JP5215619B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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本発明は、クリーム,ジェル等の粘性を有する化粧料を収容するのに適した化粧料容器に関するものである。
従来から、クリーム,ジェル等の粘性を有する化粧料を収容する化粧料容器として、図5に示すような容器が提案されている。この容器は、外容器31と、この外容器31に収容,固定される内容器32と、この内容器32の上部に螺着される蓋体33と、この蓋体33の天井面に貼着されるパツキン34とからなっており、上記内容器32の内部にハンドクリーム35が収容されている。そして、閉蓋状態では、上記容器本体31の上端面と蓋体33の天井面間がパツキン34によりシールされている。図において、32aは上記内容器32の上部の外周面に刻設されたねじで、33aは上記蓋体33の内周面に刻設され上記内容器32のねじ32aに螺合するねじである(例えば、特許文献1参照)。
実開平3−3921号公報
しかしながら、上記の容器では、その内容器32内に収容されるハンドクリーム35の粘度が低い場合に、輸送時等に上記の容器が振動すると、この振動により、内容器32内のハンドクリーム35の液面が揺れて内容器32の上端面に達し、ハンドクリーム35が内容器32の上端面とパツキン34との間を通って外部に漏出するという問題がある。また、購入後に購買者等が、内容器32内にハンドクリーム35が充分に残っている状態で上記の容器を家の中で持ち運ぶ等した場合にも、同様の問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、輸送時等に化粧料が外部に漏出することのない化粧料容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の化粧料容器は、化粧料が収容された有底筒状の容器本体と、上記容器本体の上部に着脱自在に外嵌固定される蓋体と、上記容器本体と蓋体との間に配設され閉蓋状態で上記容器本体の上端面に当接して上記容器本体と蓋体との間をシールするための板状体とを備え、上記蓋体の天井面に上記板状体が接着固定され、上記容器本体の上端開口部に下記(a)に示す環状材を、その外周部を上記容器本体の上端開口部の内周面上端部に液密状に当接させた状態で接合するとともに、閉蓋状態で上記環状材の上面に板状体の裏面が当接するという構成をとる。
(a)下面の内周縁部および外周縁部が平坦面に形成されているとともに、これら内外両周縁部間の部分における下面が、上記内周縁部から外側に向かって下向き傾斜状に傾斜する傾斜面に形成されている環状材。
すなわち、本発明の化粧料容器では、その容器本体の上端開口部に環状材が、その外周部を上記容器本体の上端開口部の内周部に液密状に当接させた状態で接合されている。したがって、容器本体内に収容される化粧料の粘度が低い場合に、本発明の化粧料容器の輸送時等に本発明の化粧料容器が振動し、この振動により、容器本体内の化粧料の液面が揺れて容器本体の上端面に達しても、この容器本体の上端面に達した化粧料は、環状材に当たって容器本体内に戻されるため、容器本体の上端面から外部に漏出することはなくなる。なお、本発明において、「板状体」とは、平板状(例えば、円盤状)に形成されたものや、環状(例えば、円環状)に形成されたものが含まれる。
また、本発明の化粧料容器は、上記環状材の上面に板状体の裏面が当接しており、上記化粧料の液面の揺れで、化粧料が環状材の中央穴から飛び出して環状材の上面と板状体の裏面間に浸入しようとしても、環状材の上面と板状体の裏面とが当接しているため、この間に浸入することはなく、したがって、容器本体外に漏れ出すこともない。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、本発明は、この実施の形態に限られるものではない。
図1は本発明の化粧料容器の一実施の形態を示している。図において、1は内部にクリーム2が収容された広口の容器本体であり、3は上記容器本体1の首部12に螺着された蓋体である。
上記容器本体1は、有底円筒状の胴部11と、この胴部11の上面から突設される円筒状の首部12とを備えており、この首部12の外周面に、上記蓋体3のねじ部3aに螺合するねじ部12aが形成されている。図において、12bは上記首部12の上端開口部の内周縁部に切欠き形成された円環状の切欠き凹部である。
また、上記首部12には、その内周面上端部に、円環状に形成されたシール材(環状材)13が超音波溶着等により液密状に溶着されている。このシール材13は、図2に示すように、その上面が平坦面に形成されている。また、上記シール材13の下面は、その内周縁部〔すなわち、シール材13の中央穴13a(図3参照)の外周縁部〕および外周縁部が平坦面に形成されているとともに、これら内外両周縁部間の部分が、上記内周縁部から外側に向かって下向き傾斜状に傾斜する傾斜面に形成されている。
また、上記シール材13の外周面には、その上端部から外向きに鍔部13bが突設されており、上記首部12の切欠き凹部12bに配設されている。そして、上記シール材13の外周面が上記首部12の内周面上端部に液密状に当接し、この当接状態で、上記シール材13の外周面と上記首部12の内周面上端部とが、上記したように、超音波溶着等により溶着されている。このようなシール材13の材質は、上記容器本体1と同材質で構成されており,これにより、上記溶着時にシール材13の外周面と首部12の内周面上端部とが強固に接合するようにしている。なお、この実施の形態では、容器本体1およびシール材13を構成する合成樹脂材料として、PCTA(イーストマンケミカル社製)を用いている。
