JP2009166766A - 車両用リンク構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】工程数を減少させるとともに回転部のガタツキを抑制する好適な連結状態を実現可能な車両用リンク構造を提供する。
【解決手段】リンク構造10は、貫通孔1を有する連結桿1と、貫通孔2を有するとともに、貫通孔2が貫通孔1と同軸となるように連結桿1と当接する連結桿2と、貫通孔1より大径である座部31及び該座部31を基端として突出成形される軸体32を備える締結ピン3とを有する。座部31は、軸体32の軸部32bに向けて漸次小径に変化するとともに軸部32bとの連結点で軸部32bと同径であるように形成された座部テーパ部31aを有し、軸体32は、その先端の軸心から軸心方向に延びるとともに底部が連結桿2及び連結桿1の当接面よりも連結桿2側にある円孔32cを有し、軸体32の端部32aは、円孔32cが変形加工されたことで先端に向けて漸次大径に変化するように形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】リンク構造10は、貫通孔1を有する連結桿1と、貫通孔2を有するとともに、貫通孔2が貫通孔1と同軸となるように連結桿1と当接する連結桿2と、貫通孔1より大径である座部31及び該座部31を基端として突出成形される軸体32を備える締結ピン3とを有する。座部31は、軸体32の軸部32bに向けて漸次小径に変化するとともに軸部32bとの連結点で軸部32bと同径であるように形成された座部テーパ部31aを有し、軸体32は、その先端の軸心から軸心方向に延びるとともに底部が連結桿2及び連結桿1の当接面よりも連結桿2側にある円孔32cを有し、軸体32の端部32aは、円孔32cが変形加工されたことで先端に向けて漸次大径に変化するように形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、2つの連結桿が相対的に回動自在に連結された車両用リンク構造、例えばシートクッションの高さ位置を調節するシートリフタ等に適用可能な車両用リンク構造に関する。
従来、2つの連結桿が相対的に回動自在に連結された車両用リンク構造が適用された車両シートとして、例えば特許文献1に示されるものが知られている。
特許文献1では、シートクッションに対してシートバックを傾斜させるリクライニング装置に前記車両用リンク構造が適用されている。シートクッションとシートバックとはリクライニング装置を構成するリンク構造により相対的に回動自在に軸支されている。
図11に示すように、従来のリンク構造10は、貫通孔11を有する連結桿1と、貫通孔21を有する連結桿2と、両連結桿1,2の貫通孔11,21に挿通されることにより両連結桿1,2を連結する締結ピン3とから構成されている。
締結ピン3は、貫通孔11の径より大径である座部31と、座部31より突出形成される軸体32とを備えている。該軸体32は、貫通孔11側から両貫通孔11,21に挿入された後、その先端が連結桿2に対してかしめ加工により固着される端部32aと、連結桿2に対して相対的に回動自在な連結桿1を軸支する軸部32bとを有している。
座部31は、その外縁が他の部位よりも連結桿1に近接するように変形された近接部位31Aを有する。そして、該締結ピン3は、その軸心方向(以後、「軸心方向X」という)に対する座部31の背面から両連結桿1,2の当接面までの垂直距離をW1とすると、軸心方向Xに対して座部31の軸心からの深さがW2(>W1)である細孔33を有している。
該締結ピン3は2回のかしめ工程を経て両連結桿1,2を連結する。すなわち、第1かしめ工程で締結ピン3の座部31の背面にかしめ受け治具を当てた状態で端部32aをかしめて締結ピン3と連結桿2とを固着させる。同時にかしめ受け治具により座部31の外縁を軸心方向Xに押圧し変形させることで、近接部位31Aを形成し連結桿1の側面と座部31との隙間、すなわち軸心方向Xの隙間Δt1を近接部位31A付近のみ減少させている。さらに、第2のかしめ工程で締結ピン3の細孔33にかしめ用のスピン軸を回転させつつ軸心方向Xに潜行させることにより細孔33を放射状に押し広げて、座部31付近の軸部32bの外径と連結桿1の穴径とを近接させる。その結果、軸心方向と垂直な方向(以後、「軸心垂直方向Y」という)の隙間Δt2は減少する。
このようにして、連結桿1は連結桿2に対して相対的に回転可能となり、隙間Δt1,Δt2を減少させることで、リンク構造10の回転部(連結桿1)のガタツキを抑制する構造となっている。
特開平3−74841号公報
