JP2009057025A - チルト機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】チルトパン201の回転基端部側とロアアーム23,ロアアーム123との取付をチルトリンク51,チルトリンク151とチルトパン201の移動量の差を吸収する取付とし、チルトパン201の回転基端部側とロアアーム23,ロアアーム123との取付箇所を着座者のヒップポイント近傍とする。
【選択図】図2
Description
又、リンク、チルトパン、ロアアーム等の寸法誤差により、水平方向のガタも発生する。よって、チルトパンが水平方向にも移動し、異音が発生する。
請求項3に係る発明は、前記チルトパンの回転基端部側と前記ロアアームとの取付は、前記チルトパンの回転基端部側、前記ロアアームのうち、どちらか一方に設けられたピンと、前記ピンが嵌合する穴を有し、前記ピンに対して回転可能なピン支持体と、前記チルトパンの回転基端部側、前記ロアアームのうち、他方に一端部が設けられ、他端部が前記ピン支持体に接続され、前記チルトパンの回転半径方向に弾性変形し、前記チルトリンクと前記チルトパンの移動量の差を吸収する弾性手段と、からなることにより、前記チルトパンの回転基端部側と、前記ロアアームとの取付部分のピンの軸方向と直交する平面上のガタがなくなり、ガタによる異音が発生がしない。
図1−図4を用いて説明する。図1は本形態例の発明部分を説明する図で、図2の切断線D−Dでの断面図、図2は本形態例のシートの内部から見たアウタ側の機構を説明する図、図3は本形態例のシートの内部から見たインナ側の機構を説明する図、図4は図2,図3のチルトリンクとロッドとの取付を説明する分解斜視図である。
図2に示すように、アウタ側のシートトラック1は、フロアに対してブラケット3,5を介して設けられるロアレール7と、ロアレール7に対して移動可能に係合するアッパレール9とからなっている。
図2に示すように、ベース11の前部には、ピン13を用いてフロントリンク15の一方の端部側が回転可能に設けられている。ベース11の後部には、ピン17を用いてリアリンク19の一方の端部側が回転可能に取り付けられている。フロントリンク15の他方の端部側は、ピン21を用いて、シートクッションのアウタ側のロアアーム23の前部に回転可能に取り付けられている。リアリンク19の他方の端部側は、ピン25を用いてシートクッションのロアアーム23の後部に回転可能に取り付けられている。よって、ベース11と、フロントリンク15と、ロアアーム23と、リアリンク19とで、四節回転機構が形成されている。
図2に示すように、ロアアーム23の前部には、チルトリンク51が配置される。このチルトリンク51は、図1に示すように、中間部に穴51aが形成され、図2に示すようにピン21を用いてロアアーム23に回転可能に設けられている。チルトリンク51の上端部側には穴51bが形成され、下端部側には、穴51cが形成されている。
そして、チルトリンク51の第1面55には、ロッド321の一方の側の周面が、チルトリンク151の第1面155には、ロッド321の他方の側の周面が溶接により取り付けられている。
(1)チルトパン201の回転基端部側とロアアーム23、123との取付箇所を着座者のヒップポイント近傍としたことにより、常にチルトパン201の回転基端部側とロアアーム23、123との取付箇所には、着座者の体重が作用する。よって、チルトパン201の回転基端部側とロアアーム23、123との取付をチルトリンク51,151とチルトパン201の移動量の差を吸収する取付としても、ガタによる異音が発生しない。
(2)本体部402を有する緩衝材401を設けたことにより、チルトパン201の回転基端部側と、ロアアーム23、123との取付部分でのピン207の軸方向と直交する平面上のガタ(上下方向のガタ)が小さくなり、ガタによる異音が発生がしない。
(3)緩衝材401は、第1のつば部403、第2のつば部405を有することにより、ロアアーム23,123のチルトパン201との対向面と、チルトパン201のロアアーム23,123との対向面との間のガタ、即ちピン207の軸方向のガタ(シートの幅方向のガタ)が小さくなり、ガタによる異音が発生がしない。
<第2の実施の形態例>
チルトパンの回転基端部と、アッパアームとの取付は、図5に示すような構造でもよい。図5は図2の切断線D−Dでの断面に相当する図である。第1の実施の形態例と同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
<第3の実施の形態例>
