JP2009170291A - フラットケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ストリップ構造による優れた電気的特性を損なうことなく、優れた可撓性及び耐屈曲性を実現することができ、コストパフォーマスを向上させることができるフラットケーブルを提供する。
【解決手段】 フレキシブルフラットケーブルは、所定のピッチで配列された複数の導体を含むケーブル本体の表面を被覆するように設けられた第1のシールド材16と第2のシールド材17を備える。第1のシールド材16及び第2のシールド材17は、それぞれ、複数層の金属層32,33の間に導電性接着層31を介装させて形成された金属材30を有し、最外層の金属層32,33のうち一方の金属層がグラウンド層と導通されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、各種電子機器製品内部に配設される各種部品の中継ケーブルとして使用されるフラットケーブルに関する。
従来から、パーソナルコンピュータ、薄型テレビジョン、プリンタ、スキャナといった各種電子機器製品においては、その内部に配設される各種部品の中継ケーブルとして、フラットケーブルが使用されることが多い。フラットケーブルとしては、いわゆるエッチング法を用いて製造されるフレキシブルプリント基板(Flexible Print Circuit)タイプのものがあるが、高価であるとともに、製造インフラの都合上、ケーブル長を1000mm以下にしかできないのが現状であり、大型化が加速している薄型テレビジョンへの対応が困難となりつつある。
そこで、フレキシブルプリント基板タイプのフラットケーブルに代わり、いわゆるラミネート法を用いて製造されるフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable)が注目されている。フレキシブルフラットケーブルは、その優れた可撓性から可動部にも使用することができ、フレキシブルプリント基板タイプと比較して製造コストが安価であり、製品単価も安価であるという観点から、幅広い分野に適用されつつある。
ところで、フレキシブルフラットケーブルは、従来、特性インピーダンス等の電気的特性を要求されることはなかった。そのため、フレキシブルフラットケーブルは、例えば図11に示すように、中心導体101を、所定の接着層102が付されたポリエチレンテレフタレート等の基材フィルム103によって両側から挟装し、これをラミネートすることによって両側の基材フィルム103を接着するのみで、必要な仕様を満たすことが可能とされていた。
これに対して、近年では、薄型テレビジョン等、画質の高精細化を実現した各種電子機器製品が開発されたのにともない、信号伝送の高速化が要求されている。また、他の電子機器製品においても、ディジタル化が進むにつれ、信号伝送の高速化が必要不可欠な技術的課題とされており、特性インピーダンス、透過損失、アイパターン開口率、不要輻射(Electromagnetic Interference;以下、EMIという。)等、信号伝送を担うシグナルインテグリティソリューションの重要性が急速に高まっている。
このような信号伝送の高速化を図るには、特性インピーダンスの制御が必須となる。近年では、特性インピーダンスを制御したインピーダンスコントロールケーブルの市場供給が開始されているが、その性能向上は勿論のこと、安価なものが待望されている。
ここで、インピーダンスコントロールケーブルとしては、例えば図12に示すように、中心導体201の周囲を誘電体202で被覆し、さらにその周囲を外部導体203によって被覆し、最外層を所定の外被204によって絶縁被覆して形成された同軸ケーブルがある。かかる同軸ケーブルは、高周波特性においてハイエンドモデルに位置し、高価である。また、複数本の同軸線を配列させてコネクタにハンダ付けして使用されることから、ケーブル長にバラツキが発生しやすく、これに起因して信号の伝播遅延を招来することがある。同軸ケーブルにおいては、このようなケーブル長のバラツキを抑制することが製造上困難であるため、全数検査が必須となっており、製造コストの高騰化を招来する一因となっている。そのため、近年では、低コスト化の観点から、同軸ケーブルの代替品としてフラットタイプのインピーダンスコントロールケーブルが注目されている。
フラットタイプのインピーダンスコントロールケーブルとしては、例えば図13に示すように、伝送路を構成する導体301及び誘電体302の片面にグラウンド303が位置するマイクロストリップ構造のものと、例えば図14に示すように、伝送路を構成する導体401及び誘電体402の両面にグラウンド403が位置するストリップ構造のものとがある。これらマイクロストリップ構造及びストリップ構造のインピーダンスコントロールケーブルは、既に市場に導入されており、特にマイクロストリップ構造のものは、一部の薄型テレビジョンに採用されている。