ところで、近年ではリンク構造10の回転部のガタツキを抑制するだけではなく、コスト削減のため組み付け工程数の減少も要求されている。しかしながら、従来のリンク構造10は、回転部のガタツキを抑制するために、隙間Δt1を減少させる第1かしめ工程と、隙間Δt2を減少させる第2かしめ工程との2回のかしめ工程を必要とする。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み付け工程数を減少させるとともにリンク構造の回動連結部のガタツキを抑制する好適な連結状態を実現可能な車両用リンク構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、第1貫通孔を有する第1連結桿と、第2貫通孔を有するとともに、前記第2貫通孔が前記第1貫通孔と同軸となるように第1連結桿と当接する第2連結桿と、前記第1貫通孔より大径である座部及び前記座部を基端として突出成形される軸体を備える締結部材とを有し、前記座部は、前記軸体に向けて漸次小径に変化するとともに前記軸体との連結点で前記軸体における座部との連結部位と同径であるように形成されたテーパ形状部を有し、前記軸体は、前記第1貫通孔側から前記両貫通孔に挿入された後、それら貫通孔から突出する部位が変形加工されて前記第2貫通孔よりも大径に成形された端部、及び第1連結桿を回動自在に連係するとともに座部に連結された軸部を備え、前記端部は、前記軸部の軸心方向に延びる孔部を有するとともに、先端に向けて漸次大径に変化する形状をなすことを要旨とする。
上記構成により、軸体を第1貫通孔側から両貫通孔に挿入した後、それら貫通孔から突出する部位を変形加工することで端部を第2貫通孔よりも大径に成形するという1回の変形加工工程によって車両用リンク構造を製造することが可能となるため、組み付け工程数の減少が可能となる。しかも、変形加工の際、両連結桿は、締結部材の端部と第2連結桿との間における締結部材の軸心方向の隙間を詰めながら締結される。そのため、車両用リンク構造における該軸心方向のガタツキを抑制することが可能となる。加えて、座部のテーパ形状部と第1連結桿とが当接し、端部と第2連結桿も当接した状態となるため、車両用リンク構造における該軸心方向と垂直な方向のガタツキを抑制することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用リンク構造において、前記締結部材における前記軸部部位が中実であるとともに、前記孔部の底部が前記第2連結桿及び前記第1連結桿の当接面よりも前記第2連結桿側にあることを要旨とする。
上記構成により、軸部、すなわち回転部である第1連結桿が配置される位置の軸体の一部分は必ず中実となる。そのため、軸部にその軸心への付加がかかった場合においても、変形加工された端部が元に戻るような変形が生じにくくなる。
請求項3に記載の発明では、請求項1〜2のいずれか1項に記載の車両用リンク構造において、前記第2連結桿が、前記第2貫通孔を中心にして前記第2貫通孔の軸心方向に凹んだ凹形状部を有し、凹形状部内に前記端部が収容されていることを要旨とする。
上記構成により、端部の一部分は凹形状部の凹みの中に収容された状態となるため、端部が外部の部品等と干渉して変形加工された端部が元に戻るような変形が生じにくくなる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用リンク構造において、前記第1貫通孔における前記締結部材の挿入側内周面に前記テーパ形状部のテーパ面と摺接する面取り部を有することを要旨とする。
上記構成により、連結桿1の面取り部と締結部材のテーパ形状とが面接触するため、締結部材3と連結桿1とが安定して当接することが可能となり、車両用リンク構造における締結部材の軸心方向のガタツキと、該軸心方向と垂直な方向のガタツキとがより好適に抑制される。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の車両用リンク構造において、前記座部の背面が、第1連結桿における締結部材の挿入側の締結部材挿入方向に対して垂直な面と一致する、もしくは前記垂直な面よりも前記第2連結桿側にあることを要旨とする。
上記構成により、締結部材の座部を第1連結桿の内部に完全に収容することが可能となるため、座部が外部の部品等と干渉するおそれを抑止することが可能となる。
請求項6に記載の発明では、第1貫通孔を有する第1連結桿と、第2貫通孔を有するとともに、前記第2貫通孔が前記第1貫通孔と同軸となるように第1連結桿と当接する第2連結桿と、前記第1貫通孔より大径である座部及び前記座部を基端として突出成形される軸体を備える締結部材とを有し、前記座部は、前記軸体に向けて漸次小径に変化するように形成されたテーパ形状部を有し、前記軸体は、前記第1貫通孔側から前記両貫通孔に挿入された後、それら貫通孔から突出する部位が変形加工されて前記第2貫通孔よりも大径に成形された端部、及び第1連結桿を回動自在に連係するとともに座部に連結された軸部を備え、前記端部は、前記軸部の軸心方向に延び且つ底部が前記第2連結桿及び前記第1連結桿の当接面よりも前記第2連結桿側にある孔部を有するとともに、先端に向けて漸次大径に変化する形状をなし、前記第1連結桿は、前記第1貫通孔における前記締結部材の挿入側内周面に前記テーパ形状部のテーパ面と摺接する面取り部を有することを要旨とする。
