JP7119322B2 - 表示装置判別システム、表示装置判別方法及びプログラム - Google Patents

表示装置判別システム、表示装置判別方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示される表示色の見え方により表示装置を分別するための表示装置判別システム、表示装置判別方法及びプログラムに関する。
ディスプレイ等の表示装置においては、その分光特性によって、それぞれの色の見え方(色の知覚)に対する観察者の個人差が非常に大きく表れる装置と、観察者の個人差によらず多数の人にとって同じ色に見える装置とが存在する(例えば、特許文献1参照)。
一方、表示装置に画像を表示して、デザインの色の評価などを行なう場合、このデザインの画像における色の見え方が、画像を観察する観察者の多数間で同様である必要がある。
このため、観察者によって知覚される色の違いを、特許文献1におけるように、観察者間で同様となるように表示色を補正し、色の見え方を統一する必要がある。
特開2001-208609号公報
上述したように、特許文献1の表示装置によれば、表示色の分光特性の違いにより、表示色の見え方が観察者の個人差によって異なる場合、表示装置の表示色の見え方を補正することができる。
しかしながら、上述したように、同様の色の評価が行えない装置を統一する場合、表示色を各観察者に対応して補正する機能を表示装置に付加することになり、表示装置の価格が上昇してしまう。
また、複数の観察者が同一の物体色を観察した際、個々の観察者がどのような色として知覚するかを、表示装置毎に観察者の各々で同定する必要があり、表示装置の同定のコストが上昇する。
さらに、複数の観察者で表示装置に表示される表示色を観察してコミュニケーションを図ろうとした場合、各観察者間において知覚する色がそれぞれ異なるため、色の評価を行う場合における意志の疎通が十分にできない問題があった。また、複数の観察者の各々が同様の色と知覚してコミュニケーションを取る必要から、観察者のそれぞれの知覚に対応させた表示装置を、観察者毎に1台ずつ設ける必要があり、設備のコストが上昇するという問題もあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、観察者毎に表示色の補正を行なう必要が無い、多数の観察者間で表示色が同様に観察される表示装置を判別する表示装置判別システム、表示装置判別方法及びプログラムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の表示装置判別システムは、物体の分光放射輝度である物体分光放射輝度と複数の異なる観察者の各々の等色関数とから、物体の色である物体色の三刺激値である物体三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応させて、異なる等色関数毎にそれぞれ算出する物体三刺激値算出部と、前記観察者の各々の前記物体三刺激値の前記物体色と等色する表示装置における表示色の分光放射輝度である表示装置等色分光放射輝度を算出する表示装置等色分光放射輝度算出部と、前記等色関数毎の前記観察者の各々の前記表示装置等色分光放射輝度から、CIE(国際照明委員会)が定めた等色関数によりそれぞれCIE三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応して求めるCIE三刺激値算出部と、前記CIE三刺激値の各々に基づき、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色間の色差の各々を求める色差算出部と、前記表示装置に表示される前記表示色が前記観察者の各々に対して同様に知覚されるか否かを評価する評価値を、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色の間の前記色差のそれぞれを用いて求め、前記評価値と閾値を比較することにより前記表示装置が前記観察者の各々に前記表示色を観察させる装置に適合するか否かを判定する適合判定部とを備えることを特徴とする。
本発明の表示装置判別システムは、前記物体の分光反射率と光源の分光放射輝度とから前記物体分光放射輝度を算出する物体分光放射輝度算出部をさらに有することを特徴とする。
本発明の表示装置判別システムは、前記表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記表示装置等色分光放射輝度を算出する際、前記物体三刺激値に対して、誤差が最も小さくなる三刺激値となる前記表示色の分光放射輝度を表示装置等色分光放射輝度として算出することを特徴とする。
