JP5203939B2 - トルク検出装置及び電動アシスト自転車 - Google Patents

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    • G01L3/1428Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers
    • G01L3/1435Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers involving magnetic or electromagnetic means

Description

本発明は、一方向クラッチを利用したトルク検出装置、及び、該トルク検出装置を組み込んだ電動アシスト自転車に関する。
電動アシスト自転車において、一方向クラッチそれ自体に踏力を検出するための機構を組み込んだ技術が開発された。
この技術によれば、図8に示すように、電動アシスト自転車のスプロケット2は、ラチェットギアを介してドライブシャフト4に軸支される。このラチェットギアは、図9に示すように、主要な構成要素として、相対する駒部100及び歯部112を備える。
駒部100の裏面101からは円筒部103が延在している。この円筒部103の中央部も駒部ボア106によって貫通される。この裏面101には、円筒部103の外周囲に円状溝155(図8)が形成され、該円状溝155の中には、多数の鋼球152(図8)が回転自在に嵌め込まれている。これによって、裏面101には、軸方向の荷重受け兼滑り軸受け用のベアリングが形成される。
皿バネ124が、その中心孔127に円筒部103を通して駒部100の裏面101に当接される。このとき、皿バネ124は、駒部100からの圧力に弾力で対抗する方向に鋼球152即ち荷重受けベアリングを介して裏面101に滑動可能に接する。皿バネ124の表面には、180度の位置関係で対向する2個所に、歪みゲージ126が設置される。これらの歪みゲージ126は、リード線128を介してコントローラ14に電気的に接続される。
駒部ボア106の内壁には、軸方向5に延びる第1の回転防止用溝108が形成されている。駒部ボア106の内壁と摺接するドライブシャフト4の外壁部分にも、第1の回転防止用溝108と対面するように軸方向5に延びる第2の回転防止用溝140が4個所に形成されている。各々の円柱溝の中には、これを埋めるように多数の鋼球150が収容される。これによって、駒部100は、ドライブシャフト4の軸方向5に沿って摩擦抵抗最小で移動できると共に、ドライブシャフト4に対する相対回転が防止され、ドライブシャフト4と共に回転する。
駒部100には、その周方向に沿って等角度毎に3つの剛性のラチェット駒102が、第2の係合面110側に配置されている。ラチェット駒102は、旋回自在に構成され、第2の係合面110に対する角度を変えることができる。ラチェット駒102は、外力が作用していないとき、その長さ方向が第2の係合面110に対して所定の角度をなすように、バネ棒104によって、僅かな弾性力を及ぼされている。
歯部112の第1の係合面121には、ラチェット駒102と係合するための複数のラチェット歯114が形成されている。ラチェット歯114は、歯部の周方向に沿って互い違いに周期的に形成された、第1の係合面121に対してより急な斜面118と、より緩やかな斜面116と、から構成される。歯部112は、ラチェット駒102とラチェット歯112とが係合された状態でドライブシャフト4に軸支されている。
ドライブシャフト4が、トルク伝達可能な一方向に回転されると、駒部100が一緒に回転し、ラチェット駒102は、ラチェット歯114のより急な斜面118に当接して係止される。これによって、駒部100の回転は、歯部112に伝達される。このときラチェット駒102は、第2の係合面110に対する角度を増大させるように旋回するため、駒部100は、回転しながら、ドライブシャフト4の軸方向に沿って歯部112から離れるように摺動する。摺動する駒部100は、鋼球ベアリング152を介して、回転していない皿バネ124を押圧する。皿バネ124は、駒部100に弾性力を与えて抵抗する。力が釣り合ったときの皿バネ124の弾性力は、駒部100を摺動させようとした力、即ちドライブシャフト4に加えられたトルク(踏力)を反映する。このようにして、皿バネ124の歪み量を歪みゲージ126により検出することにより、踏力を検知することができる。
一方、ドライブシャフト4が、上記一方向とは反対の方向に回転されると、ラチェット駒102は、ラチェット歯114のより緩やかな斜面116に当接するため係止されない。従って、駒部100から歯部112へとトルクは伝達されず、皿バネ124の弾性力により、駒部100は軸方向に沿って元の位置へと戻る。
以上のように、平面ラチェットセンサーは、固定側の皿バネ124上を平面ラチェットに内蔵されている鋼球ベアリング152で押し付け、皿ばね124の歪み量に基づいて踏力を検知している。
上記技術によれば、ラチェットギアとトルク検出装置とを一つの機構で実現したので、部品点数の削減化が図られ、小型、軽量化及び低コストを達成できる。更には、自転車を電動アシスト化する際に通常の自転車の車体の改造が少なくなるか、又は、全く改造が必要で無くなるという大きな利点を奏する。
WO00/075006
