JP2007200481A - 情報記録装置および情報記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ディスク内の各コンテンツの識別情報および利用制御情報を、その光ディスク上のICチップから読み出し、それらのコンテンツ名と利用制御情報とを一覧表示させる(S501)。コンテンツの選択入力を受けると(S502)、ICチップとの相互認証処理を実行し(S503)、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する鍵情報をICチップから読み出し(S504)、その鍵情報を用いて、光ディスクから読み出したコンテンツを復号し(S507)、復号されたコンテンツをHDDに記録する(S509)。さらに、ICチップとの相互認証処理を実行し、正しき認証された場合に、ICチップ内の対応する利用制御情報を更新する。
【選択図】図11
Description
図1は、本発明を適用可能な第1のシステム構成例を示す図である。
図2のシステムでは、デジタル放送チューナが搭載されたセットトップボックス(STB)5を設け、STB5で受信したビデオコンテンツをビデオレコーダ1aにおいて録画するようにしている。この場合、STB5とビデオレコーダ1aとの間は、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394などのデジタルI/F(インタフェース)を介して接続される。このデジタルI/Fでは、接続されたデバイス間の認証や伝送データの暗号化などが行われることが望ましい。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るビデオレコーダのハードウェア構成を示すブロック図である。
図5に示すように、ICチップ11は、通信回路13、不揮発性メモリ14、暗号コア15、シーケンサ16、およびレジスタ・I/F17を具備している。また、通信回路13にはアンテナ12が接続されている。
〔ステップS101〕ビデオレコーダ1において、記録再生制御部81から相互認証処理が要求されると、暗号処理回路102の認証処理部23は、ICチップ11に対して、相互認証処理を開始するためのコマンド“Get_challenge”を送信する。
〔ステップS103〕乱数Raを受け取った認証処理部23は、乱数(Rbとする)を生成する。また、このとき一時的な数値として“text1”も生成する。
〔ステップS106〕ICチップ11は、取り出した乱数と、ステップS102で生成した乱数とを比較する。
〔ステップS108〕ステップS106で、乱数が一致した場合には、ICチップ11側が、認証処理部23を正しく認証したと判定する。
〔ステップS111〕取り出した乱数と、ステップS103で生成した乱数とを比較する。
〔ステップS113〕ステップS111で、乱数が一致した場合には、認証処理部23側が、ICチップ11を正しく認証したと判定する。これにより、相互認証が正しく終了する。
図7のように、光ディスク10のデータ領域に、1つ以上のコンテンツのデータファイル(コンテンツファイル)が記録された場合、この光ディスク10のICチップ11には、データ領域に記録された各コンテンツファイルに対応する識別情報(例えばファイル名)と、それぞれに対応する鍵情報(復号鍵)および利用制御情報が記録される。さらに、相互認証処理に必要な情報として、認証鍵Kcも記録される。
なお、この図7ではRWディスクの場合について説明したが、本実施の形態では、ROディスクで提供されたコンテンツについても、ムーブさせることが可能である。その場合、ROディスク上のICチップ11には、上記と同様の識別情報、鍵情報、利用制御情報、および認証鍵情報が記録されるが、これらのうち、識別情報および鍵情報は書き換え不可能とされる。
〔ステップS211〕記録再生制御部81は、利用制御情報を生成して、上記の識別情報および鍵情報に対応付けてICチップ11に書き込む。この利用制御情報は、例えば放送波によりコンテンツとともに伝送されたコピー制御情報や、放送受信に際する条件や規約などに応じて生成される。例えば、記録されるコンテンツが1回のコピーのみ許可する“コピーワンス”とされている場合、利用制御情報として、再生動作と、1回のムーブとが可能であることを示す情報が書き込まれる。
次に、放送コンテンツを一旦HDD112に記録した後、光ディスク10にムーブする場合について説明する。デジタルTVチューナ101により受信されたコンテンツをHDD112に記録する場合、記録再生制御部81の制御により、デジタルTVチューナ101から出力されたコンテンツのデータが暗号処理部21により暗号化された後、HDD112に順次記録される。このとき鍵情報は、例えば乱数やHDD112のデバイスIDなどを用いて生成され、EEPROM111などに記録される。コンテンツを記録したHDD112と別の記録媒体に鍵情報を記録しておくことで、HDD112内のデータがビットバイビットでコピーされたり、あるいはHDD112が取り外された場合などでも、コンテンツの不正利用を防止できる。また、記録したコンテンツに対応する利用制御情報(ライセンス情報など)は、例えば、鍵情報とともにEEPROM111などに記録しておくか、あるいは、鍵情報により暗号化した状態でHDD112に記録しておく。
〔ステップS307〜S311〕これらのステップでは、図8のステップS207〜S211と同様の処理が実行される。すなわち、光ディスク10が排出されて、その光ディスク10をICチップR/W3にかざすように案内する案内画面が表示され(ステップS307)、ユーザが、光ディスクドライブ113から取り出した光ディスク10をICチップR/W3にかざすと、認証処理部23と光ディスク10上のICチップ11との間で相互認証処理が実行される(ステップS308)。この相互認証処理が正しく実行された場合には、ICチップ11に対して、コンテンツの識別情報(ステップS309)、鍵情報(ステップS310)、および利用制御情報(ステップS311)が書き込まれる。
〔ステップS312〕ICチップ11への情報記録が終了すると、記録再生制御部81は、HDD112内の元のコンテンツを無効化し、これにより光ディスク10へのムーブが完了する。
〔ステップS406〕ユーザは、案内画面に従って、光ディスク10を光ディスクドライブ113にセットし、ローディングさせる。記録再生制御部81は、光ディスクドライブ113に対して、光ディスク10のデータ領域から、選択されたコンテンツファイルの読み出しを実行させる。
〔ステップS409〕ステップS401で読み出した利用制御情報に、再生したコンテンツに対応する再生回数の制限など、利用に関する制限情報が含まれていた場合には、記録再生制御部81は、光ディスク10を再びICチップR/W3にかざすようにユーザに案内するための案内画面を、ディスプレイ2に表示させる。
〔ステップS506〕ユーザは、案内画面に従って、光ディスク10を光ディスクドライブ113にセットし、ローディングさせる。記録再生制御部81は、光ディスクドライブ113に対して、光ディスク10のデータ領域から、選択されたコンテンツファイルの読み出しを実行させる。
〔ステップS510〕記録再生制御部81は、光ディスクドライブ113に光ディスク10を排出させるとともに、光ディスク10をICチップR/W3に再びかざすようにユーザに案内するための案内画面を生成し、ディスプレイ2に表示させる。
図13は、ICチップ11から読み出したコンテンツの識別情報および利用制御情報に基づく一覧表示画面の一例を示している。ここでは例として、コンテンツを選択して再生およびHDD112へのムーブのいずれかを実行できるようになっており、図10のステップS401および図11のステップS501の両方で共通に表示される画像となっている。
図14(A)は、光ディスクドライブ113から排出された光ディスク10を、ICチップR/W3に対してかざすようにユーザに案内するための画面である。このような案内画面は、例えば、図8のステップS207、図9のステップS307において表示される。また、図14(B)は、例として“コンテンツA”を読み込むために、光ディスク10を光ディスクドライブ113にセットするようにユーザに案内するための画面である。この案内画面は、例えば、図10のステップS405、図11のステップS505において表示される。以上のような案内画面を表示することにより、ICチップR/W3が光ディスクドライブ113の外部に設けられた場合でも、ユーザが混乱なく操作し、再生やムーブの処理を正しく完了させることができるようになる。
図15は、放送により受信したコンテンツなどを光ディスクに記録する場合のビデオレコーダの処理手順を示すフローチャートである。
