JP4089010B2 - チェンジャ装置およびチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法 - Google Patents

チェンジャ装置およびチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、収納された多数のテープカセットを自動的に交換して記録および/または再生を行うようにされると共に、クリーニングカセットの認識ならびに管理を行うようにされたチェンジャ装置およびチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルデータを磁気テープに記録/再生する磁気テープ装置であるテープストリーマドライブは、記録容量が膨大であるため、ハードディスク等のストレージデバイスに保存されたデータをバックアップするのに広く用いられている。また、テープストリーマドライブは、バックアップ用としてばかりでなく、動画データのような大きなファイルのデータを記録する場合にも好適である。
【0003】
このようなテープストリーマドライブとして、例えば、8ミリVTRのテープカセットと同様のテープカセットを利用し、回転ヘッドを用いて、ヘリカルスキャン方式で、ディジタルデータを磁気テープに記録/再生するようなものが実用化されている。
【0004】
このようなテープストリーマドライブでは、入出力インターフェイスとして、例えば、SCSI(Small Computer System Interface )インターフェイスが用いられる。記録時には、SCSIインターフェイスを介して、ホストコンピュータからデータが入力される。この入力データは、固定長のブロック単位に送られてくる。テープストリーマドライブで、この入力データが一旦バッファメモリに蓄えられる。バッファメモリに蓄えられたデータは、所定のグループ毎に記録/再生系に送られ、回転ヘッドにより磁気テープに記録される。再生時には、磁気テープのデータが回転ヘッドにより再生され、一旦、バッファメモリに蓄えられる。このバッファメモリからのデータは、SCSIインターフェイスを介して、ホストコンピュータに送られる。
【0005】
従来でも、このようなテープカセットを使用したカセットチェンジャが存在している。これは、複数台のテープストリーマドライブおよび多数のテープカセットを収納可能なラックを有し、例えばホストコンピュータからの要求により、これら多数のテープカセットの中から選択されたテープを自動的にドライブに装着しデータの再生や記録を行うものである。
【0006】
また、このカセットチェンジャには、外部に対してテープカセットの出し入れを行うためのスロットが設けられており、例えば新規のテープカセットをこのスロットに挿入することで、そのカセットは、カセットチェンジャ内の所定位置に自動的にセットされる。
【0007】
このようなデータライブラリでは、テープストリーマドライブにおいてテープカセットが頻繁に交換されて記録再生が行われると共に、長時間にわたり連続的に稼働されることが多い。そのため、テープストリーマドライブの定期的なメンテナンスが必要とされる。このメンテナンス方法の一つとして、クリーニングカセットによるテープストリーマドライブのヘッドのクリーニングがある。
【0008】
クリーニングカセットは、テープカセットにおいて、例えば磁気テープの代わりにクリーニングを行うための専用のテープが用いられたものである。このクリーニングカセットをテープストリーマドライブにセットして、通常の磁気テープによるテープカセットと同様に駆動する。そして、クリーニング用テープによってドライブのヘッドを研磨することによって、ヘッドの目詰まりなどを解消する。
【0009】
テープ上のクリーニングを行った部分は、ヘッド研磨により表面が荒れている。そのため、ヘッドを傷めるのを防止するために、このクリーニングカセットは、巻き戻して使用されない。例えば、クリーニングカセットの使用回数をカウントし、使用回数が所定値を上回ったらアラームなどを発してクリーニングカセットの交換を促す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この、クリーニングカセットを用いたメンテナンスは、従来では、クリーニングを行う周期を定めて、人手によって、クリーニングカセットがクリーニングを行うテープストリーマドライブにセットされ行われていた。
【0011】
従来でも、この人手による手間を省くために、上位アプリケーション、すなわち、外部からこのカセットチェンジャを制御して用いるようにしたアプリケーションによって、クリーニングカセットによるメンテナンスを自動的に行うようにする場合もあった。このような上位アプリケーションでは、例えばドライブを所定時間以上使用すると、自動的にクリーニングカセットを挿入する動作を行い、クリーニングが行われる。
【0012】
このような上位アプリケーションでは、クリーニングカセットのハンドリングがそれぞれ独自に決められていた。すなわち、上位アプリケーションによって、クリーニングカセットをどのように使用するかなどがまちまちであった。例えば、アプリケーションが決めた専用の棚にクリーニングカセットを挿入しておくことで、クリーニングカセットの認識を行い、メンテナンスを行っていた。
【0013】