上記容器本体1は広口に形成されており、その首部12の上面開口の直径は40〜100mm程度である。また、上記シール材13の中央穴13aは、人が手指を挿入して容器本体1内のクリーム2を掬ったのち容器本体1外に取り出すことができる形状,寸法に形成されている。この実施の形態では、上記中央穴13aの直径は15〜30mm程度に形成されている。
上記蓋体3は、有天円筒状に形成されており、その天井面に、円盤状に形成された密封用シート材(板状体)14が接着固定されている。この密封用シート材14は、閉蓋状態で上記シール材13の上面に密着している(図1参照)。図1において、3aは上記蓋体3の周側壁の内周面に形成され上記首部12のねじ部12aに螺合するねじ部である。
上記のように、この実施の形態では、容器本体1の首部12の内周面上端部にシール材13が液密状に溶着されている。したがって、輸送時等に本発明の化粧料容器が振動し、この振動により、容器本体1内に収容されたクリーム2の液面が揺れて容器本体1の上端面に達しても、この容器本体1の上端面に達したクリーム2は、シール材13に当たって容器本体1内に戻されるため、容器本体1の上端面から外部に漏出することはない。しかも、クリーム2の液面の揺れで、クリーム2がシール材13の中央穴13aから飛び出してシール材13の上面と密封用シート材14の裏面間に浸入しようとしても、シール材13の上面と密封用シート材14の裏面とが当接しているため、この間に浸入することはなく、したがって、容器本体1外に漏れ出すこともない。また、購入後に購買者等が、容器本体1内にクリーム2が充分に残っている状態で本発明の化粧料容器を家の中で持ち運ぶ等した場合にも、同様の効果を奏する。
図4は本発明の化粧料容器の他の実施の形態を示している。この実施の形態では、上記容器本体1の胴部11は、内部にクリーム2が収容された広口の有底円筒状の内側容器16の胴部16aと、この内側容器16の胴部16aを内嵌状に保持する有底円筒状の外側容器17(ガラス製,木製等でもよい)とからなっており、上記内側容器16の胴部16aの上面から首部12が突設されている。
また、上記蓋体3は、有天円筒状の本体18と、この本体18に固定される有天円筒状の天板19とからなっており、上記本体18の周側壁18aの上面に形成された円環状溝18bに上記天板19の周側壁19aが内嵌固定されている。そして、上記本体18の天井面に密封用シート材14が接着固定され、上記本体18の周側壁18aの内周面にねじ部3aが形成されている。それ以外の部分は上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態でも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
なお、上記両実施の形態では、上記容器本体1の首部12の内周面上端部に密封用シール材14を溶着しているが、これに限定するものではなく、接着材により接着固定してもよい。この場合には、シール材13と容器本体1とが異なる材質で構成されていても、両者を強固に接合することができる。また、上記首部12の内周面上端部に密封用シール材14を溶着する手段としては、超音波溶着以外にも、高周波溶着,レーザー溶着等の各種の溶着手段を用いることができる。
また、上記両実施の形態において、容器本体1およびシール材13を構成する合成樹脂材料として、ボリエチレンテレフタレート(PET),アクリロニトリル/スチレン樹脂(AS)等の各種の合成樹脂材料を用いことができる。
本発明の化粧料容器の一実施の形態を示す断面図である。 シール材の断面図である。 上記シール材の平面図である。 本発明の化粧料容器の他の実施の形態を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 クリーム
3 蓋体
13 シール材
14 密封用シート材

Claims (2)

  1. 化粧料が収容された有底筒状の容器本体と、上記容器本体の上部に着脱自在に外嵌固定される蓋体と、上記容器本体と蓋体との間に配設され閉蓋状態で上記容器本体の上端面に当接して上記容器本体と蓋体との間をシールするための板状体とを備え、上記蓋体の天井面に上記板状体が接着固定され、上記容器本体の上端開口部に下記(a)に示す環状材を、その外周部を上記容器本体の上端開口部の内周面上端部に液密状に当接させた状態で接合するとともに、閉蓋状態で上記環状材の上面に板状体の裏面が当接することを特徴とする化粧料容器。
    (a)下面の内周縁部および外周縁部が平坦面に形成されているとともに、これら内外両周縁部間の部分における下面が、上記内周縁部から外側に向かって下向き傾斜状に傾斜する傾斜面に形成されている環状材。
  2. 環状材の外周面上端部に外向きに鍔部が突設されるとともに、容器本体の上部に切欠き凹部が形成されており、上記環状材の鍔部が容器本体の切欠き凹部に配設されることにより、環状材の外周面が容器本体の内周面上端部とが、液密状に当接するようになっている請求項1記載の化粧料容器。
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