JP2009162285A - 遠心クラッチ、エンジンユニット及び鞍乗型車両 - Google Patents

遠心クラッチ、エンジンユニット及び鞍乗型車両 Download PDF

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Abstract

【課題】クラッチインナの回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる遠心クラッチを提供する。
【解決手段】遠心クラッチには、被駆動軸59周りで回転可能に設けられるクラッチインナと、当該クラッチインナに対して相対回転可能に設けられるクラッチアウタとが設けられる。クラッチインナは、被駆動軸から離れた位置に位置するウェイト支持軸54と、ウェイト支持軸54を中心にしてクラッチアウタ側へ移動可能なように当該ウェイト支持軸54に支持されるクラッチウェイト53とを備える。そして、クラッチウェイト53の重心位置Cgは、当該重心位置Cgを通る被駆動軸59の半径方向の直線L1と、当該直線L1に直交するとともにウェイト支持軸54を通る垂線L2との交点Pfより被駆動軸59側に位置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、遠心クラッチ、並びにそれを備えるエンジンユニット及び鞍乗型車両において、特に、遠心クラッチを介して伝達されるトルクの変動を抑制する技術に関する。
従来、中心軸周りで回転可能に設けられたクラッチインナと、当該クラッチインナを囲むクラッチアウタとを備える遠心クラッチがある。このような遠心クラッチのクラッチインナは、一般的に、クラッチウェイトを含み、中心軸から離れた位置に位置するウェイト支持軸によって、クラッチアウタ側に移動可能となるようにクラッチウェイトが支持されている(例えば、特許文献1)。
このような遠心クラッチでは、クラッチウェイトがクラッチアウタ側に移動し、当該クラッチアウタの内周面に押し付けられることによって、クラッチインナからクラッチアウタにトルク(以下、クラッチ伝達トルク)が伝達される。クラッチが半クラッチ状態にある時、すなわち、クラッチウェイトがクラッチアウタに対して滑りながら相対的に回転している時には、クラッチ伝達トルクは、クラッチウェイトをクラッチアウタの内周面に押し付ける力(以下、クラッチ接続力)に比例する。
特開2007−120601号公報
しかしながら、上記従来の遠心クラッチでは、クラッチインナの回転速度の変動に起因してクラッチ接続力が大きく変動するため、クラッチ伝達トルクも変動し、車両の乗り心地が害される場合があった。
図8は、従来の遠心クラッチのクラッチウェイトに掛かる力を説明するための図であり、遠心クラッチ100は、クラッチアウタ101と、クラッチインナ102とを含み、クラッチインナ102は、3つのクラッチウェイト103と、当該クラッチウェイト103を支持するウェイト支持軸104とを備えている。なお、同図においてはGpの示す位置にクラッチウェイト103の重心があるものとする。また、この説明では、クラッチインナ102は回転しており、クラッチウェイト103には遠心力Fcが働いているものとする。
クラッチインナ102の回転速度が変動すると、遠心力Fcが増減するだけでなく、クラッチウェイト103に慣性力Fi1又はFi2が働く。クラッチインナ102の回転速度が上昇している場合には、遠心力Fcが増加するのに加えて、慣性力Fi1によってウェイト支持軸104を中心とするトルクTi1が生じ、当該トルクTi1も、クラッチウェイト103をクラッチアウタ101に押し付ける力として作用する。反対に、クラッチインナ102の回転速度が下がる場合には、遠心力Fcが小さくなるのに加えて、慣性力Fi2によってウェイト支持軸104を中心としてトルクTi2が生じ、当該トルクTi2はクラッチアウタ101からクラッチウェイト103を離す力として作用する。そのため、クラッチインナ102の回転速度が変動すると、クラッチ接続力が大きく変動し、それにともなってクラッチ伝達トルクも変動する。