JP2004161323A - 吸収能力付与容器 - Google Patents

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Kiyoshi Wada
潔 和田
Masanobu Yoshinaga
雅信 吉永
Masayoshi Suzuta
昌由 鈴田
Akio Kurosawa
明男 黒澤
Tomoaki Kitajima
友明 北島
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Abstract

【課題】容器内の水分やガスの吸収能力が高く、外側及び内側容器に使用する熱可塑性樹脂を任意に選べ、密封性が高く、バージン性を付与可能な容器を提供。
【解決手段】容器本体110 にヒンジを介して蓋120 が開閉する外側容器100 の内側に、吸収物質を含む熱可塑性樹脂からなる内側容器200 を収容した容器であり、外側容器の容器本体の周壁上面に蓋との咬合リングをもつ蓋嵌着筒115 を立設し、周壁上端部内周面に内側容器との係着突起114 を設け、蓋の周壁内周面に容器本体との咬合リングを設け、天板下面に内側容器の周壁上端内側角部と密接する封止リング123 を垂設し、内側容器の周壁上端部外周面に外側容器との係着リング212 を設け、係着リングの下方周壁外周面に外側容器の周壁内周面に先端が当接するローレット目213 を設け、底板下面に外周縁部から中心方向への脚リブ215 を等間隔で放射状に複数本設ける。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容物を保護するために、容器内の水分やガスを吸収する能力をもつプラスチック製の吸収能力付与容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の吸収能力付与容器としては、容器本体内に乾燥剤含有熱可塑性プラスチックで作られたディスク形状やライナー形状の挿入物を射出成形法により一体に熱融着して形成した容器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−12064号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の吸収能力付与容器は、容器本体内に乾燥剤含有熱可塑性プラスチックの挿入物が熱融着して一体に接着しているため、挿入物が容器内の水分だけでなく容器外の水分も吸収してしまい吸収能力が低下することがあった。また、容器本体を成形する熱可塑性樹脂と挿入物を成形する乾燥剤含有熱可塑性樹脂とは、相互に熱融着し合う材質のものでなくてはならず、自ずと使用できる熱可塑性樹脂が限定された。また、挿入物の容器内の水分の吸収は、挿入物の容器内面側だけであり、場合によっては、吸収能力が不足することもあった。
【0005】
また、上述の従来の吸収能力付与容器は、容器本体の周壁の上端部外周面に咬合リングを設け、この咬合リングに、蓋部の内周面に設けた咬合リングを咬合させて嵌着及び密封していた。このため、蓋部の開閉にともない咬合リングに傷が付くと、容器の密封性が低下することがあった。
【0006】
本発明は、上述の従来の吸収能力付与容器を解決したものであり、容器内の水分やガスの吸収能力が高く、外側容器及び内側容器に使用する熱可塑性樹脂を任意に選べ、密封性が高く、また、バージン性が付与可能な吸収能力付与容器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の第1の発明は、容器本体にヒンジを介して蓋が開閉するプラスチック製の外側容器の内側に、吸収物質を含有する熱可塑性樹脂からなる上方が開口する内側容器を、前記外側容器の容器本体に係着して収容した容器であって、前記外側容器は、前記容器本体の周壁の上面に、前記蓋との咬合リングを上端外周面にもつ薄肉の蓋嵌着筒を立設し、上端部内周面に、前記内側容器を係着する係着突起を設け、前記蓋の周壁の内周面に、前記容器本体との咬合リングを設け、天板下面に、前記内側容器の周壁の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リングを垂設し、前記内側容器は、周壁の上端部外周面に、前記外側容器の係着突起との係着リングを設け、この係着リングの下方の周壁外周面に、前記外側容器の周壁内周面と先端が当接する縦筋状のローレット目を設け、底板下面に、外周縁部から中心方向への脚リブを周方向に等間隔で放射状に複数本設けたことを特徴とする吸収能力付与容器である。
【0008】