なお、フラットタイプのインピーダンスコントロールケーブルにおいては、上述した不要輻射の問題を解消するために、ノイズの発生源を金属からなるシールド層によって封じ込むことによってノイズの漏洩を防止することが行われている。このようなシールド層を設けたフラットタイプのインピーダンスコントロールケーブルに関する技術としては、例えば特許文献1乃至特許文献7等に記載されたもののように、導電性接着剤を介して金属箔を外被に貼付してシールド材とするものが提案されている。また、特許文献8には、熱可撓性絶縁シートの一面側に金属箔を付着させたシールドテープを、金属箔が外側になるように2つ折りにし、それをケーブル外周に巻装したシールドケーブルが開示されている。
特開2006−286318号公報 特開2005−339833号公報 特開2005−109160号公報 特開2005−93367号公報 特開2004−31141号公報 特開2003−229695号公報 特開平10−145080号公報 特開昭60−254583号公報
ところで、上述したグラウンド303が伝送路の片面のみに設けられたマイクロストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルは、当該グラウンド303が設けられた面と対向する面の輻射抑制を期待することはできない。そのため、マイクロストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルにおいては、その輻射問題が取りだたされており、商品に実装する上で、この種のケーブルの採用を見送るケースも生じている。
これに対して、ストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルにおいては、両面のグラウンド403がシールド層として作用することから、輻射抑制には適した構造であるものの、両面に外部導体としてのグラウンド403を設けることによるケーブル厚みの増加を招来するという問題があるため、外部導体として厚みが1μm未満の金属蒸着層を用いることが多い。しかしながら、かかるストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルにおいては、特性インピーダンスの制御を行うことはできるものの、金属蒸着層の薄さに起因する透過特性の劣化を抑えることが困難となる。そこで、ストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルにおいては、金属蒸着層に代えて、金属箔を外部導体として用いることにより、透過特性の改善を図ることも行われている。しかしながら、かかるストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルにおいては、導体損失の影響を考慮すると、外部導体の厚みとして数μmも必要であり、これに起因して可撓性や耐屈曲性が大幅に低下してしまうという問題もある。近年では、厳しい電気的特性の要求を満たすために、これらケーブル厚みが増加し、可撓性や耐屈曲性も低下する傾向が進行しており、実装した電子機器内部での配線を柔軟に行うことができないという問題が現実化している。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、ストリップ構造による優れた電気的特性を損なうことなく、優れた可撓性及び耐屈曲性を実現することができ、コストパフォーマスを向上させることができるフラットケーブルを提供することを目的とする。
本願発明者は、既存のシールド材による電気的特性を維持しつつ、可撓性及び耐屈曲性を向上させるために、従来1種類の金属を用いて構成していたシールド材の金属層を、導電性を有する柔軟な素材を利用して形成することにより、電気的にみると恰も一体化した1層の金属層として機能させることを独自に見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、上述した目的を達成する本発明にかかるフラットケーブルは、所定のピッチで配列された複数の導体を含むケーブル本体と、上記ケーブル本体に設けられたグラウンド層と、上記ケーブル本体の表面を被覆するように設けられたシールド材とを備え、上記シールド材は、複数層の金属層の間に第1の導電性接着層を介装させて形成された金属材を有し、最外層の金属層のうち一方の金属層が上記グラウンド層と導通されていることを特徴としている。
このような本発明にかかるフラットケーブルにおいて、シールド材を形成する金属材は、柔軟な素材からなる第1の導電性接着層と金属層とを用いたものとすることにより、第1の導電性接着層に含まれる導電性粒子を介して、当該第1の導電性接着層と金属層とが電気的に接続されたものとなる。すなわち、本発明にかかるフラットケーブルにおいては、電気的にみると恰も一体化した1層の金属層として機能するように金属材が形成される。
