JP2003087366A - 携帯型情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

携帯型情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003087366A
JP2003087366A JP2001270866A JP2001270866A JP2003087366A JP 2003087366 A JP2003087366 A JP 2003087366A JP 2001270866 A JP2001270866 A JP 2001270866A JP 2001270866 A JP2001270866 A JP 2001270866A JP 2003087366 A JP2003087366 A JP 2003087366A
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Atsuo Namekawa
敦夫 滑川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが電子メールの閲覧、作成および送信
を容易に行うことができるようにする。 【解決手段】 携帯電話機の上蓋10Aに設けられた第
1表示部61に本文作成画面150を表示している場
合、携帯電話機の本体10Bの、第1表示部61と同時
にユーザが見ることができる位置に設けられた第2表示
部62にメールボックス画面161を表示する。また、
ユーザがソフトキー表示部153に表示されているソフ
トキーを指定することにより、アクティブ画面を切り替
えたり、アクティブ画面に設定された画面をスクロール
したり、入力された文章を本文とするメールを送信した
りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型情報処理装置
および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関
し、特に、電子メールの本文に関する情報を表示する第
1の表示部と同時にユーザが見ることができる位置に、
電子メールの管理に関する情報を表示する第2の表示部
を配置するようにし、ユーザが電子メールの閲覧、作成
および送信を容易に行うことができるようにした携帯型
情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話機の高機能化が進んでい
る。音声情報の他に、文字、静止画像、動画像、および
音楽等の様々な情報が扱われるようになった。中でも電
子メールが送受信できる電子メール機能は、頻繁に利用
される機能の1つであり、多くの携帯電話機に搭載され
ている。
【0003】電子メール機能を搭載した携帯電話機にお
いて、ユーザは、ディスプレイに表示されている情報を
利用して電子メールの作成や閲覧を行う。そのため、そ
のディスプレイが大きいほど表示された情報はユーザに
とって見易くなり、ユーザは容易にそれらの作業を行う
ことができる。なお、ヒンジ部が設けられた折りたたみ
式の携帯電話機は、通常、折りたたみ式でない携帯電話
機に比べてディスプレイを大きくすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その折
りたたみ式の携帯電話機においても、一般に、そのディ
スプレイはパーソナルコンピュータ等の環境に比べて小
さい。そのため、例えば、電子メールの本文作成時にユ
ーザがアドレス帳機能により個人情報を参照したとき
や、または電子メールの本文作成時に新たな電子メール
が着信したとき等のように、携帯電話機が複数の情報を
ディスプレイに表示する必要がある場合、1つのディス
プレイに同時に全ての情報が表示されると、その画面は
ユーザにとって見難くなってしまい、表示が切り替わる
ようにすると、元の画面に戻す等の余計な手間がかか
り、ユーザが容易に作業を行うことができないという課
題があった。
【0005】また、折りたたみ式携帯電話機等におい
て、ディスプレイを2つ有するものもあるが、一方のデ
ィスプレイは、携帯電話機を折りたたんだ状態での使用
が目的であり、携帯電話機を広げた状態において、ユー
ザが両方のディスプレイを同時に見ることができるもの
はなく、電子メール機能において、両方のディスプレイ
を用いて、電子メールに関する複数の情報を表示させる
ことができるものはない。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、電子メールの本文に関する情報を表示する
第1の表示部と同時にユーザが見ることができる位置
に、電子メールの管理に関する情報を表示する第2の表
示部を配置するようにし、ユーザが電子メールの閲覧、
作成および送信を容易に行うことができるようにしたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、他の情報処理装置と通信を行う通信手段と、通信手
段による通信において送受信される電子メールの本文に
関する情報を表示する第1の表示手段と、ユーザが第1
の表示手段と同時に見ることができる位置に配置され、
通信手段による通信において送受信される電子メールの
管理に関する情報を表示する第2の表示手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】前記第1の表示手段により表示される電子
メールの本文に関する情報は、前記電子メールの本文閲
覧画面情報、または、電子メールの本文作成画面情報で
あるようにすることができる。
【0009】前記第2の表示手段により表示される電子
メールの管理に関する情報は、電子メールの着信履歴情
報、電子メールの着信情報、または、通信の通信先のユ
ーザに関する情報であるようにすることができる。
【0010】前記携帯型情報処理装置は、携帯電話機で
あるようにすることができる。
【0011】本発明の情報処理方法は、他の情報処理装
置と通信を行う通信ステップと、通信ステップの処理に
よる通信において送受信される電子メールの本文に関す
る情報の、第1の表示部に対する表示を制御する第1の
表示制御ステップと、通信ステップの処理による通信に
おいて送受信される電子メールの管理に関する情報の、
第2の表示部に対する表示を制御する第2の表示制御ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0012】本発明の記録媒体のプログラムは、他の情
報処理装置と通信を行う通信ステップと、通信ステップ
の処理による通信において送受信される電子メールの本
文に関する情報の、第1の表示部に対する表示を制御す
る第1の表示制御ステップと、通信ステップの処理によ
る通信において送受信される電子メールの管理に関する
情報の、第2の表示部に対する表示を制御する第2の表
