JP2009151335A - リソグラフィ用ペリクル - Google Patents

リソグラフィ用ペリクル Download PDF

Info

Publication number
JP2009151335A
JP2009151335A JP2009089894A JP2009089894A JP2009151335A JP 2009151335 A JP2009151335 A JP 2009151335A JP 2009089894 A JP2009089894 A JP 2009089894A JP 2009089894 A JP2009089894 A JP 2009089894A JP 2009151335 A JP2009151335 A JP 2009151335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pellicle
fluorine
film
doped silica
single crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009089894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4903829B2 (ja
Inventor
Akihiko Nagata
愛彦 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2009089894A priority Critical patent/JP4903829B2/ja
Publication of JP2009151335A publication Critical patent/JP2009151335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4903829B2 publication Critical patent/JP4903829B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

【課題】 ペリクルフレームを高純度、高強度のものとすることができ、また、ペリクルフレームから発生する発塵も少ないリソグラフィ用ペリクルを提供する。
【解決手段】 少なくとも、ペリクル膜と、該ペリクル膜を張設するペリクルフレームと、該ペリクルフレームの他方の端面に設けられた粘着層を有するリソグラフィ用ペリクルであって、前記ペリクルフレームが、シリコン単結晶からなるものであることを特徴とするリソグラフィ用ペリクル。
【選択図】図1

Description

本発明は、リソグラフィ用ペリクルに関し、特に、LSI、超LSIなどの半導体装置あるいは液晶表示板を製造する際のリソグラフィ用マスクのゴミよけとして使用される、リソグラフィ用ペリクルに関するものである。
LSI、超LSIなどの半導体装置あるいは液晶表示板などの製造においては、半導体ウェーハあるいは液晶用原版に光を照射してパターンを作製するのであるが、この場合に用いる露光原版(リソグラフィ用マスク)にゴミが付着していると、このゴミが光を吸収したり、光を曲げてしまうために、転写したパターンが変形したり、エッジががさついたものとなるほか、下地が黒く汚れたりして、寸法、品質、外観などが損なわれ、半導体装置や液晶表示板などの性能や製造歩留りの低下をきたすという問題があった。
このため、これらの作業は通常クリーンルームで行われているが、このクリーンルーム内でも露光原版を常に清浄に保つ事が難しいので、露光原版の表面にゴミよけのための露光用の光をよく通過させるペリクルを貼着する方法が取られている。この場合、ゴミは露光原版の表面上には直接付着せず、ペリクル膜上に付着するため、リソグラフィ時に焦点を露光原版のパターン上に合わせておけば、ペリクル膜上のゴミは転写に無関係となる。
このようなペリクルの一例を図2に示す。ペリクル1は、ペリクルフレーム2の上端面に、一般的には接着剤層を介してペリクル膜3を張設する。さらに、ペリクルフレームの少なくとも一側面に通気口7を設け、該通気口7に防塵用フィルター8を設けることができる。
このようなペリクルは、露光に用いる光を良く透過させるニトロセルロース、酢酸セルロースなどからなる透明なペリクル膜と、黒色アルマイト処理を施したA7075などのアルミニウム合金、ステンレス、ポリエチレンなどからなるペリクルフレームとを、該フレームの上部にペリクル膜の良溶媒を塗布し、風乾して接着する(例えば、特許文献1参照。)か、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などの接着剤で接着する(例えば、特許文献2、特許文献3参照。)ことで製造する。更に、該ペリクルフレームの下部に、露光原版が装着されるために、ポリブテン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等からなる粘着層と、該粘着層の保護を目的とした粘着層保護用ライナー等とを設けることができる。
特開昭58−219023号 米国特許第4861402号明細書 特公昭63−27707号公報
