JP2007022173A - 車両用シートおよび車両用シート組立方法 - Google Patents

車両用シートおよび車両用シート組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 着座フィーリングの低下、ヘッドレストの移動量の不足、背凭フレームの剛性の不足、重量増加。
【構成】 ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付け、前記背凭フレーム9には後突時の着座者の腰部付近の後方移動を感知する後突感知体45を設け、後突感知体45とアクティブヘッド機構Aとをリンク機構Lを介して連結し、前記アクティブヘッド機構Aは、ヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成し、該上側リンク12はブラケット16を介して背凭フレーム9の一枚板状の上部フレーム31に取付けた車両用シート。
【選択図】 図3

Description

本発明は、後方からの衝突を受けて慣性により着座者が後方移動する所謂「後突」のときに、前方移動して頭部を支持するヘッドレストを設けた車両用シートおよび車両用シート組立方法に係るものである。
従来、背凭シートの上部に設けたヘッドレストが、着座者の背中後方に位置する背凭シート内の可動フレームの後方回動により前方回動して着座者の頭部を支持する構成は公知である(例えば、特許文献1)。
特開平10−119619号公報
前記公知例は、背凭シートの背凭フレームの内の上側部分を一部上下に分割し、分割した上部フレームを下部フレームに対して横軸中心に前方回動させ、これにより、ヘッドレストを前方移動させて着座者の頭部を支持するように構成しているため、背凭フレームの剛性が低く、全体の強度を確保するために、重量が嵩むという課題がある。
また、上部フレームには着座者の背部後方に位置する後突検知体を取付け、後突検知体が後突時の慣性により着座者に押されて後側に移動することで、梃の原理でヘッドレストの前方移動に変換するように構成しているから、この点でも、上部フレームの取付部分に荷重が集中するという課題がある。
本願は、ヘッドレストを前方移動させるアクティブヘッド機構の構成および取付を工夫して、背凭フレームの剛性を確保しつつ軽量化を図り、また、シートの組立を容易にしたものである。
本発明は、ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付け、前記背凭フレーム9には後突時の着座者の腰部付近の後方移動を感知する後突感知体45を設け、後突感知体45とアクティブヘッド機構Aとをリンク機構Lを介して連結して後突感知体45の後方移動によりヘッドレスト3を前方移動させて着座者の頭部を支持するように構成し、前記アクティブヘッド機構Aは、ヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成し、該上側リンク12はブラケット16を介して背凭フレーム9の一枚板状の上部フレーム31に取付けた車両用シートとしたものである。
本発明は、ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付け、前記背凭フレーム9には後突時の着座者の腰部付近の後方移動を感知する後突感知体45を設け、後突感知体45とアクティブヘッド機構Aとをリンク機構Lを介して連結して後突感知体45の後方移動によりヘッドレスト3を前方移動させて着座者の頭部を支持するように構成し、前記アクティブヘッド機構Aはヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成し、該上側リンク12はブラケット16に取付け、ブラケット16は上部フレーム31にボルトにより固定した車両用シートとしたものである。
