JP2007055677A - 包装用容器 - Google Patents

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JP2007055677A
JP2007055677A JP2005251241A JP2005251241A JP2007055677A JP 2007055677 A JP2007055677 A JP 2007055677A JP 2005251241 A JP2005251241 A JP 2005251241A JP 2005251241 A JP2005251241 A JP 2005251241A JP 2007055677 A JP2007055677 A JP 2007055677A
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Takehiko Uchida
健彦 内田
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Abstract

【課題】 開封後のリキャップ時において吐出部の開口部の内容物による詰まりを防止できるとともに、開口部から内容物が漏れるのを確実に防止できる包装用容器を提供すること。
【解決手段】 内容物2が充填された袋体3と、この袋体3の一端の中央部から突出状態で設けられ小径の開口部4を有する吐出部5と、前記開口部4を封止するよう脆弱部分6を介して設けられた蓋部7とを有し、開封時に前記脆弱部分6を破断することにより前記開口部4を介して内容物2が袋体3内から取り出されるとともに、リキャップ時には前記蓋部7を反転させて前記開口部4を閉塞するように構成され、さらに、前記吐出部5は、外周面に設けた雄ねじ13を有する一方、前記蓋部7は、そのスカート部15の内周面に前記雄ねじ13に螺合する雌ねじ20を有するとともに前記開口部4を閉塞するための閉塞体17を有する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、包装用容器に関するものである。
従来、図4、図5に示すような包装用容器がある。図4において、包装用容器30は、内容物31が充填された袋体32と、この袋体32の一端の中央部から突出状態で設けられ小径の開口部33を有する吐出部34と、前記開口部33を封止するよう脆弱部分35を介して設けられた蓋部36とを備えている。そして、開封時に前記脆弱部分35を破断することにより前記開口部33を介して内容物31が袋体32内から取り出されるとともに、図5に示すように、リキャップ時には前記蓋部36を反転させて前記開口部33を閉塞するように構成されている。内容物31としては、例えば練り歯磨き剤などの粘性を有するものが袋体32内に充填されている。
しかし、リキャップ時においては、蓋部36を吐出部34に差し込むだけで開口部33を閉塞するようにしていたので、袋体32を押圧する場合などのように、何かの拍子に前記開口部33の閉塞が解除され易く開口部33から内容物31が漏れ出すという問題があった。
また、リキャップ後においては例えば粘性が大の練り歯磨き剤が細長い開口部33の内周に固い析出物として固着し、開口部33を詰まらせる事態が発生し易くなり、リキャップして練り歯磨き剤を絞り出そうとしても前記詰まりによって絞り出し難くなるといった問題点があった。
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、開封後のリキャップ時において吐出部の開口部の内容物による詰まりを防止できるとともに、開口部から内容物が漏れるのを確実に防止できる包装用容器を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明の包装用容器では、内容物が充填された袋体と、この袋体の一端の中央部から突出状態で設けられ小径の開口部を有する吐出部と、前記開口部を封止するよう脆弱部分を介して設けられた蓋部とを有し、開封時に前記脆弱部分を破断することにより前記開口部を介して内容物が袋体内から取り出されるとともに、リキャップ時には前記蓋部を反転させて前記開口部を閉塞するように構成され、さらに、前記吐出部は、外周面に設けた雄ねじを有する一方、前記蓋部は、そのスカート部の内周面に前記雄ねじに螺合する雌ねじを有するとともに前記開口部を閉塞するための閉塞体を有することを特徴としている。
