JP2004208196A - 機能設定モード検索装置、機能設定モード検索方法及び無線通信端末 - Google Patents

機能設定モード検索装置、機能設定モード検索方法及び無線通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】端末を機能設定モードにする操作を覚えていなくとも、端末を簡単且つ迅速に所望の機能設定モードにすること。
【解決手段】例えば携帯電話機のような無線通信端末1において、着信音の音量を設定する機能設定モードにしたい時、ヘルプキー121を押下することにより、設定モード検索画面を表示部11に表示した後、例えば、「ちゃくしんおん」という検索キーワードを携帯電話機に入力すると、携帯電話機は着信音の音量を設定する機能設定モードに移行する。この設定モードによりユーザーはキー操作部12のキーを操作して着信音を所望の音量に設定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機などの無線通信端末に係り、特に無線通信端末に搭載されている各種機能の設定を行う設定モードに無線通信端末を移行させる機能設定モード検索装置及び機能設定モード検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、無線通信端末のひとつである携帯電話機(以降、携帯電話と略称する)が普及し、携帯電話を所持している人は電話通信を何時でもどこででも簡単にできるようになって、電話通信の利便性が飛躍的に向上している。これに伴い、携帯電話には各種機能が搭載され、その機能を設定する設定モードも多数となっている。例えば受話音量設定、着信音設定、ドライブモード設定、着信バイブレータ設定、伝言メモ設定、留守録設定、電話帳登録設定等の各種機能の設定モードがある。
【0003】
このような各種機能の設定の際、機能検索の負担を軽減するために階層的に機能設定メニューを表示したり、直感的に関連機能グループから機能検索を可能にするものがある(例えば、特許文献)。
【0004】
【特許文献】
特開2002−27082号公報(第4頁、第6図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように直感的に関連グループから機能検索が可能であっても、機能によっては同じ機能であっても通信サービス会社やメーカーによって名称が異なっていることがあり、上記のような階層的な機能設定メニューを表示させてもユーザーが普段使い慣れている機能名称の表現と一致しないことがあった。このような問題から、ユーザーが必要とするときに直ちに所望の機能を確認したり、設定したりすることは非常に困難であった。
【0006】
本発明は、上述の如き従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、端末を各種機能設定モードにする夫々の操作を覚えていなくとも、端末を簡単且つ迅速に所望の機能設定モードに移行させることができる機能設定モード検索装置、機能設定モード検索方法及び無線通信端末を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の手段は以下の通りである。
【0008】
請求項1の発明は、検索キーワードを入力するステップと、前記入力された検索キーワードに対応する機能設定モードを検索し、装置を該検索された機能設定モードに移行させるステップとを具備することを特徴とする。
【0009】
上記発明により、例えば装置を、着信音の音量を設定する機能設定モードにしたい時、「ちゃくしんおん」という検索キーワードを装置に入力すると、装置は着信音を設定するモードに移行するため、ユーザーはこの設定モードで所望の音量に着信音を設定する。
【0010】
請求項2の発明は、前記請求項1において、前記検索キーワードとしてひらがな文字列を入力することを特徴とする。
【0011】
上記発明により、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力すると、装置は対応する機能設定モードに移行する。
【0012】
請求項3の発明は、前記請求項2において、前記入力された検索キーワードを仮名漢字変換するステップを具備し、前記仮名漢字変換結果に対応する機能設定モードに装置を移行させることを特徴とする。
【0013】
上記発明により、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力してそれを仮名漢字変換すると、装置は仮名漢字変換結果である漢字混じり文字列に対応する機能設定モードに移行する。
【0014】
請求項4の発明は、各種の機能設定を行える電子機器に搭載されて電子機器を機能設定モードに移行させる機能設定モード検索装置において、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力する入力手段と、前記入力された検索キーワードを仮名漢字変換する変換手段と、前記仮名漢字変換結果に対応する機能設定モードを検索し、前記電子機器のモードを該検索された機能設定モードに移行させる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