したがって、本発明にかかるフラットケーブルは、金属層を薄くしても、第1の導電性接着層によって電気的特性の維持を図ることができ、また、金属材全体の厚みを厚くしても、柔軟な素材からなる第1の導電性接着層によって可撓性及び耐屈曲性を向上させることができる。
また、本発明にかかるフラットケーブルは、上記ケーブル本体の伝送路幅と略同幅を有し、当該ケーブル本体を両側から挟装するように設けられた絶縁材としての空気含有層を備え、上記空気含有層として、上記ケーブル本体の伝送路幅と略同幅に切断された不織布を用いて構成されたものとするのが望ましい。このとき、上記シールド層は、上記空気含有層の表面を被覆し、且つ、上記ケーブル本体の両端の端子部における上記グラウンド層と導通するように設けられる。
このように、本発明にかかるフラットケーブルは、絶縁材として機能する空気含有層として不織布を用いることにより、樹脂製の絶縁材を用いた場合と比較してケーブル厚みを薄型化することが可能となり、優れた可撓性及び耐屈曲性を実現することができる。また、本発明にかかるフラットケーブルにおいては、導体の幅及び厚みと不織布の厚みとを変化させることにより、誘電率を任意に調整し、特性インピーダンスの制御を行うことが可能となる。
本発明は、ストリップ構造による優れた電気的特性を損なうことなく、優れた可撓性及び耐屈曲性を実現したフラットケーブルを、安価な材料を用いて既存の製造プロセスによって製造することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、各種電子機器製品内部に配設される各種部品の中継ケーブルとして使用されるフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable;FFC)である。特に、このフレキシブルフラットケーブルは、導電性接着剤を利用して擬似的に1枚の金属層を形成することにより、ケーブル自体の可撓性や耐屈曲性を維持しつつ、従来の金属箔シールドを用いたフラットケーブルと同等の電気的特性を実現することができるものである。
なお、以下では、金属層とは、金属箔と金属蒸着層との両方を指す用語であるものとする。
図1に平面図、及び、図2に図1中A−A断面図を示すように、フレキシブルフラットケーブル1は、複数の導体11を所定のピッチで平行に配列させた状態で、これら導体11を所定の接着層が付与された第1の絶縁材12と第2の絶縁材13とによって両側から挟装してラミネート加工を施して構成されたケーブル本体10を備える。すなわち、このケーブル本体10は、ストリップ構造のケーブルとして構成される。導体11としては、例えば錫メッキによって表面処理を施した軟銅製のものを用いることができる。また、第1の絶縁材12及び第2の絶縁材13としては、それぞれ、空孔を含有するポリエチレンテレフタレートからなる低誘電材料に所定の絶縁性接着層を積層したものを用いることができる。なお、絶縁性接着層としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等をバインダー樹脂としたものを用いることができ、特に、接着強度や入手の容易さの観点から、エポキシ樹脂又はアクリル樹脂をバインダー樹脂としたものを用いるのが望ましい。
また、フレキシブルフラットケーブル1においては、ケーブル本体10の両端の端子部に、グラウンド層を構成する第1のグラウンド箔14と第2のグラウンド箔15とが設けられる。これら第1のグラウンド箔14及び第2のグラウンド箔15は、それぞれ、例えば図3に示すように、金属層20とアクリル系接着層21とを積層したものとして構成され、アクリル系接着層21の下層に剥離紙22が貼着された状態で提供される。なお、金属層20としては、金、銀、銅、鉛、その他良好な導電性を示す金属であればいかなるものを用いてもよく、特に、電気的特性や入手の容易さの観点から、銅やアルミニウムを用いるのが望ましい。また、アクリル系接着層21に使用されるアクリレートとしては、単官能アクリレート、2官能アクリレート、3官能以上の多官能アクリレート等を用いることができ、これらを単独又は2種以上混合して使用してもよい。これら第1のグラウンド箔14及び第2のグラウンド箔15は、それぞれ、剥離紙22が剥離されて露呈したアクリル系接着層21を介して、第1の絶縁材12及び第2の絶縁材13の端部からケーブル本体10の端子部にかけて貼着される。
