JP2008247183A - ヘッドレスト支持構造及び車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】従来と比較して効率良く後突時のエネルギーを吸収する。
【解決手段】車両用シート1のヘッドレスト支持構造4は、シートバック2と、乗員の頭部を支持する頭部支持部5及び当該頭部支持部5から下方に垂下するヘッドレストピラー6を有するヘッドレスト3と、シートバック2とヘッドレストピラー6とを連結するとともに、頭部支持部5に対して後向きに所定の大きさ以上の荷重が加えられたときに塑性変形することにより、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつヘッドレストピラー6を後方に傾斜させるリンク14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、後突時に乗員の頭部及び頸部を保護するヘッドレスト支持構造及び車両用シートに関する。
従来、自動車が後退する途中で衝突したり、後部に追突されたりする等、いわゆる後突等が発生する際には、着座している乗員の頭部が慣性移動によって急激に後傾し、頸部が衝撃を受けるおそれがある。
そのため近年、自動車などの車両用シートには、後突時の衝撃から乗員の頭部や頚部を安全に保護するための様々な技術が適用されている。このような技術の1つとして、後突時の乗員への衝撃を緩和する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−211402号公報
しかしながら、衝撃を緩和する効率は高ければ高いほど好ましいため、自動車ユーザからは、より効率良く後突時のエネルギーを吸収し、衝撃を緩和することが望まれている。
本発明の課題は、従来と比較して効率良く後突時のエネルギーを吸収することができるヘッドレスト支持構造及び車両用シートを提供することである。
請求項1記載の発明は、車両用シートにおけるヘッドレスト支持構造において、
シートバックと、
乗員の頭部を支持する頭部支持部及び当該頭部支持部から下方に垂下するヘッドレストピラーを有するヘッドレストと、
前記シートバックと前記ヘッドレストピラーとを連結するとともに、前記頭部支持部に対して後向きに所定の大きさ以上の荷重が加えられたときに塑性変形することにより、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつ前記ヘッドレストピラーを後方に傾斜させる緩衝連結部材と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のヘッドレスト支持構造において、
前記緩衝連結部材は、
前記シートバック及び前記ヘッドレストピラーに対する連結箇所の中途部で湾曲した形状を有し、前記頭部支持部に対して後向きに前記所定の大きさ以上の荷重が加えられたときに伸張することにより、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつ前記ヘッドレストピラーを後方に傾斜させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のヘッドレスト支持構造において、
前記緩衝連結部材は、馬蹄形状を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載のヘッドレスト支持構造において、
前記緩衝連結部材は、
前記中途部で厚みの小さくなる板状部材であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造において、
前記緩衝連結部材は、
前記中途部の少なくとも2箇所で互いに逆方向に捻られた板状部材であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2〜5の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造において、
前記緩衝連結部材は、
前記中途部に孔部を有する板状部材であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項2〜6の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造において、
前記緩衝連結部材は、
前記中途部にノッチを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のヘッドレスト支持構造において、
前記ノッチは、前記緩衝連結部材の外周部に設けられていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、車両用シートであって、
請求項1〜8の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造と、
シート座部と、
を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シートバックとヘッドレストピラーとを緩衝連結部材が連結し、頭部支持部に対して後向きに所定の大きさ以上の荷重が加えられたときに塑性変形して当該荷重によるエネルギーを吸収しつつヘッドレストピラーを後方に傾斜させるので、車両の後突などによって乗員から頭部支持部に対して所定の大きさ以上の荷重が加えられたときに、そのエネルギーが吸収されつつヘッドレストが全体として後方に傾斜する。従って、従来の場合と比較して、効率良く後突時のエネルギーを吸収し、衝撃を緩和することができる。よって、乗員の頸部への衝撃を低減し、より安全に乗員を保護することができる。
請求項2〜9記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る車両用シートの実施の形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明に係る車両用シート1の概略構成を示した斜視図である。