上記発明により、検索キーワードとしてひらがな文字列を装置に入力してそれを仮名漢字変換すると、電子機器は仮名漢字変換結果である漢字混じり文字列に対応する機能設定モードに移行する。
【0016】
請求項5の発明は、前記請求項4において、前記制御手段は、漢字混じり文字列に対応する機能設定モードを格納した辞書を備え、前記仮名漢字変換結果を前記辞書に照合して対応する機能設定モードを検索し、この検索した機能設定モードに前記電子機器を移行させることを特徴とする。
【0017】
上記発明により、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力してそれを仮名漢字変換すると、仮名漢字変換結果である漢字混じり文字列に対応する機能設定モードを辞書により検索し、電子機器はこの検索した機能設定モードに移行する。
【0018】
請求項6の発明は、各種の機能設定を行える電子機器に搭載されて電子機器を機能設定モードに移行させる機能設定モード検索装置において、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力する入力手段と、前記入力された検索キーワードに対応する機能設定モードを検索し、前記電子機器のモードを該検索された機能設定モードに移行させる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0019】
上記発明により、検索キーワードとして入力されたひらがな文字列を装置に入力すると、電子機器はこのひらがな文字列に対応する機能設定モードに移行する。
【0020】
請求項7の発明は、前記請求項6において、前記制御手段は、ひらがな文字列に対応する機能設定モードを格納した辞書を備え、前記入力された検索キーワードを前記辞書に照合して対応する機能設定モードを検索し、この検索した機能設定モードに前記電子機器を移行させることを特徴とする。
【0021】
上記発明により、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力すると、この文字列に対応する機能設定モードを辞書より検索し、電子機器はこの検索した機能設定モードに移行する。
【0022】
請求項8の発明は、前記請求項5又は7において、前記電子機器を通信ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、前記通信ネットワーク上から旧バージョンの辞書データをダウンロードして前記電子機器に元々搭載されている現バーションの辞書データに置き換えるダウンロード手段とを具備することを特徴とする。
【0023】
上記発明により、例えば携帯電話機を旧機種から新機種に取り替えた場合、インターネットなどのネットワーク上にある所定のサイトにアクセスした後、このサイトから旧機種で使用されていた辞書データをダウンロードして新機種の携帯電話機のメモリエリアに格納しておき、その後、旧機種で使い慣れたキーワードを入力すると、携帯電話機は対応する設定モードに移行する。
【0024】
請求項9の発明は、前記請求項8において、前記旧バージョンの辞書データをダウンロードする際に、電子機器に元々搭載されている現バージョンの辞書データの一部を残すことを特徴とする。
【0025】
上記発明により、現バージョンの辞書データの一部はダウンロードした旧バージョンの辞書と一体になり、これにより、新たな機能を連想する検索キーワードを入力すると、新機種の電子機器は新たに付け加えられた機能の設定モードに移行する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線通信端末の構成例を示した平面図と背面図である。無線通信端末(携帯電話機)1は二つ折りタイプであり、図1(a)は蓋を開いた状態の表側を示し、図1(b)は蓋を開いた状態の背面を示している。
【0027】
図1(a)において、無線通信端末1は、図形や画像などの各種情報を表示する液晶の表示部11、各種情報の入力や機能指示などを行うキー操作部12、送話音声を集音するマイク13、受話音声を出力するスピーカ14、携帯用の無線プロトコルで使用する周波数帯に対応する通信用のアンテナ15を備えている。
【0028】
図1(b)において、蓋が閉じた状態でも簡単なメッセージをユーザーに知らせるためのサブ表示部16、着信或いは警告などを報知する報知用LED17、被写体を撮影する撮影レンズ18、着信音或いは警告音などを出力する報知用スピーカ19を有している。
【0029】