この方法では、ユーザのミスによるメンテナンス上の事故を防ぐことができない。例えば、クリーニングカセットの専用棚に通常のテープカセットを入れたり、上位アプリケーションによって指定された棚を勘違いして別の棚にクリーニングカセットを入れてしまうという事故が防ぎきれない。すなわちこの方法では、上位アプリケーションの支援があっても、ユーザのミスによる事故が防ぎきれず、カセットチェンジャの故障などの原因となってしまうという問題点があった。
【0014】
別の方法では、アプリケーションで指定された識別票、例えばバーコードを予めクリーニングカセットに貼付しておき、このバーコードを読み取ることで、クリーニングカセットを棚から見つけ出してメンテナンスを行っていた。
【0015】
しかしながら、この方法では、ユーザが上位アプリケーションの管理外で、例えばカセットチェンジャのドアを開けてクリーニングカセットの交換を行ってしまっても、その旨認識できないという問題点があった。すなわち、新しいクリーニングカセットが入れられた後も、例えばクリーニングカセットの使用回数を計数しているカウンタにおいて、以前のカウント値に加算される。そのため、新しいクリーニングカセットを所定回数まで使い切る前に、例えばクリーニングカセットの交換を促すアラームが鳴ってしまうという問題点があった。
【0016】
さらに別の方法では、クリーニングカセットによるメンテナンスの制御を下位のカセットチェンジャ自身に任せるようにされたものもある。カセットチェンジャにおいて、例えば予め決められた専用棚にクリーニングカセットを入れておき、チェンジャ側のタイマなどにより、所定の時間にメンテナンスを行う。しかしながら、この方法でも、ユーザが専用棚にクリーニングカセットを入れる際に間違いが生じる可能性があるという問題点があった。
【0017】
ところで、周知のように、テープカセットにはコーディングホールと称される複数の穴によって、ある程度、テープカセットの種別を自動的に判別することができるようになっている。図7は、このテープカセットに設けられたコーディングホールの一例を示す。テープカセット200の裏面側201に、複数の穴からなるコーディングホール202が穿たれる。穴のそれぞれには、テープの種別やモードなどが対応される。例えば、そのテープに対応する内容を示す穴だけが穿たれ、その他の穴は塞がれる。そして、テープカセット装着時に、ピンなどを用いて、対応する穴が穿たれているかどうかを調べることによって、そのテープの種別やモードを知ることができる。
【0018】
しかしながら、このコーディングホールでテープカセットの種別を判別するためには、穴が穿たれているかどうかを調べるための装置に、そのカセットを一々装着しなければならないという問題点があった。すなわち、テープカセットが棚に収納されている状態では、コーディングホールによるテープ種別の判別を行うことができなかった。
【0019】
さらに、テープによっては、コーディングホールによって通常のテープカセットとクリーニングカセットとの区別を付けていないものも存在するという問題点があった。このようなクリーニングカセットを用いた場合、カセットチェンジャは、クリーニングカセットを識別することができない。
【0020】
したがって、この発明の目的は、より確実にクリーニングカセットによるメンテナンスを行うことができるチェンジャ装置およびチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決するために、収納された多数のテープカセットを自動的に交換して記録および/または再生を行うようなチェンジャ装置において、テープカセットのそれぞれからクリーニングカセットを識別する識別手段と、予め決められた位置から識別手段によるクリーニングカセットの識別を行い、予め決められた位置でクリーニングカセットが識別されない場合、予め決められた位置とは別の位置でクリーニングカセットの識別を行い、識別されたクリーニングカセットの位置情報を取得する位置情報取得手段と、クリーニングカセットの位置情報を記憶する位置記憶手段とを有し、位置情報取得手段により予め決められた位置でクリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を位置記憶手段により記憶して処理を終了し、予め決められた位置に何らかのテープカセットが収納されていないと判断された場合には、予め決められた位置にクリーニングカセットが存在しない旨を示すワーニングを出力し、クリーニングカセットが識別されるまで順次別の位置に移動してクリーニングカセットの識別を行い、該別の位置でクリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を位置記憶手段により記憶して処理を終了し、全ての別の位置でクリーニングカセットが識別されない場合には、クリーニングカセットが用意されていない旨を示すワーニングを出力するようにしたことを特徴とするチェンジャ装置である。
【0022】