示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明のプログラムは、他の情報処理装置
と通信を行う通信ステップと、通信ステップの処理によ
る通信において送受信される電子メールの本文に関する
情報の、第1の表示部に対する表示を制御する第1の表
示制御ステップと、通信ステップの処理による通信にお
いて送受信される電子メールの管理に関する情報の、第
2の表示部に対する表示を制御する第2の表示制御ステ
ップとをコンピュータに実行させる。
【0014】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、他の情報処理装置と通信が行わ
れ、通信において送受信される電子メールの本文に関す
る情報と同時にユーザが見ることができる位置に、通信
において送受信される電子メールの管理に関する情報が
表示される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した携帯電
話機10が利用される通信システムの構成例を示す図で
ある。
【0016】図1において、携帯電話機10は、ネット
ワーク30に接続された携帯電話基地局20と無線通信
を行うことでネットワーク30に接続されている。携帯
電話機40は、同様に他の基地局(図示せず)と無線通
信を行うことによりネットワーク30と接続されてい
る。また、サーバ50もネットワーク30と接続されて
いる。
【0017】携帯電話機10は、電子メールの送受信を
行う電子メール機能を有しており、携帯電話基地局20
とアンテナ21を介して無線通信を行い、ネットワーク
30を介して、同様に他の基地局と無線通信を行う携帯
電話機40と、音声通信だけでなく、データ通信を行っ
て電子メールの送受信を行う。また、携帯電話機10
は、同様にして、サーバ50と電子メールの送受信を行
う。
【0018】図2は、図1の携帯電話機10の外観の構
成例を示す図である。
【0019】図2Aにおいて、携帯電話機10は、上蓋
10Aおよび本体10Bにより構成されている。
【0020】上蓋10Aには、通信に関する情報を表示
する第1表示部61が中央に設けられている。
【0021】第1表示部61は、LCD(Liquid Crystal
Display)等により構成され、WEBコンテンツ情報等の通
信により取得した情報、接続状態や通話時間を示す情
報、およびバッテリ残量や受信状態を示す情報等の様々
な情報を表示する。例えば、第1表示部61は、ユーザ
が電子メールの本文を作成する本文作成画面や、ユーザ
が電子メールの本文を閲覧する本文閲覧画面等を表示す
る。
【0022】本体10Bには、通信に関する情報を表示
する第2表示部62が上部に、各種の入力用ボタン群か
らなる操作部81が中央部に、それぞれ設けられてい
る。
【0023】第2表示部62は、LCD等により構成さ
れ、第1表示部61と同様に、通信により取得したWEB
コンテンツ情報等の情報、接続状態や通話時間を示す情
報、およびバッテリ残量や受信状態を示す情報等の様々
な情報を表示する。例えば、第2表示部62は、上蓋1
0A開放時において、電子メールの着信履歴であるメー
ルボックス画面や予め登録している個人情報であるアド
レス帳画面等を表示する。また、上蓋10B閉鎖時にお
いて、電波受信状態、時刻、並びに電子メールおよび音
声通話着信の有無、等の上蓋10A開放時に第1表示部
61に表示される情報を表示する。
【0024】操作部81は、ユーザによる、電子メール
の本文やアドレスの入力、または携帯電話機10の各種
の機能を制御するための入力等に用いられる。
【0025】また上蓋10Aおよび本体10Bは、第2
表示部62の両側に設けられた、軸71を回転軸とした
ヒンジ部72Rおよび72Lで接続されており、これに
より、上蓋10Aを、軸71を回転軸として、本体10
B上に折りたたむ(上蓋10Aを閉じる)ことができる
(図2B)。
【0026】図2Bは、携帯電話機10が折りたたまれ
た(上蓋10Aが閉じられた)状態を表している。この
とき、ヒンジ部72Rおよび72Lの間は、本体10B
が露出しており、携帯電話機10が折りたたまれた(上
蓋10Aが閉じられた)状態においても、ユーザはヒン
ジ部72Rおよび72Lの間に設けられた第2表示部6
2を閲覧できる。
【0027】また、図2(A)に示されるように、携帯
電話機10は、上蓋10Aが開かれた状態の場合、ユー
ザは第1表示部61および第2表示部62に表示された
内容を同時に見ることができる。
【0028】以上において、第1表示部61および第2
表示部62の位置について説明したが、これに限らず、
第1表示部61および第2表示部62は、それらに表示
された内容を同時に見ることができる位置に配置するこ
とができるのであれば、どこに設けられてもよい。
【0029】図3は、携帯電話機10の内部の構成例を
示すブロック図である。図2において説明した部分につ
いての説明は省略する。
【0030】図3において、制御部100は、全体の動
作を制御するCPU101、並びに外部の機器と接続され
る外部インターフェース102により構成されている。
【0031】CPU101は、内蔵するROM(Read Only Me
mory)(図示せず)に記憶されたプログラムや、メモリ
121に記憶されているプログラムに従い、通信を制御
したり、各種の機能を制御したりする。
【0032】外部インターフェース102には、必要に
応じて、専用のケーブル等により、ドライブ130や他
のコンピュータ等の外部機器が接続される。
【0033】アンテナ111は、通信に用いられ、電波
の送受信を行う。アンテナ共用器112は、変調器11
3より供給される送信情報をアンテナ111に供給して
送信し、アンテナ111で受信される受信情報を取得し
て、復調器114に供給する。変調器113は、制御部
100より供給された送信情報を所定の変調方式で変調
し、アンテナ共用器112に供給する。復調器114
は、アンテナ共用器112より供給された受信情報を復
調し、制御部100に供給する。
【0034】LED117は、制御部100に制御されて
点灯または点滅することにより、音声通信の着信やメー
ルの受信等の情報をユーザに知らせる。
【0035】バイブレータ118は、制御部100に制
御され、音声通信の着信時やメールの受信時等に、携帯
電話機10を振動させユーザに知らせる。
【0036】時計120は、経時動作を行い、時刻情報
を制御部100に供給する。制御部100は、この時刻
情報を、第1表示部61または第2表示部62に表示さ
せたり、各種の機能を所定の時刻に動作させたりするの
に使用する。
【0037】メモリ121は、CPU101が各種の処理
を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶され
る。また、外部インターフェース102を介して、ドラ
イブ130等よりプログラムが供給される。