本発明は、ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付け、前記背凭フレーム9には後突時の着座者の腰部付近の後方移動を感知する後突感知体45を設け、後突感知体45とアクティブヘッド機構Aとをリンク機構Lを介して連結して後突感知体45の後方移動によりヘッドレスト3を前方移動させて着座者の頭部を支持するように構成し、前記背凭シート2の背凭フレーム9を、左右の側部フレーム30の上部を上部フレーム31により、前記側部フレーム30の下部を下部フレーム32により夫々連結して四角枠形状に形成し、前記上部フレーム31には前記後突感知体45の後突感知によりヘッドレスト3を前方移動させるアクティブヘッド機構Aを設け、該アクティブヘッド機構Aはヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成すると共に、ヘッドレスト取付杆8および上側リンク12は上部フレーム31の左右両側の側板部33の夫々内側であって前記後板部34の前側に配置した車両用シートとしたものである。
本発明は、前記上部フレーム31は左右両側の側板部33と後板部34により一枚板状に形成し、前記ブラケット16は、横板部35と後板部36とによりL型形状に形成し、後板部36は上部フレーム31の後板部34に当接させ、横板部35は上部フレーム31の側板部33に当接させ、ボルトにより固定した車両用シートとしたものである。
本発明は、前記上部フレーム31の側板部33には内側に凹む凹陥部43を形成し、凹陥部43の内側面にブラケット16の横板部35を当接させてボルト37により固定し、ボルト37のボルトヘッド37Aは凹陥部43内に位置させた車両用シートとしたものである。
本発明は、前記上部フレーム31の後板部34には予めウェルドボルト40を固定し、ブラケット16の後板部36をウェルドボルト40により固定した車両用シートとしたものである。
本発明は、ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付けるに当たり、前記アクティブヘッド機構Aはヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成し、背凭フレーム9の上部フレーム31の後板部34に予めウェルドボルト40を固定し、ブラケット16の横板部35には予めナット38を固定し、前記ウェルドボルト40にブラケット16の後板部36の挿通孔41を挿通し、ブラケット16の横板部35を上部フレーム31の側板部33の凹陥部43に当接させ、前記ウェルドボルト40にナット42を、前記ナット38にボルト37を夫々螺合させて固定した車両用シート組立方法としたものである。
請求項1の発明では、ヘッドレスト3を前方移動させるアクティブヘッド機構Aをブラケット16を介して上部フレーム31に取付けるので、上部フレーム31の支持剛性を向上させ、ブラケット16が背凭フレーム9の上部フレーム31を補強することで、背凭フレーム9全体の重量の軽量化が図れ、また、アクティブヘッド機構Aを装着しない背凭フレーム9と部品の共用化が可能となる。
請求項2の発明では、ブラケット16を上部フレーム31にボルトで固定するので、上部フレーム31の剛性を向上させるだけでなく、ブラケット16の取付を容易にしてアクティブヘッド機構Aを装着しない背凭フレーム9と部品の共用化が一層容易にできる。
請求項3の発明では、アクティブヘッド機構Aを上部フレーム31の側板部33と後板部34の包囲された空間内に配置でき、クッション材等の他の部材との干渉を避けることができ、アクティブヘッド機構Aの作動を確実にできる。
請求項4の発明では、上部フレーム31の剛性を向上させることができる。
請求項5の発明では、上部フレーム31の側板部33が外側に開く変形を防止でき、また、ボルト37を設けてもクッション材等の他の部材との干渉を避けることができ、合理的構成となる。
請求項6の発明では、上部フレーム31の側板部33と後板部34とをブラケット16が連結して、一層、上部フレーム31の剛性を向上させることができる。
請求項7の発明では、ブラケット16の取付を容易にできて、アクティブヘッド機構Aを装着しない背凭フレーム9と部品の共用化が一層容易にできる。
本発明の実施例を図面により説明すると、1は車両用シート、2は車両用シート1の背凭シート、3は背凭シート2の上部に設けたヘッドレストであり、ヘッドレスト3の構成は任意であり、少なくとも着座者の頭部を支持する頭部支持部5にピラー6を設けて構成している。
ヘッドレスト3のピラー6は、後方から衝撃を受けて慣性で着座者が後方へ移動したとき、ヘッドレスト3を背凭シート2に対して前方移動させて頭部を積極的に支持するアクティブヘッド機構Aを介して、背凭シート2に取付ける。
