JP2004207947A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機1は、記録部17内にデータベース18を記録し、データベース18内のパラメータが選択されるのに応じて、選択されたパラメータを入力として、パラメータに関連付けられている機能を実現するアプリケーションプログラム21を実行する。これにより、ユーザは、携帯端末装置上でデーターベース18を利用し、データベース18内の情報を様々な処理に活用することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やPDA等の携帯端末装置が一般に広く普及し、ユーザは、携帯端末装置に搭載された機能を利用して、ウェブ閲覧、電子メールの作成・送受信、スケジュール管理、GPS(Global Positioning System)による位置情報検索等の様々な処理を行うことができるようになった(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−325252号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来までの携帯端末装置には、任意に作成されたデータベースをダウンロード、記憶する機能が設けられていないために、ユーザはデーターベースを携帯端末装置上で利用し、種々の処理にデータベースを活用することはできなかった。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、データベースを利用することが可能な携帯端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る携帯端末装置の特徴は、所定の機能を実現するアプリケーションプログラムを複数記憶するプログラム記憶部と、少なくとも一つがアプリケーションプログラムと関連付けられた複数のパラメータを検索キー毎に記憶するデータベース部と、検索キーの入力及びパラメータの選択を行うための操作入力部と、検索キーの入力に応じて、入力された検索キーに対応するパラメータを抽出する制御部と、制御部が抽出したパラメータを表示出力する表示部とを備え、制御部は、表示出力したパラメータが選択されるのに応じて、選択されたパラメータがアプリケーションプログラムと関連付けられているか否かを判別し、関連付けられている場合、選択されたパラメータを入力として関連付けられているアプリケーションプログラムを起動することにある。
【0007】
すなわち、本発明に係る携帯端末装置は、データベース部内のパラメータが選択されるのに応じて、選択されたパラメータを入力として、パラメータに関連付けられているアプリケーションプログラムを実行する。これにより、ユーザは、携帯端末装置上でデーターベース部を利用し、データベース部内の情報を様々な処理に活用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、例えば図1に示すような携帯電話機に適用することができる。以下、図面を参照して、本発明の一実施形態となる携帯電話機の構成及び動作について詳しく説明する。
【0009】
[携帯電話機の概観]
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態となる携帯電話機の概観の構成について説明する。
【0010】
本発明の一実施形態となる携帯電話機1は、図1に示すように概観を有し、主な構成要素として、表示部2、操作入力部3、受話口4、及び送話口5を備える。上記表示部2は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(ElectroLuminescence)パネル等の一般的な表示装置により構成され、後述するCPU(CentralProcessing Unit,図2参照)15の制御に従って、文字や数字、記号、アイコン、カーソル、画像、動画像等を可視表示する。
【0011】
上記操作入力部3は、例えば「0」から「9」までの数字の入力、文字の入力、記号の入力、発信や受信の指示入力、電源のオン/オフの指示入力等の入力操作に使用する、複数のキーボタン6を有する。また、この操作入力部3は、上記表示部2上に表示されたカーソルの移動操作や画面のスクロール操作等の操作に使用するダイアル(ジョグダイアル)7を有する。上記受話口4及び送話口5はそれぞれ、後述するスピーカ及びマイクロフォン(図2参照)に接続し、ユーザが通話相手先と音声通話を行う際に使用される。
【0012】
[携帯電話機の内部構成及びその基本動作]
次に、図2を参照して、上記携帯電話機1の内部構成及びその基本動作について説明する。なお、図2に示す表示部2及び操作入力部3の構成及び動作は図1に示すそれと同じであるので、以下ではその説明を省略する。
【0013】
図2に示す携帯電話機1において、送話口5(図1参照)に接続されているマイクロフォン8は、ユーザの通話音声等をアナログ音声信号に変換する。そして、このアナログ音声信号は、図示しない増幅器により増幅された後、DSP(Digital Siginal Processor)9に入力される。
