JP2019019909A - 軸受の組付方法及び軸受保持部材 - Google Patents

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【課題】軸受の軸受保持部材への嵌合において、軸受による軸受保持部材のかじりを減少するとともに、軸受が軸受保持部材へ斜めに嵌合されることを抑制することのできる軸受の組付方法及び軸受保持部材を提供する。【解決手段】軸受ケース20、44、46、48、50に外部に広がった開口部24を設け、開口部24の開口部角度aを軸心CL2まわりに変化させる、もしくは開口部24を内側に凹んだ曲面で形成する。また、軸受10を軸受ケース20、44、46、48、50に載置する際は、軸受10が開口部24に最初に接触する接触点32aの開口部角度aが次に接触する部分より大きくなる位置とすることによって、嵌合時に軸受10を軸受ケースに平行とする力が生じることにより、軸受10が斜めになったまま嵌合されることが効果的に抑制される。【選択図】図4

Description

本発明は、軸受の軸受保持部材への組付けにおいて、軸受が軸受保持部材に対して斜めに嵌合されることを抑制するための、軸受の組付方法および軸受保持部材に関するものである。
軸受の外輪を軸受保持部材の内側に組付ける場合に、軸受が軸受保持部材に対して斜めになった状態で圧入されると、たとえば、軸受によって軸受保持部材の一部が抉られる、かじりといわれる状態が生じるとともに、軸受保持部材に対して斜めのまま軸受が軸受保持部材に嵌合されてしまう虞がある。この場合、軸受外輪の軸受保持部材との接触点において軸受が軸受保持部材から受ける圧縮力が生じ、これにより軸受外輪の真円度が低下し、軸受の内輪および外輪と軸受の球状の転動体との内部隙間が局部的に減少する。これによって、軸受の部材に通常以上の負荷が生じ軸受の寿命低下が生じる虞がある。また同じように、軸受の内輪を軸受保持部材の外側に組付ける場合においても、軸受が軸受保持部材に対して斜めになった状態で圧入されると軸受の内輪と軸受保持部材との接触点において軸受が軸受保持部材から受ける引張力が生じ、これにより軸受内輪の真円度が低下し、軸受の内輪および外輪と軸受の球状の転動体との内部隙間が局部的に減少する。これによって、軸受の部材に通常以上の負荷が生じ軸受の寿命低下が生じる虞がある。たとえば、特許文献1においては、軸受と軸受保持部材とが互いに斜めになった状態で嵌合されることを抑制するために、軸受保持部材の軸受の外輪を保持する格納部に隣接し、前記軸受の入口側に前記格納部より離れるに従って内径が大きくなる導入部が設けられている。前記導入部によって前記軸受の外周面がガイドされ、前記軸受と前記軸受保持部材とが互いに斜めになることが抑制された状態で、前記軸受が前記軸受保持部材に圧入されることによって、前記軸受が前記軸受保持部材に対して斜めに嵌合されるのが抑制されている。
特開2001−32848号公報
しかし前記軸受保持部材において、前記軸受保持部材の軸心方向における前記導入部の断面は、前記軸受保持部材の軸心に対して対称に傾斜した直線、すなわち前記軸心に対し軸心まわりに一定の角度で形成されている。このため、軸受の外輪を軸受保持部材の内側に組付ける場合に、たとえば前記軸受の軸心と前記軸受保持部材の軸心とがずれた状態で前記軸受が前記軸受保持部材に載置されると、前記軸受の外輪は、前記軸受の軸心が前記軸受保持部材の前記導入部の外側に最もずれた点において前記軸受保持部材に最初に接触し、次に、前記軸受の軸心を中心として最初の接触点と反対側の位置にある接触点において接触し、2つの接触点によって前記軸受保持部材上に斜めに支えられる。この状態で前記軸受を前記軸受保持部材に圧入すると、前記軸受保持部材の前記導入部の傾斜は、前記軸受保持部材の軸心に対して直線で傾斜しているため、前記軸受が前記軸受保持部材から受ける反力は、2つの接触点において、軸受を押返す方向が略同一になると共に、軸受保持部材の軸心方向に押し返す反力も略同一となる。この状態で前記軸受が前記軸受保持部材に圧入されると、軸受によって軸受保持部材の一部が抉られる、かじりが生じやすくなるとともに、軸受が軸受保持部材に斜めになったまま嵌合され、軸受の耐久性の低下につながる虞がある。また、軸受の内輪を直線で傾斜した導入部を有する軸受保持部材の外側に組付ける場合に、たとえば前記軸受の軸心と前記軸受保持部材の軸心とがずれた状態で前記軸受が前記軸受保持部材に載置されると、前記軸受の内輪は、前記軸受の軸心が前記軸受保持部材の前記導入部の内側に最もずれた点において前記軸受保持部材に最初に接触し、次に、前記軸受の軸心を中心として最初の接触点と反対側の位置にある接触点において接触し、2つの接触点によって前記軸受保持部材上に斜めに支えられる。