アクティブヘッド機構Aは、前記ピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2の背凭フレーム9に対して前方移動させる上側リンク12により構成する。
前記支持部材7はピラー6を所望高さに固定してヘッドレスト3の高さ調節自在にするものである。ピラー6と支持部材7の構成は公知であり、図示は省略するが、ピラー6に形成した係合凹部に支持部材7に設けた係合部材を係合させて保持すればよい。
ヘッドレスト取付杆8の左右両側には、上下に長い第一リンク杆13の上部を夫々に固定する。第一リンク杆13の上下中間部にはアーム14の先端を軸15により取付ける。アーム14の基部はブラケット16に軸17により回動自在に夫々取付ける。第一リンク杆13の下方のブラケット16には、第二リンク杆18の中間部を軸19により取付ける。第二リンク杆18の一端には第一リンク杆13の下部を軸20により回動自在に取付ける。
以上のように、前記上側リンク12は、第一リンク杆13とアーム14と第二リンク杆18により構成している。
前記第二リンク杆18の他端には、アクティブヘッド機構Aを作動させるエネルギーを伝達入力する伝動部材(ロッド)23の上部を軸24により連結する。
前記第一リンク杆13には、一端をブラケット16に係止したバネ25の他端を係止し、ヘッドレスト3が常時後側に位置するように上側リンク12を付勢する。
しかして、前記背凭フレーム9は、左右の側部フレーム30の上部を上部フレーム31により連結し、前記側部フレーム30の下部を下部フレーム32により連結して、四角枠形状に形成する。前記上部フレーム31は左右両側の側板部33と後板部34により一枚板状に形成し、後板部34には予めウェルドボルト40を前方に突出するように溶接固定する。
前記ブラケット16は、横板部35と後板部36とによりL型形状に形成する。後板部36には挿通孔41を形成し、挿通孔41は上部フレーム31の後板部34のウェルドボルト40に挿通させてナット42により固定する。
上部フレーム31の側板部33には内側に凹む凹陥部43を形成し、凹陥部43の内面にブラケット16の横板部35を当接させてボルト37により固定する。38は挿通孔、39はブラケット16に固定のナットである。
この場合、ブラケット16の挿通孔38は、軸17と軸19の上下中間に位置させると、ブラケット16に掛かる荷重を支持でき、好適である。
また、アクティブヘッド機構Aは、上部フレーム31の側板部33と後板部34およびブラケット16の横板部35により包囲された空間内に位置し、かつ、作動自在に構成する。
即ち、アクティブヘッド機構Aの上側リンク12は、ブラケット16を介して上部フレーム31に取付けることで、上部フレーム31の側板部33の側方に位置し、アクティブヘッド機構Aのヘッドレスト取付杆8は上部フレーム31の後板部34の前方に位置し、その結果、アクティブヘッド機構Aは剛性の確保された背凭フレーム9に対して作動してヘッドレスト3を前方移動させることになり、その際に生じる荷重を背凭フレーム9に確実に支持させることができる。
しかして、前記上部フレーム31の左右の側板部33は、前記側部フレーム30と一部が左右方向に重なるように形成し、側板部33と側部フレーム30との重なり部33Aで、側板部33と側部フレーム30との両者を接合固定する。
即ち、側板部33と側部フレーム30との重なり部33Aは、上部フレーム31の側板部33の下部と側部フレーム30の上部との間に形成し、該重なり部33Aにて溶接固定している。
この場合、側板部33は、前記ブラケット16の横板部35と略同じ面積に形成し、ブラケット16の横板部35を側板部33に固定できるように構成する。
しかして、背凭フレーム9には、後方から衝突された着座者の後方移動により後方移動する後突感知体45を設ける。後突感知体45は、その両側を前記背凭フレーム9に設けた下側リンク46の一端に連結し、下側リンク46の他端には前記伝動部材23の下部を連結し、着座者の後方移動により後突感知体45が後方移動すると、このエネルギーが下側リンク46と伝動部材23を介して上側リンク12に伝達され、上側リンク12はこれによりヘッドレスト3を前方移動させ、着座者の頭部を支持する。