近年、半導体デバイスの一層の微細化により、LSI等のパターンルールはサブクォーターミクロンへと微細化が進んでおり、それに伴い、露光光源の短波長化が進んでいる。即ち、これまで主流であった、水銀ランプによるg線(436nm)、i線(365nm)から、KrFエキシマレーザー(248nm)、ArFエキシマレーザー(193nm)へと短波長化が進み、近年ではさらに短波長のFレーザー(157nm)が露光光源として実用化されつつある。殊にFレーザーを露光光源として用いる場合、従来KrF、ArFエキシマレーザーリソグラフィ用として使用されてきたような非晶質フッ素ポリマーであっても、Fレーザーに対しては光線の透過率が低いために、非晶質フッ素ポリマーをペリクル膜として用いるペリクルは実用性に問題が有った。
そこで、Fレーザー光に対しても高い透過率及び高い耐光性を持つペリクル膜材料として、シリカ(石英ガラス)が注目されるようになった。しかしながら、シリカであっても157nmの光に対してはある程度の吸収があり、ペリクルとして実用的な透過率が得られない。近年、フッ素をドープしたシリカが、157nmの波長の光に対して高い光線透過率を有することが分かり、Fレーザー用ペリクルのペリクル膜材料として提案されている(例えば、特開2000−292908号公報)。
ところで、フッ素ドープシリカは、157nmの光に対して高い光線透過率と高い耐光性を持つが、ペリクル膜としてペリクルフレームに張設した時に、自重による撓みを防ぐためには、800μm以上の厚みが必要である。この様にペリクル膜を厚くした場合、リソグラフィ工程において、ペリクル膜を光学的に無視することが出来なくなり、露光装置の設計時にこれを考慮しなくてはならない。このため、非常に高い平坦度、小さな撓み、小さな傾きであることが要求され、ペリクルのレチクル(露光原版)への取り付けが非常に困難である。
さらに、ペリクル膜材料としてフッ素ドープシリカを用いるときに、従来使用されてきたようなアルミ合金製のペリクルフレームを使用した場合、機械的な平坦度を出すことが困難であるし、取り付けにも困難がある。また、アルミ合金製のペリクルフレームは、温度変化に対してフッ素ドープシリカのペリクル膜を変形させてしまうため、実際には使用することが困難である。
そのため、フッ素ドープシリカと熱膨張係数が同じ石英ガラスをペリクルフレームとして使用せざるを得ず、仮に実用化できても非常に高価な物となるため、コスト面で問題があった。
一方、フッ素ドープシリカのペリクル膜を極薄く仕上げて、例えば数十μmの厚みのものを用いてペリクルとすれば、光学的な問題は解消され、露光装置の設計時にこれを考慮する必要性はなくなる。しかしながら、この様に薄いフッ素ドープシリカのペリクル膜を、例えば研磨によって製作することは非常に困難であるし、研磨等により仕上げることが出来たとしても、壊れやすく、すぐに破損して露光システムを損傷する事にもなりかねない。それ故、実用的な物とは言えなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、例えば200〜300nmの遠紫外光や、特には200nm以下の真空紫外光といった短波長の光に対して、高い光線透過率と耐光性を示すとともに十分に実用性のあるリソグラフィ用ペリクルを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、少なくとも、ペリクル膜と、該ペリクル膜を張設するペリクルフレームと、該ペリクルフレームの他方の端面に設けられた粘着層を有するリソグラフィ用ペリクルであって、前記ペリクル膜が、フッ素ドープシリカとフッ素樹脂の複合構造からなるものであることを特徴とするリソグラフィ用ペリクルを提供する。
このように、ペリクル膜が、フッ素ドープシリカとフッ素樹脂の複合構造からなるものであることで、例えば200〜300nmの遠紫外光や、特には200nm以下の真空紫外光といった短波長の光に対して、高い光線透過率と耐光性を示すものとすることが簡単かつ安価でできる。しかも複合構造とすることで、それぞれ単独でペリクル膜として用いる場合の短所を補い合うことができる。すなわち、フッ素ドープシリカは、単独でペリクル膜に用いる場合には、十分な強度を保つために800μm以上の膜厚が必要であるが、複合構造とすることで、薄膜化できる。従って、800μm以上の膜厚の時にはペリクル膜が光学的に問題となり、露光装置の設計時にこれを考慮する必要があったが、薄膜化できるために、そのような問題が解消される。またフッ素樹脂も、薄膜化できるので、仮に着色が発生した場合にも実用的な時間、ペリクル膜を使用することが可能となる。
この場合、前記ペリクル膜のフッ素ドープシリカ層の厚さが20μm以下、フッ素樹脂層の厚さが1μm以下とすることができる。
このように、ペリクル膜のフッ素ドープシリカ層の厚さが20μm以下、フッ素樹脂層の厚さが1μm以下であっても、複合構造であるため十分な強度を保ったペリクル膜となる。また、フッ素ドープシリカ層が20μm以下であれば、そのペリクル膜を光学的に無視することができ、従って、露光装置の設計時にこれを考慮する必要がなく、露光装置の設計がより容易となる。一方、フッ素樹脂層の厚さが1μm以下であることで、短波長の光をフッ素樹脂層が吸収し、着色が発生したとしても、実用的に十分な長時間、そのペリクル膜を使用することが可能となる。