上記構成により、軸体を第1貫通孔側から両貫通孔に挿入した後、それら貫通孔から突出する部位を変形加工することで端部を第2貫通孔よりも大径に成形するという1回の変形加工工程によって車両用リンク構造を製造することが可能となるため、組み付け工程数の減少が可能となる。しかも、変形加工の際、両連結桿は、締結部材の端部と第2連結桿との間における締結部材の軸心方向の隙間を詰めながら締結される。そのため、車両用リンク構造における該軸心方向のガタツキを抑制することが可能となる。加えて、座部のテーパ形状部と第1連結桿とが当接し、端部と第2連結桿も当接した状態となるため、車両用リンク構造における該軸心方向と垂直な方向のガタツキを抑制することが可能となる。さらに、連結桿1の面取り部と締結部材のテーパ形状とが面接触するため、締結部材3と連結桿1とが安定して当接することが可能となり、車両用リンク構造における締結部材の軸心方向のガタツキと、該軸心方向と垂直な方向のガタツキとがより好適に抑制される。
請求項7に記載の発明では、請求項1または3〜5のいずれか1項に記載の車両用リンク構造において、前記締結部材がパイプ材から形成され、前記孔部は貫通孔であることを要旨とする。
上記構成により、締結部材がパイプ材から構成されているため、締結部材の作製時に切削等を必要とせずコストを下げることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、工程数を減少させるとともに回転部のガタツキを抑制することができる。
以下、本発明を具現化した実施形態を図1〜10に基づき詳細に説明する。
本実施形態は、車両用リンク構造が車両シートのシートリフタに適用されている場合を考える。
(車両シート100の構成)
図1に示すように、車両シート100は、座部を構成するシートクッション110と、背もたれ部を構成するシートバック120と、シートクッション110に対してシートバック120を回動自在に軸支するシートリクライナ130と、車床500に対してシートクッション110を車両前後方向(A方向)に移動自在に連係するシートスライドアジャスタ140と、該シートスライドアジャスタ140とシートクッション110との間に介在し、車床500に対してシートクッション110を車両上下方向(B方向)に昇降自在に連係するシートリフタ150とを有する。ここで、シートクッション110とシートバック120とシートリクライナ130をあわせたものをシート部位100aとする。
図1に示すように、車両シート100は、座部を構成するシートクッション110と、背もたれ部を構成するシートバック120と、シートクッション110に対してシートバック120を回動自在に軸支するシートリクライナ130と、車床500に対してシートクッション110を車両前後方向(A方向)に移動自在に連係するシートスライドアジャスタ140と、該シートスライドアジャスタ140とシートクッション110との間に介在し、車床500に対してシートクッション110を車両上下方向(B方向)に昇降自在に連係するシートリフタ150とを有する。ここで、シートクッション110とシートバック120とシートリクライナ130をあわせたものをシート部位100aとする。
(シートスライドアジャスタ140の構成)
図2に示すように、シートスライドアジャスタ140は、車床500に固定された左右一対のロアレール200と、シートクッション110に連係するとともに各ロアレール200にそれぞれ摺動自在に嵌合する左右一対のアッパーレール2aと、ロアレール200に対してアッパーレール2a(第2連結桿)を所定の位置で固定保持するロック機構(図略)とを有する。ロアレール200は、断面略U字状である車両前後方向(A方向)に延在する長尺状のものである。また、アッパーレール2aは、断面略逆T字状である車両前後方向(A方向)に延在する長尺状のものである。ロアレール200に対してアッパーレール2aは車両前後方向(A方向)に摺動自在に嵌合されているため、シート部位100aは車床500に対して車両前後方向(A方向)に所定量移動自在となる。そして、ロック機構により所定の位置でシート部位100aを固定保持することができる。
