JP2009170039A - カートリッジ、ライブラリ装置、及びライブラリ装置の制御方法 - Google Patents

カートリッジ、ライブラリ装置、及びライブラリ装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カートリッジの記憶部内の制御情報を表示するカートリッジ、カートリッジの記憶部内の制御情報に基づいてカートリッジの搬送動作を行うライブラリ装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】カートリッジ1が、データを記憶する記憶媒体11と、制御情報を記憶するメモリ121と、制御情報をメモリ121から取得する制御部122と、取得された制御情報を表示する表示部124とを備える。また、ライブラリ装置が、上記カートリッジ1のメモリ121内の制御情報に基づいて、カートリッジ1の搬送動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、カートリッジ、ライブラリ装置、及びライブラリ装置の制御方法に関し、特に、カートリッジ内の記憶部に記憶されたカートリッジの識別情報等の制御情報を表示するカートリッジ、カートリッジ内の記憶部に記憶された制御情報に基づいて、カートリッジの搬送動作を行うライブラリ装置、及びライブラリ装置の制御方法に関する。
図10は、従来のカートリッジの例を示す図である。従来、テープライブラリ装置においては、例えば、図10に示すバーコードラベル300をカートリッジ30に貼り付け、バーコード読み取り用の装置がバーコードラベル300のバーコードの情報(例えば、カートリッジ30の識別情報等)を読み取って、該識別情報等をホストに通知し、該ホストから指示して、カートリッジの運用・管理(例えば、ドライブ装置への投入)を行うようにしていた。なお、図10に示すカートリッジには、カートリッジ30内のテープ媒体にデータを書き込めないように設定するためのファイルプロテクトスイッチ301が設けられている。
なお、データ記憶媒体の管理技術として、EDP媒体の保護容器上に液晶ディスプレイとメモリを取り付け、媒体上のラベル領域の内容をメモリに記憶する方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−243630号公報
図10を参照して説明した、バーコードラベルをカートリッジに貼り付け、バーコードの情報を読み取ってカートリッジを運用・管理する従来技術では、バーコードラベルを必要とするので、バーコードラベル用の専用のプリンタを必要とするだけでなく、バーコードラベルをカートリッジに貼り付ける作業に労力を要する。
また、上記従来技術では、ラベルの材質やバー印字の精度が要求されるが、経年変化による印字擦れや傷、またはラベル剥がれにより、バーコード読み取り用の装置がバーコードを正常に読み込めなくなるという問題がある。また、バーコード読み取り用の装置に対応するラベルの規定等が装置毎に異なるので、ある装置でバーコードを読み取れたとしても、他の装置では正常に読み取れないという問題がある。
更に、カートリッジをテープドライブへ投入したときに、カートリッジからラベルが剥がれて、カートリッジをドライブに投入する機構が故障する等、二次障害が発生するという問題がある。
また、ファイルプロテクトスイッチの操作情報をテープドライブ側で機構的な検出手段により認識することが考えられるが、上記検出手段の精度により、ファイルプロテクトスイッチの操作情報を正常に認識出来ないという問題もある。
バーコードラベルを用いずに、LTO(Linear Tape-Open)媒体に内蔵されているカートリッジメモリ(CM:Cartridge Memory)にカートリッジの識別情報を記憶し、管理することも考えられるが、CM内に記憶された識別情報を人間が直接読み取ることはできない。
また、従来のライブラリ装置は、カートリッジ内の第1の記憶部(例えばテープ媒体)に記憶されたデータに含まれる情報又はカートリッジ内の第2の記憶部(例えば、メモリ)に記憶される制御情報が有効であるかを判定し、該判定結果に基づいて、上記第1の記憶部に記憶されるデータ又は上記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御することは行っていなかった。
本発明は、カートリッジ内の記憶部に記憶されたカートリッジの識別情報等の制御情報を表示することにより、バーコードラベルの貼付による管理を不要とするカートリッジの提供を目的とする。
また、本発明は、カートリッジ内の第2の記憶部に記憶された制御情報に基づいて、カートリッジの搬送動作を行い、かつ、カートリッジ内の第1の記憶部に記憶されたデータに含まれる情報又は上記第2の記憶部に記憶される制御情報が有効であるかについての判定結果に基づいて、上記第1の記憶部に記憶されるデータ又は上記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御するライブラリ装置の提供を目的とする。
また、本発明は、カートリッジ内の第2の記憶部に記憶された制御情報に基づいて、カートリッジの搬送動作を行い、かつ、カートリッジ内の第1の記憶部に記憶されたデータに含まれる情報又は上記第2の記憶部に記憶される制御情報が有効であるかについての判定結果に基づいて、上記第1の記憶部に記憶されるデータ又は上記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御するライブラリ装置の制御方法の提供を目的とする。
本カートリッジは、データを記憶する第1の記憶部と制御情報を記憶する第2の記憶部とを備えたカートリッジであって、前記制御情報を前記第2の記憶部から取得する制御情報取得部と、前記取得された制御情報を表示する表示部とを備える。
好ましくは、本カートリッジにおいて、前記制御情報が、前記カートリッジの識別情報と前記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む。
好ましくは、本カートリッジにおいて、前記第1の記憶部に記憶されるデータが前記制御情報のバックアップ情報を含む。
