JP2009151888A - 検出装置及び検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の物理アドレス情報を検出する精度を向上できるようにする。
【解決手段】ランダムアクセス可能な記録媒体を再生した情報に含まれる同期情報を検出し、前記同期情報の検出結果に基づいて物理アドレス検出用の検出窓を生成し、前記検出窓の内部で検出した情報に基づいて前記記録媒体の物理アドレス情報を検出するようにすることにより、隣接したグルーブトラックのウォブル信号成分によるクロストークや、記録媒体が回転する時の偏心、記録済み情報の信号重畳及び雑音成分等による誤検出を防止して、記録媒体の物理アドレス情報を検出する精度を向上させて、記録媒体の物理位置を正確に認識できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は検出装置及び検出方法に関し、特に、記録媒体の物理位置を正確に認識するために用いて好適な技術に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクや、HDD(Hard Disc Drive)などの磁気ディスク等のランダムアクセス可能媒体は、記録容量の増大化と低価格化が進行している。これにより、パーソナルコンピューターだけではなく、様々な電力子機器に搭載されるようになってきた。例えば、据え置き型のHDDレコーダーや、静止画像や動画像を記録するビデオカメラなどが商品化されている。
また、ディスク上の物理位置(物理アドレス)を示すため、所定の周波数で蛇行したトラック(ウォブル)を埋め込む方法や、プリピットと呼ばれるピットを所定間隔で埋め込む方法等が採用されている。
このうち、DVD−R規格では、ランドに埋め込まれたピット(ランドプリピット)を検出することにより、ディスク上の位置を検出する。ランドプリピットは、情報が記録されるグルーブトラックに隣接したランドトラック上に、所定の間隔で形成されており、所定の個数単位で物理アドレスや記録媒体パラメーターなどの一つの情報を表現することが可能である。
記録媒体に記録する情報は、ランドプリピットによって記録単位が定められており、記録情報に含まれる同期信号とランドプリピットは、記録位置が密接に関係している。そこで、記録情報に含まれる同期信号とランドプリピットとの関係を利用して、記録媒体に追記するタイミングを生成する方法が特許文献1に示されている。
特許文献1で提案されている記録タイミング設定装置においては、ランドプリピットの検出が不可能な場合は、記録済み情報に含まれる同期信号から、ランドプリピットの存在する所定のタイミング、すなわち追記開始位置を予想して追記するようにしている。
特開2000−195177号公報
特許文献1で提案されているように、ある所定のランドプリピットの位置を予想することにより、記録媒体に追記を行う目的については達成可能である。しかしながら、記録開始位置のランドプリピットを検出するだけでは、記録媒体の物理位置を正確に認識することはできない。このため、記録・再生装置が記録媒体を正確に制御することができない問題点があった。
また、隣接したグルーブトラックのウォブル信号成分によるクロストークや、記録媒体が回転する時の偏心、記録済み情報の信号重畳及び雑音成分等が多々存在する等のために、ランドプリピットを正確に検出することが困難である場合もあった。したがって、従来の方法では記録媒体の物理アドレス情報を検出する精度を向上させるのに限界があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、記録媒体の物理アドレス情報を検出する精度を向上できるようにすることを目的としている。
本発明の検出装置は、ランダムアクセス可能な記録媒体を再生した情報に含まれる同期情報を検出し、前記同期情報の検出結果に基づいて物理アドレス検出用の検出窓を生成し、前記検出窓の内部で検出した情報に基づいて前記記録媒体の物理アドレス情報を検出するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の検出装置の他の特徴とするところは、ディスク状記録媒体に形成されたトラックに記録された情報を再生して再生情報を出力する再生手段と、前記再生手段から出力される再生情報に含まれる同期情報を検出する同期情報検出手段と、前記ディスク状記録媒体のトラックに対して予め周期的に形成されたプリピットを検出し、検出信号を出力するプリピット検出手段と、前記プリピット検出手段から出力された検出信号を検出窓に従ってゲートして出力するゲート手段と、前記ゲート手段から出力されたプリピットの検出信号に応じて前記ディスク状記録媒体のアドレスを検出するアドレス検出手段とを備え、前記ゲート手段は、前記同期情報検出手段により検出された同期情報に基づいて前記検出窓のタイミングを決定することを特徴とする。
