JP2011101231A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブルートゥースの無線通信を用いて接続される複数の接続候補の中から所望の接続先を簡便に選択することができるようにする。
【解決手段】本発明の携帯端末においては、携帯電話機は、携帯電話機と電子機器との間で無線通信を行い、近距離無線通信手段としてのブルートゥース通信部を介して、携帯電話機が無線通信可能な電子機器を検索し、検索された電子機器から少なくともデバイス名および無線出力レベルを取得するとともに、ブルートゥース通信部を介して電子機器からの受信信号の受信信号強度を取得し、取得された無線出力レベルと受信信号強度に基づいて、携帯電話機が電子機器とブルートゥース通信部を介して無線通信する場合における伝送損失を算出し、算出された伝送損失に基づいて、検索された1または複数の電子機器を配列した電子機器に関する一覧表を作成し、作成された電子機器に関する一覧表を表示することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は携帯端末に係り、特に、ブルートゥースの無線通信を用いて接続される複数の接続候補の中から所望の接続先を選択することができるようにした携帯端末に関する。
近年、例えば電子機器などに適用することができる無線通信技術として例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))が知られている。ブルートゥースの無線通信技術を用いれば、携帯端末(携帯電話機、携帯型コンピュータ、PDA、その他携帯型で通信機能を有する電子機器を含む)は、オーディオケーブルを用いることなく、例えばヘッドセットなどの対向機器にオーディオデータを転送することができる。
携帯端末がブルートゥースの無線通信技術を用いてペアリングする(接続相手を選択して登録する)場合、携帯端末は、まず、表示画面上に接続可能な対向機器(以下、「接続候補」という)の一覧を表示する。ユーザは、携帯端末の表示画面上に表示される複数の接続候補の中から所望の接続先(接続相手)の選択を指示する。携帯端末は、ユーザからの選択指示に従い、複数の接続候補の中から1つの接続先を選択する。
なお、ブルートゥースのペアリングの仕様に関しては、Bluetooth Core Specification v2.1 +EDR の仕様が知られている。
Bluetooth Core Specification v2.1 +EDR
ブルートゥースの無線通信技術が普及すると、ブルートゥースモジュールが搭載された電子機器が増加し、これに伴って、携帯端末がブルートゥースを用いてペアリングする場合に携帯端末の表示画面上に表示される接続候補の数が増加する。携帯端末の表示画面上に表示される接続候補の数が増加すると、ユーザは、携帯端末の表示画面上で、複数の接続候補の中から所望の接続先(接続相手)を見つけ出すことが困難となる。また、携帯端末の表示画面上に表示される接続候補の数が増加すると、ユーザは、複数の接続候補の中から所望の接続先を見つけ出すまでに多くの操作をしなければならず、それに伴って多くの時間を必要とする。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ブルートゥースの無線通信を用いて接続される複数の接続候補の中から所望の接続先を簡便に選択することができる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、上述した課題を解決するために、携帯端末と電子機器との間で無線通信を行う近距離無線通信手段と、近距離無線通信手段が介して、携帯端末が無線通信可能な電子機器を検索する検索手段と、検索手段により検索された電子機器から少なくともデバイス名および無線出力レベルを取得するとともに、電子機器からの受信信号の受信信号強度を取得する取得手段と、取得手段により取得された無線出力レベルと受信信号強度に基づいて、携帯端末が電子機器と近距離無線通信手段を介して無線通信する場合における伝送損失を算出する算出手段と、算出出段により算出された伝送損失に基づいて、検索手段により検索された1または複数の電子機器を配列した電子機器に関する一覧表を作成する作成手段と、作成手段により作成された電子機器に関する一覧表を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ブルートゥースの無線通信を用いて接続される複数の接続候補の中から所望の接続先を簡便に選択することができる。
(A)と(B)は、本発明に係る携帯端末に適用可能な携帯電話機の外観の構成を示す図。 本発明に係る携帯端末に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 携帯電話機と電子機器との間でブルートゥースによる無線通信を行う場合における様子を示す図。 図2の携帯電話機における接続候補一覧表示処理を説明するフローチャート。 デバイス検索された各電子機器の受信信号強度、無線出力レベル、および伝送損失との対応関係を示す対応関係テーブル。 制御部が作成する一覧表を示す図。 メインディスプレイに表示される接続候補一覧表に関する表示画面を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る携帯端末として適用可能な携帯電話機1の外観の構成を表している。なお、図1(A)は、携帯電話機1を約180度に見開いたときの正面から見た外観の構成を表しており、図1(B)は、携帯電話機1を見開いたときの側面から見た外観の構成を表している。
図1(A)および(B)が示すように、携帯電話機1は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機1の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図2のアンテナ31)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