図2は、図1に示した無線通信端末1の回路構成例を示した回路図である。無線通信端末1の回路は、無線通信端末1の個別動作及び全体の動作を制御する制御部21、無線通信端末として必要な各種データを記憶し且つ、制御部21が動作する上で必要なデータを記憶するRAM22、制御部21を制御する各種プログラムなどを記憶するシステムROM23、キー操作部12のキー押下情報を入力するキー入力部24、表示部11を駆動して各種情報を表示させる表示ドライバ(バッファ)25、各種の音声信号を生成して報知用スピーカ19より出力する音源回路部26、報知用LED17及び着信を振動で知らせる振動発生器27を駆動するドライバ28、アンテナ15を介して基地局(不図示)と無線により音声やデータを送受する無線送受信部29、無線送受信部29で受信した音声やデータを復調し或いは、無線送受信部29から送信する音声やデータを変調するなどの無線通信に必要な処理をする無線信号処理部30、マイク13から入力された音声信号を符号化処理したり或いは、受話音声信号を復号化する音声信号処理部31、ユーザーによる各種の設定情報などを記憶する書き替え可能なROM(フラッシュROM)32、表示部(サブ)16を駆動して簡単なメッセージを表示させる表示ドライバ33、撮影レンズ18により決像した画像をCCDなどで電気信号にする撮像部34、撮像部34から得られた電気信号を画像信号にするDSP35を有し、これら部品がバス50により相互に接続されている。
【0030】
図3は図2に示したROM32の構成例を示した模式図である。ROM32は、ユーザー情報(後述するフラグ等)を登録するユーザー情報登録エリア321、検索キーワードにより無線通信端末1を対応する設定モードに移行させるプログラムを格納する検索プログラム格納エリア322、入力されたひらがな文字列を仮名漢字混じり文字列に変換するプログラムを格納する日本語変換プログラム格納エリア323、ひらがな文字列を仮名漢字文字列に変換するためのメイン辞書データを格納するメイン辞書格納エリア324、検索キーワードと対応する設定モードとの関係を示したサブ辞書を格納するサブ辞書格納エリア325、無線通信端末1のモードを示すモードフラグを立てるモードフラグ格納エリア326、各種アプリケーションプログラムを格納するアプリケーション格納エリア327を有している。
【0031】
図4は図3に示したサブ辞書格納エリア324に格納されている情報例を示した模式図である。後述する検索キーワードの日本語変換結果に対応して無線通信端末1を制御する内容が記憶されている。例えば、検索キーワード「着信音or着メロ」に対する制御内容として「着信設定モード移行」が記載されている。
【0032】
次に本実施の形態の動作について図5に示したフローチャートを参照して説明する。ユーザーは、例えば着信音設定モードにしたい時、キー操作部12のヘルプキー121を押下する。制御部21はステップS1で、ヘルプキー121の押下をキー入力部24を介して検出するとステップS2に進み、検出しない場合はリターンして待ち受け状態になる。
【0033】
制御部21はステップS2で、ROM32の322エリアから検索プログラムを、323エリアから日本語変換プログラムを読み出してRAM22にロードし、以降、これらプログラムを実行し、ステップS3で、図6(a)に示すような検索キーワード入力フォームを表示ドライバ25により表示部11に表示する。
【0034】
ここで、図6はキー操作部12のヘルプキー121を押した時に表示部11に表示されるヘルプ機能画面例で、中央に検索キーワードを入力するための枠61があり、その下に入力した検索キーワードで検索を実行させるための検索ボタン62が設けられている。
【0035】
ユーザーはこの図6(a)の画面を見て、キー操作部12のキー操作をして、図6(b)の画面に示すような検索キーワード、この例では「ちゃくしんおん」を枠61に入力し、その後、ユーザーはこの図6(b)の画面の変換ボタン63を押して、仮名漢字変換する。
【0036】
制御部21はステップS4で、検索キーワードの入力を検出したかどうかを判断し、検出しない場合はステップS3の処理に戻る。検索キーワードの入力を検出した場合は、ステップS5に進んで、入力検索キーワードを日本語変換プログラムにより仮名漢字変換し、図6(c)の画面に示すように表示する。
【0037】
この例では、最初から「着信音」が表示されるが、仮名漢字変換候補が複数表示された場合、ユーザーは該当の仮名漢字変換候補を選択して確定する。制御部21はステップS6で、仮名漢字変換候補の選択待ちを行い、選択されると、図6(c)の画面に示すように確定した変換文字列を表示する。この図6(c)に示した画面を見たユーザーは仮名漢字変換結果がそれで良い場合は、画面下部の決定ボタン64を押す。
【0038】
これを受けて、制御部21はステップS7で、ROM32のエリア325に格納されている図4に示すようなサブ辞書を参照し、ステップS8で日本語変換されたキーワードに対応する制御内容があるかどうかを判断し、ない場合はステップS12に進んで、表示部11にエラー表示をしてステップS3の処理に戻る。
【0039】