しかしながら、上記従来の技術では、固定側の皿バネを押し付けながら鋼球部が回転するので、皿バネの磨耗や回転抵抗などが発生するという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みなされたもので、上記従来技術の効果を維持しつつ、一方向クラッチの部品の磨耗や回転抵抗を少なくした、トルク検出装置及び電動アシスト自転車を提供することを、その目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の電動アシスト自転車は、ドライブシャフトに作用するペダル踏力に応じて補助動力を付加するものであり、ドライブシャフトの一方向の回転のみを駆動輪に伝達するように該ドライブシャフトに連結された一方向クラッチ手段と、一方向クラッチ手段内部又は該一方向クラッチ手段に近接した位置に配置された磁石と、ペダル踏力に応じた一方向クラッチ手段の変形によって磁石の磁場が変化する位置に配置された磁場検出手段と、該磁場検出手段により検出された磁場に基づいて補助動力を制御する制御手段と、を有して構成したものである。
本発明によれば、自転車の運転者がペダルを踏むと、ペダル踏力がドライブシャフトに作用する。ペダル踏力はドライブシャフトを介して一方向クラッチ手段に伝達し、最終的に駆動輪に伝達される。このとき、一方向クラッチ手段は、ペダル踏力に応じて変形する。例えば、一方向クラッチ手段内部に磁石が取り付けられている場合、一方向クラッチ手段の変形によって磁石の位置等が変化すれば、磁場検出手段により検出される磁場は、変化する。また、一方向クラッチ手段に近接して磁石が取り付けられている場合でも、一方向クラッチ手段の変形によって磁石の磁力線に影響が与えられる場合には、磁場検出手段により検出される磁場は、変化する。よって、この磁場は、一方向クラッチ手段の変形の度合い、即ち、ペダル踏力に関連しているため、検出磁場に基づいて、ペダル踏力を推定することができる。このようにして制御手段は、ペダル踏力に応じた一方向クラッチ手段の変形によってその値を変化させる磁石の磁場に基づいて補助動力を制御することができる。
本発明によれば、皿バネの歪みを検出することによりペダル踏力を求める上記従来技術に比べて、一方向クラッチの部品の磨耗や回転抵抗を大幅に少なくさせる一方向クラッチ手段の設計が可能となる。例えば、従来技術では、皿バネに歪みセンサーを取り付けていたため、皿バネを固定側に取り付ける必要があったが、皿バネに接触する部品とが一緒に回転するように一方向クラッチ手段を構成することが可能となる。
本発明の好ましい態様によれば、一方向クラッチ手段は、ドライブシャフトの軸方向に沿って隣接して配置された少なくとも2つの部品と、例えば皿バネ、コイルスプリング又はゴム等の弾性手段と、を有し、2つの部品は、一方向の回転時には互いに係合して弾性手段の弾性力により対抗されながら軸方向の部品間隔を増加させ、一方向とは反対方向の回転時には係合が解除されて軸方向の部品間隔を減少させ、磁場の変化は、部品間隔の増減によりもたらされる。更に好ましくは、2つの部品のうちいずれか一方の部品は、軸方向に沿って摺動可能で且つ該ドライブシャフトに対する相対回転が防止されるように該ドライブシャフトに取り付けられ、他方の部品は、駆動輪にトルク伝達可能に連結され、一方の部品には、他方の部品とは反対側に、該一方の部品と共に回転可能に弾性手段が当接される。この態様によれば、弾性手段が、一方の部品と共に回転可能に当接されるため、即ち、固定側と回転側の接触部が無いため、弾性手段による回転抵抗及び弾性手段の磨耗を無くすことができる。
上記態様において、磁石の第1の取り付け態様では、摺動するいずれか一方の部品に磁石が装着される。好ましくは、磁石は、リング状に形成され、ドライブシャフトと同心に、摺動するいずれか一方の部品に取り付けられている。磁石の第1の取り付け態様によれば、加えられたペダル踏力に応じて、磁石を装着させた一方の部品が軸方向に位置を変えるため、固定側の位置における磁場は変化する。従って、磁場検出手段を固定側に取り付ければ、検出された磁場に基づいて一方の部品の軸方向位置即ちペダル踏力を求めることができる。
磁石の第2の取り付け態様では、摺動するいずれか一方の部品に、磁性体又は反磁性体が取り付けられ、磁石は、所定位置に配置され、該所定位置に対して上記いずれか一方の部品が移動する。好ましくは、磁性体又は反磁性体は、リング状に形成され、ドライブシャフトと同心に、摺動するいずれか一方の部品に取り付けられている。磁石の第2の取り付け態様によれば、加えられたペダル踏力に応じて、磁性体又は反磁性体を装着させた一方の部品が軸方向に位置を変えるため、例えば車体フレームの固定位置等の所定位置に取り付けられている磁石の磁場の分布は、磁性体又は反磁性体の影響により変化する。従って、検出された磁場に基づいて磁性体又は反磁性体を装着させた一方の部品の軸方向位置即ちペダル踏力を求めることができる。好ましくは、磁場検出手段は、磁石に近接した位置に配置されている。
好ましい態様の磁場検出手段は、少なくとも1箇所の所定位置に配置され、該所定位置に対して前記いずれか一方の部品が移動する。より好ましくは、磁場検出手段は、シャフトの軸線に対して垂直な平面内で、少なくとも2箇所の所定位置に各々配置され、制御手段は、磁場検出手段の各々の検出信号の平均に基づいてペダル踏力を演算する。ここで、検出信号の平均演算には、通常の意味の平均の他、検出信号の総和演算も含まれている。最も好ましくは、磁場検出手段は、前記シャフトの軸線に対して垂直な平面内で、少なくとも3箇所の所定位置に各々配置され、該少なくとも3箇所の所定位置は、シャフトの軸線に対して垂直な平面内で、該軸線から径方向に略等距離で、且つ、周方向に略等間隔に位置している。これによって、一方向クラッチの部品が揺れることによる磁石の軸方向位置のばらつきを相殺し、正確に踏力を検出することができる。