本発明の検出方法は、ランダムアクセス可能な記録媒体を再生した情報に含まれる同期情報を検出し、前記同期情報の検出結果に基づいて物理アドレス検出用の検出窓を生成し、前記検出窓の内部で検出した情報に基づいて前記記録媒体の物理アドレス情報を検出するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の検出方法の他の特徴とするところは、ディスク状記録媒体に形成されたトラックに記録された情報を再生して再生情報を出力する再生工程と、前記再生工程から出力される再生情報に含まれる同期情報を検出する同期情報検出工程と、前記ディスク状記録媒体のトラックに対して予め周期的に形成されたプリピットを検出し、検出信号を出力するプリピット検出工程と、前記プリピット検出工程から出力された検出信号を検出窓に従ってゲートして出力するゲート工程と、前記ゲート工程から出力されたプリピットの検出信号に応じて前記ディスク状記録媒体のアドレスを検出するアドレス検出工程とを備え、前記ゲート工程においては、前記同期情報検出工程により検出された同期情報に基づいて前記検出窓のタイミングを決定することを特徴とする。
本発明のプログラムは、ランダムアクセス可能な記録媒体を再生した情報に含まれる同期情報を検出し、前記同期情報の検出結果に基づいて物理アドレス検出用の検出窓を生成し、前記検出窓の内部で検出した情報に基づいて前記記録媒体の物理アドレス情報を検出する工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムの他の特徴とするところは、ディスク状記録媒体に形成されたトラックに記録された情報を再生して再生情報を出力する再生工程と、前記再生工程から出力される再生情報に含まれる同期情報を検出する同期情報検出工程と、前記ディスク状記録媒体のトラックに対して予め周期的に形成されたプリピットを検出し、検出信号を出力するプリピット検出工程と、前記プリピット検出工程から出力された検出信号を検出窓に従ってゲートして出力するゲート工程と、前記ゲート工程から出力されたプリピットの検出信号に応じて前記ディスク状記録媒体のアドレスを検出するアドレス検出工程とをコンピュータに実行させるプログラムであって、前記ゲート工程においては、前記同期情報検出工程により検出された同期情報に基づいて前記検出窓のタイミングを決定することをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の物理アドレス情報を検出する精度を向上させることが可能となり、記録媒体の物理位置を正確に認識することができる。これにより、同期信号とランドプリピットとの関係を利用して、記録媒体を正確に制御することが可能な記録再生装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示し、検出装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の検出装置は、ランダムアクセス可能な記録媒体(ディスク状記録媒体)1に対して情報の再生、記録処理を実施する記録再生装置に用いられる。そして、記録媒体1に予め周期的に形成されたランドプリピット情報を検出し、記録媒体1の物理情報を検出する機能を備えている。図1中、実線は再生データの流れを示し、破線は制御信号を示している。
図2は、ランドプリピット検出を行う概略を説明する図である。図3は本実施形態の検出装置において処理対象となる再生情報、同期信号、ランドプリピットの関係を示した図である。
本実施形態の検出装置は、ヘッド2、ランドプリピット検出部3、ランドプリピット検出窓生成部4、物理アドレス復号化部5、RF処理部6、データ同期検出部7、データ復号化部8、データアドレス検出部9等を備える。また、制御部10、サーボ・ヘッド制御部11、モーター制御部12、スピンドルモーター13等を備える。