この場合、前記フッ素樹脂が、非晶質フッ素ポリマーであることが好ましい。
このように、前記フッ素樹脂が、非晶質フッ素ポリマーであることで、例えば200〜300nmの遠紫外光や、特には200nm以下の真空紫外光といった短波長の光に対して、使用に耐え得る高い光線透過率と耐光性を示すペリクルとすることがより確実にできる。
この場合、前記フッ素ドープシリカのOH基含有量が、10ppm以下であることが好ましい。
このように、前記フッ素ドープシリカのOH基含有量が、10ppm以下であることで、短波長の光に対しても十分対応できるようになると共に、劣化も生じ難いので、高い光線透過率を維持でき、従ってさらに長寿命かつ高性能なペリクルとすることができる。
この場合、前記ペリクル膜のフッ素樹脂層の、波長157nmにおける紫外線吸収係数が、0.06/μm以下であることが好ましい。
このように、前記ペリクル膜のフッ素樹脂層の、波長157nmにおける紫外線吸収係数が、0.06/μm以下であれば、短波長の光に対して、十分に高い透過率と耐光性を備えたペリクルとなる。
この場合、前記ペリクルフレームが、シリコン単結晶からなるものであることが好ましい。
このように、前記ペリクルフレームが、シリコン単結晶からなるものであれば、高純度、高強度のものとすることができ、また、ペリクルフレームから発生する発塵も少ないものとすることができるとともに、フッ素ドープシリカとの接合も容易である。
この場合、前記ペリクル膜と前記ペリクルフレームは、シリコン薄膜を介して接合されたものであることが好ましい。
このように、前記ペリクル膜と前記シリコン単結晶製のペリクルフレームは、シリコン薄膜を介して直接接合したものであることで、その接合には接着剤が不要であるために、短波長の光による接合部の劣化や発塵の恐れが少なく、さらには接合部の寸法精度も高くなる。
この場合、前記ペリクルフレームを構成するシリコン単結晶の結晶面方位が(100)面であることが好ましい。
このように、前記ペリクルフレームを構成するシリコン単結晶の結晶面方位が(100)面であれば、ペリクル製造時の加工性に優れたものであるので本発明で用いるペリクルフレームの材質として望ましい。また、結晶面方位が(100)面のシリコン単結晶は、汎用のものであるので、入手し易く、価格の点でも有利である。
以上説明したように、本発明によれば、ペリクル膜がフッ素ドープシリカとフッ素樹脂の複合構造であるものを用いることで、例えば200〜300nmの遠紫外光や、特には200nm以下の真空紫外光といった短波長の光に対して、高い光線透過率と耐光性を示し、実用性の高いリソグラフィ用ペリクルを簡単かつ安価で提供することができる。
本発明のペリクルの一例を示す概略図である。 (a)ペリクルの断面図、 (b)ペリクル膜の拡大断面図。 ペリクルの一例を示す斜視図である。 直接接合法について説明するための工程図である。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明者らは、鋭意検討努力を重ねた結果、ペリクル膜をフッ素ドープシリカとフッ素樹脂の複合構造とすることにより、フッ素ドープシリカ層とフッ素樹脂層をそれぞれ薄膜とすることができ、これにより、それぞれの短所を補い、かつ長所を生かしたペリクル膜とすることが出来ることを見出し、本発明を完成させたものである。
図1(a)に示したように、本発明のペリクル1は、少なくとも、ペリクルフレーム2とペリクル膜3と粘着層4から構成される。本発明のペリクル1は、ペリクルフレーム2の上端面に例えばシリコン薄膜6を介してペリクル膜3を張設したものとされており、さらに、通常下端面に粘着層4を形成し、該粘着層4の下端面に粘着層保護用ライナー5を剥離可能に貼着したものとすることができる。
この場合、これらペリクル構成部材の大きさは通常のペリクルと同様であり、また、その材質もペリクル膜を除いて公知の材質とする事が出来る。
この点を更に詳述すると、ペリクル膜の種類については、例えば200〜300nmの遠紫外光や、特には200nm以下の真空紫外光といった短波長の光に対して極力高い透過率を持ち、また耐光性を備えているものである必要がある。
そのため、本発明では、図1(b)に示したように、ペリクル膜3をフッ素ドープシリカ3aとフッ素樹脂3bの複合構造からなるものとしている。これにより、短波長の光に対して、高い光線透過率と耐光性を示すものとすることが簡単かつ安価でできる。しかも、上記のような複合構造とすることで、フッ素ドープシリカとフッ素樹脂をそれぞれ単独でペリクル膜として用いる場合の短所を補い、かつ長所を生かすことができる。すなわち、フッ素ドープシリカは、短波長の光に対して高い光線透過率と耐光性を示すものの、単独でペリクル膜に用いる場合には、十分な強度を保つために800μm以上の膜厚が必要である。そこで、上記のように複合構造とすることで、例えば20μm以下の膜厚に薄膜化できる。従って、フッ素ドープシリカ層が800μm以上の膜厚の時にはペリクル膜が光学的に問題となり、露光装置の設計時にこれを考慮する必要があったが、例えば20μm以下の膜厚に薄膜化できるために、そのような問題が解消される。またフッ素樹脂も、例えば1μm以下の膜厚に薄膜化できるので、仮に露光により着色が発生した場合にも実用的な時間、ペリクル膜を使用することが可能となる。