この状態で前記軸受を前記軸受保持部材に圧入すると、前記軸受保持部材の前記導入部の傾斜は、前記軸受保持部材の軸心に対して直線で傾斜しているため、軸受の外輪を軸受保持部材の内側に組付ける場合と同様に、軸受によって軸受保持部材の一部が抉られる、かじりが生じやすくなるとともに、軸受が軸受保持部材に斜めになったまま嵌合され、軸受の耐久性の低下につながる虞がある。このため、軸受の軸心と軸受保持部材の軸心とがずれた状態が発生しても、軸受保持部材のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受が軸受保持部材内に斜めに嵌合されることを抑制するための有効な方法が望まれていた。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、軸受の軸受保持部材への嵌合において、軸受による軸受保持部材のかじりを減少するとともに、軸受が軸受保持部材内へ斜めに嵌合されることを抑制することのできる軸受の組付方法及び軸受保持部材を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)軸受保持部材に軸受を挿入することにより組付ける軸受の組付け方法であって、前記軸受保持部材は、前記軸受を保持する格納部と、前記格納部に隣接し、前記軸受の外輪または内輪に接触させることにより、前記軸受を前記格納部内に導入する導入部と、を備え、(b)前記導入部は、前記軸受の外輪に接触する場合は、前記格納部に近いほど前記導入部の径が小さく、前記軸受の内輪に接触する場合は、前記格納部に近いほど前記導入部の径が大きく、前記導入部における前記軸受との接触点における接平面と、前記格納部の軸心方向に垂直な面とがなす傾斜角が、前記格納部に近いほど小さく、(c)前記軸受を前記軸受保持部材に組付ける場合に、前記軸受が前記軸受保持部材に最初に接触する接触点における前記傾斜角が、次に接触する接触点における前記傾斜角よりも大きくなる前記軸受保持部材の位置に前記軸受を置き、前記格納部に向けて前記軸受を押し込むことによって前記軸受を前記軸受保持部材に嵌合することを特徴とする。
第2発明の要旨とするところは、第1発明の軸受の組付け方法に用いられる軸受保持部材であって、前記軸受保持部材は、前記軸受を保持する格納部と、前記格納部に隣接し、前記軸受の外輪に接触させることにより、前記軸受を前記格納部内に導入する導入部と、を備え、前記導入部が一つの球面の一部から形成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、軸受保持部材に軸受を挿入することにより組付ける軸受の組付け方法であって、前記軸受保持部材は、前記軸受を保持する格納部と、前記格納部に隣接し、前記軸受の外輪または内輪に接触させることにより、前記軸受を前記格納部内に導入する導入部と、を備え、前記導入部は、前記軸受の外輪に接触する場合は、前記格納部に近いほど前記導入部の径が小さく、前記軸受の内輪に接触する場合は、前記格納部に近いほど前記導入部の径が大きく、前記導入部における前記軸受との接触点における接平面と、前記格納部の軸心方向に垂直な面とがなす傾斜角が、前記格納部に近いほど小さく、前記軸受を前記軸受保持部材に組付ける場合に、前記軸受が前記軸受保持部材に最初に接触する接触点における前記傾斜角が、次に接触する接触点における前記傾斜角よりも大きくなる前記軸受保持部材の位置に前記軸受を置き、前記格納部に向けて前記軸受を押し込むことによって前記軸受を前記軸受保持部材に嵌合する。これにより、前記軸受の外輪を前記軸受保持部材の内側に組付ける場合に、前記軸受が前記軸受保持部材に最初に接触する点において前記軸受保持部材から受ける軸受保持部材の軸心方向への反力は、次に接触する点において前記軸受保持部材から受ける軸受保持部材の軸心方向への反力より大きくなり、この反力の差によって前記軸受の軸心と前記軸受保持部材の軸心とが平行に近づけられる。また、前記軸受の内輪を前記軸受保持部材の外側に組付ける場合に、前記軸受が前記軸受保持部材に最初に接触する点において前記軸受保持部材から受ける軸受保持部材の軸心の外側方向への反力は、次に接触する点において前記軸受保持部材から受ける軸受保持部材の軸心の外側方向への反力より大きくなり、この反力の差によって前記軸受の軸心と前記軸受保持部材の軸心とが平行に近づけられる。これによって、前記軸受および前記軸受保持部材の軸心どうしのずれが減少し前記軸受による前記軸受保持部材のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受が軸受保持部材内に斜めに嵌合されることが抑制される。