〔ステップS701〕ビデオレコーダ1では、HDD112内に記録されたコンテンツファイルのファイル名などを一覧表示した表示画面が、ディスプレイ2に表示され、ユーザは、光ディスク10を光ディスクドライブ113に対してセットし、上記の一覧表示画面から所望のコンテンツを選択して、光ディスク10への記録(ムーブ)を開始させるための入力操作を行う。記録再生制御部81は、ユーザ操作に応じた選択・記録要求を入力I/F115から受け付ける。
〔ステップS807〕ユーザは、案内画面に従って、光ディスク10を光ディスクドライブ113にセットし、ローディングさせる。記録再生制御部81は、光ディスクドライブ113に対して、光ディスク10のデータ領域から、選択されたコンテンツファイルの読み出しを実行させる。
上記の第2の実施の形態では、コンテンツを光ディスク10に記録する際に、光ディスク10をビデオレコーダ1にセットした後、その光ディスク10を取り出して、ICチップR/W3にかざす手順としていた。これに対して、以下の第3の実施の形態では、光ディスク10をICチップR/W3にかざした後に、その光ディスク10をビデオレコーダ1にセットする手順とし、その後に再び光ディスク10をICチップR/W3にかざすことのないようにして、ユーザの操作を簡略化する。
〔ステップS1001〕図8のステップS201と同様に、ユーザからの記録処理の開始要求操作が行われる。ビデオレコーダ1では、記録再生制御部81が、ユーザ操作に応じた記録要求を入力I/F115を通じて受け付ける。また、光ディスク10をICチップR/W3にかざすように案内する案内画面が、ディスプレイ2に表示される。
〔ステップS1004〜S1006〕これらのステップでは、図8のステップS209〜S211と同様の処理が実行される。すなわち、ICチップ11に対して、コンテンツの識別情報(ステップS1004)、鍵情報(ステップS1005)、および利用制御情報(ステップS1006)が書き込まれる。なお、以上のステップS1002〜S1006の処理は、光ディスク10がICチップR/W3にかざされている間に、一連の処理として実行される。
〔ステップS1010〕記録再生制御部81は、暗号化されたコンテンツファイルを光ディスクドライブ113に順次転送し、光ディスク10に記録させる。
〔ステップS1101〕図9のステップS301と同様に、ビデオレコーダ1では、HDD112内に記録されたコンテンツファイルのファイル名などを一覧表示した表示画面が、ディスプレイ2に表示され、ユーザは、光ディスク10を光ディスクドライブ113に対してセットし、上記の一覧表示画面から所望のコンテンツを選択して、光ディスク10への記録(ムーブ)を開始させるための入力操作を行う。記録再生制御部81は、ユーザ操作に応じた選択・記録要求を入力I/F115から受け付ける。また、光ディスク10をICチップR/W3にかざすように案内する案内画面を、ディスプレイ2に表示させる。
〔ステップS1104〜S1106〕これらのステップでは、図9のステップS309〜S311と同様の処理が実行される。すなわち、ICチップ11に対して、コンテンツの識別情報(ステップS1104)、鍵情報(ステップS1105)、および利用制御情報(ステップS1106)が書き込まれる。なお、以上のステップS1102〜S1106の処理は、光ディスク10がICチップR/W3にかざされている間に、一連の処理として実行される。
〔ステップS1109〕暗号処理部21は、ステップS1103で生成された鍵情報を用いて、ステップS1108で復号されたコンテンツファイルを再び暗号化する。
〔ステップS1111〕コンテンツファイルの記録が終了すると、記録再生制御部81は、HDD112内の元のコンテンツを無効化し、これにより光ディスク10へのムーブが完了する。
図21は、本発明の第4の実施の形態に用いられる光ディスクおよびそのICチップに記録される情報を示す図である。なお、ここでは例として、RWディスクの場合について示しているが、記録される情報はROディスクでも同じである。
〔ステップS1204〜S1206〕これらのステップでは、図8のステップS203〜S205と同様の処理が実行される。すなわち、光ディスク10をセットするように案内する案内画面がディスプレイ2に表示され(ステップS1204)、ユーザにより光ディスク10がビデオレコーダ1にセットされる。このとき、受信した放送コンテンツのデータが伸張復号化されて出力されるとともに(ステップS1205)、生成された鍵情報によりコンテンツのデータが暗号化される(ステップS1206)。
〔ステップS1208〕記録再生制御部81は、ステップS1206で暗号化されたコンテンツファイルと、ステップS1207で暗号化された鍵情報とを、光ディスクドライブ113に順次転送し、光ディスク10に記録させる。
〔ステップS1301,S1302〕これらのステップでは、図9のステップS301およびS302と同様の処理が実行され、ユーザによるコンテンツの選択入力および記録要求が行われた後(ステップS1301)、ICチップ11の認証処理が実行される(ステップS1302)。
〔ステップS1308〕記録再生制御部81は、ステップS1306で暗号化されたコンテンツファイルと、ステップS1307で暗号化された鍵情報とを、光ディスクドライブ113に順次転送し、光ディスク10に記録させる。
〔ステップS1401〜S1403〕これらのステップでは、図11のステップS501〜S503と同様の処理が実行される。すなわち、ICチップ11内の識別情報および利用制御情報に基づくコンテンツの一覧表示(ステップS1401)に応じて、記録するコンテンツがユーザにより選択された後(ステップS1402)、再びICチップ11がICチップR/W3に認識されて、相互認証処理が実行される(ステップS1403)。
〔ステップS1406〕光ディスクドライブ113に対して光ディスク10がセットされると、記録再生制御部81は、ステップS1402で選択された暗号化されたコンテンツファイルと、これに対応する暗号化された鍵情報とを、光ディスクドライブ113を通じて光ディスク10から読み出す。
〔ステップS1408〕暗号処理部21は、ステップS1406で読み出したコンテンツファイルを、ステップS1407で復号した鍵情報で復号する。
以下の第5の実施の形態では、上記の図21のような情報が記録された光ディスク10を利用した場合の他の処理手順について説明する。この実施の形態では、光ディスク10をICチップR/W3にかざした後に、その光ディスク10をビデオレコーダ1にセットする手順とし、その後に再び光ディスク10をICチップR/W3にかざすことのないようにして、第4の実施の形態と比較して、ユーザの操作をより簡略化する。
〔ステップS1601〜S1603〕これらのステップでは、図23のステップS1301〜S1303に対応する処理が実行される。すなわち、ユーザによるコンテンツの選択入力および記録要求が行われた後(ステップS1601)、ICチップ11の認証処理が正しく実行されると(ステップS1602)、ICチップ11内のディスク鍵Kmが、ビデオレコーダ1に読み出される(ステップS1603)。
図29は、上記の手順により光ディスクに記録されたコンテンツをHDDにムーブする場合の処理手順を示すフローチャートである。
ここで、上記各実施の形態に係るビデオレコーダにおける、利用権利を確実に保護しながらコンテンツの記録・再生などを可能にする機能について説明する。
図30では、光ディスク10に対してコンテンツファイルなどを記録する装置と、この光ディスク10のコンテンツファイルを再生する装置とを、それぞれ光ディスク記録装置310aおよび光ディスク再生装置320aとに分割して示している。なお、これらは同一の装置(例えば上記のビデオレコーダ1)とされてもよいし、個別の装置の場合でも、再生する光ディスク再生装置320a側に、光ディスク記録装置310a側と同様な記録機能が搭載されている、あるいは、光ディスク記録装置310aに、光ディスク再生装置320a側と同様な再生機能が搭載されていてもよい。
以上の図30のような構成のシステムにおいて、第1〜第3の実施の形態で説明した手順で処理が実行されることで、コンテンツの利用権利を安全に管理しながら、そのコンテンツの再生やムーブ(あるいはコピー)を実行できるようになる。
