JP2009154690A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に追突が発生した場合であっても、シートベルトに着座した乗員の拘束性能を低下させることがない車両用シートを提供することである。
【解決手段】少なくとも底面12と壁面14とから成る縦断面略L字部を有するロアアーム10が、インナ側とアウタ側に向かい合うように設けられ、この向かい合う両壁面14の後部側に対して橋渡す格好となるようにロッド60が接合されている車両用シートであって、インナ側のロアアーム10には、略L字状の補強部材70が設けられており、その一方側はロッド60の外周面に接合され、その他方側はロアアーム10の底面12に接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関し、詳しくは、少なくとも底面と壁面とから成る縦断面略L字部を有するロアアームが、インナ側とアウタ側に向かい合うように設けられ、この向かい合う両壁面の後部側に対して橋渡す格好となるようにロッドが接合されている車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、例えば、図4に示される車両用シート(自動車の運転席)が既に知られている。この車両用シートでは、そのクッションフレーム(シートクッション側のフレーム)101は、インナ側とアウタ側(図4において、左側と右側)に向かい合うように設けられた左右1対のロアアーム110、110から主として構成されている。そして、両ロアアーム110のうち、インナ側(図4において、左側)のロアアーム110には、シートベルトのタングプレート(いずれも図示しない)と係合するバックル150のブラケット152が組み付けられている。このシートベルトによって、シートクッションに着座した乗員を拘束した状態に保持することができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−122825号公報
しかしながら、上述した従来技術では、車両に追突が発生すると、乗員に生じている慣性力によってシートベルトに引張力が作用するため、バックル150のブラケット152が略上方に向けて引っ張られる格好となっている。このとき、シートベルトに過大な引張力が作用すると、図5に示すように、両ロアアーム110が右上方向へ移動する格好となるように変形(図5において、両ロアアーム110が実線に示す状態から、同想像線に示す状態へと変形)してしまうことがあり、結果としてシートベルトに着座した乗員の拘束性能が低下してしまうといった問題が発生していた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、車両に追突が発生した場合であっても、シートベルトに着座した乗員の拘束性能を低下させることがない車両用シートを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、少なくとも底面と壁面とから成る縦断面略L字部を有するロアアームが、インナ側とアウタ側に向かい合うように設けられ、この向かい合う両壁面の後部側に対して橋渡す格好となるようにロッドが接合されている車両用シートであって、インナ側のロアアームには、略L字状の補強部材が設けられており、その一方側はロッドの外周面に接合され、その他方側はロアアームの底面に接合されていることを特徴とする。
この構成によれば、補強部材が設けられているため、例えば、車両用シートが自動車の運転席である場合、車両に追突が発生してシートベルトに過大な引張力が作用した場合であっても、両ロアアームが右上方向へ移動する格好となるように変形することがない。そのため、車両に追突が発生した場合であっても、シートベルトに着座した乗員の拘束性能を低下させることはない。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートであって、ロアアームは、ロアレールとアッパレールとから成るスライド機構を介して車両フレームに対し前後方向にスライド移動可能となっており、補強部材の接合箇所のうち、ロアアームの底面側の接合箇所は、ロアアームの底面とアッパレールとを接合させているボルトによって接合されていることを特徴とする。
この構成によれば、補強部材の接合箇所のうち、ロアアームの底面側の接合箇所は、ロアアームの底面とアッパレールとを接合させているボルトを流用して接合されている。そのため、補強部材を接合させるときの部品点数の削減を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜3を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係る車両用シートの骨格を部分的に示した斜視図であり、車両の後方から見た状態を示している。図2は、図1の一方側(インナ側)の骨格の分解斜視図である。図3は、図1の背面図である。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、これら各図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シートに着座した乗員を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