第2発明によれば、第1発明の軸受の組付け方法に用いられる軸受保持部材であって、前記軸受保持部材は、前記軸受を保持する格納部と、前記格納部に隣接し、前記軸受の外輪に接触させることにより、前記軸受を前記格納部内に導入する導入部と、を備え、前記導入部が一つの球面の一部から形成されている。これにより、前記軸受および前記軸受保持部材の軸心どうしのずれが減少し、軸受保持部材のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受が軸受保持部材内に斜めに嵌合されることが抑制される。また、前記導入部が球面から形成されているため、前記軸受を前記軸受保持部材の前記格納部に押し込む時に、前記軸受の外輪が前記導入部に対し連続した円弧による線接触をする。これによって、前記軸受による前記軸受保持部材のかじりの発生がさらに抑制されるとともに、軸受が軸受保持部材内に斜めに嵌合される状態がさらに抑制される。
本発明が適用される軸受の軸受保持部材への通常の嵌合状態と軸受外輪の真円度と軸受の内部隙間とを説明する図であって、(a)は軸受の回転軸心を通る縦断面を示す模式図、(b)は軸受の軌道面の真円度を示す図、(c)は軸受の内部隙間を説明する模式図である。 図1の軸受が軸受保持部材に斜めに嵌合された場合の嵌合状態と軸受外輪の真円度と軸受の内部隙間とを説明する図であって、(a)は軸受の回転軸心を通る縦断面を示す模式図、(b)は軸受の軌道面の真円度を示す図、(c)は軸受の内部隙間を説明する模式図である。 軸受保持部材に導入部が設けられ、軸受保持部材の軸心方向における前記導入部の断面が、前記軸受保持部材の軸心に対して対称に傾斜した直線で形成された従来の軸受保持部材において、軸受の軸心と軸受保持部材の軸心とがずれている場合に生じる軸受保持部材のかじりと斜めの嵌合状態を示した図であって、(a)は軸受が軸受保持部材に1点で接触する状態を示した図、(b)は軸受が軸受保持部材に2点で支えられる状態を示した図、(c)は軸受と軸受保持部材との接触状態を示した斜視図、(d)は軸受が軸受保持部材に斜めに嵌合された状態を示す図である。 本発明の一実施例の軸受保持部材において、軸受保持部材の軸心方向における導入部の断面が、軸受保持部材の軸心に対して非対称に傾斜した直線で形成された軸受保持部材において、軸受を軸受保持部材に嵌合する場合に、軸心のずれを抑制する力が生じることを示した図であって、(a)は軸受保持部材の導入部の異なった角度によって生じる反力を示した図、(b)は前記反力の差によって軸受と軸受保持部材との傾きが修正された状態を示した図である。 軸受の内輪を軸受保持部材の外側に組付ける場合、軸受保持部材の回転軸心に対して非対称に傾斜した導入部を形成することで、軸受の内輪を軸受保持部材の外側に嵌合する場合に、軸心のずれを抑制する力が生じることを示した図であって、(a)は回転軸の端部の異なった角度によって生じる反力を示した図、(b)は前記反力の差によって軸受の回転軸心まわりの傾きが修正された状態を示した図である。 本発明の他の実施例の軸受保持部材において、軸受を導入部が一つの球面の一部から形成されている軸受保持部材に嵌合する場合に、軸受保持部材の軸心と軸受の軸心とのずれを抑制する力が生じることを示した図であり、(a)は軸受が軸受保持部材に載置された状態を示した図、(b)は軸受と軸受保持部材とが線接触する状態を示した斜視図、(c)は球面から生じる反力の差によって軸受と軸受保持部材との傾きが修正された状態を示した図である。 本発明の他の実施例の軸受保持部材において、軸受を導入部が軸受保持部材の軸心に対して対称の曲面から形成されている軸受保持部材に嵌合する場合に、軸受保持部材の軸心と軸受の軸心とのずれを抑制する力が生じることを示した図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1(a)は、軸受10が通常の状態、すなわち軸受10がたとえば車両の動力伝達部材を収容するトランスアクスルケースやトランスミッションケースの一部を構成する軸受保持部材20に対応する軸受ケース20(以降、軸受ケース20という)に対して斜めにならずに軸受ケース20に正常に嵌合された状態を模式的に示した断面図である。