JP2009166509A - 電動アシスト自転車用のバッテリーブラケット及び該バッテリーブラケットを使用した電動アシスト自転車 - Google Patents
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Abstract
【課題】自転車フレームへのバッテリーブラケットの取り付け可能な位置を増加させ、バッテリーの着脱を容易にする。
【解決手段】バッテリー17aをバッテリーブラケット180に装着するとき、バッテリーブラケット180の長さ方向に対し斜めのA方向からバッテリー17aを挿入し、バッテリーの溝193をバッテリーブラケット180の隆起部192に適合させる。この適合状態で隆起部192の軸方向の回りをバッテリー17aを矢印方向Cに沿って旋回させながらブラケット180内に押し込み、最終的な装着位置で係止される。バッテリー17aをブラケットから取り外すときは、掛かり止め又は鍵を外し、最終装着位置(点線で表示)から隆起部192の軸方向の回りをバッテリー17aを矢印方向Dに沿って旋回させる。バッテリー17aが適度な角度だけ傾いたとき、矢印方向Bに沿ってバッテリー17aをブラケットから引き出すことができる。
【選択図】図2
【解決手段】バッテリー17aをバッテリーブラケット180に装着するとき、バッテリーブラケット180の長さ方向に対し斜めのA方向からバッテリー17aを挿入し、バッテリーの溝193をバッテリーブラケット180の隆起部192に適合させる。この適合状態で隆起部192の軸方向の回りをバッテリー17aを矢印方向Cに沿って旋回させながらブラケット180内に押し込み、最終的な装着位置で係止される。バッテリー17aをブラケットから取り外すときは、掛かり止め又は鍵を外し、最終装着位置(点線で表示)から隆起部192の軸方向の回りをバッテリー17aを矢印方向Dに沿って旋回させる。バッテリー17aが適度な角度だけ傾いたとき、矢印方向Bに沿ってバッテリー17aをブラケットから引き出すことができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、電動アシスト自転車用のバッテリーブラケット、並びに、該バッテリーブラケットを使用した電動アシスト自転車に関する。
電動力により踏力を補助して走行可能な電動アシスト自転車には、充電可能なバッテリーが備え付けられている。一般には、このバッテリーは、内部に1又は複数の電池を収容したケースとして作られ、該バッテリーのケース(以下、単に「バッテリー」と称する)は、バッテリーブラケットに着脱自在に取り付けられている。これによって、バッテリーをブラケットから取り出して室内で充電器等に取り付けることができ、また、バッテリー劣化時の交換作業を容易に実行することができる。
例えば、このようなバッテリーブラケットとして、特開2002年362456号に開示されたものがある。同公報の図1に示されるように、バッテリーブラケット165は、電動アシスト自転車1のシートポスト3aに固定される。このバッテリーブラケット165は、バッテリー162を着脱自在に収容し、収容されたバッテリーを鍵で係止可能なブラケット部170と、シートポスト3aを挟持するようにブラケット部170と連結される、ブラケット止め183と、を有する。バッテリーブラケット165は、バッテリー162を水平に着脱可能に配置される。この従来技術によれば、バッテリーの盗難防止を図ると共に、バッテリーの着脱動作を迅速にすることができる。
特開2002−362456号
しかしながら、上記従来の技術では、バッテリーブラケット165の長さ方向に沿って、その長さ方向に細長く延びたバッテリーを抜き差しするため、取り付け位置によってはバッテリーがフレームと干渉したり、着脱するのが容易でなくなる可能性がある。このように従来技術では、取り付け位置が限定されることが多かった。
最近では、通常の自転車のフレーム又は幾分改変されたフレームに電動アシスト自転車用のユニットを取り付け、電動アシスト自転車を製作するニーズが高まってきている。こうしたニーズの下では、多種多様な自転車フレームに電動アシストユニット及びバッテリーブラケットを容易に取り付け可能にすること、或いは、当該ユニット及びバッテリーブラケットのフレームへの設置の自由度を高めることが望まれている。また、バッテリーは、頻繁に取り出して充電するため、着脱のし易さにも配慮することが望ましい。
本発明は、上記事実に鑑みなされたもので、電動アシスト自転車用バッテリーブラケットの自転車フレームへの取り付け可能な位置を増加させること、並びに、バッテリーブラケットからのバッテリーの着脱操作を容易にすることをその目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、バッテリーを電動アシスト自転車に取り付けるためのバッテリーブラケットであって、該バッテリーブラケットの長さ方向に対して垂直及び平行に延びるいずれの方向とも異なる軌跡に沿って前記バッテリーを着脱することを可能にする。
本発明のバッテリーブラケットを電動アシスト自転車に取り付けたとき、該バッテリーブラケットの長さ方向に対して垂直及び平行に延びるいずれの方向とも異なる軌跡に沿ってバッテリーを着脱することができる。これにより、バッテリー着脱時にバッテリーとフレームとが干渉する可能性が少なくなり、取り付け位置設定の自由度が増大する。
この軌跡として、例えば、長さ方向に対して斜め方向がある。この場合、例えば、バッテリーブラケットをその長さ方向がフレームに沿うように取り付けることによりバッテリーブラケットの嵩張りを回避しつつ、該長さ方向に対して斜め上方にバッテリーを着脱可能に配置することにより、バッテリー着脱を容易に行うことができる。また、自転車の車体の側面に対して斜め上方の方向にバッテリーを着脱可能にすることもできる。この場合、フレームの干渉を全く受けることがなくバッテリーを着脱することができ、更には、ブラケットの長さ方向に垂直な方向(クランク軸に平行な方向)の着脱に比べて、バッテリーブラケットを低い位置に取り付けたとしてもバッテリーを容易に着脱することができる。従って、本発明によれば、バッテリーの着脱を容易にすると共に、多種多様なフレームに対応することが可能となる。
