JP2003060783A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2003060783A
JP2003060783A JP2001246696A JP2001246696A JP2003060783A JP 2003060783 A JP2003060783 A JP 2003060783A JP 2001246696 A JP2001246696 A JP 2001246696A JP 2001246696 A JP2001246696 A JP 2001246696A JP 2003060783 A JP2003060783 A JP 2003060783A
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Akira Yuma
晃 遊馬
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳み式携帯端末において、作成中の文章
データを容易に保存できるようにする。 【解決手段】 折り畳み式携帯端末において、筐体を開
いた状態で、例えば電子メールで送信する文章データの
編集が行われる。文章データの作成中(S10)に筐体
が折り畳まれ、折り畳まれたことがS11で検出される
と、S12で、筐体が折り畳まれる直前に携帯端末上で
編集されていた文章データが保存される。次に筐体を開
いたときには、例えば、保存されており且つ送信されて
いない文章データのリストが表示される。携帯端末上で
文章データを編集中に、例えば急用ができても、筐体を
折り畳むだけで編集中の文章が保存されるため、編集中
の文章データを自動的に保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、折り畳み式筐体
を有し、文章データ作成および作成された文章データの
保存が可能な携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、極めて小型軽量に構成され、
無線通信によって電話通信を行うようにされた携帯用の
電話装置が急激な普及を遂げている。このような携帯用
の電話装置には、現状では、周波数帯が800MHz
帯、1.5GHz帯の電波を用い、出力が500mW程
度と比較的大きな出力を有する携帯電話と、周波数帯が
1.9GHz帯の電波を用い、出力が10mW程度の小
出力とされたPHS(Personal Handy-phone System)と
がある。以下では、これらに用いられる電話装置をまと
めて携帯端末と称する。携帯端末は、所定に設けられた
基地局を介して他の電話装置などとの通信を行う。
【0003】また、近年では、携帯端末において、従来
からの通話による通信だけでなく、文章データなどのデ
ィジタルデータによるデータ通信を行えるものが一般的
になりつつある。このデータ通信の代表的なものとし
て、電子メールがある。筐体に設けられた数字キーなど
の各種キーに文字などが所定に割り振られ、これら各種
キーを用いてキャラクタデータが入力され、文章データ
が作成される。作成された文章データは、筐体に設けら
れた表示部に表示される。所定の操作で、作成された文
章データを電子メールとして相手先に送信することがで
きる。
【0004】さらに、このような携帯端末は、より多機
能になる傾向にある。例えば上述のようにして作成され
た文章データを送信せずに、携帯端末有するメモリに記
憶させておくことで、メモ帳のような使い方ができる。
同様にして、個人情報管理などを携帯電話装置によって
行うようにもできる。また、文章データ以外の例えば画
像データなどを、メモリに記憶させることができるもの
も存在する。
【0005】なお、携帯端末の形状としては、単一の筐
体からなり、表示部とキー部とが同一筐体の同一面上に
設けられたタイプと、筐体が表示部および受話部が設け
られた蓋部とキーなどの操作子および送話部などが設け
られた本体部とからなり、蓋部と本体部がヒンジ部で接
続され開閉可能な構造とされた折り畳み式のタイプとが
主流となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
上述したような携帯端末の文章作成機能を用いて作成さ
れた文章データは、特別のキー操作をしないと保存でき
なかったという問題点があった。例えば、上述の折り畳
み方式のものでも、文章データ作成中に筐体を折り畳む
ことで、作成中の文章データを隠す、すなわち、他人の
目に触れないようにすることはできるが、文章データが
保存されるわけではなかった。
【0007】また、従来の携帯端末では、作成中の文章