日本語返還された検索キーワードに対応する制御内容がある場合、上記例では「着信音」に対応して「着信設定モードに移行」という制御内容があるため、制御部21はステップS9で、ROM32のモードフラグエリアから無線通信端末1を着信設定モードにするためのモードフラグを読み出し、これによってステップS10で表示部11に図6(d)に示すような画面を表示して、無線通信端末1を着信設定モードにする。この例の着信設定モードの画面には、「着信音量」、「メロディ設定」、「キー操作音」等の複数の設定項目が表示される。
【0040】
ユーザーはこの着信設定モードを見て、所望の設定項目の選択をキー操作部12のキー操作をして行うため、制御部21はステップS11で、上記キー操作により選択された設定項目に対応する各種モードの設定処理を行う動作に移行する。例えば、着信音量という設定項目が選択された場合は、着信音量を設定する処理が行われることになる。
【0041】
本実施の形態によれば、ユーザーは設定したいモードに関わる検索キーワードを入力するだけで、無線通信端末1を所望の設定モードにすることができる。それ故、無線通信端末1を機能設定モードに移行するための操作を覚えておかなくとも容易に所望の機能設定モードとすることができ、目的の設定を手間なく且つ短時間で行うことができる。
【0042】
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る無線通信端末内蔵のROMの構成例を示した模式図である。但し、本例の構成は上記した第1の実施の形態と同様であるため、以下同一の構成を持つ各部については、その構成動作の説明を省略し、以下、その動作の特徴部分を説明する。
【0043】
図7に示すように本実施の形態のROM32に格納されているサブ辞書はひらがな文字列の検索キーワードに対応する制御内容が記載されている。例えば、検索キーワードが、「ちゃくしんおんorちゃくめろ」に対応して、「着信設定モードへ移行」という制御内容が記載され、「ばいぶorばいぶれーた」に対応して、「バイブレータON/OFF設定モードへ移行」という制御内容が記載されている。
【0044】
従って、本実施の形態で着信音量を設定したい場合、検索キーワードとしてひらがな文字列の「ちゃくしんおん」を入力すると、制御部21は図7に示したサブ辞書を検索し、無線通信端末1を直ちに着信設定モードにすることができる。
【0045】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態のように、検索キーワードをひらがなで入力した後、仮名漢字変換することなく、入力したひらがなの検索キーワードに対応する制御内容に従って、無線通信端末1を直ちに対応する機能設定モードに移行させることができ、その分、制御部21の負担を軽減させることができる。他の効果は第1の実施の形態と同様である。
【0046】
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る無線通信端末を含む通信ネットワークの構成例を示したブロック図である。インターネット(WWW)60上にメーカAユーザーサポートサイト41、メーカBユーザーサポートサイト42、メーカCユーザーサポートサイト43が在り、インターネット(WWW)60に通信サービス事業者のゲートウエイサーバ44が接続されている。更に、通信サービス事業者のゲートウエイサーバ44は無線基地局46、47に接続されている。
【0047】
メーカAユーザーサポートサイト41はサブ辞書データベース411を、メーカBユーザーサポートサイト42はサブ辞書データベース412を、メーカCユーザーサポートサイト43はサブ辞書データベース413を有している。また、通信サービス事業者のゲートウエイサーバ44は加入者データベース441とサポートデータベース442を接続している。
【0048】
但し、無線通信端末1の構成は図2に示した第1の実施の形態と同様で、ROM32の構成例も図3に示した第1の実施の形態と同様であり、以下同一の構成を持つ各部については、その構成動作の説明を省略する。従って、本例の無線通信端末1も設定したいモードに関わる検索キーワードを入力することで、端末1を所望の設定モードにする機能を有している。以下、その動作の特徴部分を説明する。
【0049】
図9は図8に示した加入者データベース441の格納例を示した模式図である。加入者データベース441には、レコードNoに対応して、加入者氏名、旧ID、現ID、携帯電話機の電話番号、加入者連絡先・支払い方法等の情報が格納されている。ここで、例えばレコードNo、001に対して、加入者氏名は山田O男で、このユーザーが以前に持っていた旧機種の無線通信端末のID(旧ID)は「A001XXX0123」で、このユーザーが今回持った新機種の無線通信端末1のID(現ID)は「B002XXX0123」であることが分かる。
【0050】
図10は図8に示したサポートデータベース442の格納例を示した模式図である。サポートデータベース442には、上記した旧IDの上位4桁部分対応で、無線通信端末1のメーカー名、型番及びサブ辞書サイト(URL)が格納されている。