本発明の表示装置判別システムは、前記表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記表示装置における原色の分光放射輝度に所定の係数を乗じて前記表示色の分光放射輝度を生成することを特徴とする。
本発明の表示装置判別システムは、前記表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記表示装置のカラーマネージメントプロファイルから前記表示色の分光放射輝度を生成することを特徴とする。
本発明の表示装置判別システムは、前記異なる等色関数が、異なる観察者の錐体分光感度であることを特徴とする。
本発明の表示装置判別システムは、前記適合判定部が、以下の(6)式により前記評価値である評価値Aを算出することを特徴とする。
本発明の表示装置判別方法は、物体三刺激値算出部が、物体の分光放射輝度である物体分光放射輝度と複数の異なる観察者の各々の等色関数とから、物体の色である物体色の三刺激値である物体三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応させて、異なる等色関数毎にそれぞれ算出する物体三刺激値算出過程と、表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記観察者の各々の前記物体三刺激値の前記物体色と等色する表示装置における表示色の分光放射輝度である表示装置等色分光放射輝度を算出する表示装置等色分光放射輝度算出過程と、CIE三刺激値算出部が、前記等色関数毎の前記観察者の各々の前記表示装置等色分光放射輝度から、CIE(国際照明委員会)が定めた等色関数によりそれぞれCIE三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応して求めるCIE三刺激値算出部と、前記CIE三刺激値の各々に基づき、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色間の色差の各々を求める色差算出過程と、適合判定部が、前記表示装置に表示される前記表示色が前記観察者の各々に対して同様に知覚されるか否かを評価する評価値を、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色の間の前記色差のそれぞれを用いて求め、前記評価値と閾値を比較することにより前記表示装置が前記観察者の各々に前記表示色を観察させる装置に適合するか否かを判定する適合判定過程とを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、物体の分光放射輝度である物体分光放射輝度と複数の異なる観察者の各々の等色関数とから、物体の色である物体色の三刺激値である物体三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応させて、異なる等色関数毎にそれぞれ算出する物体三刺激値算出手段、前記観察者の各々の前記物体三刺激値の前記物体色と等色する表示装置における表示色の分光放射輝度である表示装置等色分光放射輝度を算出する表示装置等色分光放射輝度算出手段、前記等色関数毎の前記観察者の各々の前記表示装置等色分光放射輝度から、CIE(国際照明委員会)が定めた等色関数によりそれぞれCIE三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応して求めるCIE三刺激値算出手段、前記CIE三刺激値の各々に基づき、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色間の色差の各々を求める色差算出手段、前記表示装置に表示される前記表示色が前記観察者の各々に対して同様に知覚されるか否かを評価する評価値を、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色の間の前記色差のそれぞれを用いて求め、前記評価値と閾値を比較することにより前記表示装置が前記観察者の各々に前記表示色を観察させる装置に適合するか否かを判定する適合判定手段として動作させるためのプログラムである。



以上説明したように、本発明によれば、多数の観察者間で表示色が同様に観察される表示装置を判別する表示装置判別システム、表示装置判別方法及びプログラムを提供することができ、観察者毎に表示色の補正を行なう必要がない表示装置を選択することが可能となる。