本実施形態の記録再生装置が情報の再生、記録処理を実施する記録媒体1はDVD―Rを例として説明する。記録媒体がDVDの場合、記録媒体1を回転させるスピンドルモーター13と、ディスク回転を一定速度あるいは一定加速度に制御するモーター制御部12を具備する。
ヘッド2は、光ピックアップ(図示せず)を具備し、レーザービーム(Laser Beam)を記録媒体1に照射し、記録媒体1からの反射光信号を電気信号に変換する装置である。光ピックアップの光センサーは4分割センサーを主に使用し、反射光信号をプッシュプル方式で検出する。ヘッド2の位置を移動制御するため、またスピンドルモーター13の制御を行うために、サーボ・ヘッド制御部11を具備する。
RF処理部6は、記録媒体1の再生時には、記録媒体1を再生して得られた情報からPLL(Phase Locked Loop)を用いて再生情報に同期したクロックを抽出し、再生情報を二値化する。
データ同期検出部7は、再生情報にある一定周期で埋め込まれた同期情報検出を行う機能及び抽出する機能を具備する。DVD−R規格では、情報1456ビット毎に32ビットの同期情報が埋め込まれている。情報1456ビットの単位をシンクフレームと呼ぶ。また、同期情報には、二値データのLOW値、あるいはHIGH値が13ビット連続することを特徴とする14Tと呼ばれる特殊データが含まれる。
データ復号化部8は、RF処理部6で二値化されたデータをディスク規格に則ったフォーマットにより復調処理を実施し、さらに、リードソロモン復号器を具備して再生情報の誤り訂正復号化処理を行う。
データアドレス検出部9は、復号化された再生情報に含まれる物理アドレス情報を抽出する。抽出する物理アドレス情報は、再生された情報が記録されていた記録媒体上の位置を示し、再生情報33024バイト中に16個のアドレスを含む。
ランドプリピット検出部3は、ヘッド2で検出したプッシュプル信号からランドプリピット成分を抽出する。図2に示すように、ヘッド2から出力するレーザービームはグルーブトラック(Groove)上をトラックに沿う方向に移動しながらプッシュプル信号を抽出する。前述したように、ヘッド2に搭載の光センサーは4分割されており、4個の抽出信号が得られる。
4個の抽出信号をA信号、B信号、C信号、D信号とすると、
(A信号+B信号)−(C信号+D信号)
がグルーブトラックのウォブル信号成分を表し、図2の右下に表示した波形中、最大振幅個所がランドプリピット信号成分である。
図3に示したように、ランドプリピットは、記録された情報の2つのシンクフレームごとに3箇所存在する。1つのシンクフレームの長さは8個のウォブルと対応し、先頭3個のウォブルにそれぞれランドプリピットが形成されている。
図3中のEVEN、ODDと表示された期間のどちらかに、ランドプリピットは必ず存在する。連続3個所のランドプリピットの「有り」、「無し」で情報を表現する。そして、「有り、有り、有り」はランドプリピットの同期情報(SYNC cod)を示し、「有り、無し、無し」は二値情報「0」を示している。また、図示しないが、「有り、無し、有り」は二値情報「1」を示す。
ランドプリピット検出窓生成部4は、データ同期検出部7で検出された同期情報を元に、図3の最下段に示した物理アドレス検出用のランドプリピット検出窓(LPP window)を生成する。このランドプリピット検出窓がゲート信号として機能する。本実施形態において、トラックは所定の周期でウォブリングしている。ランドプリピット検出窓生成部4は、ウォブリングの周期に応じた期間、検出窓をオープンにする。物理アドレス復号化部5は、同期情報の内部で検出されたランドプリピットを所定単位情報ごとに誤り訂正複号化処理を実施し、物理アドレスや記録媒体パラメーターなどの情報を抽出する。
サーボ・ヘッド制御部11は、データ復号化部8と物理アドレス復号化部5の両者から得られた物理アドレス情報を元に、ヘッド2の位置を特定し、再生システム動作、記録システム動作を制御する。
前述のように構成された本実施形態の検出装置は、記録媒体1に予め形成されたグルーブトラック情報を検出するグルーブトラック情報検出を行う。その際に、記録媒体1から再生された情報に含まれる同期情報に基づいてランドプリピット検出用のタイミング生成を行う。
そして、生成したタイミングにおいて、記録媒体1に予め周期的に形成されたランドプリピット検出を行う。そして、ランドプリピット検出結果と、記録媒体の物理アドレスに基づいて記録媒体1の物理アドレス情報検出を行う。