図32に示すように、CPRMでは、コンテンツのデータは、光ディスク記録装置310cの暗号エンジン311cにおいて、コンテンツごとのタイトル鍵KtでAVパック(AV pack)単位で暗号化され、光ディスク10cのデータ領域に記録される。一方、光ディスク10cの書き換え不可能な領域には、MKB(Media Key Block)と、メディアごとに固有なメディアIDとが記録されており、光ディスク記録装置310cは、プロセスMKB314cにおいて、自身が保持するデバイス鍵Kd_0〜Kd_nで、光ディスク10cから読み取ったMKBからディスク鍵Km(ただし、規格上ではMedia Key)を取り出し、さらに、鍵生成部315cにおいて、光ディスク10cから読み取ったメディアIDをディスク鍵Kmに作用させて、メディアユニーク鍵Kmuを生成する。そして、暗号エンジン313cにおいて、光ディスク10cに記録したコンテンツに対応するタイトル鍵Ktを、メディアユニーク鍵Kmuで暗号化し、データ領域に記録する。
図33のシステムでは、光ディスク10dの書き換え不可能な領域に、MKBと、スタンパあるいはカッティングごとに固有なボリュームID(Volume ID)とが記録されている。コンテンツ提供者側装置340dは、暗号エンジン311dにおいて、タイトル(title:コンテンツに相当)をタイトル鍵(title Key)で暗号化し、光ディスク10dのデータ領域に記録する。これとともに、鍵生成部315dにおいて、光ディスク10dのボリュームIDをメディア鍵(Media Key Variant)Kmvに作用させて、ボリュームユニーク鍵(Volume Variant Unique Key)Kvvuを生成し、タイトル鍵をこのボリュームユニーク鍵Kvvuで暗号化して、光ディスク10dのデータ領域に記録する。
以上のように、既存の光ディスクに利用されたメディアIDおよびボリューム鍵と同等な情報(ディスクID)を利用しながら、暗号化・復号の鍵情報の利用の流れや記憶場所などの運用手順を、新たなシステムにあわせて置き換えることで、図32および図33の既存のシステムを新たな図31のシステムに容易に移行させることができる。このため、新たなシステムに対する記録装置・再生装置などの各種デバイスの対応が比較的容易になり、デバイスの新たな開発コストを抑制しながらも、より安全性の高いシステムを構築することができる。
さらに、以下で説明するように、書き換え可能型BDに採用されているAACS(AACS recordable)のシステムについても、上記の図31の構成に近い、後述する第6および第7の実施の形態に係るシステムへ容易に移行させることができる。そこで、まず、このような既存のAACSシステムについて説明する。
図34のシステムでは、光ディスク10e内の所定の保護された領域(すなわち、一般のユーザには簡単に読み取りや複製が不可能な領域)に、MKBと、バインディングナンス(Binding Nonce)と言われる情報とが記録される。バインディングナンスは、後述するように、タイトルの新たな記録やムーブ(またはコピー)のたびに更新されるユニークな情報である。
図35において、光ディスク記録装置310eは、図34で示したものと同一である。また、図35における光ディスク再生装置320eは、光ディスク記録装置310eにより光ディスク10eに記録されたタイトルのデータを読み出し、他の記録媒体にムーブできる状態にして出力する。
図36のシステムでは、図31のシステムと同様に、光ディスク10は、相互認証機能付きのICチップ11を備え、その中のメモリには、相互認証のための認証鍵Kcと、ディスク鍵Kmとが記録される。ただし、ディスク鍵Kmは、上記のバインディングナンスに対応するユニークな情報であり、光ディスク10への新たなコンテンツファイルの記録や、他の記録媒体へのムーブ(あるいはコピー)などに応じて更新される点が異なる。
光ディスク10内のコンテンツがムーブされる場合、光ディスク再生装置320fでは、まず、相互認証機能332により、光ディスク10のICチップ11との間で相互認証処理が実行された後、ICチップ11からディスク鍵が読み出される。また、光ディスク10のデータ領域からは、記録されたすべてのコンテンツに対応するコンテンツ鍵が読み出され、暗号エンジン323fは、ディスク鍵を復号鍵Kw(o)として利用して、すべてのコンテンツ鍵を復号する。さらに、暗号エンジン321fは、光ディスク10のデータ領域から読み出されたムーブ対象のコンテンツファイルを、対応するコンテンツ鍵で復号する。これにより、復号されたコンテンツファイルを他の記録媒体にムーブ(またはコピー)できるようになる。
次に、上記の図36および図37のシステムを利用して、光ディスク10内のコンテンツの再生・ムーブ・コピーを、ユーザの操作をわかりやすくしつつ、コンテンツの利用権利を安全に保護しながら実行するための処理手順について説明する。本実施の形態では、上述した第4の実施の形態での処理手順を応用して、上記の図36および図37のシステムに適用した場合の処理手順について説明する。
本実施の形態では、光ディスク10のデータ領域に、暗号化したコンテンツファイルとともに、これらの各コンテンツファイルを復号するのに必要な鍵情報(コンテンツ鍵)を、ディスク鍵Kmにより暗号化した状態で記録しておく。また、ディスク鍵KmをICチップ11内に記録しておき、コンテンツの利用時に、データ領域内の鍵情報を復号するために読み出して用いるようにする。ディスク鍵Kmは、相互認証処理が正しく実行された場合にのみ、読み出しおよび書き換えが可能となっている。
〔ステップS1809〕鍵生成部22は、例えば乱数を発生するなどして、新たなディスク鍵Kmを生成する。
〔ステップS1814〜S1816〕認証処理が正しく実行された場合、記録再生制御部81の制御の下で、新たなディスク鍵(ステップS1814)と、記録したコンテンツの識別情報(ステップS1815)および利用制御情報(ステップS1816)が、一連の処理によりICチップ11に書き込まれる。
〔ステップS1901〜S1906〕これらのステップでは、図23のステップS1301〜S1306と同様の処理が実行される。すなわち、ユーザによるコンテンツの選択入力および記録要求が行われた後(ステップS1901)、ICチップ11の認証処理が実行される(ステップS1902)。
〔ステップS1909〕鍵生成部22は、例えば乱数を発生するなどして、新たなディスク鍵Kmを生成する。
〔ステップS1914〜S1916〕認証処理が正しく実行された場合、記録再生制御部81の制御の下で、新たなディスク鍵(ステップS1914)と、記録したコンテンツの識別情報(ステップS1915)および利用制御情報(ステップS1916)が、一連の処理によりICチップ11に書き込まれる。なお、当然、各情報はどのような順番で書き込まれてもよい。
〔ステップS2001〜S2005〕これらのステップでは、図25のステップS1401〜S1405と同様の処理が実行される。すなわち、ICチップ11内の識別情報および利用制御情報に基づくコンテンツの一覧表示(ステップS2001)に応じて、記録するコンテンツがユーザにより選択された後(ステップS2002)、再びICチップ11がICチップR/W3に認識されて、相互認証処理が実行される(ステップS2003)。
〔ステップS2008〕暗号処理回路102は、ステップS2006で読み出されたコンテンツファイルを、ステップS2007で復号された鍵情報のうち、対応する鍵情報を用いて復号する。
〔ステップS2011〕コンテンツファイルの記録が完了すると、鍵生成部22は、例えば乱数を発生するなどして、新たなディスク鍵Kmを生成する。
〔ステップS2016〕認証処理が正しく実行された場合、記録再生制御部81は、まず、ステップS2010でHDD112に記録されたコンテンツファイルを有効化する。
〔ステップS2018〕記録再生制御部81は、ムーブしたコンテンツに対応するICチップ11内の利用制御情報を更新し、そのコンテンツファイルを無効化する。
次に、上記の図36および図37のシステムを利用して、光ディスク10内のコンテンツの再生・ムーブ・コピーを実行するための別の処理手順を、第7の実施の形態として説明する。
〔ステップS2105〜S2107〕ICチップ11との相互認証が保たれた状態で、新たなディスク鍵(ステップS2105)と、記録するコンテンツの識別情報(ステップS2106)および利用制御情報(ステップS2107)が、ICチップ11に書き込まれる。
〔ステップS2113〕暗号処理回路102は、ステップS2110で生成された、新たなコンテンツの鍵情報と、ステップS2112で復号されたすべての鍵情報とを、新たなディスク鍵Kmで暗号化する。
〔ステップS2201〜S2203〕これらのステップでは、図28のステップS1601〜S1603に対応する処理が実行され、ユーザによるコンテンツの選択入力および記録要求が行われた後(ステップS2201)、ICチップ11の認証処理が正しく実行されると(ステップS2202)、ICチップ11内のディスク鍵Kmが、ビデオレコーダ1に読み出される(ステップS2203)。