前記下側リンク46のアーム47の基部は左右側部フレーム30に設けた下部ブラケット48に軸49により軸着し、アーム47の先端は伝動部材23の下部に軸50により軸着し、アーム47の先端後部には後突感知体45の左右側を夫々軸51により取付ける。
下部ブラケット48は平板形状に形成し、側部フレーム30の側板52に固定する。側部フレーム30は側板52の前後縁を内側に屈曲させてフランジ部53に形成し、前記下部ブラケット48の周縁はフランジ部53に当接または可及的に近接させて固定する。また、下部ブラケット48は、少なくとも、その上部を下側リンク46を取付ける軸49より上方に位置させ、その下部は前記下側リンク46の先端より下方に位置して、可及的に上下長さを短くするように構成すると、好適である。
45Aは後突感知体45に設けた係合部、46Aは下側リンク46に設けたストッパであり、係合部45Aがストッパ46Aに係合して後突感知体45を所定位置に位置させる。
しかして、前記下側リンク46はアーム47により形成し、該アーム47および前記上側リンク12の各部材は板状に形成し、夫々、前記背凭フレーム9の左右側部フレーム30に取付ける。
したがって、左右の左右側部フレーム30の間には、着座者の背と略平行な面状の前記後突感知体45が位置するだけであり、着座者に着座時の違和感あるいは不快感を与えない。
しかして、背凭シート2の背凭フレーム9には、板状支持材60を設ける。板状支持材60は着座者の上体(腰部を含む上半身)を支持するものである。板状支持材60は着座者の上体を「面」で支持して、着座姿勢を安定させ、ヘッドレスト3による頭部の支持を良好にさせる。
即ち、従来の上下に並設したジグザグバネ構成では、着座者の上体は荷重により後方移動する各ジグザグバネにより「線」で支持されるので、着座姿勢が安定せず、後突のとき前方移動するヘッドレスト3が頭部を支持しても、着座者の上体が後方移動してしまって、頭部と上体との位置関係がかえって不安定になるが、本願では、板状支持材60により着座者の上体全体を「面」で支持できて、前方移動するヘッドレスト3が頭部を支持しているときに、板状支持材60が着座者の上体を「面」で支持するので、頭部を含めた着座者の着座姿勢を極めて安定させる。
前記板状支持材60は、略四角形の一枚板状のプレート体61により形成し、プレート体61は、ポリプロピレン等の合成樹脂により、着座者を支持しうる所定の強度を有しつつ、着座者からの後方荷重(体重の場合も含む)を受けたときある程度弾性変形しながら荷重支持するように構成すると、所謂「当たり」と呼ばれる背当たり時の感触を柔軟にできて、好適である。
板状支持材60は、前記プレート体61をジグザグスプリングやフォームドワイヤスプリング等のワイヤスプリング62を介して背凭フレーム9に前後移動自在に取付けて構成し、板状支持材60は面状態を保持したまま前後して着座者を支持する。
この場合、前記ワイヤスプリング62は、所定の弾性を有しており、プレート体61に荷重が掛かったときに、プレート体61全体が面形状を保持したまま後方移動しうるように構成する。
また、プレート体61の後方に、後突感知体45を位置させる。
即ち、背凭フレーム9に板状支持材60を設けたことで、板状支持材60の上端から下端の何れかの部分の後方に後突感知体45を設ければ後突を感知できるようになる点、板状支持材60のプレート中間部分は後方移動量が大きく後突のとき後突感知体45を大きく移動させて確実に後突を感知できる点、また、後突感知体45を上方に設けると、その部分の板状支持材60を所定量後方移動させることになって、着座者の上体の支持が不足してしまう点等の理由から、プレート中間部分36の後方に後突感知体45を位置させる。
したがって、板状支持材60による着座者の支持と、後突感知体45による後突の感知の確実性とを両立させられる。
(実施例の作用)
背凭シート2の背凭フレーム9は、左右の側部フレーム30の上部を上部フレーム31により、側部フレーム30の下部を下部フレーム32により連結して、四角枠形状に形成し、背凭フレーム9の四角枠内に板状支持材60を設け、板状支持材60は略四角形の一枚板状に形成したプレート体61をワイヤスプリング62を介して背凭フレーム9に前後移動自在に取付けて構成しているから、板状支持材60は、形状を略保持したまま前後移動して着座者を支持する。