好ましい態様の上記2つの部品は、複数のラチェット歯が第1の係合面に形成された歯部と、複数のラチェット駒が第2の係合面に形成された駒部と、であり、歯部及び駒部は、第1及び第2の係合面が軸方向に略垂直に対面するように配置されると共に、複数のラチェット歯は、歯部の周方向に沿って互い違いに第1の係合面上に周期的に形成された、該第1の係合面に対してより急な斜面と、より緩やかな斜面と、から構成され、ラチェット駒は、その長さ方向が第2の係合面に対して所定の角度をなした方向を中心として弾性的に回動可能であり、ドライブシャフトが一方向に回転するとき、ラチェット駒は、回動しながらより急な斜面に当接して駒部及び歯部の間の相対回転を係止させ、ドライブシャフトが一方向とは逆に回転するとき、ラチェット駒は、より緩やかな斜面に当接して相対回転を可能とさせる。
本発明の更なる態様は、補助動力を発生するための電動手段と、スプロケットに同軸に固定された動力伝達ギアと、を備え、前記動力伝達ギアと、前記電動手段の出力ギアと、を噛み合わせることによって、前記補助動力を踏力に並列に付加するための合力手段が構成され、前記一方向クラッチ手段の前記他方の部品は、前記動力伝達ギアの板面に形成されている。
上記態様によれば、動力伝達ギアが、一方向クラッチ手段と、補助動力を踏力に並列に付加するための合力手段と、踏力検出手段との構成部品を兼ねるため、電動アシスト自転車において、部品点数を少なくして構造を簡素化すると共に、軸方向の省スペース化を図ることができる。
上記態様において、好ましくは、前記動力伝達ギアには、該ギアの一方の板面側に円周等分に配置された複数の永久磁石が固着され、前記電動アシスト自転車は、前記動力伝達ギアの前記一方の板面側に隣接して車体に対して固定された磁場検出手段と、前記磁場検出手段からの磁場パルス信号をカウントするカウント手段と、を備え、前記カウント手段によりカウントされた磁場パルス信号のカウント値に基づいて車体速度を検出する。これによって、動力伝達ギアが、更に車体速度検出手段の構成部品も兼ねることができる。
本発明は、トルク検出装置としても実現することができる。本発明に係るトルク検出装置は、シャフトの一方向の回転のみを伝達する一方向クラッチ手段と、該一方向クラッチ手段内部又は該一方向クラッチ手段に近接した位置に配置された磁石と、シャフトに作用するトルクに応じた一方向クラッチ手段の変形によって磁石の磁場が変化する位置に配置された磁場検出手段と、該磁場検出手段により検出された磁場に基づいてトルクを演算する演算手段と、を有して構成したものである。
本発明のトルク検出装置の他の態様は、上記電動アシスト自転車の他の態様と同様に構成することができる。
図1は、本発明の実施例に係る電動アシスト自転車の概略図である。 図2は、図1に示す電動アシスト自転車の制御系を示す概略図である。 図3は、図1に示す電動アシスト自転車で使用される、本発明の実施例に係るトルク検出機構を組み込んだ一方向クラッチの側面図である。 図4は、一方向クラッチの駒部及び該駒部で使用されるバネ棒の構成を示す図であって、(a)は、バネ棒が取り付けられた状態の駒部の斜視図、(b)は、バネ棒を取り外した状態の駒部の斜視図、(c)は、バネ棒の側面図である。 図5は、図1に示す電動アシスト自転車の踏力検出の原理を説明するため一方向クラッチ(ラチェットギア)の歯及び駒の嵌合状態を示す図である。 図6は、ドライブシャフトに対する駒部の相対回転を防止する回転防止手段の例を示す図であり、(a)はボールスプライン、(b)はスプラインキー、(c)はキー溝の概略構成を示す上面図である。 図7は、本発明の実施例に係る合力機構で用いられる動力伝達ギアの正面図及び側面図である。 図8は、従来技術のトルク検出機構を組み込んだ一方向クラッチの側面図である。 図9は、図8に示された従来技術の一方向クラッチ(ラチェットギア)及びトルク検出装置の分解斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。なお、これらの図面中に示された実施例に係る構成要素において、従来技術に関する図8及び図9に示す構成要素と同様の構成要素については、従来技術の構成要素と同様の参照番号を附すことにする。
図1には、電動アシスト自転車1の概略が示されている。同図に示すように、この電動アシスト自転車1の主要な骨格部分は、通常の自転車と同様に、金属管製の車体フレーム3から構成され、該車体フレーム3には、前輪20、後輪22、ハンドル16、及びサドル18などが周知の態様で取り付けられている。
また、車体フレーム3の中央下部には、ドライブシャフト4が回転自在に軸支され、その左右両端部には、クランク棒6L、6Rを介してペダル8L、8Rが各々取り付けられている。このドライブシャフト4には、車体の前進方向に相当するR方向の回転のみを伝達するための一方向クラッチ(後述する図3の99)を介して、スプロケット2が同軸に取り付けられている。このスプロケット2と、後輪22の中央部に設けられた後輪動力機構10との間には無端回動のチェーン12が張設されている。
電動アシスト自転車1には、補助電動力を発生する電動アシストユニット11が取り付けられている。補助電動力は、図示しない合力機構を用いて駆動輪22に伝達される。
電動アシストユニット11に収容された電動アシスト自転車1の制御系の概略が図2に示されている。電動アシスト自転車1の制御系は、該自転車全体の電子的処理を一括して制御する1個のマイクロコンピュータ14と、PWM制御可能な電動モーター37と、マイクロコンピュータ14に直接接続され、その制御信号の電力を増幅する増幅回路15と、を備える。増幅回路15には、電動モーター37に電源供給するバッテリー17(ユニット11の外部)が接続されている。また、電動アシストユニット11には、モーターの回転速度を減速するための減速ギア等が収容されている。
