JP2009153848A - パウダー容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容器の開封時に内容物が飛散することのないパウダー容器を提案する。
【解決手段】底壁と周壁により取り囲まれた区画凹所を備えた容器本体1と、パウダーを内容物として装填し、容器本体の区画凹所に配置される内容器2と、この内容器2の上端開口に配置され、パフによる押圧にて内容器内の内容物を適量付着させるメッシュシート3とを備えたパウダー容器において、内容器を、容器本体1の底壁1aにつながる貫通開口hを有する底板1aと、この底板1aの縁部に立ち上がりその内側に内容物の充填空間Mを形成する周壁1bとから構成する。そして、前記底板1aに、貫通開口hを閉塞するとともに、内容器2に接着媒体11を介して連結する密封シート10を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、パウダー容器に関するものであり、内容器を開封する際に生じていた内容物の飛散を回避しようとするものである。
パウダー等を内容物として装填する粉末充填容器は、内容物を充填した内容器(化粧皿)の取り出し口にスプリングや弾性部材からなる脚部(弾性伸縮部)によって支持されたメッシュが取り付けられており、パフ等の塗布具をメッシュとともに内容物に押し付けることによって該塗布具に内容物を適量付着させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3386978号明細書
ところで、従来のこの種の容器は、内容物を内容器に充填して枠体をメッシュとともに取り付けて密封する際(メッシュの上には密封用のフィルムが貼られている)に、その内部圧力が高められた状態におかれる(内容器内を気密状態に保つ点からエアーの逃げ道は設けられてない。)ことから、内容器を開封する際に内圧が急速に開放される結果として内容物が飛散する場合があった。
本発明の課題は、内容物を充填する際の内容器の圧力上昇を抑制し、内容器を開封する際に従来生じていた内容物の飛散を回避できるパウダー容器を提案するところにある。
本発明は、底壁と周壁により取り囲まれた区画凹所を備えた容器本体と、パウダー(粉体/粉体を固めたものを含む)を内容物として装填し、容器本体の区画凹所に配置される内容器と、この内容器の上端開口に配置され、パフによる押圧にて内容器内の内容物を適量付着させるメッシュシートとを備えたパウダー容器であって、
前記内容器は、容器本体の底壁につながる貫通開口を有する底板と、この底板の縁部に立ち上がりその内側に内容物の充填空間を形成する周壁からなり、
前記底板に、貫通開口を閉塞するとともに、内容器に接着媒体を介して連結する密封シートを設けたことを特徴とするパウダー容器である。
上記の構成になるパウダー容器において、密封シートには、貫通開口に入り込み内容器の底板内面と同一レベルの底面を形成する凸部を設けるのが望ましく、また、前記接着媒体としては、両面テープを用いるのがとくに好ましい。
内容器の底板に貫通開口を設け、この貫通開口を通して内容器に内容物を充填したのち、該貫通開口を密封シートを介して閉塞するようにしたので、内容器の内部圧力が従来構造のものに比較して上昇することはなく、開封時において内容物が飛散するのを回避することができる。
密封シートを貼り付ける接着媒体として両面テープを用いることにより、密封シートを貼着する際に内容器内の空間を圧縮することがほとんどなくなり、前記内圧の上昇をより効果的に抑制することが可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがうパウダー容器の実施の形態を模式的に示した図であり、図2はその要部を拡大して示した図である。
図における符号1は容器本体である。この容器本体1は底壁1aと、この底壁1aの縁部に一体連結する周壁1bと、この周壁1bの内側に配置され容器本体1の口部を形成する内筒1cからなっており、その内側には区画凹所Mが形成されている。内筒1cは超音波接着等により周壁1bに一体連結される。
また、2は容器本体1の区画凹所Mに配置された内容器である。この内容器2はレフィルタイプの容器を適用することができるもので、底壁を形成する底板2aと、この底板2aの縁部で超音波あるいは接着剤により一体連結してその内側に底板2aとともに内容物の充填空間Nを形成する周壁2bからなっている(この例では、底蓋2aの縁部に立ち上がり壁を設け、この立ち上がり壁と周壁2bの下部とを超音波接着にて一体連結した例として表示してあるが、両者を一体成形してもよい)底板2aの中央部には容器本体1の底壁1aにつながる貫通開口hが設けられている。
3は内容器2の上端開口2cに配置されるメッシュシート、4は内容器2の底板2aに接地し、周壁2bの内面に沿って伸縮可能に起立する円筒状弾性部材、5は円筒状弾性部材4の上端に配置された押え部材である。この押え部材5(円筒状部材4の上端に位置する部材)は、周壁2bの上端部に設けられた張り出し片2bに当接して抜け止めされており、その天面部にメッシュシート3が接着等により固定保持されている。
6は内容器2の周壁2bの上端部でメッシュシート3の全面を覆うように配置された天面シールである。この天面シール6は摘み6aを備えており、使用者等が該摘み6aをつかんで引き剥がすことにより内容器2内から内容物を取り出すことができるようになっている。
7は押え部材5の下面部に一体的に設けられたストッパーである。このストッパー7は円筒状弾性部材4の上端内面に当接しており、該円筒状弾性部材4が伸縮する際の内側への倒れ込みを防止する。