第1の筐体12には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、および電子メールキーなどの操作キー14が設けられており、操作キー14を用いて各種指示を入力することができる。
第1の筐体12には、操作キー14として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。具体的には、第2の筐体13に設けられたメインディスプレイ17に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作などの種々の動作を実行する。
また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。例えば第1の筐体12は、ユーザによる十字キーの操作に応じてメインディスプレイ17に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、確定キーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
さらに、第1の筐体12には、十字キーと確定キーの左隣に電子メールキーが設けられており、電子メールキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、メールの送受信機能を呼び出すことができる。十字キーと確定キーの右隣には、ブラウザキーが設けられており、ブラウザキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、Webページのデータを閲覧することが可能となる。
また、第1の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン15が設けられており、マイクロフォン15によって通話時のユーザの音声を集音する。さらに、第1の筐体12には、携帯電話機1の操作を行うサイドキー16が設けられている。なお、第1の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第2の筐体13には、その正面にメインディスプレイ17が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び送信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ(後述する図2のCCDカメラ20)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ(図示せず)より受信したコンテンツ、メモリカード(後述する図2のメモリカード46)に記憶されているコンテンツを表示することができる。また、メインディスプレイ17の上部の所定の位置にはレシーバ(受話器)18が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。なお、携帯電話機1の所定の位置には、レシーバ18以外の音声出力部としてのスピーカ(図2のスピーカ50)も設けられている。また、第1の筐体12と第2の筐体13の内部の所定の位置には、携帯電話機1の状態を検知するための磁気センサ19a、19b、19c、および19dが設けられる。
図2は、本発明に係る携帯端末に適用可能な携帯電話機1の内部の構成を表している。図示せぬ基地局から送信されてきた無線信号は、アンテナ31で受信された後、デュプレクサ(DUP)32を介して受信回路(RX)33に入力される。受信回路33は、受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)34から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波数信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、受信回路33は、このダウンコンバートされた中間周波数信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号の周波数は、制御部41から出力される制御信号SYCによって指示される。
受信回路33からの受信ベースバンド信号は、CDMA信号処理部36に入力される。CDMA信号処理部36は、図示せぬRAKE受信機を備える。このRAKE受信機では、受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれの拡散符号(すなわち、拡散された受信信号の拡散符号と同一の拡散符号)で逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号は、位相が調停された後、コヒーレントRake合成される。Rake合成後のデータ系列は、デインタリーブおよびチャネル復号(誤り訂正復号)が行われた後、2値のデータ判定が行われる。これにより、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、CDMA信号処理部36から出力された受信パケットデータを図示せぬ多重分離部によりメディアごとに分離し、分離されたメディアごとのデータに対してそれぞれ復号処理を行う。例えば通話モードにおいては、受信パケットデータに含まれる通話音声などに対応するオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また、例えばテレビ電話モードなどのように、受信パケットデータに動画像データが含まれていれば、この動画像データをビデオコーデックにより復号する。さらに、受信パケットデータがダウンロードコンテンツであれば、このダウンロードコンテンツを伸張した後、伸張されたダウンロードコンテンツを制御部41に出力する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCMコーデック38に供給される。PCMコーデック38は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号し、PCM復号後のアナログオーディオデータ信号を受話増幅器39に出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器39にて増幅された後、レシーバ18により出力される。