本発明の第2の発明は、容器本体にヒンジを介して蓋が開閉するプラスチック製の外側容器の内側に、吸収物質を含有する熱可塑性樹脂からなる上方が開口する内側容器を、前記外側容器の容器本体に係着して収容した容器であって、前記外側容器は、前記容器本体の周壁の上面に、前記蓋との咬合リングを上端外周面にもつ薄肉の蓋嵌着筒を立設し、上端部内周面に、前記内側容器を係着する係着突起を設け、前記蓋の周壁の内周面に、前記容器本体との咬合リングを設け、天板下面に、前記容器本体の前記蓋嵌着筒の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リングを垂設し、この蓋嵌着筒との封止リングの内側に、前記内側容器の周壁の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リングを垂設し、前記内側容器は、周壁の上端部外周面に、前記外側容器の係着突起との係着リングを設け、この係着リングの下方の周壁外周面に、前記外側容器の周壁内周面と先端が当接する縦筋状のローレット目を設け、底板下面に、外周縁部から中心方向への脚リブを周方向に等間隔で放射状に複数本設けたことを特徴とする吸収能力付与容器である。
【0009】
そして、本発明の第3の発明は、前記内側容器の周壁天面に、封止シートを剥離可能に接着して、上方の開口部を封止したことを特徴とする第1又は第2の発明に記載の吸収能力付与容器である。
【0010】
【作用】
本発明の吸収能力付与容器(10)は、図1又は図3に示すように、内側容器(200)の外周面に図5(a)及び(b)に示すローレット目(213)を設け、このローレット目の先端を外側容器(100)の内周面に当接させて、また、内側容器の底板(214)下面に図5(b)に示す放射状の複数本の脚リブ(215)を設け、この脚リブの下面を外側容器の底板(112)上面に当接させて、外側容器の内側に内側容器を係着して収容したものであり、前述した従来の外側容器の内面に挿入物の内面が一体に接着する吸収能力付与容器のように、容器内の水分やガスを挿入物の内面だけで吸収するものとは異なり、底板に貫通孔を設け、内側容器の内面とローレット目を設けた外面及び脚リブを設けた底板下面とで吸収できるため、吸収する表面積が広く、容器内の水分やガスの吸収能力が高い。なお、外側容器の内側と内側容器の外側間に、水分やガスが少ない環境ができるので、外側容器の外側からの水分やガスの影響を受けにくい。また、内側容器の周壁上端外周部に係着リングを設けてあるため、内側容器が、外側容器の内側にしっかりと係着して収容される。
【0011】
また、本発明の吸収能力付与容器は、外側容器の内側に別途作製した内側容器を係着して収容したものであり、従来の吸収能力付与容器のように、外側容器の内面と内側容器の外面とを熱融着して一体に作製する必要がないため、外側容器及び内側容器に使用する熱可塑性樹脂には、それぞれ任意の熱可塑性樹脂を使用することができる。
【0012】
また、第1の発明の吸収能力付与容器(10)は、図2に示すように、外側容器(100)の容器本体(110)に蓋(120)を嵌着したときに、従来の吸収能力付与容器とは異なり、容器本体の蓋嵌着筒(115)の上端外周面に設けられた咬合リング(116)に、蓋の周壁(124)の内周面に設けられた咬合リング(125)が咬合するだけでなく、蓋の天板(121)下面に設けられた封止リング(123)の先端部外周面が内側容器の周壁(211)の上端内側角部と密接して内側容器の開口部を封止するため、容器の密封性が良好であり、また、第2の発明の吸収能力付与容器(10)は、図4に示すように、さらに、内側容器(200)との封止リング(123)の外側に設けられた封止リング(122)の先端部外周面が、容器本体(110)の薄肉で柔軟性をもつ蓋嵌着筒(115)の上端内側角部に密接するため、容器の密封性が極めて良好である。
【0013】
また、図6(b)に示すように、内側容器(200)の周壁(211)天面に封止シート(300)を剥離可能に接着して封止した本発明の吸収能力付与容器は、使用するときに、封止シートを剥離して内側容器を開封するまでは、容器のバージン性を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の吸収能力付与容器の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、実施形態1の吸収能力付与容器の断面図であり、図2は、その吸収能力付与容器の外側容器の容器本体に蓋を嵌着したときの嵌合状態を示す説明図である。図3は、実施形態2の吸収能力付与容器の断面図であり、図4は、その吸収能力付与容器の外側容器の容器本体に蓋を嵌着したときの嵌合状態を示す説明図である。図5(a)は、内側容器の平面図で、図5(b)は、底面図である。図6(a)は、封止シートの平面図であり、図6(b)は、その封止シートで上方の開口部を封止した内側容器の断面図である。
【0015】
本発明の実施形態1又は2の吸収能力付与容器(10)の構造は、図1又は図3に示すように、カップ状の容器本体(110)にヒンジ(101)を介して蓋(120)が開閉する外側容器(100)の内側に、上方が開口するカップ状の内側容器(200)を、外側容器(100)の容器本体(110)に係着して収容する容器であり、外側容器は、ポリプロピレンなどの比較的に剛性をもつ熱可塑性樹脂を用いて射出成形法により作製し、内側容器は、水分吸収剤、酸素吸収剤、炭酸ガス吸収剤、エチレンガス吸収剤などの使用目的に応じた吸収物質を含有する熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により作製するものである。
