JP2002112333A - 移動体無線通信システムにおける通信モード切換方法及び無線通信用携帯端末装置 - Google Patents

移動体無線通信システムにおける通信モード切換方法及び無線通信用携帯端末装置

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JP2002112333A
JP2002112333A JP2000294042A JP2000294042A JP2002112333A JP 2002112333 A JP2002112333 A JP 2002112333A JP 2000294042 A JP2000294042 A JP 2000294042A JP 2000294042 A JP2000294042 A JP 2000294042A JP 2002112333 A JP2002112333 A JP 2002112333A
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communication
mode
wireless communication
portable terminal
terminal device
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Osamu Kojima
治 小島
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Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信に際して、回線の利用効率を向上
させると共に、高速な通信を可能にすること。 【解決手段】 PHS子機101の制御部103は、イ
ヤホンマイク110のスイッチ210が閉状態に操作さ
れたことを検出して、データ通信モードをパケット交換
モードから高速な回線交換モードに切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(Personal
Handyphone System)や携帯電話システム等の無線通信
用携帯端末装置と基地局間で無線通信を行うことによ
り、該無線通信用携帯端末装置と所望の通信先間で無線
通信を行うようにした移動体無線通信システムにおける
通信モード切換方法及び無線通信用携帯端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、PHSや携帯電話等の無線通
信用携帯端末装置と基地局間で無線通信を行うことによ
り、該無線通信用携帯端末装置と所望の通信相手間で無
線通信を行うようにした移動体無線通信システムが利用
されており、音声通信及びデータ通信の双方を行うこと
が可能なサービスが行われている。
【0003】PHSにおいては、音声通信とデータ通信
のいずれも、回線交換(例えば、データ通信はPIAF
S(PHS Internet Access Forum Standard ))によっ
て行われている。また、携帯電話システムにおいては、
音声通信は回線交換によって行われ、文字等のデータ通
信は、回線交換又はパケット交換(例えば、iモード)
のいずれか一方を選択することにより行われている。こ
れにより、PHS及び携帯電話システムのいずれにおい
ても、音声とデータの双方の通信が可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PHSにおいては、データ通信が回線交換のみによって
行われるため、データの通信量が少ない場合には回線の
利用効率が悪いという問題があった。
【0005】一方、従来の携帯電話システムにおいて
は、データ通信を行う場合、回線交換又はパケット交換
のいずれか一方のモードを呼接続時に選択し、通信が終
了するまで該選択したモードに固定された状態で行われ
る。したがって、データ送信を回線交換で行うように選
択した場合にデータ通信量が少ない場合には回線の利用
効率が悪く、又、パケット交換で行うように選択した場
合にはデータの通信速度が遅いという問題があった。
【0006】また、PHSや携帯電話システム以外の移
動体無線通信システムにおいても同様の問題があった。
【0007】本発明は、データ通信に際して、回線の利
用効率を向上させると共に、高速な通信を可能にするこ
とを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線通
信用携帯端末装置と基地局間で無線通信を行うことによ
り、前記無線通信用携帯端末装置と所望の相手先間で通
信を行う移動体無線通信システムにおいて、前記無線通
信用携帯端末装置と前記基地局間で回線交換によるデー
タ通信を行う回線交換モードと、前記無線通信用携帯端
末装置と前記基地局間でパケット交換によるデータ通信
を行うパケット交換モードとを用意し、前記無線通信用
携帯端末装置における通信モード選択指示によって又
は、前記無線通信用携帯端末装置と前記基地局間のデー