好ましくは、バッテリーブラケットは、バッテリーを該バッテリーブラケットに着脱するとき、前記軌跡に沿ってバッテリーを案内するための案内手段を有し、バッテリーは、該案内手段と適合する被案内手段が形成されている。案内手段及び被案内手段の協働により、バッテリーの着脱が案内されるため、着脱を更に容易に行うことができる。軌跡が上記斜め方向の場合、バッテリーブラケットは、バッテリーの一対の側面と各々対面する、一対の側壁部を少なくとも有し、該一対の側壁部の内面には、斜め方向に延在する案内手段が各々形成され、バッテリーの一対の側面には、案内手段と嵌合する被案内手段が各々形成される。好ましくは、案内手段及び被案内手段のうち一方は、斜め方向に延在する隆起部であり、案内手段及び被案内手段のうち他方は溝であり、隆起部は該溝に沿って摺動する。
本発明の最も好ましい態様に係るバッテリーブラケットは、案内手段として支軸部を有し、バッテリーは、被案内手段として該支軸部に適合する支軸適合部を有し、バッテリーは、該バッテリーをバッテリーブラケットに着脱するとき、支軸適合部を支軸部に適合させた状態で該支軸部の回りを旋回する軌跡を描く。
この態様によれば、バッテリーをバッテリーブラケットに着脱するとき、支軸適合部を支軸部に適合させ、この状態でバッテリーを該支軸部の回りに旋回させながら着脱動作を行う。着脱中にバッテリーは、支軸部により支持されながら回動させることができるため、着脱動作を大幅に容易に楽に行うことができる。また、着脱の軌跡は、支軸適合部を支軸部に適合させた後では実質的に弧状となるため、上述した取り付け位置設定の自由度を増大させるという効果も享受することができる。
好ましくは、支軸部及び支軸適合部のうち一方は、バッテリーの着脱方向に垂直に延びる隆起部であり、支軸部及び支軸適合部のうち他方は、溝である。これによって、バッテリーブラケットの機構を簡単にすることができる。また、支軸部は、バッテリーブラケットの底部内側においてバッテリー挿入口端部に形成され、支軸適合部は、バッテリーの底部の後方端部に形成されてもよい。好ましくは、隆起部は、半円筒状に形成されている。これにより、支軸適合部を支軸部に最初に当てるバッテリーの傾斜角度又はブラケットから取り外す際のバッテリーの傾斜角度を一定範囲内で任意好適に選択することができ、バッテリーブラケットの更なる取り付け範囲の拡大を図ることができる。
バッテリーの着脱を更に容易にするため、バッテリーブラケットは、バッテリーの着脱経路に位置する頂上部及び前面部が少なくとも部分的に開放されているのが好ましい。バッテリーブラケットは、バッテリーが該バッテリーブラケットに着けられるときバッテリーの挿入が係止された位置でバッテリーを掛かり止めする鍵部を備えるのが好ましい。また、バッテリーブラケットの内部には、バッテリーから電流を引き出すための電気接点部が設けられている。
更に好ましくは、バッテリーブラケットの電動アシスト自転車への取り付け面には、締め金具が通過するための孔が形成され、該締め金具のヘッドがバッテリーブラケットの内面側に配置された状態で、該バッテリーブラケットを電動アシスト自転車に取り付けることを可能にする。バッテリーをバッテリーブラケットに着けると、締め金具のヘッドは、バッテリーにより覆われるため、バッテリーブラケットを自転車フレームから取り外すことによる盗難を防止することができる。
本発明の他の態様に係る電動アシスト自転車は、上記したバッテリーブラケットがフレームに取り付けられている。
本発明の他の目的及び利点は、以下で説明される本発明の好ましい実施例を参酌することによって、より明瞭に理解されよう。
(第1の実施の形態)
図1(a)、(b)及び(c)には、本発明の第1の実施形態に係るバッテリーブラケット180と、該バッテリーブラケット180に着脱可能なバッテリー17aとが示されている。
図1(a)、(b)及び(c)には、本発明の第1の実施形態に係るバッテリーブラケット180と、該バッテリーブラケット180に着脱可能なバッテリー17aとが示されている。
図1(a)、(b)の分解図に示されるように、バッテリーブラケット180は、バッテリー17aと係合可能に構成された内側ハウジング182と、該内側ハウジングを外側から覆う外側ハウジング184と、鍵部カバー186と、を備える。
内側ハウジング182は、バッテリーが該バッテリーブラケットに着けられるときバッテリーの挿入が係止された位置で該バッテリーを掛かり止めする鍵部(図示せず)を収容する鍵収容部190を備える。鍵部カバー186は、鍵収容部190を覆うために使用される。内側ハウジング182には、重量軽減孔183と、前面取り付け孔185と、側面取り付け孔188と、が形成されている。前面取り付け孔185及び側面取り付け孔188は、バッテリーブラケット180を自転車フレームに固定するためのボルト等の締め金具が通過するための孔として形成されている。ボルトのヘッドがバッテリーブラケット180の内面側に配置された状態で、ボルトのねじが電動アシスト自転車のフレーム等の部分に螺合されることにより、該バッテリーブラケット180を電動アシスト自転車に取り付けることができる。前面取り付け孔185及び側面取り付け孔188は、図示のように、ボルトなどの頭を沈めるために、孔の口を広げたカウンターボアとして形成されるのが好ましい。
更に、内側ハウジング182の底部内側には、ハウジング内部へと隆起し、バッテリーの幅方向に延びる隆起部192が形成されている。この隆起部192は、半円筒状に形成されるのが好ましい。
なお、内側ハウジング182は、図示のように、重量軽減のため、一方の側面には、切り込み部が形成され、強度を維持するため切り込み部は、内側ハウジングのコーナーまでは延びていない。
外側ハウジング184は、内側ハウジング182の前面取り付け孔185に整列された位置に取り付け孔187を有し、内側ハウジング182の側面取り付け孔188に整列された位置に切れ込み189を有する。これにより、ボルト等の締め金具は、外側ハウジング184及び内側ハウジング182を貫通して自転車フレームに至ることができる。