図2に示すように、シートスライドアジャスタ140は、車床500に固定された左右一対のロアレール200と、シートクッション110に連係するとともに各ロアレール200にそれぞれ摺動自在に嵌合する左右一対のアッパーレール2aと、ロアレール200に対してアッパーレール2a(第2連結桿)を所定の位置で固定保持するロック機構(図略)とを有する。ロアレール200は、断面略U字状である車両前後方向(A方向)に延在する長尺状のものである。また、アッパーレール2aは、断面略逆T字状である車両前後方向(A方向)に延在する長尺状のものである。ロアレール200に対してアッパーレール2aは車両前後方向(A方向)に摺動自在に嵌合されているため、シート部位100aは車床500に対して車両前後方向(A方向)に所定量移動自在となる。そして、ロック機構により所定の位置でシート部位100aを固定保持することができる。
(シートリフタ150の構成)
図2に示すように、シートリフタ150は、シートクッション110の左右にそれぞれ固定されるとともに該シートクッション110を支持する一対のクッションフレーム2b(第2連結桿)と、前記一対のアッパーレール2aと、互いに対向するアッパーレール2aとクッションフレーム2bとを連結するリンク部材である一対のフロントリンク1a(第1連結桿)、一対のリアリンク1b(第1連結桿)と、両リアリンク1b同士を連結するトルク伝達パイプ330とから構成されている。
図2に示すように、シートリフタ150は、シートクッション110の左右にそれぞれ固定されるとともに該シートクッション110を支持する一対のクッションフレーム2b(第2連結桿)と、前記一対のアッパーレール2aと、互いに対向するアッパーレール2aとクッションフレーム2bとを連結するリンク部材である一対のフロントリンク1a(第1連結桿)、一対のリアリンク1b(第1連結桿)と、両リアリンク1b同士を連結するトルク伝達パイプ330とから構成されている。
両アッパーレール2a(両クッションフレーム2b)の前方部と後方部とには、それぞれ貫通孔21(第2貫通孔)が形成されている。また、両フロントリンク1a(両リアリンク1b)の上端部には両クッションフレーム2bの前方部(後方部)の貫通孔21に対応する貫通孔11(第1貫通孔)が形成されており、下端部には両アッパーレール2aの前方部(後方部)の貫通孔21に対応する貫通孔11が形成されている。両貫通孔11,21にそれぞれ締結ピン3が挿通されることにより両者は回動自在に連係されている。つまり、これらは一対の4節リンク機構を構成している。
図2に示すように、中心線O上のA−B平面に対して対称に配置した該一対の4節リンク機構の間において、トルク伝達パイプ330が両リアリンク1bを連結している。ここで、一方のクッションフレーム2bにはシート高さ操作部を構成するクラッチ機構400が装着されている。該クラッチ機構400は、搭乗者が操作する操作レバー410と、該レバー410により入力されたトルクで回動するピニオンギア420とを有する。また、該クラッチ機構400が装着されている該クッションフレーム2bに連係される一方のリアリンク1bは、該ピニオンギア420に噛合するセクタギア430が一体に設けられた駆動リアリンク1baを構成しており、他方のリアリンク1bはトルク伝達パイプ330を介して従動する従動リアリンク1bbを構成している。
(シートリフタ150の動作)
搭乗者が操作レバー410操作することにより、図2のX方向視においてピニオンギア420は時計周り(反時計回り)に回動するため、該ピニオンギア420が噛合する駆動リアリンク1baのセクタギア430が反時計周り(時計回り)に回動する。そのため、トルク伝達パイプ330から従動リアリンク1bbにトルクが伝達されて、従動リアリンク1bbも駆動リアリンク1baに同期して回動するため、両クッションフレーム2bは両アッパーレール2aに対して上昇(下降)する。すなわち、車床500に対してシート部位100aは車両上下方向(B方向)に昇降自在となる。
搭乗者が操作レバー410操作することにより、図2のX方向視においてピニオンギア420は時計周り(反時計回り)に回動するため、該ピニオンギア420が噛合する駆動リアリンク1baのセクタギア430が反時計周り(時計回り)に回動する。そのため、トルク伝達パイプ330から従動リアリンク1bbにトルクが伝達されて、従動リアリンク1bbも駆動リアリンク1baに同期して回動するため、両クッションフレーム2bは両アッパーレール2aに対して上昇(下降)する。すなわち、車床500に対してシート部位100aは車両上下方向(B方向)に昇降自在となる。
(リンク構造10の構成)
次に、リアリンク1bとフロントリンク1aとがそれぞれ連結桿1(第1連結桿)を構成し、アッパーレール2aとクッションアーム2bとがそれぞれ連結桿2(第2連結桿)を構成すると、各連結桿1,2と各締結ピン3により略同形状の4つのリンク構造10を有する4節リンク機構が形成される。そこで、以下、これらリンク構造10のうちの1つのリンク構造10についてのみ詳細に説明し、他のリンク構造10の構成については説明を割愛する。