【0051】
本図において、IDとは無線通信端末1がネットワークに接続するためのID情報を指し、上位4桁のIDの内、上位2桁はメーカー名、下位2桁は型番を示すものである。尚、旧IDとは、ユーザーが以前使用していた機種のIDを示すもので、機種変更する毎に書きかえられるものであり、現IDとは、ユーザーが現在持っている新機種のIDのことである。
【0052】
次に本実施の形態の動作について図11に示したフローチャートを参照して説明する。無線通信端末1のキー操作部12の電源ボタンを操作して端末の電源をオンにすると、制御部21はステップT01で電源オンを検出すると、ステップT02でROM32のユーザー登録エリア321を検索し、ステップT03でこのエリアに所定のフラグ(データ)が書き込まれているかどうかを判定し、書き込まれている場合は処理を終了する。
【0053】
ユーザー登録エリア321に所定のフラグが書き込まれていない場合はステップT04に進んで、制御部21は表示部11にサブ辞書のダウンロード指示をして、ユーザーにインターネット60への接続要求を行う。
【0054】
この表示を見たユーザーは、キー操作部12のキーを操作してインターネット60への接続要求操作を行うため、制御部21はステップT05でインターネット60への接続要求を検出したかどうかを判断し、検出した場合はシステムROM23に格納されている自端末のIDを読み出し、このIDを無線信号処理部30、無線送受信部29から基地局46経由で通信サービス事業者のゲートウエイサーバ44に送信した後、ステップT07に進んで、サブ辞書のダウンロード指示を表示部11に表示すると共に、このダウンロードのためのサイト接続要求表示を行う。
【0055】
一方、ステップT05で、インターネット60への接続要求を検出しない場合はステップT06に進んで、サブ辞書のダウンロードをユーザーがキャンセルしたかどうかを判断し、キャンセルしない場合はステップT04の処理に戻り、キャンセルした場合はステップT10に進む。
【0056】
制御部21はステップT10で、ROM32のサブ辞書格納エリア325にサブ辞書のダウンロードはせず、そのままこの無線通信端末1に最初から搭載されているサブ辞書を使用することを示す所定のフラグをユーザー情報登録エリア321に書き込んで処理を終了する。
【0057】
通信サービス事業者のゲートウエイサーバ44は、無線通信端末1から送信されたIDを受信すると、ステップU01でこのID(現ID)をキーとして加入者データベース441を検索し、該当する加入者が存在するかどうかを確かめ、存在する場合はステップU02で、旧IDの上位4桁をキーとしてサポートデータベース442を検索し、この無線通信端末1の型番及びサブ辞書サイトのURLを読み出して、これら情報を無線通信端末1に送信する。
【0058】
無線通信端末1はアンテナ15及び無線送受信部29を介して上記メーカ型番及びメーカユーザーサポートサイト(サブ辞書サイト)のURLを受信すると、制御部21はステップT08で、受信したメーカ型番及びサブ辞書サイトのURLを図12に示すように表示部11に表示して、サブ辞書のダウンロード指示をユーザーに行う。
【0059】
ここで、図12に示したサブ辞書データのダウンロード画面は、ユーザーが画面下部のYes/Noのいずれかを選択すると、選択した方に下線が引かれ、更にそれで良い場合に決定ボタン65を押す。例えば、ユーザーがYesを選択し、決定ボタン65を押すと、サブ辞書をダウンロードするという指示が制御部21に入力されることになる。
【0060】
制御部21は、ステップT09でダウンロード指示(Yes)を検出したかどうかを判断し、検出した場合は、上記受信したURLを無線送信部29から送信した後、ステップT11に進み、検出しない場合はステップT10に進む。制御部21はステップT10でサブ辞書をダウンロードしないことを示す所定のフラグをROM32のユーザー情報登録エリア321に書き込んで、処理を終了する。
【0061】
無線通信端末1は図12でYesが選択されると、上記URLの送信により、無線基地局46、通信サービス事業者のゲートウエイサーバ44、インターネット60を介して例えばメーカAユーザーサポートサイト41にアクセスして、サブ辞書のダウンロード要求を行う。これにより、メーカAユーザーサポートサイト41はステップV01でサブ辞書データベース411から該当のサブ辞書ファイルを読み出して無線通信端末1に送信する。無線通信端末1の制御部21はステップT11で、アンテナ15及び無線送信部29で受信したサブ辞書データをROM32のサブ辞書格納エリア325の格納して処理を終了する。
【0062】
