JP2009162298A - 転がり軸受及びこれを備えた軸受構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】転がり軸受10の外輪1の外径面に、凹部と凸部とからなる凹凸部2を形成されており、この凹凸部2の凹部に、緩衝材が充填されている。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の一実施の形態に係る転がり軸受の概略説明図である。なお、図1において、外輪の外径面に形成された凹凸部をわかりやすく説明するために、外輪の径方向厚さを誇張して描くとともに、外輪の一部を拡大して示している。
前記凸部2aの高さ又は凹部2bの深さは、本発明において特に限定されるものではないが、概ね0.5〜50μmが目安である。
この場合、外輪の外径面全体にわたって種々の高さ又は深さを有する凸部2a−1及び凹部2b−1が分散されることになる。
加えて、図3(a)に示される凹凸部2−1を有する転がり軸受では、外輪の外径面全体にわたって分散された凸部2a−1の先端部がハウジングの支持孔の内径面に圧接されて当該内径面にくい込む。そのため、かかる転がり軸受は、図2に示される凹凸部2を有する転がり軸受と同様に、外輪とハウジングとが周方向に移動しにくい状態となる。
クランクシャフト106は、複数個の転動体104により支持されることにより、二つ割り転がり軸受101に内嵌されている。
凹凸部2の凹部には、緩衝材が充填されており、緩衝材充填部3が形成されている。この緩衝材充填部3は、大端部111の支持孔116の内径面に当接している。また、凹凸部2の凸部の先端部は、大端部111の支持孔116の内径面に圧接され、当該内径面にくい込んでいる。
これにより、緩衝材充填部3が、支持孔の内径面6と当接して、転動体が軌道面を転送する際の振動や音の外輪1から大端部111(ハウジング)への伝播を抑制する。加えて、凸部の先端部5が、支持孔の内径面6に圧接されて当該内径面6にくい込むことにより、外輪1と大端部111(ハウジング)との間の周方向への位置ずれの発生を防止する。
図6は、本発明の一実施の形態に係る軸受構造が採用されたクランクシャフト支持用軸受の部分断面説明図である。
アッパーブロック201とロアブロック202とは、固定ボルト203により一体に固定されている。
しかしながら、本発明の転がり軸受は、二つ割り転がり軸受に限定されるものではなく、ハウジングに形成された支持孔に密接して支持される転がり軸受であれば、いかなる形態の転がり軸受にも適用することができる。
1a 二つ割り外輪部材
1b 二つ割り外輪部材
2 凹凸部
2a 凸部
2b 凹部
2−1 凹凸部
2a−1 凸部
2b−1 凹部
3 緩衝材充填部
4 軌道面
5 先端部
6 支持孔の内径面
10 転がり軸受
11 シャフト
12 保持器
13 転動体
101 転がり軸受
104 転動体
105a 二つ割り保持器
105b 二つ割り保持器
106 クランクシャフト
110 コネクティングロッド
111 大端部
112 ハウジング部片
113 ハウジング部片
116 支持孔
200 クランクシャフト支持用軸受
201 アッパーブロック
202 ロアブロック
203 固定ボルト
204 支持孔の内径面
210 クランクシャフト固定部
Claims (4)
- 内径側に軌道面を有する環状の外輪と、
前記軌道面を転動し得るように配設される複数個の転動体と、
前記複数個の転動体それぞれを円周方向所定間隔に案内保持する保持器と
からなる、シャフトが内嵌される転がり軸受であって、
前記外輪の外径面に凹凸部が形成されており、この凹凸部の凹部に緩衝材が充填されていることを特徴とする転がり軸受。 - 前記凹部における緩衝材の充填高さが、この凹部に隣接する凸部の先端部の径方向高さと同じ高さとされている請求項1記載の転がり軸受。
- 前記緩衝材が、軟質金属材料又は樹脂材料である請求項1又は2に記載の転がり軸受。
- 内径側に軌道面を有する環状の外輪と、前記軌道面を転動し得るように配設される複数個の転動体と、前記複数個の転動体それぞれを円周方向所定間隔に案内保持する保持器とからなる、シャフトが内嵌される転がり軸受と、
この転がり軸受を密接して支持する支持孔を有するハウジングと
を備えた軸受構造であって、
前記転がり軸受が請求項1〜3のいずれかに記載の転がり軸受であり、この転がり軸受の外輪の外径面の凹部に充填された緩衝材と前記ハウジングの支持孔の内径面とが当接しているとともに、前記外輪の外径面の凸部の先端部が、前記ハウジングの支持孔の内径面に圧接されていることにより、当該外輪とハウジングとが互いに周方向に移動しないように構成されていることを特徴とする軸受構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000415A JP2009162298A (ja) | 2008-01-07 | 2008-01-07 | 転がり軸受及びこれを備えた軸受構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2008000415A Pending JP2009162298A (ja) | 2008-01-07 | 2008-01-07 | 転がり軸受及びこれを備えた軸受構造 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06346925A (ja) * | 1993-06-07 | 1994-12-20 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | 軸受のクリープ防止装置 |
JP2000120670A (ja) * | 1998-10-19 | 2000-04-25 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
JP2005024046A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Koyo Seiko Co Ltd | ダンパー、ならびに転がり軸受装置 |
JP3134109U (ja) * | 2007-05-24 | 2007-08-02 | オザック精工株式会社 | ハブユニット軸受 |
-
2008
- 2008-01-07 JP JP2008000415A patent/JP2009162298A/ja active Pending
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