〔ステップS2205〜S2207〕ICチップ11との相互認証が保たれた状態で、新たなディスク鍵(ステップS2205)と、記録するコンテンツの識別情報(ステップS2206)および利用制御情報(ステップS2207)が、ICチップ11に書き込まれる。なお、当然、各情報はどのような順番で書き込まれてもよい。
〔ステップS2213〕鍵生成部22は、例えば乱数を発生するなどして、新たなディスク鍵Kmを生成する。
〔ステップS2301〜S2304〕これらのステップでは、図29のステップS1701〜S1704と同様の処理が実行される。すなわち、ICチップ11内の識別情報および利用制御情報に基づくコンテンツの一覧表示(ステップS2301)に応じて、記録するコンテンツがユーザにより選択された後(ステップS2302)、再びICチップ11がICチップR/W3に認識されて、相互認証処理が実行される(ステップS2303)。そして、相互認証処理が正しく実行されると、ICチップ11内のディスク鍵Kmが、ビデオレコーダ1に読み出される(ステップS2304)。
〔ステップS2306〕記録再生制御部81は、ICチップR/W3を通じて、新たなディスク鍵KmをICチップ11に書き込む。
なお、ステップS2306およびS2307は、ICチップ11との相互認証処理後に一連の処理として実行される。
〔ステップS2309〕記録再生制御部81は、光ディスク10のデータ領域から、ステップS2302で選択されたムーブ対象のコンテンツの、暗号化されたコンテンツファイルと、このデータ領域に記録されたすべての全コンテンツファイルに対応する暗号化された鍵情報とを、光ディスクドライブ113を通じて読み出す。
〔ステップS2311〕暗号処理回路102は、ステップS2309で読み出されたコンテンツファイルを、ステップS2310で復号された鍵情報のうち、対応する鍵情報を用いて復号する。
〔ステップ2314〕暗号処理回路102は、ステップS2311で復号された鍵情報のうち、ムーブ対象のコンテンツ以外の鍵情報を、新たなディスク鍵Kmで暗号化する。
上記の第1〜第7の実施の形態で実現される光ディスク10内のコンテンツの再生やムーブ・コピーの手順は、ビデオレコーダのみならず、例えばPC(パーソナルコンピュータ)などの情報処理装置(コンピュータ装置)においても実現可能である。その場合、上記の記録再生制御部81や暗号処理回路102(暗号処理部21、鍵生成部22、認証処理部23)の機能は、これらの機能の処理内容を記述したプログラムが情報処理装置のCPUによって実行されることで実現される。
図51に示す情報処理装置400では、TCP(Trusted Computing Platform)準拠のCPU(TCP−CPU)408(またはTCP準拠のCPUチップセット)が用いられ、汎用の内部バス416から隔離された領域にROM409、RAM410、EEPROM411、HDD412などを設けている。そして、上述した記録再生制御部81および暗号処理回路102によるコンテンツの記録・再生・ムーブの手順を実現するプログラムをこれらの領域に記憶し、このプログラムをTCP−CPU408が実行することにより、プログラムが安全に実行されるようになっている。また、これらの領域に記憶されるデータは、TCP−CPU408の相互認証・鍵交換(暗号化・復号)機能(図中“AKE”と表記)により暗号化されるようになっており、これにより認証や暗号化・復号のための鍵情報などが漏洩した場合にも、情報の安全性を確保できるようになっている。
Claims (37)
- 光ディスクドライブを備えた情報記録装置において、
前記光ディスクに設けられたICチップとの間で非接触で情報の送受信を行う通信手段と、
前記通信手段を通じて、前記ICチップの記録情報に対するアクセス許可を得るための前記ICチップとの相互認証処理を実行する認証手段と、
前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上の前記ICチップから前記通信手段を通じて読み込み、読み込んだ前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成手段と、
前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込み手段と、
前記鍵情報読み込み手段による前記鍵情報の読み込み後に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理手段と、
前記記録処理手段による前記他の記録媒体へのデータ記録後に、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。 - 前記通信手段は、前記光ディスクドライブの外部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- 前記一覧表示画面に従ってユーザに選択されたコンテンツに対応する前記ICチップ内の前記利用制御情報が、ムーブのみ可能であることを示していた場合、前記利用制御情報更新手段は、当該利用制御情報を、利用不可を示すように更新することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- 選択されたコンテンツに対応する前記鍵情報の読み込みが実行された後、当該コンテンツに対応する前記暗号化データを読み込む前に、前記光ディスクを前記光ディスクドライブにセットするようにユーザに案内するための案内画面を前記ディスプレイに表示させる案内画面生成手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- 前記記録処理手段による前記他の記録媒体へのデータ記録後に、前記光ディスクドライブから前記光ディスクを取り出して、前記通信手段の近傍にかざすようにユーザに案内するための案内画面を、前記ディスプレイに表示させる案内画面生成手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- 前記記録処理手段は、前記暗号化データを前記鍵情報を用いて復号した後、復号されたコンテンツのデータを他の鍵情報を用いて再び暗号化した後、前記他の記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- 前記鍵情報読み込み手段が、前記選択入力により再生対象とするコンテンツの選択情報を受け付けた場合に、当該コンテンツに対応する前記暗号化データを前記光ディスクドライブを通じて読み込み、前記鍵情報読み込み手段により読み込まれた前記鍵情報を用いて当該暗号化データを復号し、復号されたコンテンツのデータを再生出力する再生出力処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- 選択されたコンテンツに対応する前記ICチップ内の前記利用制御情報が、再生回数を制限する制限情報を含む場合、前記再生出力処理手段は、当該コンテンツに対応する前記暗号化データの復号後に、当該コンテンツに対応する前記制限情報を更新することを特徴とする請求項7記載の情報記録装置。
- ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、前記認証手段に前記光ディスク上の前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、当該コンテンツのデータを暗号化して、前記光ディスクドライブを通じて当該光ディスクの前記データ領域に記録する光ディスク記録処理手段と、
前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、前記認証手段に前記光ディスク上の前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録したコンテンツの前記識別情報と、当該コンテンツを復号するための前記鍵情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報とを、前記通信手段を通じて当該ICチップに記録するICチップ記録処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。 - 前記光ディスク記録処理手段により記録されるコンテンツのデータが前記他の記録媒体に記録されていた場合に、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報を保持する利用制御情報保持手段をさらに有し、
前記ICチップ記録処理手段は、前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録の完了後に、前記利用制御情報保持手段が保持する前記利用制御情報に基づいて、前記ICチップに記録する前記利用制御情報を生成するとともに、前記利用制御情報保持手段が保持する前記利用制御情報を更新する、