次に、本実施形態の検出装置において行われるランドプリピット検出窓生成に関する特徴部分の動作を説明する。
記録媒体1を再生し、データ同期検出部7が再生された情報の同期情報を検出すると、ランドプリピット検出窓生成部4は同期情報を受信する。そして、3連続に発生するランドプリピットの先頭位置であることを認識し、ランドプリピット検出窓の開始位置とする。
次に、連続したウォブル3個の時間をカウンタで計測し、ランドプリピット検出窓の終了位置とする。ウォブル1個は、再生された情報186ビット分の長さと一致し、ウォブル3個では558ビット分に相当する。
ランドプリピットは2つのシンクフレーム毎に存在するため、図3の最上段でODDと示した期間では、再生された情報の同期情報をデータ同期検出部7が検出しても、ランドプリピットは存在しない。ランドプリピット検出窓は、図3中のODD期間でも生成する方法と、ODD期間では生成しない方法との2つの方法がある。
ODD期間でも検出窓を生成する方法は、検出窓を設定しない場合よりランドプリピット検出精度を向上させる確率が上がるが、誤検出が生じる可能性がある。よって、検出窓を一旦生成し、その窓を使用して得られたランドプリピット情報の正確さを、物理アドレス復号化部5で得られた物理アドレス情報から制御部10が判断する。そして、ランドプリピット検出窓生成部4にEVEN期間あるいはODD期間の正しい期間をフィードバックして、検出窓生成の精度を上げる。
即ち、EVEN期間とODD期間において、それぞれ検出窓をオープンとした場合に検出されるLPPの検出信号に基づいて物理アドレスを検出する。そして、物理アドレスの検出結果を比較し、EVEN期間とODD期間のうち、よりLPPが正確に検出された方の期間においてのみ、所定長の期間だけ検出窓をオープンにする。
前述したように、本実施形態の検出装置においては、ランドプリピット検出部3からのLPP検出信号のうち、LPP検出窓が開(オープン)状態のときに出力されたLPP検出信号以外はゲートされて物理アドレス復号化部5には供給されない。
したがって、雑音などの影響で検出窓の範囲外において、ランドプリピット検出部3がランドプリピットを検出しても、物理アドレス復号化部5や制御部10は誤ったランドプリピット情報を検出する不都合を確実に防止することができる。
次に、図4のフローチャートを参照しながら本実施形態の検出装置において行われる検出方法の手順の一例を説明する。
図4に示したように、処理が開始されると、ステップS41においてヘッド2が記録媒体1を再生し、再生信号をランドプリピット検出部3及びRF処理部6に出力する。
ヘッド2から再生信号が入力されると、RF処理部6は再生情報を二値化する。そして、二値化した再生情報をデータ同期検出部7に出力する。データ同期検出部7は再生された情報の同期情報を検出する(ステップS42)。
データ同期検出部7により同期情報が検出されるとステップS43に進む。ステップS43においては、ランドプリピット検出窓生成部4によってランドプリピット検出窓の開始位置が設定される。
次に、ステップS44に進み、連続したウォブル3個の時間をカウンタで計測して所定時間が経過したか判断する。ステップS44において、所定時間が経過したと判断されるとステップS45に進み、ランドプリピット検出窓の終了位置を設定する。
次に、ステップS46に進み、ステップS43〜ステップS45の処理によって決定されたランドプリピット検出窓においてランドプリピットを検出する。
次に、ステップS47に進み、ステップS46で検出されたランドプリピットに基いて記録媒体1の物理アドレス情報検出を行う。
本実施形態の検出方法においては、前述のようにして記録媒体1の物理アドレス情報を検出するので、検出精度を大幅に向上させることができる。これにより、記録媒体を正確に制御することが可能な記録再生装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
前述した第1の実施形態では、ランドプリピット検出窓を、再生した情報から得られた同期情報位置から3ウォブル期間について連続して窓を設定していたが、検出窓をさらに狭めることも可能である。
図5は、本実施形態における再生情報、同期信号、ランドプリピットの関係を示した図である。なお、本実施形態の検出装置の機能構成ブロックは図1と同様である。以下に、図5を参照して本実施形態の特徴部分の動作を説明する。