また、バッテリー17aには、バッテリー着脱時の操作性を向上させるためのハンドル部181が設けられている。また、バッテリー17aは、その底部(例えば、底部の後方端部)に、内側ハウジング182の隆起部192と適合するようにバッテリー幅方向に延在する溝192(図2参照)が形成されている。最終的に、図1(c)に示すように、内側ハウジング182と外側ハウジング184と鍵部カバー186とは、バッテリーブラケット180として組み立てられ、バッテリー17aは、該バッテリーブラケット180に装着することができる。バッテリーブラケット180は、頂上部の一部が開放され、バッテリー前面部が完全に開放されていることがわかる。
なお、内側ハウジング182と外側ハウジング184と鍵部カバー186とは例えば、ねじ等で連結されてもよい。本実施形態では、バッテリーブラケット180を3つの構成部品を有する例として示したが、一体形成されてもよく、バッテリーブラケットの構成、形状等に関しても本発明の範囲内で任意好適に変更することができる。また、バッテリーブラケット180の内部には、バッテリーから電流を引き出すための電気接点部(図示せず)が設けられている。
次に、バッテリー17aをバッテリーブラケット180に装着する操作について図2を用いて説明する。
図2に示すように、バッテリー17aをブラケットに装着するときは、バッテリーブラケット180の長さ方向(図の紙面の縦方向)に対して斜めとなるA方向からバッテリー17aを挿入し、バッテリーの溝193を隆起部192に適合させる。この適合した状態で該隆起部192の軸方向(図の紙面に垂直な方向)の回りをバッテリー17aを矢印方向Cに沿って旋回させながらブラケット180内に押し込み、最終的な装着位置(点線で表示)で係止される。この最終的な装着位置に達したとき、自動的にバッテリーが掛かり止めされたり、或いは、鍵がかかったりするようにしてもよい。
逆に、バッテリー17aをブラケットから取り外すときは、掛かり止め又は鍵を外し、最終的な装着位置(点線で表示)から隆起部192の軸方向の回りをバッテリー17aを矢印方向Dに沿って旋回させる。バッテリー17aが適度な角度だけ傾いたとき、矢印方向Bに沿ってバッテリー17aを引き出すことによりバッテリーを取り外すことができる。
本実施形態では、バッテリー着脱操作で、バッテリーの重量を支軸である隆起部192で支えながら旋回動作させるだけで済むので、着脱操作をきわめて楽に容易に行うことができる。更には、バッテリーブラケット180の頂部が部分的に開放しているため、その頂部がバッテリーの着脱を妨害しない範囲の任意の角度でバッテリーを傾けた後、バッテリーを斜め方向に着脱させることができる。これにより、操作性が向上するのみならず、フレームとバッテリー着脱経路との衝突を回避できる可能性が増大するためバッテリーブラケット180の取り付け位置設定の自由度を増大させることができる。
図3(a)、(b)、(c)に、電動アシスト自転車1のシートポスト3aにバッテリーブラケット180を介してバッテリー17aを取り付けた例を示す。なお、図3で、11は後述する電動アシストユニットである。
バッテリーブラケット180及びバッテリー17aは、図3(a)では、特許文献1の技術と同様に、シートポスト3a後方、図3(b)では、シートポスト3aの下方側面、図3(b)では、シートポスト3aの前方に取り付けられている。特に、図3(c)の取り付け例のようにブラケットの長さ方向をシートポスト3aに沿って配置した場合には、特許文献1の技術では、バッテリーがサドル又は下側のフレームと干渉する可能性があることが理解できる。
(第2の実施の形態)
図4及び図5には、第2の実施形態に係るバッテリーブラケット200が示されている。これらの図では、バッテリー17を矢印方向に沿ってバッテリーブラケット200に挿入しようとする収容前の状態、並びに、バッテリー17をバッテリーブラケット200に完全に収容した後の状態が各々示されている。
(第2の実施の形態)
図4及び図5には、第2の実施形態に係るバッテリーブラケット200が示されている。これらの図では、バッテリー17を矢印方向に沿ってバッテリーブラケット200に挿入しようとする収容前の状態、並びに、バッテリー17をバッテリーブラケット200に完全に収容した後の状態が各々示されている。
図4及び図5で理解されるように、バッテリーブラケット200は、後壁部202と、底壁部203と、一対の側壁部204、206と、前壁部208と、を備え、バッテリー17の着脱経路に位置する頂上部が開放されている。また、前壁部208は後壁部202よりも背が低く形成されており、これによってバッテリーブラケット200は、バッテリー17の着脱経路に位置する前面部が部分的に開放されている。
バッテリーが完全に収容された図に示されるように、後壁部202は、収容されたバッテリー17の背面と対面し、底壁部203は、バッテリー17の底面を支持し、一対の側壁部204、206は、バッテリー17の両側面と対面し、前壁部208が収容されたバッテリーの前面を部分的に覆っている。
一対の側壁部204、206の内面には、斜め方向に延びる溝210、212が各々形成されている。ここで、斜め方向とは、図5のS方向に示されるように、バッテリーブラケット200の長さ方向(例えば図5の後壁部202が延びる方向)に対して0度を超え、90度未満の角度で延びる方向をいう。この斜めの角度は、車体フレームの種類や取り付け位置に応じて任意好適に設定することができる。
一対の側壁部の内面と各々対面するバッテリー17の一対の側面には、溝210、212と嵌合し、溝に沿って摺動する隆起部214,216が形成されている。この溝と隆起部との構成によって、バッテリー17を斜め方向Sに維持した状態で確実にバッテリーブラケット200内に収容することができる。