【0038】スピーカ122は、音声通話による相手の
声、操作や情報等の案内、および各種警告等の音声や音
楽を出力する。また、マイク123は、音声通話時等に
ユーザが音声を入力するのに用いられる。
【0039】ドライブ130は、フロッピディスクやハ
ードディスクを含む磁気ディスク141、CD-ROM(Comp
act Disk Read Only Memory),DVD(Digital Versatile
Disk)を含む光ディスク142、MD(Mini-Disk)(商
標)を含む光磁気ディスク143、若しくは半導体メモ
リ144記録媒体に記憶されているプログラムを読み出
し、制御部100を介して、メモリ121などに供給す
る。例えば、ドライブ130からは、音楽やゲームなど
のソフトウェアが供給される。
【0040】携帯電話機10には、各種の機能を動作さ
せることができる通常状態、上蓋10Aが閉鎖され、音
声通話および電子メールの着信を待ち受けするだけの状
態である待ち受け状態、および電源が切断された停止状
態の3つの状態がある。
【0041】ユーザにより、停止状態において操作部8
1が操作されて電源が入れられるか、または、待ち受け
状態において上蓋10Aが開かれるかした携帯電話機1
0は、通常状態に戻る。ユーザにより操作された携帯電
話機10は、表示制御処理を実行する。
【0042】図4のフローチャートを参照して、携帯電
話機10による表示制御処理について説明する。
【0043】最初にステップS1において、CPU101
は、第1表示部61に通常初期画面を表示する。通常状
態においてユーザにより各種機能の動作が指示されてい
ない場合、第1表示部61には、通常初期画面が表示さ
れる。
【0044】ステップS2において、CPU101は、ユ
ーザが操作部81を操作して、メール機能を動作させる
メールモードを指定したか否かを判定し、指定したと判
定した場合、ステップS3に進み、メールモード処理を
実行する。メールモード処理の詳細は、図5のフローチ
ャートを参照して後述する。メールモード処理を終了し
たCPU101は、ステップS1に戻り、それ以降の処理
を繰り返す。
【0045】また、ステップS2において、ユーザがメ
ールモードを指定していないと判定すると、CPU101
は、ステップS4に進み、ユーザがその他のモードを指
定したか否かを判定し、指定したと判定すると、ステッ
プS5に進み、その他のモードの処理を行う。その他の
モードの処理を終了すると、CPU101は、ステップS
1に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0046】ステップS4において、ユーザがその他の
モードを指定していないと判定すると、CPU101は、
ステップS6に進み、ユーザが操作部81を操作して、
電源の切断を指示したか否かを判定する。電源の切断を
指示したと判定した場合、CPU101は、ステップS7
に進み、電源を切断し、停止状態に移行し、表示制御処
理を終了する。
【0047】ステップS6において、ユーザが電源の切
断を指示していないと判定した場合、CPU101は、ス
テップS8に進み、ユーザが上蓋10Aを閉じたか否か
を判定する。上蓋10Aを閉じていないと判定した場
合、CPU101は、ステップS2に戻り、それ以降の処
理を繰り返す。
【0048】ステップS8において、ユーザが上蓋10
Aを閉じたと判定した場合、CPU101は、ステップS
9に進み、第2表示部62に待ち受け画面を表示し、待
ち受け状態に移行し、表示制御処理を終了する。
【0049】次に、図4のステップS3において実行さ
れるメールモード処理の詳細について、図5のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0050】最初にステップS21において、CPU10
1は、第1表示部61にメールモード画面を表示する。
ユーザは、このメールモード画面より、電子メールの作
成、送信、受信、閲覧等を行うことができる。
【0051】ステップS22において、CPU101は、
ユーザが本文作成を行うか否かを判定する。ユーザが操
作部81を操作して、本文作成処理の実行を指示するこ
とにより、本文作成を行う場合、CPU101は、ステッ
プS23に進み、本文作成処理を実行する。本文作成処
理の詳細は、図6のフローチャートを参照して後述す
る。本文作成処理の実行が終了したCPU101は、ステ
ップS21に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0052】ステップS22において、ユーザが本文作
成を行わないと判定した場合、CPU101は、ステップ
S24に進み、ユーザが電子メールを閲覧するか否かを
判定する。ユーザが操作部81を操作して、メール閲覧
処理の実行を指示することにより、電子メールを閲覧す
ると判定した場合、CPU101は、ステップS25に進
み、メール閲覧処理を実行する。メール閲覧処理の詳細
は、図14のフローチャートを参照して説明する。メー
ル閲覧処理の実行が終了したCPU101は、ステップS
21に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0053】ステップS24において、ユーザがメール
を閲覧しないと判定した場合、CPU101は、ステップ
S26に進み、ユーザが電子メールの送信やアドレスの
入力等、その他の処理を行うか否かを判定する。ユーザ
が操作部81を操作して、その他の処理を行うと判定し
た場合、CPU101は、ステップS27に進み、その他
の処理を行う。その他の処理が終了すると、CPU101
は、ステップS21に戻り、それ以降の処理を繰り返
す。
【0054】また、ステップS27において、ユーザが
その他の処理を行わないと判定した場合、CPU101
は、ステップS28に進み、ユーザがメールモード処理
を終了するか否かを判定する。メールモード処理を終了
しないと判定した場合、CPU101は、ステップS21
に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0055】ユーザが、操作部81を操作して、メール
モード処理の終了を指示し、メールモード処理を終了す
ると判定した場合、CPU101は、ステップS28に進
み、メールモード処理を終了し、図4のステップS1に
進む。
【0056】次に、図5のステップS23において実行
される本文作成処理の詳細について、図6および図7の
フローチャートを参照して説明する。
【0057】最初に、ステップS41において、CPU1
01は、図8に示すように、第1表示部61に本文作成
画面を表示し、第2表示部62にメールボックス画面を
表示する。
【0058】図8は、第1表示部61および第2表示部
62に表示される本文作成画面およびメールボックス画
面の表示例を示す図である。
【0059】図8Aにおいて、携帯電話機10の上蓋1