圧縮伸張処理部37によりビデオコーデックにて復号されたディジタル動画像信号は、制御部41に入力される。制御部41は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタル動画像信号に基づく動画像を、図示せぬビデオRAM(例えばVRAMなど)を介してメインディスプレイ17に表示させる。なお、制御部41は、受信された動画像データだけでなく、CCDカメラ20により撮像された動画像データに関しても、図示せぬビデオRAMを介してメインディスプレイ17に表示させることも可能である。
また、圧縮伸張処理部37は、受信パケットデータが電子メールである場合、この電子メールを制御部41に供給する。制御部41は、圧縮伸張処理部37から供給された電子メールを記憶部42に記憶させる。そして、制御部41は、ユーザによる入力部としての操作キー14の操作に応じて、記憶部42に記憶されているこの電子メールを読み出し、読み出された電子メールをメインディスプレイ17に表示させる。
一方、通話モードにおいて、マイクロフォン15に入力された話者(ユーザ)の音声信号(アナログオーディオ信号)は、送話増幅器40により適正レベルまで増幅された後、PCMコーデック38によりPCM符号化される。このPCM符号化後のディジタルオーディオ信号は、圧縮伸張処理部37に入力される。また、CCDカメラ20から出力される動画像信号は、制御部41によりディジタル化されて圧縮伸張処理部37に入力される。さらに、制御部41にて作成されたテキストデータである電子メールも、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、PCMコーデック38から出力されたディジタルオーディオ信号を所定の送信データレートに応じたフォーマットで圧縮符号化する。これにより、オーディオデータが生成される。また、圧縮伸張処理部37は、制御部41から出力されたディジタル動画像信号を圧縮符号化して動画像データを生成する。そして、圧縮伸張処理部37は、これらのオーディオデータや動画像データを図示せぬ多重分離部で所定の伝送フォーマットに従って多重化した後にパケット化し、パケット化後の送信パケットデータをCDMA信号処理部36に出力する。なお、圧縮伸張処理部37は、制御部41から電子メールが出力された場合にも、この電子メールを送信パケットデータに多重化する。
CDMA信号処理部36は、圧縮伸張処理部37から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施し、スペクトラム拡散処理後の出力信号を送信回路(TX)35に出力する。送信回路35は、スペクトラム拡散処理後の信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式などのディジタル変調方式を使用して変調する。送信回路35は、ディジタル変調後の送信信号を、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換(アップコンバート)する。そして、送信回路35は、制御部41により指示される送信電力レベルとなるように、このアップコンバートにより生成された無線信号を高周波増幅する。この高周波増幅された無線信号は、デュプレクサ32を介してアンテナ31に供給され、このアンテナ31から図示せぬ基地局に向けて送信される。
また、携帯電話機1は、外部メモリインタフェース45を備えている。この外部メモリインタフェース45は、メモリカード46を着脱することが可能なスロットを備えている。メモリカード46は、NAND型フラッシュメモリカードやNOR型フラッシュメモリカードなどに代表されるフラッシュメモリカードの一種であり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。さらに、携帯電話機1には、現在の正確な現在の時刻を測定する時計回路(タイマ)47が設けられている。
制御部41は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部42からRAMにロードされた、オペレーティングシステム(OS)を含む各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
記憶部42は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部41のUI処理CPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。電源回路44は、バッテリ43の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。
ブルートゥース通信部51は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))による無線通信を行う。特に、ブルートゥース通信部51は、携帯電話機1の付近に存在するヘッドホン、ヘッドセットやパーソナルコンピュータなどと無線通信を行う。ヘッドホン、ヘッドセットやパーソナルコンピュータは、それぞれ、ブルートゥース通信部を備える。なお、ヘッドホン、ヘッドセット、およびパーソナルコンピュータなどは、以下において「電子機器101」と総称する。