軸受10は、外輪12、内輪14、および外輪12と内輪14との間に設置されている転動体16から構成されており、軸受10は軸受ケース20の格納部22の軸受ケース底面26と接触している。軸受10の回転軸心CL1である軸受軸心CL1と軸受ケース44の回転軸心CL2である軸受ケース軸心CL2とは略同一の位置である。なお、図示されていない回転軸が挿入される軸受ケース底面26にある開口は、以降も特に必要の無い限り省略され図示されない。図1(b)は、上記の嵌合状態において、軸受10の軌道面28、すなわち軸受10の球状の転動体16が外輪12の内周壁と接触する部分の、軸受10の回転軸心CL1を中心とする周方向の真円度を示す図であって、図1(c)は、外輪12および内輪14の幅方向の中央を通る軸受10の断面において、軸受10の内部隙間30、すなわち転動体16と外輪12および内輪14との軸受内部隙間30を強調して示す模式図である。
図2(a)は、軸受10が軸受ケース20に対して斜めに嵌合された状態を模式的に示した断面図である。軸受10は、軸受ケース20に対して斜めに嵌合されているため、図2(a)の右端において軸受ケース底面26と接しているが、左端において軸受ケース底面26と接していない。図2(b)には、上記の嵌合状態において、軸受軌道面28、すなわち軸受10の転動体16が外輪12の内周壁と接触する部分の軌道が示されている。軸受10が軸受ケース20に対して斜めに嵌合されたため、矢印で示された短径方向36において、軸受軌道面28の直径が小さくなっている。このため、図2(b)の軸受軌道面28は、図1と比較しての真円度が低いものとなっている。図2(c)は、上記の状態における軸受内部隙間30を模式的に示したものであり、特に短径方向36において、軸受内部隙間30が小さくなっている。この状態で軸受10を使用した場合、軸受内部隙間30の小さい短径方向36において負荷が大きくなり、転動体16の表面と軸受外輪および軸受内輪の内周壁とに損傷が生じる可能性が生じる。
軸受10の材料には、高荷重の条件において、長時間使用可能な材料として、クロム鋼、ステンレス鋼、浸炭軸受用鋼等が用いられる。また、軸受ケース20には、たとえば軽量化を主な目的としてアルミ合金等の軽合金が使用される。軸受ケース20にアルミ合金が用いられた場合、軸受10に用いられる材質、クロム鋼、ステンレス鋼、浸炭軸受用鋼等と比較して軟質の材料なので、軸受10が軸受ケース20に対して斜めに嵌合された場合、比較して軟質の軸受ケース20のかじりがさらに生じ易くなるとともに、軸受10が軸受ケース20内の格納部22に斜めに嵌合されやすくなる。
図3(a)には、軸受ケース44が軸受10に斜めに嵌合されることを避けるため、軸受ケース44に軸受10のガイドとしての機能を目的として格納部22から離れるほど拡径したテーパ状の導入部24に対応する開口部24(以降、開口部24という)が設けられた一例が示されている。軸受ケース44は、開口部24、開口部24と連続し且つ軸受10を保持する格納部22、および格納部22の一部である軸受ケース底面26から構成されている。格納部22は、しまり嵌め(圧入)のために外輪12の外径よりも僅かに小なる外径を有する円形の嵌合穴である。開口部24は、軸受10の挿入側に向かって拡がっており、軸受ケース44の軸受ケース軸心CL2に対して対称の傾斜した直線で形成された断面、すなわち、軸受ケース底面26に対する開口部24の傾斜角aに対応する開口部角度a(以降、開口部角度aという)が一定である開口部24を、格納部22の中心線である軸受ケース軸心CL2周りの全周に有している。したがって、開口部24の接平面と、軸受ケース底面26すなわち軸受ケース軸心CL2に対して垂直な面とのなす角度は傾斜角aであり、一定値となっている。図3(a)には、軸受10が、左端において軸受ケース44の最初の接触点である第1接触点32aと接触し、軸受軸心CL1が軸受ケース軸心CL2に対し左にずれが生じた状態、すなわち軸受軸心CL1と軸受ケース軸心CL2とが平行且つずれを持つ状態が示されている。図3(b)には、軸受ケース44の開口部24において、軸受10が第1接触点32aと次の接触点である第2接触点32bとによって支持され、軸受軸心CL1と軸受ケース軸心CL2とが傾いている状態が示されている。図3(c)は、上記の状態の斜視図であり、軸受10は、破線で示されている軸受10の外輪12の端部において、軸受ケース44の開口部24の2つの接触点32a、32bのみで接触、支持されている。図3(d)は、上記の状態で軸受10が圧入治具33によって圧入力Fを加えられ、軸受ケース44に斜めに嵌合された状態を示している。軸受ケース44の開口部24は、軸受ケース軸心CL2に対して対称に傾斜しており、圧入力F(N)によって2点の接触点32a、32bに略同一の圧力が負荷されると、2点の接触点32a、32bにおける軸受ケース44の反力、すなわち圧入力Fを押し返す方向への反力と軸受ケース軸心CL2に向かう方向への反力も2点の接触点32a、32bにおいて略同一となり、軸受10の軸受軸心CL1が軸受ケース44の軸受ケース軸心CL2に対して斜めの状態が保持されたまま組みつけられ易くなる。
図4は、本発明の一実施例の軸受ケース46を示している。図4(a)には、軸受ケース46の開口部24の傾斜である開口部角度aが開口部24の周方向の位置によって変化する一例が示されている。開口部角度aは、左端の第1接触点32aにおいて最大である最大角度αを有し、それと軸受ケース軸心CL2に対して対称の位置である右端の第2の接触点32bにおいて最小角度βを有し、周方向の位置によって開口部角度aが最大角度αから最小角度βとの間で連続的に変化している。図4(a)において、軸受軸心CL1と軸受ケース軸心CL2とは、軸受軸心CL1が軸受ケース軸心CL2に対して僅かに最大角度α側にずらされた位置で軸受10を軸受ケース46に載置した場合が示されている。軸受10を軸受ケース46に載置すると、軸受10は、先ず、開口部24の最大角度αを持つ開口部24の第1接触点32aと接触し、ついで開口部24の最小角度βを持つ開口部24の第2の接触点32bと接触する。軸受10の荷重に対して第1接触点32aにおいて、垂直方向への反力F1が生じる。反力F1は、最大角度αにおける開口部24の反力から生じており、反力F1とともに軸受ケース軸心CL2に向かい軸受ケース底面26と平行な方向に反力F2が生じている。もう一方の接触点32bにおいては、反力F1と略同一である接触点32bにおける垂直方向への反力F4が生じる。反力F4は、最小角度βにおける開口部24の反力から生じており、反力F4とともに軸受ケース軸心CL2に向かい軸受ケース底面26と平行な方向に反力F3が生じている。反力F3は、開口部24が最小角度βを有するため最大角度αを有する第1接触点32aにおける反力F2より小さい値となる。この第1接触点32aに生じる反力F2と接触点32bに生じる反力F3との差異によって、軸受10には最小角度β側の接触点32b側へ移動するフローティング機能とも言われる力が生じている。なお、このように開口部角度aが周方向の位置によって連続的に変化する開口部24は、軸受10を軸受ケース46の格納部22へ圧入する過程では軸受軸心CL1と軸受ケース軸心CL2とを相互に平行とし、最終的には同心となるように案内する案内部として機能しており、たとえば面取り時、すなわち開口部24の加工時に、図示されていない加工治具の軸心を軸受ケース軸心CL2に対して斜めにする等によって容易に形成することができる。
図4(b)は、軸受10の自重もしくは、圧入治具33によって圧力を加えられることによって、上記の軸受ケース軸心CL2に向かう反力F2、F3が略同一となる状態まで軸受10が移動し、軸受10が軸受ケース底面26と略平行となった状態を示している。この状態においては、第1接触点32aにおける垂直方向の反力F1と水平方向の反力F2と接触点32bにおける垂直方向の反力F4と水平方向の反力F3とはそれぞれ略同一となり、圧入治具33を用いて軸受10を軸受ケース32に嵌合する場合、軸受10が斜めになったまま嵌合されることを抑制することができる。
なお、図4において、軸受軸心CL1と軸受ケース軸心CL2とがずれの無い状態で軸受10を軸受ケース46上に載置すると、たとえば、軸受10の軸受ケース46上への載置の位置精度にばらつき、すなわち位置ずれが生じ、たとえば最小角度β側の接触点32bに最初に接触する位置となった場合、軸受10が軸受ケース46に対し斜めになったまま嵌合されることが抑制できずに、斜めのまま嵌合される可能性が生じる。このため、軸受10の軸受ケース46への嵌合時、すなわち載置する際の軸受10と軸受ケース46との位置ずれを考慮し、軸受10を軸受ケース46の最大角度α側に予め近づけた状態で軸受ケース46上に載置することによって、位置ずれが生じたとしても軸受10を軸受ケース46の最大角度α側に最初に接触させることが可能となり、軸受10を軸受ケース46に嵌合する場合、軸受10が斜めになったまま嵌合されることをより一層効果的に抑制することが可能となる。
本実施例によれば、軸受10を保持する格納部22に隣接し格納部22の軸受ケース底面26に対し所定の開口部角度aを持つとともに収納部22から外に向かって拡がった開口部24とを有する軸受ケース46に、軸受46を組付ける軸受46の組付方法であって、軸受10を軸受ケース46に嵌合する場合に、軸受10が軸受ケース46に最初に接触する第1接触点32aにおける傾斜角度αが、次に接触する第2接触点32bにおける傾斜角度βより大きくなる軸受ケース46の位置に軸受10を置き、格納部22に向けて押し込むことによって軸受10を軸受ケース46に嵌合する。この組付け方法および軸受ケース46によって、軸受10を軸受ケース46に嵌合する場合、軸受10による軸受ケース46のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受10が斜めになったまま嵌合されることを効果的に抑制することが可能となる。
すなわち、軸受ケース46に軸受10を挿入することにより組付ける軸受10の組付け方法であって、軸受ケース46は、軸受10を保持する格納部22と、格納部22に隣接し、軸受10の外輪12に接触させることにより、軸受10を軸受ケース46に導入する開口部24と、を備え、開口部24は、軸受10の外輪12に接触する場合は、格納部22に近いほど開口部24の径が小さく、開口部24における軸受10との接触点における接平面と、軸受ケース46の軸心方向に垂直な面とがなす開口部角度aが、軸受ケース46に近いほど小さく、軸受10を軸受ケース46に組付ける場合に、軸受10が軸受ケース46に最初に接触する第1接触点32aにおける傾斜角αが、次に接触する第2接触点32bにおける傾斜角βよりも大きくなる軸受ケース46の位置に軸受10を置き、格納部22に向けて軸受10を押し込むことによって軸受10を軸受ケース46に嵌合する。これによって、軸受10を軸受ケース46に嵌合する場合、軸受10による軸受ケース46のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受10が斜めになったまま嵌合されることを効果的に抑制することが可能となる。
前述の実施例において、軸受10を軸受ケース46に嵌合する場合に、軸受ケース46に周方向において開口部角度aの異なる開口部24を設け、最大角度αを持つ斜面に最初に接触する位置に軸受10を軸受ケース46に載置することとしたが、たとえば、軸受10の内輪14に嵌合される軸受け保持部材40に対応する回転軸40(以降、回転軸40という)の嵌合側の端部に角度の異なる傾斜を持つ導入部42に対応する面取り部42(以降、面取り部42という)を設け、回転軸40の最大角度α側に軸受10の内輪14が最初に接触するように載置して嵌合を行っても、類似の効果が期待できる。
図5(a)において、回転軸40の面取り部42は、傾斜角に対応する端部角度b、すなわち回転軸40の面取り部42の接平面と回転軸40の回転軸軸心CL3方向と垂直をなす平面P3とのなす角度が、回転軸40の径方向において異なる面取り部42を回転軸軸心CL3まわりに有している。また、回転軸40は、面取り部42に隣接する格納部43に対応する保持部43(以降、保持部43という)を有している。本図においては、回転軸軸心CL3を中心として対称の位置に端部角度bが最大角度αと最小角度βとを有する断面が示されている。軸受10の軸受軸心CL1と回転軸40の回転軸軸心CL3とはほぼ同一の位置とされている。軸受10を回転軸40に載置すると軸受10は、先ず最大角度α側の第1接触点32aにおいて接触し、次に最小角度β側の第2接触点32bにおいて接触する。この時、回転軸40の面取り部42から反力を受け、第1接触点32aにおいて、垂直方向にF1、回転軸軸心CL3の径方向に反力F2が生じている。また、第2接触点32bにおいて、垂直方向にF3、回転軸軸心CL3の径方向に第1接触点32aにおける径方向の反力F2より小さい反力F4が生じている。この反力の差によって、軸受10を回転軸軸心周りの平面P3と平行の位置に移動する力が生じている。
図5(b)は、軸受10の自重もしくは、圧入治具33によって圧力を加えられることによって、回転軸軸心CL3の第1接触点32aの径方向の反力F2と第2接触点32bの径方向の反力F4とが略同一となるように移動し、軸受10と回転軸軸心周りの平面P3、すなわち回転軸軸心CL3の径方向の平面と平行となった状態が示されている。
また、軸受10を回転軸40に載置する場合、位置ずれを考慮し、最大角度α側に軸受10の内輪14を予め近づけた状態を選択することで、位置ずれが生じたとしても、軸受10を最大角度α側に最初に接触させることが可能となり、軸受10が回転軸40の軸心周りの平面P3と平行の位置に移動する力が生じることによって、軸受10による回転軸40のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受10が斜めになったまま嵌合されることをより効果的に抑制することが可能となる。
すなわち、回転軸40に軸受10を挿入することにより組付ける軸受10の組付け方法であって、回転軸40は、軸受10を保持する保持部43と、保持部43に隣接し、軸受10の内輪14に接触させることにより、軸受10を回転軸40に導入する面取り部42と、を備え、面取り部42は、軸受10の内輪14に接触する場合は、保持部43に近いほど面取り部42の径が大きく、面取り部42における軸受10との接触点における接平面と、保持部42の軸心方向に垂直な面P3とがなす端部角度bが、保持部43に近いほど小さく、軸受10を回転軸40に組付ける場合に、軸受10が回転軸40に最初に接触する第1接触点32aにおける端部角度bが、次に接触する第2接触点32bにおける端部接触角bよりも大きくなる回転軸40の位置に軸受10を置き、格納部保持部43に向けて軸受10を押し込むことによって軸受10を回転軸40に嵌合する。これによって、軸受10による回転軸40のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受10が斜めになったまま嵌合されることをより効果的に抑制することが可能となる。
つぎに、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
前述の実施例1において、開口部24は、開口部24の傾斜が直線で形成され、開口部角度aが開口部24の周方向の位置によって変化するものであった。軸受10と軸受ケースとを平行の位置に移動するフローティング機能を利用するには、これに限らず、たとえば、図6(a)のように曲線によって開口部24が形成されても良い。破線で示されている曲線は、軸受ケース軸心CL2上にその中心を有する球面γの断面であり、開口部24は球面γの一部からなる。軸受10は、球面γの一部からなる開口部24に載置されている。球面γにおいては、軸受10と軸受ケース48の開口部24との接点32における開口部角度aは、軸受10の挿入側、すなわち本図の上側ほど大きい開口部角度aを有している。したがって、軸受10の挿入側、すなわち本図の上側の接触点32ほど軸受ケース軸心CL2に向かう大きい反力を開口部24から受けることとなり、軸受10と軸受ケース底面26とを平行とするフローティング機能ともいわれる力が生じることとなる。図6(b)は、上記の状態を示した斜視図である。軸受ケース48の開口部24が球面γの一部からなる場合、軸受10は、点線で示されている軸受10の外輪12の端部において、点線で示される接線34によって軸受ケースと線接触する。このため、軸受10が軸受ケース48の開口部24に2つの接触点32a、32bとで支持されるのと比較して、接線34によって支持される場合は、圧力が分散されるため軸受10を軸受ケース48に嵌合するときに生じやすい軸受ケース48のかじりの発生が抑制される。図6(c)は、軸受10が自重もしくは圧入治具33により圧入力Fを加えられることによって、軸受10と軸受ケース底面26とが略平行とされている状態が示されている。なお、軸受10を軸受ケース48に載置する位置を予めずらした位置を選択することによって、軸受10と軸受ケース底面26とを平行とするフローティング機能ともいわれる力をより確実に働かせることができる。
本実施例によれば、軸受ケース48は、軸受10を保持する格納部26と、格納部26に隣接し、軸受10の外輪12に接触させることにより、軸受10を格納部26内に導入する開口部24と、を備え、開口部24が一つの球面γの一部から形成されている。これによって、軸受10が軸受ケース48に最初に接触する点において軸受ケース48から受ける軸受ケース軸心CL2方向への反力は、次に接触する点において軸受ケース48から受ける軸受ケース軸心CL2方向への反力より大きくなる。さらに、これらの軸受10および軸受ケース48の軸心CL1、CL2どうしのずれが減少し、軸受ケース48のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受10が軸受ケース48内に斜めに嵌合されることが抑制される。また、開口部10が球面γから形成されているため、軸受10の外輪12が開口部24に対し連続した円弧による線接触をしている。これによって、軸受10の外輪12が開口部24に対し2点で接触している場合と比較して、軸受10による軸受ケース48のかじりの発生がさらに抑制されるとともに、軸受10が軸受ケース48内に斜めに嵌合される状態がさらに抑制される。