0Aに設けられた第1表示部61に表示されている本文
作成画面150は、基本的な情報を表示するピクト行1
51、モード名を表示したモード名表示部152、作成
中の本文を表示する本文表示部153、本文表示部15
3において、ユーザの操作により文字が入力される入力
場所を示すカーソル154、および、各画面や状況に応
じて様々な機能を有し、ユーザが操作部81を操作して
指定することにより、表示されている機能を実行するソ
フトキー155により構成される。
【0060】この場合、ピクト行151には、電波の受
信状態を示す情報、およびバッテリ残量を示す情報が表
示されている。また、モード名表示部152には「メー
ル本文作成」と表示されており、本文表示部153には
「2時45分のメールありがとう。」と表示されてい
る。そして、ソフトキー155は、ユーザが操作部81
を操作することにより操作する画面であるアクティブ画
面を第1表示部61または第2表示部62に切り替える
アクティブ画面切替ボタン155a、および、入力した
本文を決定し、本文作成を終了する決定ボタン155b
により構成されている。
【0061】図8Aにおいて、現在、アクティブ画面が
第1表示部61に設定されており、アクティブ画面切替
ボタン155aには「サブ」が表示されている。この状
態からユーザが操作部81を操作して、アクティブ画面
切替ボタン155aを指定すると、CPU101は、第1
表示部61に現在設定されているアクティブ画面を第2
表示部62に切り替える。アクティブ画面が第2表示部
62に設定されると、アクティブ画面切替ボタン155
aには「メイン」が表示される。同様に、この状態から
ユーザが操作部81を操作して、アクティブ画面切替ボ
タン155aを指定すると、CPU101は、アクティブ
画面を第1表示部61に切り替える。
【0062】また、ユーザが操作部81を操作して、決
定ボタン155aを操作すると、CPU101は、本文表
示部153に表示されている文を本文として決定する。
【0063】図8Bにおいて、携帯電話機10の本体1
0Bに設けられた第2表示部62には、メールボックス
画面161が表示されている。このメールボックス画面
161は、現在時刻を示す時刻情報、未送信メールの数
を示す未送信メール情報、未読メールの数を示す未読メ
ール情報、および、受信したメールの履歴である受信履
歴情報等により構成される。
【0064】図8Bに示す例において、現在時刻は「0
3:35」であり、未送信メール数は「1」件であり、
未読メール数は「2」件である。また、「36」番目に
受信した、「28日」の「02:45」に着信し、送信
者が「A田」であるメールの受信履歴情報が表示されて
いる。
【0065】以上のように構成することにより、ユーザ
は、第2表示部62に表示されたメールボックス画面1
61を参照し、例えば、いつ、誰から、電子メールを受
信したか確認しながら、本文を作成することができる。
【0066】図6に戻り、ステップS41の処理を終了
したCPU101は、ステップS42に進み、現在、第1
表示部61がアクティブに設定されているか否かを判定
する。ユーザは、上述したように、アクティブ画面切替
ボタン155aを指定することにより、アクティブ画面
を第1表示部61または第2表示部62に切り替える。
現在、第1表示部61がアクティブに設定されていると
判定すると、CPU101は、ステップS43に進み、ユ
ーザによる本文入力作業に合わせて、第1表示部61の
本文表示部153に入力内容を表示する。
【0067】また、ステップS44において、CPU10
1は、ユーザの操作に合わせて第1表示部61に表示さ
れている画面をスクロールさせる。さらに、ステップS
45において、CPU101は、電子メールを受信したか
否かを判定し、受信したと判定すると、ステップS46
に進み、第2表示部62に受信情報であるメール着信画
面を表示する。
【0068】図9は、第1表示部61および第2表示部
62に表示される本文作成画面およびメール着信画面の
表示例を示す図である。
【0069】図8に示す状態においてユーザが本文を作
成しているとき、携帯電話機10が電子メールを着信す
ると、第1表示部61および第2表示部62に表示され
る画面は図9に示す画面になる。
【0070】図9Aにおいて、第1表示部61には本文
作成画面150が表示されており、その本文作成画面1
50のピクト行151に、メールの受信(着信)を示す
着信マーク172が表示されている。これにより、ユー
ザは電子メールを受信したことを、本文作成中において
も、把握することができる。また、その着信マーク17
2以外の情報は、図8Aと同じである(ただし、ユーザ
に入力された電子メールの本文は除く)。
【0071】図9Bにおいて、本体10Bに設けられた
第2表示部62にはメール着信画面171が表示されて
いる。メール着信画面171は現在時刻を示す時刻情
報、未送信メールの数を示す未送信メール情報、未読メ
ールの数を示す未読メール情報、および、今回受信した
メールの履歴である受信履歴情報等により構成される。
【0072】図9Bに示す例において、現在時刻は「0
3:50」であり、未送信メール数は「1」件であり、
未読メール数は「3」件である。また、今回受信したメ
ールは、「37」番目の電子メールであり、「28日」
の「03:42」に着信し、送信者が「C川」であるこ
とを示している。ユーザは、メールを受信した時、本文
作成中であり、受信したメールをまだ読んでいないの
で、未読メール数が、図8(B)に示した「2」件から
「3」件に増加している。
【0073】以上のように、本文作成中に電子メールが
受信されても、その情報はユーザが本文の作成に使用し
ている第1表示部61ではなく第2表示部62に表示さ
れるため、ユーザは、本文作成作業に専念することがで
き、また、電子メールの着信を把握することもできる。
なお、電子メールの着信を強調したい場合、電子メール
受信中に第2表示部62に受信を表すアニメーション等
を表示するようにしてもよい。
【0074】また、上蓋10Aが閉じられた携帯電話機
10が待ち受け状態であるときに、電子メールを受信す
ると、第2表示部62には、図10に示すような待ち受
け画面が表示される。
【0075】図10は、第2表示部62に表示される待
ち受け画面の表示例を示す図である。
【0076】図10において、本体10Bのヒンジ部7
2Rおよび72Lの間に設けられた第2表示部62は、
上蓋10Aが閉じられた状態においても露出しており、
待ち受け画面181を表示している。
【0077】第2表示部62に表示された待ち受け画面
181は、電波受信状態を示す情報、現在時刻を示す情
報、バッテリ残量を示す情報の他に、今回着信された電
子メールの履歴情報等により構成されている。
【0078】図10に示す例において、待ち受け画面1
81には、電子メールを着信したことを示す「M」が表
示されている。そして、その電子メールは「28日」の