【0014】
DSP9は、アナログ音声信号が入力されると、アナログ音声信号を所定のサンプリングレートでアナログ/デジタル(A/D)変換する。そして、DSP9は、A/D変換により得られたデジタル音声データに対し、トランスポートブロック(TB)毎にCRC(Cyclic Redundancy Check)符号を付加し、チャネル符号化(誤り訂正符合化)及びインターリーブ処理を施す。なお、上記トランスポートブロックとは、物理レイヤが処理を行うデータの基本単位(MAC(Media Access Control)レイヤから物理レイヤにデータが転送される単位)を示す。
【0015】
また、DSP9は、上記インターリーブ処理後のビット系列に対して、チャネル確定のためのパイロットビット等のオーバーヘッドを付加した後にデータ変調処理を行い、データ変調マッピングされた位相平面上の同相(In-Phase)及び直交(Quadrature)成分をそれぞれ2階層の拡散符号系列で拡散する。そして、DSP9は、拡散後のチップデータ系列を自乗余弦ルートナイキストフィルタで所定帯域(5MHz)に帯域制限した後にデジタル/アナログ(D/A)変換によりアナログ信号に変換し、アナログ信号を送信部10に入力する。
【0016】
送信部10は、DSP9からアナログ信号が入力されると、アナログ信号を直交復調し、直交復調された中間周波数信号を高周波信号(2GHz帯のRF信号)に周波数変換する。そして、送信部10は、この高周波信号を増幅し、増幅後の高周波信号を送信信号としてデュプレクサ11に出力する。
【0017】
デュプレクサ11は、アンテナ共用器である。すなわち、デュプレクサ11は、送信信号と受信信号とで1本のアンテナ12を共用し、アンテナ12からの受信信号を受信部13に送り、且つ、送信部10からの送信信号をアンテナ12へ送出する機能を備えたフィルタ回路により構成される。
【0018】
受信部13は、アンテナ12及びデュプレクサ11を介して供給された高周波の受信信号を増幅し、増幅した受信信号を中間周波数の信号に周波数変換する。そして、受信部13は、自動利得制御により中間周波数の信号を線形増幅し、線形増幅した中間周波数の信号をDSP9に出力する。
【0019】
このときDSP9は、受信部13からの信号を直交検波(Quardrature Detection)し、直交検波による同相及び直交成分のアナログ信号を所定のサンプリングレートでA/D変換する。そして、DSP9は、A/D変換によりデジタル値に変換された同相及び直交成分を、自乗余弦ルートナイキストフィルタで帯域制限した後に受信信号の拡散符号と同一の拡散符号により逆拡散することにより、伝搬遅延時間が異なる複数のマルチパス成分に時間分離する。
【0020】
また、DSP9は、時間分離した各パスのデータをコヒーレントレイク合成し、コヒーレントレイク合成後のデータ系列をデインターリーブ及びチャネル復号した後、2値のデータ判定を行って相手先の端末が送信してきたデータ系列を再生する。そして、DSP9は、再生したデータ系列を音声データとその他の通信データに弁別する。
【0021】
音声データは、DSP9によりD/A変換され、さらに図示しない増幅器により増幅された後、受話口4(図1参照)に内蔵されているスピーカ14へ送られる。スピーカ14は、増幅されたアナログ音声信号により駆動される。これにより、通話相手先の端末からの通話音声がスピーカ14から放音されることになる。
【0022】
また、DSP9は、上記通信データがどのようなデータであるのかを解析し、その解析結果に応じた処理を行う。例えば上記通信データがテキストデータである場合、DSP9はテキストデータをCPU15に送り、CPU15は表示部2上にテキストデータを表示制御する。また、例えば通信データが圧縮された画像データである場合、DSP9は圧縮画像データを伸張した後にCPU15に送り、CPU15は表示部2上に画像データを表示制御する。また、例えば通信データが圧縮された音声データである場合、DSP9は、圧縮音声データを伸張し、スピーカ16又はスピーカ14に音声データを出力する。
【0023】
記録部17は、フラッシュメモリ等の記憶保持動作が不要な書き換え可能なメモリにより構成される。この記録部17は、ダウンロードやキーボタン6の操作等により入力されたデータベース18を格納する。また、記録部17は、送受信した電子メールのデータ、画像データ、音声データ等、必要に応じて様々なデータを記録することができるように構成されている。
【0024】
ROM(Read Only Memory)19は、CPU15が各部を制御するための制御プログラム(図示せず)、CPU15がデータベース18を管理するためのデータベース管理プログラム20、及び電子メール(メーラー)機能、ブラウザ機能、位置検索機能、予測変換機能等の種々の機能を実現するアプリケーションプログラム21等の各種コンピュータプログラムと、各種の初期設定データ、フォントデータ等を記憶している。なお、このROM19は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)のような書き換え可能なROMであってもよい。