本発明の一実施形態による表示装置判別システムを用いた表示装置の判別の概念を示す図である。 本発明の一実施形態による表示装置判別システムの構成例を示す概念図である。 2名の観察者の各々の錐体分光感度l(λ)、m(λ)、s(λ)を示す図である。 表示装置の原色の分光放射輝度の一例を示す図である。 本実施形態による表示装置判別システムが行なう表示装置の判別処理の動作例を示すフローチャートである。 実験により求めた11(=I)色の物体色毎に、2(=N)人の観察者の色差ΔE00を示す図である。 本実施形態の表示装置判別システム1より求めた11(=I)色の物体色毎に、2(=N)人の観察者の色差ΔE00を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態による表示装置判別システムを用いた表示装置の判別の概念を示す図である。
図1において、表示装置判別システム1は、評価対象の表示装置2が複数の観察者に対して同一の色を同様に観察される表示色として表示することができる分光特性を有しているか否か、すなわち複数の観察者が同様の表示色を観察可能な表示装置であるか否かの判別を行なう。この表示装置判別システム1は、物体色のデータ3を用いて、表示装置2の判別を行う。また、入力装置4は、キーボードやマウスであり、表示装置判別システム1を操作するために用いられる。
物体色のデータ3は、表示装置に対して観察者に表示色の調整を行なわせる際、表示装置2の評価に用いる物体色のデータであり、物体の分光放射輝度である物体分光放射輝度である。本実施形態においては、例えば、物体の分光反射率と観察する光源の分光放射輝度とが物体色のデータとして用意されている。この物体色は、単数(単一色)でも複数(複数色)でも良い。また、物体色は、色票だけでなく、マクベスカラーチェッカなどのカラーチャート、印刷物またはプリンタによる出力物から得ても良い。
また、光源の分光放射輝度は、標準光源だけでなく、観察環境下での分光放射輝度などを用いても良い。
図2は、本発明の一実施形態による表示装置判別システムの構成例を示す概念図である。表示装置判別システム1は、データ入力部11、物体分光放射輝度算出部12、物体三刺激値算出部13、表示装置等色分光放射輝度算出部14、CIE三刺激値算出部15、色差算出部16、適合判定部17及び記憶部18を備えている。
データ入力部11は、外部装置から入力される表示装置を判別するデータを記憶部18に書き込んで記憶する、あるいは操作者が入力装置4から入力する表示装置判別システム1に対する操作の指令などを入力する。
表示装置を判別するデータは、例えば、物体色の分光反射率P(λ)、物体色を観察する際の光源の分光放射エネルギO(λ)、各観察者の錐体分光感度l(λ)、m(λ)、s(λ)、判別対象の表示装置の原色の分光放射エネルギR(λ)、G(λ)、B(λ)、表示装置の適合性を判断する判別閾値などである。ここで、1≦i≦Iであり、Iは物体色の色数である。また、2≦n≦Nであり、Nは観察者の数である。物体色として色票のみを用いる場合、色数が少ないために実際に使用するオフセット印刷などの色を評価することができないため、特許5962825に記載されている予測された印刷物の分光反射率を用いて、物体色の色数を増加させても良い。
物体分光放射輝度算出部12は、分光放射エネルギO(λ)と、物体色の分光反射率P(λ)とを乗算し、物体分光放射輝度P(λ)・O(λ)を算出する。
また、外部装置から物体色iの物体分光放射輝度P(λ)・O(λ)を入力する構成としても良い。この場合、物体分光放射輝度算出部12は、表示装置判別システムの構成として必要が無くなる。
物体三刺激値算出部13は、物体色iの物体分光放射輝度P(λ)・O(λ)に対して、観察者nの錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)の各々とを乗算し、観察者n毎の物体色に対応する物体三刺激値Lni、Mni及びSniの各々を、以下の(1)式により算出する。
Figure 0007119322000001
表示装置等色分光放射輝度算出部14は、観察者の物体三刺激値Lni、Mni及びSniの物体色iと等色する表示装置2に表示される表示色の分光放射エネルギDniを、以下の(2)式から(4)式の各々を用いて、観察者n毎に算出する。
Figure 0007119322000002
Figure 0007119322000003
Figure 0007119322000004
表示装置等色分光放射輝度算出部14は、(2)式における誤差Eが最小となる、表示装置の表示色の三刺激値である表示三刺激値LDni(λ)、MDni(λ)及びSDni(λ)の各々を(3)式により観察者n毎に算出する。また、表示装置等色分光放射輝度算出部14は、観察者の錐体分光感度l(λ)、m(λ)、s(λ)と、表示装置の表示色の分光放射エネルギDni(λ)とを、(3)式に対して代入することにより、表示三刺激値LDni(λ)、MDni(λ)、SDni(λ)それぞれを算出する。(2)式においては、二乗誤差を用いているが平均二乗誤差など他のいかなる誤差を用いても良い。