「03:42」に着信し、送信者が「C川」であること
が表示されている。
【0079】以上のように、携帯電話機10の上蓋10
Aが閉じられ、待ち受け状態であっても、ユーザは、第
2表示部62に表示される待ち受け画面181により、
電子メールを着信したことを把握することができる。
【0080】図6に戻り、ステップS46の処理を終了
したCPU101は、図7のステップS52に進む。ま
た、図6のステップS45において、電子メールを受信
していないと判定した場合、CPU101は,図7のステ
ップS52に進む。
【0081】一方、図6のステップS42において、ユ
ーザにより第2表示部62がアクティブ画面に設定され
ており、第1表示部61がアクティブになっていないと
判定すると、CPU101は、ステップS47に進み、第
2表示部62にアドレス帳を表示するか否かを判定す
る。ユーザから指示を受けており、アドレス帳を表示す
ると判定すると、CPU101は、ステップS48に進
み、第2表示部62に表示されている画面をアドレス帳
画面に切り替える。
【0082】図11は、第1表示部61および第2表示
部62に表示される本文作成画面およびアドレス帳画面
の表示例を示す図である。
【0083】図11Aにおいて、第1表示部61に表示
されている本文作成画面150のソフトキー表示部15
5は、アクティブ画面切替ボタン155a、ユーザが操
作部81を操作することにより指定すると、本文表示部
153に入力された文を本文とする電子メールを、第2
表示部62に表示されているアドレスに送信する送信ボ
タン155c、および、ユーザが操作部81を操作する
ことにより指定すると、第2表示部62に表示されてい
る内容を、アドレス帳またはメールボックスに切り替え
る表示内容切り替えボタン155dにより構成されてい
る。
【0084】アクティブ画面切替ボタン155aには
「メイン」が表示されており、送信ボタン155cには
「送信」が表示されており、表示内容切替ボタン155
dには「Mボックス」が表示されている。
【0085】なお、アクティブ画面が第2表示部62に
設定されているため、図11Aの第1表示部61に表示
されている本文作成画面150の本文表示部153にお
いて、入力位置を示すカーソル154は表示されない。
【0086】図11Bにおいて、第2表示部62には、
予めユーザが設定し保存してある通信相手の個人情報で
あるアドレス帳画面191が表示されている。アドレス
帳画面191には、名前、電話番号、電子メールアドレ
ス等が表示されている。
【0087】この場合、名前は「A田YU子」であり、
電話番号は「090−XXXX−XXXX」であり、メ
ールアドレスは「ayu@xxx.xxx.xx.jp」である。
【0088】また、アドレス帳画面191における個人
情報の表示は、図11Bに示した例に限らず、例えば、
図12のように表示してもよい。
【0089】図12は、第1表示部61および第2表示
部62に表示される本文作成画面およびアドレス帳画面
の他の表示例を示す図である。図12Aは、図11Aと
同様であるので、その説明は省略する。
【0090】図12Bにおいて、第2表示部62に表示
されたアドレス帳画面192は、図11Bで示したアド
レス帳画面191を構成する電子メールアドレスの代わ
りに、誕生日を表示させている。この場合、「A田YU
子」の誕生日は「19XX.XX.2」である。
【0091】以上のように構成することにより、ユーザ
は、アドレス帳を参照しながら、本文を作成することが
できる。
【0092】また、図11Bに示す第2表示部62に表
示されたアドレス帳画面191、または図12Bに示す
第2表示部62に表示されたアドレス帳画面192にお
いて、個人情報は1人分しか表示されていない。ユーザ
は操作部81を操作して第2表示部62に表示されてい
るアドレス帳画面191をスクロールさせることによ
り、表示される個人情報を切り替えることができる。こ
れにより、第2表示部62は、アドレス帳機能により登
録されている全ての個人情報を表示することができる。
【0093】図6に戻り、ステップS49において、CP
U101は、ユーザの操作に合わせて、アドレス帳画面
191または192をスクロールさせる。ステップS4
9の処理を終了したCPU101は、図7のステップS5
2に進む。
【0094】また、図6のステップS47において、ユ
ーザの指示により、アドレス帳を表示しないと判定する
と、CPU101は、ステップS50に進み、第2表示部
62に表示されている画面を図8Bに示されるようなメ
ールボックス画面161に切り替える。そして、ステッ
プS51において、第2表示部62に表示されているメ
ールボックス画面161をスクロールさせる。
【0095】図8Bに示す第2表示部62に表示された
メールボックス画面161において、受信履歴情報は1
件分しか表示されていない。ユーザは操作部81を操作
して第2表示部62に表示されているメールボックス画
面161をスクロールさせることにより、表示される受
信履歴情報を切り替えることができる。
【0096】図13は、図8の状態においてユーザが操
作部81を操作することにより、アクティブ画面を第2
表示部62に切り替え、第2表示部62に表示されてい
るメールボックス画面161をスクロールさせた場合に
第1表示部61および第2表示部62に表示される本文
作成画面およびメールボックス画面の表示例を示す図で
ある。
【0097】図13Aにおいて、第1表示部61に表示
されている本文作成画面150のソフトキー表示部15
5は、アクティブ画面切替ボタン155a、および表示
内容切り替えボタン155dにより構成されている。
【0098】アクティブ画面切替ボタン155aには
「メイン」が表示されており、表示内容切替ボタン15
5dには「アドレス」が表示されている。
【0099】なお、アクティブ画面が第2表示部62に
設定されているため、図13Aの第1表示部61に表示
されている本文作成画面150の本文表示部153にお
いて、入力位置を示すカーソル154は表示されない。
【0100】図13Bにおいて、携帯電話機10の本体
10Bに設けられた第2表示部62には、メールボック
ス画面201が表示されている。このメールボックス画
面201は、図8に示されるメールボックス画面161
をスクロールさせたものであり、メールボックス画面1
61と同様に、時刻情報、未送信メール情報、未読メー
ル情報、および受信履歴情報等により構成される。
【0101】この場合、現在時刻は「03:37」であ
り、未送信メール数は「1」件であり、未読メール数は
「2」件である。また、「35」番目に受信した、「2
8日」の「01:10」に着信し、送信者が「B山」で
ある電子メールの受信履歴情報が表示されており、さら
に、この電子メールが未読メールであることを表す文字
「未」が表示されている。
【0102】例えば、ユーザが操作部81を操作して、