好ましくは、本カートリッジが、更に、外部からの信号を入力する入力部を備え、前記入力部が、前記表示部への表示の有効指示又は無効指示を入力する。
好ましくは、本カートリッジにおいて、前記入力部が、前記アクセス制限情報の変更指示を入力する。
また、本ライブラリ装置は、データが記憶される第1の記憶部と制御情報が記憶される第2の記憶部とを備えたカートリッジを、前記制御情報に基づいて所定の位置に搬送する搬送部と、前記カートリッジに対してアクセスを行うドライブ装置とを備えたライブラリ装置であって、前記ドライブ装置が、前記カートリッジの投入を検出する検出部と、前記検出部によって検出されたカートリッジから前記制御情報を読み出す読み出し部と、前記読み出された制御情報又は前記第1の記憶部に記憶されるデータに含まれる情報が有効であるか判定する判定部と、前記判定結果に基づいて、前記第1の記憶部に記憶されるデータ又は前記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する制御部とを備える。
好ましくは、本ライブラリ装置において、前記制御情報が、前記カートリッジの識別情報と前記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む。
好ましくは、本ライブラリ装置において、前記第1の記憶部に記憶されるデータが前記制御情報のバックアップ情報を含み、前記判定部は、前記第2の記憶部に記憶される制御情報と前記バックアップ情報とを比較して、該制御情報又は該バックアップ情報が有効であるか判定する。
また、本ライブラリ装置の制御方法は、データが記憶される第1の記憶部と制御情報が記憶される第2の記憶部とを備えたカートリッジを、前記制御情報に基づいて所定の位置に搬送する搬送部と、前記カートリッジに対してアクセスを行うドライブ装置とを備えたライブラリ装置の制御方法であって、前記カートリッジの投入を検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検出されたカートリッジから前記制御情報を読み出す読み出しステップと、前記読み出された制御情報又は前記第1の記憶部に記憶されるデータに含まれる情報が有効であるか判定する判定ステップと、前記判定結果に基づいて、前記第1の記憶部に記憶されるデータ又は前記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する制御ステップとを有する。
本カートリッジは、制御情報を記憶部から取得して表示する。従って、本カートリッジによれば、表示された制御情報に基づいてカートリッジを管理することで、カートリッジにバーコードラベルを貼付して管理する必要がなくなる。
また、上記制御情報は、例えば、カートリッジの識別情報と上記記憶部とは異なる他の記憶部(テープ媒体等)に対するアクセス制限情報である。従って、本カートリッジによれば、表示されたカートリッジの識別情報とアクセス制限情報に基づいてカートリッジを管理することで、カートリッジにバーコードラベルを貼付して管理する必要がなくなる。
また、上記他の記憶部に記憶されるデータが上記制御情報のバックアップ情報を含む。従って、本カートリッジによれば、制御情報を記憶する記憶部とは異なる他の記憶部に該制御情報のバックアップ情報を記憶することが可能となる。
また、本カートリッジは、外部からの信号を入力し、上記制御情報の表示の有効指示又は無効指示を入力する。従って、本カートリッジによれば、外部からの信号に従って、制御情報を表示したり、非表示にしたりすることが可能となる。
また、本カートリッジは、アクセス制限情報の変更指示を入力する。従って、本カートリッジによれば、アクセス制限情報の変更指示を入力し、該アクセス制限情報を変更することが可能となる。
また、本ライブラリ装置及び本ライブラリ装置の制御方法は、データが記憶される第1の記憶部と制御情報が記憶される第2の記憶部とを備えたカートリッジを、上記制御情報に基づいて所定の位置に搬送する。また、本ライブラリ装置が備えるドライブ装置が、上記カートリッジの投入を検出し、検出されたカートリッジから上記制御情報を読み出し、読み出された制御情報又は上記第1の記憶部に記憶されるデータに含まれる情報が有効であるか判定し、判定結果に基づいて、上記第1の記憶部に記憶されるデータ又は上記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する。従って、本ライブラリ装置及び本ライブラリ装置の制御方法によれば、カートリッジ内の第2の記憶部に記憶された制御情報に基づいて、カートリッジの搬送動作を行い、かつ、カートリッジ内の第1の記憶部に記憶されたデータに含まれる情報又は上記第2の記憶部に記憶される制御情報が有効であるかについての判定結果に基づいて、上記第1の記憶部に記憶されるデータ又は上記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御することが可能となる。
また、本ライブラリ装置において、上記制御情報が、上記カートリッジの識別情報と上記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む。従って、本ライブラリ装置によれば、上記制御情報に含まれる識別情報に基づいてカートリッジを搬送することができる。その結果、カートリッジにバーコードラベルを貼付し、該バーコードラベルの読み取り結果に基づいてカートリッジを搬送する必要がなくなる。
また、本ライブラリ装置において、上記第1の記憶部に記憶されるデータが上記制御情報のバックアップ情報を含み、本ライブラリ装置は、第2の記憶部に記憶される制御情報と上記バックアップ情報とを比較して、該制御情報又は該バックアップ情報が有効であるか判定する。従って、本ライブラリ装置によれば、制御情報とバックアップ情報との比較結果に基づいて該制御情報又は該バックアップ情報が有効であるか判定することが可能となる。
以下に、本実施形態について、図を用いて説明する。図1は、本実施形態のカートリッジの構成例を示す図である。カートリッジ1は、記憶媒体11とカートリッジメモリ(CM)ユニット12とを備える。記憶媒体11はデータを記憶する。記憶媒体11は、例えば、テープ媒体、磁気ディスク、MO等、リード(読み出し)/ライト(書き込み)用のヘッドを介してデータを読み出し又は書き込みすることが可能な記憶媒体である。