この図に示すように、車両用シート1は、車両(図示せず)のフロアに対して連結されたベースフレーム11上にシート座部10を備えている。
シート座部10は、平面視略矩形状の枠体であり、クッション等(図示せず)によって覆われて乗員の臀部を下方から支持するようになっている。
シート座部10の後端部には、リクライニング機構部12を介してシートバック2が連結されている。
リクライニング機構部12は、シート座部10に固定され、乗員の操作に基づいてシートバック2を後方へ傾斜させるようになっている。なお、このリクライニング機構部12には、シートバック2の角度調整を行うためのハンドル(図示せず)が設けられている。このようなリクライニング機構部12としては、例えば特開平10−276850号公報や、特開平8−253063号公報、WO2004/017797A1号公報に開示のものなど、従来より公知のものを用いることができる。
シートバック2は、クッション等(図示せず)によって覆われ乗員の背中を後方から支持するものであり、本実施の形態においては正面視略矩形状の枠体となっている。より詳細には、シートバック2は、左右方向に離間して配設され上下方向に延在する2本のサイドフレーム30と、左右方向に延在して2本のサイドフレーム30の上端部同士,下端部同士を連結する上部フレーム31,下部フレーム32とを有している。
このうち、サイドフレーム30は、図2に示すように、平面視略コ字状の部材であり、シートバック2の側面を形成する側板52と、当該側板52の前後縁から内側に屈曲したフランジ部53とを有している。
また、上部フレーム31は、図3に示すように、平面視略コ字状の部材であり、シートバック2の後面を形成する後板部34と、後板部34の両端から前方に突出して設けられた側板部33とを有している。ここで、側板部33は、サイドフレーム30の側板52と一部が重なるように配設され、この重なり部分においてサイドフレーム30に接合固定されている。また、後板部34には、図4,図5に示すように、前方に突出するようにウェルドボルト40が溶接固定されている。
シートバック2の上部には、図1,図3に示すように、ヘッドレスト3が配設されている。
ヘッドレスト3は、正面視略コ字状の枠体であり、クッション等(図示せず)により覆われて乗員の頭部を後方から支持する頭部支持部5と、頭部支持部5から垂下する2本のヘッドレストピラー6とを有している。
このヘッドレスト3は、本発明に係るヘッドレスト支持構造4によって支持されている。
ヘッドレスト支持構造4は、上部フレーム31の前方に配設されたアッパーパイプ8と、アッパーパイプ8及びシートバック2を連結したアクティブヘッド機構Aとを備えている。
このうち、アッパーパイプ8は、左右方向に延在する部材であり、ヘッドレストピラー6を支持するヘッドレストガイド7を中途部に2つ有している。各ヘッドレストガイド7は、上下方向にヘッドレストピラー6を挿通させており、当該ヘッドレストピラー6の上下動をガイドするようになっている。
一方、アクティブヘッド機構Aは、車両の後突時にシートバック2に対してヘッドレスト3を前方に移動させることで頭部を積極的に支持するものであり、図1〜図5に示すように、シートバック2におけるサイドフレーム30の上端部に固定されたベースブラケット16を備えている。
ベースブラケット16は、図3,図4に示すように、平面視L字状の部材であり、シートバック2における上部フレーム31の側板部33に対向する側板部35と、側板部35の後端部から屈曲して上部フレーム31の後板部34に対向する後板部36とを有している。このうち、側板部35は側板部33に対してボルト37及びナット39(図4参照)によって固定されており、後板部36は後板部34に対して上述のウェルドボルト40及びナット42によって固定されている。なお、本実施の形態におけるボルト37は、上下方向において後述の軸17,19の中間に位置している。
ベースブラケット16の側板部35の内側には、図3〜図5に示すように、リンクブラケット13が配設されている。
リンクブラケット13は、上下方向に延在する板状の部材であり、上端部においてアッパーパイプ8に固定されている。
図3〜図6に示すように、以上のリンクブラケット13及びベースブラケット16はリンク14,18によって連結されており、これらリンク14,18はベースブラケット16に対してリンクブラケット13を前後に揺動させるようになっている。換言すると、リンク14,18は、リンクブラケット13、アッパーパイプ8及びベースブラケット16を介してヘッドレストピラー6とシートバック2とを連結した状態となっており、シートバック2に対してヘッドレスト3を前後に揺動させるようになっている。一方、図1,図4,図5に示すように、これらリンクブラケット13及びベースブラケット16には、バネ25の両端が係止されており、車両の後突時以外には、リンクブラケット13やヘッドレスト3を後側に位置させるように付勢している。
ここで、上記のリンク14,18のうち、リンク14は、図4,図7に示すように、リンク18の上方に配設されており、一端部(後側に位置する端部)においてリンクブラケット13の中間部に、他端部(前側に位置する端部)においてベースブラケット16の上端部に、それぞれ軸15,17を介して回動自在に固定されている。
このリンク14は、本発明における緩衝連結部材であり、図8(a)に示すように、リンクブラケット13及びベースブラケット16に対する各連結箇所の中途部で湾曲した馬蹄形状となっており、更に、当該湾曲部分で厚みの小さくなる板状となっている。これにより、リンク14は、図8(e)に示すように、所定の大きさ以上の引っ張り荷重(本実施の形態においては、1500N・m以上の荷重)を受けたときに、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつ塑性的に所定長さだけ伸張するようになっている。