データを保存する際に所定のキー操作が必要なため、突
然の状況の変化に際して、咄嗟に文章データを保存する
のが難しかったという問題点があった。
【0008】したがって、この発明の目的は、作成中の
文章データを容易に保存できるようにした携帯端末を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、所定のアプリケーションが実行可
能で、第1および第2の筐体がヒンジ部で折り畳み可能
に構成された携帯端末において、データ入力および入力
されたデータの編集が可能なデータ編集手段と、データ
編集手段で編集されたデータを記憶する記憶手段と、ヒ
ンジ部で折り畳み可能に構成された第1の筐体と第2の
筐体とが折り畳まれたことを検知する折り畳み検知手段
と、データを表示する表示手段と、折り畳み検知手段の
検知結果に基づき、第1の筐体と第2の筐体とが折り畳
まれたら、データ編集手段で編集中のデータを記憶手段
に記憶し、第1の筐体と第2の筐体とが開かれたら、記
憶手段に記憶されたデータがあることを示す情報を表示
手段に表示するように制御する制御手段とを有すること
を特徴とする携帯端末である。
【0010】上述したように、この発明は、ヒンジ部で
折り畳み可能に構成された第1の筐体と第2の筐体とが
データ編集中に折り畳まれたら、編集中のデータが記憶
手段に記憶され、第1の筐体と第2の筐体とが開かれた
ら、記憶手段に記憶されたデータがあることを示す情報
が表示手段に表示されるため、第1および第2の筐体を
折り畳むだけでデータを保存することができると共に、
第1および第2の筐体が開かれたときに、保存されたデ
ータを容易に取り出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この実施の
一形態に適用可能な携帯端末10の一例の外観を示す。
この携帯端末10は、例えば携帯電話やPHSといった
通信の携帯端末として用いることが可能なものである。
以下では、この携帯端末10が通信システムとしてPD
C(Personal Digital Cellular)方式を用い、TDMA
(Time Division Multiple Access)方式で接続する携帯
電話の通信端末であるとして説明する。
【0012】携帯端末10は、筐体が蓋部11と本体部
12とがヒンジ部13で結合されて構成される、所謂折
り畳み式筐体からなる。蓋部11には、例えばLCD(L
iquid Crystal Display)からなる表示部20と、小型の
スピーカからなる受話部21とが設けられる。また、蓋
部11には、表示部20などが設けられている面と反対
側の面に、アンテナ部30が設けられる。
【0013】一方、本体部12には、蓋部11の表示部
20および受話部21が設けられる面とヒンジ部13を
介して対応する面に、「*」キーおよび「#」キーを含
む複数の数字キー22、22、・・・と、複数の操作キ
ー23、23、・・・と、小型のマイクロホンからなる
送話部24とが設けられる。操作キー23、23、・・
・は、例えば、通話の開始を指示する通話キー、通話の
終了を指示する終話キー、電子メールの送信、受信、電
子メールの送信文作成などの電子メールに関する機能を
呼び出す電子メール機能キーや、その他の機能を制御す
るためのキーである。
【0014】本体部12には、外部の情報処理機器と有
線による通信を行うためのコネクタが設けられる。図1
の例では、このコネクタは、蓋31で覆われている。
【0015】蓋部11および本体部12は、ヒンジ部1
3により表示部20および各種キー部が内側になるよう
にして折り畳まれる。なお、図1の例では、蓋部11お
よび本体部12に、携帯端末10が折り畳まれたときに
互いに当接するように、突起部25および受部26がそ
れぞれ設けられる。突起部25または受部26は、携帯
端末10の筐体が所定に折り畳まれたことが検知できる
ように、センサが設けられている。
【0016】なお、蓋部11内に設けられる回路と、本
体部12内に設けられる回路とは、ヒンジ部13を介
し、フレキシブル形プリント配線板で互いに接続され
る。フレキシブル形プリント配線板は、プリント配線の
絶縁基板が柔軟性のあるものにされ、1層あるいは複数
層の導体層を有する基板である。
【0017】図2は、携帯端末10の一例の構成を示
す。制御ライン100に対して、CPU(Central Proce
ssing Unit)101、通信回路102、表示制御部10
4、操作部106、ROM(Read Only Memory)107、
RAM(Random Access Memory)108、折り畳み検知部