CMユニット12は、後述するメモリ121に記憶された制御情報を表示する装置である。CMユニット12は、メモリ121、制御部122、入力部123、表示部124、通信部125、電源部126を備える。メモリ121には、例えば、カートリッジ1の識別情報と記憶媒体11に対するアクセス制限情報とを含む制御情報が記憶される。カートリッジ1の識別情報は、カートリッジ1を一意に識別する情報である。記憶媒体11に対するアクセス制限情報は、例えば、記憶媒体11からのデータの読み出しや記憶媒体11からのデータの書き込みを制限する制御情報である。アクセス制限情報が有効に設定されているときは、記憶媒体11からのデータの読み出しや記憶媒体11へのデータの書き込みが制限され、アクセス制限情報が無効に設定されているときは、記憶媒体11からのデータの読み出しや記憶媒体11へのデータの書き込みが可能である。
制御部122は、入力部123が入力した操作情報に基づいて、メモリ121に記憶されている制御情報を取得し、表示部124に指示して該制御情報を表示させる。具体的には、制御部122は、入力部123が入力した、表示部124への制御情報の表示の有効指示又は無効指示に従って、表示部124に制御情報を表示させたり、表示させなかったりする。制御情報の表示の有効指示は制御情報を表示する指示であり、制御情報の表示の無効指示は制御情報を非表示にする指示である。
また、制御部122は、例えば、入力部123が入力したアクセス制限情報の変更指示に従って、メモリ121内に記憶されているアクセス制限情報を変更する。具体的には、制御部122は、メモリ121に記憶されているアクセス制限情報の設定を有効から無効に、又は、無効から有効に変更する。
また、制御部122は、例えば、後述する通信部125がカートリッジ1の外部の装置(例えば、図7を参照して後述するドライブ装置4)から受信した要求に従って、メモリ121に記憶されている制御情報の読み出し又は書き込み処理を実行する。
入力部123は、カートリッジ1の外部からの信号を入力する。具体的には、入力部123は、ユーザのボタン操作(例えば、後述する図2中に示すボタン120の押し下げ)等に従って、表示部124への制御情報の表示の有効指示又は無効指示を入力する。また、入力部123は、ユーザのボタン操作等に従って、アクセス制限情報の変更指示を入力する。カートリッジ1が、入力部123とは異なる入力手段であって、アクセス制限情報の変更指示を入力する手段を備えるようにしてもよい。表示部124は、例えば、液晶パネル等であって、制御部122の指示に従って制御情報を表示する。通信部125は、制御部122及びカートリッジ1の外部の装置と通信する。電源部126は、CMユニット12の内部回路に対して電源を供給する。なお、上記記憶媒体11に記憶されるデータが、メモリ121内に記憶された制御情報のバックアップ情報を含むようにしてもよい。制御情報のバックアップ情報は制御情報と同じ情報である。
上述したCMユニット12は、例えば図2に示すような物理的構成を有している。例えば、ユーザがボタン120を押し下げすると、表示部124にメモリ121内の制御情報が表示される。また、CMユニット12は、図3に示すように、カートリッジ1に対して分離又は装着可能(交換可能)に構成されている。図3(A)は、CMユニット12がカートリッジ1から分離された状態を示し、図3(B)は、CMユニット12がカートリッジ1に装着された状態を示す。
図4は、制御情報の表示状態の遷移の一例を説明する図である。例えば、カートリッジ1の電源がオフであって、表示部124による表示がされていない状態(図4の#1、#2参照)から、図2に示すボタン120が1秒以内の時間押し下げられると、電源がオン状態となり、制御部122が、表示部124に指示してカートリッジ1の識別情報を表示させる(図4の#3参照)。#3に示す状態において、ボタン120が1秒以内の時間押し下げられると、制御部122が、表示部124に指示してアクセス制限情報を表示させる(図4の#4参照)。例えば、アクセス制限情報が有効に設定されていることを示す情報が表示される。#3に示す状態において、例えば15秒以上ボタン操作がないときは、電源がオフとなる(図4の#1を参照)。
#4に示す状態において、ボタン120が1秒以内の時間押し下げられると、上記#3に示す状態に戻る。#4に示す状態において、ボタン120が1秒以上押し下げられると、制御部122が、メモリ121に記憶されているアクセス制限情報の設定内容を変更する(図4の#5参照)。例えばアクセス制限情報の設定内容が、有効から無効、又は無効から有効に変更される。#5に示す状態において、ボタン120が1秒以上押し下げられる毎に、制御情報の表示の有効指示、無効指示が交互に入力され、上記アクセス制限情報の設定内容が変更される。#5に示す状態において、ボタン120が1秒以内の時間押し下げられると、上記#3に示す状態に戻る。#5に示す状態において、所定時間(例えば15秒)以上ボタン操作がないときは、電源がオフとなる(図4の#1参照)。
図5は、本実施形態のライブラリ装置の構成例を示す図である。ライブラリ装置2は、カートリッジ収納部3、ドライブ装置4、アクセッサ部5、ホストインタフェース制御部6、装置制御部7、アクセッサ制御部8、パネル部9、電源部10を備える。
カートリッジ収納部3は、図1を参照して前述したカートリッジ1を1又は複数個収納する。ドライブ装置4は、自装置に投入されたカートリッジ1に対してアクセス(情報の読み出し又は書き込み)を行う。アクセッサ部5は、カートリッジ収納部3に収納されているカートリッジ1を把持して所定の位置に搬送して、ドライブ装置4に掛け替える(投入する)。ホストインタフェース制御部6は、ライブラリ装置2(及びドライブ装置4)に接続される上位装置であるホスト20と装置制御部7との間での通信を媒介する。装置制御部7は、ホスト20から送信される、後述する投入指示情報に基づいて、アクセッサ制御部8を通じてアクセッサ制御部8の動作を制御する。また、装置制御部7は、パネル部9によるオペレータの操作情報の入力処理、ライブラリ装置2内の情報(例えば、後述するメモリ70内に記憶された情報)の表示処理等を制御する。また、装置制御部7は、アクセッサ部5が備えるCM制御部103によってカートリッジ1から読み出された制御情報が記憶されるメモリ70を備える。
