JP2009154638A - シート - Google Patents

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Kohei Ido
耕平 井土
Toshiharu Ito
敏治 伊藤
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Abstract

【課題】第1のリンク機構を用いてシートクッションの両側に設けられる一対のロアアームをフロアに対して昇降させるリフター機構と、第2のリンク機構を用いて、前記一対のロアアームの間にあるパンを前記一対のロアアームに対して昇降させるチルト機構とを有するシートに関し、部品点数の削減及び軽量化が図れるシートを提供することを課題とする。
【解決手段】
リフター機構のロアアーム23に回転可能に設けられたフロントリフトリンク15の回転軸と、チルト機構のロアアーム23に回転可能に設けられたチルトリンク51の回転軸とを同軸とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1のリンク機構を用いてシートクッションの両側に設けられる一対のロアアームをフロアに対して昇降させるリフター機構と、第2のリンク機構を用いて、前記一対のロアアームの間にあるパンを前記一対のロアアームに対して昇降させるチルト機構と、を有するシートに関する。
シートクッション全体を昇降させるリフター機構と、シートクッション座面の傾斜を変えるチルト機構とを備えたシートとして、下記特許文献1に記載のものがある。
特開2002−321551号公報(図1参照)
上述した構成のシートでは、リフター機構と、チルト機構とはそれぞれ独立して設けられているので、部品点数が多く、シートの重量も重くなる問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、部品点数の削減及び軽量化が図れるシートを提供することにある。
請求項1に係る発明は、第1のリンク機構を用いてシートクッションの両側に設けられる一対のロアアームをフロアに対して昇降させるリフター機構と、第2のリンク機構を用いて、前記一対のロアアームの間にあるパンを前記一対のロアアームに対して昇降させるチルト機構と、を有するシートにおいて、前記第1のリンク機構の回転軸と前記第2のリンクの回転軸とが同軸であることを特徴とするシートである。
請求項2に係る発明は、シートクッションの両側に設けられる一対のロアアーム,一方の端部側がフロア側に回転可能に設けられ、他方の端部側が前記各ロアアームの前部に回転可能に設けられた一対のフロントリフトリンク,一方の端部側がフロア側に回転可能に設けられ、他方の端部側が前記各ロアアームの後部に回転可能に設けられた一対のリアリフトリンク,前記フロントリフトリンク、前記リアリフトリンクのうちのどちらか一方のリンクを回転駆動するリフター機構駆動手段からなるリフター機構と、前記一対のロアアームの間に設けられ、基端部側が前記各ロアアームに回転可能に設けられたパン,前記ロアアームに回転可能に設けられ、先端側が前記パンの先端側に回転可能に設けられた一対のチルトリンク,該チルトリンクを回転駆動するチルト機構駆動手段からなるチルト機構と、を有するシートにおいて、前記ロアアームに回転可能に設けられた前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクの回転軸と、前記ロアアームに回転可能に設けられた前記チルトリンクの回転軸とが同軸であることを特徴とするシートである。
請求項3に係る発明は、前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、第2小径貫通穴の径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記第2小径貫通穴の径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、前記他方のリンクの大径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記一方のリンクの第2小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことを特徴とする請求項2記載のシート。
請求項4に係る発明は、前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、一方のリンクと対向する面側には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凹部が、一方のリンクと対向する面と反対側の面には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凸部が形成され、前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、第2小径貫通穴の径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記第2小径貫通穴の径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、大径貫通穴、凹部の内周面の各軸方向の長さの和と等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記一方のリンクの第2小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことを特徴とする請求項2記載のシートである。