タ通信速度に応じて、前記無線通信用携帯端末装置と前
記基地局間の通信モードを切換えるようにしたことを特
徴とする移動体無線通信システムにおける通信モード切
換方法が提供される。無線通信用携帯端末装置による通
信モード選択によって又は、前記無線通信用携帯端末装
置と基地局間のデータ通信速度に応じて、前記無線通信
用携帯端末装置と基地局間のデータ通信モードを切換え
る。
【0009】ここで、前記無線通信用携帯端末装置にお
ける通信モード選択指示は、前記無線通信用携帯端末装
置側のスイッチを操作することによって行なわれるよう
にしてもよい。
【0010】また、使用中の通信モードを前記無線通信
用携帯端末装置に表示するようにしてもよい。
【0011】また、本発明によれば、基地局との間で無
線通信を行うことにより、所望の相手先と通信を行う無
線通信用携帯端末装置において、前記基地局との間で回
線交換モードによるデータ通信を行う回線交換モード通
信手段と、前記基地局との間でパケット交換モードによ
るデータ通信を行うパケット交換モード通信手段と、前
記回線交換モードとパケット交換モードのいずれか一方
を選択する通信モード選択手段と、前記通信モード選択
手段によって選択された通信モードに応じて、前記回線
交換モード通信手段と前記パケット交換モード通信手段
の一方に切換制御する通信モード切換手段とを備えるこ
とを特徴とする無線通信用携帯端末装置が提供される。
通信モード切換手段は、通信モード選択手段によって選
択された通信モードに応じて、回線交換モード通信手段
又はパケット交換モード通信手段を選択し、これにより
データ通信が行なわれる。
【0012】ここで、前記通信モード選択手段は、外部
からの操作によって開閉するスイッチを備え、前記スイ
ッチを開閉することにより通信モードを選択するように
構成してもよい。
【0013】また、着脱可能なイヤホンマイクを有し、
前記スイッチは前記イヤホンマイクに設けられているよ
うに構成してもよい。
【0014】さらに、前記通信モード選択手段は、前記
基地局との間で通信されるデータ通信速度と基準値とを
比較し、比較結果に応じて前記回線交換モード通信手段
又はパケット交換モード通信手段を選択するように構成
してもよい。
【0015】さらにまた、使用中のデータ通信モードを
表示するための表示手段を備えて成るように構成しても
よい。
【0016】また、前記無線通信用携帯端末装置はPH
S通信機能を有する携帯型通信機であってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態に係る移動体無線通信システムにおける
通信モード切換方法及び無線通信用携帯端末装置につい
て説明する。尚、本実施の形態に使用する移動体無線通
信システムとして、PHSの例を示している。
【0018】図1は、本発明の実施の形態に使用するP
HSのシステム構成図である。図1において、本システ
ムは、無線通信用携帯端末装置としてのPHS子機10
1、PHS子機101と無線によって接続される基地局
104を有するPHS網105、パケット交換によるデ
ータ通信(パケット交換モード)に対する終端装置10
6、回線交換によるデータ通信(回線交換モード)に対
する終端装置107、終端装置106、107から受信
した信号を合成して出力するサービスサーバ108を備
えており、サーバ108は通信網109に接続されてい
る。PHS子機101は、PHS内蔵型カードの例を示
しており、アンテナを介して無線により音声やデータを
送受信する無線部102、各種制御を行う制御部103
を備え、イヤホンマイク110に接続されている。
【0019】尚、PHS子機101と基地局104は各
々一つしか示していないが、実際のシステムでは各々複
数使用される。通信網109としては、アナログ電話
網、ISDN(サービス総合デジタル網)、無線通信回
線網あるいはその他の通信網が使用される。また、PH
S子機101と基地局104間はTDMA(Time Divis
ion Multiple Access)を用いたデジタル通信によって
音声やデータの通信が行われ、PHS子機101は、通
信網109に接続された所望の相手先(図示せず)との
間で通話やデータの送受信を行うことができるようにな
っている。
【0020】図2は、PHS子機101の詳細ブロック
図で、図1と同一部分には同一符号を付している。本実
施の形態のPHS子機101は、PHS内蔵型カードの
例であるため、PHS子機101のイヤホンジャック2
05に、イヤホンマイク110のプラグ206を接続し
た状態を示している。PHS子機101を単体で使用す
る場合には、PHS子機101が無線通信用携帯端末装
置を構成し又、イヤホンマイク110を接続した状態で
使用する場合には、PHS子機101及びイヤホンマイ
ク110が無線通信用携帯端末装置を構成する。
【0021】PHS子機101は、アンテナを介して無
線により音声やデータを送受信する無線部102、各種
制御を行う制御部103、第1の接続手段としてのイヤ
ホンジャック205を備えている。制御部103は、プ
ログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)20
2、通信データ等を記憶するRAM(random AccessMem
ory)203、ROM202に記憶されたプログラムに
よって動作する中央処理装置(CPU)201、イヤホ
ンマイク110とのインタフェース(I/O)204、
多色発光LED等によって構成され、使用中のデータ通
信モードを表示する表示手段としての表示部211を備
えている。
【0022】ここで、ROM202及びRAM203は
記憶手段を構成している。また、制御部103はROM
202に記憶されたプログラムをCPU201で実行す
ることにより全体として制御手段を構成し又、基地局1
04との間で回線交換モードによるデータ通信を行う回
線交換モード通信手段、基地局104との間でパケット
交換モードによるデータ通信を行うパケット交換モード
通信手段、前記回線交換モードと前記パケット交換モー
ドのいずれか一方を選択する通信モード選択手段、前記
通信モード選択手段によって選択された通信モードに応
じて、前記回線交換モード通信手段と前記パケット交換
モード通信手段の一方に切換制御する通信モード切換手
段を構成している。
【0023】イヤホンマイク110は、受話用のスピー
カ208、送話用のマイク209、スイッチ210、第
2の接続手段としてのプラグ206を備えている。プラ
グ206は伝送ケーブル212を介してスピーカ20
8、マイク209及びスイッチ210に接続されてい
る。スイッチ210は、通信モードの選択指示を行うス
イッチであり、回線交換モードとパケット交換モードの
いずれか一方を切換選択するための通信モード選択手段
を構成している。
【0024】プラグ206をイヤホンジャック205に
挿入することにより、スピーカ208、マイク209、
スイッチ210が伝送ケーブル212を介してインタフ
ェース204に接続され、これにより、スピーカ208
及びマイク209が使用可能になると共に、スイッチ2
10を操作することによってデータ通信モードの選択を
行うことができるように構成されている。
【0025】図3及び図4は、PHS子機101におけ
る通信モード切換処理を示すフローチャートで、ROM
202に記憶されたプログラムをCPU201で処理す
ることにより実行される。
【0026】以下、図1〜図4を用いて、本発明の実施
の形態について詳細に説明する。先ず、データ通信に際
して通信速度を増速する場合の処理を説明する。尚、本
実施の形態では、データ通信開始時にはスイッチ210
はオフ(開)状態にあり、PHS子機101は、先ずパ
ケット通信を行う(パケット交換モード)ように設定さ
れているものとする。
【0027】パケット交換モードから回線交換モードへ
増速する際には、CPU201は図3の処理を行う。即
ち、図3において、PHS子機101がデータ通信を開
始すると、パケット交換モードでデータ通信する(ステ
ップS301)。ここで、ステップS301は、基地局
104との間でパケット交換モードによるデータ通信を
行うパケット交換モード通信手段を構成している。
【0028】前記パケット交換モードでの通信データ
は、図1に示すように、PHS子機101、基地局10
4、PHS網105、パケット交換用終端装置106及
びサービスサーバ108を介して、通信網109に接続
された所望の相手先(図示せず)との間で送受信され
る。また、図2の表示部211では、パケット交換モー
ドでデータ通信中である旨の表示(例えば、LEDが赤
色発光)がなされる。
【0029】次に、パケット交換モード使用中に、スイ
ッチ210がオン(閉)状態に操作されたか否かを判断
し(ステップS302)、スイッチ210がオン状態に
操作されていない場合には、データ通信速度が予め定め
た所定の基準値と比較し、前記基準値以上か否かを判断
する(ステップS305)。ここで、スイッチ210及
びステップ302は、前記回線交換モードとパケット交
換モードのいずれか一方を切換選択する通信モード選択
手段を構成している。また、ステップS305は、前記
回線交換モードとパケット交換モードのいずれか一方を
切換選択する通信モード選択手段及びデータ通信速度検
出手段を構成している。データ通信速度が前記基準値以
上でない場合には、ステップS302に戻り、パケット
交換モードでのデータ通信を継続しながら、ステップS
302、S305の処理を繰り返す。
【0030】ステップS302において、スイッチ21
0がオン状態に操作されたと判断した場合や、ステップ
S305において、データ通信速度が前記基準値以上と
判断した場合には、通信モード選択指示を行って、デー
タ通信モードを回線交換モードに切換えるための通信モ
ード切換処理を行う(ステップS303)。これによ
り、パケット交換モードから、回線交換モードでの高速
データ通信を行う(ステップS304)。ここで、S3
03は、前記通信モード選択手段によって選択指示され
た通信モードに応じて、前記回線交換モード通信手段と