次に、リアリンク1bとフロントリンク1aとがそれぞれ連結桿1(第1連結桿)を構成し、アッパーレール2aとクッションアーム2bとがそれぞれ連結桿2(第2連結桿)を構成すると、各連結桿1,2と各締結ピン3により略同形状の4つのリンク構造10を有する4節リンク機構が形成される。そこで、以下、これらリンク構造10のうちの1つのリンク構造10についてのみ詳細に説明し、他のリンク構造10の構成については説明を割愛する。
図3に示すように、連結桿1は一枚の板材によって構成されており、その一方端側に貫通孔11を有している。また、連結桿2は一枚の板材を折り曲げて形成されており、その一方端側に貫通孔11と同口径の貫通孔21を有している。連結桿2は、該貫通孔2の周辺に位置するとともに連結桿1の長手方向と平行な当接部22と、該当接部22の両端から貫通孔2の中心軸方向に折り曲げられた屈曲部23と、該屈曲部23の両端が当接部22と平行であるように連結桿2の長手方向に折り曲げられた基部24とを有している。すなわち、連結桿2の一方端側は凹形状部25を有しており、その凹みの中心に貫通孔21を有している。そして、両貫通孔11,21が同軸であるように連結桿1と連結桿2の当接部22とが当接している。
同図に示すように、締結ピン3は、貫通孔11の径より大径である座部31と、該座部31と同軸であるように座部31より突出形成される軸体32とを有している。
該軸体32は、両貫通孔11,21の径に対して遊嵌可能である径を有するとともに連結桿1を回動自在に軸支する軸部32bと、軸部32bとの連結点からその先端に向けて漸次大径に変化する端部32a(以後、「端部テーパ部32a」という)と、その先端、すなわち端部テーパ部32aの軸心から締結ピン3の軸心方向(以後、「軸心方向X」という)に漸次小径に変化する円孔32c(孔部)とを有している。該円孔32cの底部は、両連結桿1,2の当接面よりも連結桿2側にある。ここで、該円孔32cが専用の治具で変形加工されたことで、端部32aはその先端に向けて漸次大径に変化するように形成されており、このようにして形成された端部テーパ部32aは、連結桿2の凹形状部25の凹み内に収容されている。
該座部31は、連結桿1側において軸部32bに向けて漸次小径に変化するとともに軸部32bとの連結点で軸部32bと同径であるように形成されたテーパ形状である座部テーパ部31a(テーパ形状部)を有している。
座部テーパ部31aと端部テーパ部32aとは同程度のテーパ形状であり、両テーパ部31a,32の斜面同士が向かい合う状態となる。そして、端部32aは専用の治具により変形加工されて連結桿2に固定されるため、連結桿2の貫通孔21の一方端側は端部テーパ部32aに圧接された状態となる。また、連結桿1の貫通孔11の一方端側は座部テーパ部31aと摺接するとともに、他方端側は連結桿2の当接部22と摺接する状態となる。
このようにして、締結ピン3は、抜脱することなく、両連結桿1,2を相対的に回動自在に連結可能となっている。もちろん、他の3つのリンク構造10も同様である。
(リンク構造10の形成順序)
まず、該リンク構造10を形成するに際して、図4に示すように両貫通孔11,21が同軸であるように連結桿1と連結桿2の当接部22とを当接させる。
まず、該リンク構造10を形成するに際して、図4に示すように両貫通孔11,21が同軸であるように連結桿1と連結桿2の当接部22とを当接させる。
そして、図5に示すように、連結桿1の貫通孔11の一方端が締結ピン3の座部31の座部テーパ部31aに当接するまで、貫通孔11側から締結ピン3を両連結桿1,2の両貫通孔11,21に挿通させる。この状態で、締結ピン3の端部32aの先端から両連結桿1,2の接触面までの軸心方向Xの距離をD1とすると、円孔32cの深さはD2(<D1)となるように設定されている。換言すれば、連結桿1の軸心方向Xの幅をd1とすると、両連結桿1,2の接触面と対向する連結桿1の側面から軸体32の中実である部分の軸心方向Xの幅はd2(>d1)である。すなわち、連結桿1を軸支する軸部32bは必ず中実であるように設定されている。
その後、図6に示すように、締結ピン3の座部31の背面にかしめ受け治具41を当てて固定した状態で、軸体32bの円孔32cにかしめ用のスピン軸42を回転させつつ軸心方向Xに潜行させる。その結果、該円孔32cは内側から外側に開くようにかしめ変形される。詳説すると、図3に示すように、円孔32cは放射状に押し広げられて、断面が略放物線状であるように変形加工される。そのため、端部32aは、その先端に向けて漸次大径に変化するように変形加工される。