この時、フッ素樹脂としては、例えば従来エキシマレーザー用に使用されている、非晶質フッ素ポリマーを用いるのが好ましい。非晶質フッ素ポリマーを用いれば、例えば200〜300nmの遠紫外光や、200nm以下の真空紫外光といった短波長の光に対して、高い光線透過率と耐光性を示すペリクルとすることがより確実にできる。
非晶質フッ素ポリマーの例としては、サイトップ(旭硝子(株)製商品名)、テフロンAF(デュポン(株)製商品名)等が挙げられる。これらのポリマーは、ペリクル膜作製時に必要に応じて溶媒に溶解して使用しても良く、例えばフッ素系溶媒などで適宜溶解し得る。
一方、フッ素ドープシリカとしては、既にフォトマスク用ガラスとして開発されているものを使用でき、例えば、特開2000−264671号公報や特開2000−26125号公報等に記載されているものが挙げられる。本発明では、例えばこれらに記載されたようなフッ素ドープシリカを、薄膜に研磨して使用することが可能である。
尚、フッ素ドープシリカのOH基含有量は、10ppm以下であることが好ましい。このようにOH基含有量を10ppm以下としたフッ素ドープシリカは、幅広い透過波長領域を有し、例えば200〜300nmの遠紫外光や、特には200nm以下の真空紫外光といった短波長の光に対する光吸収が非常に少ない。従って、これを短波長で使用されるペリクル膜に用いれば、高い光線透過率と耐光性を示す優れたペリクルを得ることができる。
以上のように構成されるペリクル膜のフッ素樹脂層は、波長157nmにおける紫外線吸収係数が、0.06/μm以下であるのが好ましく、さらには0.01/μm以下であるのが好ましい。本発明では、ペリクル膜は複合膜とされているので、例えフッ素樹脂の短波長光に対する吸収率が多少増大したとしても、フッ素樹脂層の厚さが薄いことと、フッ素ドープシリカ層が劣化しないため透過率の低下は小さくとどめることが出来、短波長の光に対して実用に耐え得る十分に高い透過率と耐光性を備えたペリクルとなる。
次に、ペリクルフレームの材質としては、例えばシリコン結晶を用いることができ、特にはシリコン単結晶を用いるのが好ましい。シリコン単結晶を用いれば、ペリクルフレームを高純度、高強度とすることができ、また、ペリクフレームから発生する発塵も少ないものとすることができる。
また、ペリクルフレームの少なくとも一側面に、少なくとも一つ以上の通気口が設けられて良く、必要がなければ通気口を設けなくても良い。
通気口を設ける場合、通気口のサイズ、形状、個数、場所については特に制限されないが、通気口に設置するフィルターのメッシュサイズ、濾過面積またはこれらから求められる通気量によってそのサイズ、形状、個数、場所を選択するのが望ましい。好ましくは、必要以上に大きな通気口を形成せず、必要最低量の通気口を設けるのが良い。
通気口に用いる除塵用フィルターとしては、通気口部分に設置することが出来るもので有れば、サイズ、形状、材質に特に制限はない。防塵用フィルターの材質としては、樹脂(PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ナイロン66等)、金属(316Lステンレススチール等)、及びセラミックス(アルミナ、チッ化アルミ等)等が挙げられる。
さらに、除塵用フィルターの外側部分には、有機繊維又は無機繊維等からなる保護ネット同士の間に酸化チタン層を含むケミカルフィルターを挟在させたものを積層して良い。また、防塵用フィルターを形成する微細な孔を持った有機繊維又は無機繊維の表面に酸化チタン層を形成して防塵用フィルターと一体的なものとしても良い。
ケミカルフィルターの材質としては酸化チタンによる酸化を受けても変質しないもので有ることが必要である。従って、好ましくは、PTFEのようなフッ素系の樹脂、金属(316Lステンレススチール等)、セラミックス(アルミナ、チッ化アルミ等)が望ましい。
酸化チタンを含むフィルター部分については、PTFEなどの樹脂に酸化チタンを練り込んだものや、無機(セラミックス等)材料の繊維にゾルゲル法により酸化チタンコーティングを形成したものなどが利用可能である。これらの形成方法に特に制限はない。
レーザーを用いたリソグラフィでは、特にペリクルなどの構成部材からの発ガスの問題が重要な要素となる。従って、粘着層の材質としては、極力発ガスの少ないものが望ましく、その例としては、シリコン系粘着剤、アクリル系粘着剤等が挙げられる。また、この他にも、機械的な方法で固定したり磁力を利用して固定したりする方法も可能であり、その他の方法を利用することもでき、特に制限するものではない。
また、粘着層保護用ライナーの材質は、特に制限されないが、例えば、PET、PTFE、PFA、PE、PC(ポリカーボネート)、塩ビ、PP等が挙げられる。
本発明のペリクルは、例えば、表面にシリコン薄膜を形成したフッ素ドープシリカと、シリコン単結晶からなるペリクルフレームとを、シリコン薄膜を介して直接接合し、その後フッ素ドープシリカ層にフッ素樹脂層を積層することで作製できる。以下にフッ素ドープシリカとシリコン単結晶からなるペリクルフレームとの接合法の一例として直接接合法について図3を参照して詳述する。