前記パケット交換モード通信手段の一方に切換制御する
通信モード切換手段を構成している。また、ステップS
304は、基地局104との間で回線交換モードによる
データ通信を行う回線交換モード通信手段を構成してい
る。
【0031】前記回線交換モードでの通信データは、P
HS子機101、基地局104、PHS網105、回線
交換用終端装置107、サービスサーバ108を介し
て、通信網109に接続された所望の相手先(図示せ
ず)との間で行われる。前記通信モードの切換に応答し
て、表示部211では、回線交換モードで通信中である
旨の表示(例えば、LEDが緑色発光)がなされる。
【0032】尚、ステップ303における通信モード切
換処理の方法としては、例えば、32kbpsのパケッ
ト交換モードでデータ通信を行っている状態で、先ず、
32kbps回線交換呼(例えばPIAFS)を接続
し、次に前記パケット交換呼を切断し、その後、ネゴシ
エーションすることによって64kbpsの回線交換モ
ードに移行することにより行う。通信モードを切換える
際の過渡期等に、回線交換モードとパケット交換モード
が同時に併用される場合、サービスサーバ108は、パ
ケット交換用終端装置106及び回線交換用終端装置1
07から受信したデータ信号を合成して、通信網109
に接続された所望の相手先にデータを送信する。
【0033】次に、回線交換モードからパケット交換モ
ードに切換える場合は、図4の処理を行う。即ち、図4
において、回線交換モードで高速データ通信が行われて
いる状態で(ステップS401)、スイッチ210が操
作されてオフ状態になったか否かを判断し(ステップS
402)、スイッチ210がオフ状態になっていなけれ
ば、データ通信速度が予め定めた所定の基準値以下か否
かを判断する(ステップS405)。データ通信速度が
前記基準値以下でない場合には、ステップS402に戻
って回線交換モードでのデータ通信を継続し、ステップ
S402、S405の処理を繰り返す。尚、ここで、ス
テップS401は、基地局104との間で回線交換モー
ドによるデータ通信を行う回線交換モード通信手段を構
成している。また、スイッチ210及びステップ402
は、前記回線交換モードとパケット交換モードのいずれ
か一方を切換選択する通信モード選択手段を構成してい
る。また、ステップS405は、前記回線交換モードと
パケット交換モードのいずれか一方を切換選択する通信
モード選択手段及びデータ通信速度検出手段を構成して
いる。
【0034】ステップS402において、スイッチ21
0が操作されてオフ状態になったと判断した場合や、ス
テップS405において、データ通信速度が予め定めた
所定値以下と判断した場合には、通信モード選択指示を
行って、データ通信モードをパケット交換モードに切換
えるための通信モード切換処理を行う(ステップS40
3)。これにより、回線交換モードからパケット交換モ
ードに移行してデータ通信を行う(ステップS40
4)。ここで、ステップS403は、前記通信モード選
択手段によって選択された通信モードに応じて、前記回
線交換モード通信手段と前記パケット交換モード通信手
段の一方に切換制御する通信モード切換手段を構成して
いる。また、ステップS404は、基地局104との間
でパケット交換モードによるデータ通信を行うパケット
交換モード通信手段を構成している。
【0035】これにより、低速なデータ通信ではある
が、回線の有効活用が行われる。また、前記通信モード
の切換に応答して、表示部211では、パケット交換モ
ードでデータ通信中である旨の表示(LEDが緑色発光
から赤色発光に切換表示)がなされる。
【0036】ステップ403における通信モード切換処
理の方法としては、例えば、64kbpsの回線交換モ
ード(例えばPIAFS)でデータ通信を行っている状
態で、先ず、ネゴシエーションを行うことによって32
kbpsの回線交換モードに移行し、次にパケット交換
呼を接続し、その後、回線交換呼を切断して32kbp
sのパケット交換モードに移行することにより行う。通
信モードを切換える際の過渡期等に、回線交換モードと
パケット交換モードが同時に併用される場合、前記同様
にして、サービスサーバ108は、パケット交換用終端
装置106及び回線交換用終端装置107から受信した
データ信号を合成して、通信網109に接続された所望
の相手先にデータを送信する。
【0037】以上述べたように、本発明の実施の形態に
よれば、PHS子機101と基地局104間で無線通信
を行うことにより、PHS子機101と所望の相手先間
で通信を行うPHSにおいて、PHS子機101と基地
局104間で回線交換によるデータ通信を行う回線交換
モードと、PHS子機101と基地局104間でパケッ
ト交換によるデータ通信を行うパケット交換モードとを
用意し、PHS子機101における通信モード選択指示
によって又は、PHS子機101と基地局104間のデ
ータ通信速度に応じて、PHS子機101と基地局10
4間のデータ通信モードを切換えるようにしている。し