請求項5に係る発明は、前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、一方のリンクと対向する面側には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凹部が、一方のリンクと対向する面と反対側の面には前記大径貫通穴の周縁に沿って凸部が形成され、更に、前記一方のリンクの第2小径貫通穴には、該第2小径貫通穴の内周面に当接可能な円筒部、該円筒部の周面の一方の端部から折曲し一方のリンクの表面に当接する第1つば部、前記円筒部の周面の他方の端部から折曲し一方のリンクの裏面に当接する第2つば部からなるブッシュが設けられ、前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、前記ブッシュの内径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記ブッシュの円筒部の内径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、大径貫通穴の内周面の軸方向の長さ等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記ブッシュの内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことを特徴とする請求項2記載のシートである。
請求項6に係る発明は、前記ブッシュの摺動面は、樹脂でなることを特徴とする請求項5記載のシートである。
請求項7に係る発明は、前記他方のリンクの凸部と凹部とは、打ち出し加工により形成されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のシートである。
請求項1に係る発明によれば、前記第1のリンク機構の回転軸と前記第2のリンクの回転軸とが同軸であることにより、部品点数の削減及び軽量化が図れる。
請求項2−7に係る発明によれば、前記ロアアームに回転可能に設けられた前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクの回転軸と、前記ロアアームに回転可能に設けられた前記チルトリンクの回転軸とが同軸であることにより、部品点数の削減及び軽量化が図れる。
請求項3に係る発明によれば、前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、第2小径貫通穴の径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記第2小径貫通穴の径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、前記他方のリンクの大径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記一方のリンクの第2小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことにより、ピンの軸方向における一方のリフトリンク、チルトリンクのガタが少なくなる。
請求項4に係る発明によれば、前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、一方のリンクと対向する面側には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凹部が、一方のリンクと対向する面と反対側の面には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凸部が形成され、前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、第2小径貫通穴の径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記第2小径貫通穴の径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、大径貫通穴、凹部の内周面の各軸方向の長さの和と等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記一方のリンクの第2小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことにより、ピンの軸方向における一方のリフトリンク、チルトリンクのガタが少なくなる。
特に、凸部の端面の平面精度が向上するような成形法を選択することにより、ピンの頭部と他方のリンクとのガタが少なくなる。