先ず、工程(A)で、ペリクルフレームとして使用するシリコン単結晶2aを所定の大きさの形状に切断加工し、その後工程(B)で、ペリクル膜を張り合わせる側とは反対側の面をペリクルフレームとして使用する部分を残して研削加工(ザグリ加工)してある程度薄くする。この研削した残りの部分の厚みについては特に制限されないが、後のウェットエッチングによる加工が実用的な時間で行えることが望ましく、好ましくは0.3mm以上1.0mm以下の範囲が良い。この様に加工したシリコン単結晶板2bのペリクル膜を貼り付ける面(図3(B)の下面)を鏡面研磨する。
一方、工程(C)で、フッ素ドープシリカ3aを必要な寸法に切断加工し、その後、厚さを適当な厚さに仕上げる。この厚さについても特に制限はないが、以後の加工時に破損したりしない厚さであることが望ましい。また、以後の加工において、フッ素ドープシリカ3aを薄膜に研磨するため、余り厚すぎると実用的な時間で加工が出来ないため厚すぎない方がよい。好ましくは1mm程度の厚さに仕上げるのが良い。
次いで、このフッ素ドープシリカ3aの表面を研磨して鏡面に仕上げる。少なくとも片面は鏡面研磨しておくことが望ましい。鏡面研磨後、このフッ素ドープシリカ3aを精密洗浄し、クリーンオーブン内で乾燥する。乾燥後、工程(D)で、このフッ素ドープシリカ3aの片面にシリコン薄膜6を形成する。シリコン薄膜6の形成手段は特に制限はなく、スパッタリング法、熱CVD法、プラズマCVD法などの薄膜形成手段を用いればよい。
次いで、シリコン薄膜6を形成したフッ素ドープシリカ3aをNHOH、H、HO等の混合液中で洗浄しシリコン表面を活性化し、純水にて洗浄した後クリーンな窒素中で乾燥する。同時にペリクルフレーム用のシリコン単結晶板2bをNHOH、H、HO等の混合液中で処理し活性化し純水にて洗浄した後クリーンな窒素中で乾燥する。
工程(E)では、このようにして準備したシリコン薄膜6を形成したフッ素ドープシリカ3aとシリコン単結晶板2bとを赤外線ヒーターで50℃程度に加熱しながらシリコン薄膜6を介して重ね合わせる。この操作により、フッ素ドープシリカ3aはシリコン薄膜6を介してシリコン単結晶板2bと直接接合する。
次いで工程(F)では、シリコン薄膜6を介してフッ素ドープシリカ3aとシリコン単結晶板2bを直接接合したものを、片面研磨装置を用いてフッ素ドープシリカ3aだけ研磨し、フッ素ドープシリカ3aの部分を例えば膜厚10μmだけ残す。研磨後、これを精密洗浄し汚れを除去する。
次いで工程(G)では、フッ素ドープシリカ3aにフッ素樹脂溶液を塗布する。塗布後、これを乾燥しフッ素樹脂層3bを形成する。
次いで工程(H)では、シリコン単結晶板2bの、フッ素ドープシリカ3aとフッ素樹脂3bの複合構造からなるペリクル膜3が接合された側と反対側、即ち、研削加工(ザグリ加工)した側をペリクルフレーム等になる箇所を残してウェットエッチングにより溶解除去する。ウェットエッチングを行うための液としては、NaOH、KOH等が挙げられる。
ウェットエッチングによって、最終的にシリコン単結晶からなるペリクルフレーム2となる部分を残してシリコンが溶解除去され、ペリクルフレーム2にシリコン薄膜6を介してフッ素ドープシリカ3aとフッ素樹脂3bの複合構造からなるペリクル膜3が張設されたペリクル1が得られる。
尚、このウェットエッチングによる加工性を考慮すると、ペリクルフレームを構成するシリコン単結晶の結晶面方位が(100)面であることが好ましい。
以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
(実施例)
初めに、ペリクルフレーム用として、結晶面方位(100)面のシリコン単結晶を外寸149mm×122mm×6.0mmの板に加工した(図3(A))。それから、このペリクルフレーム用板の一方の面を深さ5.0mmまで周囲5mmを残してザグリ加工した。ザグリ加工後、ザグリ加工を行わなかったもう一方の面を研磨し、鏡面に加工した(図3(B))。
次いで、ペリクル膜用として、フッ素ドープシリカを外寸149mm×122mm×1.0mmの板に加工した(図3(C))。それから、このフッ素ドープシリカの両面を研磨して鏡面に仕上げた。その後、この鏡面に仕上げたフッ素ドープシリカを精密洗浄し、クリーンオーブン内で乾燥した。乾燥後、乾燥したフッ素ドープシリカの一方の面に、RFマグネトロンスパッター装置を使用し、高純度シリコンをターゲットとして、Ar雰囲気中、気圧3×10−5Torr、基板温度300℃でスパッタリングを行い、シリコン薄膜を0.5μm形成した。このシリコン薄膜を形成したフッ素ドープシリカを、精密洗浄後、NHOH/H/HO=1:1:5の混合液中で洗浄し、シリコン薄膜表面を活性化させ、次いで窒素ガスをブローして乾燥させた(図3(D))。
これと同時に、先に用意したペリクルフレーム用のシリコン単結晶板を同じくNHOH/H/HO=1:1:5の混合液中で洗浄して表面を活性化し、窒素ブローをして乾燥させた。