はじめに、図1〜2を参照して、本発明の実施例に係る車両用シートの骨格の構成について説明する。この車両用シートの例として、例えば、自動車内に配置されている運転席を例に説明することとする。この車両用シートの骨格は、乗員の着座部となるクッションフレーム1と、このクッションフレーム1に対して傾動可能に構成され乗員の背凭れ部となるバックフレーム(図示しない)とから構成されている。
このクッションフレーム1とバックフレームのうち、クッションフレーム1について詳述すると、クッションフレーム1は、インナ側とアウタ側(図1において、左側と右側)に設けられたの左右1対のロアアーム10、10から主として構成されている。両ロアアーム10は、鉄鋼材より成る1枚の平板部材を折り曲げていくことによって、図1に示されるような形状にそれぞれ成形されている。
このとき、折り曲げによってロアアーム10の周縁にはフランジが形成されている。そして、このフランジのうちロアアーム10の壁面14に対して下部に位置するフランジが、ロアアーム10の底面12となっている。この底面12と壁面14とによって、ロアアーム10は、少なくとも縦断面略L字部を有する格好となっている。
両ロアアーム10のうち、インナ側のロアアーム10には、シートベルトのタングプレート(いずれも図示しない)と係合するバックル50のブラケット52がボルトB1とナットN1によって組み付けられている。このシートベルトによって、シートクッションに着座した乗員を拘束した状態に保持することができる。
また、両ロアアーム10は、左右1対からなるアッパレール20、20と同ロアレール30、30から構成される公知のスライド機構Sを介して車両フレームFに対し前後方向にスライド移動可能となっている。このとき、ロアアーム10の底面12は、複数(例えば、2個)のボルトB2とナットN2によってアッパレール20の上面22と締結されている。一方、ロアレール30は、その前後がレッグ40によって車両フロアFと締結されている。
また、両ロアアーム10の後部側には、これら向かい合う両壁面14に対して橋渡す格好となるように、例えば、パイプから成るロッド60が溶接によって接合されている。また、インナ側のロアアーム10には、略L字状の補強部材70が設けられており、その一方側はロッド60の外周面に溶接によって接合され、その他方側はロアアーム10の底面12に接合されている。このとき、補強部材70の接合箇所のうち、ロアアーム10の底面12側の接合箇所は、ロアアーム10の底面12とアッパレールとを接合させている既に説明したボルトB2を流用して接合されている(図3参照)。
本発明の実施例に係る車両用シートは、上述したように構成されている。この構成によれば、補強部材70が設けられているため、車両に追突が発生してシートベルトに過大な引張力が作用した場合であっても、図5に示したように、両ロアアーム110が右上方向へ移動する格好となるように変形することがない。そのため、車両に追突が発生した場合であっても、シートベルトに着座した乗員の拘束性能を低下させることはない。
また、この構成によれば、補強部材70の接合箇所のうち、ロアアーム10の底面12側の接合箇所は、ロアアーム10の底面12とアッパレール20とを接合させているボルトB2を流用して接合されている。そのため、補強部材70を接合させるときの部品点数の削減を図ることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、車両用シートの例として、自動車内に配置されている運転席である場合を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、自動車内に配置されている座席であれば、どの座席でも構わない。
図1は、本発明の実施例に係る車両用シートの骨格を部分的に示した斜視図であり、車両の後方から見た状態を示している。 図2は、図1の一方側(インナ側)の骨格の分解斜視図である。 図3は、図1の背面図である。 図4は、従来技術に係る車両用シートの骨格を部分的に示した斜視図であり、後方から見た状態を示している。 図5は、図4の背面図であり、従来技術の問題点を示す図である。
符号の説明
10 ロアアーム
12 底面
14 壁面
20 アッパレール
30 ロアレール
60 ロッド
70 補強部材
S スライド機構
F 車両フロア
B2 ボルト


Claims (2)

  1. 少なくとも底面と壁面とから成る縦断面略L字部を有するロアアームが、インナ側とアウタ側に向かい合うように設けられ、この向かい合う両壁面の後部側に対して橋渡す格好となるようにロッドが接合されている車両用シートであって、
    インナ側のロアアームには、略L字状の補強部材が設けられており、その一方側はロッドの外周面に接合され、その他方側はロアアームの底面に接合されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    ロアアームは、ロアレールとアッパレールとから成るスライド機構を介して車両フレームに対し前後方向にスライド移動可能となっており、
    補強部材の接合箇所のうち、ロアアームの底面側の接合箇所は、ロアアームの底面とアッパレールとを接合させているボルトによって接合されていることを特徴とする車両用シート。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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