この発明では、吐出部の外周面に雄ねじを設けるとともに、この雄ねじに螺合する雌ねじを蓋部のスカート部の内周面に設け、さらに、吐出部の開口部を閉塞するための閉塞体を蓋部に設けたので、開封時には脆弱部分を破断することにより開口部を介して内容物が袋体内から取り出されるが、開封後のリキャップ時には吐出部に蓋部がねじ結合された状態で、かつ、閉塞体によって開口部を閉塞することができる。そのため、リキャップ時に袋体を押圧するようなことがあっても、閉塞体による開口部の閉塞と、吐出部と蓋部間のねじ結合とにより、開口部から袋体内の内容物が漏れ出すといった事態を確実に回避できる。
また、リキャップ時に閉塞体により開口部を閉塞できるので、内容物による開口部の詰まりを防止できる。
以下、この発明の実施の形態を、図を参照しながら説明する。なお、それによってこの発明は限定されるものではない。
図1〜図3は、この発明の一実施形態を示す。図1、図2は脆弱部分を介して蓋部が開口部を封止している開封前の状態を示し、図3は脆弱部分が破断されて蓋部が吐出部から外れ、吐出部の開口部を蓋部の閉塞体で閉塞しているリキャップ時の状態を示す。
図1〜図3において、1は包装用容器である。この包装用容器1は、内容物2が充填された平面視略長方形の袋体3と、この袋体3の長手方向における一端mの中央部から突出状態で設けられ小径の開口部4を有する吐出部5と、前記開口部4を封止するよう脆弱部分6(図1、図2参照)を介して吐出部5と一体に設けられた蓋部7を有し、開封時に前記脆弱部分6を破断することにより前記開口部4を介して内容物2が袋体3内から取り出されるとともに、リキャップ時には前記蓋部7を反転させて前記開口部4を閉塞するように構成されている。
前記内容物2としては、例えば、シャンプー剤、トリートメント剤、ボディーシャンプー剤、ローション剤、化粧水、練り歯磨き剤、液体浴用剤などの、液体やゲル状の粘性を有するものが挙げられる。
前記袋体3としては軟質の単一のフィルム体よりなるものを挙げることができる。この実施形態で用いる袋体3は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、塩ビ(PVC)などの合成樹脂のいずれか一つよりなる単層で構成されている。
なお、前記袋体3を軟質のラミネートフィルムで構成してもよい。すなわち、前記袋体3を例えば内側から順に前記合成樹脂材料よりなるフィルム層、O2 バリア層およびアルミニウム薄膜層の三層構造で構成してもよい。
前記吐出部5および前記蓋部7は硬質で、袋体3と同種の材料で形成されている。
以下、包装用容器1の成形手順の一例について簡単に説明する。
例えば塩ビ(PVC)よりなる同形の長方形形状の一対のフィルム体3a,3bを用いて袋体3を成形する。その際、一対のフィルム体3a,3bのそれぞれの袋体3長手方向の両側面部となる部分A,B、C,Dと袋体3短手方向における一端の底部となる部分E,Fの三箇所を熱板による熱融着により熱シールする。この場合、一対のフィルム体3a,3bによって形成され、内容物2を充填するための開口部はフィルム体3a,3b短手方向における他端に残す形で熱シールされる。続いて、前記開口部から内容物2を充填した後、図2(A),(B)に示すように、前記開口部の中央部に位置するよう前記吐出部5を一対のフィルム体3a,3bの他端の前記開口部に取り付ける。この場合、一対のフィルム体3a,3bの他端を熱シールしながら、前記吐出部5の下端が一対のフィルム体3a,3bの他端に結合される。この吐出部5とフィルム体3a,3bとの結合は、超音波による接着か、あるいは、高電圧を用いたインパルスなど公知の接着技術にて行われる。このようにして包装用容器1を得ることができる。
なお、一対のフィルム体3a,3bを用いて両側面部と底部の三箇所を熱シールしてなる袋体3を示したが、一枚のフィルム体を折り曲げて、折り曲げ部分を底部とし、両側面部の二箇所を熱シールして袋体を形成してもよい。
さらに、袋体3を単層のフィルム体3a,3bで構成したものを示したが、上述したように単層のフィルム体に代えて袋体3を軟質のラミネートフィルムで構成してもよい。
以下、この発明の特徴的構成について説明する。