109、コンバータ111およびメールデータ記憶部1
10が接続される。また、データライン120に対し
て、通信回路102、表示制御部104、ROM10
7、RAM108およびコンバータ111が接続され
る。制御ライン100によって、接続された各部間での
制御コマンドおよびデータなどがやりとりされる。同様
に、データライン120によって、接続された各部間で
のデータのやりとりが行われる。
【0018】なお、図2では、上述した、外部と通信を
行うためのコネクタ部および外部との通信を制御するた
めの通信部が省略されている。
【0019】通信回路102は、アンテナ103が接続
され、例えばPDC(Personal Digital Cellular)方式
を用い、TDMA(Time Division Multiple Access)方
式で接続する電話通信の制御を行う。アンテナ103
は、上述したアンテナ部30に対応するものである。ア
ンテナ103で受信された電波が通信回路102に供給
され、所定に復調、復号処理などがなされ、ディジタル
データとされてデータライン120や制御ライン100
に供給される。また、送信データがデータライン120
や制御ライン100を介して通信回路102に供給さ
れ、所定に符号化、変調処理がなされてアンテナ103
から送信される。
【0020】CPU101は、所定のプログラムやデー
タに基づき、制御ライン100を介して制御ライン10
0に接続された各部と制御コマンドやデータのやりとり
を行い、この携帯端末10の全体の制御を行う。CPU
101で実行される基本プログラムや各種のアプリケー
ションプログラムは、ROM107に予め記憶される。
必要に応じてROM107からプログラムやデータが読
み出され、CPU101に実行される。RAM108
は、CPU101のワークメモリとして用いられる。
【0021】操作部106は、上述した数字キー22、
22、・・・、操作キー23、23、・・・などからな
り、押下されたキーに対応したキー情報が出力される。
キー情報は、制御ライン100を介してCPU101に
供給される。また、操作部106の操作子として、回転
および押下操作を組み合わせてデータの入力を行うジョ
グダイアルをさらに設けても良い。
【0022】表示制御信号がCPU101で所定に生成
され、制御ライン100を介して表示制御部104に供
給される。表示制御部104には、例えばLCDである
表示部105が接続される。表示部105は、上述した
表示部20に対応するものである。表示制御部104で
は、供給された表示制御信号に基づき、表示部105を
駆動するための表示駆動信号が生成される。この表示駆
動信号が表示部105に供給され、表示部105が駆動
されて表示部20に所定の表示がなされる。
【0023】操作部106の各キー22、22、・・・
および23、23、・・・を所定に押下することで、キ
ャラクタデータを入力することができ、それにより文章
データの作成および編集を行うことができる。例えば、
押下されたキーのキー情報が制御ライン100を介して
CPU101に供給され、キャラクタデータが生成され
る。複数のキャラクタデータにより文章データが作成さ
れる。また、操作部106に対する所定のキー操作によ
り、文章データを編集することができる。このとき、R
AM108がワークメモリとして用いられ、編集中の文
章データがRAM108に一時的に記憶される。
【0024】CPU101により、キャラクタデータに
基づく表示制御信号が生成される。この表示制御信号
は、制御ライン100を介して表示制御部104に供給
される。表示制御部104では、表示制御信号に基づき
表示制御部104でにより表示部105を表示駆動させ
る駆動信号が生成される。この駆動信号により、表示部
105が所定に駆動され、キャラクタデータが表示部2
0に表示される。
【0025】作成された文章データは、所定の操作によ
りメールデータ記憶部110に記憶させることができ
る。メールデータ記憶部110は、例えばフラッシュメ
モリといった不揮発性のメモリからなり、上述のように
して作成、編集された文章データや、電話番号および電
話番号に対応した名前などが一覧された電話帳データ、
電子メール機能を用いる際に参照されるアドレス帳デー
タなどが記憶される。これに限らず、着信待ちの際に表
示部105に表示される待ち受け画面などの画像データ
や、着信音などの音声データをメールデータ記憶部11
0に記憶させることもできる。
【0026】文章データのメールデータ記憶部110へ
の記憶は、例えば次のようにして行われる。編集中の文
章データは、上述したようにRAM108に一時的に記