マイクロコンピュータ14には、少なくとも走行速度を演算するための回転速度信号、及び、踏力を演算するための磁場信号1、2、3が入力される。これらの入力信号を発生する手段については後述する。マイクロコンピュータ14は、これらの入力信号から走行速度及び踏力を演算し、所定のアルゴリズムに基づいてアシスト比率(補助電動力/踏力)を決定する電子的処理を行う。次に、マイクロコンピュータ14は、決定されたアシスト比率に対応する補助動力を発生させるよう電動モーター37を指令するため、該補助動力に応じたPWM指令を順次出力する。
以下、本発明の実施例に係る電動アシスト自転車の踏力検出機構、合力機構、並びに、車速の検出機構について各々説明する。
(踏力検出機構)
マイクロコンピュータ14に入力される磁場信号1、2、3を出力する踏力検出機構を図3乃至図7を用いて説明する。この踏力検出機構は、踏力に応じた一方向クラッチ99の変形によって変化する磁場を検出する。
図3に示すように、一方向クラッチ99は、駒部100及び歯部112を備える。
駒部100は、図4(a)に示すように、ドライブ軸4を受け入れるための駒部ボア106が中央部に形成された略円盤形状を有し、その周方向に沿って等角度毎に3つの剛性のラチェット駒102が、歯部112と相対する第2の係合面110側に配置されている。駒部100は、ラチェット駒102を各々収容するため、図4(b)に示すように、周方向に沿って3つの凹部170が形成される。かくして、ラチェット駒102は、凹部170にその回転軸部が収容された状態で回動し、この回動に応じてラチェット駒102は、第2の係合面110に対する角度を変える。
再び図4(b)を参照すると、駒部100には、各々の凹部170に隣接して、バネ棒104を収容可能な直線溝171が夫々形成されており、3つの直線溝171の両端部は、駒部100の外周エッジまで延在している。図4(c)に示すように、バネ棒104は、一方の端部Aが略垂直に折り曲げられ、他方の端部Bがコ字状に曲げられている。バネ棒104を駒部100の直線溝171内に取り付ける場合、図4(b)に示すように、バネ棒104を直線溝内を摺動させながら、コ字状のB部が駒部100をクリップ状に挟み止めさせるようにするだけで、バネ棒104を駒部100に容易に装着することができる。しかし、このままだと、B部から引っ張る力によりバネ棒104が抜け落ちる可能性があるので、垂直に折れ曲がったA部が駒部の側壁と係合することにより、バネ棒の脱落を防止している。従って、本実施形態のバネ棒104は、取り付けの容易さ及び抜け防止を両立している。
バネ棒104を駒部100の直線溝171に取り付けた場合、ラチェット駒102は、外力が作用していないとき、その長さ方向が第2の係合面110に対して所定の角度をなす(図5の平衡方向160)ように立ち上がる。図5に示すように、ラチェット駒102が平衡方向160から上昇方向a又は下降方向bに偏倚するとき、バネ棒104は、その偏倚を平衡方向160に戻すようにラチェット駒102に僅かな弾性力を及ぼす。
駒部ボア106の内壁には、軸方向5に延びる第1の回転防止用溝108が4個所に形成されている。駒部ボア106の内壁と摺接するドライブシャフト4の外壁部分にも、第1の回転防止用溝108と対面するように軸方向5に延びる第2の回転防止用溝140が4個所に形成されている。図6(a)に示すように、第1の回転防止用溝108及びこれに対面する第2の回転防止用溝140は、軸方向に沿って延びる円柱溝を形成し、各々の円柱溝の中には、これを埋めるように多数の鋼球150が収容される。これによって、駒部100は、軸方向5に沿って摩擦抵抗最小で移動できると共に、ドライブシャフト4に対する相対回転が防止される。これは、一種のボールスプラインであるが、他の形式のボールスプライン、例えば無端回動のボールスプラインなどを、このような摺動可能な回転防止手段として適用することができる。
また、駒部100のドライブシャフト4への取り付け方法として、図6(a)のボールスプライン以外の手段を用いることも可能である。例えば、図6(b)に示すように、軸方向に延びる突起部140aをドライブシャフト4に設け、該突起部140aを収容する第3の回転防止用溝108aを駒部100に形成する、いわゆるキースプライン形式も回転防止手段として適用可能である。なお、図6(b)において、突起部140aを駒部100側に、第3の回転防止用溝108aをドライブシャフト4側に設けてもよい。更に、図6(c)に示すように、軸方向に延びる第4の回転防止用溝108b及びこれに対面する第5の回転防止用溝140bを駒部100及びドライブシャフト4に夫々設け、これらの溝が形成する直方体状の溝の中にキープレートを収容する、いわゆるキー溝形式も回転防止手段として適用可能である。
図3に示されるように、皿バネ137が、駒部100と、ドライブシャフト4に固定された支持ディスク151との間に介在されている。皿バネ137の両端部は、各々、駒部100の裏面と支持ディスク151とに当接している。従って、皿バネ137は、駒部100の軸方向内側への摺動に対して弾性力で対抗する。
一方、歯部112は、図7に示されるように、動力伝達ギア200の表面である第1の係合面121上に形成されている。第1の係合面121には、ラチェット駒102と係合するための複数のラチェット歯114が形成されている。ラチェット歯114は、図5に示されるように、歯部の周方向に沿って互い違いに周期的に形成された、第1の係合面121に対してより急な斜面118と、より緩やかな斜面116と、から構成される。歯部112は、その第1の係合面121を駒部100の第2の係合面110に対面させ、ラチェット駒102とラチェット歯112とを係合させた状態(図5)で、ドライブシャフト4に摺接可能に軸支される。即ち、ドライブシャフト4は、ラチェット駒102とラチェット歯112との係合部分を介してのみ歯部112と作動的に連結される。