アクセッサ制御部8は、装置制御部7からの指示に従って、アクセッサ部5の動作を制御する。パネル部9は、オペレータの操作入力に従って、オペレータの操作情報を入力する。また、パネル部9は、ライブラリ装置2内の情報を表示する。電源部10は、装置制御部7に対して電源を供給する。
アクセッサ部5は、カートリッジを把持するカートリッジ把持部50、上下方向に移動するY可動部50−1、左右方向に移動するX可動部50−2、奥行き方向に移動するZ可動部50−3を備える。
カートリッジ把持部50は、図6に示すように、カートリッジ検出センサ101、カートリッジ把持用モータ102、CM制御部103を備える。カートリッジ検出センサ101は、カートリッジ収納部3に収納されているカートリッジ1を検出する。カートリッジ把持用モータ102は、カートリッジ把持用のモータ(タコセンサ)である。CM制御部103は、制御部201及び通信部202を備え、カートリッジ1のメモリ121(図1を参照)から制御情報(例えば、カートリッジ1の識別情報とアクセス制限情報)を読み出す。また、CM制御部103は、アクセッサ制御部8から指示を受けて、カートリッジ把持用モータ102を制御して、搬送対象とするカートリッジ1を把持するともに、Y可動部50−1、X可動部50−2、又はZ可動部50−3を制御して、カートリッジ1をドライブ装置4の位置まで搬送し、該ドライブ装置4に投入する。
ライブラリ装置2に電源が投入されると、カートリッジ把持部50の制御部201が、通信部202を通じて、各々のカートリッジ1のメモリ121に記憶されている制御情報を読み出す。制御部201は、CM制御部103内の所定のバッファに制御情報を記憶した後、該制御情報を、通信部202を通じてアクセッサ制御部8に送信する。アクセッサ制御部8は、送信された制御情報を装置制御部7に送信する。装置制御部7は、アクセッサ制御部8から制御情報を受信し、該制御情報に含まれるカートリッジ1の識別情報を該カートリッジ1の位置情報に対応付けてメモリ70に記憶する。また、装置制御部7は、ホストインタフェース制御部6を通じて、制御情報をホスト20に対して送信する。ホスト20は、装置制御部7から制御情報を受信して、該制御情報に含まれるカートリッジ1の識別情報を取得する。
ホスト20が、オペレータの操作に従って、カートリッジ1をドライブ装置4に投入するための指示情報である投入指示情報を装置制御部7に対して送信する。投入指示情報は、搬送対象とするカートリッジ1の識別情報と、該カートリッジ1が投入されるドライブ装置4の識別情報とを含む。装置制御部7は、ホスト20から投入指示情報を受信すると、メモリ70を参照して、投入指示情報に含まれるカートリッジの識別情報に対応する位置を特定する。また、装置制御部7は、図示を省略する記憶手段内に予め記憶されているドライブ装置4の識別情報とドライブ装置4の位置情報との対応情報に基づいて、上記投入指示情報に含まれるドライブ装置4の位置を特定する。装置制御部7は、アクセッサ制御部8を通じてアクセッサ部5のCM制御部103に指示して、上記特定された位置にあるカートリッジ1を把持させるとともに、該カートリッジ1を上記特定されたドライブ装置4の位置まで搬送及び投入させる。すなわち、装置制御部7、アクセッサ制御部8、及びアクセッサ部5は、カートリッジ1を、メモリ121に記憶されている制御情報に基づいて所定の位置に搬送する搬送部である。
なお、本発明の一実施形態によれば、CM制御部103が、カートリッジ1のメモリ121から読み出した制御情報を、図7を参照して後述するドライブ装置4の装置制御部53に対して送信するようにしてもよい。
図7は、図5中に示すライブラリ装置が備えるドライブ装置の構成例である。ここでは、ドライブ装置4がアクセスするカートリッジ1が、記憶媒体11(図1を参照)としてテープ媒体を備える場合を例にとって説明する。また、該テープ媒体は、メモリ121内に記憶された制御情報のバックアップ情報を含むデータを記憶しているものとする。
ドライブ装置4は、カートリッジロード機構部41、検出センサ42、スレッダモータ43、ローダモータ44、ロード/スレッド制御部45、CM制御部46、マシンリールモータ47、ファイルリールモータ48、リールモータ制御部49、リード/ライト回路部51、リード/ライトヘッド52、装置制御部53、電源部54、ホストインタフェース制御部55、パネル部56を備える。
カートリッジロード機構部41には、図5のライブラリ装置2が備えるアクセッサ部5によって搬送されたカートリッジ1が投入される。検出センサ42は、カートリッジ1のカートリッジロード機構部41への投入を検出する。ロード/スレッド制御部45は、検出センサ42によって、カートリッジ1のカートリッジロード機構部41への投入が検出されると、スレッダモータ43及びローダモータ44を制御して、カートリッジ1をドライブ装置4内部に装填し、カートリッジ1が備えるテープ媒体の先端部を引き出して、ドライブ装置4側のマシンリールに巻き付ける。CM制御部46は、カートリッジ1がドライブ装置4内部に装填されたときに、カートリッジ1内のメモリ121に記憶されている制御情報を読み出す。具体的には、CM制御部46が備える制御部461が、装置制御部53からの指示を受けて、通信部462を通じて、カートリッジ1内の制御部122(図1を参照)に制御情報の読み出し処理を要求し、該要求に応じた制御部122がメモリ121から読み出した制御情報をカートリッジ1から取得する。また、CM制御部46は、読み出された制御情報を装置制御部53に送信する。上記制御部461は、更に、装置制御部53からの指示を受けて、カートリッジ1内のメモリ121への制御情報の書き込み処理を行う。なお、CM制御部46を介さず、ライブラリ装置2の装置制御部7が、該ライブラリ装置2のCM制御部103によって読み出された制御情報を装置制御部53に送信するようにしてもよい。