本実施の形態によれば、ユーザーが検索キーワードを入力すれば機能設定モードになる無線通信端末を使用していて、それを同様の機能を有する新機種の無線通信端末1に変更した際には、名称が異なる機能設定モードなどの検索が今まで使い慣れた検索キーワードでは困難になる。従って、機種変更した際には、ユーザーは新たに検索キーワード等をモード名と対応付けて学習しなければならなくなり、使い勝手が悪化するが、本例では使い慣れている旧バージョンの無線通信端末と同一のサブ辞書をインターネット60上からダウンロードして、再度このサブ辞書を用いた検索キーワードによる機能設定モード移行制御を行うことができるため、新機種でも、使い慣れた検索キーワードを用いて所望の設定モードにすることができ、無線通信端末1の使い勝手を向上させることができる。
【0063】
尚、本実施の形態の加入者データベース441では、図9に示すように現IDに対応する旧IDを一つだけ記載してあるが、更に古いバージョンの旧IDを複数記載して、それに対応するサブ辞書をダウンロードできるようにすることもできる。
【0064】
また、ROM32内のサブ辞書領域を旧バージョンのサブ辞書データで書き替える場合、新バージョンの新機能に関わるサブ辞書データ領域は書き換え不能にして、新しい検索キーワードを入力することにより、新機種の無線通信端末1の新機能の設定モードにも、移行できるようにすることもできる。
【0065】
更に、上記実施の形態で説明した機能設定モードの検索動作手順をプログラムとしてプログラム化し、コンピュータに実行させることにより実施できる。その際、コンピュータプログラムはフレキシブルディスクやハードディスク等のディスク型記録媒体、半導体メモリやカード型メモリ等の各種メモリ、或いは通信ネットワーク等の各種プログラム記録媒体を通じてコンピュータに供給することができる。
【0066】
また、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。上記実施の形態では、携帯電話機について本発明を適用した例について述べたが、各種機能を有するPDAや携帯型のパソコン等の各種携帯型の無線通信端末に本発明を適用して同様の効果を得ることができる。更に、本発明は無線通信端末以外でも、各種機能を有する電子機器に広く応用できる。例えば、最近の高機能のデジタル放送受信機能を有するテレビジョン受像機などにも応用し、同様の効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1に記載の発明によれば、装置を機能設定モードにする操作を覚えていなくとも、検索キーワードを入力するだけで、装置を簡単且つ迅速に所望の機能設定モードにすることができる。
請求項2、6に記載の発明によれば、機能設定モードにする操作を覚えていなくとも、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力するだけで、装置を簡単且つ迅速に所望の機能設定モードにすることができる。
請求項3、4に記載の発明によれば、機能設定モードにする操作を覚えていなくとも、検索キーワードとしてひらがな文字列を入力し、これを仮名漢字文字列に変換するだけで、装置を簡単且つ迅速に所望の機能設定モードにすることができる。
請求項5、7に記載の発明によれば、検索キーワードと移行すべき設定モードを辞書で検索して決定するため、辞書データを変えるだけで新たな機能に対応でき、新たな検索キーワードと移行すべき新たな設定モードを容易に設定することができる。
請求項8に記載の発明によれば、新機種の装置に変更した後も、使い慣れた旧機種の検索キーワードをそのまま用いて装置を所望の設定モードにすることができる。
請求項9に記載の発明によれば、旧機種の検索キーワードをそのまま用いることができ且つ、検索キーワードを入力するだけで、新機種の装置に新たに加わった新機能を設定する機能設定モードに電子機器を移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線通信端末の構成例を示した平面図と背面図である。
【図2】図1に示した無線通信端末の回路構成例を示した回路図である。
【図3】図2に示したROMの構成例を示した模式図である。
【図4】図3に示したサブ辞書格納エリアに格納されている情報例を示した模式図である。
【図5】図1に示した無線通信端末の機能設定モードの検索動作手順を示したフローチャートである。
【図6】図1に示した無線通信端末の機能設定モードに検索動作時の表示画面例を示した図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る無線通信端末内蔵のROMの構成例を示した模式図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る無線通信端末を含む通信ネットワークの構成例を示したブロック図である。
【図9】図8に示した加入者データベースの格納情報例を示した模式図である。
【図10】図8に示したサポートデータベースの格納情報例を示した模式図である。
【図11】図8に示した無線通信端末のサブ辞書ダウンロード動作手順を示したフローチャートである。