憶されている。文章データのメールデータ記憶部110
への記憶がCPU101により指示されると、このRA
M108に記憶された文章データが所定に読み出され、
制御ライン100を介してメールデータ記憶部110に
供給され、メールデータ記憶部110の所定のアドレス
に記憶される。
【0027】図3は、メールデータ記憶部110に記憶
された文章データの一例の構成を示す。この例は、電子
メール送信に用いるメール用文章データを示し、データ
は、「ID」、「ステータス」、「日付」、「宛先」、
件名(「SUBJECT」)および「本文」の各フィー
ルドから構成される。各々のフィールドは、例えば、所
定のデリミタで区切られて識別される。これに限らず、
フィールドのそれぞれを固定長としても良いし、フィー
ルド毎にそのフィールドのデータ長を示す情報を付加し
ても良い。
【0028】フィールド「ID」は、メールデータ記憶
部110に記憶された文章データを識別するためのもの
で、ユニークなコードが用いられる。例えば、ユニーク
なファイル名や通し番号がフィールド「ID」に記述さ
れる。フィールド「ステータス」は、この文章データが
電子メールとして送信されたか、未送信であるかが記述
される。フィールド「日付」は、この文章データがメー
ルデータ記憶部110に保存された日時が記述される。
フィールド「宛先」は、この文章データの電子メールと
しての送信先が記述される。フィールド「SUBJEC
T」は、この文章データの件名が記述される。フィール
ド「本文」は、この文章データの本体である文章データ
が記述される。
【0029】メールデータ記憶部110に記憶された文
章データは、電子メールとしてこの携帯端末10から送
信することができる。操作部106に対する所定の操作
により、メールデータ記憶部110に記憶された文章デ
ータの、電子メールとしての送信が指示される。この指
示に基づき、メールデータ記憶部110に記憶された送
信すべき文章データが読み出され、制御ライン100を
介してCPU101に供給される。CPU101では、
供給された文章データに基づき、文章データの本文に対
して送信先のアドレス、送信元アドレスおよび件名など
のヘッダ情報が所定に付加され、送信データとされる。
この送信データは、制御ライン100を介して通信回路
102に供給され、所定に符号化および変調処理などが
なされ、送信される。
【0030】マイク部112は、小型のマイクロホンと
アンプとからなり、上述の送話部24に対応する。音声
は、マイクロホンで収音されアナログ音声信号に変換さ
れ、アンプを介してコンバータ部111に供給される。
スピーカ部113は、小型のスピーカとアンプとからな
り、上述の受話部21に対応する。コンバータ部111
から出力されたアナログ音声信号がアンプを介してスピ
ーカに供給され、音声が再生される。
【0031】コンバータ部111は、A/D変換器およ
びD/A変換器を有する。マイク部112から供給され
たアナログ音声信号がA/D変換器によりディジタル音
声信号に変換され、データライン120を介して通信回
路102に供給される。また、受信された電話通信によ
る音声データが通信回路102から出力され、データラ
イン120を介してコンバータ部111に供給される。
コンバータ部111では、供給されたこの音声データを
D/A変換してアナログ音声信号とし、スピーカ部11
3に供給する。
【0032】折り畳み検知部109は、例えば上述した
図1の突起部25および受部26と連動し、携帯端末1
0が折り畳まれたかどうかを検出する。例えば、突起部
25がマイクロスイッチからなり、携帯端末10が折り
畳まれて突起部25が受部26に所定に当接されるとマ
イクロスイッチが作動し、携帯端末10が折り畳まれた
ことを示す制御信号が制御ライン100を介してCPU
101に供給される。
【0033】なお、折り畳み検知部の構成は、この例に
限定されない。例えば、突起部25および受部26によ
る検知動作を逆にし、携帯端末10が折り畳まれていな
いことを検知するようにしても良い。また例えば、蓋部
11および本体部12の対応する部分に、磁力によって
作動するリードスイッチおよび磁石をそれぞれ設け、こ
のリードスイッチにより携帯端末10が折り畳まれたこ
とを検知するようにしても良い。ヒンジ部13の動作や
状態を検知して携帯端末10が折り畳まれているかどう
かを検知することもできる。
【0034】この発明では、文章データの作成中に携帯
端末10が折り畳まれたことが検知されると、作成中の
文章データを自動的にメールデータ記憶部110に保存
するようにしている。図4は、この発明による処理を概
略的に示すフローチャートである。文章データが携帯端