また、バッテリーブラケット200の前壁部208には、収容されたバッテリー17を係止可能な鍵220が設けられている。更に、バッテリーブラケット200の内部(図の例では底壁部203)には、収容されたバッテリー17から電流を引き出すための電気接点部222が設けられている。なお、バッテリーブラケット200の電動アシスト自転車のフレームへの取り付け方法は、任意の手段を用いることができる。例えば、バッテリーブラケット200に金属バンドを予め取り付けておき、該金属バンドでフレームを挟持させることにより、ブラケット200をフレームに固定することができる。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係るバッテリーブラケット200によれば、バッテリー17は、矢印に示される斜め方向Sに沿って、ブラケットに妨害されることなくバッテリーブラケット200に着脱可能となる。収容されたバッテリー17は、後面、側面及び前面を覆われるので、バッテリー17をより安定して固定することができる。
本発明の第2の実施形態に係るバッテリーブラケット200は、バッテリーをバッテリーブラケットから着脱する際に、バッテリーが斜め方向に移動するため、バッテリーブラケットの取り付け可能位置を増大させ、多種多様なフレームに対応することが可能となる。例えば、図6に示す電動アシスト自転車1aのフレームでは、一例としてA、B、及びCの3箇所にバッテリーブラケット200が取り付け可能となる。これ以外の位置にも取り付け可能であることはいうまでもない。
以下、本発明の実施形態に係るバッテリーブラケットが取り付けられた電動アシスト自転車の詳細な実施例を示す。
図7には、電動アシスト自転車1の概略が示されている。同図に示すように、この電動アシスト自転車1の主要な骨格部分は、通常の自転車と同様に、金属管製の車体フレーム3から構成され、該車体フレーム3には、前輪20、後輪22、ハンドル16、及びサドル18などが周知の態様で取り付けられている。
また、車体フレーム3の中央下部には、ドライブシャフト4が回転自在に軸支され、その左右両端部には、クランク棒6L、6Rを介してペダル8L、8Rが各々取り付けられている。このドライブシャフト4には、車体の前進方向に相当するR方向の回転のみを伝達するための一方向クラッチ(後述する図9(b)の99)を介して、スプロケット2が同軸に取り付けられている。このスプロケット2と、後輪22の中央部に設けられた後輪動力機構10との間には無端回動のチェーン12が張設されている。
電動アシスト自転車1は、少なくとも車体走行速度及び踏力から決定されたアシスト比率(補助動力/踏力)で踏力をアシストする制御を行う。本例では、電動アシスト自転車の制御と、電動力と踏力との合力動作とは、補助動力機構であるユニット11により実行される。
電動アシスト自転車1の制御系の概略が図8に示されている。電動アシスト自転車1の制御系は、該自転車全体の電子的処理を一括して制御する1個のマイクロコンピュータ14と、PWM制御可能な電動モーター37と、マイクロコンピュータ14に直接接続され、その制御信号の電力を増幅する増幅回路15と、該増幅回路15に接続され電動モーター37に電源供給するバッテリー17a又は17と、を含む。このバッテリー17a又は17は、例えば図3(a)、(b)、(c)のいずれかの位置に固定されたバッテリーブラケット180内に収容され、或いは、例えば図6に示されたA、B及びCのいずれかの位置に固定されたバッテリーブラケット200内に収容されている。
マイクロコンピュータ14には、少なくとも走行速度を演算するための回転速度信号、及び、踏力を演算するための歪みゲージ信号1、2が入力される。これらの入力信号を発生する手段については後述する。マイクロコンピュータ14は、これらの入力信号から走行速度及び踏力を演算し、所定のアルゴリズムに基づいてアシスト比率を決定する電子的処理を行う。次に、マイクロコンピュータ14は、決定されたアシスト比率に対応する補助動力を発生させるよう電動モーター37を指令するため、該補助動力に応じたPWM指令を順次出力する。
次に、電動アシスト自転車1における補助動力機構としてのユニット11を図9(a)、(b)を用いて説明する。
図9(a)及び(b)に示すユニット11は、スプロケット2に同軸に連結されたアシストギア30と、電動力を出力する電動モーター37と、該電動モーターの出力軸37aからアシストギア30までギアを介して電動力を伝達するためのギア機構40と、を備える。従って、電動モーター37が回転されると、そのトルクがギア機構40を介してアシストギア30に提供され、該アシストギア30に対し固定された、踏力により回転されるスプロケット2に直ちに伝達される。かくして、補助動力及び踏力の合力が達成される。
ギア機構40は、電動モーター37の出力軸37aに連動する第1のギア38と、該第1のギア38と噛み合う、減速用の第2のギア42と、該第2のギア42に同軸に連結され、アシストギア30と噛み合う第3のギア45と、を備える。
なお、電動モーター37からアシストギア30への補助動力の伝達経路の途中には、一方向にだけ動力を伝達する、いわゆる一方向クラッチ(図示せず)が設けられている。この一方向クラッチは、電動モーター37からの補助動力をアシストギア30に伝達するが、その逆方向、即ちアシストギア30から電動モーター37へはトルクを伝達しないように構成・接続される。電動モーター37が回転していないときは、図示しない上記一方向クラッチにより、モーターの回転負荷はアシストギア30に伝達されることがなく、軽快な運転が可能となる。
スプロケット2と、アシストギア30と、電動モーター37と、ギア機構40と、は共通ベース50上に取り付けられている。また、電動モーター37及びギア機構40全体は、共通ベース50に対して動かないように固定されている。更に、電動モーター37、並びに、ギア機構40のうち第1のギア38及び第2のギア42は、駆動ハウジング13により覆われている。この駆動ハウジング13は、共通ベース50に連結され若しくは該共通ベース50と一体に成形されている。
スプロケット2は、ドライブシャフト4に一方向クラッチ99を介して共通ベース50上に回転可能に取り付けられている。一方向クラッチ99は、後述するようにドライブシャフト4に適用された前進方向の回転のみをスプロケット2に伝達する。ドライブシャフト4は、シャフトハウジング52内で、回転可能に軸支され、該シャフトハウジング52は、車体フレームに形成されたシャフト孔80内に挿入された状態で該車体フレームに固定されている。シャフトハウジング52は、共通ベース50に連結され若しくは一体成形されている。