マシンリールモータ47とファイルリールモータ48は、テープ媒体を走行させるためのモータである。リールモータ制御部49は、マシンリールモータ47及びファイルリールモータ48に指示して、テープ媒体のテンションが一定になるよう制御しつつ、テープ媒体を走行させる。リード/ライト回路部51は、データの読み出し又は書き込み用のヘッドであるリード/ライトヘッド52を用いて、カートリッジ1内のテープ媒体に記憶されているデータに対する読み出しもしくは書き込み処理を実行する。
装置制御部53は、図7に示すように、制御部530、メモリ531、判定部532を備え、ロード/スレッド制御部45、CM制御部46、リールモータ制御部49、リード/ライト回路部51、パネル部56の動作を制御する。また、装置制御部53は、ホストインタフェース制御部55を通じてホスト20と通信する。制御部530は、CM制御部46から制御情報(カートリッジ1から読み出された制御情報)を受信して該制御情報をメモリ531に記憶する。また、判定部532は、メモリ531に記憶された制御情報又はテープ媒体に記憶されるバックアップ情報が有効であるか判定する。そして、制御部530は、上記判定結果に基づいて、テープ媒体に記憶されるデータ又は制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する。
メモリ531に記憶された制御情報とテープ媒体に記憶されるバックアップ情報との間に不一致が生じる場合として、例えば、CMユニット12(図3を参照)が交換(カートリッジ交換)された場合が考えられる。
本発明の一実施形態によれば、制御部530が、テープ媒体から制御情報のバックアップ情報を読み出し、メモリ531から制御情報を読み出す。判定部532は、制御情報に含まれるアクセス制限情報を原本(基準情報)として、バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報と制御情報に含まれるアクセス制限情報とを比較する。該比較の結果、バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報と制御情報に含まれるアクセス制限情報とが一致しない場合、判定部532はバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報が有効でない(正しくない)と判断し、制御部530が、ホスト20に対してエラー通知を行う。そして、制御部530が、リード/ライト回路部51に対して指示して、制御情報に含まれるアクセス制限情報でテープ媒体に記憶されているバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報を書き換える。制御情報に含まれるアクセス制限情報を原本とするのは、図1を参照して前述したように、カートリッジ1は、入力されたアクセス制限情報の変更指示に従って、メモリ121内に記憶されているアクセス制限情報を変更することができるからである。
また、本発明の一実施形態によれば、制御部530が、テープ媒体から制御情報のバックアップ情報を読み出し、メモリ531から制御情報を読み出した後、判定部532が、バックアップ情報に含まれるカートリッジ1の識別情報を原本(基準情報)として、バックアップ情報に含まれる識別情報と制御情報に含まれる識別情報とを比較する。該比較の結果、バックアップ情報に含まれる識別情報と制御情報に含まれる識別情報とが一致しない場合、判定部532は制御情報に含まれる識別情報が有効でないと判断する。そして、制御部530が、リード/ライト回路部51に対して指示して、バックアップ情報に含まれる識別情報でカートリッジ1のメモリ121に記憶されている制御情報を書き換える。
電源部54は、装置制御部53に対して電源を供給する。ホストインタフェース制御部55は、ホスト20と装置制御部53との間での通信を媒介する。パネル部56は、オペレータの操作入力に従って、オペレータの操作情報を入力する。また、パネル部56は、ドライブ装置4内の情報(例えば、メモリ531内に記憶される制御情報)を表示する。
図8及び図9は、本実施形態のライブラリ装置の制御処理フローの一例を示す図である。まず、図8のステップS1において、ライブラリ装置2のアクセッサ部5が、カートリッジ1をドライブ装置4に投入する(ステップS1)。ドライブ装置4のCM制御部46が、カートリッジ1のメモリ121に記憶されている制御情報を読み出す(ステップS2)。ステップS2においては、更に、CM制御部46が、ドライブ装置4の装置制御部53に対して、読み出された制御情報を送信する。次に、ドライブ装置4の装置制御部53が、リード/ライト回路部51を通じてカートリッジ1のテープ媒体内のバックアップ情報の読み出し処理を実行し、テープ媒体にカートリッジ1の識別情報が記憶されているかを判断する(ステップS3)。装置制御部53が、テープ媒体に上記識別情報が記憶されていると判断した場合は、ステップ6に進む。装置制御部53が、テープ媒体に識別情報が記憶されていないと判断した場合は、装置制御部53(の制御部530)が、テープ媒体に識別情報が記憶されていないこと(すなわち、テープ媒体が新品であること)をホスト20に通知する(ステップS4)。装置制御部53は、ホスト20から識別情報の書き込み指示を受信して、識別情報をテープ媒体に書き込む(ステップS5)。ステップS5の処理によって、識別情報がバックアップ情報の一部としてテープ媒体に記憶される。
次に、装置制御部53が、上記ステップS2において読み出された制御情報に含まれる識別情報と、バックアップ情報に含まれる識別情報とが一致するかを判断する(ステップS6)。装置制御部53が、制御情報に含まれる識別情報とバックアップ情報に含まれる識別情報とが一致すると判断した場合は、図9のステップS9に進む。装置制御部53が、制御情報に含まれる識別情報とバックアップ情報に含まれる識別情報とが一致しないと判断した場合は、装置制御部53(の制御部530)が、ホスト20に対してエラー通知を行う(図8のステップS7)。そして、図9のステップS8において、装置制御部53が、バックアップ情報に含まれる識別情報で制御情報に含まれる識別情報を書き換える(ステップS8)。具体的には、装置制御部53が備える制御部530が、CM制御部46が備える制御部461に対して、バックアップ情報に含まれる識別情報でカートリッジ1内のメモリ121に記憶されている識別情報を書き換えるように指示する。制御部461が、通信部462を通じて、カートリッジ1内の制御部122に対して、識別情報の書き換え要求を送信して、バックアップ情報に含まれる識別情報でメモリ121に記憶されている識別情報を書き換えさせる。