さらに、フレキシブルフラットケーブル1においては、第1の絶縁材12及び第2の絶縁材13のそれぞれの表面を被覆するように、第1のシールド材16と第2のシールド材17とが設けられる。これら第1のシールド材16及び第2のシールド材17は、それぞれ、例えば図4に示すように、導電性接着層31の両面に金属層32,33を形成した金属材30と、基材フィルムであるポリエチレンテレフタレートフィルム34とを積層し、さらに、ポリエチレンテレフタレートフィルム34と対向する面に導電性接着層35を設けたものとして構成される。これら第1のシールド材16及び第2のシールド材17の金属層32,33のうち一方の金属層は、それぞれ、導電性接着層35を介して、第1のグラウンド箔14及び第2のグラウンド箔15と導通するように貼着される。これにより、第1のシールド材16及び第2のシールド材17は、グラウンドとしても機能する。なお、導電性接着層31,35としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等をバインダー樹脂としたものを用いることができ、特に、接着強度や入手の容易さの観点から、エポキシ樹脂又はアクリル樹脂をバインダー樹脂としたものを用いるのが望ましい。
このように構成されたフレキシブルフラットケーブル1においては、金属材30として、導電性接着層31の両面に金属層32,33を形成したものを用いる。換言すれば、第1のシールド材16及び第2のシールド材17は、それぞれ、2層の金属層32,33の間に導電性接着層31を介装させて形成された金属材30を有する。
ここで、導電性接着層31は、異方性導電接着フィルム(Anisotropic Conductive Film;ACF)や異方性導電接着ペースト(Anisotropic Conductive Paste;ACP)等を用いるものとする。これら異方性導電接着剤は、バインダー樹脂中に微細な導電性粒子を分散させた素材からなり、加圧及び加熱することにより、接着機能とともに、導電性粒子を介して厚み方向には電気的接続機能を有し、厚み方向と垂直方向には絶縁機能を有するものである。電気的特性の観点から、導電性接着層31は、その厚みが10〜50μmのものを用いるのが望ましい。
また、金属層32,33は、例えば、導電性接着層31の両面に貼付した銅等の金属箔や、導電性接着層31の両面に蒸着した銀等の金属蒸着層や、導電性接着層31の両面に金属をメッキした金属メッキ層として形成される。なお、金属層32,33としては、金、銀、銅、鉛、その他良好な導電性を示す金属であればいかなるものを用いてもよく、特に、電気的特性や入手の容易さの観点から、銀を用いるのが望ましい。また、電気的特性の観点や耐食性等の観点から、金属箔、蒸着層、又は金属メッキ層の種別のうち、金属箔を用いた金属層32,33が最も望ましい。さらに、電気的特性の観点から、これら金属層32,33の厚みは、0.05μm〜0.5μmとするのが望ましい。
このような導電性接着層31と金属層32,33とからなる金属材30は、導電性接着層31に含まれる導電性粒子を介して、当該導電性接着層31と金属層32,33とが電気的に接続されたものとなる。すなわち、フレキシブルフラットケーブル1においては、電気的にみると恰も一体化した1層の金属層として機能するように金属材30を形成する。
したがって、フレキシブルフラットケーブル1は、このような金属材30を用いて第1のシールド材16及び第2のシールド材17を形成することにより、従来の金属蒸着層のみをシールド層として用いたシールド材と比較して導電性接着層31の厚みの分だけ厚い金属層とすることができることから、透過特性を改善することができる。また、フレキシブルフラットケーブル1は、金属材30の一部が、樹脂と導電性粒子という柔軟な素材からなる導電性接着層31であることから、当該金属材30の厚みを厚くしても優れた可撓性及び耐屈曲性を実現することができる。
すなわち、フレキシブルフラットケーブル1は、特性インピーダンスを制御することができるのは勿論のこと、透過損失、アイパターン開口率、不要輻射(Electromagnetic Interference;EMI)等、ストリップ構造による優れた電気的特性を損なうことなく、優れた可撓性及び耐屈曲性を実現することができる。また、フレキシブルフラットケーブル1は、導電性接着層31を用いて金属材30を形成することから、安価に製造することができ、コストパフォーマスを向上させることができる。さらに、フレキシブルフラットケーブル1は、既存の製造プロセスと同様に、熱ラミネートによる製造が可能であり、安価な材料を用いて既存の製造プロセスによって製造することができることから、既存の設備で安価に製造することが可能である。また、フレキシブルフラットケーブル1においては、熱ラミネートによる製造が可能であることから容易に長尺化することができ、高い歩留まりを実現することができる。