この様にして準備した、ペリクルフレーム用のシリコン単結晶板とフッ素ドープシリカとを、シリコン単結晶板の研磨面とフッ素ドープシリカのシリコン薄膜形成面とを対向して貼り合わせた。この貼り合わせは、赤外線ランプを用いてシリコン単結晶板側から加熱して、シリコン単結晶板の温度を50℃にし、フッ素ドープシリカ側より赤外線カメラを使用して貼り合わせ界面にボイドが残らないよう観察しながらフッ素ドープシリカの表面を加圧することで行った。この貼り合わせ操作により、フッ素ドープシリカとシリコン単結晶板を、シリコン薄膜を介して直接接合した(図3(E))。その後、接合強度を増すため熱処理を施した。
この接合した板を、片面研磨装置を用いてフッ素ドープシリカの、シリコン単結晶板との接合面と反対側の面を研磨して厚さを10μmまで加工し、精密洗浄により汚れを除去した(図3(F))。
次に、フッ素樹脂用に、テフロンAF1600(米国デュポン社製商品名)をフッ素系溶剤・フロリナートFC−75(米国スリーエム社商品名)に溶解させて濃度8%の溶液を調整した。
次に、この溶液により、フッ素ドープシリカの研磨面にスピンコーターを用いて膜の厚みが0.8μmの透明のフッ素樹脂膜を形成させた(図3(G))。
次に、シリコン単結晶板のザグリ加工部分だけを露出させ、その他の部分をマスクする構造を持ったウエットエッチング治具を用意した。このものを、液温95℃の20%NaOH水溶液中に立てて浸漬し、24時間一定温度の温度制御下でウエットエッチングを行った。この操作により、ザグリ加工部分に結晶面方位に沿った矩形の窓が形成され、シリコン単結晶製のペリクルフレームにフッ素ドープシリカ及びフッ素ポリマーの複合膜が貼られた物を得た(図3(H))。次に、エッチングを行った面を精密洗浄した。次に、シリコン単結晶フレームのペリクル膜が張設されていない他方の端面にシリコン系粘着剤を塗布してこれをキュアし、キュア後に粘着剤面にライナーを貼り付けてペリクルを完成させた。
完成したペリクルの膜面にFレーザー(157nm、0.06mJ/cm・パルス、100Hz)を照射した。照射量1000J/cmでの透過率低下は1%以下であり、透過率が高いものであると同時に耐光性にすぐれたものであった。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1…ペリクル、 2…ペリクルフレーム、 2a…シリコン単結晶、 2b…シリコン単結晶板、 3…ペリクル膜、 3a…フッ素ドープシリカ、 3b…フッ素樹脂(層)、 4…粘着層、 5…粘着層保護用ライナー、 6…シリコン薄膜、 7…通気口、8…防塵用フィルター。

Claims (3)

  1. 少なくとも、ペリクル膜と、該ペリクル膜を張設するペリクルフレームと、該ペリクルフレームの他方の端面に設けられた粘着層を有するリソグラフィ用ペリクルであって、前記ペリクルフレームが、シリコン単結晶からなるものであることを特徴とするリソグラフィ用ペリクル。
  2. 前記ペリクル膜と前記ペリクルフレームは、シリコン薄膜を介して接合されたものであることを特徴とする請求項1に記載のリソグラフィ用ペリクル。
  3. 前記ペリクルフレームを構成するシリコン単結晶の結晶面方位が(100)面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリソグラフィ用ペリクル。
JP2009089894A 2009-04-02 2009-04-02 リソグラフィ用ペリクル Expired - Fee Related JP4903829B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009089894A JP4903829B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 リソグラフィ用ペリクル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009089894A JP4903829B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 リソグラフィ用ペリクル

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003208948A Division JP2005070120A (ja) 2003-08-27 2003-08-27 リソグラフィ用ペリクル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009151335A true JP2009151335A (ja) 2009-07-09
JP4903829B2 JP4903829B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=40920463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009089894A Expired - Fee Related JP4903829B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 リソグラフィ用ペリクル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4903829B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282298A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Shin-Etsu Chemical Co Ltd ペリクルおよびペリクルの製造方法