次に、装置制御部53が、上記ステップS2において読み出された制御情報に含まれるアクセス制限情報と上記ステップS3において読み出されたバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報とが一致するかを判断する(ステップS9)。装置制御部53が、制御情報に含まれるアクセス制限情報とバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報とが一致すると判断した場合は、処理を終了する。装置制御部53が、制御情報に含まれるアクセス制限情報とバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報とが一致しないと判断した場合は、装置制御部53(の制御部530)が、ホスト20に対してエラー通知を行う(ステップS10)。そして、装置制御部53が、制御情報に含まれるアクセス制限情報でバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報を書き換える(ステップS11)。具体的には、装置制御部53が備える制御部530が、リード/ライト回路部51に対して指示して、制御情報に含まれるアクセス制限情報でカートリッジ1のテープ媒体に記憶されているアクセス制限情報を書き換えさせる。
図8及び図9を参照して前述したライブラリ装置の制御処理フローによれば、以下の効果を奏することができる。例えば、カートリッジ1のCMユニット12(図1を参照)が交換された場合を想定する。CMユニット12が交換されたカートリッジ1がドライブ装置に投入されると、装置制御部53が、バックアップ情報に含まれる識別情報と制御情報に含まれる識別情報とを比較して、両者が一致しない場合には、バックアップ情報に含まれる識別情報で制御情報に含まれる識別情報を書き換える(図8のステップS1、S6、図9のステップS8を参照)。従って、本ライブラリ装置の制御処理フローによれば、CMユニット12が交換された場合でも、バックアップ情報に含まれる識別情報を原本としてCMユニット12に記憶されている識別情報を書き換えることが可能となる。
また、装置制御部53は、バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報と制御情報に含まれるアクセス制限情報とを比較して、両者が一致しない場合には、制御情報に含まれるアクセス制限情報でバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報を書き換える(図9のステップS9、S11を参照)。従って、本ライブラリ装置の制御処理フローによれば、CMユニット12が交換された場合でも、制御情報に含まれるアクセス制限情報を原本としてバックアップ情報に含まれるアクセス制限情報を書き換えることが可能となる。
以上から把握できるように、本実施形態の特徴を述べると以下の通りである。
(付記1)データを記憶する第1の記憶部と制御情報を記憶する第2の記憶部とを備えたカートリッジであって、
前記制御情報を前記第2の記憶部から取得する制御情報取得部と、
前記取得された制御情報を表示する表示部とを備える
ことを特徴とするカートリッジ。
(付記2)付記1に記載のカートリッジにおいて、
前記制御情報が、前記カートリッジの識別情報と前記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む
ことを特徴とするカートリッジ。
(付記3)付記2に記載のカートリッジにおいて、
前記第1の記憶部に記憶されるデータが前記制御情報のバックアップ情報を含む
ことを特徴とするカートリッジ。
(付記4)付記2に記載のカートリッジが、更に、
外部からの信号を入力する入力部を備え、
前記入力部が、前記表示部への表示の有効指示又は無効指示を入力する
ことを特徴とするカートリッジ。
(付記5)付記4に記載のカートリッジにおいて、
前記入力部が、前記アクセス制限情報の変更指示を入力する
ことを特徴とするカートリッジ。
(付記6)データが記憶される第1の記憶部と制御情報が記憶される第2の記憶部とを備えたカートリッジを、前記制御情報に基づいて所定の位置に搬送する搬送部と、
前記カートリッジに対してアクセスを行うドライブ装置とを備えたライブラリ装置であって、
前記ドライブ装置が、
前記カートリッジの投入を検出する検出部と、
前記検出部によって検出されたカートリッジから前記制御情報を読み出す読み出し部と、
前記読み出された制御情報又は前記第1の記憶部に記憶されるデータに含まれる情報が有効であるか判定する判定部と、
前記判定結果に基づいて、前記第1の記憶部に記憶されるデータ又は前記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する制御部とを備える
ことを特徴とするライブラリ装置。
(付記7)付記6に記載のライブラリ装置において、
前記制御情報が、前記カートリッジの識別情報と前記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む
ことを特徴とするライブラリ装置。
(付記8)付記7に記載のライブラリ装置において、
前記第1の記憶部に記憶されるデータが前記制御情報のバックアップ情報を含み、
前記判定部は、前記第2の記憶部に記憶される制御情報と前記バックアップ情報とを比較して、該制御情報又は該バックアップ情報が有効であるか判定する
ことを特徴とするライブラリ装置。
(付記9)付記8に記載のライブラリ装置であって、