図3は、携帯電話機1と電子機器101との間でブルートゥースによる無線通信を行う場合における様子を示す。図3が示すように、電子機器101としてのヘッドホンA、ヘッドホンB、スピーカ、およびパーソナルコンピュータが、ヘッド携帯電話機1の付近に存在する。ここで、携帯電話機1は、まず、表示画面上に接続候補の一覧を表示する。図3の場合、携帯電話機1は、メインディスプレイ17の表示画面上に、接続候補として「ヘッドホンA」、「スピーカ」、「ヘッドホンB」、および「パソコン」を表示する。ユーザは、携帯電話機1のメインディスプレイ17の表示画面上に表示される複数の接続候補の中から所望の接続先(接続相手)の選択を指示する。携帯電話機1は、ユーザからの選択指示に従い、複数の接続候補の中から1つの接続先を選択する。
しかしながら、携帯電話機の表示画面上に表示される接続候補の数が増加すると、ユーザは、携帯電話機の表示画面上で、複数の接続候補の中から所望の接続先(接続相手)を見つけ出すことが困難となり、また、複数の接続候補の中から所望の接続先を見つけ出すまでに多くの操作をしなければならず、それに伴って多くの時間を必要とする。
そこで、本発明の実施形態においては、携帯電話機1と接続可能な接続候補を携帯電話機1が一覧表示する場合、携帯電話機1からの距離が近い接続候補の順に表示する。ユーザは一般的に所望の接続相手となる電子機器101を自分の手元に置いてペアリングをすることが多いと考えられるので、携帯電話機1が携帯電話機1からの距離が近い接続候補の順にメインディスプレイ17に一覧表示することにより、ユーザは、所望の接続相手(接続先)を直ちに見つけ、接続先として選択の指示を簡単な操作で、かつ容易にするができる。その結果、ブルートゥース通信部51を用いて電子機器101と通信する場合における携帯電話機1の利便性を向上させることができる。
ところが、従来の接続候補の一覧表方法では、たとえ携帯電話機1からの距離が近い接続候補であったとしても、携帯電話機1が検索した接続候補の順に携帯電話機1が接続候補として一覧表示するために、接続候補の一覧表示において下位に表示されてしまう場合がある。そこで、携帯電話機1が携帯電話機1からの距離が近い接続候補の順にメインディスプレイ17に一覧表示する方法として、携帯電話機1が電子機器101からの受信信号の受信信号強度(RSSI: Received Signal Strength Indication)の大きい順に接続候補をメインディスプレイ17の表示画面に表示する方法が考えられる。しかし、電子機器101によって無線出力レベルが異なるために、携帯電話機1が電子機器101からの受信信号の受信信号強度の大きい順に接続候補を並べたとしても、必ずしも接続候補が携帯電話機1からの距離が近い順にメインディスプレイ17に一覧表示されるわけではない。すなわち、たとえ携帯電話機1からの距離が最も近い電子機器であったとしても、その電子機器の無線出力レベルが接続候補となる他の電子機器よりも弱い場合には、接続候補の一覧表示において下位に表示されてしまう。
そこで、本発明の実施形態においては、携帯電話機1が接続候補を検索する場合、携帯電話機1は、電子機器101からの受信信号の受信信号強度とEIRの無線出力レベルに基づいて伝送損失を算出し、算出された伝送損失が小さい接続候補が携帯電話機1からの距離が近い接続候補であると推定し、伝送損失の小さい順に接続候補をメインディスプレイ17の表示画面に表示する。これにより、携帯電話機1は、携帯電話機1からの距離が近いと推定される接続候補の順にメインディスプレイ17の表示画面上に接続候補を表示することができる。なお、EIRは、携帯電話機1がデバイス検索をする場合に各電子機器101から各種の情報を取得する仕様であり、Bluetooth2.1で新たに追加された仕様である。以下、この方法を用いた接続候補一覧表示処理について説明する。
図4のフローチャートを参照して、図2の携帯電話機1における接続候補一覧表示処理について説明する。なお、図3が示すように、携帯電話機1の付近には、ヘッドホンA、ヘッドホンB、スピーカ、およびパソコン(パーソナルコンピュータ)が存在するものとする。
ステップS1において、制御部41は、ユーザにより操作キー14のうちの確定キーが押下されると、メニュ画面をメインディスプレイ17に表示する。ユーザは、メインディスプレイ17の表示画面上に表示されたメニュ画面の中からブルートゥース(BT)のメニュを選択する。ユーザは、メニュの中からデバイス検索(サーチ)操作を選択する。制御部41は、ユーザによりデバイス検索操作が選択されると、ブルートゥース通信部51を制御してデバイス検索を開始する。
ステップS2において、制御部41は、ブルートゥース通信部51を制御し、携帯電話機1の付近に存在するブルートゥース通信可能な電子機器101を順次検索し、検索された接続候補としての電子機器101から、その電子機器101が有するデバイスアドレス、デバイス名、および無線出力レベル[dBm]を取得する。このとき、制御部41は、接続候補としての電子機器101から各種の情報を取得する際の通信時における受信信号強度[dBm]をブルートゥース通信部51を介して取得する。
ステップS3において、制御部41は、取得された無線出力レベルと受信信号強度に基づいて、携帯電話機1と各電子機器101との間における伝送損失を[数1]を用いて算出する。
[数1]
伝送損失[dBm]=無線出力レベル[dBm]−受信信号強度[dBm]
例えば携帯電話機1がヘッドホンAをデバイス検索した場合、ヘッドホンAに関する受信信号強度=−60[dBm]であり、かつヘッドホンAに関する無線出力レベル=4[dBm]であるとすると、ヘッドホンAに関する伝送損失[dBm]は64(=4−(−60))[dBm]であると算出される。このとき、制御部41によって算出された伝送損失が小さいほど携帯電話機1からの距離が近い接続候補であると推定される一方、制御部41によって算出された伝送損失が大きいほど携帯電話機1からの距離が遠い接続候補であると推定される。図5は、デバイス検索された各電子機器101の受信信号強度、無線出力レベル、および伝送損失との対応関係を示す。図5が示すように、携帯電話機1がデバイス検索によって検索した電子機器101に関する受信信号強度、無線出力レベル、および伝送損失が関連付けられて記述されている。例えばパソコンの場合、受信信号強度は−55[dBm]であり、また無線出力レベルは20[dBm]であり、伝送損失[dBm]は75(=20−(−55))[dBm]である。なお、対応関係テーブルに記述されている電子機器101の順番は、例えば携帯電話機1がデバイス検索によって検索した電子機器101の順番である。