このようなフレキシブルフラットケーブル1は、例えば高精細な画像伝送を行うことが要求されるノートブック型のパーソナルコンピュータや薄型テレビジョン等のように、信号の高速伝送が要求される各種電子機器製品に適用して極めて好適である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態では、導電性接着層の両面に金属層を形成した金属材を用いるものとして説明したが、本発明は、導電性接着層と金属層とを交互に積層することにより、複数層の金属層の間に導電性接着層を介装させて形成された金属材を用い、最外層の金属層のうち一方の金属層を第1のグラウンド箔及び第2のグラウンド箔と導通させるようにしてもよい。ただし、電気的に1層の金属材として機能させるという目的を考慮すると、電気的特性の観点からは、金属層を2層とした形態、すなわち、上述した金属材30と同様の構成とするのが最も望ましい。
また、上述した実施の形態では、第1の絶縁材及び第2の絶縁材として、空孔を含有するポリエチレンテレフタレートからなる低誘電材料に所定の絶縁性接着層を積層したものを用いるものとして説明したが、本発明は、伝送路及び誘電体に空気含有層を設けることにより、誘電率を任意に調整し、特性インピーダンスの制御を行うようにしてもよい。以下、このようなフレキシブルフラットケーブルの具体例について、図5及び図6を用いて説明する。
フレキシブルフラットケーブル40においては、ケーブル本体10の両側を、当該ケーブル本体10の伝送路幅と略同幅を有する空気含有層としての第1の不織布41と第2の不織布42とによって挟装する。これら第1の不織布41及び第2の不織布42は、それぞれ、両面テープ等の所定の両面接着層43,44と貼り合わされた状態で、ケーブル本体10の伝送路幅と略同幅に切断されて提供され、これら両面接着層43,44を介して当該ケーブル本体10に貼着されることによって絶縁材として機能する。なお、これら第1の不織布41及び第2の不織布42としては、難燃剤を含漬させたセルロース、ポリエステル、アラミド、ポリイミド等を繊維材とするものを用いることができ、特に、耐熱性や難燃性の観点から、難燃剤を含漬させたセルロース系又は芳香族アラミド系のものを用いるのが望ましい。
第1のグラウンド箔14及び第2のグラウンド箔15は、それぞれ、剥離紙22が剥離されて露呈したアクリル系接着層21を介して、第1の不織布41及び第2の不織布42の端部からケーブル本体10の端子部にかけて貼着される。そして、本発明にて提案する第1のシールド材16及び第2のシールド材17は、それぞれ、第1の不織布41及び第2の不織布42のそれぞれの表面を被覆するように設けられる。
このようなフレキシブルフラットケーブル40は、絶縁材として第1の不織布41及び第2の不織布42を用いることにより、フレキシブルフラットケーブル1と比較してケーブル厚みを薄型化することが可能となり、より優れた可撓性を実現することができる。
また、フレキシブルフラットケーブル40は、樹脂製の絶縁材を用いずに、第1の不織布41及び第2の不織布42を用いることにより、屈曲時に受けるストレスに対する耐性を大幅に向上させることができる。
さらに、フレキシブルフラットケーブル40は、導体11の幅及び厚みと第1の不織布41及び第2の不織布42の厚みとを変化させることにより、誘電率を任意に調整し、特性インピーダンスの制御を行うことができ、ストリップ構造による優れた電気的特性を損なうことがない。
さらにまた、フレキシブルフラットケーブル40は、第1の不織布41及び第2の不織布42として、耐熱性に優れ、実用上の難燃性を有するものを用いることにより、当該フレキシブルフラットケーブル40を実装する電子機器の回路の高密度化にともなう発熱量の増大に起因する発火に対応することができる。
また、フレキシブルフラットケーブル40は、既存の製造プロセスと同様に、熱ラミネートによる製造が可能である。従来のように、絶縁材として樹脂を用いた場合には、その性状によって熱ラミネートによる製造は困難であり、熱プレスを行うことが必要となる。かかる熱プレスは、個片作業になることから、生産性やコストに影響し、市場の要求に沿わなくなるという問題がある。これに対して、フレキシブルフラットケーブル40は、熱ラミネートによる製造が可能であることから、生産性の向上及び製造コストの低廉化を図ることができる。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
[実施例]
以下、本発明を適用したフレキシブルフラットケーブルの具体的な実施例について、実験結果に基づいて説明する。
本願発明者は、上述した導体11、第1の絶縁材12及び第2の絶縁材13、第1のグラウンド箔14及び第2のグラウンド箔15、並びに第1のシールド材16及び第2のシールド材17として、次表1に示す仕様によるものを用い、実施例として図7に示すようなフレキシブルフラットケーブルを作製した。