末10の筐体を開いた状態で作成される(ステップS1
0)。この文章作成中に、折り畳み検出部109により
携帯端末10の筐体が折り畳まれたことが検出される
と、処理はステップS12に移行し、作成中の文章デー
タがメールデータ記憶部110に記憶され、作成中の文
章データが保護される。
【0035】図5は、この図4の処理を、実際の携帯端
末10の使用に合わせて、より詳細に説明するためのフ
ローチャートである。先ず、携帯端末10の筐体が開か
れた状態で文章データの作成および編集が行われている
ものとする(ステップS20)。
【0036】この状態で、携帯端末10に対する着信の
有無がステップS21で判断される。若し、着信がある
と判断されれば、処理はステップS35に移行し、編集
中の文章データが自動的にメールデータ記憶部110に
保存される。通信回路102により着信が検知される
と、その旨がCPU101に伝えられ、CPU101に
よりRAM108に一時的に記憶されている文章データ
が所定に読み出され、読み出された文章データが制御ラ
イン100を介してメールデータ記憶部110に供給さ
れ、保存される。このとき、データ名は、自動的に設定
され、フィールド「ステータス」は、未送信を示す値と
される。
【0037】編集中の文章データがメールデータ記憶部
110に保存されると、処理はステップS36に移行
し、例えば通話キーが押下され、着信に応じて通話が行
われるかどうかが判断される。通話が行われない場合に
は、処理はステップS21に戻され、通話が行われる場
合には、ステップS37で携帯端末10による通話が行
われ、ステップS38で、例えば終話キーが押下され、
その通話が終話したかどうかが判断される。終話したと
判断されれば、処理はステップS29に移行する。
【0038】一方、上述のステップS21で着信が無け
れば、処理はステップS22に移行し、携帯端末10上
での文章データの編集が終了したかどうかが判断され
る。編集が終了したとされれば、処理はステップS33
に移行し、編集された文章データがメールデータ記憶部
110に保存される。例えば、操作部106に対する所
定の操作により編集済みの文章データの保存が指示され
る。この指示に基づきCPU101により、RAM10
8に一時的に記憶されている文章データが所定に読み出
され、読み出された文章データが制御ライン100を介
してメールデータ記憶部110に供給され、保存され
る。文章データが保存されたら、処理はステップS29
に移行する。
【0039】データの保存の際には、例えば表示部10
5に対して所定の表示がなされてデータ名の入力が促さ
れる。また、保存する文章データが電子メールで送信す
るための文章データである場合には、送信先のアドレス
情報などの入力が例えば表示部105に対する表示によ
り促される。データ名は、入力されない場合にはデフォ
ルト値を用いることができる。送信先アドレスは、保存
された文章データを後に実際に電子メールとして送信す
る際に入力するようにしてもよい。文章データを電子メ
ールとして送信せずに保存する場合には、文章データ中
のフィールド「ステータス」が未送信を示す値とされ
る。
【0040】なお、ステップS33で編集が終了された
文章データを保存すると共に、電子メールとして送信す
ることもできる。このときには、文章データ中のフィー
ルド「ステータス」が送信済みを示す値とされる。
【0041】上述のステップS22で編集が終了してな
いと判断されれば、処理はステップS23に移行する。
ステップS23では、折り畳み検知部109の検知結果
に基づき、携帯端末10の筐体が折り畳まれ閉じられた
かどうかが判断される。若し、筐体が閉じられていない
と判断されれば、処理はステップS20に戻され、例え
ば文章データの編集が続けられる。
【0042】一方、ステップS23で携帯端末10の筐
体が折り畳まれ閉じられたと判断されれば、処理はステ
ップS24に移行する。ステップS24では、筐体が閉
じられる直前に編集されていた文章データが保存され
る。
【0043】例えば、折り畳み検知部109で筐体が折
り畳まれたことが検知されると、検知結果が制御ライン
100を介してCPU101に供給される。この検知結
果に応じて、CPU101により、RAM108に一時
的に記憶されている、編集中の文章データが読み出され
る。読み出された文章データは、制御ライン100を介
してメールデータ記憶部110に供給され、保存され
る。このとき、データ名は、例えば通し番号や保存され
る文章データの冒頭部分の所定文字数のデータなど、ユ
ニークなコードが用いられて、自動的に付与される。ま
た、文章データ中のフィールド「ステータス」の値が未