ここで、かしめ変形する際、両連結桿1,2は、端部テーパ部32aと連結桿2の当接部22との軸心方向の隙間、すなわち従来の隙間Δt1に該当する隙間を詰めながら締結される。特に端部32a及び連結桿2について詳説すると、端部32aは、まず連結桿2の貫通孔21の一方端に接触した後に隙間なく密着していき、最終的に連結桿2に圧着される。また、軸心方向の垂直方向に隙間Δt2が存在していても、連結桿1は座部テーパ部31aと摺接し、連結桿2は端部テーパ部32aと圧接した状態で締結される。
このようにして、締結ピン3は抜脱せずに、両連結桿1,2を相対的に回動自在に連結することで、リンク構造10が構成されている。
(本実施形態で得られる作用効果)
上記構成により、以下の効果が得られる。
上記構成により、以下の効果が得られる。
(1)締結ピン3の座部31の背面にかしめ受け治具41を当てて固定した状態で、端部32aの円孔32cにかしめ用のスピン軸を回転させつつ軸心方向Xに潜行させることで、端部32aをその先端に向けて漸次大径に変化するように変形加工するという1回のかしめ工程によってリンク構造10を製造することが可能となる。そのため、組み付け工程数を減少させることができる。
また、かしめ変形する際、両連結桿1,2は、端部テーパ部32aと連結桿2の当接部22との間における軸心方向Xの隙間を詰めながら締結されるため、リンク構造10における軸心方向Xのガタツキを抑制できる。加えて、締結ピン3の座部テーパ部31aと連結桿1とが摺接し、端部テーパ部32aと連結桿2が圧接した状態となるため、隙間Δt2が存在しても必ず両連結桿1,2と締結ピン3とを当接させることが可能となり、リンク構造10における軸心垂直方向Yのガタツキを抑制できる。
(2)軸部32b、すなわち回転部である連結桿1が配置される位置の軸体32の一部分を必ず中実となるため、リクライニング装置130の繰り返しの回動等により締結ピン3の軸部32bにその軸心への付加がかかる場合であっても、締結ピン3のかしめが緩むおそれを抑止できる。
(3)端部テーパ部32aの一部分は該凹形状部25の凹みの中に収容された状態となるため、端部テーパ部32aは外部の部品等と干渉してかしめが緩むおそれを抑制できる。また、連結桿1は、凹形状部25の凹みに当たる当接部22のみ連結桿2と当接する。すなわち、凹形状部25を有することで両連結桿1,2の接触面積を小さくすることが可能となるため、連結桿1が回転する際に連結桿2との干渉を抑制できる。
(本実施形態における変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
<変更例1>
・上記実施形態において、締結ピン3の座部テーパ部31aと連結桿1の貫通孔11とは線接触する構造となっていたが、例えば図7に示すように、貫通孔11における締結ピン3の挿入側内周面に座部テーパ部31aのテーパ面と摺接する面取り部12を有するように変更してもよい。
・上記実施形態において、締結ピン3の座部テーパ部31aと連結桿1の貫通孔11とは線接触する構造となっていたが、例えば図7に示すように、貫通孔11における締結ピン3の挿入側内周面に座部テーパ部31aのテーパ面と摺接する面取り部12を有するように変更してもよい。
上記構成によると、前記(1)〜(3)に記載の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(4)上記構成により、連結桿1の面取り部12と締結ピン3の座部テーパ部31aとが面接触するため、締結ピン3と連結桿1とが安定して当接することが可能となり、リンク構造10の軸心方向Xのガタツキと、軸心垂直方向Yのガタツキとをより好適に抑制できる。
<変更例2>
・変更例1において、例えば図8に示すように、座部32の背面(同図平面A)が、連結桿1における締結ピン3の挿入側の軸心方向Xに対して垂直な面(同図平面B)と一致する、もしくは該垂直面よりも連結桿2側にあるように変更してもよい。
上記構成によると、前記(1)〜(4)に記載の効果に加えて、以下の効果が得られる。
・変更例1において、例えば図8に示すように、座部32の背面(同図平面A)が、連結桿1における締結ピン3の挿入側の軸心方向Xに対して垂直な面(同図平面B)と一致する、もしくは該垂直面よりも連結桿2側にあるように変更してもよい。
上記構成によると、前記(1)〜(4)に記載の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(5)締結ピン3の座部32を連結桿1の内部に完全に収容することが可能となり、座部32が外部の部品等と干渉するおそれを抑止することが可能となる。そのため、リンク構造10の配設自由度を向上させることができる。
<変更例3>