一方、リンク18は、図4,図6〜図7に示すように、一端部(後側に位置する端部)においてリンクブラケット13の下端部に、中間部においてベースブラケット16の下端部に、それぞれ軸20,19を介して回動自在に固定されている。また、リンク18の他端部(前側に位置する端部)は、コネクティングリンク23に対して軸24により回動自在に固定されている。
コネクティングリンク23は、上下方向に延在する板状の部材であり、リンク18の他端部から垂下して設けられている。
このコネクティングリンク23の下端部には、図2,図6に示すように、略三角形状のリンク46の第1の角部(前方上側に位置する角部)が軸50を介して回動自在に固定されている。
このリンク46は、第2の角部(後方上側に位置する角部)においてブラケット48に、第3の角部(後方下側に位置する角部)において後述の後突感知体45の端部に、それぞれ軸49,51を介して回動自在に固定されている。
ブラケット48は、平板状の部材であり、図2に示すように、サイドフレーム30の側板52の下部に固定されている。なお、ブラケット48の周縁部は、サイドフレーム30のフランジ部53に当接した状態、或いは可及的に近接した状態となっている。
また、図1,図6に示すように、アクティブヘッド機構Aは、シートバック2の中央部に配設された板状支持体60を備えている。
板状支持体60は、乗員の上半身を後方から支持するとともに、車両の後突時に乗員から押圧されて後方に移動する板状部材であり、ワイヤスプリング62を介してシートバック2に前後移動自在に取り付けられている。
なお、本実施の形態においては、板状支持体60は、乗員を支持し得る所定の強度を有するようポリプロピレン等の合成樹脂によって形成されており、乗員からの後方荷重(体重の場合も含む)を受けたときに、ある程度弾性変形しながら乗員を支持するようになっている。また、ワイヤスプリング62は、所定の弾性を有しており、板状支持体60に荷重が加わったときに、ある程度伸長して当該板状支持体60を後方に移動させるようになっている。このようなワイヤスプリング62としては、ジグザグスプリングやフォームドワイヤスプリング等を用いることができる。
板状支持体60の後面には、板状支持体60の後方移動を検知してアクティブヘッド機構Aを動作させる後突感知体45が配設されている。
この後突感知体45は、平面視コ字状の板状部材であり、図1,図2,図6に示すように、前方に突出する両端部においてリンク46の前記第3の角部(後方下側に位置する角部)に対し、軸51を介して連結されている。なお、本実施の形態においては、図2に示すように、後突感知体45は係合部45Aを、リンク46はストッパ46Aをそれぞれ有しており、係合部45Aとストッパ46Aとが互いに係合することにより、後突感知体45とリンク46との位置関係が維持され、後突感知体45からリンク46に対するエネルギー伝達が確実に行われるようになっている。
なお、以上説明した車両用シート1において、リンク14以外の構成要素としては、例えば特開2007−22173号公報に開示のものなど、公知のものを用いることができる。
続いて、車両後突時における車両用シート1の動作について説明する。
まず、図9(a)に示す状態から車両が後突し、慣性によって乗員が後方に移動すると、図9(b)に示すように、板状支持体60に押圧されて後突感知体45が後方に移動する(図中の矢印I参照)。
また、後突感知体45が後方に移動すると、当該後突感知体45に固定された軸51が後方に移動する結果、リンク46が軸49を中心として後方に回動し、軸50を介してコネクティングリンク23を下方に牽引する(図中の矢印II,III参照)。
また、コネクティングリンク23が下方に移動すると、当該コネクティングリンク23に固定された軸24が下方に移動する結果、リンク18が軸19を中心として前方に回動し、軸20を介してリンクブラケット13の下部を上方に押し上げる(図中の矢印IV参照)。
また、リンクブラケット13の下部が上方に移動すると、当該リンクブラケット13に固定された軸15が上方に移動する結果、リンク14が軸17を中心として前方に回動し、リンクブラケット13の上部を前方、本実施形態においては前方上側に押し出す(図中の矢印V参照)。
また、リンクブラケット13の上部が前方に移動すると、当該リンクブラケット13の上部に固定されたアッパーパイプ8を介してヘッドレスト3が前方に搖動し、乗員の頭部を支持する。
一方、車両の後突により乗員の頭部が後方に移動したり、上述のようにヘッドレスト3が前方に移動したりすることによって乗員の頭部からヘッドレスト3の頭部支持部5に対して後向きに1500N・m以上のモーメント荷重が加えられると、この加重は頭部支持部5からヘッドレストピラー6、アッパーパイプ8、リンクブラケット13、リンク14の順に伝わる。
このとき、図10に示すように、リンク14が伸張するよう塑性変形することにより、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつ、リンクブラケット13及びアッパーパイプ8を介してヘッドレストピラー6を後方に5〜20°傾斜させる(図中の矢印VI参照)。これにより、車両の後突などによって乗員からシートバック2に対して1500N・m以上の荷重が加えられたときに、その衝撃エネルギーを吸収しつつヘッドレスト3が全体として後方に傾斜し、乗員の頸部への衝撃が低減される。
以上の車両用シート1によれば、車両の後突などによって乗員から頭部支持部5に対して1500N・m以上の荷重が加えられたときに、その衝撃エネルギーを吸収しつつヘッドレスト3が全体として後方に傾斜するので、従来の場合と比較して、効率良く後突時の衝撃エネルギーを吸収し、衝撃を緩和することができる。よって、乗員の頸部への衝撃を低減し、より安全に乗員を保護することができる。
