置やポータブルオーディオビジュアル機器等、各種の電子機器にも適用可能である。
また、本実施形態では、ウェブページの閲覧を例に挙げたが、例えば一方の携帯電話端末の内部メモリや外付けメモリに格納されている映像等のデータ、電子メールデータ、ゲーム画像データ、音声データ等を、他方の携帯電話端末へ転送するような場合にも適用可能である。
1 携帯電話端末、11 制御部、12 通信回路、13 通信アンテナ、14 表示部、15 操作部、16 メモリ、21 スピーカ、22 マイクロホン、23 近距離通信制御部、24 近距離通信アンテナ
Claims (39)
- 他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
利用者からの操作入力を受け付け、その操作入力に応じた操作信号を生成する操作信号生成手段と、
所定の情報提供媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、
所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、
上記情報提供手段が提供する所定の情報を上記操作信号生成手段からの操作信号に応じて別の所定の情報に変更する制御、若しくは、上記情報提供手段が提供している所定の情報に対して上記操作信号生成手段からの操作信号に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、
少なくとも、上記情報取得手段にて取得されて上記情報提供手段が提供している所定の情報を、上記近距離無線通信手段を介して上記他の通信端末へ送信させる通信制御手段と、
上記他の通信端末から切替要求を受けた後、上記情報提供手段へ供給する情報を、上記情報取得手段が取得した所定の情報から、上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末より送信されてきた情報へ切り替える情報切替制御手段とを有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項1記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の通信網を通じて、少なくとも上記所定の情報を受信する通信網接続手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項2記載の情報通信装置であって、
上記通信網接続手段は、上記所定の通信網である無線電話回線を通じて上記所定の情報を受信する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項1記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の記憶手段から上記所定の情報を読み出す情報読出制御手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項1記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、画像を表示可能な画面を備えた表示手段を備え、上記所定の情報である画像情報を上記表示手段の画面上に表示することにより、上記利用者に対して上記所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項1記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、音声出力手段を備え、上記所定の情報である音声情報を上記音声出力手段から出力することにより、上記利用者に対して所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
利用者からの操作入力を受け付け、その操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、
所定の情報提供媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、
所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、
上記情報提供手段が提供する所定の情報をコマンド情報に応じて別の所定の情報に変更する制御、若しくは、上記情報提供手段が提供している所定の情報に対してコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、
少なくとも、上記情報取得手段が取得した所定の情報と上記コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を、上記近距離無線通信手段を介して上記他の通信端末へ送信させる通信制御手段と、
上記他の通信端末から切替要求を受けた後、上記提供情報変更制御手段へ供給するコマンド情報を、上記コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報から、上記近距離無線通信手段を介して上記他の通信端末から送信されてきたコマンド情報へ切り替えるコマンド切替制御手段とを有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項7記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の通信網を通じて、少なくとも上記所定の情報を受信する通信網接続手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項8記載の情報通信装置であって、
上記通信網接続手段は、上記所定の通信網である無線電話回線を通じて上記所定の情報を受信する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項7記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の記憶手段から上記所定の情報を読み出す情報読出制御手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項7記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、画像を表示可能な画面を備えた表示手段を備え、上記所定の情報である画像情報を上記表示手段の画面上に表示することにより、上記利用者に対して上記所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項7記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、音声出力手段を備え、上記所定の情報である音声情報を上記音声出力手段から出力することにより、上記利用者に対して所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
利用者からの操作入力を受け付け、その操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、
所定の情報提供媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、
所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、
上記情報提供手段が提供する所定の情報をコマンド情報に応じて別の所定の情報に変更する制御、若しくは、上記情報提供手段が提供している所定の情報に対してコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、
少なくとも、上記情報取得手段が取得した所定の情報と上記コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を、上記近距離無線通信手段を介して上記他の通信端末へ送信させる通信制御手段と、
