JP5157425B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関し、詳しくは、スライド機構を介して車両フレームに対し前後方向にスライド移動可能となっている車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、例えば、図4に示される車両用シートが既に知られている。この車両用シートでは、そのクッションフレーム(シートクッション側のフレーム)110は、インナ側とアウタ側(図4において、左側と右側)に設けられたの左右1対のロアアーム112、114から主として構成されている。これら両ロアアーム112、114は、左右1対から成るロアレール132、134と同アッパレール136、138から構成されるスライド機構130を介して車両フレームfに対し前後方向にスライド移動可能となっている。このとき、クッションフレーム110が、車両フレームfから突出したタイヤハウス(図示しない)等に干渉することを防止するために、スライド機構130における両スライド位置のうち、インナ側のスライド位置がアウタ側のスライド位置より高くなるように設定されている。なお、車両に前突が発生した場合であっても、車両用シートが横倒れすることを防止するために、左右のロアアーム112、114には、補強部材としての略逆U字状のリインフォース150が橋渡す格好で組み付けられている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−104107号公報
しかしながら、上述した従来技術では、リインフォース150の組み付け作業はネジ留めによる作業であるため部品点数の増加となり、これに伴ってコストの上昇に繋がっていた。また、インナ側のスライド位置がアウタ側のスライド位置より高くなるように設定されているため、車両に前突が発生すると、車両用シートが横倒れし易くなるといった問題が発生していた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、部品点数を少なくすることでコストの上昇を抑制すると共に、車両に前突が発生したときの安全性を向上させることができる車両用シートを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、インナ側とアウタ側の左右1対のロアアームがスライド機構を介して車両フレームに対し前後方向にスライド移動可能となっており、スライド機構におけるインナ側とアウタ側の両スライド位置のうち、インナ側のスライド位置がアウタ側のスライド位置より高く設定されている車両用シートであって、両ロアアームの前部側には、これら向かい合う両壁面に対して橋渡す格好となるようにロッドが溶接によって接合されており、アウタ側のロアアームの壁面には、ロッドの接合箇所における接線方向のうち、このロアアームの断面の強度が最弱となる方向に対して交わるように、ビード部が形成されており、ロアアームの前後方向の中間の下部には凹部が形成されており、ロッドの下縁およびビード部の上縁は、凹部の上縁より上側にそれぞれ形成されており、ビード部は、ロッドの下縁側の接線のうち、凹部の上縁の領域に延びる接線に対して交わるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、従来技術で説明した車両用シートと比較すると、ネジ留めによる作業が不要となるため、部品点数を少なくすることができ、これに伴ってコストの上昇を抑制することができる。また、この構成によれば、従来技術で説明した車両用シートと比較すると、アウタ側のロアアームにはビードが形成されているため、ロアアームの強度を向上させることができる。そのため、車両に前突が発生したときに、車両用シートを横倒れし難い状態にすることができる。したがって、車両に前突が発生したときの安全性を向上させることができる。



また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートであって、ビード部は、プレス成形によって形成されていることを特徴とする。この構成によれば、ビード部はプレス成形によって形成されるため、ビード部を簡便に形成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜3を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係る車両用シートの骨格を部分的に示した斜視図である。図2は、図1のA−A線断面図である。図3は、図1のアウタ側のロアアームの側面図である。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、これら各図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シートに着座した乗員を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
はじめに、図1を参照して、本発明の実施例に係る車両用シートの骨格の構成について説明する。この車両用シートの例として、例えば、自動車内に配置されている運転席を例に説明することとする。この車両用シートの骨格は、乗員の着座部となるクッションフレーム10と、このクッションフレーム10に対して傾動可能に構成され乗員の背凭れ部となるバックフレーム(図示しない)とから構成されている。
このクッションフレーム10とバックフレームのうち、クッションフレーム10について詳述すると、クッションフレーム10は、インナ側とアウタ側(図1において、左側と右側)に設けられたの左右1対のロアアーム12、14から主として構成されている。これら両ロアアーム12、14は、左右1対からなるロアレール32、34と同アッパレール36、38から構成されるスライド機構30を介して車両フレームFに対し前後方向にスライド移動可能となっている。
このとき、クッションフレーム10が、車両フレームFから突出したタイヤハウス(図示しない)等に干渉することを防止するために、スライド機構30における両スライド位置のうち、インナ側のスライド位置がアウタ側のスライド位置より高くなるように設定されている(図2参照)。
図1に戻って、両ロアアーム12、14の前部側には、これら向かい合う両壁面に対して橋渡す格好となるように断面円状のパイプから成るロッド16が溶接によって接合されている。そして、アウタ側のロアアーム14の壁面には、ロッド16の接合箇所における接線方向のうち、ロアアーム14の断面の強度が最弱となる方向(図3において、直線Cの方向)に対して交わるようにビード部14aが形成されている。
すなわち、本実施例のように、ロッド16が断面円状の場合には、多くの接線が存在する格好となる。そのため、この多くの接線の中から、ロアアーム14の断面強度が最も弱い強度となる接線(図3において、直線C)を算出し、その算出した接線と交わるようにロアアーム14の壁面にビード部14aを形成している。
このビード部14aは、ロアアーム14を成形するときに、プレス成形によって形成されている。また、ビード部14aの上下方向の距離(図3において、距離L)は、ロアアーム14の大きさによって適宜に決定されるものである。
本発明の実施例に係る車両用シートは、上述したように構成されている。この構成によれば、従来技術で説明した車両用シートと比較すると、ネジ留めによる作業が不要となるため、部品点数を少なくすることができ、これに伴ってコストの上昇を抑制することができる。
また、この構成によれば、従来技術で説明した車両用シートと比較すると、アウタ側のロアアーム14にはビード14aが形成されているため、ロアアーム14の強度を向上させることができる。そのため、車両に前突が発生したときに、車両用シートを横倒れし難い状態にすることができる。したがって、車両に前突が発生したときの安全性を向上させることができる。
また、この構成によれば、ビード部14aはプレス成形によって形成されるため、ビード部14aを簡便に形成することができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、車両用シートの例として、自動車内に配置されている運転席である場合を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、自動車内に配置されている座席であれば、どの座席でも構わない。
図1は、本発明の実施例に係る車両用シートの骨格を部分的に示した斜視図である。 図2は、図1のA−A線断面図である。 図3は、図1のアウタ側のロアアームの側面図である。 図4は、従来技術に係る車両用シートの骨格を部分的に示した斜視図である。
符号の説明
12 ロアアーム
14 ロアアーム
14a ビード部
16 ロッド
30 スライド機構
F 車両フレーム


Claims (2)

  1. インナ側とアウタ側の左右1対のロアアームがスライド機構を介して車両フレームに対し前後方向にスライド移動可能となっており、スライド機構におけるインナ側とアウタ側の両スライド位置のうち、インナ側のスライド位置がアウタ側のスライド位置より高く設定されている車両用シートであって、
    両ロアアームの前部側には、これら向かい合う両壁面に対して橋渡す格好となるようにロッドが溶接によって接合されており、
    アウタ側のロアアームの壁面には、ロッドの接合箇所における接線方向のうち、このロアアームの断面の強度が最弱となる方向に対して交わるように、ビード部が形成されており、
    ロアアームの前後方向の中間の下部には凹部が形成されており、
    ロッドの下縁およびビード部の上縁は、凹部の上縁より上側にそれぞれ形成されており、
    ビード部は、ロッドの下縁側の接線のうち、凹部の上縁の領域に延びる接線に対して交わるように形成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    ビード部は、プレス成形によって形成されていることを特徴とする車両用シート。


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