図3に示されるように、歯部112を備える動力伝達ギア200は、固定ピン206を用いてスプロケット2と同軸に固定され、更に、ドライブシャフト4の先端にはペダル軸が取り付けられる。かくして、車体前進方向のペダル踏力による回転のみをスプロケット2に伝達するようにドライブシャフト4とスプロケット2とを連結するラチェットギア99が完成する。
更に、ラチェットギア99の駒部100には、ドライブシャフト4及び駒部100と同心に、リング状に形成された永久磁石161が取り付けられている。リング状の永久磁石161は、好ましくは、リングの一方の表面がN極、反対側の表面がS極となるように構成され、永久磁石161のリング軸方向とラチェットギア99の軸方向とが整列するように配列される。
また、磁場を検出するための複数(本実施例では3個)のホール素子162が、ドライブシャフト4の軸線に対して垂直な平面内で、3箇所の所定位置に各々配置されている。好ましくは、ホール素子が配置される3箇所の所定位置は、該軸線を中心として径方向に略等距離で周方向に略等角度毎の位置である。更に、ホール素子162が配置される所定位置は、リング状永久磁石161に近接した車体フレームの固定位置に相当する。これらのホール素子162は、マイクロコンピュータ14(図2)に接続される。3個のホール素子162から各々出力された磁場検出信号1、2、3は、上述したように、マイクロコンピュータ14(図2)に入力される。
代替実施例として、リング状永久磁石161の代わりに、鉄等の磁性体からなるリング部材163を用いることができる。この場合、磁石164を駒部100が相対的に移動するところの所定位置、例えば、ホール素子162に近接した位置に固定する。なお、リング部材163の材料は、磁石164の磁場を変化させることができる任意の材料、例えば反磁性体から作ることもできる。
(合力機構)
電動アシスト自転車1の合力機構を、図3及び図7を用いて説明する。
図3には、上述されたように固定ピン206を用いてスプロケット2に同軸に固定された動力伝達ギア200が示されている。動力伝達ギア200は、図7に示すように、外周部に複数の歯204が形成されている。
動力伝達ギア200の歯204は、図3に示されるように、電動アシストユニット11の補助動力出力シャフト222の先端に設けられたギア220と嵌合する。従って、電動アシストユニット11から出力された補助動力は、シャフト222、ギア220を介して動力伝達ギア200に伝達され、該動力伝達ギア200からスプロケット2、チェーン12を介して駆動輪に伝達される。かくして、踏力と補助動力との合力が達成される。動力伝達ギア200の歯204の数は、ギア220の歯数よりも多いので、動力伝達ギア200は、減速ギアとしても機能する。
(車速の検出機構)
電動アシスト自転車1の車速検出機構を、図3及び図7を用いて説明する。
図7に示すように、動力伝達ギア200の一方の板面側には、12個の永久磁石202が円周12等分に配置されている。これらの永久磁石202は、一方の磁極(N極又はS極)を当該板面の表面に出し、他方の磁極を該表面と反対側に向け、両磁極を結ぶ方向が、ドライブシャフト4の軸方向に整列するように配置されている。板面の表面に出ている磁極は、全て同一に揃えるのが好ましいが、隣接する磁石202の磁極が互い違いになるように配置することもできる。
図3を参照すると、磁石202が配置された動力伝達ギア200の板面に隣接して、車体フレームに対して固定された位置にホール素子210が配置されている。このホール素子210のドライブシャフト4からの径方向距離は、永久磁石202のドライブシャフト4からの径方向距離と実質的に同一に設定されている。動力伝達ギア200は、ペダルの回転と共に回転し、一方、ホール素子210は車体に対して静止しているので、ペダルクランク回転によって、ホール素子210の検出範囲に永久磁石202の磁場が次々横切っていく。従って、ホール素子210は、ペダルクランク回転数に応じたパルス数の検出信号を出力する。この磁場パルス信号は、回転速度信号として、マイクロコンピュータ14(図2)へと入力される。
動力伝達ギア200は、ペダルクランク及びスプロケット2と一緒に回転するため、動力伝達ギア200の回転速度は、車速を反映している。かくして、マイクロコンピュータ14は、単位時間当たりの磁場パルス信号のカウント数から、車速を演算することができる。
以上のように、動力伝達ギア200は、踏力検出手段を構成する一方向クラッチ99の歯部112、合力機構、合力時の減速ギア、車速の検出機構、並びに、踏力検出機構を一体化した手段として機能している。これにより、電動アシスト自転車1において部品点数の削減、軸方向の省スペース化を図ることができる。
次に、本発明の実施例の作用を説明する。
搭乗者がペダル8R、8L(図1)にペダル踏力を与え、ドライブシャフト4を車体前進方向に回転させると、この回転力は、ドライブシャフト4に対し回転不可能且つ摺動可能に軸支された駒部100に伝達される。このとき、図5に示すように、ラチェット駒102は、駒部100からペダル踏力に対応する力Fdを与えられるので、その先端部は歯部112のラチェット歯のより急な斜面118に当接し、この力をラチェット歯に伝達しようとする。ラチェット歯部112は、スプロケット2に連結されているので、ラチェット駒102の先端部は、駆動のための負荷による力Fpをより急な斜面118から受ける。その両端部から互いに反対向きの力Fp及びFdを与えられたラチェット駒102は、a方向に回転して立ち上がる。このとき駒部100は、ラチェット駒102の立ち上がりによって軸方向内側に移動し、駒部100と支持ディスク151との間に介在する皿バネ137を押し込む。皿バネ137は、これに対抗して弾性力Frを駒部100に作用する。この力Frと、駒部100を軸方向に移動させるペダル踏力を反映した力とは短時間で釣り合う。かくして、駒部100の軸方向位置はペダル踏力を反映する物理量となる。