ことを特徴とする請求項9記載の情報記録装置。 - 前記光ディスク記録処理手段により記録されるコンテンツのデータが前記他の記録媒体に記録されていた場合に、前記光ディスク記録処理手段は、当該他の記録媒体に記録されたコンテンツを一覧表示した一覧表示画面を前記ディスプレイに表示させ、当該一覧表示画面に応じたユーザの選択操作により前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けることを特徴とする請求項9の情報記録装置。
- 前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、前記光ディスクドライブから前記光ディスクを取り出して、前記通信手段の近傍にかざすようにユーザに案内するための案内画面を前記ディスプレイに表示させる案内画面生成手段をさらに有することを特徴とする請求項9記載の情報記録装置。
- 光ディスクドライブを備えた情報記録装置において、
前記光ディスクに設けられたICチップとの間で非接触で情報の送受信を行う通信手段と、
前記通信手段を通じて、前記ICチップの記録情報に対するアクセス許可を得るための前記ICチップとの相互認証処理を実行する認証手段と、
前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上の前記ICチップから前記通信手段を通じて読み込み、読み込んだ前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成手段と、
前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込み手段と、
前記鍵情報の読み込み後に、前記通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新手段と、
選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。 - ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、当該コンテンツのデータを暗号化して、前記光ディスクドライブを通じて当該光ディスクの前記データ領域に記録する光ディスク記録処理手段と、
前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、前記認証手段に前記光ディスク上の前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録したコンテンツの前記識別情報と、当該コンテンツを復号するための前記鍵情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報とを、前記通信手段を通じて当該ICチップに記録するICチップ記録処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項13記載の情報記録装置。 - ユーザ操作に応じたコンテンツの選択入力および前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、前記認証手段に前記光ディスク上の前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツの前記識別情報と、当該コンテンツを復号するための前記鍵情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報とを、前記通信手段を通じて当該ICチップに記録するICチップ記録処理手段と、
当該コンテンツのデータを暗号化して、前記光ディスクドライブを通じて当該光ディスクの前記データ領域に記録する光ディスク記録処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項13記載の情報記録装置。 - 光ディスクドライブを備えた情報記録装置において、
光ディスクに設けられたICチップとの間で非接触で情報の送受信を行う通信手段と、
前記通信手段を通じて、前記ICチップの記録情報に対するアクセス許可を得るための前記ICチップとの相互認証処理を実行する認証手段と、
前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上の前記ICチップから前記通信手段を通じて読み込み、読み込んだ前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成手段と、
前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための、前記光ディスクに固有な情報からなるディスク鍵を、前記通信手段を通じて読み込むディスク鍵読み込み手段と、
選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理手段と、
前記他の記録媒体へのデータ記録後に、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。 - 前記ディスク鍵読み込み手段が、前記選択入力により再生対象とするコンテンツの選択情報を受け付けた場合に、当該コンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、前記ディスク鍵読み込み手段により読み込まれた前記ディスク鍵を用いて当該暗号化鍵情報を復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを再生出力する再生出力処理手段をさらに有することを特徴とする請求項16記載の情報記録装置。
- ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記通信手段を通じて当該ICチップから前記ディスク鍵を読み込み、当該コンテンツのデータを暗号化して前記暗号化データを生成するとともに、前記暗号化データを復号するための前記鍵情報を前記ディスク鍵を用いて暗号化した前記暗号化鍵情報を生成して、当該暗号化データおよび当該暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて当該光ディスクの前記データ領域に記録する光ディスク記録処理手段と、
前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、前記認証手段に前記光ディスク上の前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録したコンテンツの前記識別情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報とを、前記通信手段を通じて当該ICチップに記録するICチップ記録処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項16記載の情報記録装置。 - 新たな前記ディスク鍵を生成して前記鍵情報を暗号化し、前記光ディスクドライブを通じて前記光ディスクの前記データ領域に記録する鍵情報更新手段と、
生成された新たな前記ディスク鍵で、前記ICチップ内の元の前記ディスク鍵を更新するディスク鍵更新手段と、
をさらに有し、
前記記録処理手段は、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに、当該コンテンツを含む前記データ領域に記録されたすべてのコンテンツに対応する前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、読み込んだすべての前記暗号化鍵情報を前記ディスク鍵を用いて復号した後、選択されたコンテンツに対応する復号された前記鍵情報を用いて前記暗号化データを復号し、復号されたコンテンツのデータを前記他の記録媒体に記録し、
前記鍵情報更新手段は、前記データ領域から読み込まれて復号された前記鍵情報のうち、前記他の記録媒体に記録されたコンテンツに対応するものを除くすべての前記鍵情報を、新たな前記ディスク鍵で暗号化して、生成した新たな前記暗号化鍵情報により、前記データ領域内のすべての前記暗号化鍵情報を更新し、
前記ディスク鍵更新手段は、前記利用制御情報更新手段による前記利用制御情報の更新の直前または直後に、前記認証手段により前記ICチップとの間で正しく認証されている状態において、新たな前記ディスク鍵を前記ICチップに上書き記録する、