ステップS4において、制御部41は、デバイス検索によって検索された各電子機器101から取得されたデバイスアドレス、およびデバイス名と、ステップS3において算出された各電子機器101に関する伝送損失に基づいて、接続候補として電子機器101の一覧表を作成する。図6は、制御部41が作成する一覧表を示す。図6が示すように、携帯電話機1がデバイス検索によって検索した電子機器101の順に、その電子機器101に関して取得されたデバイス名とデバイスアドレス、および伝送損失が関連付けられて記述される。
ステップS5において、制御部41は、作成された一覧表を参照して、伝送損失が小さい接続候補の順に接続候補を配列した接続候補一覧表に関する表示画面を作成する。具体的には、制御部41は、図6の一覧表を参照して、伝送損失が小さい接続候補の順に、すなわち「ヘッドホンA」、「スピーカ」、「ヘッドホンB」、および「パソコン」の順に接続候補を配列した接続候補一覧表に関する表示画面を作成する。ステップS6において、制御部41は、メインディスプレイ17を制御し、伝送損失が小さい接続候補の順に接続候補を配列した接続候補一覧表に関する表示画面をメインディスプレイ17に表示する。図7は、メインディスプレイ17に表示される接続候補一覧表に関する表示画面を示す。図7が示すように、携帯電話機1は、伝送損失の小さい順に接続候補をメインディスプレイ17の表示画面に表示する。これにより、携帯電話機1は、携帯電話機1からの距離が近いと推定される接続候補の順にメインディスプレイ17の表示画面上に接続候補を表示することができる。
本発明の実施形態においては、携帯電話機1は、携帯電話機1と電子機器101との間で無線通信を行い、近距離無線通信手段としてのブルートゥース通信部51を介して、携帯電話機1が無線通信可能な電子機器101を検索し、携帯電話機1の制御部41は、検索された電子機器101から少なくともデバイス名および無線出力レベルを取得するとともに、ブルートゥース通信部51を介して電子機器101からの受信信号の受信信号強度を取得し、取得された無線出力レベルと受信信号強度に基づいて、携帯電話機1が電子機器101とブルートゥース通信部51を介して無線通信する場合における伝送損失を算出し、算出された伝送損失に基づいて、検索された1または複数の電子機器を配列した電子機器101に関する一覧表を作成し、作成された電子機器101に関する一覧表を表示することができる。そして、制御部41は、算出された伝送損失が小さい方から順に、検索された1または複数の電子機器を配列した電子機器に関する一覧表を作成することができる。これにより、携帯電話機1は、携帯電話機1からの距離が近いと推定される接続候補の順にメインディスプレイ17の表示画面上に接続候補を表示することができる。従って、ユーザは、携帯電話機1のメインディスプレイ17の表示画面上で、複数の接続候補の中から所望の接続先(接続相手)を容易に、かつ簡単な操作で見つけ出すことができる。
1…携帯電話機、11…ヒンジ部、12…第1の筐体、13…第2の筐体、14…操作キー、15…マイクロフォン、16…サイドキー、17…メインディスプレイ、18…レシーバ、19a乃至19d…磁気センサ、20…CCDカメラ、21…サブディスプレイ、31…アンテナ、32…デュプレクサ、33…受信回路(RX)、34…周波数シンセサイザ(SYN)、35…送信回路(TX)、36…CDMA信号処理部、37…圧縮伸張処理部、38…PCMコーデック、39…受話増幅器、40…送話増幅器、41…制御部、42…記憶部、43…バッテリ、44…電源回路、45…外部メモリインタフェース、46…メモリカード、47…時計回路、50…スピーカ、51…ブルートゥース通信部。

Claims (3)

  1. 携帯端末と電子機器との間で無線通信を行う近距離無線通信手段と、
    前記近距離無線通信手段を介して、前記携帯端末が無線通信可能な前記電子機器を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された前記電子機器から少なくともデバイス名および無線出力レベルを取得するとともに、前記電子機器からの受信信号の受信信号強度を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記無線出力レベルと前記受信信号強度に基づいて、前記携帯端末が前記電子機器と前記近距離無線通信手段を介して無線通信する場合における伝送損失を算出する算出手段と、
    前記算出出段により算出された前記伝送損失に基づいて、前記検索手段により検索された1または複数の前記電子機器を配列した前記電子機器に関する一覧表を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記電子機器に関する一覧表を表示する表示手段とを備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記作成手段は、前記算出手段により算出された前記伝送損失が小さい方から順に、前記検索手段により検索された1または複数の前記電子機器を配列した前記電子機器に関する一覧表を作成することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記算出手段は、前記無線出力レベルから前記受信信号強度を減算することによって前記伝送損失を算出することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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