【0025】
RAM(Random Access Memory)22は、CPU15が各種処理を行う際ワーキングエリアとして機能し、随時データを格納する。上記CPU15は、記録部17及びROM19に格納されているコンピュータプログラムに基づいて、各部の動作を制御すると共に、各種の演算処理を行う。
【0026】
カメラ部23は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子と、撮像素子上に被写体等の光像を結像させる光学系とを備えたものである。カメラ部23における撮影の指示は、操作入力部3上の所定のキーをレリーズボタンとして使用することで実現することができる。また、カメラ部23により撮影した画像データはDSP9に入力する。なお、カメラ部23から画像データを受け取ったDSP9は、その画像データをCPU15に送り、CPU15は画像データに基づく画像を表示部2上に表示制御する。また、DSP9は、必要に応じて画像データを圧縮し、圧縮後の画像データを送信データとして送信部10に送ることもできる。また、圧縮後の画像データは、CPU15を介して記録部17に記録することもできる。
【0027】
近距離無線通信部24及びそのアンテナ25は、いわゆるブルートゥース(Bluetooth)方式の無線通信を行うためのものである。なお、ブルートゥース方式は、複数の電子機器間でアドホックな無線ネットワーキングを実現するための方式である。このブルートゥース方式は、Bluetooth SIG(Special Interest Group)において策定されたものであり、詳細は、"Bluetooth(TM) Special Interest Group, Bluetooth仕様書バージョン1.0"に開示されている。
【0028】
ここで、上記携帯電話機1内部に、CPU15の制御に従って、通信電波若しくはGPS電波の少なくとも一方を利用して、携帯電話機1が所在する位置の例えば経度(x)、緯度(y)、高さ(z)等に関する情報(以下、位置情報と表記する)を取得する、位置検出部を設けてもよい。この場合、位置検出部が取得した位置情報は、ROM19内に格納された位置検索機能を実現するアプリケーションプログラムにより利用される。
【0029】
なお、位置検出部が通信電波を利用して位置検出を行うものである場合には、位置検出部は最寄の通信基地局と通信を行って携帯電話機1の位置情報を取得する。また、位置検出部がGPS電波を利用して位置検出を行う場合、位置検出部内にGPS電波受信機能を設けるようにする。このGPS受信機能は、主として、GPS電波を受信するGPS電波受信アンテナ、受信したGPS電波を復調するGPS無線部、及び復調されたGPS電波から現在地の緯度経度情報を演算により求め、出力するGPS制御部とにより構成される。このGPS電波受信機能は、GPS衛星が送信している高精度の時間信号が含まれたGPS電波を、現在信号を受信可能な周回軌道上に存在する少なくとも3台のGPS衛星から受信し、各GPS衛星からのGPS電波の到達時間からGPS衛星までの距離を各々演算し、各距離が一致する点を自身の現在位置とするものである。
【0030】
[データベースの構成]
上記データベース18は、例えば図3に示すような構成を有し、検索キーフィールド31内に記述された検索キー毎に、複数のパラメータフィールド32a〜32c内に記述されたパラメータ(パラメータ1〜3)が記憶されている。なお、この図3に示す例では、各検索キー(「あか」、「あお」、「くろ」)には、会社名(パラメータ1)、電話番号(パラメータ2)、及び会社のホームページアドレス(パラメータ3)が関連付けられて記憶されている。
【0031】
また、上記パラメータの一部若しくは全ては、その内容に応じて携帯電話機1の機能と関連付けされており、例えばパラメータの内容がメールアドレスである場合には電子メール機能、パラメータの内容がURL(Universal Resource Locator)である場合にはブラウザ機能、パラメータの内容が住所である場合には位置検出機能にそれぞれ関連付けされている。
【0032】
なお、データベース18の内容は、図3に示す例に限られることはなく、例えば駅周辺の店舗に関する情報(店舗の名前、電話番号、住所)等、種々のコンテンツをデータベース18として格納することができる。また、他の情報処理装置上でこのデータベース18を作成し、作成したデータベース18を電気通信回線を介して携帯電話機1にダウンロードすることにより、携帯電話機1内にデータベース18を記憶したり、携帯電話機1内のデータベース18の内容を更新してもよい。さらに、電気通信回線を介して接続される情報処理装置上にデータベース18を記憶し、携帯電話機1が電気通信回線を介してそのデータベース18を参照するようにしてもよい。
【0033】
[検索処理]
次に、図4に示すフローチャートを参照して、ユーザが操作入力部3を操作して入力した検索キーに対応するパラメータをデータベース18内から抽出する処理(以下、この時の携帯電話機1の動作を検索処理と表記する)を実行する際の携帯電話機1の内部動作について詳しく説明する。