CN102591136A (zh) * 2011-01-17 2012-07-18 信越化学工业株式会社 Euv用防尘薄膜及防尘薄膜组件,以及该膜的制造方法
EP3185074A1 (en) * 2015-12-24 2017-06-28 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. A pellicle for euv exposure
US10488751B2 (en) 2014-09-19 2019-11-26 Mitsui Chemicals, Inc. Pellicle, production method thereof, exposure method
KR20200024117A (ko) * 2018-08-27 2020-03-06 한양대학교 에리카산학협력단 Euv 리소그래피용 펠리클 제조 방법 및 그 제조 장치
US10585348B2 (en) * 2014-09-19 2020-03-10 Mitsui Chemicals, Inc. Pellicle, pellicle production method and exposure method using pellicle
JP2021105730A (ja) * 2015-12-14 2021-07-26 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. Euvリソグラフィのための膜

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0917711A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Nec Corp X線露光マスクの製造方法
JPH10321495A (ja) * 1997-05-14 1998-12-04 Toppan Printing Co Ltd X線露光用マスクとその製造方法
JP2000182947A (ja) * 1998-12-21 2000-06-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> X線露光用マスクおよびその製造方法
JP2000292908A (ja) * 1999-04-02 2000-10-20 Shin Etsu Chem Co Ltd リソグラフィー用ペリクル
JP2000305255A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Shin Etsu Chem Co Ltd フッ素エキシマレーザーリソグラフィー用ペリクル
JP2001255644A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Shin Etsu Chem Co Ltd リソグラフィ用ペリクル
JP2003222990A (ja) * 2001-11-21 2003-08-08 Asahi Glass Co Ltd ペリクルのフォトマスクへの装着構造

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0917711A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Nec Corp X線露光マスクの製造方法
JPH10321495A (ja) * 1997-05-14 1998-12-04 Toppan Printing Co Ltd X線露光用マスクとその製造方法
JP2000182947A (ja) * 1998-12-21 2000-06-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> X線露光用マスクおよびその製造方法
JP2000292908A (ja) * 1999-04-02 2000-10-20 Shin Etsu Chem Co Ltd リソグラフィー用ペリクル
JP2000305255A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Shin Etsu Chem Co Ltd フッ素エキシマレーザーリソグラフィー用ペリクル
JP2001255644A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Shin Etsu Chem Co Ltd リソグラフィ用ペリクル
JP2003222990A (ja) * 2001-11-21 2003-08-08 Asahi Glass Co Ltd ペリクルのフォトマスクへの装着構造

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282298A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Shin-Etsu Chemical Co Ltd ペリクルおよびペリクルの製造方法