記録媒体1を再生し、再生された情報の同期情報をデータ同期検出部7が検出すると、ランドプリピット検出窓生成部4は同期情報を受信し、3連続に発生するランドプリピットの先頭位置であることを認識し、ランドプリピット検出窓の開始位置とする。
ランドプリピットは、同期情報32ビット中の14T部分に存在するため、本実施形態においては、ランドプリピット検出窓は14T範囲を超えた時点で一旦終了位置とする。
次に、連続したウォブルの時間をカウンタで計測する方法は第1の実施形態と同等であるが、ランドプリピットの検出幅は常に14T幅よりも狭いため、連続したウォブルにおいても14T幅のみ検出窓を設定すればよい。
よって、本実施形態においては、再生した情報の同期情報に基づいて生成したランドプリピット検出窓の終了位置から、情報186ビット分の期間後を2番目の検出窓開始位置とし、開始位置から情報14ビット分の期間後を2番目の検出窓の終了位置とする。
同様に、3番目の検出窓の開始位置は2番目の検出窓終了位置から情報186ビット分の期間後とし、開始位置から情報14ビット分の期間後を3番面の検出窓終了位置とする。このようにして生成した検出窓は、図5の最下段に示したような信号になる。
シンクフレームのEVEN期間あるいはODD期間の正しい期間を選択する手段は、第1の実施形態と同様に実施して検出窓生成の精度を上げる。前述したように生成したランドプリピット検出窓範囲内にのみランドプリピットは存在する。したがって、雑音などの影響で窓範囲外でランドプリピット検出部3がランドプリピットを検出しても、物理アドレス復号化部5や制御部10は誤ったランドプリピット情報を検出する不都合を防止することができる。
(本発明に係る他の実施の形態)
前述した本発明の実施の形態における検出装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施の形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した検出方法における各工程を実行するソフトウェアのプログラム(実施の形態では図4に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態を示し、検出装置の概略構成を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ランドプリピット検出を行う概略を説明する図である。 本発明の第1の実施形態を示し、情報、同期信号、ランドプリピットの関係を示した図である。 本発明の実施形態を示し、検出装置の動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、情報、同期信号、ランドプリピットの関係を示した図である。
符号の説明
1 記録媒体
2 ヘッド
3 ランドプリピット検出部
4 ランドプリピット検出窓生成部
5 物理アドレス復号化部
6 RF処理部
7 データ同期検出部
8 データ復号化部
9 データアドレス検出部
10 制御部
11 サーボ・ヘッド制御部
12 モーター制御部
13 スピンドルモーター

Claims (13)

  1. ランダムアクセス可能な記録媒体を再生した情報に含まれる同期情報を検出し、前記同期情報の検出結果に基づいて物理アドレス検出用の検出窓を生成し、前記検出窓の内部で検出した情報に基づいて前記記録媒体の物理アドレス情報を検出するようにしたことを特徴とする検出装置。
  2. ディスク状記録媒体に形成されたトラックに記録された情報を再生して再生情報を出力する再生手段と、
    前記再生手段から出力される再生情報に含まれる同期情報を検出する同期情報検出手段と、
    前記ディスク状記録媒体のトラックに対して予め周期的に形成されたプリピットを検出し、検出信号を出力するプリピット検出手段と、
    前記プリピット検出手段から出力された検出信号を検出窓に従ってゲートして出力するゲート手段と、
    前記ゲート手段から出力されたプリピットの検出信号に応じて前記ディスク状記録媒体のアドレスを検出するアドレス検出手段とを備え、
    前記ゲート手段は、前記同期情報検出手段により検出された同期情報に基づいて前記検出窓のタイミングを決定することを特徴とする検出装置。