【0034】
図4に示すフローチャートは、ユーザが、操作入力部3を操作して、データベース管理プログラム20の実行を指示し、表示部2に表示された図5(a)に示すようなデータベース呼出画面(文字入力画面)内に、図5(b)に示すように任意の文字列(図5(b)においては「あお」)を入力することで開始となり、この検索処理はステップS1の処理に進む。なお、以下に示す検索処理は、CPU15が、ROM19からRAM22にデータベース管理プログラム20をロードし、データベース管理プログラム20内のプログラムコードを実行することにより実現され、また、CPU15はユーザが入力した一文字毎(「あ」→「あ・お」)に以下の処理を実行する。
【0035】
ステップS1の処理では、CPU15が、記録部17内に格納されているデータベース18の中から検索キーを抽出する。これにより、このステップS1の処理は完了し、この検索処理はステップS1の処理からステップS2の処理に進む。
【0036】
ステップS2の処理では、CPU15が、入力された文字列と抽出した検索キーの文字列とが一致するか否かを判別する。そして、判別の結果、一致しない場合は、CPU15は検索処理をステップS2の処理からステップS4の処理に進める。一方、一致する場合には、CPU15は検索処理をステップS2の処理からステップS3の処理に進める。
【0037】
ステップS3の処理では、CPU15が、検索キーと関連付けされているパラメータに関する情報を取得する。これにより、このステップS3の処理は完了し、検索処理はステップS3の処理からステップS4の処理に進む。
【0038】
ステップS4の処理では、CPU15が、データベース18内に未処理の検索キーがあるか否かを判別する。そして、判別の結果、未処理の検索キーがある場合、CPU15は検索処理をステップS4の処理からステップS1の処理に戻す。一方、未処理の検索キーがない場合には、CPU15は検索処理をステップS4の処理からステップS5の処理に進める。
【0039】
ステップS5の処理では、CPU15が、図5(c)に示すように、データベース呼出画面41内の候補表示エリア42に取得したパラメータの情報を表示出力する。これにより、このステップS5の処理は完了し、一連の検索処理は終了する。なお、この検索処理において、CPU15は、予測変換機能を利用して、入力された文字列から検索キーの候補を予測し、予測した検索キーを候補表示エリア42に表示出力してもよい。
【0040】
[アプリケーション起動処理]
以上のようにして、入力した文字列に対応するパラメータが携帯電話機1によって候補表示エリア42に表示出力されると、ユーザは、操作入力部3を操作して図5(c)に示すカーソル43を移動することにより、候補表示エリア42に表示出力されているパラメータの中から所望のものを選択する。そして、ユーザがパラメータを選択、確定すると、携帯電話機1は以下に示すアプリケーション起動処理を実行する。
【0041】
以下、図6に示すフローチャートを参照して、アプリケーション起動処理を実行する際の携帯電話機1の内部動作について詳しく説明する。
【0042】
図6に示すフローチャートは、ユーザがカーソル43を移動して候補表示エリア42内のパラメータを選択、確定することで開始となり、この起動処理はステップS11の処理に進む。
【0043】
ステップS11の処理では、CPU15が、ユーザが選択したパラメータを図5(d)に示すようにデータベース呼出画面に表示出力する。これにより、このステップS11の処理は完了し、この起動処理はステップS11の処理からステップS12の処理に進む。
【0044】
ステップS12の処理では、CPU15が、ユーザが選択したパラメータの情報を取得し、選択されたパラメータを認識する。これにより、このステップS12の処理は完了し、この起動処理はステップS12の処理からステップS13の処理に進む。
【0045】
ステップS13の処理では、CPU15が、ユーザが選択したパラメータが携帯電話機1の機能と関連付けられているか否かを判別する。具体的には、CPU15は、パラメータがメールアドレスを示す場合には電子メール機能、パラメータがURLを示す場合にはブラウザ機能、パラメータが住所を示す場合には位置検出機能に関連付けされていると判断する。そして、判別の結果、パラメータが携帯電話機1の機能と関連付けられていない場合は、一連の起動処理は終了する。一方、パラメータが携帯電話機1の機能と関連付けられている場合には、CPU15は起動処理をステップS13の処理からステップS14の処理に進める。
【0046】