図8Bに示されるメールボックス画面161をスクロー
ルさせ、図13Bに示されるメールボックス画面201
を表示させることにより、第2表示部62に表示される
情報は、「36」番目に受信した電子メールの受信履歴
情報から「35」番目に受信した電子メールの受信履歴
情報に切り替えられる。
【0103】このように、ユーザがメールボックス画面
をスクロールさせることにより、第2表示部62は、全
ての電子メールの受信履歴情報を表示することができ
る。
【0104】図6に戻り、ステップS51の処理を終了
したCPU101は、ステップS42に戻り、それ以降の
処理を行う。
【0105】図7のステップS52に進んだCPU101
は、ユーザが操作部81を操作することにより、電子メ
ールの送信を指示するか否かを判定する。送信を指示す
る判定すると、CPU101は、ステップS53に進み、
ユーザの指示により、第2表示部62にアドレス帳画面
が表示されており、そのアドレス帳画面に基づいて送信
するか否かを判定する。アドレス帳画面に基づいて送信
すると判定した場合、CPU101は、ステップS54に
進み、ユーザの操作により、アドレス帳より選択された
電子メールアドレスに電子メールを送信する。
【0106】図11Aにおいて、ユーザが操作部81を
操作してソフトキー155の送信ボタン155cを指定
すると、CPU101は、本文表示部153に表示されて
いる文章を本文とする電子メールを、図11Bに示され
る第2表示部62のアドレス帳画面191に表示されて
いる通信相手の個人情報として登録されている電子メー
ルアドレスに送信してよいか否かの確認表示を、第1表
示部61または第2表示部62に表示する。
【0107】第1表示部61または第2表示部62に表
示された確認表示に対して、ユーザが操作部81を操作
して、電子メールの送信を確認すると、CPU101は、
上述した電子メールを送信する。また、ユーザが電子メ
ールの送信の中止を指示すると、CPU101は、上述し
た電子メールの送信を中止する。
【0108】図11に示す状態において電子メールが送
信される場合、第1表示部61の本文表示部153に表
示されている文章「2時45分のメールありがとう。来
週の2日は、誕生日ですね。」を本文とする電子メール
が、第2表示部62のアドレス帳画面191に表示され
ている電子メールアドレス「ayu@xxx.xxx.xx.jp」に送
信される。
【0109】なお、図12Bにおいて、第2表示部62
に表示されているアドレス帳画面192には、アドレス
情報が表示されていないが、携帯電話機10のアドレス
帳機能において登録された通信相手の個人情報に電子メ
ールアドレスが登録されている場合、図11に示される
状態の場合と同様に、図12Bに示される第2表示部6
2のアドレス帳画面192に表示されている通信相手の
個人情報として登録されている電子メールアドレスに送
信される。
【0110】以上のように構成することにより、ユーザ
は、操作部81を操作して、第1表示部61に表示され
ている本文作成画面150において本文を作成し、第2
表示部62に表示されているアドレス帳191または1
92をスクロールさせ、ユーザの希望する通信相手を選
択して表示させ、送信ボタン155cを指定することに
より、作成した本文を選択した通信相手に電子メールと
して送信することができる。
【0111】送信が終了すると、CPU101は、本文作
成処理を終了し、図5のステップS21に進む。
【0112】また、ステップS53において、第2表示
部62に表示されているアドレス帳に基づいて送信しな
いと判定した場合、CPU101は、ステップS55に進
む。
【0113】ユーザが操作部81を操作して、図8Aの
決定ボタン155bを指定すると、第1表示部61に入
力画面(図示せず)が表示され、本文作成画面150で
作成した文章を本文とする電子メールの送信先電子メー
ルアドレス、タイトル等の情報を入力することができ、
その情報に基づいて、電子メールを送信することができ
る。
【0114】ステップS55において、CPU101は、
ユーザにより入力された電子メールアドレスに、作成さ
れた電子メールを送信する。送信が終了すると、CPU1
01は、本文作成処理を終了し、図5のステップS21
に進む。
【0115】また、図7のステップS52において、ユ
ーザが電子メールの送信を指示しないと判定した場合、
CPU101は、ステップS56に進み、ユーザの指示に
より、本文作成処理を終了するか否かを判定する。
【0116】ユーザが本文作成処理の終了を指示してお
らず、本文作成処理を終了しないと判定した場合、CPU
101は、ステップS42に戻り、それ以降の処理を繰
り返す。また、ユーザが指示し、本文作成処理を終了す
ると判定した場合、CPU101は、本文作成処理を終了
し、図5のステップS21に進む。
【0117】以上により、ユーザは、アドレス帳やメー
ルボックスを参照しながら本文を作成することができ、
さらに、簡単な操作で、アドレス帳から電子メールアド
レスを選択し、作成した電子メールを送信することがで
きる。
【0118】次に、図5のステップS25において実行
されるメール閲覧処理の詳細について、図14のフロー
チャートを参照して説明する。
【0119】最初に、ステップS71において、CPU1
01は、図15に示すように、第1表示部61に本文閲
覧画面を表示し、第2表示部62にメールボックス画面
を表示する。
【0120】図15は、第1表示部61および第2表示
部62に表示される本文閲覧画面およびメールボックス
画面の表示例を示す図である。
【0121】図15Aにおいて、携帯電話機10の上蓋
10Aに設けられた第1表示部61に表示されている本
文閲覧画面210は、図8Aに示される本文作成画面1
50と基本的に同様であり、ピクト行151、モード名
表示部152、本文表示部153、およびソフトキー表
示部155により構成される。
【0122】この場合、ピクト行151には、電波の受
信状態を示す情報、およびバッテリ残量を示す情報が表
示されている。また、モード名表示部152には「メー
ル閲覧」と表示されており、本文表示部153には「1
時23分のメールありがとう。」と表示されている。そ
して、ソフトキー表示部155は、アクティブ画面切替
ボタン155aにより構成されており、アクティブ画面
切替ボタン155aには「サブ」が表示されている。
【0123】なお、図15Bに示す第2表示部62に表
示されているメールボックス画面161は、図8Bと同
様であるので、その説明は省略する。
【0124】ステップS71の処理を終了したCPU10
1は、ステップS72に進み、ユーザの指定により、ア
クティブ画面が第1表示部61に設定されているか否か
を判定する。設定されていると判定すると、CPU101
は、ステップS73に進み、ユーザの操作に合わせて、
第1表示部61に表示されている本文閲覧画面をスクロ
ールさせる。これにより、ユーザは、第1表示部61に