・変更例1において、座部31は、軸部32bとの連結点で前記軸部と同径であるように形成された座部テーパ部31aを有していたが、例えば図9に示すように、該座部テーパ部31aが軸部32bとの連結点で軸部32bと同径でなくてもよい。すなわち、座部テーパ部31a及び軸部32b及び面取り部12による隙間Δt3を有していてもよい。
・変更例1において、座部31は、軸部32bとの連結点で前記軸部と同径であるように形成された座部テーパ部31aを有していたが、例えば図9に示すように、該座部テーパ部31aが軸部32bとの連結点で軸部32bと同径でなくてもよい。すなわち、座部テーパ部31a及び軸部32b及び面取り部12による隙間Δt3を有していてもよい。
上記構成により、(1)〜(3)に記載の効果が得られる。また、隙間Δt3があったとしても、連結桿1の面取り部12と締結ピン3の座部テーパ部31aとが面接触するため、前記(4)に記載の効果も得られる。さらに、変更例2の構成条件も満たしているため前記(5)に記載の効果も得られる。
もちろん、変更例2の構成要件を必ずしも満たす必要はない。
<変更例4>
・上記実施形態において、締結ピン3の円孔32cは貫通孔ではないが、貫通孔に変更してもよい。例えば図10に示すように、締結ピン3は、パイプ材の両端を変形加工して座部31、軸部32b及び端部32aを構成したものであってもよい。
・上記実施形態において、締結ピン3の円孔32cは貫通孔ではないが、貫通孔に変更してもよい。例えば図10に示すように、締結ピン3は、パイプ材の両端を変形加工して座部31、軸部32b及び端部32aを構成したものであってもよい。
上記構成により、前記(1)及び(3)に記載の効果に加えて以下の効果が得られる。
(6)締結ピン3がパイプ材から構成されているため、締結ピン3の作製時に切削等を必要とせずコストを下げることができる。
・上記実施形態において、連結桿2の凹形状部25の底面までの深さをL1(図3に図示)とすると、円孔32cの底面から締結ピン3の端部テーパ部32aの先端までの垂直距離をL2(≦L1)である構成に変更してもよい。
上記構成によると、前記(1)〜(3)に記載の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(7)端部テーパ部32aは該凹形状部23の凹みの中に完全に収容されるため、外部テーパ部32が外部の部品等と干渉してかしめが緩むおそれをより好適に抑止できる。
・上記実施形態において、座部テーパ部31aが座部31の全域にわたって設けられた部位であってもよい。
・上記実施形態において、連結桿2は締結ピン3のかしめにより締結ピン3と一体化して、連結桿1が相対的に回転しているが、両連結桿1,2が両方とも締結ピン3に対して回動自在としてもよい。
・上記実施形態では、フロントリンク1a及びリアリンク1bを連結桿1、アッパーレール2a及びクッションフレーム2bを連結桿2としたが、フロントリンク1a及びリアリンク1bを連結桿2、アッパーレール2a及びクッションフレーム2bを連結桿1としてもよい。
・上記実施形態では、リンク構造を車両用シートのシートリフタに適用したが、これに限らずシートリクライナ、オットマン等の車両シート用リンク構造に適用してもよい。さらに、ドアヒンジ等の車両ドア用リンク構造に適用してもよい。もちろん、他の車両用リンク構造として適用してもよい。
1 連結桿(第1連結桿)
1a フロントリンク
1b リアリンク
2 連結桿(第2連結桿)
2a アッパーレール
2b クッションフレーム
3 締結ピン(締結部材)
10 リンク構造(車両用リンク構造)
11 貫通孔(第1貫通孔)
21 貫通孔(第2貫通孔)
31 座部
31a 座部テーパ部(テーパ形状部)
32 軸体
32a 端部もしくは端部テーパ部
32b 軸部
32c 孔部(円孔)
1a フロントリンク
1b リアリンク
2 連結桿(第2連結桿)
2a アッパーレール
2b クッションフレーム
3 締結ピン(締結部材)
10 リンク構造(車両用リンク構造)
11 貫通孔(第1貫通孔)
21 貫通孔(第2貫通孔)
31 座部
31a 座部テーパ部(テーパ形状部)
32 軸体
32a 端部もしくは端部テーパ部
32b 軸部
32c 孔部(円孔)
Claims (7)
- 第1貫通孔を有する第1連結桿と、
第2貫通孔を有するとともに、前記第2貫通孔が前記第1貫通孔と同軸となるように第1連結桿と当接する第2連結桿と、
前記第1貫通孔より大径である座部及び前記座部を基端として突出成形される軸体を備える締結部材とを有し、
前記座部は、前記軸体に向けて漸次小径に変化するとともに前記軸体との連結点で前記軸体における座部との連結部位と同径であるように形成されたテーパ形状部を有し、