具体的には、このフレキシブルフラットケーブルにおいて、導体11としては、幅0.25mm×厚み0.040mmからなり、錫メッキによって表面処理を施した軟銅製のものを用い、0.5mmのピッチで平行に配列させた。また、第1の絶縁材12及び第2の絶縁材13としては、それぞれ、厚み23μmの空孔を含有するポリエチレンテレフタレートからなる低誘電材料に厚み41μmの絶縁性接着層を積層した総厚64μmのソニーケミカル&インフォメーションデバイス社製の絶縁材「F2100」を用いた。さらに、第1のグラウンド箔14及び第2のグラウンド箔15としては、それぞれ、先に図3に示したように、厚み30μmのアルミニウムからなる金属層20と厚み10μmのアクリル系接着層21とを積層した総厚40μmのソニーケミカル&インフォメーションデバイス社製のグラウンド箔「AL7080」を用いた。さらにまた、第1のシールド材16及び第2のシールド材17としては、それぞれ、先に図4に示したように、厚み20μmの導電性接着層31の両面に金属層32,33として厚み0.1μmの銀層を蒸着形成した金属材30と、厚み9μmのポリエチレンテレフタレートフィルム34とを積層し、さらに、ポリエチレンテレフタレートフィルム34と対向する面に厚み20μmの導電性接着層35を設けた総厚49.2μmのシールド材を用いた。そして、このような仕様による材料を用いて、ピン数が21であり、ケーブル長が1000mmのフレキシブルフラットケーブルを作製した。
また、本願発明者は、上表1に示す仕様のうち、第1のシールド材及び第2のシールド材の仕様を、現在市場に導入されているものと同様のシールド材としたフレキシブルフラットケーブルを、比較例として作製した。
第1の比較例として作製したフレキシブルフラットケーブルは、金属箔のみをシールド層として用いたものであり、次表2に示すように、第1のシールド材及び第2のシールド材として、厚み12μmの銅箔に厚み20μmの導電性接着層を設けた総厚32μmのシールド材を用いた。また、第2の比較例として作製したフレキシブルフラットケーブルは、金属蒸着層のみをシールド層として用いたものであり、次表3に示すように、厚み9μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに厚み0.1μmの銀層を蒸着させた銀蒸着シールド材に、厚み20μmの導電性接着層を設けた総厚29.1μmのシールド材を用いた。
本願発明者は、実施例として作製したフレキシブルフラットケーブルを用いて、いわゆるTDR(Time Domain Reflectometry)法によって差動インピーダンスを測定した。なお、TDR法とは、1MHz乃至30GHzまでの高周波帯域における電磁波を測定し、その波形を時間軸上で表示することができる手法である。目標とする差動インピーダンスは、100Ω±10%である。この測定結果を図8に示す。
また、実施例として作製したフレキシブルフラットケーブルと、比較例として作製したフレキシブルフラットケーブルとを用いて、いわゆる透過特性(S21)とアイパターンとを測定した。アイパターンは、立ち上がり時間Tr:100ps、データレート:1Gbpsの場合を測定した。透過特性(S21)の測定結果を図9に示し、アイパターンの測定結果を図10に示す。
図8に示すように、実施例として作製したフレキシブルフラットケーブルに対して2系統の信号ch1,ch2を入力したときの差動インピーダンスZdiffは94Ωとなり、目標とする100Ω±10%を満たすことが確認された。また、図9に示すように、実施例として作製したフレキシブルフラットケーブルについての透過特性(S21)は、1GHzの信号の場合に−10dB/mという値が確認され、比較例として作製したフレキシブルフラットケーブルと比較して遜色ない結果が得られた。なお、−10dB/mという透過特性(S21)の値は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)における透過特性(S21)の目標値と同一である。さらに、図10に示すように、アイパターンについても、良好な開口を呈したものとなり、電気的特性の損失がないことが確認された。