リング状永久磁石を使用した実施例の場合、駒部100の軸方向位置に応じて、ホール素子162により検出される磁場強度は異なっている。即ち、ペダル踏力が増大すると、駒部100は軸方向内側に摺動し、永久磁石161がホール素子162に接近するため、ホール素子により検出される磁場強度は増大する。逆に、ペダル踏力が減少すると、駒部100は軸方向外側に摺動し、永久磁石161がホール素子162から遠ざかるため、ホール素子により検出される磁場強度は減少する。
マイクロコンピュータ14は、3個のホール素子162により検出された磁場検出信号を平均演算(単なる加算演算を含む)して平均磁場強度を求める。マイクロコンピュータ14は、磁場強度とペダル踏力を反映する永久磁石161の軸方向位置との間の関数関係を表すルックアップテーブルをメモリに格納しており、該テーブルを参照することにより演算した平均磁場強度からペダル踏力Tを求める。
このようにマイクロコンピュータ14は、複数箇所の軸方向の磁場を平均化しているため、SN比を改善することができるだけでなく、駒部100の振れに起因する磁場強度のばらつきを相殺することにより、より正確にペダル踏力Tを求めることができる。
なお、磁性体又は反磁性体のリング部材163を使用した代替実施例の場合、リング部材163の軸方向位置に応じて、磁性体又は反磁性体の影響の変化により磁石164の磁場分布は変化する。従って、代替実施例においても、検出された磁場強度に基づいて、上述のようにペダル踏力Tを求めることができる。
次に、マイクロコンピュータ14は、求められた踏力Tに基づいて印加すべきアシスト用の補助動力Teを演算し、該補助動力で回転駆動するように電動モーター37を指令する制御信号を演算出力する。好ましくは、マイクロコンピュータ14は、回転速度センサー(図示せず)により検出された回転速度信号を車速に変換し、踏力T及び車速の両方に基づいて適切な補助動力Teを決定し、該補助動力Teを発生させるよう電動モーター37を制御する。
上記した踏力検出機構には以下のような優れた効果がある。
(1) 皿バネ137は、ドライブシャフト4に対して相対的に回転しない駒部100と支持ディスク151とに当接しているため、皿バネ137もドライブシャフト4、駒部100及び支持ディスク151と共に、回転する。よって、皿バネ137と駒部100との間には摩擦が生じず、回転抵抗も発生しない。
(2) 一方向クラッチと踏力検出機構とを一つの機構で実現したので、部品点数の削減化が図られ、小型、軽量化及び低コストを達成できる。
(3) 踏力を検出する部分を、磁力発生ユニットに対して皿バネに近接して磁場検出センサーを設けたので、皿バネの磨耗や回転抵抗などが発生せず、トルク検出装置の精度を向上させると共に耐久性を向上させることができる。
(4) 上記項目(2)及び(3)に示したように踏力検出機構の小型、軽量化及び簡素化をより高いレベルで達成したので、通常の自転車であっても踏力検出機構を取り付ける可能性が更に広がった。
(5) 上記項目(2)及び(3)で示した理由により、従来機構に比べて、非接触式の磁場強度による踏力検出機構を用いたので、制御の応答性のよいアシストフィーリングを実現できる。
(6) 上記項目(2)及び(3)で示した理由により、従来機構(コイルバネ使用)に比べ、ペダルに無駄な動き(センサーが感知するまで)が無くなり、ペダルを踏み込んだときのフィーリングは、従来機構は踏み込み時に弾力感があったのに対し、上記例では、通常の自転車のフィーリングと同様になった。
以上が本発明の実施例であるが、本発明は、上記例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において任意好適に変更可能である。
例えば、一方向クラッチ99の駒及び歯のいずれか一方をスプロケットに取り付け、他方をドライブシャフトに取り付けるかは、任意好適に変更可能である。例えば駒部100をスプロケット側に取り付け、歯部112をドライブシャフト4に摺動可能且つ回転不可能に取り付け、歯部112によって皿バネ137を押し込めるようにしてもよい。
更に、一方向クラッチ99の変形に対抗して配置される弾性体も任意好適に種類及びその形状を変更可能である。皿バネ以外に例えばコイルスプリング、ゴム等の弾性体などを用いることもできる。また、磁場を検出する手段として、ホール素子を例にしたが、磁場を検出できれば、これに限定されるものではない。
また、磁場検出手段の位置、磁石の形状及びその取り付け位置、並びに、磁性体又は反磁性体の形状及びその取り付け位置も、一方向クラッチの変形によりもたらされる磁場の変化を検出することができる限り、任意好適に変更可能である。また、磁場検出手段、磁石及び磁性体又は反磁性体の数に関しても、上記例に限定されるものではなく、任意好適に変更可能である。
1 電動アシスト自転車
2 スプロケット
3 フレーム
4 ドライブシャフト
11 電動アシストユニット
12 チェーン
14 マイクロコンピュータ
15 増幅回路
17 バッテリー
22 駆動輪(後輪)
37 電動モーター
37a 電動モーターの出力軸
99 一方向クラッチ
100 駒部
102 ラチェット駒
108 第1の回転防止用溝
112 歯部
114 ラチェット歯
137 皿バネ
140 第2の回転防止用溝
150 鋼球
151 支持ディスク
161 リング状の永久磁石
162 ホール素子
163 (磁性体又は反磁性体でできた)リング部材