送信を示す値とされる。このようにして、ステップS2
4で編集中の文章データが保存されると、処理はステッ
プS25に移行する。
【0044】ステップS25では、携帯端末10の筐体
が閉じられた状態で着信があったかどうかが判断され
る。若し、着信が無いと判断されれば、処理はステップ
S34に移行し、折り畳み検知部109の検知結果に基
づき、携帯端末10の筐体が開かれたかどうかが判断さ
れ、筐体が折り畳まれたままであると判断されれば、処
理はステップS25に戻される。筐体が開かれたと判断
されれば、処理はステップS29に移行される。
【0045】一方、上述のステップS25で、着信があ
ったと判断されれば、処理はステップS26に移行され
る。ステップS26では、折り畳み検知部109の検知
結果に基づき、携帯端末10の筐体が開かれたかどうか
が判断される。若し、筐体が折り畳まれたままであると
判断されれば、処理はステップS25に戻される。筐体
が開かれたと判断されれば、処理はステップS27に移
行され、着信に応じて通話がなされる。次のステップS
28で、この通話が終了されたかどうかが判断され、終
了されたと判断されれば、処理はステップS29に移行
する。
【0046】ステップS29では、メールデータ記憶部
110に保存されている文章データがあるかどうかが判
断される。若し、保存されている文章データが無いと判
断されれば、処理はステップS39に移行し、例えば表
示部105に着信待ちを示す所定の待ち受け画面が表示
され、このフローチャートによる一連の処理が終了され
る。
【0047】一方、ステップS29で、メールデータ記
憶部110に保存されている文章データがあると判断さ
れれば、処理はステップS30に移行される。ステップ
S30では、表示部105に対して、メールデータ記憶
部110に保存されている文章データがリスト表示され
る。例えば、メールデータ記憶部110に保存されてい
る文章データが読み出されてRAM108に一時的に記
憶され、記憶されたデータのデータ名や、当該文章の冒
頭部の所定文字数の文章データなどの当該データを示す
データが抜き出される。抜き出されたデータによりCP
U101で所定に表示制御信号が生成され、この表示制
御信号に基づき表示部20にリストが表示される。
【0048】図6は、このリスト表示の例を示す。この
図6の例では、文章データのフィールド「ステータス」
に基づき、図6Aに示される未送信の文章データのリス
ト表示と、図6Bに示される送信済みの文章データのリ
スト表示とがそれぞれ表示されている。各リスト表示に
おいて、1行が一つの文章データに対応する。図中の
「(Index)」には、その行に対応した文章データ
をユーザが識別可能な情報が表示される。例えば、文章
データのフィールド「本文」の冒頭部分の所定文字数の
文章データや、その文章データのファイル名が「(In
dex)」に表示される。入力されていない項目は、
「未入力」として表示させることができる。なお、これ
ら未送信および送信済みの文章データのリスト表示は、
例えば、操作部106に対する所定の操作で切り換える
ようにできる。
【0049】リスト表示は、例えば文章データのフィー
ルド「日付」に記述された情報に基づき、作成された日
時が新しい方から順に表示すると、編集途中に保存され
た文章データを見つけるのが容易となり、好ましい。同
様に、文章データのフィールド「ステータス」に記述さ
れた情報に基づき、図6Aに示されるように、未送信の
文章データのリストから表示すると、より好ましい。
【0050】図7は、上述の図6のリスト表示から文章
データを選択する例を示す。例えば、図6Aの未送信の
文章データのリストから、5番が付される行が選択され
ると、図7Aに一例が示されるように、「(Inde
x)」と、文章データのフィールド「ステータス」に基
づき未送信を示す「未」が表示部20に表示されると共
に、選択された文章データのフィールド「本文」の内容
が表示部20に表示される。同様にして図6Aで6番が
付される行が選択されると、図7Bに一例が示されるよ
うに、「(Index)」、未送信を示す「未」および
文章データの本文が表示され、図6Bで7番が付される
行が選択されると、図7Cに一例が示されるように、
「(Index)」、送信済みを示す「済」および文章
データの本文が表示される。
【0051】また、図7Aに示される状態から、操作部
106に対して所定の操作を行うことで、図6Aおよび
図6Bのようにリスト表示される各文書データを、図7
Aを表示し、次に図7Bを表示し、さらに次ぎに図7C
を表示し、というように、順に表示するようにできる。