【0016】
実施形態1の外側容器(100)は、図1に示すように、容器本体(110)の上方にヒンジ(101)を介して開閉する蓋(120)が連設するものである。容器本体(110)は、図1又は図2に示すように、円筒状の周壁(111)の上面に、蓋(120)との咬合リング(116)を上端外周面にもつ薄肉で柔軟性をもつ蓋嵌着筒(115)を立設し、周壁の上端外周面に、蓋受リング(113)を設け、周壁の上端部内周面に、内側容器(200)を係着する係着突起(114)を周方向に等間隔で部分的に複数個例えば4個又は連続させてリング状に設け、周壁の下端内側に、底板(112)を設けるものである。蓋(120)は、天板(121)と周壁(124)とからなり、天板(121)の下面に、内側容器(200)の周壁(211)の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リング(123)を垂設し、周壁(124)の内周面に、容器本体との咬合リング(125)を設け、ヒンジ(101)と対向する外周面に、開閉つまみ(126)を突設するものである。
【0017】
また、実施形態2の外側容器(100)は、図3に示すように、容器本体(110)の上方にヒンジ(101)を介して開閉する蓋(120)が連設するものである。容器本体(110)は、図3又は図4に示すように、円筒状の周壁(111)の上面に、蓋との咬合リング(116)を上端外周面にもつ薄肉で柔軟性をもつ蓋嵌着筒(115)を立設し、周壁の上端外周面に、蓋受リング(113)を設け、周壁の上端部内周面に、内側容器(200)を係着する係着突起(114)を周方向に等間隔で部分的に複数個例えば4個又は連続させてリング状に設け、周壁(111)の下端内側に、底板(112)を設けるものである。蓋(120)は、天板(121)と周壁(124)とからなり、天板(121)の下面に、容器本体の蓋嵌着筒(115)の上端内側角部と先端外周面を密接する封止リング(122)を垂設し、この封止リング(122)の内側に、内側容器(200)の周壁(211)の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リング(123)を垂設し、周壁(124)の内周面に、容器本体との咬合リング(125)を設け、ヒンジ(101)と対向する外周面に、開閉つまみ(126)を突設するものである。
【0018】
実施形態1又は2の内側容器(200)は、図1又は図3に示すように、円筒状の周壁(211)の下端内側に底板(214)を設けるものであり、外面を外側容器の内面に当接し、周壁の上端の外径は、外側容器(100)の容器本体(110)の係着突起(114)の内径より大きくして係合するように設け、周壁の上端部外周面に、外側容器の係着突起との図1、図2、図5(a)又は図3、図4、図5(a)に示す係着リング(212)を設け、この係着リングの下方の周壁外周面に、外側容器(100)の周壁(111)内周面と先端が当接する図5(b)及び図6(b)に示す縦筋状のローレット目(213)を設けるものである。また、円板状の底板(214)下面には、図5(b)に示すように、外周縁部から中心方向への脚リブ(215)を周方向に等間隔で放射状に複数本例えば4本設けるものである。
【0019】
また、図6(b)に示すように、内側容器(200)の周壁(211)天面に、封止シート(300)を剥離可能に接着して、上方の開口部を封止することにより、使用するときまでのバージン性を付与することができる。封止シートは、図6(a)に示すように、一側に開封し易くするための開封用つまみ(301)を設けるものである。この開封用つまみは、内側容器を外側容器に収容されるときには、自ずと上方へ折り曲げられるものであり、内側容器を開封するときは、開封用つまみを指で上方に引っ張って、封止シートを内側容器から剥離するものである。また、封止シートの内側容器への接着方法は、通常、ヒートシール法などの熱融着法で行われるため、封止シートは、内側容器との接着層が熱融着可能な樹脂層である多層シート、または、内側容器と熱融着可能な樹脂からなる単層シートを使用するものである。なお、上述の上方開口部を封止シートで剥離可能に接着して封止した内側容器は、詰め替え容器としても使用することができる。
【0020】
また、本発明の吸収能力付与容器は、内側容器の熱可塑性樹脂に添加する添加剤及び添加量を変えることにより、容器内の水分、酸素、炭酸ガス、エチレンガスなどを、使用目的に合わせて吸収させることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明の吸収能力付与容器は、外側容器の内側に吸収能力をもつ内側容器を係着して収容したものであり、また、内側容器の外周面にはローレット目が形成され、内側容器の底板下面に脚リブが設けられており、吸収面積が広く、外側容器の外側からの影響を受けにくく、容器内の水分やガスなどの吸収能力が高い容器である。