164 永久磁石
200 動力伝達ギア
202 クランク角度検出用の永久磁石
204 動力伝達ギアの歯部
206 固定ピン
210 クランク角度検出用のホール素子
220 ギア
222 補助動力の出力シャフト

Claims (28)

  1. ドライブシャフトに作用するペダル踏力に応じて補助動力を付加する電動アシスト自転車であって、
    前記ドライブシャフトの一方向の回転のみを駆動輪に伝達するように該ドライブシャフトに連結された一方向クラッチ手段と、
    前記一方向クラッチ手段内部又は該一方向クラッチ手段に近接した位置に配置された磁石と、
    前記ペダル踏力に応じた前記一方向クラッチ手段の変形によって前記磁石の磁場が変化する位置に配置された磁場検出手段と、
    前記磁場検出手段により検出された磁場に基づいて前記補助動力を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記一方向クラッチ手段は、前記ドライブシャフトの軸方向に沿って隣接して配置された少なくとも2つの部品と、弾性手段と、を有し、
    前記2つの部品のうちいずれか一方の部品は、前記軸方向に沿って摺動可能で且つ該ドライブシャフトに対する相対回転が防止されるように該ドライブシャフトに取り付けられ、他方の部品は、前記駆動輪にトルク伝達可能に連結され、前記一方の部品には、他方の部品とは反対側に、該一方の部品と共に回転可能に弾性手段が当接され、
    前記2つの部品は、前記一方向の回転時には互いに係合して前記弾性手段の弾性力により対抗されながら軸方向の部品間隔を増加させ、前記一方向とは反対方向の回転時には係合が解除されて前記軸方向の部品間隔を減少させ、前記磁場の変化は、前記部品間隔の増減によりもたらされる、電動アシスト自転車。
  2. 前記磁石は、前記いずれか一方の部品に装着される、請求項1に記載の電動アシスト自転車。
  3. 前記磁石は、リング状に形成され、前記ドライブシャフトと同心に前記いずれか一方の部品に取り付けられている、請求項2に記載の電動アシスト自転車。
  4. 前記いずれか一方の部品に、磁性体又は反磁性体が取り付けられ、前記磁石は、所定位置に配置され、該所定位置に対して前記いずれか一方の部品が移動する、請求項1に記載の電動アシスト自転車。
  5. 前記磁性体又は反磁性体は、リング状に形成され、前記ドライブシャフトと同心に前記いずれか一方の部品に取り付けられている、請求項4に記載の電動アシスト自転車。
  6. 前記磁場検出手段は、前記磁石に近接した位置に配置されている、請求項4又は5に記載の電動アシスト自転車。
  7. 前記磁場検出手段は、少なくとも1箇所の所定位置に配置され、該所定位置に対して前記いずれか一方の部品が移動する、請求項3乃至6のいずれか1項に記載の電動アシスト自転車。
  8. 前記磁場検出手段は、前記ドライブシャフトの軸線に対して垂直な平面内で、少なくとも2箇所の所定位置に各々配置され、前記制御手段は、前記磁場検出手段の各々の検出信号の平均に基づいて前記ペダル踏力を演算する、請求項7に記載の電動アシスト自転車。
  9. 前記磁場検出手段は、前記ドライブシャフトの軸線に対して垂直な平面内で、少なくとも3箇所の所定位置に各々配置され、該少なくとも3箇所の所定位置は、前記ドライブシャフトの軸線に対して垂直な平面内で、該軸線から径方向に略等距離で、且つ、周方向に略等間隔に位置している、請求項8に記載の電動アシスト自転車。
  10. 前記所定位置は、車体フレームに対して固定された位置である、請求項4乃至9のいずれか1項に記載の電動アシスト自転車。
  11. 前記弾性手段は、皿バネ、コイルスプリング、及び、ゴム弾性体のうちいずれかから選択される、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電動アシスト自転車。
  12. 前記2つの部品は、複数のラチェット歯が第1の係合面に形成された歯部と、複数のラチェット駒が第2の係合面に形成された駒部と、であり、前記歯部及び前記駒部は、前記第1及び第2の係合面が前記軸方向に略垂直に対面するように配置されると共に、
    前記複数のラチェット歯は、前記歯部の周方向に沿って互い違いに前記第1の係合面上に周期的に形成された、該第1の係合面に対してより急な斜面と、より緩やかな斜面と、から構成され、
    前記ラチェット駒は、その長さ方向が前記第2の係合面に対して所定の角度をなした方向を中心として弾性的に回動可能であり、
    前記ドライブシャフトが前記一方向に回転するとき、前記ラチェット駒は、回動しながら前記より急な斜面に当接して前記駒部及び前記歯部の間の相対回転を係止させ、前記ドライブシャフトが前記一方向とは逆に回転するとき、前記ラチェット駒は、前記より緩やかな斜面に当接して前記相対回転を可能とさせる、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電動アシスト自転車。
  13. シャフトの一方向の回転のみを伝達する一方向クラッチ手段と、
    前記一方向クラッチ手段内部又は該一方向クラッチ手段に近接した位置に配置された磁石と、
    前記シャフトに作用するトルクに応じた前記一方向クラッチ手段の変形によって前記磁石の磁場が変化する位置に配置された磁場検出手段と、
    前記磁場検出手段により検出された磁場に基づいて前記トルクを演算する演算手段と、
    を備え、
    前記一方向クラッチ手段は、前記シャフトの軸方向に沿って隣接して配置された少なくとも2つの部品と、弾性手段と、を有し、