さらに、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
前述の実施例2において、軸受10を軸受ケース48に嵌合する場合に、軸受ケース20に球面γの一部からなる開口部24を設けたが、これに替えて、図7に示された、開口部24の外側に拡がった曲面からなる開口部24を設けた軸受ケース50としても良い。この開口部24の形状によれば、軸受10は、軸受ケース50に2つの接触点32a、32bにおいて支持される。
本実施例によれば、開口部24が開口側に広がった軸受ケース軸心CL2を中心として対称をなす曲面から形成されている。これによって、軸受10が軸受ケース50に最初に接触する第1接触点32aにおいて軸受ケース50から受ける軸受ケース軸心CL2方向への反力は、次に接触する第2接触点32bにおいて軸受ケース50から受ける軸受ケース軸心CL2方向への反力より大きくなる。さらに、これらの軸受10および軸受ケース50の軸心CL1、CL2どうしのずれが減少し、軸受ケース50のかじりの発生が抑制されるとともに、軸受10が軸受ケース50内に斜めに嵌合されることが抑制される。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適応される。
前述の実施例において、開口部24の軸受ケース軸心CL2と直行する平面における形状は、何れも曲線から形成されるものとしたが、特にこれに限らず、たとえば軸受ケース軸心CL2を中心として対称をなす多角形から形成されていても良い。
また、前述の実施例において、軸受10を軸受ケース20、44、46、48、50に勘合する圧力を圧入力Fとしたが、圧入力Fは嵌合の開始から嵌合の完了まで、特に一定である必要は無く、たとえば、軸受10と回転軸40とを同一軸心とするフローティング機能を主な目的として、嵌合が完了しない圧入力Fを加えた後、嵌合を完了する高い圧力に切替えても良い。また、たとえば、圧入力を時間経過と共に徐々に上昇させても良い。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:軸受
12:外輪
14:内輪
20,44、46、48、50:軸受ケース(軸受保持部材)
22:格納部
24:開口部(導入部)
40:回転軸(軸受保持部材)
42:面取り部(導入部)
43:保持部(格納部)
a:開口部角度(傾斜角)
b:端部角度(傾斜角)
γ:球面

Claims (2)

  1. 軸受保持部材に軸受を挿入することにより組付ける軸受の組付け方法であって、
    前記軸受保持部材は、前記軸受を保持する格納部と、前記格納部に隣接し、前記軸受の外輪または内輪に接触させることにより、前記軸受を前記格納部内に導入する導入部と、を備え、
    前記導入部は、前記軸受の外輪に接触する場合は、前記格納部に近いほど前記導入部の径が小さく、前記軸受の内輪に接触する場合は、前記格納部に近いほど前記導入部の径が大きく、
    前記導入部における前記軸受との接触点における接平面と、前記格納部の軸心方向に垂直な面とがなす傾斜角が、前記格納部に近いほど小さく、
    前記軸受を前記軸受保持部材に組付ける場合に、前記軸受が前記軸受保持部材に最初に接触する接触点における前記傾斜角が、次に接触する接触点における前記傾斜角よりも大きくなる前記軸受保持部材の位置に前記軸受を置き、
    前記格納部に向けて前記軸受を押し込むことによって前記軸受を前記軸受保持部材に嵌合することを
    特徴とする軸受の組付け方法。
  2. 請求項1の軸受の組付け方法に用いられる軸受保持部材であって、
    前記軸受保持部材は、前記軸受を保持する格納部と、前記格納部に隣接し、前記軸受の外輪に接触させることにより、前記軸受を前記格納部内に導入する導入部と、を備え、
    前記導入部が一つの球面の一部から形成されている
    ことを特徴とする軸受保持部材。

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