1度に表示しきれない長文の電子メールでも、全て閲覧
することができる。ステップS73の処理を終了したCP
U101は、ステップS75に進む。
【0125】また、ステップS72において、アクティ
ブ画面が第2表示部62に設定されており、第1表示部
61がアクティブになっていないと判定すると、CPU1
01は、ステップS74に進み、ユーザの操作に合わせ
て、第2表示部62に表示されているメールボックス画
面161をスクロールさせる。
【0126】図16は、図15の状態においてユーザが
操作部81を操作することにより、アクティブ画面を第
2表示部62に切り替え、第2表示部62に表示されて
いるメールボックス画面161をスクロールさせた場合
に第1表示部61および第2表示部62に表示される本
文閲覧画面およびメールボックス画面の表示例を示す図
である。
【0127】図16Aにおいて、第1表示部61に表示
されている本文閲覧画面210のソフトキー表示部15
5は、アクティブ画面切替ボタン155aにより構成さ
れており、そのアクティブ画面切替ボタン155aには
「メイン」が表示されている。
【0128】なお、図16Bに示す第2表示部62に表
示されているメールボックス画面201は、図13Bと
同様であるので、その説明は省略する。
【0129】ユーザは、図6に示される本文作成処理に
おいてメールボックス画面をスクロールさせたのと同様
に、例えば、図15Bに示されるメールボックス画面1
61をスクロールさせて、図16Bに示されるメールボ
ックス画面201を表示させることができる。
【0130】このように、ユーザがメールボックス画面
をスクロールさせることにより、第2表示部62は、全
ての電子メールの受信履歴情報を表示することができ
る。
【0131】ステップS74の処理を終了するとCPU1
01は、ステップS75に進む。ステップS75におい
て、CPU101は、電子メールを受信したか否かを判定
し、受信したと判定すると、CPU101は、ステップS
76に進み、第2表示部62に電子メールの受信情報で
あるメール着信画面を表示する。
【0132】図17は、第1表示部61および第2表示
部62に表示される本文閲覧画面およびメール着信画面
の表示例を示す図である。
【0133】図15に示す状態においてユーザが本文を
閲覧しているとき、携帯電話機10が電子メールを受信
すると、第1表示部61および第2表示部62に表示さ
れる画面は図17に示す画面になる。
【0134】図17Aにおいて、第1表示部61には本
文閲覧画面210が表示されており、その本文閲覧画面
210のピクト行151に、メールの受信を示す着信マ
ーク172が表示されている。これにより、ユーザは電
子メールを受信したことを、本文閲覧中においても、把
握することができる。また、その着信マーク172以外
の情報は、図15Aの状態と同様である。
【0135】図17Bにおいて、本体10Bに設けられ
た第2表示部62に表示されたメール着信画面171は
図9Bと同様であるのでその説明は省略する。
【0136】以上のように、本文閲覧中に電子メールが
受信されても、その情報はユーザが本文の閲覧に使用し
ている第1表示部61ではなく第2表示部62に表示さ
れるため、ユーザは、本文閲覧作業に専念することがで
き、また、電子メールの着信を把握することもできる。
なお、電子メールの着信を強調したい場合、電子メール
受信中に第2表示部62に受信を表すアニメーション等
を表示するようにしてもよい。
【0137】ステップS76の処理を終了したCPU10
1は、ステップS77に進む。また、ステップS75に
おいて、メールを受信していないと判定した場合、CPU
101は、ステップS77に進む。
【0138】ステップS77において、CPU101は、
ユーザが操作部81を操作することによる指示に基づい
て、メール閲覧処理を終了するか否かを判定する。メー
ル閲覧処理を終了しないと判定した場合、CPU101
は、ステップS72に戻り、それ以降の処理を繰り返
す。
【0139】また、メール閲覧処理を終了すると判定し
た場合、CPU101は、メール閲覧処理を終了し、図5
のステップS21に進む。
【0140】以上のように、ユーザは、メールボックス
を参照しながら本文を閲覧することができ、さらに、メ
ール閲覧中に新たな電子メール受信した場合において
も、ユーザは、本文閲覧作業に専念することができ、ま
た、電子メールの着信を把握することもできる。
【0141】また、本発明が適用される情報処理装置
は、いわゆる携帯電話機以外に、通信機能を有するPDA
(Personal Digital Assistant)およびゲーム端末機な
どとすることができる。
【0142】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
【0143】この記録媒体は、図3に示すように、装置
本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配
布される、プログラムが記録されている磁気ディスク1
41(フロッピディスクを含む)、光ディスク142
(CD-ROM,DVDを含む)、光磁気ディスク143(MDを
含む)、もしくは半導体メモリ144などよりなるパッ
ケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体
に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログ
ラムが記録されているCPU101に内蔵されているROMな
どで構成される。
【0144】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0145】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0146】
【発明の効果】以上のように、本発明の携帯型情報処理
装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム
によれば、電子メールの本文に関する情報を表示する第
1の表示部と同時にユーザが見ることができる位置に、
電子メールの管理に関する情報を表示する第2の表示部
を配置するようにしたので、ユーザが電子メールの閲
覧、作成および送信を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話機10が利用される
通信システムの構成例を示す図である。
【図2】図1の携帯電話機10の外観の構成例を示す図
である。
【図3】携帯電話機10の内部の構成例を示すブロック
図である。
【図4】携帯電話機10による表示制御処理について説
明するフローチャートである。
【図5】図4のステップS3において実行されるメール
モード処理の詳細について説明するフローチャートであ
る。
【図6】図5のステップS23において実行される本文