図3は、2名の観察者の各々の錐体分光感度l(λ)、m(λ)、s(λ)を示す図である。図3に示すグラフは、横軸が波長であり、縦軸が分光感度の正規化値である。観察者#1の錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)の各々は、それぞれ実線、破線、点線の各々で示されている。また、観察者#2の錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)の各々は、それぞれ一点鎖線、二点鎖線、長破線の各々で示されている。この図に示すように、観察者毎に、すなわち個体毎に錐体分光感度が異なるため、個体毎に色覚が異なり、同一の色が同一として知覚されない。
このとき、表示装置等色分光放射輝度算出部14は、表示装置の原色であるR成分、G成分及びB成分の各々の分光放射エネルギR(λ)、G(λ)、B(λ)それぞれに対して、(4)式に示すように、係数r、g、bを乗じて分光放射エネルギDni(λ)を求める。すなわち、表示装置等色分光放射輝度算出部14は、係数r、g、bを順次変化させつつ、(2)式による誤差Eが最小となる分光放射輝度を数値計算により算出する。
図4は、表示装置の原色の分光放射輝度の一例を示す図である。図4に示すグラフは、横軸が波長であり、縦軸が分光放射輝度の正規化値である。実線が原色B成分の分光放射エネルギB(λ)であり、破線が原色G成分の分光放射エネルギG(λ)であり、点線が原色R成分の分光放射エネルギR(λ)である。この原色R、G及びBの各々の分光放射エネルギR(λ)、G(λ)、B(λ)それぞれは、表示装置毎に異なる。
また、表示装置等色分光放射輝度算出部14は、観察者nの物体色iに対応する表示色の分光放射エネルギDni(λ)を求める際、(4)式を用いる換わりに、表示装置毎に設けられているicc (International Color Consortium) Maxなどのカラーマネージメントプロファイルを用いて求めても良い。このマネージメントプロファイルは、例えば、表示色を表示させる入力値(R成分、G成分及びB成分の制御値)と、この表示色に対応した分光放射エネルギDとの対応関係が示されているルックアップテーブルである。
CIE三刺激値算出部15は、観察者nの物体色iに対応する表示装置の表示色の分光放射エネルギDni(λ)に対し、CIE(国際照明委員会)が定めた等色関数x10(λ)、y10(λ)及びz10(λ)の各々を、以下の(5)式により乗算した後に積和して、CIE三刺激値X10ni、Y10ni及びZ10niを算出する。また、CIE三刺激値として、10度視野のCIE三刺激値X10(λ)、Y10(λ)及びZ10(λ)ではなく、CIE1931の標準観測者の2度視野の等色関数x(λ)、y(λ)及びz(λ)の各々により、CIE三刺激値X2ni、Y2ni及びZ2niを算出して用いても良い。また、CIEが2015に出版したテクニカルレポート(CIE170-2:2015,Technical Report,Fundamental Chromaticity Diagram with Physiological Axes-Part2:Spectral Luminnous Efficiency Function and Chromaticity Diagrams、以下参考文献)における2度視野の等色関数x(λ)、y(λ)及びz(λ)、あるいは10度視野の等色関数xF10(λ)、yF10(λ)及びzF10(λ)を用いても良い。
Figure 0007119322000005
色差算出部16は、各観察者のCIE三刺激値X10ni、Y10ni及びZ10niを、CIELの色空間における座標値であるCIEL値に変換する。そして、色差算出部16は、CIEL値からCIE2000色差式により色差、すなわち各観察者間における物体色iに対応する表示色の色差ΔE00を算出する。ここで、色差は、CIE2000色差式により求めたものではなく、CIELAB色差式、CIELUV色差式及びCIE94色差式のいずれかを用いて算出した数値を使用しても良い。ここで、CIELUV色差式は、CIE1976(L)色空間において色度間における色差を求める。
適合判定部17は、例えば、物体色毎における観察者間の色差ΔE00を用いて、以下の(6)式により、表示装置を判別する評価値Aを算出する。以下の(6)式において、αは、重み付け係数であり、数値範囲が0≦α≦1である。DE00aveは、全ての物体色において全ての観察者間における色差ΔE00の平均値である。DE00maxは、全ての物体色において全ての観察者間における色差ΔE00の最大値である。
Figure 0007119322000006