請求項5に係る発明によれば、前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、一方のリンクと対向する面側には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凹部が、一方のリンクと対向する面と反対側の面には前記大径貫通穴の周縁に沿って凸部が形成され、更に、前記一方のリンクの第2小径貫通穴には、該第2小径貫通穴の内周面に当接可能な円筒部、該円筒部の周面の一方の端部から折曲し一方のリンクの表面に当接する第1つば部、前記円筒部の周面の他方の端部から折曲し一方のリンクの裏面に当接する第2つば部からなるブッシュが設けられ、前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、前記ブッシュの内径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記ブッシュの円筒部の内径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、大径貫通穴の内周面の軸方向の長さ等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記ブッシュの内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことにより、ピンの軸方向における一方のリフトリンク、チルトリンクのガタが少なくなる。
特に、凸部と凹部とを打ち出し加工法により形成することにより、凸部の端面の平面精度が向上し、ピンの頭部と他方のリンクとのガタが少なくなる。
又、ブッシュを設けたことにより、ピンの軸方向におけるロアアームに対する一方のリンクのガタが少なくなる。
請求項6に係る発明によれば、前記ブッシュの摺動面は、樹脂でなることにより、適宜な低摩擦性の樹脂を選択することにより、一方のリンクの回転がスームズとなる。
請求項7に係る発明によれば、前記他方のリンクの凸部と凹部とは、打ち出し加工により形成されることにより、凸部の端面の平面精度が向上し、ピンの頭部と他方のリンクとのガタが少なくなる。
図1−図5を用いて説明する。図1は本形態例のシートの内部から見たアウタ側の機構を説明する図、図2は本形態例のシートの内部から見たインナ側の機構を説明する図、図3は図1,図2のチルトリンクとロッドとの取付を説明する分解斜視図である。
最初に、図1−3を用いて、本形態例のシートリフターを有するシートの全体構成を説明する。
図1に示すように、アウタ側のシートトラック1は、フロアに対してブラケット3,5を介して設けられるロアレール7と、ロアレール7に対して移動可能に係合するアッパレール9とからなっている。
又、図2に示すように、インナ側のシートトラック101は、フロアに対してブラケット103,105を介して設けられるロアレール107と、ロアレール107に対して移動可能に係合するアッパレール109とからなっている。尚、本形態例では、アッパレール9,109側には、図示しないモータが設けられ、アッパレール9,109内に、アッパレール9,109の長手方向に沿って前記モータによって回転駆動されるねじ棒が設けられている。ロアレール7,107内には、前記ねじ棒に螺合するナット部材が取り付けられ、前記モータを駆動することにより、アッパレール9,109はロアレール7,107に対して移動するようになっている。
図1、図2に示すように、アッパレール9,109上には、ベース11、111が設けられている。
ここで、シートクッション全体を昇降させるリフター機構を説明する。
図1に示すように、ベース11の前部には、ピン13を用いてフロントリフトリンク15の一方の端部側が回転可能に設けられている。ベース11の後部には、ピン17を用いてリアリフトリンク19の一方の端部側が回転可能に取り付けられている。フロントリフトリンク15の他方の端部側は、ピン21を用いて、シートクッションのアウタ側のロアアーム23の前部に回転可能に取り付けられている。リアリフトリンク19の他方の端部側は、ピン25を用いてシートクッションのロアアーム23の後部に回転可能に取り付けられている。よって、ベース11と、フロントリフトリンク15と、ロアアーム23と、リアリフトリンク19とで、四節回転機構が形成されている。
同様に、図2に示すように、ベース111の前部には、ピン113を用いてフロントリフトリンク115の一方の端部が回転可能に設けられている。ベース111の後部には、ピン117を用いてリアリフトリンク119の一方の端部が回転可能に取り付けられている。フロントリフトリンク115の他方の端部側は、ピン121を用いてインナ側のロアアーム123の前部に回転可能に取り付けられている。リアリフトリンク119の他方の端部側は、ピン125を用いてロアアーム123の後部に回転可能に取り付けられている。よって、ベース111と、フロントリフトリンク115と、ロアアーム123と、リアリフトリンク119とで、四節回転機構が形成されている。
又、図1に示すように、リアリフトリンク19には、ピン25を中心とするセクタギヤ19aが形成されている。ロアアーム23には、セクタギヤ19aに螺合するピニオン27が設けられている。このピニオン27は、ロアアーム23に設けられた図示しないモータによって回転駆動されるようになっている。よって、図示しないモータと、ピニオン27と、セクタギヤ19aとで、リアリフトリンク19を回転駆動するリフター機構駆動手段となっている。
ロアアーム23は、リクライニング機構31を介して、シートバックのアウタ側のアッパアーム33が設けられている。図2に示すようにロアアーム123は、リクライニング機構131を介して、シートバックのインナ側のアッパアーム133が設けられている。
アッパアーム33の上端側とアッパアーム133の上端側は、図示しないフレームより接続され、シートバックフレームを構成している。更に、図1に示すように、ロアアーム23とロアアーム123との間には、ピン25、ピン125が嵌合するロッド29が設けられている。シートバックフレーム、ロッド29等のアウタ側とインナ側との接続される部品により、ロアアーム23とロアアーム123とは一体化されている。よって、図示しないモータによってピニオン27が回転駆動されると、リアリフトリンク19はベース11に対して回転し、ロアアーム23、123(シートクッション)はベース11に対して昇降するようになっている。