ことを特徴とする請求項16記載の情報記録装置。 - ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記通信手段を通じて当該ICチップから前記ディスク鍵を読み込み、当該コンテンツのデータを暗号化して前記暗号化データを生成するとともに、前記光ディスク内に記録されたコンテンツに対応するすべての前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップからの前記ディスク鍵で復号した後、新たな前記ディスク鍵を生成して、復号された前記鍵情報と、生成した前記暗号化データを復号するための前記鍵情報とを、新たな前記ディスク鍵を用いて暗号化し、生成されたすべての前記暗号化鍵情報および前記暗号化データを前記光ディスクドライブを通じて当該光ディスクの前記データ領域に記録する光ディスク記録処理手段と、
前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、前記認証手段に前記光ディスク上の前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録したコンテンツの前記識別情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報と、新たな前記ディスク鍵とを、前記通信手段を通じて当該ICチップに記録するICチップ記録処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項19記載の情報記録装置。 - 光ディスクドライブを備えた情報記録装置において、
光ディスクに設けられたICチップとの間で非接触で情報の送受信を行う通信手段と、
前記通信手段を通じて、前記ICチップの記録情報に対するアクセス許可を得るための前記ICチップとの相互認証処理を実行する認証手段と、
前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上の前記ICチップから前記通信手段を通じて読み込み、読み込んだ前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成手段と、
前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための、前記光ディスクに固有な情報からなるディスク鍵を、前記通信手段を通じて読み込むディスク鍵読み込み手段と、
前記ディスク鍵の読み込み後に、前記通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新手段と、
選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。 - ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記通信手段を通じて、当該ICチップからの前記ディスク鍵を読み込み、記録するコンテンツの前記識別情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報とを前記ICチップに記録するICチップ記録処理手段と、
前記ICチップ記録処理手段によるデータ記録が完了した後に、記録するコンテンツのデータを暗号化して前記暗号化データを生成するとともに、前記暗号化データを復号するための前記鍵情報を前記ディスク鍵を用いて暗号化した前記暗号化鍵情報を生成して、当該暗号化データおよび当該暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて前記光ディスクの前記データ領域に記録する光ディスク記録処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項21記載の情報記録装置。 - 新たな前記ディスク鍵を生成して、前記ICチップ内の元の前記ディスク鍵を更新するディスク鍵更新手段と、
生成された新たな前記ディスク鍵で前記鍵情報を暗号化し、前記光ディスクドライブを通じて前記光ディスクの前記データ領域に記録する鍵情報更新手段と、
をさらに有し、
前記ディスク鍵更新手段は、前記利用制御情報更新手段による前記利用制御情報の更新の直前または直後に、前記認証手段により前記ICチップとの間で正しく認証されている状態において、新たな前記ディスク鍵を前記ICチップに上書き記録し、
前記記録処理手段は、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに、当該コンテンツを含む前記データ領域に記録されたすべてのコンテンツに対応する前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、読み込んだすべての前記暗号化鍵情報を前記ディスク鍵を用いて復号した後、選択されたコンテンツに対応する復号された前記鍵情報を用いて前記暗号化データを復号し、復号されたコンテンツのデータを前記他の記録媒体に記録し、
前記鍵情報更新手段は、前記データ領域から読み込まれて復号された前記鍵情報のうち、前記他の記録媒体に記録されたコンテンツに対応するものを除くすべての前記鍵情報を、新たな前記ディスク鍵で暗号化して、生成した新たな前記暗号化鍵情報により、前記データ領域内のすべての前記暗号化鍵情報を更新する、
ことを特徴とする請求項21記載の情報記録装置。 - ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、前記認証手段に前記ICチップとの認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記通信手段を通じて当該ICチップから前記ディスク鍵を読み込むとともに、新たな前記ディスク鍵を生成して、記録するコンテンツの前記識別情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す前記利用制御情報と、新たな前記ディスク鍵とを前記ICチップに記録するICチップ記録処理手段と、
前記ICチップ記録処理手段によるデータ記録が完了した後に、記録するコンテンツのデータを暗号化して前記暗号化データを生成するとともに、前記光ディスク内に記録されたコンテンツに対応するすべての前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップからの前記ディスク鍵で復号した後、復号された前記鍵情報と、生成した前記暗号化データを復号するための前記鍵情報とを、新たな前記ディスク鍵を用いて暗号化し、生成されたすべての前記暗号化鍵情報および前記暗号化データを、前記光ディスクドライブを通じて前記光ディスクの前記データ領域に記録する光ディスク記録処理手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項23記載の情報記録装置。 - 光ディスクに記録された情報を他の記録媒体に記録するための情報記録方法において、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記非接触通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込みステップと、
前記鍵情報読み込み手段による前記鍵情報の読み込み後に、記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを前記他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
前記記録処理手段による前記他の記録媒体へのデータ記録後に、利用制御情報更新手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクに記録された情報を他の記録媒体に記録するための情報記録方法において、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記非接触通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込みステップと、
前記鍵情報の読み込み後に、利用制御情報更新手段が、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを前記他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクに記録された情報を他の記録媒体に記録するための情報記録方法において、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