【図12】図8に示した無線通信端末に表示される受信したメーカ型番及びサブ辞書サイトのURLの画面例を示した図である。
【符号の説明】
1 無線通信端末
11 表示部
12 キー操作部
13 マイク
14 スピーカ
15 アンテナ
16 サブ表示部
17 報知用LED
18 撮影レンズ
19 報知用スピーカ
21 制御部
22 RAM
23 システムROM
24 キー入力部
25、33 表示ドライバ
26 音源回路部
27 振動発生器
28 ドライバ
29 無線送受信部
30 無線信号処理部
31 音声信号処理部
32 ROM
34 撮像部
35 DSP
41 メーカAユーザーサポートサイト
42 メーカBユーザーサポートサイト
43 メーカCユーザーサポートサイト
44 通信サービス事業者のゲートウエイサーバ
46、47 無線基地局
50 バス
60 インターネット(WWW)
121 ヘルプキー
411、412、413 サブ辞書データベース
441 加入者データベース
442 サポートデータベース

Claims (9)

  1. 検索キーワードを入力するステップと、
    前記入力された検索キーワードに対応する機能設定モードを検索し、装置のモードを該検索された機能設定モードに移行させるステップと、
    を具備することを特徴とする機能設定モード検索方法。
  2. 前記検索キーワードとしてひらがな文字列を入力することを特徴とする請求項1に記載の機能設定モード検索方法。
  3. 前記入力された検索キーワードを仮名漢字変換するステップを具備し、
    前記仮名漢字変換結果に対応する機能設定モードに装置を移行させることを特徴とする請求項2に記載の機能設定モード検索方法。
  4. 各種の機能設定を行える電子機器に搭載されて電子機器を機能設定モードに移行させる機能設定モード検索装置において、
    検索キーワードとしてひらがな文字列を入力する入力手段と、
    前記入力された検索キーワードを仮名漢字変換する変換手段と、
    前記仮名漢字変換結果に対応する機能設定モードを検索し、前記電子機器のモードを該検索された機能設定モードに移行させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする機能設定モード検索装置。
  5. 前記制御手段は、漢字混じり文字列に対応する機能設定モードを格納した辞書を備え、
    前記仮名漢字変換結果を前記辞書に照合して対応する機能設定モードを検索し、この検索した機能設定モードに前記電子機器を移行させることを特徴とする請求項4に記載の機能設定モード検索装置。
  6. 各種の機能設定を行える電子機器に搭載されて電子機器を機能設定モードに移行させる機能設定モード検索装置において、
    検索キーワードとしてひらがな文字列を入力する入力手段と、
    前記入力された検索キーワードに対応する機能設定モードを検索し、前記電子機器のモードを該検索された機能設定モードに移行させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする機能設定モード検索装置。
  7. 前記制御手段は、ひらがな文字列に対応する機能設定モードを格納した辞書を備え、
    前記入力された検索キーワードを前記辞書に照合して対応する機能設定モードを検索し、この検索した機能設定モードに前記電子機器を移行させることを特徴とする請求項6に記載の機能設定モード検索装置。
  8. 前記電子機器を通信ネットワークに接続するネットワーク接続手段と、
    前記通信ネットワーク上から旧バージョンの辞書データをダウンロードして前記電子機器に元々搭載されている現バーションの辞書データに置き換えるダウンロード手段とを具備することを特徴とする請求項5又は7に記載の機能設定モード検索装置。
  9. 前記旧バージョンの辞書データをダウンロードする際に、前記電子機器に元々搭載されている現バージョンの辞書データの一部を残すことを特徴とする請求項8に記載の機能設定モード検索装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009134474A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Brother Ind Ltd ファームウェア書き換え方法、ファームウェア書き換えプログラム、およびファームウェア管理装置
US7580793B2 (en) 2005-03-29 2009-08-25 Xanavi Informatics Corporation On-vehicle information terminal, navigation system, on-vehicle information terminal control method and program product

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