前記吐出部5は、筒状で、上部小径部分10と下部大径部分11と両者10,11を繋ぐ繋ぎ部分12より構成され、前記開口部4は上部小径部分10によって形成されている。そして、下部大径部分11の外周面には雄ねじ13が設けられており、図1、図2で示す開封前の状態では、内容物2が吐出部5内まで充填されており、開封時には、例えば袋体3を押圧することにより、前記開口部4内に形成される開口路から内容物2が吐出するよう構成されている。尚、5aは吐出部5の下端両側部に設けられた突出部である。
一方、前記蓋部7は、キャップ状で下方開口7aを有するよう形成されており、外形が円形で平板形状の天面部14と、天面部14の周端から連設されるスカート部15とから構成される。21はスカート部15の外周面で縦方向に形成されたリブ状の掴み部で、リキャップ時に蓋部7の開閉操作を容易に行えるためにスカート部15の外周面に沿って所定の間隔を有する状態で複数個設けられている。さらに、スカート部15と天面部14によって囲まれる空間S内には開口部4を閉塞するための閉塞体17が設けられている。この閉塞体17は天面部14の下面16における中央部分から下方に突出する状態で天面部14とは一体に形成されている。閉塞体17は先細りのテーパ形状に形成されている。閉塞体17の下方突出長さLはリキャップ時には前記蓋部7を反転させて前記開口部4を閉塞できる長さであればよい。そして、開封前の包装用容器1においては、天面部14の上面18における中央部分と前記開口部4の上端面4aとは脆弱部分6を介して結合されている。さらに、スカート部15の内周面には、前記雄ねじ13に螺合する雌ねじ20が形成されている。
而して、開封時に前記脆弱部分6を破断することにより前記開口部4を介して内容物2が袋体3内から取り出されるとともに、リキャップ時には前記蓋部7を反転させて前記開口部4を閉塞できる。この場合、開封後のリキャップ時には吐出部5に蓋部7がねじ結合された状態で、かつ、閉塞体17によって開口部4を閉塞することができる。そのため、リキャップ時に袋体3を押圧するようなことがあっても、閉塞体17による開口部4の閉塞と、吐出部5と蓋部7間のねじ結合とにより、開口部4から袋体3内の内容物2が漏れ出すといった事態を確実に回避できる。
また、リキャップ時に閉塞体17により開口部4を閉塞できるので、内容物2による開口部4の詰まりを防止できる。
ここで、前記吐出部5の雄ねじ13および/または蓋部7の雌ねじ20の一部に、ねじ山が低くなるまたは無くなる不連続部を設けて、いわゆる飛びねじとしてもよく、この場合には、成形時に無理抜き可能となり、製造コストの更なる低減を図ることが可能となる。
この発明の一実施形態における開封前の斜視図および内容物が充填された袋体を示す図である。 (A)は上記実施形態における開封前の状態を示す構成説明図、(B)は図2(A)のB−B線断面図である。 上記実施形態におけるリキャップ時の状態を示す構成説明図である。 従来例における開封前の状態を示す構成説明図である。 従来例におけるリキャップ時の状態を示す構成説明図である。
符号の説明
1 包装用容器
2 内容物
3 袋体
4 開口部
5 吐出部
6 脆弱部分
7 蓋部
13 雄ねじ
15 スカート部
17 閉塞体
20 雌ねじ

Claims (1)

  1. 内容物が充填された袋体と、この袋体の一端の中央部から突出状態で設けられ小径の開口部を有する吐出部と、前記開口部を封止するよう脆弱部分を介して設けられた蓋部とを有し、開封時に前記脆弱部分を破断することにより前記開口部を介して内容物が袋体内から取り出されるとともに、リキャップ時には前記蓋部を反転させて前記開口部を閉塞するように構成され、さらに、前記吐出部は、外周面に設けた雄ねじを有する一方、前記蓋部は、そのスカート部の内周面に前記雄ねじに螺合する雌ねじを有するとともに前記開口部を閉塞するための閉塞体を有することを特徴とする包装用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107732366A (zh) * 2017-10-11 2018-02-23 华霆(合肥)动力技术有限公司 热管理装置及电池模组
KR20180062608A (ko) * 2016-12-01 2018-06-11 김 다니엘 다용도 밀폐용기

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