ステップS14の処理では、CPU15が、パラメータと関連付けられている機能を実現するアプリケーションプログラム21をROM19からRAM22にロードし、ロードしたアプリケーションプログラム21を実行する。そして、CPU15は、アプリケーションプログラム21内のコンピュータプログラムに従って、パラメータが示す内容を処理する。具体的には、パラメータが電話番号を示す場合には、CPU15は電話番号に発信するようにDSP9を制御する。また、パラメータがURLである場合には、CPU15はブラウザ機能を実現するアプリケーションプログラムを実行し、URLが示す位置にある情報を表示出力する。また、パラメータがウェブ上のファイル(例えば画像ファイル等)である場合には、CPU15は電子メール機能を実現するアプリケーションプログラムを実行し、ファイルを添付して電子メールを送信する。また、パラメータが住所である場合には、CPU15は位置検出機能を実現するアプリケーションプログラムを実行し、住所付近の地図情報を表示出力する。なお、発信処理の実行が禁止されていたり、URLへのアクセスが不可能である場合等、パラメータと関連付けられた機能を実行することができない場合には、CPU15は下記のステップS14の処理を実行する。これにより、このステップS14の処理は完了し、一連の起動処理が終了する。
【0047】
[実施形態の効果]
以上の説明から明らかように、本発明の実施形態となる携帯電話機1は、記録部17内にデータベース18を記録し、データベース18内のパラメータが選択されるのに応じて、選択されたパラメータを入力として、パラメータに関連付けられている機能を実現するアプリケーションプログラム21を実行する。
【0048】
このような携帯電話機1の構成によれば、ユーザは、任意に作成されたデータベース21を活用して様々な処理を行うことができる。また、データの一部の情報しか知らないような場合であっても、ユーザは、その情報を検索キーとしてデータベース21を検索することにより、その情報と関連する種々の情報を取得、活用することができる。
【0049】
[その他の実施形態]
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態の構成及び動作について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることを付け加えておく。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザは、携帯端末装置上でデーターベース部を利用し、データベース部内の情報を様々な処理に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態となる携帯電話機の全体構成を示す模式図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すデータベースの構成を示す模式図である。
【図4】本発明の実施形態となる検索処理の流れを示すフローチャート図である。
【図5】図4に示す検索処理を実行する際に表示部に表示される画面の構成を示す模式図である。
【図6】本発明の実施形態となるアプリケーション起動処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機、2…表示部、3…操作入力部、9…DSP、15…CPU、17…記録部、18…データベース、19…ROM、20…データベース管理プログラム、21…アプリケーションプログラム、22…RAM、31…検索キーフィールド、32a,32b,32c…パラメータフィールド、41…データベース呼出画面、42…候補表示エリア、43…カーソル
Claims (4)
- 所定の機能を実現するアプリケーションプログラムを複数記憶するプログラム記憶部と、
少なくとも一つが上記アプリケーションプログラムと関連付けられた複数のパラメータを検索キー毎に記憶するデータベース部と、
上記検索キーの入力及び上記パラメータの選択を行うための操作入力部と、
上記検索キーの入力に応じて、入力された検索キーに対応する上記パラメータを抽出する制御部と、
上記制御部が抽出したパラメータを表示出力する表示部とを備え、
上記制御部は、表示出力したパラメータが選択されるのに応じて、選択されたパラメータが上記アプリケーションプログラムと関連付けられているか否かを判別し、関連付けられている場合、当該パラメータを入力として関連付けられているアプリケーションプログラムを起動すること
を特徴とする携帯端末装置。 - 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
通信機能を備え、
上記データベース部は、上記通信機能を利用してダウンロードされること
を特徴とする携帯端末装置。 - 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
上記機能は、ブラウザ機能、電話発信機能、電子メール機能、及び位置検索機能の少なくとも一つを含むこと
を特徴とする携帯端末装置。 - 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
上記制御部は、予測変換機能を有し、入力された検索キーから上記パラメータを予測し、予測したパラメータを表示制御すること
を特徴とする携帯端末装置。
Priority Applications (1)
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