たがって、データ通信に際して、回線の利用効率を向上
させると共に、必要に応じて高速な通信が可能になる。
【0038】ここで、PHS子機101における通信モ
ード選択指示は、PHS子機101側に設けられたスイ
ッチ210を操作することによって行なわれるようにし
てもよく又、使用中の通信モードをPHS子機101の
表示部211に表示するようにしてもよい。前記スイッ
チは、図2に示したようにイヤホンマイク110に設け
るようにしてもよく、あるいは、PHS子機101自体
に設けるようにしてもよい。
【0039】また、本発明の実施の形態によれば、基地
局104との間で無線通信を行うことにより、所望の相
手先と通信を行うPHS子機101において、基地局1
04との間で回線交換モードによるデータ通信を行う回
線交換モード通信手段(ステップS304、S401)
と、基地局104との間でパケット交換モードによるデ
ータ通信を行うパケット交換モード通信手段(ステップ
S301、S404)と、前記回線交換モードとパケッ
ト交換モードのいずれか一方を選択する通信モード選択
手段(スイッチ210、ステップS302、S305、
S402、S405)と、前記パケット交換モード通信
手段によるパケット交換モードと前記回線交換モード通
信手段による回線交換モードのいずれかにデータ通信モ
ードを切換えてデータ通信を行う通信モード切換手段
(ステップS303、S403)とを備え、前記通信モ
ード切換手段は、前記通信モード選択手段によって選択
された前記回線交換モード通信手段又は前記パケット交
換モード通信手段によりデータ通信を行うように切換制
御することを特徴としている。したがって、データ通信
に際して、回線の利用効率を向上させると共に、必要に
応じて高速な通信が可能なPHS子機101を提供する
ことが可能になる。
【0040】ここで、前記通信モード選択手段を構成す
るスイッチは、PHS子機101に設けられ外部から操
作可能なスイッチ、例えば、イヤホンマイク110に設
けられたスイッチ210やPHS子機101本体に設け
られたスイッチ(図示せず)によって構成することがで
きる。また、イヤホンジャック205にプラグ206を
挿入することによって開閉するスイッチによっても構成
することができる。
【0041】また、前記通信モード選択手段は、基地局
104との間で通信されるデータ通信速度と基準値とを
比較し、比較結果に応じて前記回線交換モード通信手段
又はパケット交換モード通信手段の一方を自動的に選択
するように構成すれば、通信モード切換操作が不要にな
る。
【0042】また、使用中のデータ通信モードを表示す
るための表示手段を備えるように構成することにより、
現在使用中の通信モードを容易に把握することが可能に
なる。
【0043】尚、本実施の形態では、スイッチ210自
体を直接手で開閉操作することによって通信モード選択
を行うようにしたが、イヤホンマイク110のプラグ2
06をイヤホンジャック205に挿入することによって
開閉するスイッチによって構成してもよい。また、スイ
ッチ210はイヤホンマイク110に配設するように構
成したが、PHS子機101自体に一体に設けるように
構成してもよい。
【0044】また、本実施の形態では、PHS子機10
1がデータ通信開始時にはパケット交換モードになるよ
うにしたが、回線交換モードになるようにしてもよい。
【0045】さらに、無線通信用携帯端末装置として、
PHS内蔵型カードの他に、携帯電話等、種々の無線通
信用携帯端末装置に適用することが可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、データ通信に際して、
回線の利用効率を向上させると共に、高速な通信を行う
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に使用するPHSのシステ
ム構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に使用するPHS子機のブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るPHS子機の処理を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るPHS子機の処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
101・・・無線通信用携帯端末装置としてのPHS子
機 102・・・無線部 103・・・制御手段としての制御部 104・・・基地局 105・・・PHS網 106・・・パケット交換用終端装置 107・・・回線交換用終端装置 108・・・サービスサーバ 109・・・通信網 110・・・イヤホンマイク 201・・・制御手段、回線交換モード通信手段、パケ
ット交換モード通信手段、通信モード切換手段を構成す