【0022】
また、本発明の吸収能力付与容器は、外側容器の内面と内側容器の外面とを熱融着させる必要がないので、外側容器と内側容器に任意の熱可塑性樹脂を使用することができる。
【0023】
また、本発明の吸収能力付与容器は、外側容器の容器本体に蓋を嵌着したときに、容器本体の蓋嵌着筒の咬合リングと蓋の周壁の咬合リングとが咬合するだけでなく、蓋の天板の蓋嵌着筒との封止リングの先端部外周面が、容器本体の蓋嵌着筒の上端内側角部に密接し、または、さらに、内側容器との封止リングの先端部外周面が、内側容器の周壁の上端内側角部に密接して内側容器の開口部を封止するため、容器の密封性が極めて良好である。
【0024】
また、本発明の吸収能力付与容器は、内側容器の周壁天面に封止シートを剥離可能に接着することにより、容器のバージン性を付与することができ、また、この封止シートで上方の開口部を封止した内側容器は、詰め替え容器としも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の吸収能力付与容器の断面図である。
【図2】図1に示す吸収能力付与容器の外側容器の容器本体に蓋を嵌着したときの嵌合状態を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態2の吸収能力付与容器の断面図である。
【図4】図3に示す吸収能力付与容器の外側容器の容器本体に蓋を嵌着したときの嵌合状態を示す説明図である。
【図5】(a)は、内側容器の平面図であり、(b)は、底面図である。
【図6】(a)は、封止シートの平面図であり、(b)は、その封止シートで上方の開口部を封止した内側容器の断面図である。
【符号の説明】
10……吸収能力付与容器
100……外側容器
101……ヒンジ
110……容器本体
111,124,211……周壁
112,214……底板
113……蓋受リング
114……係着突部
115……蓋嵌着筒
116,125……咬合リング
120……蓋
121……天板
122,123……封止リング
126……開閉つまみ
200……内側容器
212……係着リング
213……ローレット目
215……脚リブ
300……封止シート
301……開封つまみ

Claims (3)

  1. 容器本体にヒンジを介して蓋が開閉するプラスチック製の外側容器の内側に、吸収物質を含有する熱可塑性樹脂からなる上方が開口する内側容器を、前記外側容器の容器本体に係着して収容した容器であって、前記外側容器は、前記容器本体の周壁の上面に、前記蓋との咬合リングを上端外周面にもつ薄肉の蓋嵌着筒を立設し、上端部内周面に、前記内側容器を係着する係着突起を設け、前記蓋の周壁の内周面に、前記容器本体との咬合リングを設け、天板下面に、前記内側容器の周壁の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リングを垂設し、前記内側容器は、周壁の上端部外周面に、前記外側容器の係着突起との係着リングを設け、該係着リングの下方の周壁外周面に、前記外側容器の周壁内周面と先端が当接する縦筋状のローレット目を設け、底板下面に、外周縁部から中心方向への脚リブを周方向に等間隔で放射状に複数本設けたことを特徴とする吸収能力付与容器。
  2. 容器本体にヒンジを介して蓋が開閉するプラスチック製の外側容器の内側に、吸収物質を含有する熱可塑性樹脂からなる上方が開口する内側容器を、前記外側容器の容器本体に係着して収容した容器であって、前記外側容器は、前記容器本体の周壁の上面に、前記蓋との咬合リングを上端外周面にもつ薄肉の蓋嵌着筒を立設し、上端部内周面に、前記内側容器を係着する係着突起を設け、前記蓋の周壁の内周面に、前記容器本体との咬合リングを設け、天板下面に、前記容器本体の前記蓋嵌着筒の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リングを垂設し、該蓋嵌着筒との封止リングの内側に、前記内側容器の周壁の上端内側角部と先端部外周面を密接する封止リングを垂設し、前記内側容器は、周壁の上端部外周面に、前記外側容器の係着突起との係着リングを設け、該係着リングの下方の周壁外周面に、前記外側容器の周壁内周面と先端が当接する縦筋状のローレット目を設け、底板下面に、外周縁部から中心方向への脚リブを周方向に等間隔で放射状に複数本設けたことを特徴とする吸収能力付与容器。
  3. 前記内側容器の周壁天面に、封止シートを剥離可能に接着して、上方の開口部を封止したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の吸収能力付与容器。
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