また、この発明は、収納された多数のテープカセットを自動的に交換して記録および/または再生を行うようなチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法において、予め決められた位置からクリーニングカセットの識別を行い、該予め決められた位置でクリーニングカセットが識別されない場合、予め決められた位置とは別の位置でクリーニングカセットの識別を行う識別のステップと、識別のステップで識別されたクリーニングカセットの位置情報を取得する位置情報取得のステップと、クリーニングカセットの位置情報を記憶する位置記憶のステップとを有し、予め決められた位置でクリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を位置記憶のステップにより記憶して処理を終了し、予め決められた位置に何らかのテープカセットが収納されていないと判断された場合には、予め決められた位置にクリーニングカセットが存在しない旨を示すワーニングを出力し、クリーニングカセットが識別されるまで順次別の位置に移動してクリーニングカセットの識別を行い、該別の位置でクリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を位置記憶のステップにより記憶して処理を終了し、全ての別の位置でクリーニングカセットが識別されない場合には、クリーニングカセットが用意されていない旨を示すワーニングを出力するようにしたことを特徴とするチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法である。
【0023】
上述したように、この発明は、テープカセットのそれぞれを識別する識別手段によってクリーニングカセットが識別され、識別されたクリーニングカセットの位置情報が取得され記憶されるため、装置で独自にクリーニングカセットの管理を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明を適用することができるチェンジャ装置100の一例の外観を示す。このチェンジャ装置100は、例えば数100本のテープカセットを収納可能なビン101と、テープカセットの記録/再生を行うための複数台のテープストリーマドライブ102を有する。なお、ビン101は、さらに多数を用意することもできる。
【0025】
ビン101には、多数の棚が設けられ、棚のそれぞれにテープカセットが収納される。ビン101に収納されるテープカセットのぞれぞれは、互いに識別可能なようにされる。例えば、テープカセットのそれぞれに対して、ユニークなタイトルを付して、そのタイトルをバーコード化して印刷し、テープカセットの所定位置に貼付する。この方法に限らず、例えばテープカセットに各々不揮発性のメモリを内蔵させ、このメモリにタイトルを記憶させておくようにもできる。
【0026】
テープストリーマドライブ102は、回転するドラムに取り付けられたヘッドによって、テープカセットに収納された磁気テープに対して斜めにトラックを形成する、ヘリカルスキャン方式のものが用いられる。テープストリーマ102におけるデータの入出力は、例えばSCSIによってなされる。
【0027】
ビン101に収納されたテープカセットは、上下左右に可動とされたエレベータ103に取り付けられたハンド機構104によって取り出され、エレベータ103によって所定の位置まで移動される。なお、ドア105は、後述するドアセンサSWによって、開閉状態を検知される。
【0028】
このチェンジャ装置100の全体は、CPUユニット106により制御される。このCPUユニット106の詳細は、後述する。CPUユニット106には、外部のコンピュータなどと接続し通信を行うためのインターフェイスが設けられており、このインターフェイスならびにCPUユニット106を通じて、外部のホストコンピュータからこのチェンジャ装置100を制御することができる。なお、電源ユニット107は、このチェンジャ装置100の各部に、それぞれ所定の電源を供給するものである。
【0029】
図2は、エレベータ103をより詳細に示す。なお、この図2では、ハンド機構104が省略されている。エレベータ103は、例えば中央部にスリット110が設けられる。そして、図2で点線で示されるように、エレベータ103に設けられたスリット110の所定位置に、バーコードリーダ111が取り付けられる。バーコードリーダ111の取り付け位置は、例えば図示されないハンド機構104にテープカセットが保持された状態で、テープカセットの所定位置に記されたバーコードが読み取り可能な位置とされる。必要に応じて、鏡などを用いてバーコードリーダ111の取り付け位置を調整する。
【0030】
バーコードリーダ111は、ケーブル112でCPUユニット106に接続され、バーコードリーダ111で読み取られた読み取り信号がCPUユニット106に送られる。
【0031】
なお、チェンジャ装置100には、テープカセットの出し入れを自動的に行うための、図示されないスロットが設けられている。外部からこのスロットにテープカセットを挿入することで、テープカセットを自動的にビン101に収納することができるようにされている。また、所定の操作で、ビン101に収納されたテープカセットを、このスロットから排出することができる。
【0032】
図3は、上述のCPUユニット106の構成の一例を示す。バス1に対して、CPU2,ROM3,およびRAM4が接続される。ROM3は、例えばCPU2のためのプログラムデータなどが予め記憶され、RAM4は、例えばCPU2のワークメモリとして使用される。また、CPU2に対して、メモリ7が接続される。このメモリ7は、例えば図示されないバッテリによって常にバックアップされ、データが不揮発性とされている。このメモリ7には、例えばビン101に収納されたテープカセットの位置やタイトルなどが記憶される。