一般的に、クラッチインナの回転速度は、エンジンの行程(吸気行程、燃焼行程等)等に応じて変動しており、このようなクラッチ伝達トルクの変動が、車両の振動として感じられる場合がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、クラッチインナの回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる遠心クラッチ、エンジンユニット及び鞍乗型車両を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る遠心クラッチは、中心軸周りで回転可能に設けられるクラッチインナと、当該クラッチインナの外側において当該クラッチインナに対して相対回転可能に設けられるクラッチアウタとを備える遠心クラッチであって、前記クラッチインナは、ウェイト支持軸と、当該ウェイト支持軸を中心にして前記クラッチアウタ側へ移動可能なように当該ウェイト支持軸に支持されるクラッチウェイトとを備える。そして、前記クラッチウェイトの重心位置は、当該重心位置を通る前記中心軸の半径方向の直線と、前記直線に直交するとともに前記ウェイト支持軸を通る垂線との交点に、又は当該交点より前記中心軸側に位置する。
このような遠心クラッチによれば、クラッチインナの回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。つまり、クラッチウェイトの重心位置が上記交点に位置する場合には、クラッチインナの回転速度の変動に起因する慣性力(図8の例では慣性力Fi1又はFi2)の作用線(重心を通る慣性力方向の直線)上にウェイト支持軸が位置する。そのため、クラッチインナの回転速度が上昇する場合であっても、或いは下降する場合であっても、ウェイト支持軸を中心とするトルク(図8の例ではトルクTi1又はTi2)が発生しない。そのため、クラッチインナの回転速度の変動に起因するクラッチ接続力の変動が抑えられ、その結果、クラッチ伝達トルクの変動が抑制される。
また、クラッチウェイトの重心位置が上記交点より中心軸側に位置している場合であって、クラッチインナの回転速度が上昇する場合には、クラッチウェイトに掛かる遠心力が増加する一方で、ウェイト支持軸を中心とするトルクは、クラッチウェイトをクラッチアウタから離す力として作用する。すなわち、図8に示すトルクTi1とは反対向きのトルクが発生する。これによって、回転速度の上昇に起因するクラッチ接続力の増加を抑えることができる。反対に、クラッチインナの回転速度が下降する場合には、遠心力が小さくなる一方で、ウェイト支持軸を中心とするトルクは、クラッチアウタをクラッチウェイトに押し付ける力として作用する。その結果、回転速度の下降に起因するクラッチ接続力の減少を抑えることが出来る。その結果、クラッチインナの回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動が抑制される。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る他の遠心クラッチは、中心軸周りで回転可能に設けられるクラッチインナと、当該クラッチインナの外側において当該クラッチインナに対して相対回転可能に設けられるクラッチアウタとを備える遠心クラッチであって、前記クラッチインナは、ウェイト支持軸と、前記ウェイト支持軸を中心にして前記クラッチアウタ側へ移動可能なように当該ウェイト支持軸に支持されるクラッチウェイトと、を備える。そして、前記クラッチウェイトは、その一部に、当該クラッチウェイトの他の部分とは異なる材料で形成され、当該クラッチウェイトの重心位置を前記中心軸側へ寄せる重心変位部を有する。
このような遠心クラッチによっても、クラッチインナの回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。つまり、クラッチインナの回転速度が上昇又は下降する場合には、上述したように、クラッチウェイトに慣性力が発生する。しかしながら、この遠心クラッチでは重心変位部によってクラッチウェイトの重心位置が中心軸側に寄せられているので、このような重心変位部がない遠心クラッチに比べて、慣性力によって生じるトルク(図8の例ではトルクTi1及びトルクTi2)を小さくできる。これによって、クラッチインナの回転速度が上昇する場合に、当該上昇に起因するクラッチ接続力の増大を抑えることができ、クラッチインナの回転速度が下降する場合には、当該下降に起因するクラッチ接続力の減少を抑えることができる。その結果、クラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るエンジンユニットは、上記遠心クラッチを有する。また、本発明に係る鞍乗型車両は、上記エンジンユニットを有する。ここで鞍乗型車両は、例えば、自動二輪車(スクータを含む)、スノーモービル、四輪バギー等である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態の例であるクラッチ50を備える自動二輪車1の側面図であり、図2は図1に示すII−II線のエンジンユニット30の部分断面図である。図3は図2の拡大図である。
図1に示すように、自動二輪車1は、エンジンユニット30の他に、前輪3と、後輪4と、車体フレーム20とを備えている。また、図2に示すように、エンジンユニット30は、トルクを発生するエンジン31と、そのトルクを後輪4に伝達し、当該後輪4を回転させる伝達ユニット40とを備えている。伝達ユニット40は変速機41と遠心クラッチ50とを含み、これらはケース49に収容されている。
図1に示すように、前輪3は車体前部に配置され、ハンドル5の操作に応じて、ステアリングシャフト29を中心にして左右に回転するよう設けられている。詳細には、ステアリングシャフト29は、車体フレーム20の前端に設けられたヘッドパイプ21の内側に挿通され、当該ヘッドパイプ21によって回転可能に支持されている。ステアリングシャフト29の上端には、ハンドル5が連結され、下端にはフロントサスペンション6が連結されている。前輪3の車軸3aは、フロントサスペンション6の下端によって支持されており、これによって、前輪3は、ハンドル5及びフロントサスペンション6と共に左右に回転する。
後輪4は、車体後部であって、シート7の下方に配置されている。また、自動二輪車1は、ユニットスイング式の車両であり、後輪4は、エンジンユニット30とともに、車体フレーム20に対する上下動が可能となるように設けられている。詳細には、後輪4の車軸4aの一方側はケース49の内部に配置され、当該ケース49によって回転可能に支持されている(図2参照)。一方、エンジンユニット30は、車体フレーム20に支持されたピボット軸8を中心にして上下動可能となっており、これによって、後輪4とエンジンユニット30は、車体フレーム20に対して一体的に上下動可能となっている。
車体フレーム20は、シート7の下方において上下方向に延伸する縦チューブ25と、当該縦チューブ25の途中の位置から車体後方に向かって斜め上方に延伸するステー26とを備え、これらの間には上下方向に長いガセット28が設けられている。また、車体フレーム20はピボット軸8が挿通され当該ピボット軸8を支持するピボット支持部27を有し、当該ピボット支持部27はガセット28の下部によって保持されている。
エンジンユニット30は被支持部39を有し、当該被支持部39がピボット軸8に取り付けられている。詳細には、エンジンユニット30のエンジン31は、クランクシャフト32を収容するクランクケース33を有している(図2参照)。被支持部39は、このクランクケース33の下面から前方に突出するよう設けられている。被支持部39の先端は円筒状に形成され、当該先端にピボット軸8が挿通されている。これによって、エンジンユニット30は、ピボット軸8を中心にして上下動可能となっている。
なお、車体フレーム20は、ヘッドパイプ21等に加えて、アッパーチューブ22と、アンダーチューブ23とを備えている。アッパーチューブ22の前端と、アンダーチューブ23の上端(前端)は、ヘッドパイプ21に接続されている。アッパーチューブ22は、車体後方に向かって延伸するとともに、下方に傾斜するよう設けられ、その後端はシートレール24に接続されている。アンダーチューブ23は、アッパーチューブ22の下方に位置し、ヘッドパイプ21から下方に延伸した後、後方に屈曲している。その後、アンダーチューブ23は、さらに後方に延伸し、その後端は縦チューブ25に接続されている。
図2に示すように、エンジンユニット30は、エンジン31を備えている。エンジン31は、上述したクランクケース33の他に、内部にシリンダ34aが形成されたシリンダブロック34と、点火プラグ35aが設けられたシリンダヘッド35とを有している。シリンダ34a内にはピストン34bが配置され、ピストン34bはコンロッド34cを介してクランクシャフト32に連結されている。ピストン34bの往復運動は、クランクシャフト32によって回転運動に変換されて、トルク伝達経路の下流側(ここで変速機41等)に出力される。なお、クランクシャフト32の回転速度は、エンジンの行程(吸気行程、燃焼行程等)や、エンジン31の運転状態に応じて変動する。
変速機41は、クランクシャフト32の一方側(図2の例では進行方向(Frの示す方向)に対して左側)に設けられている。図2の例では、変速機41は無段変速機であり、駆動プーリ42と、被駆動プーリ43と、駆動プーリ42と被駆動プーリ43とに掛け渡され、駆動プーリ42の回転を被駆動プーリ43に伝達するベルト44とを備えている。駆動プーリ42は、クランクシャフト32上に設けられ、当該クランクシャフト32と連動する。クランクシャフト32の後方には、被駆動軸(中心軸)59が配置されている。被駆動プーリ43は被駆動軸59上に配置されるとともに、当該被駆動軸59に対して空転可能に設けられている。詳細には、被駆動軸59にはベアリング61,62が嵌められ、当該ベアリング61,62の外側に円筒状のカラー46が嵌められている(図3参照)。そして、このカラー46の外側に被駆動プーリ43が嵌められている。
なお、駆動プーリ42は、クランクシャフト32の軸方向の動きが許容された可動シー部42aと、軸方向の動きが規制された固定シーブ42bとを含み、それらの間にベルト44の前側が配置されている。被駆動プーリ43は、被駆動軸59の軸方向への移動が許容されている可動シーブ43aと、当該軸方向への移動が規制されている固定シーブ43bとを含み、これらの間にベルト44の後側が配置されている。
遠心クラッチ50は、クラッチアウタ58と、当該クラッチアウタ58に対して相対回転可能に設けられたクラッチインナ51とを備えている。図4は遠心クラッチ50の正面図である。
クラッチアウタ58は、クラッチインナ51を囲むように当該クラッチインナ51の外側に設けられている。詳細には、図3に示すように、クラッチアウタ58は、円盤状のプレート部58aと、当該プレート部58aの外周縁から軸方向に立ち上がる円筒状の筒部58bとを有し、当該筒部58bがクラッチインナ51を囲んでいる。
クラッチインナ51は、被駆動軸59周りで回転可能に設けられている。図3及び図4の例では、クラッチインナ51は、中心に穴52aが形成された円盤状のプレート52を含み、その穴52aにカラー46が嵌められている。そして、カラー46とプレート52とが一体的に回転するように、穴52aと、当該穴52aに対応する位置におけるカラー46の外形がと形成されている(図4参照)。また、上述したように、カラー46と被駆動軸59は空転可能となっている。これによって、クラッチインナ51は、被駆動軸59回りで、当該被駆動軸59に対して空転可能となるように設けられている。
なお、クラッチアウタ58と被駆動軸59は一体的に回転するよう設けられている。詳細には、図3に示すように、クラッチアウタ58のプレート部58aの中心には穴58cが形成されている。穴58cには、プレート部58aと一体的に回転する円筒状のカラー57が嵌められ、カラー57の内側に被駆動軸59が嵌められている。カラー57の内周面にはスプラインが形成され、当該スプラインは被駆動軸59の外周面に形成されたスプラインと噛み合っている。これによって、クラッチアウタ58と被駆動軸59は一体的に回転する。
図4に示すように、クラッチインナ51は、プレート52の他に、複数(ここでは11個)のクラッチウェイト53とウェイト支持軸54とを備えている。
複数のウェイト支持軸54は、被駆動軸59からその半径方向に離れた位置において、被駆動軸59を囲むように配置されている。そして、各ウェイト支持軸54の一端54aは、プレート52によって支持されている。すなわち、プレート52の外周側には穴52bが形成されており、当該穴52bに一端54aが嵌められている。
複数のクラッチウェイト53も被駆動軸59を囲むように配置されている。また、各クラッチウェイト53はウェイト支持軸54に支持され、当該ウェイト支持軸54を中心にしてクラッチアウタ58側へ移動可能に設けられている。すなわち、クラッチウェイト53には、当該クラッチウェイト53を軸方向に貫通する孔が形成されており、当該孔にウェイト支持軸54が挿通されている。
クラッチウェイト53の外周面には板状の摩擦材53bが設けられている。クラッチインナ51が回転することによって、クラッチウェイト53がウェイト支持軸54を中心にして被駆動軸59の半径方向に移動すると、摩擦材53bが筒部58aの内周面に押し付けられる。そして、それらの間に発生する摩擦力によってクラッチインナ51のトルクがクラッチアウタ58に伝達される。図2に示すように、被駆動軸59の後方に後輪4の車軸4aが位置している。被駆動軸59は、クラッチインナ51からクラッチアウタ58に伝達されたトルク(以下、クラッチ伝達トルク)によって回転し、その回転は、不図示の中間軸を介して後輪4の車軸4aに伝達される。
クラッチウェイト53は、スプリング55によって、摩擦材53bがクラッチアウタ58から離れる方向に引っ張られている。詳細には、クラッチウェイト53にはスプリング取付部53cとスプリング取付部53dとが設けられている。スプリング取付部53cにはスプリング55の一端が取り付けられ、スプリング55の他端は、隣接するクラッチウェイト53のスプリング取付部53dに取り付けられている。スプリング取付部53cはウェイト支持軸54を挟んで摩擦材53とは反対側に位置し、スプリング55は、摩擦材53bがクラッチアウタ58の内周面から離れる方向に、スプリング取付部53cを引っ張っている。
なお、図4の例では、スプリング55は、スプリング取付部53dを引っ張る力が、概ねウェイト支持軸54の半径方向と一致するように設けられており、スプリング55がスプリング取付部53dを引っ張る力によって、ウェイト支持軸54周りのモーメントの発生が抑制されている。
また、複数のウェイト支持軸54の他端54bには、これらを保持する円環状の保持リング64が嵌められている(図3又は図4参照)。この保持リング64は、ウェイト支持軸54の半径方向への動きを規制する。また、他端54bには保持リング64の脱落を防止するための止め輪65が嵌められている(図3参照)。なお、図4においては保持リング64の一部のみが実線で示され、他の部分は二点鎖線で示されている。
ここで、クラッチウェイト53について詳細に説明する。図5はクラッチウェイト53の正面図である。
クラッチウェイト53は、その一部に、当該クラッチウェイト53の他の部分とは異なる材料で形成された重心変位部53eを有している。この重心変位部53eは、クラッチウェイト53の重心位置Cgを被駆動軸59側へ寄せている。すなわち、重心変位部53eが設けられていないクラッチウェイトの重心位置に比べて、重心変位部53eを有するクラッチウェイト53の重心位置Cgは被駆動軸59に近くなっている。
重心変位部53eは、クラッチウェイト53の他の部分に比べて比重の重い材料で形成されている。すなわち、クラッチウェイト53は、1つの材料(例えば、アルミや亜鉛合金)によって形成されたウェイト本体53fを有し、重心変位部53eは、ウェイト本体53fより比重の重い材料で形成されている。
また、重心変位部53eは、ウェイト支持軸54より被駆動軸59側に位置している。すなわち、被駆動軸59と重心変位部53eとの距離は、被駆動軸59とウェイト支持軸54との距離より小さくなっている。ここで説明する例では、ウェイト本体53fには、ウェイト支持軸54より被駆動軸59側の位置に穴が形成され、この穴に重心変位部53eが嵌められている(図3参照)。
なお、ウェイト本体53は、ウェイト支持軸54が設けられた位置から被駆動軸59側に張り出す張り出し部53kを有し、被駆動軸59の半径方向におけるウェイト本体53eの長さDLは、被駆動軸59の周方向におけるウェイト本体53eの幅Dwに比べて、長くなっている。そして、重心変位部53eが嵌められる穴は、張り出し部53kに形成されている。
また、重心変位部53eは、ウェイト本体53fに固定されている。例えば、図3に示すように、重心変位部53eは、当該重心変位部53eが嵌められる穴の裏面側から嵌められたボルト56によって、ウェイト本体53fに固定されている。
また、ウェイト本体53fには、当該ウェイト本体53fの外周側の重量を軽減し、クラッチウェイト53の重心位置Cgを被駆動軸59側へ寄せる凹部53hが形成されている(図3参照)。図5の例では、凹部53hは重心変位部53eの半径方向外側に位置している。なお、ウェイト本体53fには、凹部53hに代えて、ウェイト本体53fの外周側の重量を軽減する孔が形成されてもよい。
そして、クラッチウェイト53の重心位置Cgは、重心位置Cgを通る被駆動軸59の半径方向の直線L1と、当該直線L1に直交するとともにウェイト支持軸54の中心を通る垂線L2との交点Pfより被駆動軸59側に位置している。すなわち、ウェイト支持軸54は、重心位置Cgを通り直線L1に対して垂直な直線L3より外周側に位置している。なお、凹部53hと重心変位部53eの大きさ、位置は、重心位置Cgが、このように垂線L2と直線L1との交点Pfより被駆動軸59側に位置するように選択される。
以上説明した遠心クラッチ50は、被駆動軸59周りで回転可能に設けられるクラッチインナ51と、当該クラッチインナ51の外側において当該クラッチインナ51に対して相対回転可能に設けられるクラッチアウタ58とを備え、クラッチインナ51は、ウェイト支持軸54と、ウェイト支持軸54を中心にしてクラッチアウタ51側へ移動可能なように当該ウェイト支持軸54に支持されるクラッチウェイト53とを備えている。そして、クラッチウェイト53の重心位置Cgは、当該重心位置Cgを通る被駆動軸59の半径方向の直線L1と、当該直線L1に直交するとともにウェイト支持軸54を通る垂線L2との交点Pfより被駆動軸59側に位置している。
これによって、クラッチインナ51の回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。以下、遠心クラッチ50による、このトルク変動の抑制効果について説明する。図6は、クラッチウェイト53に掛かる力を説明するための図であり、同図ではクラッチインナ51の回転速度が上昇する場合に、クラッチウェイト53に掛かる力が例として示されている。クラッチインナ51の回転速度が上昇する場合には、クラッチウェイト53に掛かる遠心力Fcが増加する一方で、直線L1に直交する方向に慣性力Fi3が発生し、これによってウェイト支持軸54を中心とするトルクTi3が生じる。そして、このトルクTi3は、クラッチウェイト53をクラッチアウタ51から離す力として作用し、クラッチ接続力の増加を抑えることができる。すなわち、遠心力Fcによってもウェイト支持軸54を中心とするトルクが発生しており、遠心力Fcが大きくなった場合には、当該トルクも増加する。重心位置Cgが交点Pfより被駆動軸59側にあるので、遠心力Fcによるトルクの増加量ΔTfcと、トルクTi3は、その向きが反対方向となり、これらのトルクは互いに相殺し、クラッチ接続力の増加が抑制される。
クラッチインナ51の回転速度が下降する場合においては、慣性力によるトルクは、クラッチウェイト53をクラッチアウタ51に押し付ける力として作用し、クラッチ接続力の減少を抑えることができる。すなわち、遠心力Fcの減少に起因するウェイト支持軸54を中心とするトルクの減少量と、慣性力に起因するウェイト支持軸54を中心とするトルクとが相殺し、クラッチ接続力の減少が抑制される。このようにクラッチインナ51の回転速度の変動に起因するクラッチ接続力の変動が抑制されるので、クラッチ伝達トルクの変動が抑制される。
また、クラッチウェイト53は、その一部に、当該クラッチウェイト53の他の部分とは異なる材料で形成され、当該クラッチウェイト53の重心位置Cgを被駆動軸59側へ寄せる重心変位部53eを有している。
これによって、クラッチインナ51の回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。すなわち、クラッチインナ51の回転速度が上昇する場合には、クラッチウェイト53に慣性力Fi3が発生するものの、クラッチウェイト53の重心位置Cgが重心変位部53eによって被駆動軸59側に寄せられているので、このような重心変位部53eが設けられていないクラッチに比べて、慣性力Fiによって生じるトルクTi3が小さくなる。これによって、クラッチインナ51の回転速度の変動に起因するクラッチ接続力の変動が抑制され、その結果、クラッチ伝達トルクの変動が抑制される。なお、上述したように、クラッチウェイト53の重心位置Cgは、交点Pfより被駆動軸59側に位置している。そのため、トルクTi3は、遠心力Fcの増減によって生じるトルク(上述したΔTfc)とは反対向きに作用し、遠心力Fcの増減によるトルクの向きを正とすると、トルクTi3は負の値となっている。
なお、本発明は以上説明した遠心クラッチ50に限られず種々の変更が可能である。例えば、以上の説明では、重心変位部53eは、ウェイト本体53fに形成された穴に嵌められていた。しかしながら、重心変位部は、例えば、ウェイト本体53fの内周面53jに固定されてもよい(図5参照)。
また、以上の説明では、重心変位部53eは、ウェイト本体53fより比重の重い材料によって形成され、クラッチウェイト53の内周側に設けられていた。しかしながら、重心変位部53eは、ウェイト本体53fより比重の軽い材料によって形成されるとともに、クラッチウェイト53の重心位置Cgが被駆動軸59側に寄るように、クラッチウェイト53の外周側に設けられてもよい。
また、遠心クラッチ50では、重心変位部53eをウェイト本体53fとは異なる材料によって形成し、さらに重心位置Cgを垂線L2と直線L1との交点Pfより被駆動軸59側に位置させていた。しかしながら、ウェイト本体53fと同じ材料で形成された重心変位部によって、重心位置Cgを交点Pfより被駆動軸59側に位置させてもよい。例えば、重心変位部は、ウェイト本体53fから被駆動軸59の軸方向に突出したり、被駆動軸59側に突出するよう形成されてもよい。
また、以上の説明では、重心位置Cgは、垂線L2と直線L1との交点Pfより被駆動軸59側に位置していた。しかしながら、重心位置Cgを交点Pfに位置させてもよい。この場合においても、ラッチインナ51の回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。図7は、この形態に係るクラッチウェイト53Aに掛かる力を説明するための図である。なお、同図においてはこれまで説明した箇所と同一箇所には同一符号を付している。クラッチウェイト53Aでは、交点Pfに当該クラッチウェイト53Aの重心が位置している。この場合、クラッチインナ51の回転速度の変動に起因する慣性力Fu又はFdの作用線上にウェイト支持軸54が位置することとなる。そのため、クラッチインナ51の回転速度が上昇する場合であっても、慣性力Fu又はFdによってウェイト支持軸54を中心とするトルクが発生しない。そのため、クラッチインナ51の回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。
また、遠心クラッチ50では、重心変位部53eをウェイト本体53fとは異なる材料によって形成し、さらに重心位置Cgを交点Pfより被駆動軸59側に位置させていた。しかしながら、重心変位部53eをウェイト本体53fとは異なる材料によって形成し、クラッチウェイト53の重心位置Cgを被駆動軸59側へ寄せるものの、重心位置Cgを交点Pfより外周側に位置させてもよい。これによっても、このような重心変位部53eが設けられていないクラッチに比べて、クラッチインナ51の回転速度の変動に起因するクラッチ伝達トルクの変動を抑制できる。