  3. 前記ゲート手段は、前記同期情報を検出したタイミングに基づいて前記ゲート信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記トラックは所定の周期でウォブリングしており、前記ゲート手段は、前記ウォブリングの周期に応じた期間、前記検出窓をオープンにすることを特徴とする請求項2に記載の検出装置。
  5. 前記ゲート手段は、前記同期情報における所定長の情報に応じた期間、前記検出窓をオープンにすることを特徴とする請求項2に記載の検出装置。
  6. ランダムアクセス可能な記録媒体を再生した情報に含まれる同期情報を検出し、前記同期情報の検出結果に基づいて物理アドレス検出用の検出窓を生成し、前記検出窓の内部で検出した情報に基づいて前記記録媒体の物理アドレス情報を検出するようにしたことを特徴とする検出方法。
  7. ディスク状記録媒体に形成されたトラックに記録された情報を再生して再生情報を出力する再生工程と、
    前記再生工程から出力される再生情報に含まれる同期情報を検出する同期情報検出工程と、
    前記ディスク状記録媒体のトラックに対して予め周期的に形成されたプリピットを検出し、検出信号を出力するプリピット検出工程と、
    前記プリピット検出工程から出力された検出信号を検出窓に従ってゲートして出力するゲート工程と、
    前記ゲート工程から出力されたプリピットの検出信号に応じて前記ディスク状記録媒体のアドレスを検出するアドレス検出工程とを備え、
    前記ゲート工程においては、前記同期情報検出工程により検出された同期情報に基づいて前記検出窓のタイミングを決定することを特徴とする検出方法。
  8. 前記ゲート工程においては、前記同期情報を検出したタイミングに基づいて前記ゲート信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の検出方法。
  9. 前記トラックは所定の周期でウォブリングしており、前記ゲート工程においては、前記ウォブリングの周期に応じた期間、前記検出窓をオープンにすることを特徴とする請求項7に記載の検出方法。
  10. 前記ゲート工程においては、前記同期情報における所定長の情報に応じた期間、前記検出窓をオープンにすることを特徴とする請求項7に記載の検出方法。
  11. ランダムアクセス可能な記録媒体を再生した情報に含まれる同期情報を検出し、前記同期情報の検出結果に基づいて物理アドレス検出用の検出窓を生成し、前記検出窓の内部で検出した情報に基づいて前記記録媒体の物理アドレス情報を検出する工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. ディスク状記録媒体に形成されたトラックに記録された情報を再生して再生情報を出力する再生工程と、
    前記再生工程から出力される再生情報に含まれる同期情報を検出する同期情報検出工程と、
    前記ディスク状記録媒体のトラックに対して予め周期的に形成されたプリピットを検出し、検出信号を出力するプリピット検出工程と、
    前記プリピット検出工程から出力された検出信号を検出窓に従ってゲートして出力するゲート工程と、
    前記ゲート工程から出力されたプリピットの検出信号に応じて前記ディスク状記録媒体のアドレスを検出するアドレス検出工程とをコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記ゲート工程においては、前記同期情報検出工程により検出された同期情報に基づいて前記検出窓のタイミングを決定することをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項11または12に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011048890A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Renesas Electronics Corp 光ディスク装置

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JP2011048890A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Renesas Electronics Corp 光ディスク装置

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