【0052】さらに、図6に示されるリスト表示および
図7の文章データ表示において、携帯端末10の筐体を
閉じたとき、すなわち、上述したステップS24で保存
されたデータであるかどうかを示す情報を表示させるよ
うにすることができる。これは、図3に一例が示される
文章データの構成に対して保存状況を記述するフィール
ドをさらに設け、そのフィールドに、当該文章データが
上述したステップS24あるいはステップS33の何れ
で保存されたかを示す情報を記述し、リストや文章デー
タの表示の際に、このフィールドの情報に基づき表示を
行う。
【0053】なお、上述では、ステップS30でメール
データ記憶部110に記憶されている文章データのリス
ト表示を行うように説明したが、これはこの例に限定さ
れない。例えば、メールデータ記憶部110に記憶され
ている文章データの件数のみを表示するようにしても良
い。このときにも、上述と同様、未送信、送信済みデー
タの件数をそれぞれ表示するようにできる。また、携帯
端末10の筐体を閉じることで保存されたデータの有無
あるいは件数を表示することも可能である。さらに簡略
的に、保存データの有無や、携帯端末10の筐体を閉じ
ることで保存されたデータの有無だけを表示するように
しても良い。さらにまた、上述のステップS24で筐体
が閉じられたときに保存された文章データを直接的に表
示させ、再編集可能な状態とするようにしても良い。ま
た、これらの表示形態は、1台の携帯端末10において
設定によって切り換えるようにもできる。
【0054】図5のフローチャートの説明に戻り、次の
ステップS31では、ステップS30で表示されたリス
トから文章データが選択されたかどうかが判断される。
リストに表示されたデータの選択は、例えば操作部10
6に設けられた操作キー23、23、・・・を所定に操
作することでなされる。操作部106に上述したジョグ
ダイアルが設けられている場合には、ジョグダイアルを
回転することでデータの選択を行い、ジョグダイアルを
押下することで選択されたデータを決定することができ
る。
【0055】ステップS31で所望のデータが選択され
れば、処理はステップS32に移行し、リスト表示で選
択された文章データがメールデータ記憶部110から読
み出される。読み出された文章データは、RAM108
に一時的に記憶された後CPU101により所定に処理
され、表示部20に表示される。これにより、選択され
た文章データの編集が可能な状態となり、処理はステッ
プS20に戻される。
【0056】これに限らず、ステップS32で表示され
た文章に対して送信先アドレスなどを指定し、電子メー
ルとして送信することもできる。
【0057】一方、ステップS31で、リストからの選
択がなされないと判断されれば、処理はステップS39
に移行し、表示部105に所定の待ち受け画面が表示さ
れる。例えば、ステップS30によるリスト表示の際
に、上述した所定のデータ選択操作が一定時間内に行わ
れないような場合に、処理が自動的にステップS31か
らステップS39に移行される。これに限らず、操作部
106に対する所定の操作により、処理をステップS3
1からステップS39に移行するようにしても良い。
【0058】なお、上述では、この発明が電話などの通
信を行う携帯端末に適用されるように説明したが、これ
はこの例に限定されない。例えば、文章データの入力お
よび保存が可能で、外部との通信は有線で行うような携
帯端末にこの発明を適用することができる。また、外部
との通信を行わず、単にデータの入力および保存を行う
だけの携帯端末にこの発明を適用することも可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、折り
畳み式の携帯端末において、作成中の文章データを筐体
を折り畳むだけで保存することができるという効果があ
る。
【0060】また、携帯端末の筐体を折り畳むだけで作
成中の文章データを保存することができるため、緊急時
でも特別な操作を行うことなく迅速に文章データを保存
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に適用可能な携帯端末
の一例の外観を示す外観図である。
【図2】携帯端末の一例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】メールデータ記憶部に記憶された文章データの
一例の構成を示す略線図である。
【図4】この発明による処理を概略的に示すフローチャ
ートである。
【図5】この発明による処理を実際の携帯端末の使用に