上記他の通信端末から切替要求を受けた後、上記情報提供手段へ供給する情報を、上記情報取得手段が取得した所定の情報から、上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末から送信されてきた情報へ切り替えると共に、上記提供情報変更制御手段へ供給するコマンド情報を、上記コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報から、上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末から送信されてきたコマンド情報へ切り替える切替制御手段とを有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項13記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の通信網を通じて、少なくとも上記所定の情報を受信する通信網接続手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項14記載の情報通信装置であって、
上記通信網接続手段は、上記所定の通信網である無線電話回線を通じて上記所定の情報を受信する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項13記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の記憶手段から上記所定の情報を読み出す情報読出制御手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項13記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、画像を表示可能な画面を備えた表示手段を備え、上記所定の情報である画像情報を上記表示手段の画面上に表示することにより、上記利用者に対して上記所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項13記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、音声出力手段を備え、上記所定の情報である音声情報を上記音声出力手段から出力することにより、上記利用者に対して所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末から送信されてきた所定の情報を少なくとも受信する通信制御手段と、
所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、
利用者からの操作入力を受け付け、その操作入力に応じた操作信号を生成する操作信号生成手段と、
所定の情報提供媒体から情報を取得する情報取得手段と、
上記他の通信端末へ切替要求を送信した後、上記情報提供手段へ供給する情報を、上記近距離無線通信手段を介して上記他の通信端末より送信されてきた所定の情報から、上記情報取得手段が取得した情報へ切り替える情報切替制御手段と、
上記他の通信端末への切替要求が送信された後は、上記情報提供手段が提供する情報を上記操作信号生成手段からの操作信号に応じて別の情報に変更する制御、若しくは、上記情報提供手段が提供している情報に対して上記操作信号生成手段からの操作信号に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段とを有し、
上記他の通信端末への切替要求が送信された後、上記通信制御手段は、上記提供情報変更制御手段が上記操作信号生成手段からの操作信号に応じて変更した情報、若しくは、上記提供情報変更制御手段が上記操作信号生成手段からの操作信号に応じた変更を加えた情報を、上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末へ送信させる制御を行う
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項19記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の通信網を通じて、少なくとも上記所定の情報を受信する通信網接続手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項20記載の情報通信装置であって、
上記通信網接続手段は、上記所定の通信網である無線電話回線を通じて上記所定の情報を受信する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項19記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の記憶手段から上記所定の情報を読み出す情報読出制御手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項19記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、画像を表示可能な画面を備えた表示手段を備え、上記所定の情報である画像情報を上記表示手段の画面上に表示することにより、上記利用者に対して上記所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項19記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、音声出力手段を備え、上記所定の情報である音声情報を上記音声出力手段から出力することにより、上記利用者に対して所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末から送信されてきた所定の情報とコマンド情報を少なくとも受信する通信制御手段と、
所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、
上記情報提供手段が提供する情報に対して、上記通信制御手段が受信したコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、
利用者からの操作入力を受け付け、その操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、
上記他の通信端末へ切替要求を送信した後、上記提供情報変更制御手段が上記情報に変更を加えるためのコマンド情報を、上記通信制御手段が受信したコマンド情報から、上記コマンド情報生成手段が生成するコマンド情報に切り替えるコマンド情報切替手段とを有し、
上記他の通信端末への切替要求が送信された後の上記通信制御手段は、上記コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を、上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末へ送信させる制御を行う
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項25記載の情報通信装置であって、
所定の通信網を通じて、少なくとも上記所定の情報を受信する通信網接続手段を有し、
当該通信網接続手段が上記所定の通信網を通じて取得した所定の情報を、上記情報提供手段に供給する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項26記載の情報通信装置であって、
上記通信網接続手段は、上記所定の通信網である無線電話回線を通じて上記所定の情報を受信する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項25記載の情報通信装置であって、
所定の記憶手段から上記所定の情報を読み出す情報読出制御手段を有し、