ディスク鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための、前記光ディスクに固有な情報からなるディスク鍵を、前記非接触通信手段を通じて読み込むディスク鍵読み込みステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを前記他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
前記記録処理手段による前記他の記録媒体へのデータ記録後に、利用制御情報更新手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクに記録された情報を他の記録媒体に記録するための情報記録方法において、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
ディスク鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための、前記光ディスクに固有な情報からなるディスク鍵を、前記非接触通信手段を通じて読み込むディスク鍵読み込みステップと、
前記ディスク鍵の読み込み後に、利用制御情報更新手段が、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを前記他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクを用いた情報記録方法において、
認証手段が、前記光ディスク上に設けられたICチップとの間で非接触通信手段を通じて相互認証処理を実行する認証ステップと、
前記認証ステップで正しく認証された場合に、光ディスク記録処理手段が、記録対象のコンテンツのデータを暗号化して、光ディスクドライブを通じて当該光ディスクのデータ領域に記録する光ディスク記録処理ステップと、
前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、ICチップ記録処理手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録が完了したコンテンツを識別するための識別情報と、当該コンテンツを復号するための鍵情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す利用制御情報とを、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップに記録するICチップ記録処理ステップと、
情報読み込み手段が、前記データ領域に暗号化データとして記録された各コンテンツに対応する前記識別情報と、当該コンテンツのそれぞれに対応する前記利用制御情報とを、前記光ディスク上の前記ICチップから前記非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
鍵情報読み込み手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記非接触通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込みステップと、
前記鍵情報の読み込み後に、コピー処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録するコピー処理ステップと、
前記コピー処理手段によるデータ記録後に、利用制御情報更新手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクを用いた情報記録方法において、
光ディスク記録処理手段が、ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、当該コンテンツのデータを暗号化して、光ディスクドライブを通じて当該光ディスクのデータ領域に記録する光ディスク記録処理ステップと、
前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、ICチップ記録処理手段が、認証手段に、前記光ディスク上に設けられたICチップとの間で非接触通信手段を通じて相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録が完了したコンテンツを識別するための識別情報と、当該コンテンツを復号するための鍵情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す利用制御情報とを、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップに記録するICチップ記録処理ステップと、
情報読み込み手段が、前記データ領域に暗号化データとして記録された各コンテンツに対応する前記識別情報と、当該コンテンツのそれぞれに対応する前記利用制御情報とを、前記光ディスク上の前記ICチップから前記非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
鍵情報読み込み手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記非接触通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込みステップと、
前記鍵情報の読み込み後に、利用制御情報更新手段が、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
コピー処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録するコピー処理ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクを用いた情報記録方法において、
ICチップ記録処理手段が、ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、認証手段に、前記光ディスク上に設けられたICチップとの間で非接触通信手段を通じて相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録対象のコンテンツを識別するための識別情報と、当該コンテンツを復号するための鍵情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す利用制御情報とを、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップに記録するICチップ記録処理ステップと、
前記ICチップ記録処理手段によるデータ記録が完了した後、光ディスク記録処理手段が、記録対象のコンテンツのデータを暗号化して、光ディスクドライブを通じて当該光ディスクのデータ領域に記録する光ディスク記録処理ステップと、
情報読み込み手段が、前記データ領域に暗号化データとして記録された各コンテンツに対応する前記識別情報と、当該コンテンツのそれぞれに対応する前記利用制御情報とを、前記光ディスク上の前記ICチップから前記非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
鍵情報読み込み手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記非接触通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込みステップと、
前記鍵情報の読み込み後に、利用制御情報更新手段が、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
コピー処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録するコピー処理ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクを用いた情報記録方法において、
光ディスク記録処理手段が、ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、認証手段に、前記光ディスク上に設けられたICチップとの間で非接触通信手段を通じて相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記光ディスクに固有なディスク鍵を前記非接触通信手段を通じて前記ICチップから読み込み、当該コンテンツのデータを暗号化して暗号化データを生成するとともに、当該暗号化データを復号するための鍵情報を前記ディスク鍵を用いて暗号化した暗号化鍵情報を生成して、当該暗号化データおよび当該暗号化鍵情報を光ディスクドライブを通じて当該光ディスクのデータ領域に記録する光ディスク記録処理ステップと、