例えば、上記(6)式において、評価値Aは、αが0の場合、最大値DE00maxであり、αが1の場合、平均値DE00aveである。
そして、適合判定部17は、評価値Aと判別閾値とを比較し、判別閾値以下の評価値Aを有する表示装置を、複数の観察者が同一の表示色と知覚できる分光特性を有する表示装置として判別する。また、評価値Aを求める式として(6)式を用いているが、どのような統計量、例えば評価値Aに標準偏差を加えて算出しても良い。
これにより、本実施形態における表示装置判別システム1は、表示装置2が複数の観察者において同一の表示色と視認できる分光特性を有している表示装置であるか否かを判別することで、複数の観察者により色の評価を行なう処理に適合した表示装置を容易に選択することができる。
このため、本実施形態においては、複数の観察者により色の評価を行なう処理に適合した表示装置を選択することができるので、複数の観察者の各々の個人差に対応するように、表示色の見え方を制御する機能を持たせた表示装置を用いる必要がなくなり、色の評価を行なう際の機材の価格を低減することができる。
さらに、複数の観察者の各々の個人差に対応するように、表示色の見え方を制御する機能を持たせた表示装置を用いた場合、観察者毎に調整した表示色を順番に表示する煩雑な処理が必要となる。しかしながら、本実施形態においては、複数の観察者の全てが同一の表示画面を表示することができ、色の評価を行なう処理の効率を向上させることができる。
図5は、本実施形態による表示装置判別システムが行なう表示装置の判別処理の動作例を示すフローチャートである。このフローチャートが実行される前の時点において、データ入力部11は、複数色(I色)の各々の物体色の分光反射率P(λ)、物体色を観察する際の光源の分光放射エネルギO(λ)、複数観察者(N人)の各々の錐体分光感度l(λ)、m(λ)、s(λ)、判別対象の表示装置の原色の分光放射エネルギR(λ)、G(λ)、B(λ)、表示装置の適合性を判断する判別閾値などの表示装置を判別するデータが、外部装置から入力された場合、記憶部18に対して書き込んで記憶させる。
ステップS1:
次に、物体分光放射輝度算出部12は、物体色を観察する光源の分光放射エネルギO(λ)を、記憶部18から読み出す。
ステップS2:
また、物体分光放射輝度算出部12は、物体色の分光反射率P(λ)を、記憶部18から読み出す。
物体分光放射輝度算出部12は、読み出した分光反射率P(λ)と分光放射エネルギO(λ)とを乗算し、物体色iの物体分光放射輝度P(λ)・O(λ)を算出する。
そして、物体分光放射輝度算出部12は、算出した物体色iの物体分光放射輝度P(λ)・O(λ)を物体三刺激値算出部13に出力する。
ステップS3:
物体三刺激値算出部13は、物体分光放射輝度P(λ)・O(λ)が供給された場合、観察者nの錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)の各々を、記憶部18から読み出す。
ステップS4:
物体三刺激値算出部13は、物体分光放射輝度P(λ)・O(λ)と、錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)の各々とを、(1)式に代入して、観察者の物体三刺激値Lni、Mni、Sniそれぞれを算出する。
ステップS5:
表示装置等色分光放射輝度算出部14は、(2)式、(3)式及び(4)式を用いた数値計算により、物体色iと等色する表示装置における表示色の分光放射エネルギDni(λ)を算出する。
ステップS6:
CIE三刺激値算出部15は、CIEが定めた等色関数x10(λ)、y10(λ)、z10(λ)を記憶部18から読み出す。そして、CIE三刺激値算出部15は、読み出した等色関数x10(λ)、y10(λ)、z10(λ)と、表示装置の分光放射エネルギDni(λ)とを(5)式に代入して、CIE三刺激値Xni、Yni、Zniそれぞれを求める。
CIE三刺激値算出部15は、観察者nにおける物体色iのCIE三刺激値Xni、Yni、Zniを、記憶部18に対して書き込んで記憶させる。
ステップS7:
CIE三刺激値算出部15は、全ての観察者に対する物体色iのCIE三刺激値Xni、Yni、Zniの算出が終了したか否かの判定を行う。そして、CIE三刺激値算出部15は、全ての観察者に対するCIE三刺激値Xni、Yni、Zniの算出が終了した場合、処理をステップS8へ進める。一方、CIE三刺激値算出部15は、全ての観察者に対するCIE三刺激値Xni、Yni、Zniの算出が終了していない場合、処理をステップS3へ進める。
ステップS8:
色差算出部16は、観察者の各々のCIE三刺激値Xni、Yni、Zniを記憶部18から読み出す。そして、色差算出部16は、観察者の各々のCIE三刺激値Xni、Yni、Zniを、それぞれCIEL値に変換する。なお、色差算出部16は、記憶部18から観察する光源の分光放射エネルギO(λ)を読み出し、この読み出した分光放射エネルギO(λ)に対して分光反射率「1.0」を乗ずることによって、CIEL値に変換する際に必要となる完全拡散反射体の三刺激値を算出する。
ステップS9:
色差算出部16は、観察者の各々のCIEL値に基づき、CIE2000色差式により、各観察者間における色差ΔE00を算出し、記憶部18に書き込んで記憶させる。
ステップS10:
色差算出部16は、全ての物体色iにおける全ての観察者間の色差ΔE00の算出が終了したか否かの判定を行う。そして、色差算出部16は、全ての物体色iにおける全ての観察者間の色差ΔE00の算出が終了した場合、処理をステップS11へ進める。一方、色差算出部16は、全ての物体色iにおける全ての観察者間の色差ΔE00の算出が終了していない場合、処理をステップS2へ進める。
ステップS11:
適合判定部17は、全ての物体色iにおける全ての観察者間の色差ΔE00を読み出し、色差ΔE00の平均値DE00aveと、色差ΔE00の最大値DE00maxとを求める。
そして、適合判定部17は、求めた平均値DE00aveと最大値DE00maxとの各々を(6)式に代入して、評価値Aを算出する。
ステップS12:
そして、適合判定部17は、算出した評価値Aが、予め設定されている判別閾値以下か否かの判定を行なう。
適合判定部17は、算出した評価値Aが、予め設定されている判別閾値を超えていると判定した場合、表示装置2が複数の観察者が同一の表示色と視認できる分光特性を有していない表示装置として判別する。
一方、適合判定部17は、算出した評価値Aが、予め設定されている判別閾値以下である場合、表示装置2が複数の観察者が同一の表示色と視認できる分光特性を有している表示装置と判別する。
ステップS13:
そして、適合判定部17は、表示装置2が、複数の観察者により色の評価を行なう処理に適合した表示装置であるか否かの判別結果を、判別対象である表示装置2の表示画面に出力し、操作者に対して適合性の結果の通知を行う。
上述したフローチャートにおいては、全ての観察者に対する物体色iの各々のCIE三刺激値を求めた後に、全ての観察者間の色差を求める処理を行い、この処理を物体色i単位で繰り返して、全ての物体色iにおける全ての観察者間の色差を求めることにより評価値Aを求めている。
しかしながら、全ての物体色に対する観察者nの各々のCIE三刺激値を求めた後に、この処理を全ての物体色に対して行い、全ての物体色における全ての観察者の三刺激値が求められ後に、観察者毎に全ての観察者間における色差を求め、この色差に基づいて評価値Aを求める構成としても良い。これにより、全ての物体色iにおける全ての観察者間の色差を求めることにより評価値Aが求められる。
また、本実施形態において、複数の観察者の錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)の各々を用いて、(1)式により物体三刺激値Lni、Mni及びSniのそれぞれを求めている。
しかしながら、複数の観察者の錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)を用いるのではなく、CIE1931の標準観測者の等色関数x(λ)、y(λ)、z(λ)と、CIE1964の等色関数x10(λ)、y10(λ)、z10(λ)との異なる2個の視野の等色関数を用いて、物体三刺激値Lni、Mni及びSniのそれぞれを求める構成としても良い。
また、CIE1931及びCIE1964の等色関数に換え、CIE170-2における2度視野の等色関数x(λ)、y(λ)及びz(λ)と、10度視野の等色関数xF10(λ)、yF10(λ)及びzF10(λ)との異なる2個の視野の等色関数を用いて、物体三刺激値Lni、Mni及びSniのそれぞれを求める構成としても良い。
また、複数の観察者の錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)を用いるのではなく、すでに述べたCIEが出版した上記参考文献(テクニカルレポート)に記載されている2度視野の等色関数x(λ)、y(λ)、z(λ)と、10度視野の等色関数xF10(λ)、yF10(λ)、zF10(λ)との異なる2個の視野の等色関数を用いて、物体三刺激値Lni、Mni及びSniのそれぞれを求める構成としても良い。
図6は、実験により求めた11(=I)色の物体色毎に、2(=N)人の観察者の色差ΔE00を示す図である。図6の横軸はそれぞれNo.1からNo.11までの色を示し、縦軸は色差ΔE00(DE00)を示している。実線が表示装置DISP1であり、破線が表示装置DISP2である。