前記判定部が、前記制御情報に含まれるカートリッジの識別情報と前記バックアップ情報に含まれるカートリッジの識別情報とを比較し、該比較結果に基づいて、前記制御情報に含まれる識別情報が有効かを判定し、
前記制御部が、前記制御情報に含まれる識別情報が有効でないと判定された場合に、前記バックアップ情報に含まれる識別情報で前記制御情報に含まれる識別情報を書き換える
ことを特徴とするライブラリ装置。
(付記10)付記8に記載のライブラリ装置であって、
前記判定部が、前記制御情報に含まれるアクセス制限情報と前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報とを比較し、該比較結果に基づいて、前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報が有効かを判定し、
前記制御部が、前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報が有効でないと判定された場合に、前記制御情報に含まれるアクセス制限情報で前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報を書き換える
ことを特徴とするライブラリ装置。
(付記11)付記8に記載のライブラリ装置であって、
前記制御部が、前記判定部による判定結果が異常の場合に、前記ドライブ装置に接続される上位装置に対して通知を行う
ことを特徴とするライブラリ装置。
(付記12)データが記憶される第1の記憶部と制御情報が記憶される第2の記憶部とを備えたカートリッジを、前記制御情報に基づいて所定の位置に搬送する搬送部と、前記カートリッジに対してアクセスを行うドライブ装置とを備えたライブラリ装置の制御方法であって、
前記カートリッジの投入を検出する検出ステップと、
前記検出ステップによって検出されたカートリッジから前記制御情報を読み出す読み出しステップと、
前記読み出された制御情報又は前記第1の記憶部に記憶されるデータに含まれる情報が有効であるか判定する判定ステップと、
前記判定結果に基づいて、前記第1の記憶部に記憶されるデータ又は前記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する制御ステップとを有する
ことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記13)付記12に記載のライブラリ装置の制御方法において、
前記制御情報が、前記カートリッジの識別情報と前記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む
ことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記14)付記12に記載のライブラリ装置の制御方法において、
前記第1の記憶部に記憶されるデータが前記制御情報のバックアップ情報を含み、
前記判定ステップは、前記第2の記憶部に記憶される制御情報と前記バックアップ情報とを比較して、該制御情報又は該バックアップ情報が有効であるか判定する
ことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記15)付記14に記載のライブラリ装置の制御方法において、
前記判定ステップが、前記制御情報に含まれるカートリッジの識別情報と前記バックアップ情報に含まれるカートリッジの識別情報とを比較し、該比較結果に基づいて、前記制御情報に含まれる識別情報が有効かを判定し、
前記制御ステップが、前記制御情報に含まれる識別情報が有効でないと判定された場合に、前記バックアップ情報に含まれる識別情報で前記制御情報に含まれる識別情報を書き換える
ことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記16)付記14に記載のライブラリ装置の制御方法において、
前記判定ステップが、前記制御情報に含まれるアクセス制限情報と前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報とを比較し、該比較結果に基づいて、前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報が有効かを判定し、
前記制御ステップが、前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報が有効でないと判定された場合に、前記制御情報に含まれるアクセス制限情報で前記バックアップ情報に含まれるアクセス制限情報を書き換える
ことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記17)付記14に記載のライブラリ装置の制御方法において、
前記制御ステップが、前記判定ステップによる判定結果が異常の場合に、前記ドライブ装置に接続される上位装置に対して通知を行う
ことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
以上、説明したように、本カートリッジによれば、表示された制御情報(例えば、カートリッジの識別情報とアクセス制限情報)に基づいてカートリッジを管理することで、カートリッジにバーコードラベルを貼付して管理する必要がなくなる。
また、本カートリッジによれば、制御情報を記憶する記憶部とは異なる他の記憶部に該制御情報のバックアップ情報を記憶することが可能となる。また、本カートリッジによれば、外部からの信号に従って、制御情報を表示したり、非表示にしたりすることが可能となる。また、本カートリッジによれば、アクセス制限情報の変更指示を入力し、該アクセス制限情報を変更することが可能となる。
また、本ライブラリ装置及び本ライブラリ装置の制御方法によれば、カートリッジ内の第2の記憶部に記憶された制御情報に基づいて、カートリッジの搬送動作を行い、かつ、カートリッジ内の第1の記憶部に記憶されたデータに含まれる情報又は上記第2の記憶部に記憶される制御情報が有効であるかについての判定結果に基づいて、上記第1の記憶部に記憶されるデータ又は上記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御することが可能となる。
また、本ライブラリ装置によれば、制御情報に基づいてカートリッジを搬送することで、カートリッジにバーコードラベルを貼付し、該バーコードラベルを読み取り結果に基づいてカートリッジを搬送する必要がなくなる。
また、本ライブラリ装置によれば、制御情報とバックアップ情報との比較結果に基づいて該制御情報又は該バックアップ情報が有効であるか判定することが可能となる。
本実施形態のカートリッジの構成例を示す図である。 CMユニットの物理的構成の例を示す図である。 CMユニットの分離状態又は装着状態の例を示す図である。 制御情報の表示状態の遷移の一例を説明する図である。 本実施形態のライブラリ装置の構成例を示す図である。 カートリッジ把持部の構成例を示す図 ライブラリ装置が備えるドライブ装置の構成例である。 本実施形態のライブラリ装置の制御処理フローの一例を示す図である。 本実施形態のライブラリ装置の制御処理フローの一例を示す図である。 従来のカートリッジの例を示す図である。
符号の説明
1、30 カートリッジ
2 ライブラリ装置
3 カートリッジ収納部
4 ドライブ装置
5 アクセッサ部
6、55 ホストインタフェース制御部
7、53 装置制御部
8 アクセッサ制御部
9、56 パネル部
10、54、126 電源部
11 記憶媒体
12 CMユニット
20 ホスト
41 カートリッジロード機構部
42 検出センサ
43 スレッダモータ
44 ローダモータ
45 ロード/スレッド制御部
46、103 CM制御部
47 マシンリールモータ
48 ファイルリールモータ
49 リールモータ制御部
50 カートリッジ把持部
51 リード/ライト回路部
50−1 Y可動部
50−2 X可動部
50−3 Z可動部
52 リード/ライトヘッド
70、121、531 メモリ
101 カートリッジ検出センサ
102 カートリッジ把持用モータ
120 ボタン
122、201、461、530 制御部
123 入力部
124 表示部
125、202、462 通信部
300 バーコードラベル
301 ファイルプロテクトスイッチ
532 判定部

Claims (9)

  1. データを記憶する第1の記憶部と制御情報を記憶する第2の記憶部とを備えたカートリッジであって、
    前記制御情報を前記第2の記憶部から取得する制御情報取得部と、
    前記取得された制御情報を表示する表示部とを備える
    ことを特徴とするカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のカートリッジにおいて、
    前記制御情報が、前記カートリッジの識別情報と前記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む
    ことを特徴とするカートリッジ。
  3. 請求項2に記載のカートリッジにおいて、
    前記第1の記憶部に記憶されるデータが前記制御情報のバックアップ情報を含む
    ことを特徴とするカートリッジ。
  4. 請求項2に記載のカートリッジが、更に、
    外部からの信号を入力する入力部を備え、
    前記入力部が、前記表示部への表示の有効指示又は無効指示を入力する
    ことを特徴とするカートリッジ。
  5. 請求項4に記載のカートリッジにおいて、
    前記入力部が、前記アクセス制限情報の変更指示を入力する
    ことを特徴とするカートリッジ。
  6. データが記憶される第1の記憶部と制御情報が記憶される第2の記憶部とを備えたカートリッジを、前記制御情報に基づいて所定の位置に搬送する搬送部と、
    前記カートリッジに対してアクセスを行うドライブ装置とを備えたライブラリ装置であって、
    前記ドライブ装置が、
    前記カートリッジの投入を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出されたカートリッジから前記制御情報を読み出す読み出し部と、
    前記読み出された制御情報又は前記第1の記憶部に記憶されるデータに含まれる情報が有効であるか判定する判定部と、
    前記判定結果に基づいて、前記第1の記憶部に記憶されるデータ又は前記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する制御部とを備える
    ことを特徴とするライブラリ装置。
  7. 請求項6に記載のライブラリ装置において、
    前記制御情報が、前記カートリッジの識別情報と前記第1の記憶部に対するアクセス制限情報とを含む
    ことを特徴とするライブラリ装置。
  8. 請求項7に記載のライブラリ装置において、
    前記第1の記憶部に記憶されるデータが前記制御情報のバックアップ情報を含み、
    前記判定部は、前記第2の記憶部に記憶される制御情報と前記バックアップ情報とを比較して、該制御情報又は該バックアップ情報が有効であるか判定する
    ことを特徴とするライブラリ装置。
  9. データが記憶される第1の記憶部と制御情報が記憶される第2の記憶部とを備えたカートリッジを、前記制御情報に基づいて所定の位置に搬送する搬送部と、前記カートリッジに対してアクセスを行うドライブ装置とを備えたライブラリ装置の制御方法であって、
    前記カートリッジの投入を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出されたカートリッジから前記制御情報を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出された制御情報又は前記第1の記憶部に記憶されるデータに含まれる情報が有効であるか判定する判定ステップと、
    前記判定結果に基づいて、前記第1の記憶部に記憶されるデータ又は前記制御情報に対する読み出しもしくは書き込み処理を制御する制御ステップとを有する
    ことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
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