シートクッションの前部には、シートクッション座面の傾斜を変えるチルト機構が設けられている。
図1に示すように、ロアアーム23の前部には、チルトリンク51が配置される。このチルトリンク51は、図3に示すように、中間部に穴51aが形成され、図1に示すように、中間部はフロントリフトリンク15に積層され、前述したピン21を用いてロアアーム23に回転可能に設けられている。即ち、ロアアーム23に回転可能に設けられたフロントリフトリンク15の回転軸と、ロアアーム23に回転可能に設けられたチルトリンク51の回転軸とが同軸となっている。チルトリンク51の上端部側には穴51bが形成され、下端部側には、穴51cが形成されている。
図2に示すように、ロアアーム123の前部には、チルトリンク151が配置される。このチルトリンク151は、図3に示すように、中間部に穴151aが形成され、図2に示すように、中間部はフロントリフトリンク115に積層され、前述したピン121を用いてロアアーム123に回転可能に設けられている。即ち、ロアアーム123に回転可能に設けられたフロントリフトリンク115の回転軸と、ロアアーム123に回転可能に設けられたチルトリンク151の回転軸とが同軸となっている。チルトリンク151の上端部側には穴151bが形成されている。
図1、図2に示すように、ロアアーム23、ロアアーム123の上部には、内側からシートクッションの座面を押すチルトパン201が設けられている。チルトパン201の回転基端部側には、ロアアーム23の側面に延出する基端部側アーム203と、ロアアーム123の側面に延出する基端部側アーム205とが形成されている。基端部側アーム203、205には、長穴203a、205aが形成されている。そして、長穴203aを挿通するピン207により、基端部側アーム203はロアアーム23に回転可能に取り付けられている。又、長穴205aを挿通するピン209により、基端部側アーム205はロアアーム123に回転可能に取り付けられている。
チルトパン201の回転半径方向の中間部には、ロアアーム23の側面に延出する中間部側アーム211と、ロアアーム123の側面に延出する中間部側アーム213とが形成されている。中間部側アーム211、213には、穴211a、213aが形成されている。そして、中間部側アーム211の穴211aと、チルトリンク51の穴51bとに係合するピン221により、中間部側アーム211はチルトリンク51に回転可能に取り付けられている。又、中間部側アーム213の穴213aと、チルトリンク151の穴151bとに係合するピン223により、中間部側アーム213はチルトリンク151に回転可能に取り付けられている。
図3に示すように、チルトリンク51の下部側には、穴51cが形成されている。図1、図3に示すように、ロアアーム23には、ブラケット301を介してチルトモータ303が設けられている。このチルトモータ303の出力軸には、ねじ棒305と図示しないナットとからなる変換機構307が設けられ、ねじ棒305は変換機構307のハウジングに対して進退するようになっている。そして、図3に示すように、ねじ棒305の先端部には、穴305aが形成され、図1に示すように、ねじ棒305の穴305a、チルトリンク51の穴51cを挿通するピン311を用いて、ねじ棒305とチルトリンク51とは接続されている。よって、チルトモータ303と、変換機構307と、ねじ棒305とで、チルトリンク51を回転駆動するチルト機構駆動手段となっている。
図3に示すように、チルトリンクの穴51a、51bが設けられる面と、ねじ棒が取り付けられる穴51cが設けられる面とは同一平面上になく、オフセットしている。これは、ロアアーム23の内側の面に設けたチルトモータ303、変換機構307の機構的制限により、ねじ棒305とロアアーム23との間に所定の間隔が必要となるからである。このオフセットを実現するために、チルトリンク51には、リンクの回転平面と直交する方向に延出する第1面55が形成されている。
又、チルトリンク151にも、リンクの回転平面(図3において、矢印C方)と直交する方向に延出する第1面155が形成されている。チルトリンク51の第1面55には、ロッド321の一方の側の周面が、チルトリンク151の第1面155には、ロッド321の他方の側の周面が溶接により取り付けられている。
ここで、図4、図5を用いて、ピン21を用いたフロントリフトリンク15,チルトリンク51のロアアーム23への取り付け構造を説明する。図4は図1の切断線B−Bでの断面図、図5は図4において、ピンを穴に挿入する前を説明する図である。
これらの図に示すように、ロアアーム23には、第1小径貫通穴23aが形成され、ロアアーム23側のフロントリフトリンク15には、第1小径貫通穴23aより大きな径の第2小径貫通穴15aが形成されている。チルトリンク51には、第2小径貫通穴15aより大きな径の大径貫通穴51dが形成され、更に、チルトリンク15の大径貫通穴51dの周縁は、打ち出し加工により、フロントリフトリンク15と対向する面側には、大径貫通穴51dの周縁に沿って凹部51fが、フロントリフトリンク15と対向する面と反対側の面には大径貫通穴51dの周縁に沿って凸部51eが形成されている。