この図6に示す実験において、観察者A及び観察者Bの各々は、同一の物体色の色票を見つつ、表示装置の表示画面に表示される表示色が同様に見えるように調整する。
そして、観察者Aが調整した表示装置の表示画面の分光放射エネルギD_Aを測定する。同様に、観察者Bが調整した表示装置の表示画面の分光放射エネルギD_Bを測定する。
この求めた分光放射エネルギD_AとD_Bとに対し、CIEの規定する等色関数を乗算して、観察者A及び観察者Bに対応する三刺激値をそれぞれ求める。この観察者A及び観察者Bに対応する三刺激値に基づいて、物体色毎に色差ΔE00を求めた。
図7は、本実施形態の表示装置判別システム1より求めた11(=I)色の物体色毎に、2(=N)人の観察者の色差ΔE00を示す図である。図7の横軸はそれぞれNo.1からNo.11までの色を示し、縦軸は色差ΔE00(DE00)を示している。図6と同様に、実線が表示装置DISP1であり、破線が表示装置DISP2である。表示装置判別システム1における色差ΔE00を算出する際には、錐体分光感度l(λ)、m(λ)及びs(λ)として、観察者A及び観察者Bの各々の錐体分光感度を用いて行った。上記図6及び図7の各々を比較すると、表示装置DISP1、DISP2それぞれの各物体色における色差がほぼ等しい傾向を示していることが判る。
したがって、本実施形態によれば、時間を要する実測を含む実験と同様の結果を、表示装置判別システム1によるシミュレーションにより簡易に行うことができることが判る。
なお、本発明における図2の表示装置判別システム1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより表示装置の判別処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWW(World Wide Web)システムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disc - Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM(Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…表示装置判別システム
2…表示装置
3…物体色のデータ
4…入力装置
11…データ入力部
12…物体分光放射輝度算出部
13…物体三刺激値算出部
14…表示装置等色分光放射輝度算出部
15…CIE三刺激値算出部
16…色差算出部
17…適合判定部
18…記憶部

Claims (9)

  1. 物体の分光放射輝度である物体分光放射輝度と複数の異なる観察者の各々の等色関数とから、物体の色である物体色の三刺激値である物体三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応させて、異なる等色関数毎にそれぞれ算出する物体三刺激値算出部と、
    前記観察者の各々の前記物体三刺激値の前記物体色と等色する表示装置における表示色の分光放射輝度である表示装置等色分光放射輝度を算出する表示装置等色分光放射輝度算出部と、
    前記等色関数毎の前記観察者の各々の前記表示装置等色分光放射輝度から、CIE(国際照明委員会)が定めた等色関数によりそれぞれCIE三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応して求めるCIE三刺激値算出部と、
    前記CIE三刺激値の各々に基づき、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色間の色差の各々を求める色差算出部と、
    前記表示装置に表示される前記表示色が前記観察者の各々に対して同様に知覚されるか否かを評価する評価値を、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色の間の前記色差のそれぞれを用いて求め、前記評価値と閾値を比較することにより前記表示装置が前記観察者の各々に前記表示色を観察させる装置に適合するか否かを判定する適合判定部と
    を備えることを特徴とする表示装置判別システム。
  2. 前記物体の分光反射率と光源の分光放射輝度とから前記物体分光放射輝度を算出する物
    体分光放射輝度算出部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置判別システム。
  3. 前記表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記表示装置等色分光放射輝度を算出する際、前記物体三刺激値に対して、誤差が最も小さくなる三刺激値となる前記表示色の分光放射輝度を表示装置等色分光放射輝度として算出する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置判別システム。