スプロケット2とアシストギア30とは、ピン123(図9(a)の例では、120度間隔で3箇所)を介して同軸に連結されている。これによって、アシストギア30に伝達された電動力は、ピン123を介してスプロケット2に伝達する。ピン123は、図9(b)に示されるように、アシストギア30及びスプロケット2を厚さ方向に貫通して取り付けられている。図9(b)の例では、ピン123の脚部は、アシストギア30の孔部に挿入、固定されており、ピン123のヘッド部は、スプロケット2に形成された孔を貫通しており、抜け防止のためピン123の先端は、該孔の直径より大きい直径を有している。
また、ゴム等の弾性部材129が、ピン123のヘッド部及び軸部の周囲に設けられている。即ち、弾性部材は、スプロケット2とピン123との間の係合領域に設けられている。これにより、アシストギア30やスプロケット2のガタ揺れ等を吸収し、アシストギア30とスプロケット2との間の動力伝達を非常に円滑にすることができる。
なお、スプロケット2とアシストギア30と間の連結手段は、図示のピンに限定されるものではない。例えば、ボルトでもよく、或いはピン123の脚部が、アシストギア30に一体形成されていてもよい。また、弾性部材129は、アシストギア30、ピン123及びスプロケット2の任意の動力伝達経路上に設けられていてもよい。例えば、アシストギア30とピン123との間の係合領域等に単独で又は追加的に設けられてもよい。
また、アシストギア30は、スプロケット2とは独立に、本発明の実施例に係るベアリング70を介して共通ベース50に回転可能に取り付けられている。これにより、アシストギア30からスプロケット2へのより安定した動力伝達が可能となる。
ベアリング70は、ボール73、74を各々収容した一対の収容部71、72を、共通ベース50の一部である底プレート77上に配置し、アシストギア30の中央ボアの内周壁部をボール73、74に当接させることによって構成される。更には、本ベアリング70では、収容部71の平坦区分を共通ベース50の一部である後プレート75と、アシストギア30との間に配置し、収容部72の平坦区分を、アシストギア30と、アシストギア30に連結した覆いプレート76との間に配置させている。
以上のように、スプロケット2と、アシストギア30と、電動モーター37と、ギア機構40と、ドライブシャフト4とを共通ベース50上に取り付け、更に、図8に示す制御系の回路及び後述する踏力センサーを各々駆動ハウジング13及び一方向クラッチ99内部に取り付けることにより、電動アシストに必要となる全ての構成要素を組み込んだ1つのユニット11を構成することが可能となる。それにより、補助動力機構全体の簡素化を達成できると共に、ユニット11の車体フレームへの取り付けを容易にすることができる。なお、共通ベースを適宜加工することにより、任意形式の車体フレームに、当該ユニット11を取り付けることができることが理解されよう。
ユニット11を自転車フレームに取り付ける手順を図10を用いて説明する。図10(a)には、ユニット11を自転車フレームに取り付けたときの右側から見た斜視図、図10(b)には、図10(a)に示すユニット11の拡大図、図10(f)は、ユニット11を自転車フレームに取り付けたときの左側から見た斜視図が示されている。
先ず、図10(c)に示すように、シャフト孔80の一方の端部から、ユニット11のドライブシャフト4(シャフトハウジング52により覆われている)を矢印の方向に沿って挿入する。次に、図10(d)に示すように、シャフト孔80の反対側の端部からドライブシャフト4及びシャフトハウジング52の先端が突出するまでユニット11を挿入し、その突出先端に、取り付け金具82及び締め金具84を取り付ける。更に、両端部にボルト螺合用孔が形成された隆起部をユニット11に設け、ボルト孔が各々形成され、平行に延在する一対のタブを車体フレームに設けておき、図10(b)の工程で、該隆起部を該一対のタブの間にボルト孔が整列された状態で配置するようにしてもよい。
最後に、図10(c)に示すように、締め金具84をドライブシャフト4及びシャフトハウジング52の先端部に締め付けてこれらを固定すると共に、締め金具84により同時に締め付けられる取り付け金具82の先端部をユニット11の外側にボルト止めする。また、一対のタブ内に配置された隆起部のボルト螺合孔に両端部からボルトを締め付ける。以上のように、確実且つ簡単にユニット11を車体フレームに取り付けることができる。
(踏力検出機構)
マイクロコンピュータ14に入力される歪みゲージ信号1、2を出力する踏力検出機構を図9乃至図13を用いて説明する。この踏力検出機構は、踏力に応じた一方向クラッチ99の変形によって変化する歪みを検出する。
(踏力検出機構)
マイクロコンピュータ14に入力される歪みゲージ信号1、2を出力する踏力検出機構を図9乃至図13を用いて説明する。この踏力検出機構は、踏力に応じた一方向クラッチ99の変形によって変化する歪みを検出する。
図9(b)に示すように、スプロケット2は、一方向クラッチ99を介してドライブシャフト4に軸支される。この一方向クラッチ99は、図11に示すように、駒部100及び歯部112を備える。
駒部100では、3つのラチェット駒102が周方向に沿って等角度毎にその第2の係合面110に配置されている。このラチェット駒102は剛体でできており、第2の係合面110の略径方向に沿った軸の回りに回動可能とされている。ラチェット駒102は、ラチェット駒102に力が作用していないとき、その長さ方向が第2の係合面110に対して所定の角度をなす(図12の平衡方向160)ように駒立ち上げスプリング104によって付勢されている。図12に示すように、ラチェット駒102が平衡方向160から上昇方向a又は下降方向bに偏倚するとき、駒立ち上げスプリング104は、その偏倚を平衡方向160に戻すようにラチェット駒102に僅かな弾性力を及ぼす。