フロントリフトリンク15の第2小径貫通穴15aの内周面には、フロントリフトリンク15の第2小径貫通穴15aの内周面に当接可能な円筒部501aと、円筒部501aの周面の一方の端部から折曲し、フロントリフトリンク15のロアアーム23との対向面に当接する第1つば部501bと、円筒部501aの周面の他方の端部から折曲し、フロントリフトリンク15のロアアーム23との対向面に当接する第2つば部501cとからなり、金属に樹脂がラミネートされ、摺動面が樹脂でなるブッシュ501が設けられている。
ピン21は、大径貫通穴51dより大きく、チルトリンク51に当接する頭部21a,該頭部21aに連設され、大径貫通穴51dの径より小さな径で、ブッシュ501の内径より大きな径の大径部21b,該大径部21bに連設され、ブッシュ501の円筒部501aの内径より小さな径で、第1小径貫通穴23aの径より大きな径の第1小径部21c,該第1小径部21cに連設され、第1小径貫通穴23aより小さな径の第2小径部21d,該第2小径部21dに連設され、第1小径貫通穴23aより大きく、ロアアーム23に当接する小頭部21eとからなり、大径部21bの軸方向の長さは、チルトリンク51の凹部51f、大径貫通穴51dの内周面の各軸方向の長さの和と等しく、第1小径部21cの軸方向の長さは、ブッシュ501の内周面の軸方向の長さと等しく、組み付け後の第2小径部21dの軸方向の長さは、ロアアーム23の第1小径貫通穴23aの内周面の軸方向の長さと等しく設定されている。
尚、本形態例のブッシュ501の組み付け前の状態は、第1つば部501b,第2つば部501cのうちのいずれか一方のつば部がない状態で、フロントリンク15の第2小径貫通穴15aに圧入ぎみで挿入し、挿入した方の端部を折り曲げてつば部を形成する。又、図5に示すように、組み付け前のピン21の第2小径部21dの軸方向の長さは、ロアアームの23の厚さより長く設定され、ピン21の第2小径部21dをチルトリンク51の大径貫通穴51dから挿入し、ロアアーム23の第1小径貫通穴23aより突出した第2小径部21dをかしめて、小頭部21eを形成している。
更に、ピン121を用いたフロントリフトリンク115,チルトリンク151のロアアーム123への取り付け構造も同じ構造であるので、重複する説明を省略する。
そして、図1、図2に示すように、チルトモータ303が駆動されると、ねじ棒305が進退する。ねじ棒305の進退により、チルトリンク51が穴51a(ピン21)を中心に回転する。チルトリンク51の回転は、ロッド321を介してチルトリンク151へ伝達され、チルトリンク151は穴151a(ピン121)を中心に回転する。チルトリンク51、チルトリンク151が回転することにより、チルトパン201前部側がピン207,ピン209を支点として昇降し、シートクッションの座面の前部が傾斜する。
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ロアアーム23、123に回転可能に設けられたフロントリフトリンク15、115の回転軸と、ロアアーム23、123に回転可能に設けられたチルトリンク51、151の回転軸とが同軸であるので、部品点数の削減及び軽量化が図れる。
(2)ピン21は、大径貫通穴51dより大きく、チルトリンク51に当接する頭部21a,該頭部21aに連設され、大径貫通穴51dの径より小さな径で、ブッシュ501の内径より大きな径の大径部21b,該大径部21bに連設され、ブッシュ501の円筒部501aの内径より小さな径で、第1小径貫通穴23aの径より大きな径の第1小径部21c,該第1小径部21cに連設され、第1小径貫通穴23aより小さな径の第2小径部21d,該第2小径部21dに連設され、第1小径貫通穴23aより大きく、ロアアーム23に当接する小頭部21eとからなり、大径部21bの軸方向の長さは、チルトリンク51の大径貫通穴51dの内周面の軸方向の長さと等しく、第1小径部21cの軸方向の長さは、ブッシュ501の内周面の軸方向の長さと等しく、第2小径部21dの軸方向の長さは、ロアアーム23の第1小径貫通穴23aの内周面の軸方向の長さと等しく設定されていることにより、ピン21の軸方向におけるフロントリンク15、チルトリンク51のガタが少なくなる。
(3)チルトリンク51の凸部51eと凹部51fとは、打ち出し加工により形成されることにより、凸部51eの端面の平面精度が向上し、ピン21の軸方向におけるピン21の頭部21aとチルトリンク51とのガタが少なくなる。
(4)ブッシュ501を設けたことにより、ピン21の軸方向におけるロアアーム23に対するフロントリンク15のガタが少なくなる。
(5)ブッシュ501の摺動面は、樹脂でなることにより、適宜な低摩擦性の樹脂を選択することにより、フロントリンク15の回転がスームズとなる。
尚、上記構成において、ロアアーム23、フロントリフトリンク15、チルトリンク51の順で積層したが、ロアアーム23、チルトリンク51,フロントリフトリンク15の順で積層し、フロントリフトリンク15の貫通穴の周縁に凹部と凸部とを形成するようにしてもよい。
又、図2に示す、ピン121を用いたフロントリフトリンク115,チルトリンク151のロアアーム123への取り付け構造でも、上記効果の(2)−(5)を得ることができる。
更に、ピン21を用いたフロントリフトリンク15,チルトリンク51のロアアーム23への取り付け構造は、上記形態例に限定するものではない。
例えば、図4に示す構成において、ブッシュ501と、チルトリンク51の凸部51e、凹部51fとがない図6に示すような構成でもよい。