CN102591136A (zh) * 2011-01-17 2012-07-18 信越化学工业株式会社 Euv用防尘薄膜及防尘薄膜组件,以及该膜的制造方法
JP2012151158A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Shin Etsu Chem Co Ltd Euv用ペリクル膜及びペリクル、並びに該膜の製造方法
US10488751B2 (en) 2014-09-19 2019-11-26 Mitsui Chemicals, Inc. Pellicle, production method thereof, exposure method
US10585348B2 (en) * 2014-09-19 2020-03-10 Mitsui Chemicals, Inc. Pellicle, pellicle production method and exposure method using pellicle
JP2021105730A (ja) * 2015-12-14 2021-07-26 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. Euvリソグラフィのための膜
US11320731B2 (en) 2015-12-14 2022-05-03 Asml Netherlands B.V. Membrane for EUV lithography
JP7258068B2 (ja) 2015-12-14 2023-04-14 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. Euvリソグラフィのための膜
EP3185074A1 (en) * 2015-12-24 2017-06-28 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. A pellicle for euv exposure
US10088745B2 (en) 2015-12-24 2018-10-02 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Pellicle for EUV exposure
KR20200024117A (ko) * 2018-08-27 2020-03-06 한양대학교 에리카산학협력단 Euv 리소그래피용 펠리클 제조 방법 및 그 제조 장치
KR102312385B1 (ko) 2018-08-27 2021-10-13 한양대학교 에리카산학협력단 Euv 리소그래피용 펠리클 제조 방법 및 그 제조 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4903829B2 (ja) 2012-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4903829B2 (ja) リソグラフィ用ペリクル
US8551675B2 (en) Mounting a pellicle to a frame
JP5189614B2 (ja) ペリクル及びその取り付け方法、並びにペリクル付マスク及びマスク
JP4889778B2 (ja) ペリクルの製造方法及びリソグラフィ用ペリクル
TWI815825B (zh) 防護薄膜框架及防護薄膜組件
JP2005070120A (ja) リソグラフィ用ペリクル
TW202321834A (zh) 防塵薄膜組件框架、防塵薄膜組件、附防塵薄膜組件的光阻、曝光方法、圖案的製造方法以及半導體裝置的製造方法
TWI409581B (zh) 防塵薄膜組件之製造方法、微影用防塵薄膜組件框架及微影用防塵薄膜組件
KR20130024878A (ko) 포토 마스크 유닛 및 그 제조 방법
JP5279862B2 (ja) ペリクル膜、その製造方法及び該膜を張ったペリクル
US7264853B2 (en) Attaching a pellicle frame to a reticle
CN111324005A (zh) 光蚀刻用防尘薄膜及具备该防尘薄膜的防尘薄膜组件
JP4974389B2 (ja) リソグラフィ用ペリクルフレーム及びリソグラフィ用ペリクル
JP5304622B2 (ja) リソグラフィ用ペリクル
JP2011164259A (ja) リソグラフィー用ペリクル
JP2002323752A (ja) ペリクル
JP3265137B2 (ja) ペリクルおよびその接着方法
JP4345882B2 (ja) 大型ペリクル
JP2007293036A (ja) リソグラフィー用ペリクル
JP4307968B2 (ja) ペリクルの製造方法
JP2001022052A (ja) リソグラフィ用ペリクル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4903829

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees