JP2009159580A - 画質評価装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】実際に人が認識する画像に対する定量化されたデータを算出できる画質評価装置及びその方法を提供する。
【解決手段】カラーアピアランスモデルを用いて、色領域の画質を評価する画質評価装置1を提供する。この画質評価装置1において、色領域に対する色順応結果を生成する色順応部100と、色順応の結果を受けて、色領域に対する明順応の結果を生成する明順応部200と、明順応の結果により、色領域のカラーアピアランスに対する情報を算出する算出部300と、カラーアピアランスに対する情報により、色領域に対応する色空間を形成し、色空間の大きさを算出し、色空間における色領域の鮮明度、視野角特性、階調特性及び色差を算出するカラーアピアランス予想部400と、を含む
【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置の画質を評価する評価装置及びその方法に関する。特に、画像表示装置の色再現能力を評価する装置及びその方法に関し、人が表示画像を実際に認識する結果を基にして画像表示装置の画質を評価することができる評価装置及びその評価方法に関する。
従来の画像表示装置の画質評価方法は、人が認識する画質に対する評価よりは、画像から得られる光を物理的に測定分析して画質を評価した。具体的には、画質評価因子の代表的な例として、コントラスト比(contrast ratio)、輝度(luminance)及び色再現範囲(color gamut)により、画像表示装置の画質を定量的に示す方法がある。
しかし、このような因子による定量的値は、人が直接認知する色とは異なっている。また、外部環境の条件、すなわち、光源及び背景色(background and surrounding colors)によって人が認知する色が、物理的に表示される定量的な値と必ずしも同じとはいえない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、人が認知する画質を標準化することが可能な、新規かつ改良された画質評価装置及びその方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、カラーアピアランスモデルを用いて、色領域の画質を評価する画質評価装置において、色領域に対する色順応結果を生成する色順応部と、色順応の結果を受けて、色領域に対する明順応の結果を生成する明順応部と、明順応の結果により、色領域のカラーアピアランスに対する情報を算出する算出部と、カラーアピアランスに対する情報により、色領域に対応する色空間を形成し、色空間の大きさを算出し、色空間における色領域の鮮明度、視野角特性、階調特性及び色差を算出するカラーアピアランス予想部と、を含むことを特徴とする、画質評価装置が提供される。
また、カラーアピアランスに対する情報は、色領域の明るさ、カラフルネス及び色相角を含んでもよい。
また、カラーアピアランス予想部は、設定された基準線から色相角だけカラフルネス値を半径で回転した地点を、基準線及び地点を含む平面に対して垂直方向に明るさ値だけ平行移動させて色空間を形成し、色空間の大きさを算出する色空間形成部を含んでもよい。
また、色空間形成部は、色空間の任意のポイントに最も隣接した3個のポイント及び任意のポイントを含む複数の三角錐のそれぞれの体積を合算して色空間の大きさを算出してもよい。
また、色空間の大きさを測定するための複数のポイント個数は、色空間を構成する全体ポイントの少なくとも1/4であってもよい。
また、カラーアピアランス予想部は、色空間における明るさの最高値と最小値の比を算出し、算出比によって色領域の鮮明度を算出する鮮明度判断部をさらに含んでもよい。
また、明るさの最高値は白色レベルの明るさに対応し、明るさの最小値は黒色レベルの明るさに対応してもよい。
また、カラーアピアランス予想部は、色相角による色空間の大きさを算出して、色領域の視野角特性を算出する視野角特性判断部をさらに含んでもよい。
また、カラーアピアランス予想部は、色領域で階調だけ異なる複数の色刺激に対する色空間の複数のポイントを検出し、階調の変化によって複数のポイントを連結する経路を生成する階調算出部をさらに含んでもよい。
また、カラーアピアランス予想部は、色領域が露出した環境を異なるようにして、色領域のうち対象領域に対応する色空間上の複数ポイントを検出し、対象領域の露出環境による色差を算出する色差算出部をさらに含んでもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、カラーアピアランスモデルを用いて、色領域の画質を評価する画質評価方法において、色領域に対する色順応結果を生成する段階と、色順応結果を受信して、色領域に対する明順応の結果を生成する段階と、明順応の結果を用いて色領域のカラーアピアランスに対する情報を算出する段階と、カラーアピアランスに対する情報を用いて、色領域に対応する色空間を形成し、色空間の大きさを算出し、色空間における色領域の鮮明度、視野角特性、階調特性及び色差を算出して、カラーアピアランスの特徴を示す段階と、を含むことを特徴とする、画質評価方法が提供される。
また、カラーアピアランスに対する情報は、色領域の明るさ、カラフルネス及び色相角を含んでもよい。
また、カラーアピアランスの特徴を示す段階は、設定された基準線から色相角だけ色感値を半径で回転した地点を、基準線及び地点を含む平面に対して垂直方向に明るさ値だけ平行移動させて色空間を形成し、色空間の大きさを算出する段階を含んでもよい。
また、色空間の大きさを算出する段階は、色空間の任意のポイントに最も隣接した3個のポイント及び任意のポイントを含む複数の三角錐のそれぞれの大きさを合算して、色空間の大きさを算出してもよい。
また、色空間の大きさを測定するための複数のポイント個数は、色空間を構成する全体ポイントのうちの少なくとも1/4であってもよい。
また、カラーアピアランスの特徴を示す段階は、色空間における明るさの最高値と最小値の比を算出して、算出された比によって色領域の鮮明度を算出する段階をさらに含んでもよい。
また、明るさの最高値は白色レベルの明るさに対応し、明るさの最小値は黒色レベルの明るさに対応してもよい。
また、カラーアピアランスの特徴を示す段階は、色相角による色空間の大きさを算出して、色領域の視野角特性を算出する段階をさらに含んでもよい。
また、カラーアピアランスの特徴を示す段階は、色領域で階調だけ異なる複数の色刺激に対する色空間の複数のポイントを検出し、階調の変化によって複数のポイントを連結する経路を生成する段階をさらに含んでもよい。
また、カラーアピアランスの特徴を示す段階は、色領域が露出した環境を異なるようにして、色領域のうち対象領域に対応する色空間上の複数のポイントを検出し、対象領域の露出環境による色差を算出する段階をさらに含んでもよい。
以上説明したように本発明によれば、実際に人が認識する画像に対する定量化されたデータを算出できる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による画質評価及びその評価方法を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による他の画質評価装置を示した図である。
本発明の一実施形態による画質評価装置は、CIECAM02(CIE color appearance model2002)を用いて画像表示装置の画質を評価する。カラーアピアランスモデル(color appearance model)とは、人間が外部刺激に露出される条件を多様化して、色刺激(color stimulus)のカラーアピアランスの変化を予想するためのモデルである。カラーアピアランスとは、人間が認識する実際の色を意味する。すなわち、本発明の一実施形態によるカラーアピアランスモデルは、画像表示装置などが表示する画像、すなわち、表示画像の色刺激を人間がどのようなカラーアピアランス空間として認識するかを予測するモデルである。
図1に示すように、画質評価装置1は、色順応部(chromatic adaptation)100、明順応部(dynamic adaptation)200、算出部300、及びカラーアピアランス予想部(color appearance predictor)400を含む。
画質評価装置1は、画質評価の対象になる画像が表示される色領域(color area)の三刺激値(X、Y、Z)と、基準白色三刺激値(reference whit tristimulus value)(Xw、Yw、Zw)と、評価対象である色領域に隣接した色背景(color background)の相対輝度(relative luminance)(Yb)と、順応輝度(adapting field luminance)(L)等を受信する。順応輝度(L)は一般的な画像表示装置の場合、シーン(scene)において白色物体輝度の20%に設定されて入力される。
また、画質評価装置1は、背景変数(context parameter)として明暗因子(contrast factor)(F、Nc)及び指数的な非線形係数(exponent factor)(c)を設定する。明暗因子は、周辺と色領域との間の輝度により決定され、非線形係数(c)は、背景の明度によって発生する色領域の明るさ、及びカラフルネスの反応圧縮(response compression)を変調するための因子である。明暗因子(F、Nc)及び非線形係数(c)は、画像が表示される環境によって異なる値を有し、一般的(average)、薄暗い(dim)、暗黒(dark)に区分されて設定される。
色順応部100は、三刺激値(X、Y、Z)を色順応により人間が認識するカラーアピアランスに対応する値に変換し、色順応結果を生成する。色順応とは、所定の色に慣れて該当色に対する感覚が鈍くなることを意味する。
色順応部100は、三刺激値(X、Y、Z)及び基準白色の三刺激値(Xw、Yw、Zw)のそれぞれを同一の変換マトリックスを用いてスペクトル的に反応する錐状体応答(spectrally cone response)として、RGB応答(R、G、B)及び基準RGB応答(Rw、Gw、Bw)を生成する。本発明の一実施形態による変換マトリックスは、CIECAM02で用いれるMCAT02行列を使用する。MCAT02行列は、同一のエネルギー光源に対する三刺激値(X=Y=Z=100)が同一の錐状体応答(cone response)(R、G、B)を形成するように正規化される。これは下記式で表される。
式1
ここで、MCAT02行列は下記式で表される。
式2
順応因子(adaptation factor)(D)は順応の程度を示す値であり、色領域が発光より反射するほど、限界値1として収斂される。輝度順応因子(D)は数式3のように、順応輝度(L)及び明暗因子(F)の関数で表示される。光源が排除される効果を仮定する場合は、順応因子(D)は単に1と設定される。順応因子(D)は完全な順応を示す1から順応が起こらない0までの範囲を有する。
式3
色順応部100は、順応因子(D)が確立される場合、三刺激値(X、Y、Z)に対するRGB応答(R、G、B)を順応した三刺激値応答(Rc、Gc、Bc)として算出し、基準RGB応答(Rw、Gw、Bw)を順応した基準三刺激値応答(Rwc、Gwc、Bwc)として算出する。順応した三刺激値応答(Rc、Gc、Bc)のR応答(Rc)は、順応した基準RGB応答(Rw、Gw、Bw)の基準R応答(Rw)と相関し、G応答(Gc)は基準G応答(Gw)と相関し、B応答(Bc)は基準B応答(Bw)と相関する。これは下記式で表される。
明順応部200は、順応した三刺激値応答(以下、色順応応答という。)(Rc、Gc、Bc)を受信して、人間が周辺の明るさに順応して視覚的刺激を認識する明順応を生成する。具体的には、明順応部200は、色順応応答(Rc、Bc、Gc)を等積錐状体原則(equal area cone fundamentals)タイプの錐状体の三刺激値応答(R'、G'、B')に変換する。錐状体三刺激値の応答変化は、下記式を用いる。
式5
明順応部200は、錐状体三刺激値応答(R'、G'、B')を圧縮して、明順応応答(R'a、G'a、B'a)を生成する。これは下記式で表される。
式6
ここで、輝度段階順応係数(F)は、順応輝度(L)を含む下記式で表される。
式7
ここで、kは1/(5L+1)である。
この他に、明順応部200は、輝度誘導係数である色対比因子(chroma contrast factors)(Nbb、Ncd)、指数因子(z)及び因子(n)を算出する。具体的に、数式8〜10は各因子を算出する式である。
式8
式9
式10
算出部300は、明順応部200から明順応応答(R'a、G'a、B'a)及び因子を含む明順応結果を受信し、CIECAM02により色領域のカラーアピアランスに対する情報を算出する。カラーアピアランスに対する情報とは、CIECAM02によりカラーアピアランスモデルの明度(lightness)、明るさ(brightness)、クロマ(chroma)、カラフルネス(colorfulness)、色飽和度、色相、及び色相角等を含む。
まず、算出部300は、CIECAM02において初期反対次元セット(a set of preliminary opponent dimensions)(a、b)を下記式11及び12により算出する。
式11
式12
算出部300は、CIECAM02空間で色相角(h)を初期反対次元セット(a、b)により式13を用いて算出する。a及びbからなる初期ab次元(preliminary ab dimensions)は色相角(h)を算出するのに使用される。また、算出部300は、離心率因子(eccentricity factor)(e)を式14を用いて算出する。離心率因子(e)は、色相環(hue circle)の周囲における色圧縮(chroma compression)の差を示すab次元の大きさを調節するための値である。
式13
式14
算出部300は、輝度誘導係数(Nbb)で修正された非線形的に順応した錐状体応答の加重合計により、初期無色相応答(A)を算出する。これは式14で表される。また、算出部300は、白色に対する無色応答(Aw)、周辺環境係数(c)、及び指数因子(z)を用いて明度(lightness)(J)を算出する。これは式15で表される。
式15
式16
算出部300は、CIECAM02により明るさ(Q)及びクロマ(C)を下記式17及び18により算出する。具体的には、算出部300が白色に対する無色応答(Aw)、周辺環境係数(c)、明度(J)、及び輝度段階順応係数(FL)を用いて明るさ(Q)を算出し、離心率因子(e)、周辺環境と背景に対する色誘導係数(Nc、Ncb)、明度(J)及び因子(n)を用いて、クロマ(C)を算出する。
式17
式18
このとき、変数(t)は下記式19で表される。
式19
また、算出部300はクロマ(C)及び輝度段階順応係数(F)を用いて、カラフルネス(M)を算出し、カラフルネス(M)及び明るさ(Q)を用いて色飽和度(s)を下記式20及び21により算出する。
式20
式21
このように、CIECAM02により算出部300は明度(J)、明るさ(Q)、クロマ(C)、色飽和度(s)、色相角(h)及びカラフルネス(M)等を算出する。明るさ(Q)は、明るさの程度を示す値である。カラフルネス(M)は、カラフルネスの程度を示す値である。明度(J)は、明るさの最高値を基準に相対的に判断される明るさ値である。クロマ(C)は明るさの最高値を基準に相対的に判断されるカラフルネス値である。色相角(h)は基準クロマとの反対色(opponent color)の程度を示す値である。
以下、本発明の一実施形態による画質評価装置1が算出部300から出力された結果を用いて、画質評価を行う方法について詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態によるカラーアピアランス予想部400を示した図である。本発明の一実施形態によるカラーアピアランス予想部400は、色空間形成部410、鮮明度判断部420、視野角特性判断部430、階調算出部440、及び色差算出部450を含む。
色空間形成部410は、明度(J)、クロマ(C)及び色相角(h)により設定されるシリンダー座標系(以下、JCh座標系ともいう。)を用いて、色領域(color area)のすべての色刺激(color stimulus)を表示する。また、色空間形成部410は、明るさ(Q)、カラフルネス(M)及び色相角(h)により設定されるシリンダー座標系(以下、QMh座標系ともいう。)を用いて、色領域のすべての色刺激を表示する。
図3は、JCh座標系で1つの色刺激(X、Y、Z)に対応する位置を示した図である。例えば、明度(J)が30.8、クロマ(C)が89.8、及び色相角(h)が309.9°である場合、図3に示すように、基準線(x1)からの色相角(h)だけクロマ(C)値を半径で回転させて決定される地点を、この地点及び基準線(x1)を含む平面に対して垂直方向に明度(J)値だけ平行移動して、JCh座標系にポイント(P1)を表示する。このような方式で色領域のすべての色刺激に対するポイントをJCh座標系に表示して色領域に対応する色空間を形成する。
図4は、JCh座標系に形成される色空間を示した図である。図4の色空間にポイント(P1)の位置が表示されている。
図5は、QMh座標系で1つの色刺激(X、Y、Z)に対応する位置を示した図である。例えば、明るさ(Q)が119.0、カラフルネス(M)が72.7、及び色相角(h)が257.7°である場合、図5に示すように、基準線(x2)からの色相角(h)だけカラフルネス(M)値を半径で回転させて決定される地点を、この地点及び基準線(x2)を含む平面に垂直方向に明るさ(Q)値だけ平行移動して、QMh座標系にポイント(P2)を表示する。このような方式で色領域のすべての色刺激に対する地点をQMh座標系に表示して、色領域に対応する色空間を形成する。
図6は、QMh座標系に形成された色空間を示した図である。図6に示された色空間にポイント(P2)の位置が表示されている。
同一の色刺激の三刺激値(X、Y、Z)に対して他の座標系により形成される色空間を用いて多様な画質評価を行うことができる。
まず、色空間形成部410は、色領域の大きさを測定し、測定された大きさに応じて色領域の色再現の程度が分かる。これにより、色領域を表示する画像表示装置の色再現能力が分かる。
本発明の一実施形態による色空間形成部410は、実際の色空間の大きさを測定するために、画像表示装置の階調(gray scale)に対応する複数のポイントで色空間を形成する。すなわち、256階調の画像表示装置における256個のポイントで形成された色空間の大きさを測定する。
図7は、色空間の大きさを算出する方法を示した図である。
本発明の一実施形態による色空間形成部410は、3次元ドロネーテセレーション(Delaunay tessellation)を用いて色空間を複数の三角錐に分け、各三角錐の体積を合算して色空間の大きさを算出する。具体的には図6に示すように、まず色空間形成部410は、基準点(zero point)を設定し、基準点に最も隣接した3ポイントで三角錐を形成し、その体積を求める。そして、最も隣接した3ポイントのそれぞれに最も隣接した3ポイントでさらに3個の三角錐を形成してそれぞれの体積を求める。このような方法を繰り返して形成されるすべての三角錐の体積を合算することにより色空間の大きさを求めることができる。三角錐は、基準点に隣接した3個点のそれぞれに連結される3個のベクター(u、v、w)で表すことができる。色空間形成部410は、三角錐の1つの体積(Vt)を下記式22を用いて算出し、算出された三角錐のそれぞれの体積を式23のように合算することにより色空間の大きさを算出することができる。
式22
式23
実験結果によれば、256階調の色空間の大きさを算出するためには少なくとも64階調に対応する64個のポイントで表示される色空間の大きさを測定すれば良い。このようにして256階調による色空間の大きさに対応する値を得ることができる。具体的には、少なくとも64階調に対応する64個のポイントで表示される色空間の大きさが256階調の色空間の大きさと比較して、許容誤差範囲内で類似している。これは実験方法において許容誤差範囲を調節することによって変わり、本発明がこれに限定されるものではない。
図8は、各階調による色空間の大きさと256階調の色空間の大きさとの間の割合(比率)を示した表である。図8に示すように、256階調の大きさに対して64階調の大きさは0.99954の割合である。
図9は、図8に示される表の結果を示したグラフである。
図9からグラフの傾きが64階調で緩慢な傾きを示すことが分かる。画像表示装置の総256階調数のうち1/4以上の階調数で色空間の大きさを求めても、実質的な色空間の大きさとの誤差は許容範囲に属する。最も簡単な方法として、R、G、B、Black、Whiteの5点座標とガンマ値を任意に決め、中間点を補間法により算出して大きさを求めることができる。
このように、本発明の一実施形態による色空間形成部410は、色空間の大きさを介して画質評価の対象になる画像表示装置の色再現能力(color reproduction capability)を算出することができる。なお、画像表示装置の総階調数より少ない階調に対応するデータを基に色空間の大きさを算出することができるので、画質評価装置1のデータ処理量が減少し、処理速度が増加するという効果がある。
図10Aは、従来2次元平面の色領域で1976年に提案されたCIELUVにより画像表示装置(D1)及び画像表示装置(D2)の色領域を比較したものである。色領域の大きさは、各画像表示装置の色再現能力を示す。図10Aのように白線で表示された画像表示装置(D1)の三角形の色領域が、黒色線で表示された画像表示装置(D2)の三角形の色領域より大きい。すなわち、画像表示装置(D1)の色再現能力がより優れていることが明らかである。sRGBは、NTSC方式のTVにおいて、HDTVの放送標準色座標としてITUで定めた標準色領域である。
しかし、画像表示装置が再現すると解釈された領域の色が人間が認識し難い場合、該当画像表示装置が再現する色領域のカラーアピアランスが、アピアランスとして計算される大きさは小さい。これを補完したものが本実施形態の画質評価装置であって、図10Bにこのような面が明らかに示されている。
図10Bは、本発明の一実施形態により色空間形成部410がQMh座標系により画像表示装置(D1、D2)の色空間の大きさを設定したものである。図10Bに示す表において、第1変数(am)及び第2変数(bm)のそれぞれは、算出部300から伝達されたカラフルネス(M)値と色相角(h)により決定される色空間での座標値である。具体的には、第1変数はカラフルネス(M)に色相角のサイン値(sin h)を掛けた値であり、第2変数はカラフルネス(M)に色相角のコサイン値(cos h)を掛けた値である。min及びmaxは、第1変数、第2変数及び明るさ(Q)の最大値及び最小値である。画像表示装置(D1、D2)のそれぞれの色空間の大きさをsRGBによる色空間の大きさと比較した値がcf.sRGBに示されている。
図10Bに示すように、図10Aの結果と異なり、白線(White)で表示された画像表示装置(D1)の色空間が、カラー(Color)で表示された画像表示装置(D2)の色空間より大きい(volume(体積)、cf.sRGB値参照)。これは実際に人間が認識する画像表示装置の色再現の程度を示したものである。
このように、2次元色領域と3次元色空間とでの色再現の結果が異なるのは、2次元色領域より本発明の一実施形態による色空間が実際に人間が認識する色を正確に反映するためである。
鮮明度判断部420は、色空間形成部410で設定された色空間における明るさ(Q)の最高値と最小値の比により、画像表示装置の鮮明度(clearness)を判断する。本発明の一実施形態による鮮明度は、認知対比(perceptual contrast)によって決定される。認知対比は白色レベルの明るさ(brightness of white level)と黒色レベルの明るさ(brightness of black level)の比で定義される。具体的には、白色レベルの明るさは明るさ(Q)の最高値に対応し、黒色レベルの明るさは明るさ(Q)の最小値に対応する。鮮明度判断部420は、QMh座標系の色空間における明るさ(Q)の最大値を最小値で除して認知対比を算出することができる。
図11は、本発明の一実施形態による画像表示装置(D3、D4)のQMh座標系の色空間を示したものである。図11に示すように、画像表示装置(D3)の明るさ(Q)の最高値は283.54であり、最小値が16.24である。画像表示装置(D4)の明るさ(Q)の最高値が282.63であり、最小値が63.22である。これにより、画像表示装置(D3)の認知対比が17.5であり、画像表示装置(D4)の認知対比が4.5である。結果として、画像表示装置(D3)が画像表示装置(D4)より3.9倍程度鮮明な画像を提供する。
視野角(viewing angle)特性判断部430は、色空間での色相角(Hue angle(h))による色空間の大きさを算出し、画像表示装置の視野角特性を判断する。具体的には、視野角特性判断部430が色相角による色空間の大きさを算出し、算出された色空間の大きさは色再現能力に対応する。すなわち、色相角による色空間の大きさは、視野角による画像表示装置(D5)の色再現能力を示す指標である。結果として、視野角特性判断部430が色相角による色空間の大きさを算出し、視野角による画像表示装置の色再現能力を示す。
図12は、本発明の一実施形態による視野角特性判断部430がQMh座標系の色空間における色相角0°、30°、及び60°での色空間の大きさを示した図である。色相角0°は画像表示装置を正面から見たときの角度である。色相角30°及び60°は、それぞれ正面を基準に人間が画像表示装置を見る視野角である。
図13は、図12の色空間の大きさを算出した表である。色相角が0°、30°及び60°であるときの色空間の大きさは各々異なる値を有し、色相角が30°であるとき、最も大きな色空間を有する。すなわち、視野角が30°であるとき、色再現量が最も大きいことを意味する。表の比率は、色相角0°での色空間の大きさを基準に他の色相角での色空間の大きさの比率を示したものである。
階調算出部440は、色領域で階調だけ異なる色刺激に対する色空間のポイントを検出して、色刺激に対するカラーアピアランス階調を算出する。これにより、実際に人間が認識する階調を把握できる。これをカラーアピアランス階調という。カラーアピアランス階調により、画像表示装置の階調を補正するガンマ補正に重要な資料を提供することができる。
図14は、QMh座標系の色空間で検出されたポイントを連結する経路を示した図である。図14から分かるように、階調増加に比例して明るさ(Q)が増加せず複雑な経路に変わる。これは実際に人間が認識する階調の不安定性(instability)を示す。
色差(color difference)算出部450は、同一の画像を環境の変化によって人間が認識する色差を算出する。色差算出部450はこのように算出された色差を合計し、該当画像を表示する画像表示装置が環境に応じて補償する色差に関するデータを得ることができる。
図15Aは、異なる環境で人間が認識する画像を示したものである。図15Aに示すように、画像1(IM)及び画像2(IM')のそれぞれは、異なる環境で人間が認識する画像を示すものである。
図15Bは、QMh座標系の色空間における異なる環境で人間が認識する特定領域の色分布を示したものである。図15Bは、QMh座標系の色空間における画像1(IM)の領域(R)及び画像2(IM')の領域(R')に対応するポイントを示した図である。画像1(IM)の領域(R)及び画像2(IM')の領域(R')のそれぞれは、各画像中の左に位置する少女の右肩近傍の丸で囲まれた領域を表す。赤色ポイントの集合(紙面中央近傍に集中している点群)は、領域(R)に対応し、紫色ポイントの集合(赤色ポイント(紙面中央近傍)よりも右方に分散している点群)は、領域(R')に対応する。
例えば画像1(IM)が画像表示装置がもともと意図した色であり、画像2(IM')は人間が認識する色である場合、色差算出部450は、赤色ポイントの座標値とこれに対応する紫色ポイントの座標値を引いた差を算出する。
このように、同一の画像の同一の領域であっても環境によって人間が認識する色が異なり、本発明の一実施形態による画質評価装置はこれを明確に定量化して表示することができる。
以上、本発明の一実施形態による画質評価装置と画質評価方法について説明した。本発明の一実施形態によれば、実際に人間が認識する画像に対する定量化されたデータを算出できる画質評価装置及び画質評価方法を提供する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態による他の画質評価装置を示した図である。 本発明の一実施形態によるカラーアピアランス予想部400を示した図である。 JCh座標系において1つの色刺激(X、Y、Z)に対応する位置を示した図である。 JCh座標系に設定された色空間を示した図である。 QMh座標系において1つの色刺激(X、Y、Z)に対応する位置を示した図である。 QMh座標系に設定された色空間を示した図である。 色空間の大きさを算出する方法を示した図である。 各階調による色空間の大きさと256階調の色空間の大きさとの比率を示した表である。 図8に示される表の結果を示したグラフである。 従来の2次元平面の色領域で1976年に提案されたCIELUVにより画像表示装置(D1)及び画像表示装置(D2)の色領域を比較した図である。 本発明の一実施形態により色空間形成部410がQMh座標系により画像表示装置(D1、D2)の色空間の大きさを示した図である。 本発明の一実施形態による画像表示装置(D3、D4)のQMh座標系の色空間を示した図である。 本発明の一実施形態による視野角特性判断部430がQMh座標系の色空間の色相角0°、30°、及び60°における色空間の大きさを示した図である。 図12の色空間の大きさを算出して示した表である。 QMh座標系の色空間で検出されたポイントを連結する経路を示した図である。 異なる環境で人が認識する画像を示した図である。 QMh座標系の色空間の異なる環境で人が認識する特定領域の色分布を示した図である。
符号の説明
1 画質評価装置
100 色順応部
200 明順応部
300 算出部
400 カラーアピアランス予想部
410 色空間形成部
420 鮮明度判断部
430 視野角特性判断部
440 階調算出部
450 色差算出部

Claims (20)

  1. カラーアピアランスモデルを用いて、色領域の画質を評価する画質評価装置において、
    前記色領域に対する色順応結果を生成する色順応部と、
    前記色順応の結果を受けて、前記色領域に対する明順応の結果を生成する明順応部と、
    前記明順応の結果により、前記色領域のカラーアピアランスに対する情報を算出する算出部と、
    前記カラーアピアランスに対する情報により、前記色領域に対応する色空間を形成し、前記色空間の大きさを算出し、前記色空間における前記色領域の鮮明度、視野角特性、階調特性及び色差を算出するカラーアピアランス予想部と、
    を含むことを特徴とする、画質評価装置。
  2. 前記カラーアピアランスに対する情報は、色領域の明るさ、カラフルネス及び色相角を含むことを特徴とする、請求項1に記載の画質評価装置。
  3. 前記カラーアピアランス予想部は、設定された基準線から前記色相角だけカラフルネス値を半径で回転した地点を、前記基準線及び前記地点を含む平面に対して垂直方向に前記明るさ値だけ平行移動させて色空間を形成し、前記色空間の大きさを算出する色空間形成部を含むことを特徴とする、請求項2に記載の画質評価装置。
  4. 前記色空間形成部は、前記色空間の任意のポイントに最も隣接した3個のポイント及び前記任意のポイントを含む複数の三角錐のそれぞれの体積を合算して前記色空間の大きさを算出することを特徴とする、請求項3に記載の画質評価装置。
  5. 前記色空間の大きさを測定するための複数のポイント個数は、前記色空間を構成する全体ポイントの少なくとも1/4であることを特徴とする、請求項4に記載の画質評価装置。
  6. 前記カラーアピアランス予想部は、前記色空間における前記明るさの最高値と最小値の比を算出し、前記算出比によって前記色領域の鮮明度を算出する鮮明度判断部をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の画質評価装置。
  7. 前記明るさの最高値は白色レベルの明るさに対応し、
    前記明るさの最小値は黒色レベルの明るさに対応することを特徴とする、請求項6に記載の画質評価装置。
  8. 前記カラーアピアランス予想部は、前記色相角による前記色空間の大きさを算出して、前記色領域の視野角特性を算出する視野角特性判断部をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の画質評価装置。
  9. 前記カラーアピアランス予想部は、前記色領域で階調だけ異なる複数の色刺激に対する前記色空間の複数のポイントを検出し、前記階調の変化によって前記複数のポイントを連結する経路を生成する階調算出部をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の画質評価装置。
  10. 前記カラーアピアランス予想部は、前記色領域が露出した環境を異なるようにして、前記色領域のうち対象領域に対応する前記色空間上の複数ポイントを検出し、前記対象領域の露出環境による色差を算出する色差算出部をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の画質評価装置。
  11. カラーアピアランスモデルを用いて、色領域の画質を評価する画質評価方法において、
    前記色領域に対する色順応結果を生成する段階と、
    前記色順応結果を受信して、前記色領域に対する明順応の結果を生成する段階と、
    前記明順応の結果を用いて前記色領域のカラーアピアランスに対する情報を算出する段階と、
    前記カラーアピアランスに対する情報を用いて、前記色領域に対応する色空間を形成し、前記色空間の大きさを算出し、前記色空間における前記色領域の鮮明度、視野角特性、階調特性及び色差を算出して、カラーアピアランスの特徴を示す段階と、
    を含むことを特徴とする、画質評価方法。
  12. 前記カラーアピアランスに対する情報は、色領域の明るさ、カラフルネス及び色相角を含むことを特徴とする、請求項11に記載の画質評価方法。
  13. 前記カラーアピアランスの特徴を示す段階は、設定された基準線から前記色相角だけ色感値を半径で回転した地点を、前記基準線及び前記地点を含む平面に対して垂直方向に前記明るさ値だけ平行移動させて色空間を形成し、前記色空間の大きさを算出する段階を含むことを特徴とする、請求項12に記載の画質評価方法。
  14. 前記色空間の大きさを算出する段階は、前記色空間の任意のポイントに最も隣接した3個のポイント及び前記任意のポイントを含む複数の三角錐のそれぞれの大きさを合算して、前記色空間の大きさを算出することを特徴とする、請求項13に記載の画質評価方法。
  15. 前記色空間の大きさを測定するための複数のポイント個数は、前記色空間を構成する全体ポイントのうちの少なくとも1/4であることを特徴とする、請求項14に記載の画質評価方法。
  16. 前記カラーアピアランスの特徴を示す段階は、前記色空間における前記明るさの最高値と最小値の比を算出して、前記算出された比によって前記色領域の鮮明度を算出する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載の画質評価方法。
  17. 前記明るさの最高値は白色レベルの明るさに対応し、
    前記明るさの最小値は黒色レベルの明るさに対応することを特徴とする、請求項16に記載の画質評価方法。
  18. 前記カラーアピアランスの特徴を示す段階は、前記色相角による前記色空間の大きさを算出して、前記色領域の視野角特性を算出する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載の画質評価方法。
  19. 前記カラーアピアランスの特徴を示す段階は、前記色領域で階調だけ異なる複数の色刺激に対する前記色空間の複数のポイントを検出し、前記階調の変化によって前記複数のポイントを連結する経路を生成する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載の画質評価方法。
  20. 前記カラーアピアランスの特徴を示す段階は、前記色領域が露出した環境を異なるようにして、前記色領域のうち対象領域に対応する前記色空間上の複数のポイントを検出し、前記対象領域の露出環境による色差を算出する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載の画質評価方法。
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