また、駒部100の中央部には、ドライブシャフト4を受け入れるための駒部ボア106が形成され、この駒部ボア106は、駒部100の裏面101から突出した円筒部103も貫通している。裏面101には、円筒部103の外周囲に円状溝155(図9(b))が形成され、該円状溝155の中には、多数の鋼球152が回転自在に嵌め込まれている。これによって、裏面101には、軸方向の荷重受け兼滑り軸受け用のベアリングが形成される。
皿バネ124が、その中心孔127に円筒部103を通して駒部100の裏面101に当接される。このとき、皿バネ124は、駒部100からの圧力に弾力で対抗する方向に鋼球152即ち荷重受けベアリングを介して裏面101に滑動可能に接する。皿バネ124の表面には、180度の位置関係で対向する2個所に、歪みゲージ126が設置される。これらの歪みゲージ126は、リード線128を介してマイクロコンピュータ14に電気的に接続される。更に好ましくは、3個以上の歪みゲージを皿バネ124に設置してもよい。このとき、複数の歪みゲージを、皿バネ124の表面上で夫々が回転対称の位置となるように設置するのが好ましい。
皿バネ124は、椀状の支持器130の内底部132に収められる。支持器130には、ドライブシャフト4を貫通させるための支持ボア133及び後面から突出する支持円筒部134が形成される。支持円筒部134の外周表面には、ねじが切ってあり、これを車体取り付け部145のねじ切り内壁に螺合することによって、支持器130が車体に固定される。この支持円筒部134の内壁には、軸方向及び径方向の両荷重対応のベアリング138が係合され(図9(b)参照)、ベアリング138は、ドライブシャフト4に形成されたストッパー斜面144によって係止される。同様に、ドライブシャフト4の反対側にもベアリング139(図10(b)参照)が取り付けられるので、ドライブシャフト4は車体に対して回転自在となる。
駒部ボア106の内壁には、軸方向5に延びる第1の回転防止用溝108が4個所に形成されている。駒部ボア106の内壁と摺接するドライブシャフト4の外壁部分にも、第1の回転防止用溝108と対面するように軸方向5に延びる第2の回転防止用溝140が4個所に形成されている。図13(a)に示すように、第1の回転防止用溝108及びこれに対面する第2の回転防止用溝140は、軸方向に沿って延びる円柱溝を形成し、各々の円柱溝の中には、これを埋めるように多数の鋼球150が収容される。これによって、駒部100は、軸方向5に沿って摩擦抵抗最小で移動できると共に、ドライブシャフト4に対する相対回転が防止される。これは、一種のボールスプラインであるが、他の形式のボールスプライン、例えば無端回動のボールスプラインなどを、このような摺動可能な回転防止手段として適用することができる。
また、駒部100のドライブシャフト4への取り付け方法として、図13(a)のボールスプライン以外の手段を用いることも可能である。例えば、図13(b)に示すように、軸方向に延びる突起部140aをドライブシャフト4に設け、該突起部140aを収容する第3の回転防止用溝108aを駒部100に形成する、いわゆるキースプライン形式も回転防止手段として適用可能である。なお、図13(b)において、突起部140aを駒部100側に、第3の回転防止用溝108aをドライブシャフト4側に設けてもよい。更に、図13(c)に示すように、軸方向に延びる第4の回転防止用溝108b及びこれに対面する第5の回転防止用溝140bを駒部100及びドライブシャフト4に夫々設け、これらの溝が形成する直方体状の溝の中にキープレートを収容する、いわゆるキー溝形式も回転防止手段として適用可能である。
歯部112の第1の係合面121には、ラチェット駒102と係合するための複数のラチェット歯114が形成されている。ラチェット歯114は、歯部の周方向に沿って互い違いに周期的に形成された、第1の係合面121に対してより急な斜面118と、より緩やかな斜面116と、から構成される。
歯部112は、その第1の係合面121を駒部100の第2の係合面110に対面させるようにドライブシャフト4にカラー111を介して摺接可能に軸支される。このとき、ラチェット駒102とラチェット歯112とが係合される(図12)。即ち、ドライブシャフト4は、ラチェット駒102とラチェット歯112との係合部分を介してのみ歯部112と作動的に連結される。カラー111を介して歯部ボア120を通過したドライブシャフト4の端部142には、歯部112が軸方向外側にずれないようワッシャー122が嵌合される(図9(b))。歯部112には、スプロケット2がピン123(図9(b))を介して動かないように取り付けられ、更に、ドライブシャフト4の先端にはペダル軸146が取り付けられる。かくして、車体前進方向のペダル踏力による回転のみをスプロケット2に伝達するようにドライブシャフト4とスプロケット2とを連結するラチェットギアが完成する。
好ましくは、オフセット用バネ136が、ドライブシャフト4のストッパー斜面144と、駒部100の裏面101との間に介在されるのがよい。このオフセット用バネ136は、ペダル踏力が所定値以下の場合(例えば事実上ゼロに近い場合)、裏面101に収容された鋼球152と皿バネ124との間にクリアランスを生じさせるように駒部100を軸方向に偏倚させる。
次に、本踏力検出機構の作用を説明する。
搭乗者がペダル8R、8L(図7)にペダル踏力を与え、ドライブシャフト4を車体前進方向に回転させると、この回転力は、ドライブシャフト4に対し回転不可能且つ摺動可能に軸支された駒部100に伝達される。このとき、図12に示すように、ラチェット駒102は、駒部100からペダル踏力に対応する力Fdを与えられので、その先端部は歯部112のラチェット歯のより急な斜面118に当接し、この力をラチェット歯に伝達しようとする。ラチェット歯部112は、スプロケット2に連結されているので、ラチェット駒102の先端部は、駆動のための負荷による力Fpをより急な斜面118から受ける。その両端部から互いに反対向きの力Fp及びFdを与えられたラチェット駒102は、a方向に回転して立ち上がる。このとき駒部100は、ラチェット駒102の立ち上がりによって軸方向内側に移動し、駒部100と支持器130との間に介在する皿バネ124を押し込む。皿バネ124は、これに対抗して弾性力Frを駒部100に作用する。この力Frと、駒部100を軸方向に移動させるペダル踏力を反映した力とは短時間で釣り合う。かくして、皿バネ124の応力歪み、駒部100と歯部112との間のクリアランス、ラチェット駒102の第2の係合面110に対する角度、駒部100の車体フレームに対する位置及び皿バネ124が押し込まれる圧力などはペダル踏力を反映する物理量となる。従って、これらのうち少なくとも1つを検出することによって踏力Tを推定することが可能となる。