  4. 前記表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記表示装置における原色の分光放射輝度に
    所定の係数を乗じて前記表示色の分光放射輝度を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置判別システム。
  5. 前記表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記表示装置のカラーマネージメントプロファイルから前記表示色の分光放射輝度を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置判別システム。
  6. 前記異なる等色関数が、異なる観察者の錐体分光感度である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の表示装置判別システム。
  7. 前記適合判定部が、
    以下の(1)式により前記評価値である評価値Aを算出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の表示装置判別システム。
    Figure 0007119322000007
  8. 物体の分光放射輝度である物体分光放射輝度と複数の異なる観察者の各々の等色関数とから、物体の色である物体色の三刺激値である物体三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応させて、異なる等色関数毎にそれぞれ算出する物体三刺激値算出過程と、
    表示装置等色分光放射輝度算出部が、前記観察者の各々の前記物体三刺激値の前記物体色と等色する表示装置における表示色の分光放射輝度である表示装置等色分光放射輝度を算出する表示装置等色分光放射輝度算出過程と、
    CIE三刺激値算出部が、前記等色関数毎の前記観察者の各々の前記表示装置等色分光放射輝度から、CIE(国際照明委員会)が定めた等色関数によりそれぞれCIE三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応して求めるCIE三刺激値算出部と、
    前記CIE三刺激値の各々に基づき、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色間の色差の各々を求める色差算出過程と、
    適合判定部が、前記表示装置に表示される前記表示色が前記観察者の各々に対して同様に知覚されるか否かを評価する評価値を、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色の間の前記色差のそれぞれを用いて求め、前記評価値と閾値を比較することにより前記表示装置が前記観察者の各々に前記表示色を観察させる装置に適合するか否かを判定する適合判定過程と
    を含むことを特徴とする表示装置判別方法。
  9. コンピュータを、
    物体の分光放射輝度である物体分光放射輝度と複数の異なる観察者の各々の等色関数とから、物体の色である物体色の三刺激値である物体三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応させて、異なる等色関数毎にそれぞれ算出する物体三刺激値算出手段、
    前記観察者の各々の前記物体三刺激値の前記物体色と等色する表示装置における表示色の分光放射輝度である表示装置等色分光放射輝度を算出する表示装置等色分光放射輝度算出手段、
    前記等色関数毎の前記観察者の各々の前記表示装置等色分光放射輝度から、CIE(国際照明委員会)が定めた等色関数によりそれぞれCIE三刺激値を、前記観察者毎に複数の前記物体色の各々に対応して求めるCIE三刺激値算出手段、
    前記CIE三刺激値の各々に基づき、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色間の色差の各々を求める色差算出手段、
    前記表示装置に表示される前記表示色が前記観察者の各々に対して同様に知覚されるか否かを評価する評価値を、前記観察者の間における複数の前記物体色に対応する前記表示色の間の前記色差のそれぞれを用いて求め、前記評価値と閾値を比較することにより前記表示装置が前記観察者の各々に前記表示色を観察させる装置に適合するか否かを判定する適合判定手段
    として動作させるためのプログラム。
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