合わせてより詳細に説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】メールデータ記憶部に記憶された文章データの
リスト表示の例を示す略線図である。
【図7】リスト表示から文章データを選択する例を示す
略線図である。
【符号の説明】 10・・・携帯端末、11・・・蓋部、12・・・本体
部、13・・・ヒンジ部、20・・・表示部、21・・
・受話部、22・・・数字キー、23・・・操作キー、
24・・・送話部、25・・・突起部、26・・・受
部、30・・・アンテナ部、100・・・制御ライン、
101・・・CPU、102・・・通信回路、105・
・・表示部、108・・・RAM、109・・・折り畳
み検知部、110・・・メールデータ記憶部、120・
・・データライン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のアプリケーションが実行可能で、
    第1および第2の筐体がヒンジ部で折り畳み可能に構成
    された携帯端末において、 データ入力および上記入力されたデータの編集が可能な
    データ編集手段と、 上記データ編集手段で編集された上記データを記憶する
    記憶手段と、 ヒンジ部で折り畳み可能に構成された第1の筐体と第2
    の筐体とが上記折り畳まれたことを検知する折り畳み検
    知手段と、 上記データを表示する表示手段と、 上記折り畳み検知手段の検知結果に基づき、上記第1の
    筐体と第2の筐体とが上記折り畳まれたら、上記データ
    編集手段で編集中の上記データを上記記憶手段に記憶
    し、上記第1の筐体と上記第2の筐体とが開かれたら、
    上記記憶手段に記憶された上記データがあることを示す
    情報を上記表示手段に表示するように制御する制御手段
    とを有することを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯端末において、 上記制御手段は、上記折り畳み検知手段の検知結果に基
    づき、上記第1の筐体と上記第2の筐体とが開かれた
    ら、上記記憶手段に記憶された上記データのリストを上
    記表示手段に表示するように制御することを特徴とする
    携帯端末。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の携帯端末において、 通信が可能な通信手段をさらに有し、 上記制御手段は、上記第1の筐体と上記第2の筐体とが
    折り畳まれているときに、上記通信手段に着信があり、
    且つ、上記折り畳み検知手段の検知結果に基づき上記第
    1の筐体と上記第2の筐体とが開かれたら、上記通信手
    段を制御して上記通信を行わせるようにしたことを特徴
    とする携帯端末。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の携帯端末において、 上記制御手段は、上記通信手段による上記通信が終了し
    たことを検知した場合には、上記記憶手段に記憶された
    上記データがあることを示す情報を表示手段に表示する
    ように制御することを特徴とする携帯端末。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の携帯端末において、 通信が可能な通信手段をさらに有し、 上記データ編集手段による上記データの編集中に上記通
    信手段に着信があった場合に、上記編集中の上記データ
    を上記記憶手段に自動的に記憶するようにしたことを特
    徴とする携帯端末。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100755928B1 (ko) * 2006-06-22 2007-09-06 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 그 태스크 화면 표시 방법
JP2009200722A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Nec Corp 携帯端末および携帯端末のバックアップデータ読み込みプログラム
JP2011023914A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信端末装置およびプログラム
JP2013131215A (ja) * 2011-11-25 2013-07-04 Kyocera Corp 装置、方法、及びプログラム

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