当該情報読出制御手段が上記所定の記憶手段から読み出した所定の情報を、上記情報提供手段に供給する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項25記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、画像を表示可能な画面を備えた表示手段を備え、上記所定の情報である画像情報を上記表示手段の画面上に表示することにより、上記利用者に対して上記所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項25記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、音声出力手段を備え、上記所定の情報である音声情報を上記音声出力手段から出力することにより、上記利用者に対して所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 他の通信端末との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末から送信されてきた所定の情報とコマンド情報を少なくとも受信する通信制御手段と、
所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報提供手段と、
上記情報提供手段が提供する情報に対して、上記通信制御手段が受信したコマンド情報に応じた変更を加える制御を行う提供情報変更制御手段と、
利用者からの操作入力を受け付け、その操作入力に応じたコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と、
所定の情報提供媒体から情報を取得する情報取得手段と、
上記他の通信端末へ切替要求を送信した後、上記情報提供手段へ供給する情報を、上記近距離無線通信手段を介して上記他の通信端末から送信されてきた所定の情報から、上記情報取得手段が取得した情報へ切り替えると共に、上記情報提供手段が提供する情報に対して上記提供情報変更制御手段が変更を加えるためのコマンド情報を、上記通信制御手段が受信したコマンド情報から、上記コマンド情報生成手段が生成するコマンド情報に切り替える情報切替手段とを有し、
上記他の通信端末への切替要求が送信された後の上記通信制御手段は、上記情報取得手段が取得した情報と上記コマンド情報生成手段が生成したコマンド情報を、上記近距離無線通信手段を通じて上記他の通信端末へ送信させる制御を行う
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項31記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の通信網を通じて、少なくとも上記所定の情報を受信する通信網接続手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項32記載の情報通信装置であって、
上記通信網接続手段は、上記所定の通信網である無線電話回線を通じて上記所定の情報を受信する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項31記載の情報通信装置であって、
上記情報取得手段は、上記所定の情報提供媒体である所定の記憶手段から上記所定の情報を読み出す情報読出制御手段を有する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項31記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、画像を表示可能な画面を備えた表示手段を備え、上記所定の情報である画像情報を上記表示手段の画面上に表示することにより、上記利用者に対して上記所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項31記載の情報通信装置であって、
上記情報提供手段は、音声出力手段を備え、上記所定の情報である音声情報を上記音声出力手段から出力することにより、上記利用者に対して所定の情報を提供する
ことを特徴とする情報通信装置。 - 少なくとも第1,第2の二つの情報通信装置により近距離無線通信のネットワークが構築された情報通信システムにおいて、
上記第1の情報通信装置は、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供されている所定の情報を、上記近距離無線通信により第2の情報通信装置へ転送し、
上記第2の情報通信装置は、上記近距離無線通信により上記第1の情報通信装置から転送されてきた上記所定の情報を当該装置の利用者に対して認識可能に提供し、
上記第2の情報通信装置は、上記第1の情報通信装置に対して上記近距離無線通信により切替要求を送信した後、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供された情報を、上記近距離無線通信により第1の情報通信装置へ転送し、
上記第2の情報通信装置からの切替要求を受信した後の上記第1の情報通信装置は、上記近距離無線通信により上記第2の情報通信装置から転送されてきた情報を、当該装置の利用者に対して認識可能に提供する
ことを特徴とする情報通信システム。 - 少なくとも第1,第2の二つの情報通信装置により近距離無線通信のネットワークが構築された情報通信システムにおいて、
上記第1の情報通信装置は、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供されている所定の情報と、上記利用者からの操作入力に応じたコマンド情報とを、上記近距離無線通信により第2の情報通信装置へ転送し、
上記第2の情報通信装置は、上記近距離無線通信により上記第1の情報通信装置から転送されてきた上記所定の情報を、必要に応じて上記コマンド情報により変更制御して、当該装置の利用者に対して認識可能に提供し、
上記第2の情報通信装置は、上記第1の情報通信装置に対して上記近距離無線通信により切替要求を送信した後、当該装置の利用者からの操作入力に応じたコマンド情報を、上記近距離無線通信により第1の情報通信装置へ転送し、
上記第2の情報通信装置からの切替要求を受信した後の上記第1の情報通信装置は、上記近距離無線通信により上記第2の情報通信装置から転送されてきたコマンド情報に応じて、当該装置の利用者に対して認識可能に提供する情報の変更制御を行う
ことを特徴とする情報通信システム。 - 少なくとも第1,第2の二つの情報通信装置により近距離無線通信のネットワークが構築された情報通信システムにおいて、
上記第1の情報通信装置は、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供されている所定の情報と、上記利用者からの操作入力に応じたコマンド情報とを、上記近距離無線通信により第2の情報通信装置へ転送し、
上記第2の情報通信装置は、上記近距離無線通信により上記第1の情報通信装置から転送されてきた上記所定の情報を、必要に応じて上記コマンド情報により変更制御して、当該装置の利用者に対して認識可能に提供し、
上記第2の情報通信装置は、上記第1の情報通信装置に対して上記近距離無線通信により切替要求を送信した後、当該装置の利用者からの操作入力に応じた変更制御が可能で且つ当該利用者に対して認識可能に提供された情報と、当該装置の利用者からの操作入力に応じたコマンド情報とを、上記近距離無線通信により第1の情報通信装置へ転送し、
上記第2の情報通信装置からの切替要求を受信した後の上記第1の情報通信装置は、上記近距離無線通信により上記第2の情報通信装置から転送されてきた情報に対して、上記第2の情報通信装置から転送されてきたコマンド情報に応じた変更制御を行い、当該装置の利用者に対して認識可能に提供する
ことを特徴とする情報通信システム。
Priority Applications (1)
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- 2004-10-15 JP JP2004301546A patent/JP2006115299A/ja not_active Withdrawn
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