【0033】
バス1に対して、バッファ5およびEMCフィルタ10とを介して、表示部12およびPIO(Parallel I/O)11とが接続される。PIO11には、LED表示部13Aおよびスイッチ部13Bとが接続される。なお、EMCフィルタは、電磁妨害などを除去するためのフィルタで、それぞれ独立した複数経路分が含まれる。
【0034】
表示部12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、表示を制御する表示制御部が含まれる。表示部12では、CPU2から供給された表示命令に基づく表示が行われる。LED表示部13Aは、例えばチェンジャ装置100の各種状態表示を行う複数のLED(Light Emitting Diode)が設けられ、CPU2からの信号に基づき各々のLEDの表示が制御される。また、スイッチ部13Bには、チェンジャ装置100の各部の操作を行うための種々のスイッチが設けられ、操作に基づく信号がCPU2に供給される。
【0035】
また、バッファ5は、EMCフィルタ10を介して、バーコードリーダ20に接続される。このバーコードリーダ20は、上述のバーコードリーダ111に対応するものである。バーコードリーダ20から出力された読み取り信号は、EMCフィルタ10およびバッファ5を介してバス1に供給され、バス1からCPU2に供給される。
【0036】
バス1に対して、チェンジャ装置100の各所に設けられたセンサとのインターフェイスを司るセンサI/F6が接続される。センサI/F6は、EMCフィルタ10を介して、チェンジャ装置100のドア105の開閉状態を検知するドアSWセンサ21に接続される。ドアSWセンサ21は、例えばドア105の蝶番部に設けられたマイクロスイッチからなる。ドアSWセンサ21による検知結果は、EMCフィルタ10およびセンサI/F6を介してバス1に供給され、バス1からCPU2に供給される。
【0037】
また、センサI/Fは、EMCフィルタ10を介してセンサ部22に接続される。この図3では、センサ部22は、チェンジャ装置100における各部のセンサを代表しており、例えばエレベータ103の位置決めセンサやハンド機構104のセンサなどを含む。センサ部22に含まれるそれぞれのセンサの検知結果は、EMCフィルタ10およびセンサI/F6を介してバス1に供給され、バス1からCPU2に供給される。
【0038】
バス1に対して、PIO30を介してモータドライバ31が接続される。モータドライバ31は、EMCフィルタ10を介してモータ部23に接続される。この図3では、モータ部23は、チェンジャ装置100における各部のモータを代表しており、例えばエレベータ103を移動させるためのモータを含む。
【0039】
このCPUユニット106は、種々のインターフェイスを用いて外部と通信を行うことができる。バス1に接続されたSIO(Serial I/O)32およびドライバ33によって、端子34を介してRS−232Cによる通信を行うことができる。RS−232Cによる通信は、バス1に接続されたメモリ38およびサブCPU39ならびにドライバ40によっても行うことができる。
【0040】
また、バス1に接続されたSCSIコントローラ35およびSCSIドライバ36によって、端子37を介してSCSIによる通信を行うことができる。例えばホストコンピュータのSCSI端子と、このSCSIによる端子37とが接続され、チェンジャ100とホストコンピュータとの間で通信が行われる。
【0041】
なお、テープストリーマドライブ102とこのCPUユニット106とは、端子43で互いに接続され、ドライブ102とCPU2との間で通信を行うようにされている。
【0042】
チェンジャ装置100は、図4に示されるように、例えばホストコンピュータ150と接続される。ホストコンピュータ150とCPUユニット106とが例えば端子37を介してSCSIによって接続されコマンドがやり取りされる。それと共に、ホストコンピュータ150とテープストリーマドライブ102とがSCSIで接続され、データがやり取りされる。チェンジャ装置100は、ホストコンピュータ150に搭載された、より上位のアプリケーション151によって制御され、使用される。
【0043】
例えば、アプリケーション151からチェンジャ装置100(CPUユニット106)に対して、所定のテープカセットのデータを再生する指示がSCSIを介して送られる。この指示に基づき、CPUユニット106で所定のテープが選択され、でテープカセットに貼付されたバーコード160がバーコードリーダ111(20)スキャンされ読み取られる。これによりテープのタイトルが確認され、そのテープカセットがテープストリーマドライブ102にセットされ、データが再生される。再生されたデータは、SCSIを介してホストコンピュータ150に転送される。
【0044】
チェンジャ装置100において、テープストリーマドライブ102のヘッドをメンテナンスするために、クリーニングカセットが用いられる。クリーニングカセットは、通常の磁気テープによるテープカセットと同様に、ビン101に収納され、用いられる。
【0045】