作成処理の詳細について説明するフローチャートであ
る。
【図7】図5のステップS23において実行される本文
作成処理の詳細について説明する図6に続くフローチャ
ートである。
【図8】第1表示部61および第2表示部62に表示さ
れる本文作成画面およびメールボックス画面の表示例を
示す図である。
【図9】第1表示部61および第2表示部62に表示さ
れる本文作成画面およびメール着信画面の表示例を示す
図である。
【図10】第2表示部62に表示される待ち受け画面の
表示例を示す図である。
【図11】第1表示部61および第2表示部62に表示
される本文作成画面およびアドレス帳画面の表示例を示
す図である。
【図12】第1表示部61および第2表示部62に表示
される本文作成画面およびアドレス帳画面の他の表示例
を示す図である。
【図13】第1表示部61および第2表示部62に表示
される本文作成画面およびメールボックス画面の他の表
示例を示す図である。
【図14】図5のステップS25において実行されるメ
ール閲覧処理の詳細について説明するフローチャートで
ある。
【図15】第1表示部61および第2表示部62に表示
される本文閲覧画面およびメールボックス画面の表示例
を示す図である。
【図16】第1表示部61および第2表示部62に表示
される本文閲覧画面およびメールボックス画面の他の表
示例を示す図である。
【図17】第1表示部61および第2表示部62に表示
される本文閲覧画面およびメール着信画面の表示例を示
す図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機, 10A 上蓋, 10B 本体,
61 第1表示部,62 第2表示部, 81 操作
部, 100 制御部, 101 CPU,111 アン
テナ, 121 メモリ, 150 本文作成画面,
161 メールボックス画面, 171 メール着信画
面, 181 待ち受け画面, 191,192 アド
レス帳画面, 201 メールボックス画面, 210
本文閲覧画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 H04Q 7/38 H04B 7/26 109T Fターム(参考) 5E501 AA04 AB03 AC35 BA20 FA46 5K023 AA07 BB11 HH01 HH06 5K027 AA11 BB01 FF01 FF22 5K067 AA34 BB04 DD53 EE02 EE10 EE16 FF23 FF24 FF25 FF28 HH23 KK13 KK15 5K101 KK02 LL01 LL12 MM07 NN06 NN18 NN21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の情報処理装置と通信を行う通信手段
    と、 前記通信手段による前記通信において送受信される電子
    メールの本文に関する情報を表示する第1の表示手段
    と、 ユーザが前記第1の表示手段と同時に見ることができる
    位置に配置され、前記通信手段による前記通信において
    送受信される前記電子メールの管理に関する情報を表示
    する第2の表示手段とを備えることを特徴とする携帯型
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の表示手段により表示される前
    記電子メールの本文に関する情報は、前記電子メールの
    本文閲覧画面情報、または、前記電子メールの本文作成
    画面情報である。ことを特徴とする請求項1に記載の携
    帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の表示手段により表示される前
    記電子メールの管理に関する情報は、前記電子メールの
    着信履歴情報、前記電子メールの着信情報、または、前
    記通信の通信先のユーザに関する情報であることを特徴
    とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記携帯型情報処理装置は、携帯電話機
    であることを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 第1の表示部と、ユーザが前記第1の表
    示部と同時に見ることができる位置に配置された第2の
    表示部とを有する携帯型情報処理装置の情報処理方法に
    おいて、 他の情報処理装置と通信を行う通信ステップと、 前記通信ステップの処理による前記通信において送受信
    される電子メールの本文に関する情報の、前記第1の表
    示部に対する表示を制御する第1の表示制御ステップ
    と、 前記通信ステップの処理による前記通信において送受信
    される前記電子メールの管理に関する情報の、前記第2
    の表示部に対する表示を制御する第2の表示制御ステッ
    プとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 第1の表示部と、ユーザが前記第1の表
    示部と同時に見ることができる位置に配置された第2の
    表示部とを有する携帯型情報処理装置を制御するコンピ
    ュータのプログラムであって、 他の情報処理装置と通信を行う通信ステップと、 前記通信ステップの処理による前記通信において送受信
    される電子メールの本文に関する情報の、前記第1の表
    示部に対する表示を制御する第1の表示制御ステップ
    と、 前記通信ステップの処理による前記通信において送受信
    される前記電子メールの管理に関する情報の、前記第2
    の表示部に対する表示を制御する第2の表示制御ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可
    能なプログラムが記録されている記録媒体。
  7. 【請求項7】 第1の表示部と、ユーザが前記第1の表
    示部と同時に見ることができる位置に配置された第2の
    表示部とを有する携帯型情報処理装置を制御するコンピ
    ュータに他の情報処理装置と通信を行う通信ステップ
    と、 前記通信ステップの処理による前記通信において送受信
    される電子メールの本文に関する情報の、前記第1の表
    示部に対する表示を制御する第1の表示制御ステップ
    と、 前記通信ステップの処理による前記通信において送受信
    される前記電子メールの管理に関する情報の、前記第2
    の表示部に対する表示を制御する第2の表示制御ステッ
    プとを実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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