図6、図7を用いて説明する。図6は第3の実施の形態例を説明する図で、シートの内部から見たアウタ側の機構のチルトパン201の基端部側アーム部分の拡大図、図7は図6の切断線E−Eでの断面図である。
<第4の実施の形態例>
図8を用いて説明する。図8は第4の実施の形態例を説明する図で、シートの内部から見たアウタ側の機構のチルトパン201の基端部側アーム部分の拡大図である。
33,133 アッパアーム
51,151 チルトリンク
201 チルトパン
Claims (6)
- シートクッション座面の傾斜を変えるチルト機構であって、
シートクッションのサイドに位置するロアアーム間に配置され、回転基端部側が前記各ロアアームに回転可能に取り付けられたチルトパンと、
前記各ロアアームに回転可能に設けられ、回転端部側が前記チルトパンの回転端部側に回転可能に取り付けられるチルトリンクと、
該チルトリンクの少なくとも一方のリンクを回転駆動する駆動手段と、
を有し、
前記チルトパンの回転基端部側と前記ロアアームとの取付を前記チルトリンクと前記チルトパンの移動量の差を吸収する取付とし、
前記チルトパンの回転基端部側と前記ロアアームとの取付箇所を着座者のヒップポイント近傍としたこと特徴とするチルト機構。 - 前記チルトパンの回転基端部側と前記ロアアームとの取付は、
前記チルトパンの回転基端部側、前記ロアアームのうち、どちらか一方に設けられたピンと、
前記チルトパンの回転基端部側、前記ロアアームのうち、他方に設けられ、前記ピンが遊嵌し、前記ピンが前記チルトパンの回転半径方向に移動し、前記チルトリンクと前記チルトパンの移動量の差を吸収する穴と、
からなることを特徴とする請求項1記載のチルト機構。 - 前記チルトパンの回転基端部側と前記ロアアームとの取付は、
前記チルトパンの回転基端部側、前記ロアアームのうち、どちらか一方に設けられたピンと、
前記ピンが嵌合する穴を有し、前記ピンに対して回転可能なピン支持体と、
前記チルトパンの回転基端部側、前記ロアアームのうち、他方に一端部が設けられ、他端部が前記ピン支持体に接続され、前記チルトパンの回転半径方向に弾性変形し、前記チルトリンクと前記チルトパンの移動量の差を吸収する弾性手段と、
からなることを特徴とする請求項1記載のチルト機構。 - 前記穴は長穴で、
狭い幅側は、幅が広がる方向に弾性変形可能であり、
前記ピンの径は、前記長穴の狭い幅より長く設定されていることを特徴とする請求項2記載のチルト機構。 - 前記ピン、前記チルトパン、前記ロアアーム間の前記ピンの軸方向、前記ピンの軸方向と直交する平面方向のうち少なくとも1つの方向のガタを吸収する緩衝体を設けたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のチルト機構。
- 前記ピンの断面形状は、先端側は前記穴より小さく、基端側に行くに従って漸次大きくなり、基端側は前記穴より大きくなるように形成されたテーパ状であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のチルト機構。
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JP2007228505A JP5275597B2 (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | チルト機構 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5785269U (ja) * | 1980-11-12 | 1982-05-26 | ||
JPS58131754U (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-06 | 株式会社タチエス | 車両用シ−トにおけるサイサポ−ト装置 |
JPH05294177A (ja) * | 1991-08-05 | 1993-11-09 | Itt Corp | 自動車用シートトラック装置 |
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2007
- 2007-09-04 JP JP2007228505A patent/JP5275597B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5275597B2 (ja) | 2013-08-28 |
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