本発明の実施の形態として示すフレキシブルフラットケーブルの構成を説明する平面図である。 本発明の実施の形態として示すフレキシブルフラットケーブルの構成を説明する断面図であり、図1中A−A断面図である。 本発明の実施の形態として示すフレキシブルフラットケーブルに設けられる第1のグラウンド箔及び第2のグラウンド箔の構成を説明する断面図である。 本発明の実施の形態として示すフレキシブルフラットケーブルに設けられる第1のシールド材及び第2のシールド材の構成を説明する断面図である。 本発明の実施の形態として示すフレキシブルフラットケーブルの他の構成を説明する平面図である。 本発明の実施の形態として示すフレキシブルフラットケーブルの他の構成を説明する断面図であり、図5中A−A断面図である。 本発明の実施例として作製したフレキシブルフラットケーブルの構成を説明する平面図である。 図7に示すフレキシブルフラットケーブルを用いて差動インピーダンスを測定した結果を説明する図である。 図7に示すフレキシブルフラットケーブルと比較例として作製したフレキシブルフラットケーブルと用いて透過特性(S21)を測定した結果を説明する図である。 図7に示すフレキシブルフラットケーブルと比較例として作製したフレキシブルフラットケーブルと用いてアイパターンを測定した結果を説明する図である。 従来のフレキシブルフラットケーブルの構成を説明する断面図である。 同軸ケーブルの構成を説明する図である。 マイクロストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルの構成を説明する断面図である。 ストリップ構造のフレキシブルフラットケーブルの構成を説明する断面図である。
符号の説明
1,40 フレキシブルフラットケーブル
10 ケーブル本体
11 導体
12 第1の絶縁材
13 第2の絶縁材
14 第1のグラウンド箔
15 第2のグラウンド箔
16 第1のシールド材
17 第2のシールド材
20 金属層
21 アクリル系接着層
22 剥離紙
30 金属材
31,35 導電性接着層
32,33 金属層
34 ポリエチレンテレフタレートフィルム
41 第1の不織布
42 第2の不織布
43,44 両面接着層

Claims (12)

  1. 所定のピッチで配列された複数の導体を含むケーブル本体と、
    上記ケーブル本体に設けられたグラウンド層と、
    上記ケーブル本体の表面を被覆するように設けられたシールド材とを備え、
    上記シールド材は、複数層の金属層の間に第1の導電性接着層を介装させて形成された金属材を有し、最外層の金属層のうち一方の金属層が上記グラウンド層と導通されていること
    を特徴とするフラットケーブル。
  2. 上記金属材は、2層の上記金属層の間に上記第1の導電性接着層を介装させて形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のフラットケーブル。
  3. 上記シールド材は、第2の導電性接着層を介して上記最外層の金属層のうち一方の金属層が上記グラウンド層と導通されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のフラットケーブル。
  4. 上記第1の導電性接着層は、厚みが10μm〜50μmであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載のフラットケーブル。
  5. 上記第1の導電性接着層は、異方性導電接着剤であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載のフラットケーブル。
  6. 上記金属層は、金属箔、金属蒸着層、又は金属メッキ層のいずれかとして形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載のフラットケーブル。
  7. 上記金属層は、銀を含むこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載のフラットケーブル。
  8. 上記金属層は、厚みが0.05μm〜0.5μmであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載のフラットケーブル。
  9. 上記シールド材は、上記金属材の一方の面に積層された保護基材を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載のフラットケーブル。
  10. 上記保護基材は、ポリエチレンテレフタレートであること
    を特徴とする請求項9記載のフラットケーブル。
  11. 上記ケーブル本体の伝送路幅と略同幅を有し、当該ケーブル本体を両側から挟装するように設けられた絶縁材としての空気含有層を備え、
    上記空気含有層は、上記ケーブル本体の伝送路幅と略同幅に切断された不織布を用いて構成されており、
    上記シールド層は、上記空気含有層の表面を被覆し、且つ、上記ケーブル本体の両端の端子部における上記グラウンド層と導通するように設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項10のうちいずれか1項記載のフラットケーブル。
  12. 上記不織布は、難燃性を有するものであること
    を特徴とする請求項11記載のフラットケーブル。
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