上述したように、ビン101に収納されるテープカセットのそれぞれには、例えばバーコードが貼付され、互いに識別可能なようにされる。そこで、この実施の一形態においては、クリーニングカセットに対して予め決められたタイトルを付し、このタイトルをバーコード化して、クリーニングカセットに対して貼付する。タイトルは、クリーニングカセットと、他の通常のテープカセットとを容易に識別可能なものがより好ましい。例えば「CleaNingTaPe」といったような、通常使用されないと思われる文字列を使用する。
【0046】
クリーニングカセットをこのように用意しておき、チェンジャ装置100において、例えばドア105が閉じられたときに、ビン101に収納されたテープカセットのバーコード160を読みにいく。そして、テープカセットを順次チェックして、クリーニングカセットの収納されている棚を探し、見つかれば、その棚をクリーニングカセット専用の棚とするように登録する。
【0047】
以下に、この登録の際の処理について説明する。先ず、チェンジャ装置100において、クリーニングカセットを1本だけ用いる際の処理について説明する。図5は、この処理の一例のフローチャートを示す。先ず、ビン101において、クリーニングカセットを収納する棚を予め設定し、クリーニングカセット棚のデフォルト位置として、例えばメモリ7に記憶される。なお、これに限らず、例えば、前回の処理でクリーニングカセットが収納されていた棚の位置情報を記憶しておき、記憶されたこの棚をクリーニングカセット棚としてもよい。
【0048】
最初のステップS10で、ドア105が閉じられたことが検知されると、処理は次のステップS11に移行し、ビン101における、クリーニングカセット棚のテープカセットのバーコード160が読み取られる。すなわち、ステップS11では、指定された位置にエレベータ103が移動され、ハンド機構104によりその棚のテープカセットが保持され、バーコードリーダ111でそのテープカセットに貼付されたバーコード160が読み取られる。読み取られた情報は、CPU2に送られる。以下、テープカセットのバーコード160は、同様の手順で読み取られる。
【0049】
次のステップS12では、ステップS11でバーコード160を読みに行った棚に、何らかのテープカセットが収納されているかどうかが判断される。若し、その棚にテープカセットが存在しなければ、ステップS13で、クリーニングカセットがその棚に存在していない旨のワーニングが出される。そして、処理はステップS16に移行し、他の棚、例えば隣の棚のテープカセットのバーコード160を読み取る。
【0050】
ワーニングは、例えば表示部12やLED表示部13Aで所定の表示が行われることでなされる。また、これに限らず、図示されないブザーやスピーカなどを用いて、音声によってワーニングを出してもよい。
【0051】
一方、ステップS12で、何らかのテープカセットがその棚に存在するとされたら、処理はステップS14に移行し、読み取られたバーコード情報に基づき、タイトルがクリーニングカセットを示す値、この例では、「CleaNingTaPe」であるかどうかが調べられる。若し、タイトルがクリーニングカセットを示す値であるとされれば、次のステップS15で、その棚がクリーニングカセット棚としてシステムに登録され、一連の処理が終了される。
【0052】
一方、ステップS14で、読み取られたバーコード情報に基づき、テープカセットのタイトルがクリーニングカセットを示す値でなければ、処理はステップS16に移行する。そして、他の棚、例えば隣の棚に移動して、その棚に収納されているテープカセットのバーコード160を読み取る処理を行う。
【0053】
ステップS17で、ビン101の全ての棚について、収納されているテープカセットのバーコードを読み取ったかどうかが判断される。若し、未だ読み取っていない棚があるとされれば、ステップS18で例えばエレベータ103が他の棚に移動され、処理がステップS12に戻される。そして、その棚に収納されているテープカセットのバーコード160の読み取り処理が行われる。
【0054】
一方、ステップS17で、既にビン101の全ての棚について調べ終わったとされれば、処理はステップS19に移行する。そして、チェンジャ装置100において、クリーニングカセットが用意されていないというワーニングが出され、一連の処理が終了される。
【0055】
チェンジャ装置100において、複数のクリーニングカセットを用いることも考えられる。図6は、複数のクリーニングカセットを用いた場合の、クリーニングカセット専用棚の登録処理の一例を示すフローチャートである。複数のクリーニングカセットを用いる場合には、それがクリーニングカセットであることが容易に認識できると共に、複数のクリーニングカセットのそれぞれを互いに区別できるようなタイトルが用いられる。例えば、クリーニングカセットを示すタイトル「CleaNingTaPe」の後ろに数字を付加し、「CleaNingTaPe1」,「CleaNingTaPe2」,「CleaNingTaPe3」,・・・をそれぞれのクリーニングカセットのタイトルとする。
【0056】
先ず、最初のステップS30で、ドア105が閉じられたことが検知されると、処理は次のステップS31に移行し、ビン101においてクリーニングカセット棚とされた棚のテープカセットのバーコード160が読み取られる。
【0057】