図において、フロントリフトリンク15と、チルトリンク51とは、ロアアーム23と積層されるように配置されている。ロアアーム23には、第1小径貫通穴23aが形成され、フロントリンク15には、第1小径貫通穴23aより大きな径の第2小径貫通穴15aが形成され、チルトリンク51には、第2小径貫通穴15aより大きな径の大径貫通穴51dが形成されている。
ピン21は、大径貫通穴51dより大きく、チルトリンク51に当接する頭部21a,頭部21aに連設され、大径貫通穴51dの径より小さな径で、第2小径貫通穴15aの径より大きな径の大径部21b,大径部21bに連設され、第2小径貫通穴15aの径より小さな径で、第1小径貫通穴23aの径より大きな径の第1小径部21c,第1小径部21cに連設され、第1小径貫通穴23aより小さな径の第2小径部21d,第2小径部21dに連設され、第1小径貫通穴23aより大きく、ロアアーム23に当接する小頭部21eとからなり、大径部21bの軸方向の長さは、チルトリンク51の大径貫通穴51dの内周面の軸方向の長さと等しく、第1小径部21cの軸方向の長さは、フロントリンク15の第2小径貫通穴15aの内周面の軸方向の長さと等しく、第2小径部21dの軸方向の長さは、ロアアーム23の第1小径貫通穴23aの内周面の軸方向の長さと等しく設定されている。
又、図4に示す構成において、ブッシュ501がない図7に示すような構成でもよい。
図において、フロントリフトリンク15と、チルトリンク51とは、ロアアーム23と積層されるように配置され、ロアアーム23には、第1小径貫通穴23aが形成され、フロントリフトリンク15には、第1小径貫通穴23aより大きな径の第2小径貫通穴15aが形成され、チルトリンク51には、第2小径貫通穴15aより大きな径の大径貫通穴51dが形成され、大径貫通穴51dの周縁は、一方のリンクと対向する面側には、大径貫通穴51dの周縁に沿って凹部51fが、フロントリフトリンク15と対向する面と反対側の面には凸部51dが形成されている。
ピン21は、大径貫通穴51dより大きく、チルトリンク51に当接する頭部21a,頭部21aに連設され、大径貫通穴51dの径より小さな径で、第2小径貫通穴15aの径より大きな径の大径部21b,大径部21bに連設され、第2小径貫通穴15aの径より小さな径で、第1小径貫通穴23aの径より大きな径の第1小径部21c,第1小径部21cに連設され、第1小径貫通穴23aより小さな径の第2小径部21d,第2小径部21dに連設され、第1小径貫通穴23aより大きく、ロアアーム23に当接する小頭部21eとからなり、大径部21bの軸方向の長さは、チルトリンク51の大径貫通穴51d、凹部51fの内周面の各軸方向の長さの和と等しく、第1小径部21cの軸方向の長さは、一方のリンクの第2小径貫通穴15aの内周面の軸方向の長さと等しく、第2小径部21dの軸方向の長さは、ロアアーム23の第1小径貫通穴23aの内周面の軸方向の長さと等しく設定されている。
第1の実施の形態例のシートの内部から見たアウタ側の機構を説明する図である。 第1の実施の形態例のシートの内部から見たインナ側の機構を説明する図である。 図1,図2のチルトリンクとロッドとの取付を説明する分解斜視図である。 図1の切断線B−Bでの断面図である。 図4において、ピンを穴に挿入する前を説明する図である。 他の形態例を説明する図である。 他の形態例を説明する図である。
符号の説明
23、123 ロアアーム
15、151 フロントリフトリンク
51、151 チルトリンク

Claims (7)

  1. 第1のリンク機構を用いてシートクッションの両側に設けられる一対のロアアームをフロアに対して昇降させるリフター機構と、
    第2のリンク機構を用いて、前記一対のロアアームの間にあるパンを前記一対のロアアームに対して昇降させるチルト機構と、
    を有するシートにおいて、
    前記第1のリンク機構の回転軸と前記第2のリンクの回転軸とが同軸であることを特徴とするシート。
  2. シートクッションの両側に設けられる一対のロアアーム,一方の端部側がフロア側に回転可能に設けられ、他方の端部側が前記各ロアアームの前部に回転可能に設けられた一対のフロントリフトリンク,一方の端部側がフロア側に回転可能に設けられ、他方の端部側が前記各ロアアームの後部に回転可能に設けられた一対のリアリフトリンク,前記フロントリフトリンク、前記リアリフトリンクのうちのどちらか一方のリンクを回転駆動するリフター機構駆動手段からなるリフター機構と、
    前記一対のロアアームの間に設けられ、基端部側が前記各ロアアームに回転可能に設けられたパン,前記ロアアームに回転可能に設けられ、先端側が前記パンの先端側に回転可能に設けられた一対のチルトリンク,該チルトリンクを回転駆動するチルト機構駆動手段からなるチルト機構と、を有するシートにおいて、
    前記ロアアームに回転可能に設けられた前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクの回転軸と、前記ロアアームに回転可能に設けられた前記チルトリンクの回転軸とが同軸であることを特徴とするシート。
  3. 前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、
    前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、
    前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、