ICチップ記録処理手段が、前記光ディスク記録処理手段によるデータ記録が完了した後、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、記録が完了したコンテンツを識別するための識別情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す利用制御情報とを、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップに記録するICチップ記録処理ステップと、
情報読み込み手段が、前記データ領域に暗号化データとして記録された各コンテンツに対応する前記識別情報と、当該コンテンツのそれぞれに対応する前記利用制御情報とを、前記光ディスク上の前記ICチップから前記非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
ディスク鍵情報読み込み手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための前記ディスク鍵を、前記非接触通信手段を通じて読み込むディスク鍵読み込みステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
前記記録処理手段による前記他の記録媒体へのデータ記録後に、利用制御情報更新手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクを用いた情報記録方法において、
第1のディスク鍵読み込み手段が、ユーザ操作に応じた前記光ディスクに対するコンテンツの記録要求を受け付けると、認証手段に、前記光ディスク上に設けられたICチップとの間で非接触通信手段を通じて相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記光ディスクに固有なディスク鍵を前記非接触通信手段を通じて前記ICチップから読み込む第1のディスク鍵読み込みステップと、
情報書き込み手段が、前記ディスク鍵の読み込み後に、記録対象のコンテンツを識別するための識別情報と、当該コンテンツの利用の可否を示す利用制御情報とを、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップに記録する情報書き込みステップと、
記録対象のコンテンツのデータを暗号化して暗号化データを生成するとともに、当該暗号化データを復号するための鍵情報を前記ディスク鍵を用いて暗号化した暗号化鍵情報を生成して、当該暗号化データおよび当該暗号化鍵情報を光ディスクドライブを通じて当該光ディスクのデータ領域に記録する光ディスク記録処理ステップと、
情報読み込み手段が、前記データ領域に暗号化データとして記録された各コンテンツに対応する前記識別情報と、当該コンテンツのそれぞれに対応する前記利用制御情報とを、前記光ディスク上の前記ICチップから前記非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
第2のディスク鍵読み込み手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための前記ディスク鍵を、前記非接触通信手段を通じて読み込む第2のディスク鍵読み込みステップと、
前記ディスク鍵の読み込み後に、利用制御情報更新手段が、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を前記光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを前記他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクを用いた情報記録処理をコンピュータに実行させる情報記録プログラムにおいて、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記非接触通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込みステップと、
前記鍵情報読み込み手段による前記鍵情報の読み込み後に、記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
前記記録処理手段による前記他の記録媒体へのデータ記録後に、利用制御情報更新手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
を含む処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報記録プログラム。 - 光ディスクを用いた情報記録処理をコンピュータに実行させる情報記録プログラムにおいて、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを復号するための鍵情報を、前記非接触通信手段を通じて読み込む鍵情報読み込みステップと、
前記鍵情報の読み込み後に、利用制御情報更新手段が、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データを光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化データを前記ICチップから読み込まれた前記鍵情報を用いて復号し、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
を含む処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報記録プログラム。 - 光ディスクを用いた情報記録処理をコンピュータに実行させる情報記録プログラムにおいて、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
ディスク鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための、前記光ディスクに固有な情報からなるディスク鍵を、前記非接触通信手段を通じて読み込むディスク鍵読み込みステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
前記記録処理手段による前記他の記録媒体へのデータ記録後に、利用制御情報更新手段が、前記認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
を含む処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報記録プログラム。 - 光ディスクを用いた情報記録処理をコンピュータに実行させる情報記録プログラムにおいて、
情報読み込み手段が、前記光ディスクのデータ領域に暗号化データとして記録された1つ以上のコンテンツをそれぞれ識別するための識別情報と、当該コンテンツのそれぞれの利用の可否を示す利用制御情報とを、当該光ディスク上のICチップから非接触通信手段を通じて読み込む情報読み込みステップと、
一覧表示画面生成手段が、前記情報読み込みステップで読み込まれた前記識別情報に対応するコンテンツ名と対応する前記利用制御情報とを一覧表示した一覧表示画面をディスプレイに表示させる一覧表示画面生成ステップと、
選択入力受け付け手段が、前記一覧表示画面に応じたユーザからのコンテンツの選択入力を受け付ける選択入力受け付けステップと、
ディスク鍵情報読み込み手段が、認証手段に前記非接触通信手段を通じて前記ICチップとの相互認証処理を実行させ、正しく認証された場合に、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データとともに前記データ領域に暗号化されて記録された暗号化鍵情報を復号するための、前記光ディスクに固有な情報からなるディスク鍵を、前記非接触通信手段を通じて読み込むディスク鍵読み込みステップと、
前記ディスク鍵の読み込み後に、利用制御情報更新手段が、前記非接触通信手段を通じて前記ICチップにアクセスし、選択されたコンテンツに対応する前記利用制御情報を更新する利用制御情報更新ステップと、
記録処理手段が、選択されたコンテンツに対応する前記暗号化データおよび前記暗号化鍵情報を光ディスクドライブを通じて読み込み、当該暗号化鍵情報を前記ICチップから読み込まれた前記ディスク鍵を用いて復号し、復号された鍵情報を用いて前記暗号化データを復号して、復号されたコンテンツのデータを他の記録媒体に記録する記録処理ステップと、
を含む処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報記録プログラム。
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