    前記2つの部品のうちいずれか一方の部品は、前記軸方向に沿って摺動可能で且つ該シャフトに対する相対回転が防止されるように該シャフトに取り付けられ、他方の部品は、前記シャフトに連結されず、前記一方の部品には、他方の部品とは反対側に、該一方の部品と共に回転可能に弾性手段が当接され、
    前記2つの部品は、前記一方向の回転時には互いに係合して前記弾性手段の弾性力により対抗されながら軸方向の部品間隔を増加させ、前記一方向とは反対方向の回転時には係合が解除されて前記軸方向の部品間隔を減少させ、前記磁場の変化は、前記部品間隔の増減によりもたらされる、トルク検出装置。
  14. 前記磁石は、前記いずれか一方の部品に装着される、請求項13に記載のトルク検出装置。
  15. 前記磁石は、リング状に形成され、前記シャフトと同心に前記いずれか一方の部品に取り付けられている、請求項14に記載のトルク検出装置。
  16. 前記いずれか一方の部品に、磁性体又は反磁性体が取り付けられ、前記磁石は、所定位置に配置され、該所定位置に対して前記いずれか一方の部品が移動する、請求項13に記載のトルク検出装置。
  17. 前記磁性体又は反磁性体は、リング状に形成され、前記シャフトと同心に前記いずれか一方の部品に取り付けられている、請求項16に記載のトルク検出装置。
  18. 前記磁場検出手段は、前記磁石に近接した位置に配置されている、請求項16又は17に記載のトルク検出装置。
  19. 前記磁場検出手段は、少なくとも1箇所の所定位置に配置され、該所定位置に対して前記いずれか一方の部品が移動する、請求項15乃至18のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  20. 前記磁場検出手段は、前記シャフトの軸線に対して垂直な平面内で、少なくとも2箇所の所定位置に各々配置され、前記演算手段は、前記磁場検出手段の各々の検出信号の平均に基づいて前記シャフトに作用するトルクを演算する、請求項19に記載のトルク検出装置。
  21. 前記磁場検出手段は、前記シャフトの軸線に対して垂直な平面内で、少なくとも3箇所の所定位置に各々配置され、該少なくとも3箇所の所定位置は、前記シャフトの軸線に対して垂直な平面内で、該軸線から径方向に略等距離で、且つ、周方向に略等間隔に位置している、請求項20に記載のトルク検出装置。
  22. 前記トルク検出装置は電動アシスト自転車に取り付けられるものであり、前記所定位置は、前記電動アシスト自転車の車体フレームに対して固定された位置である、請求項18乃至21のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  23. 前記弾性手段は、皿バネ、コイルスプリング、及び、ゴム弾性体のうちいずれかから選択される、請求項13乃至22のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  24. 前記2つの部品は、複数のラチェット歯が第1の係合面に形成された歯部と、複数のラチェット駒が第2の係合面に形成された駒部と、であり、前記歯部及び前記駒部は、前記第1及び第2の係合面が前記軸方向に略垂直に対面するように配置されると共に、
    前記複数のラチェット歯は、前記歯部の周方向に沿って互い違いに前記第1の係合面上に周期的に形成された、該第1の係合面に対してより急な斜面と、より緩やかな斜面と、から構成され、
    前記ラチェット駒は、その長さ方向が前記第2の係合面に対して所定の角度をなした方向を中心として弾性的に回動可能であり、
    前記シャフトが前記一方向に回転するとき、前記ラチェット駒は、回動しながら前記より急な斜面に当接して前記駒部及び前記歯部の間の相対回転を係止させ、前記シャフトが前記一方向とは逆に回転するとき、前記ラチェット駒は、前記より緩やかな斜面に当接して前記相対回転を可能とさせる、請求項13乃至23のいずれか1項に記載のトルク検出装置。
  25. 補助動力を発生するための電動手段と、
    スプロケットに同軸に固定された動力伝達ギアと、
    を備え、
    前記動力伝達ギアと、前記電動手段の出力ギアと、を噛み合わせることによって、前記補助動力を踏力に並列に付加するための合力手段が構成され、
    前記一方向クラッチ手段の前記他方の部品は、前記動力伝達ギアの板面に形成されている、請求項1に記載の電動アシスト自転車。
  26. 前記動力伝達ギアには、該ギアの一方の板面側に円周等分に配置された複数の永久磁石が固着され、
    前記電動アシスト自転車は、
    前記動力伝達ギアの前記一方の板面側に隣接して車体に対して固定された磁場検出手段と、
    前記磁場検出手段からの磁場パルス信号をカウントするカウント手段と、
    を備え、
    前記カウント手段によりカウントされた磁場パルス信号のカウント値に基づいて車体速度を検出する、請求項25に記載の電動アシスト自転車。
  27. 動力を発生する動力手段の出力ギアと噛み合う動力伝達ギアを更に備え、
    前記一方向クラッチ手段の前記他方の部品は、前記動力伝達ギアの板面に形成されている、請求項13に記載のトルク検出装置。
  28. 前記動力伝達ギアには、該ギアの一方の板面側に円周等分に配置された複数の永久磁石が固着され、
    前記トルク検出装置は、
    前記動力伝達ギアの前記一方の板面側に隣接して配置された磁場検出手段と、
    前記磁場検出手段からの磁場パルス信号をカウントするカウント手段と、
    を備え、
    前記カウント手段によりカウントされた磁場パルス信号のカウント値に基づいて前記動力伝達ギアの回転速度を検出する、請求項27に記載のトルク検出装置。
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