本発明の実施形態に係る遠心クラッチを備えた自動二輪車の側面図である。 図1に示すII−II線でのエンジンユニットの部分断面図である。 図2の拡大図である。 上記遠心クラッチの正面図である。 上記遠心ユニットが備えるクラッチウェイトの正面図である。 上記クラッチウェイトに掛かる力を説明するための図である。 本発明の他の形態に係るクラッチウェイトに掛かる力を説明するための図である。 従来の遠心クラッチが備えるクラッチウェイトに掛かる力を説明するための図である。
符号の説明
1 自動二輪車、3 前輪、4 後輪、5 ハンドル、6 フロントフォーク、7 シート、8 ピボット軸、20 車体フレーム、21 ヘッドパイプ、22 アッパーチューブ、23 アンダーチューブ、24 シートレール、25 縦チューブ、26 ステー、27 ピボット支持部、28 ガセット、30 エンジンユニット、31 エンジン、32 クランクシャフト、33 クランクケース、34 シリンダブロック、35 シリンダヘッド、40 伝達ユニット、41 変速機、42 駆動プーリ、43 被駆動プーリ、44 ベルト、46 カラー、50 遠心クラッチ、51 クラッチインナ、52 プレート、53 クラッチウェイト、53e 重心変位部、53f ウェイト本体、53h 凹部、54 ウェイト支持軸、55 スプリング、56 ボルト、57 カラー、58 クラッチアウタ、59 被駆動軸(中心軸)、61,62 ベアリング、64 保持リング、65 止め輪。

Claims (8)

  1. 中心軸周りで回転可能に設けられるクラッチインナと、当該クラッチインナの外側において当該クラッチインナに対して相対回転可能に設けられるクラッチアウタとを備える遠心クラッチであって、
    前記クラッチインナは、
    ウェイト支持軸と、
    前記ウェイト支持軸を中心にして前記クラッチアウタ側へ移動可能なように当該ウェイト支持軸に支持されるクラッチウェイトと、を備え、
    前記クラッチウェイトの重心位置は、当該重心位置を通る前記中心軸の半径方向の直線と、前記直線に直交するとともに前記ウェイト支持軸を通る垂線との交点に、又は当該交点より前記中心軸側に位置する、
    ことを特徴とする遠心クラッチ。
  2. 請求項1に記載の遠心クラッチにおいて、
    前記クラッチウェイトは、前記重心位置を前記中心軸側へ寄せる重心変位部を有する、
    ことを特徴とする遠心クラッチ。
  3. 請求項2に記載の遠心クラッチにおいて、
    前記重心変位部は、前記クラッチウェイトの他の部分とは異なる材料で形成される、
    ことを特徴とする遠心クラッチ。
  4. 請求項3に記載の遠心クラッチにおいて、
    前記重心変位部は、前記クラッチウェイトの他の部分に比べて比重の重い材料で形成される、
    ことを特徴とする遠心クラッチ。
  5. 中心軸周りで回転可能に設けられるクラッチインナと、当該クラッチインナの外側において当該クラッチインナに対して相対回転可能に設けられるクラッチアウタとを備える遠心クラッチであって、
    前記クラッチインナは、
    ウェイト支持軸と、
    前記ウェイト支持軸を中心にして前記クラッチアウタ側へ移動可能なように当該ウェイト支持軸に支持されるクラッチウェイトと、を備え、
    前記クラッチウェイトは、その一部に、当該クラッチウェイトの他の部分とは異なる材料で形成され、当該クラッチウェイトの重心位置を前記中心軸側へ寄せる重心変位部を有する、
    ことを特徴とする遠心クラッチ。
  6. 請求項5に記載の遠心クラッチにおいて、
    前記クラッチウェイトの前記重心変位部は、当該クラッチウェイトの他の部分に比べて比重の重い材料で形成される、
    ことを特徴とする遠心クラッチ。
  7. 請求項1又は5に記載の遠心クラッチを備えるエンジンユニット。
  8. 請求項7に記載のエンジンユニットを備える鞍乗型車両。
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