また、板状支持材60のプレート体61は略四角形の一枚板状に形成しているから、プレート体61の所定部分にのみ掛かる荷重も、プレート体61全体が後方に移動することで上下左右に荷重を分散させ、確実に支持する。
しかして、後方から衝撃を受けて慣性で着座者が後方へ移動すると、後突感知体45が後方移動し、後突感知体45の後方移動により下側リンク46が回動して伝動部材23を下方に牽引し、伝動部材23は第二リンク杆18の軸軸24を下方回動させ、第二リンク杆18は軸19を上方回動させて第一リンク杆13の下部を押し上げるように作用し、第一リンク杆13は軸15が押し上げられるときアーム14により軸17中心に円移動し、ヘッドレスト3は軸17中心に前方移動する。
したがって、ヘッドレスト3はアクティブヘッド機構Aの上側リンク12により前方回動して頭部を支持し、むち打ち症防止効果を奏する。
この場合、上側リンク12は、第一リンク杆13を第二リンク杆18およびアーム14により移動させるので、後突感知体45の移動量(伝動部材23の上下移動量)に対して、第一リンク杆13のヘッドレスト取付杆8の移動量を格段に大きくでき、しかも、ヘッドレスト取付杆8より上方にあるヘッドレスト3は更に前方移動量が増加し、移動量を十分に確保でき、着座者の頭部の支持を確実にする。
しかして、ヘッドレスト3は、後突されたときアクティブヘッド機構Aにより背凭シート2に対して前方移動して頭部を積極的に支持し、このアクティブヘッド機構Aは、ピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成しており、この上側リンク12はブラケット16を介して上部フレーム31に取付け、上部フレーム31の後板部34には予めウェルドボルト40を固定し、ブラケット16の横板部35は上部フレーム31の側板部33にボルト37により固定しているから、ブラケット16は、ボルト37とウェルドボルト40により、ブラケット16の横板部35と後板部36の二面が上部フレーム31に固定される。
したがって、アクティブヘッド機構Aに掛かる荷重はブラケット16および上部フレーム31により確実に支持される。
また、ブラケット16の横板部35は、上部フレーム31の側板部33の凹陥部43に当接させてボルト37により固定しているから、上部フレーム31の凹陥部43が補強リブのように作用し、アクティブヘッド機構Aに掛かる荷重を支持でき、背凭フレーム9の剛性を向上させる。
また、凹陥部43は内側に突出し、この凹部内にボルト37のボルトヘッドを格納できるので、クッション部材の取付け(装着)が容易であり、また、クッション部材の損傷も抑制する。
この場合、ブラケット16は、その後板部36の挿通孔41を上部フレーム31の後板部34のウェルドボルト40に挿通させてナット42により固定し、横板部35を上部フレーム31の側板部33の凹陥部43に当接させてボルト37により固定しているから、上部フレーム31は、挿通孔38、ウェルドボルト40を形成するだけで、アクティブヘッド機構Aを装着しない背凭フレーム9と共用化でき、コストを低くする。
特に、アクティブヘッド機構Aを装着しない背凭フレーム9の場合、上部フレーム31の板厚は薄く形成しているが、この薄い板厚でもブラケット16を介してアクティブヘッド機構Aを取付けているので剛性が確保でき、アクティブヘッド機構Aを装着しない背凭フレーム9と共用化するにあたり合理的な構成となる。
しかして、前記背凭フレーム9は、左右の側部フレーム30の上部を前記上部フレーム31により連結し、上部フレーム31は左右両側の側板部33と後板部34により一枚板状に形成し、アクティブヘッド機構Aは上部フレーム31の側板部33と後板部34およびブラケット16の横板部35により包囲された空間内に位置しているから、後突時の衝撃荷重を受けても上部フレーム31の左右両側の側板部33が外側に開く等の変形することがない。
即ち、ヘッドレスト3に対して斜め後方に荷重が掛かると、上部フレーム31の左右両側の側板部33が外側に開くように作用するが、これを防止する。
したがって、背凭フレーム9は、アクティブヘッド機構Aの作動前後によって形状が変化しないので、アクティブヘッド機構Aによりヘッドレスト3が頭部を支持するときも、背凭フレーム9自体の変形はなく、高い剛性により頭部は勿論のこと着座者の身体全体を良好に支持し、特に、頭部を含めて着座者の支持されているときの姿勢を良好に保持する。