るCPU 202・・・記憶手段を構成するROM 203・・・記憶手段を構成するRAM 204・・・インタフェース 205・・・イヤホンジャック 206・・・プラグ 208・・・スピーカ 209・・・マイク 210・・・通信モード選択手段を構成するスイッチ 211・・・表示手段としての表示部 212・・・伝送ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/00 H04B 7/26 109M 5K101 11/00 302 H04L 13/00 305C Fターム(参考) 5K023 AA07 EE04 GG04 HH07 NN06 5K027 AA11 BB01 CC08 DD11 DD14 FF21 MM04 MM17 5K034 AA01 EE03 EE11 FF10 HH63 MM08 5K051 AA03 BB02 CC02 CC04 CC07 DD01 DD13 DD15 EE01 FF02 FF11 HH27 JJ12 JJ16 5K067 AA14 BB04 CC08 DD51 EE02 EE10 FF02 FF24 5K101 KK16 LL03 LL12 MM06 MM07 NN03 NN18 NN25 NN34 RR11 SS06 SS07 TT06 UU16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信用携帯端末装置と基地局間で無
    線通信を行うことにより、前記無線通信用携帯端末装置
    と所望の相手先間で通信を行う移動体無線通信システム
    において、 前記無線通信用携帯端末装置と前記基地局間で回線交換
    によるデータ通信を行う回線交換モードと、前記無線通
    信用携帯端末装置と前記基地局間でパケット交換による
    データ通信を行うパケット交換モードとを用意し、 前記無線通信用携帯端末装置における通信モード選択指
    示によって又は、前記無線通信用携帯端末装置と前記基
    地局間のデータ通信速度に応じて、前記無線通信用携帯
    端末装置と前記基地局間の通信モードを切換えるように
    したことを特徴とする移動体無線通信システムにおける
    通信モード切換方法。
  2. 【請求項2】 前記無線通信用携帯端末装置における通
    信モード選択指示は、前記無線通信用携帯端末装置側の
    スイッチを操作することによって行なわれることを特徴
    とする請求項1記載の移動体無線通信システムにおける
    通信モード切換方法。
  3. 【請求項3】 使用中の通信モードを前記無線通信用携
    帯端末装置に表示するようにしたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の移動体無線通信システムにおける通信
    モード切換方法。
  4. 【請求項4】 基地局との間で無線通信を行うことによ
    り、所望の相手先と通信を行う無線通信用携帯端末装置
    において、 前記基地局との間で回線交換モードによるデータ通信を
    行う回線交換モード通信手段と、前記基地局との間でパ
    ケット交換モードによるデータ通信を行うパケット交換
    モード通信手段と、前記回線交換モードとパケット交換
    モードのいずれか一方を選択する通信モード選択手段
    と、前記通信モード選択手段によって選択された通信モ
    ードに応じて、前記回線交換モード通信手段と前記パケ
    ット交換モード通信手段の一方に切換制御する通信モー
    ド切換手段とを備えることを特徴とする無線通信用携帯
    端末装置。
  5. 【請求項5】 前記通信モード選択手段は、外部からの
    操作によって開閉するスイッチを備え、前記スイッチを
    開閉することにより通信モードを選択することを特徴と
    する請求項4記載の無線通信用携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 着脱可能なイヤホンマイクを有し、前記
    スイッチは前記イヤホンマイクに設けられていることを
    特徴とする請求項5記載の無線通信用携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 前記通信モード選択手段は、前記基地局
    との間で通信されるデータ通信速度と基準値とを比較
    し、比較結果に応じて前記回線交換モード通信手段又は
    パケット交換モード通信手段を選択することを特徴とす
    る請求項4記載の無線通信用携帯端末装置。
  8. 【請求項8】 使用中の通信モードを表示するための表
    示手段を備えて成ることを特徴とする請求項4乃至7の
    いずれか一に記載の無線通信用携帯端末装置。
  9. 【請求項9】 前記無線通信用携帯端末装置はPHS通
    信機能を有する携帯型通信機であることを特徴とする請
    求項4乃至8のいずれか一に記載の無線通信用携帯端末
    装置。
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