    前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、
    前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、第2小径貫通穴の径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記第2小径貫通穴の径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、前記他方のリンクの大径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記一方のリンクの第2小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、
    前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことを特徴とする請求項2記載のシート。
  4. 前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、
    前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、
    前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、
    前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、一方のリンクと対向する面側には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凹部が、一方のリンクと対向する面と反対側の面には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凸部が形成され、
    前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、第2小径貫通穴の径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記第2小径貫通穴の径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、大径貫通穴、凹部の内周面の各軸方向の長さの和と等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記一方のリンクの第2小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、
    前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことを特徴とする請求項2記載のシート。
  5. 前記フロントリフトリンク、リアリフトリンクのうちの一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとは、前記ロアアームと積層されるように配置され、
    前記ロアアームには、第1小径貫通穴が形成され、
    前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの一方のリンクには、前記第1小径貫通穴より大きな径の第2小径貫通穴が形成され、
    前記一方のリフトリンクと、前記チルトリンクとのうちの他方のリンクには、前記第2小径貫通穴より大きな径の大径貫通穴が形成され、一方のリンクと対向する面側には、前記大径貫通穴の周縁に沿って凹部が、一方のリンクと対向する面と反対側の面には前記大径貫通穴の周縁に沿って凸部が形成され、
    更に、前記一方のリンクの第2小径貫通穴には、該第2小径貫通穴の内周面に当接可能な円筒部、該円筒部の周面の一方の端部から折曲し一方のリンクの表面に当接する第1つば部、前記円筒部の周面の他方の端部から折曲し一方のリンクの裏面に当接する第2つば部からなるブッシュが設けられ、
    前記大径貫通穴より大きく、前記他方のリンクに当接する頭部,該頭部に連設され、前記大径貫通穴の径より小さな径で、前記ブッシュの内径より大きな径の大径部,該大径部に連設され、前記ブッシュの円筒部の内径より小さな径で、第1小径貫通穴の径より大きな径の第1小径部,該第1小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より小さな径の第2小径部,該第2小径部に連設され、前記第1小径貫通穴より大きく、前記ロアアームに当接する小頭部とからなり、前記大径部の軸方向の長さは、大径貫通穴の内周面の軸方向の長さ等しく、前記第1小径部の軸方向の長さは、前記ブッシュの内周面の軸方向の長さと等しく、前記第2小径部の軸方向の長さは、前記ロアアームの第1小径貫通穴の内周面の軸方向の長さと等しいピンを用いて、
    前記ロアアームに対して、前記一方のリンク、前記他方のリンクを回転可能に設けたことを特徴とする請求項2記載のシート。
  6. 前記ブッシュの摺動面は、樹脂でなることを特徴とする請求項5記載のシート。
  7. 前記他方のリンクの凸部と凹部とは、打ち出し加工により形成されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のシート。
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