本例では、一例として皿バネ124の応力歪みを検出するものである。マイクロコンピュータ14は、皿バネ124に設けられた2つの歪みゲージ126からの信号を少なくとも加算演算する(平均演算を含む)。このように複数箇所の応力歪み量を平均化して計測することによって、同じ踏力でも出力変化を大きくとれ且つノイズ成分を平滑化することができるので、SN比を改善し、踏力推定精度を更に向上させることができる。この効果は、歪みゲージの個数が増えるほど大きくなる。
また、ペダル踏力が所定値以下の場合などでは、オフセット用バネ136は、駒部100の裏面101と皿バネ124との間にクリアランスを生じさせているため、鋼球152が皿バネ124に頻繁に衝突することが少なくなる。これによって、歪みゲージ信号のノイズ成分が軽減して、踏力検出及び電動アシスト制御の安定性を向上させることができる。
次に、マイクロコンピュータ14は、少なくとも演算された踏力Tに基づいて印加すべきアシスト用の補助動力Teを演算し、該補助動力で回転駆動するように電動モーター37を指令する制御信号を演算出力する。好ましくは、マイクロコンピュータ14は、回転速度センサー220により検出された回転速度信号を車速に変換し、踏力T及び車速の両方に基づいて適切な補助動力Teを決定し、該補助動力Teを発生させるよう電動モーター37を制御する。
上記した踏力検出機構には以下のような更に優れた効果がある。
(1) 一方向クラッチと踏力検出機構とを一つの機構で実現したので、部品点数の削減化が図られ、小型、軽量化及び低コストを達成できる。
(2) 踏力を検出する部分に、受け荷重ユニットと荷重検出センサーとを一体化した皿バネを用い、2つの機能を1ユニットで実現したので、上記効果に加えて更に小型、軽量化及び低コストを達成できる。
(3) 上記項目(1)及び(2)に示したように踏力検出機構の小型、軽量化及び簡素化をより高いレベルで達成したので、通常の自転車であっても踏力検出機構を取り付ける可能性が更に広がった。
(4) 上記項目(1)及び(2)で示した理由により、従来機構に比べて荷重の伝達ロスが少なくなり、制御の応答性のよいアシストフィーリングを実現できる。
(5) 上記項目(1)及び(2)で示した理由により、従来機構(コイルバネ使用)に比べ、ペダルに無駄な動き(センサーが感知するまで)が無くなり、ペダルを踏み込んだときのフィーリングは、従来機構は踏み込み時に弾力感があったのに対し、上記例では、通常の自転車のフィーリングと同様になった。
(1) 一方向クラッチと踏力検出機構とを一つの機構で実現したので、部品点数の削減化が図られ、小型、軽量化及び低コストを達成できる。
(2) 踏力を検出する部分に、受け荷重ユニットと荷重検出センサーとを一体化した皿バネを用い、2つの機能を1ユニットで実現したので、上記効果に加えて更に小型、軽量化及び低コストを達成できる。
(3) 上記項目(1)及び(2)に示したように踏力検出機構の小型、軽量化及び簡素化をより高いレベルで達成したので、通常の自転車であっても踏力検出機構を取り付ける可能性が更に広がった。
(4) 上記項目(1)及び(2)で示した理由により、従来機構に比べて荷重の伝達ロスが少なくなり、制御の応答性のよいアシストフィーリングを実現できる。
(5) 上記項目(1)及び(2)で示した理由により、従来機構(コイルバネ使用)に比べ、ペダルに無駄な動き(センサーが感知するまで)が無くなり、ペダルを踏み込んだときのフィーリングは、従来機構は踏み込み時に弾力感があったのに対し、上記例では、通常の自転車のフィーリングと同様になった。
なお、一方向クラッチ99の駒及び歯のいずれか一方をスプロケットに取り付け、他方をドライブシャフトに取り付けるかは、任意好適に変更可能である。例えば駒部100をスプロケット側に取り付け、歯部112をドライブシャフト4に摺動可能且つ回転不可能に取り付け、歯部112によって皿バネ124を押し込めるようにしてもよい。
また、上記例では、皿バネの応力歪みを踏力に関連する物理量として検出したが、本発明は、これに限定されず、一方向クラッチ99の踏力に応じた変形によって変化する任意の物理量を検出することができる。例えば、ラチェット駒の傾き、ラチェット駒部及びラチェット歯部の相対間隔、ラチェット駒部及びラチェット歯部のいずれかの車体に対する位置、並びに、皿バネを押す圧力などを、踏力を反映する物理量として選択することができる。
更に、一方向クラッチ99の変形に対抗して配置される弾性体も任意好適に種類及びその形状を変更可能である。皿バネやコイルバネ以外に例えばゴム弾性体などを用いることもできる。また、応力歪みを検出する手段として、歪みゲージを例にしたが、応力歪みに関連した物理量を検出できれば、これに限定されるものではない。
以上が本発明の実施例であるが、本発明は、上記例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において任意好適に変更可能である。
1 電動アシスト自転車
2 スプロケット
3a シートポスト
4 ドライブシャフト
11 ユニット
12 チェーン
13 駆動ハウジング
14 マイクロコンピュータ
15 増幅回路
17、17a バッテリー
22 駆動輪(後輪)
30 アシストギア
37 電動モーター
37a 電動モーターの出力軸
38 第1のギア
40 ギア機構
42 第2のギア
45 第3のギア
50 共通ベース
52 シャフトハウジング