しかして、上部フレーム31の左右の側板部33は、側部フレーム30と一部が左右方向に重なるように形成し、側板部33と側部フレーム30との重なり部33Aで、側板部33と側部フレーム30との両者を接合固定しているから、上部フレーム31の上部は、左右の側板部33と後板部34とが互いが互いの強度メンバーになるので、ねじれ荷重に対しての剛性を向上させる。
即ち、上部フレーム31と側部フレーム30との接合部には応力が集中するが、この接合部を、背凭フレーム9の上部より可及的に低くすることができ、その分、上部フレーム31に掛かる荷重を減少させる。
したがって、側板部33は、アクティブヘッド機構Aの上側リンク12を取付けるに当たって、荷重を強固に支持でき、合理的構成となる。
また、側板部33と側部フレーム30との重なり部33Aは、上部フレーム31の側板部33の下部と側部フレーム30の上部との間に形成し、該重なり部33Aにて溶接固定しているので、側部フレーム30部と、上部フレーム31および下部フレーム32との固定部分の間隔を短くし、側板部33と側部フレーム30との重なり部33A付近の剛性を向上させることができ、この点でも、ねじり荷重に対する剛性を向上させる。
また、側板部33は、前記ブラケット16の横板部35と略同じ面積に形成しているから、ブラケット16の横板部35は側板部33に固定できる。そのため、ブラケット16は側板部33に強固に固定でき、その結果、側板部33を含めた上部フレーム31の剛性を向上させる。
しかして、アクティブヘッド機構Aを作動させる前記下側リンク46は、下部ブラケット48に軸49により軸着し、下部ブラケット48は平板形状に形成して側部フレーム30の側板52に固定しているから、後突感知体45が衝撃を受けてアクティブヘッド機構Aを作動させるときに前記下側リンク46に掛かる荷重は、下部ブラケット48および側部フレーム30により支持される。
したがって、背凭フレーム9のうち通常掛かる荷重の少ない背凭フレーム9の上側部分を軽量化し、荷重の掛かる後突感知体45が付近の背凭フレーム9の剛性を下部ブラケット48により補強でき、背凭フレーム9は全体として軽量化と剛性の向上とを両立させることができる。
この点、単に、背凭フレーム9の軽量化が図れるだけでなく、アクティブヘッド機構Aを装着する上部フレーム31にブラケット16を固定して背凭フレーム9の剛性を向上させた構成と相俟って、ブラケット16と下部ブラケット48とにより全体の板厚を薄くした軽量な背凭フレーム9でも、アクティブヘッド機構Aを装着しない車両用シートと背凭フレーム9の共用化が可能となり、合理的な構成となる。
また、下部ブラケット48の周縁は側部フレーム30のフランジ部53に当接または可及的に近接させて固定しているから、下側リンク46の取付部分の側部フレーム30の剛性を向上させる。
また、下部ブラケット48は、少なくとも、その上部を下側リンク46を取付ける軸49より上方に位置させ、その下部は前記下側リンク46の先端より下方に位置させているから、下部ブラケット48は可及的に小さく構成でき、最小限の大きさで背凭フレーム9の剛性を向上させる。
背凭シートおよびヘッドレストの斜視図。 背凭シートのフレームの斜視図。 同側面図。 同一部拡大側面図。 ヘッドレストの上側リンク機構部分の斜視図。 同一部拡大図。 ヘッドレストの上側リンク部分の正面図。 下側リンク部分の斜視図。
符号の説明
1…車両用シート、2…背凭シート、3…ヘッドレスト、5…頭部支持部、6…ピラー、7…支持部材、8…ヘッドレスト取付杆、9…背凭フレーム、12…上側リンク、13…第一リンク杆、14…アーム、16…ブラケット、17…軸、18…第二リンク杆、19…軸、20…軸、23…伝動部材、24…軸、25…バネ、30…側部フレーム、31…上部フレーム、32…下部フレーム、33…側板部、34…後板部、35…横板部、36…後板部、37…ボルト、38…挿通孔、39…ナット、40…ウェルドボルト、41…挿通孔、42…ナット、43…凹陥部、52…側板、53…フランジ部。

Claims (7)