8は容器本体1の口部(内筒1cの上端開口)に着脱自在に連係して吊り下げ保持されたパフトレイである。このパフトレイ8はメッシュシート3の直上に位置する底壁8aと、この底壁8aの縁部に一体連結し下向きに開放された環状溝を有する周壁8bからなり、その内側には塗布具としてのパフが収納される。
9は容器本体1の口部に合わさる蓋体である。この蓋体9は外蓋9aと、この外蓋9aの内側に配置固定される内蓋9bからなっており、容器本体1の内筒1cにおいてねじやアンダーカットあるいはバイヨネット(スプライン状の溝あるいはリブを設け、その溝あるいはリブに沿って差し込み僅かに回動させることによってロックできる構造のもので、図示の例はバイヨネット構造のものを例示してある)等によって着脱可能に連係することができるようになっている。10は内容器2の底板2aの貫通開口hを閉塞する密封シート、そして11は密封シート10の縁部の上下に配置された接着媒体としての両面テープある。密封シート10はその中央部に貫通開口hに入り込んで内容器2の底板2aの内面と同一レベルの底面を形成する凸部10aが設けられている。
内容器2内の内容物をパフに付着させるには、パフトレイ8を取り外したのち、パフをメッシュシート3に当接させ内容器2の底壁2aへ向けて押し込めばよく、これにより、円筒状弾性部材4が図1の仮想線で示す如く収縮しメッシュシート3はパフとともに内容器2内の内容物に接触し、該メッシュシート3の開孔を通して内容物がパフに適量付着することになる。
パフの押し込みを解除すると、円筒状弾性部材4はそれ自身の反発力でもとの長さへと復元しメッシュシート3は内容物から離反して定位置へ戻る。
本発明の容器に適用する円筒状弾性部材4はどこの断面も同じ面積を有しており、メッシュシート3の全周にわたって接触しているため、メッシュシート3の押し込みに際して押圧力に多少偏りがあってもほぼ水平に上下動する。
また、円筒状弾性部材4はその内面には内容物が入り込むような隙間は存在しないので、内容物が侵入して作動不良を引き起こすこともない。
内容器2はレフィルタイプの容器を前提とするもので内容物を使い切った後は両面テープ11を引き剥がして新たな内容器2を容器本体1内に装填すればよい。
内容器2内に内容物を充填するには、メッシュシート3の外表面に密閉用の天面シール6を(フィルム)を貼り付け、周壁2bを反転させて貫通開口hを通して充填空間Nに内容物を充填し、内容物の充填完了後に、底板2aに貫通開口hを閉塞する密封シート10を貼り付ける。
上記の密封シート10として可撓性に富むものを適用した場合には貫通開口hは密封シート10により徐々に閉塞することが可能となり内容器2内の内圧上昇が抑えられ、内容器2の開封に際して内容物が飛散することはない。
円筒状弾性部材4の上部に押え部材5を設け、この押え部材5にストッパー7を設けることにより、該円筒状弾性部材4が伸縮する際に倒れ込みを防止することができ、その下部にも同様の押え部材を配置することで円筒状弾性部材4のより安定した伸縮を実現できる。
内容器2の底板2aと容器本体1の底壁1aを両面テープ12を介して連結しておくことで、内容器2が容器本体1内で動いてしまうのを防止することができる。内容器2と容器本体1との連結は両面テープ11による接着だけでなく、凹凸嵌合(アンダーカット)やねじによる係合あるいは接着剤による接着、溶着等種々の方法を採用することができる。
密封シート10は全面にわたって平坦なシートを適用することも可能であるが、前記実施の形態で示したように凸部10aを設けた場合には、該凸部10aが貫通開口hに挿入されることにより、密封シート10の位置合わせが容易となる。また、密封シート10としては発泡パッキンや積層パッキンを採用することが可能であり、サイズの異なる複数のパッキンを積み重ねて凸部10aを形成してもよい。
円筒状弾性部材4はウレタン等の発泡部材の成形体、ゴムあるいはエラストマー等の軟質材を適用することができる。とくに発泡ウレタンからなる円筒状弾性部材4はその伸縮が緩慢(じわりと伸び縮みする)であるため、内容器2内の内容物やメッシュシート3に付着した内容物を巻き上げるのを抑制できる利点がある。
容器の開封に際して内容物の飛散を回避することが可能なパウダー容器が提供できる。
本発明にしたがうパウダー容器の実施の形態を模式的に示した図である。 図1に示した容器の要部拡大図である。
符号の説明
1 容器本体
2 内容器
3 メッシュシート
4 円筒状弾性部材
5 押え部材
6 天面シール
7 ストッパー
8 パフトレイ
9 蓋体
10 密封シート
11 両面テープ

Claims (3)

  1. 底壁と周壁により取り囲まれた区画凹所を備えた容器本体と、パウダーを内容物として装填し、容器本体の区画凹所に配置される内容器と、この内容器の上端開口に配置され、パフによる押圧にて内容器内の内容物を適量付着させるメッシュシートとを備えたパウダー容器であって、
    前記内容器は、容器本体の底壁につながる貫通開口を有する底板と、この底板の縁部に立ち上がりその内側に内容物の充填空間を形成する周壁からなり、
    前記底板に、貫通開口を閉塞するとともに内容器に接着媒体を介して連結する密封シートを設けたことを特徴とするパウダー容器。
  2. 前記密封シートは、貫通開口に入り込み内容器の底板内面と同一レベルの底面を形成する凸部を有する、請求項1記載のパウダー容器。
  3. 前記接着媒体が、両面テープである、請求項1又は2に記載のパウダー容器。
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JPH11223A (ja) * 1997-06-10 1999-01-06 Kanebo Ltd 化粧料容器

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