この場合、クリーニングカセット棚が複数存在することになるが、上述のクリーニングカセットを1本だけ用いる例と同様に、クリーニングカセット棚の位置は、デフォルト位置として予め設定され、メモリ7にそれぞれ記憶される。また、これに限らず、前回この処理を行ったときにクリーニングカセットが存在していたそれぞれの棚をクリーニングカセット棚としてもよい。
【0058】
次のステップS32では、ステップS31でバーコード160を読みに行った棚に、何らかのテープカセットが収納されているかどうかが判断される。若し、その棚にテープカセットが存在しなければ、ステップS33で、クリーニングカセットが所定の棚に存在していない旨のワーニングが出される。ワーニングは、例えば表示部12やLED表示部13Aに対する所定の表示でなされる。そして、処理はステップS36に移行し、クリーニングカセット棚とされた次の棚のテープカセットのバーコード160の読み取り処理が行われる。
【0059】
一方、ステップS32で、何らかのテープカセットがその棚に存在するとされたら、処理はステップS34に移行し、読み取られたバーコード情報に基づき、タイトルがクリーニングカセットを示す値、この例では、「CleaNingTaPe*」であるかどうかが調べられる。なお、「*」は、クリーニングカセット同士を区別するために設けられた任意の数字とする。
【0060】
若し、ステップS34で、タイトルがクリーニングカセットを示す値であるとされれば、次のステップS35で、その棚がクリーニングカセット棚としてシステムに登録される。例えば、棚の位置情報をメモリ7に記憶させることによって、クリーニングカセット棚が登録される。このように登録が行われると、処理はステップS36に移行する。ステップS36では、クリーニングカセット棚として設定されている次の棚のテープカセットのバーコード160の読み取りが行われる。
【0061】
一方、ステップS34で、読み取られたバーコード情報に基づき、テープカセットのタイトルがクリーニングカセットを示す値でなければ、処理はステップS33に移行して、クリーニングカセットが所定の棚に存在しない旨ワーニングが出され、ステップS36で、クリーニングカセット棚として設定されている次の棚のテープカセットのバーコード160の読み取りが行われる。
【0062】
ステップS36に続くステップS37で、ビン101においてクリーニングカセット棚とされている全ての棚についてテープカセットのバーコード160を読み取ったかどうかが判断される。そして、若し、未だ読み取っていない棚があるとされれば、処理はステップS32に戻され、全てのクリーニングカセット棚について、テープカセットのバーコード160を読み取る処理が行われる。
【0063】
一方、ステップS37で、既にビン101において、クリーニングカセット棚として設定された全ての棚について調べ終わったとされれば、処理はステップS38に移行する。ステップS38では、クリーニングカセット棚とされていない他の棚について、収納されたテープカセットのバーコード160を読み取ったかどうかが判断される。若し、他の棚について、全て調べ終えていなければ、他の棚へ移動してのバーコード読み取り処理が行われる(ステップS39)。すなわち、処理がステップS32へ戻され、全ての他の棚について、テープカセットのバーコード160を読み取る処理が行われる。
【0064】
一方、ステップS38で、他の棚のテープカセットのバーコード160を全て調べ終えたとされれば、処理はステップS40に移行する。ステップS40では、クリーニングカセット棚および他の棚、すなわち、ビン101の全ての棚のうち、クリーニングカセットが収納された棚があったかどうかが判断される。
【0065】
若し、ステップS40で、ビン101の全ての棚のうち、クリーニングカセットが収納された棚があったとされれば、処理はステップS41に移行する。ステップS41では、クリーニングカセットが収納されている棚が全て表示部12あるいはLED表示部13Aに表示されると共に、棚の位置情報が例えばメモリ7に記憶される。これにより、クリーニングカセット棚がシステムに登録される。
【0066】
一方、ステップS40で、クリーニングカセットがビン101のどの棚にも無いとされれば、処理はステップS42に移行する。ステップS42では、チェンジャ装置100にクリーニングカセットが用意されていなかった旨ワーニングが出され、一連の処理が終了される。
【0067】
なお、上述では、図4のステップS10および図5のステップS30のように、ドア105が閉じられることによって処理が開始されているが、これはこの例に限られない。例えば、チェンジャ装置100の電源を投入すると共に、自動的に処理を開始してクリーニングカセット棚の登録を行うようにしてもよい。また、チェンジャ装置100に設けられたスイッチ部13Bの操作や、ホストとして接続された外部コンピュータからのコマンドによって処理を開始するようにもできる。勿論、これらの方法を併用することも可能である。
【0068】
また、上述では、ビン101に既に収納されているテープカセットについて、バーコード160の読み取り処理を行っているが、これはこの例に限られない。例えば、図示されないテープカセット挿入口より挿入され、ビン101に新たに収納されるテープカセットについて、バーコード読み取り処理を行うようにすると、より好ましい。バーコード160の読み取り結果に基づき、クリーニングカセットであるとされれば、そのテープカセットが収納される棚がクリーニングカセット棚として登録される。
【0069】
さらに、上述では、テープカセットに所定のタイトルをバーコード化して貼付して、そのバーコード160を読み取ることでクリーニングカセットの判別を行っていたが、これは一例であって、これに限定されない。例えば、テープカセットに設けられたコーディングホールを判別手段として用いてもよい。また、テープカセットに不揮発性メモリを内蔵させ、この不揮発性メモリに記憶された、そのテープカセットの判別情報を用いることもできる。
【0070】
テープカセットに不揮発性メモリを内蔵させる場合、その不揮発性メモリに、そのテープカセットの使用回数のカウンタを組み込むことができる。そして、例えば上述の処理で、図4においてはステップS14、図5においてはステップS34で、このカウンタの値を読み取る。読み取られたカウント値によって、そのクリーニングカセットが使い切られたクリーニングカセットであるか、あるいは、後何回使用できるかなどを検出する。この検出結果に基づき、チェンジャ装置100においてワーニングなどの表示を行うことが可能となる。勿論、検出結果に基づく表示を、チェンジャ装置100接続されホストコンピュータ150に対して行うこともできる。
【0071】
クリーニングカセットの使用回数のカウントは、バーコード160によってクリーニングカセットを識別する場合にも適用することが可能である。この場合には、チェンジャ装置100内部の、メモリ7にカウント値が記憶される。
【0072】
この実施の一形態では、チェンジャ装置100自身によって、クリーニングカセットが収納される棚が常に把握される。そのため、チェンジャ装置100に接続されたホストコンピュータ150に対して、クリーニングカセットが収納された棚を隠すことが容易に実現できる。例えば、クリーニングカセット棚に収納されているテープカセットに対して、外部からのアクセスを禁止する。これにより、アプリケーション151の指示でクリーニングカセットが使用されることが防止される。
【0073】
なお、チェンジャ装置100において、ドア105が閉じられた後、あるいは、電源投入時に、ビン101の全てのテープカセットのバーコード106を読みにいくようにシーケンスが設定されている場合がある。読み取られたバーコード情報は、例えばチェンジャ装置100のメモリ7に記憶される。その場合、上述の図5および図6を用いて説明した処理のように、一々バーコードを読みにいくことをせずに、メモリ7に記憶されているバーコード情報に基づき、クリーニングカセットとして予め決められたタイトルのテープカセットが存在するかどうかを検索し、クリーニングカセット棚の登録を行うことができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、チェンジャ装置において、クリーニングカセットが収納されているかどうか、また、クリーニングカセットの収納位置を、自動的に漏れなく知ることができる。そのため、この発明によるチェンジャ装置のユーザは、クリーニングカセット専用の棚を意識すること無くクリーニングカセットを棚に装填することができるという効果がある。またそのため、棚やカセットを間違えて装填してしまうミスを防ぐことができるという効果がある。
【0075】
また、この発明では、チェンジャ装置に既に装備されているバーコードリーダを用いてクリーニングカセットの判別を行っているため、新たな認識装置や認識タグなどを用いる必要がないという効果がある。
【0076】
さらに、この発明では、クリーニングカセットが収納されている棚の位置が検出されるため、例えばホストコンピュータのアプリケーション側にクリーニングカセットの位置を認識させることができると共に、チェンジャ装置側においてクリーニングカセットが収納された棚を、アプリケーション側から使用不可とすることができるため、アプリケーションによってクリーニングカセット用の棚に通常のテープカセットが誤って挿入されることを防止することができる効果がある。
【0077】
さらにまた、クリーニングカセットを認識するために、バーコードの代わりにカセットに内蔵される不揮発性メモリを用いることで、クリーニングカセットの使用回数のカウンタを設けることができ、使用回数のカウント値に基づき、使い切られたクリーニングカセットの認識や、残使用回数などがチェンジャ装置自身が知ることができると共に、さらに誤挿入を減らすことが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できるチェンジャ装置の一例の外観を示す略線図である。
【図2】エレベータをより詳細に示す略線図である。
【図3】CPUユニットの構成の一例を示すブロック図である。
【図4】チェンジャ装置の使用形態の一例を示す略線図である。
【図5】クリーニングカセット棚登録の処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】クリーニングカセット棚登録の処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】コーディングホールの一例を示す略線図である。
【符号の説明】
2・・・CPU、7・・・メモリ、12・・・表示部、13A・・・LED表示部、20,111・・・バーコードリーダ、21・・・ドアSWセンサ、35・・・SCSIコントローラ、36・・・SCSIドライバ、100・・・チェンジャ装置、101・・・ビン、103・・・エレベータ、104・・・ハンド、105・・・ドア、106・・・CPUユニット、150・・・ホストコンピュータ、151・・・アプリケーション、160・・・バーコード

Claims (7)

  1. 収納された多数のテープカセットを自動的に交換して記録および/または再生を行うようなチェンジャ装置において、
    上記テープカセットのそれぞれからクリーニングカセットを識別する識別手段と、
    予め決められた位置から上記識別手段によるクリーニングカセットの識別を行い、上記予め決められた位置で上記クリーニングカセットが識別されない場合、上記予め決められた位置とは別の位置で上記クリーニングカセットの識別を行い、識別された上記クリーニングカセットの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    上記クリーニングカセットの位置情報を記憶する位置記憶手段と
    を有し、
    上記位置情報取得手段により上記予め決められた位置で上記クリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を上記位置記憶手段により記憶して処理を終了し、
    上記予め決められた位置に何らかのテープカセットが収納されていないと判断された場合には、上記予め決められた位置に上記クリーニングカセットが存在しない旨を示すワーニングを出力し、上記クリーニングカセットが識別されるまで順次上記別の位置に移動して上記クリーニングカセットの識別を行い、
    該別の位置で上記クリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を上記位置記憶手段により記憶して処理を終了し、全ての上記別の位置で上記クリーニングカセットが識別されない場合には、上記クリーニングカセットが用意されていない旨を示すワーニングを出力するようにした
    ことを特徴とするチェンジャ装置。
  2. 請求項1に記載のチェンジャ装置において、
    前面を開放するためのドアの開閉を検知する開閉検知手段をさらに有し、
    上記位置情報取得手段による位置情報の取得は、上記開閉検知手段による検知結果に基づき、上記ドアが閉じられたときに実行されることを特徴とするチェンジャ装置。
  3. 請求項1に記載のチェンジャ装置において、
    上記位置情報取得手段による位置情報の取得は、電源が投入された際に実行されることを特徴とするチェンジャ装置。
  4. 請求項1に記載のチェンジャ装置において、
    上記位置情報取得手段による位置情報の取得は、外部から上記テープカセットが挿入された際に実行されることを特徴とするチェンジャ装置。
  5. 請求項1に記載のチェンジャ装置において、
    上記識別手段によって上記クリーニングカセットとして識別されたカセットの使用回数をカウントし、カウントされた該使用回数を上記位置情報記憶手段に記憶するようにされ、
    上記位置情報記憶手段に記憶される上記使用回数に基づきワーニングを出力するようにした
    ことを特徴とするチェンジャ装置。
  6. 請求項1に記載のチェンジャ装置において、
    上記クリーニングカセットに内蔵される記憶手段に記憶される該クリーニングカセットの使用回数を検出し、検出された上記使用回数に基づきワーニングを出力するようにした
    ことを特徴とするチェンジャ装置。
  7. 収納された多数のテープカセットを自動的に交換して記録および/または再生を行うようなチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法において、
    予め決められた位置からクリーニングカセットの識別を行い、該予め決められた位置で上記クリーニングカセットが識別されない場合、上記予め決められた位置とは別の位置で上記クリーニングカセットの識別を行う識別のステップと、
    上記識別のステップで識別された上記クリーニングカセットの位置情報を取得する位置情報取得のステップと、
    上記クリーニングカセットの位置情報を記憶する位置記憶のステップと
    を有し、
    上記予め決められた位置で上記クリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を上記位置記憶のステップにより記憶して処理を終了し、
    上記予め決められた位置に何らかのテープカセットが収納されていないと判断された場合には、上記予め決められた位置に上記クリーニングカセットが存在しない旨を示すワーニングを出力し、上記クリーニングカセットが識別されるまで順次上記別の位置に移動して上記クリーニングカセットの識別を行い、
    該別の位置で上記クリーニングカセットが識別された場合、識別された該クリーニングカセットの位置情報を上記位置記憶のステップにより記憶して処理を終了し、全ての上記別の位置で上記クリーニングカセットが識別されない場合には、上記クリーニングカセットが用意されていない旨を示すワーニングを出力するようにした
    ことを特徴とするチェンジャ装置でのクリーニングカセット管理方法。
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