また、シートバック2の傾斜角が5〜20°であるので、後部座席の乗員を安全に保護することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、リンク14を湾曲部分で厚みの小さくなる馬蹄形状の板状部材として説明したが、図8(b)〜(d)に示すように、中途部で外周部にノッチ14aを有する馬蹄形状の板状部材としても良いし、中途部に複数の孔部14bを有する馬蹄形状の板状部材としても良いし、中途部の少なくとも2箇所で互いに逆方向に捻られることによって馬蹄形状に形成された板状部材としても良い。これらの場合であっても、リンク14は所定の大きさ以上の引っ張り荷重を受けたときに、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつ塑性的に伸張するので、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明に係る車両用シートの概略構成を示す斜視図である。 シートバックとアクティブヘッド機構との連結状態を示す分解斜視図である。 本発明に係るヘッドレスト支持構造の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明に係るヘッドレスト支持構造の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明に係るヘッドレスト支持構造の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明に係るヘッドレスト支持構造の概略構成を示す側面図である。 本発明に係るヘッドレスト支持構造の概略構成を示す側面図である。 本発明における緩衝連結部材としてのリンクを示す斜視図または側面図である。 後突前後での車両用シートの状態を概念的に示す側面図である。 後突後の車両用シートの状態を概念的に示す側面図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートバック
3 ヘッドレスト
4 ヘッドレスト支持構造
5 頭部支持部
6 ヘッドレストピラー
10 シート座部
14 リンク(緩衝連結部材)
14a ノッチ
14b 孔部

Claims (9)

  1. 車両用シートにおけるヘッドレスト支持構造において、
    シートバックと、
    乗員の頭部を支持する頭部支持部及び当該頭部支持部から下方に垂下するヘッドレストピラーを有するヘッドレストと、
    前記シートバックと前記ヘッドレストピラーとを連結するとともに、前記頭部支持部に対して後向きに所定の大きさ以上の荷重が加えられたときに塑性変形することにより、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつ前記ヘッドレストピラーを後方に傾斜させる緩衝連結部材と、
    を備えることを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  2. 請求項1記載のヘッドレスト支持構造において、
    前記緩衝連結部材は、
    前記シートバック及び前記ヘッドレストピラーに対する連結箇所の中途部で湾曲した形状を有し、前記頭部支持部に対して後向きに前記所定の大きさ以上の荷重が加えられたときに伸張することにより、当該荷重によるエネルギーを吸収しつつ前記ヘッドレストピラーを後方に傾斜させることを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  3. 請求項2記載のヘッドレスト支持構造において、
    前記緩衝連結部材は、馬蹄形状を有することを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  4. 請求項2または3記載のヘッドレスト支持構造において、
    前記緩衝連結部材は、
    前記中途部で厚みの小さくなる板状部材であることを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  5. 請求項2〜4の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造において、
    前記緩衝連結部材は、
    前記中途部の少なくとも2箇所で互いに逆方向に捻られた板状部材であることを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  6. 請求項2〜5の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造において、
    前記緩衝連結部材は、
    前記中途部に孔部を有する板状部材であることを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  7. 請求項2〜6の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造において、
    前記緩衝連結部材は、
    前記中途部にノッチを有することを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  8. 請求項7記載のヘッドレスト支持構造において、
    前記ノッチは、前記緩衝連結部材の外周部に設けられていることを特徴とするヘッドレスト支持構造。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造と、
    シート座部と、
    を備えることを特徴とする車両用シート。
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