70 ベアリング
80 シャフト孔
99 一方向クラッチ
100 駒部
102 ラチェット駒
112 歯部
114 ラチェット歯
123 ピン
124 皿バネ
126 歪みゲージ
129 弾性部材
180 バッテリーブラケット
181 ハンドル部
182 内側ハウジング
183 重量軽減孔
184 外側ハウジング
185 前面取り付け孔
186 鍵部カバー
187 取り付け孔
188 側面取り付け孔
189 切れ込み
190 鍵収容部
192 隆起部
200 バッテリーブラケット
202 後壁部
203 底壁部
204、206 側壁部
208 前壁部
210、212 バッテリーブラケットの溝
214、216 バッテリーの隆起部
220 鍵
222 電気接点部
2 スプロケット
3a シートポスト
4 ドライブシャフト
11 ユニット
12 チェーン
13 駆動ハウジング
14 マイクロコンピュータ
15 増幅回路
17、17a バッテリー
22 駆動輪(後輪)
30 アシストギア
37 電動モーター
37a 電動モーターの出力軸
38 第1のギア
40 ギア機構
42 第2のギア
45 第3のギア
50 共通ベース
52 シャフトハウジング
70 ベアリング
80 シャフト孔
99 一方向クラッチ
100 駒部
102 ラチェット駒
112 歯部
114 ラチェット歯
123 ピン
124 皿バネ
126 歪みゲージ
129 弾性部材
180 バッテリーブラケット
181 ハンドル部
182 内側ハウジング
183 重量軽減孔
184 外側ハウジング
185 前面取り付け孔
186 鍵部カバー
187 取り付け孔
188 側面取り付け孔
189 切れ込み
190 鍵収容部
192 隆起部
200 バッテリーブラケット
202 後壁部
203 底壁部
204、206 側壁部
208 前壁部
210、212 バッテリーブラケットの溝
214、216 バッテリーの隆起部
220 鍵
222 電気接点部
Claims (15)
- バッテリーを電動アシスト自転車に取り付けるためのバッテリーブラケットであって、
前記バッテリーブラケットの長さ方向に対して垂直及び平行に延びるいずれの方向とも異なる軌跡に沿って前記バッテリーを着脱することを可能にする、バッテリーブラケット。 - 前記バッテリーブラケットは、前記バッテリーを該バッテリーブラケットに着脱するとき、前記軌跡に沿って前記バッテリーを案内するための案内手段を有し、前記バッテリーは、該案内手段と適合する被案内手段が形成されている、請求項1に記載のバッテリーブラケット。
- 前記バッテリーブラケットは、前記案内手段として支軸部を有し、前記バッテリーは、前記被案内手段として該支軸部に適合する支軸適合部を有し、
前記バッテリーは、該バッテリーを前記バッテリーブラケットに着脱するとき、前記支軸適合部を前記支軸部に適合させた状態で該支軸部の回りを旋回する軌跡を描く、請求項2に記載のバッテリーブラケット。 - 前記支軸部及び前記支軸適合部のうち一方は、前記バッテリーの着脱方向に垂直に延びる隆起部であり、前記支軸部及び前記支軸適合部のうち他方は、溝である、請求項3に記載のバッテリーブラケット。
- 前記支軸部は、前記バッテリーブラケットの底部内側においてバッテリー挿入口端部に形成されている、請求項3又は4に記載のバッテリーブラケット。
- 前記支軸適合部は、前記バッテリーの底部の後方端部に形成される、請求項5に記載のバッテリーブラケット。
- 前記隆起部は、半円筒状に形成されている、請求項4に記載のバッテリーブラケット。
- 前記バッテリーブラケットの長さ方向に対して斜め方向の軌跡に沿って前記バッテリーを着脱することを可能にする、請求項1に記載のバッテリーブラケット。
- 前記バッテリーブラケットは、前記バッテリーの一対の側面と各々対面する、一対の側壁部を少なくとも有し、該一対の側壁部の内面には、前記斜め方向に延在する案内手段が各々形成され、前記バッテリーの前記一対の側面には、前記案内手段と嵌合する被案内手段が各々形成されている、請求項8に記載のバッテリーブラケット。
- 前記案内手段及び前記被案内手段のうち一方は、前記斜め方向に延在する隆起部であり、前記案内手段及び前記被案内手段のうち他方は溝であり、前記隆起部は該溝に沿って摺動する、請求項9に記載のバッテリーブラケット。
- 前記バッテリーブラケットは、前記バッテリーの着脱経路に位置する頂上部及び前面部が少なくとも部分的に開放されている、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のバッテリーブラケット。
- 前記バッテリーブラケットは、前記バッテリーが該バッテリーブラケットに着けられるとき前記バッテリーの挿入が係止された位置で該バッテリーを掛かり止めする鍵部を備える、請求項1乃至11のいずれか1項に記載のバッテリーブラケット。
- 前記バッテリーブラケットの内部には、前記バッテリーから電流を引き出すための電気接点部が設けられている、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のバッテリーブラケット。
- 前記バッテリーブラケットの前記電動アシスト自転車への取り付け面には、締め金具が通過するための孔が形成され、該締め金具のヘッドが前記バッテリーブラケットの内面側に配置された状態で、該バッテリーブラケットを前記電動アシスト自転車に取り付けることを可能にする、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のバッテリーブラケット。
- 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のバッテリーブラケットがフレームに取り付けられている、電動アシスト自転車。
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WO2007119710A1 (ja) | 2007-10-25 |
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