前記軸体は、前記第1貫通孔側から前記両貫通孔に挿入された後、それら貫通孔から突出する部位が変形加工されて前記第2貫通孔よりも大径に成形された端部、及び第1連結桿を回動自在に連係するとともに座部に連結された軸部を備え、
前記端部は、前記軸部の軸心方向に延びる孔部を有するとともに、先端に向けて漸次大径に変化する形状をなすことを特徴とする車両用リンク構造。 - 前記締結部材における前記軸部部位が中実であるとともに、前記孔部の底部が前記第2連結桿及び前記第1連結桿の当接面よりも前記第2連結桿側にあることを特徴とする、請求項1に記載の車両用リンク構造。
- 前記第2連結桿が、前記第2貫通孔を中心にして前記第2貫通孔の軸心方向に凹んだ凹形状部を有し、凹形状部内に前記端部が収容されていることを特徴とする、請求項1〜2のいずれか1項に記載車両用リンク構造。
- 前記第1貫通孔における前記締結部材の挿入側内周面に前記テーパ形状部のテーパ面と摺接する面取り部を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用リンク構造。
- 前記座部の背面が、第1連結桿における締結部材の挿入側の締結部材挿入方向に対して垂直な面と一致する、もしくは前記垂直な面よりも前記第2連結桿側にあることを特徴とする、請求項4に記載の車両用リンク構造。
- 第1貫通孔を有する第1連結桿と、
第2貫通孔を有するとともに、前記第2貫通孔が前記第1貫通孔と同軸となるように第1連結桿と当接する第2連結桿と、
前記第1貫通孔より大径である座部及び前記座部を基端として突出成形される軸体を備える締結部材とを有し、
前記座部は、前記軸体に向けて漸次小径に変化するように形成されたテーパ形状部を有し、
前記軸体は、前記第1貫通孔側から前記両貫通孔に挿入された後、それら貫通孔から突出する部位が変形加工されて前記第2貫通孔よりも大径に成形された端部、及び第1連結桿を回動自在に連係するとともに座部に連結された軸部を備え、
前記端部は、前記軸部の軸心方向に延び且つ底部が前記第2連結桿及び前記第1連結桿の当接面よりも前記第2連結桿側にある孔部を有するとともに、先端に向けて漸次大径に変化する形状をなし、
前記第1連結桿は、前記第1貫通孔における前記締結部材の挿入側内周面に前記テーパ形状部のテーパ面と摺接する面取り部を有することを特徴とする車両用リンク構造。 - 前記締結部材がパイプ材から形成され、前記孔部は貫通孔であることを特徴とする、請求項1または3〜5のいずれか1項に記載の車両用リンク構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008009153A JP2009166766A (ja) | 2008-01-18 | 2008-01-18 | 車両用リンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008009153A JP2009166766A (ja) | 2008-01-18 | 2008-01-18 | 車両用リンク構造 |
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Family Applications (1)
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JP2008009153A Withdrawn JP2009166766A (ja) | 2008-01-18 | 2008-01-18 | 車両用リンク構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009166766A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014083905A (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-12 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シート |
WO2016017295A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | 株式会社タチエス | 車両用シートのリンク構造 |
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-
2008
- 2008-01-18 JP JP2008009153A patent/JP2009166766A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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