  1. ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付け、前記背凭フレーム9には後突時の着座者の腰部付近の後方移動を感知する後突感知体45を設け、後突感知体45とアクティブヘッド機構Aとをリンク機構Lを介して連結して後突感知体45の後方移動によりヘッドレスト3を前方移動させて着座者の頭部を支持するように構成し、前記アクティブヘッド機構Aは、ヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成し、該上側リンク12はブラケット16を介して背凭フレーム9の一枚板状の上部フレーム31に取付けた車両用シート。
  2. ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付け、前記背凭フレーム9には後突時の着座者の腰部付近の後方移動を感知する後突感知体45を設け、後突感知体45とアクティブヘッド機構Aとをリンク機構Lを介して連結して後突感知体45の後方移動によりヘッドレスト3を前方移動させて着座者の頭部を支持するように構成し、前記アクティブヘッド機構Aはヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成し、該上側リンク12はブラケット16に取付け、ブラケット16は上部フレーム31にボルトにより固定した車両用シート。
  3. ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付け、前記背凭フレーム9には後突時の着座者の腰部付近の後方移動を感知する後突感知体45を設け、後突感知体45とアクティブヘッド機構Aとをリンク機構Lを介して連結して後突感知体45の後方移動によりヘッドレスト3を前方移動させて着座者の頭部を支持するように構成し、前記背凭シート2の背凭フレーム9を、左右の側部フレーム30の上部を上部フレーム31により、前記側部フレーム30の下部を下部フレーム32により夫々連結して四角枠形状に形成し、前記上部フレーム31には前記後突感知体45の後突感知によりヘッドレスト3を前方移動させるアクティブヘッド機構Aを設け、該アクティブヘッド機構Aはヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成すると共に、ヘッドレスト取付杆8および上側リンク12は上部フレーム31の左右両側の側板部33の夫々内側であって前記後板部34の前側に配置した車両用シート。
  4. 請求項1または請求項2または請求項3において、前記上部フレーム31は左右両側の側板部33と後板部34により一枚板状に形成し、前記ブラケット16は、横板部35と後板部36とによりL型形状に形成し、後板部36は上部フレーム31の後板部34に当接させ、横板部35は上部フレーム31の側板部33に当接させ、ボルトにより固定した車両用シート。
  5. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記上部フレーム31の側板部33には内側に凹む凹陥部43を形成し、凹陥部43の内側面にブラケット16の横板部35を当接させてボルト37により固定し、ボルト37のボルトヘッド37Aは凹陥部43内に位置させた車両用シート。
  6. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記上部フレーム31の後板部34には予めウェルドボルト40を固定し、ブラケット16の後板部36をウェルドボルト40により固定した車両用シート。
  7. ヘッドレスト3をアクティブヘッド機構Aにより背凭フレーム9に前後移動可能に取付けるに当たり、前記アクティブヘッド機構Aはヘッドレスト3のピラー6を支持する支持部材7を取付けた左右方向のヘッドレスト取付杆8と、該ヘッドレスト取付杆8を背凭シート2に対して前方移動させる上側リンク12により構成し、背凭フレーム9の上部フレーム31の後板部34に予めウェルドボルト40を固定し、ブラケット16の横板部35には予めナット38を固定し、前記ウェルドボルト40にブラケット16の後板部36の挿通孔41を挿通し、ブラケット16の横板部35を上部フレーム31の側板部33の凹陥部43に当接させ、前記ウェルドボルト40にナット42を、前記ナット38にボルト37を夫々螺合させて固定した車両用シート組立方法。
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